JPH0624699A - フォ−クリフトのフォ−ク昇降位置検出装置 - Google Patents
フォ−クリフトのフォ−ク昇降位置検出装置Info
- Publication number
- JPH0624699A JPH0624699A JP20723792A JP20723792A JPH0624699A JP H0624699 A JPH0624699 A JP H0624699A JP 20723792 A JP20723792 A JP 20723792A JP 20723792 A JP20723792 A JP 20723792A JP H0624699 A JPH0624699 A JP H0624699A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fork
- rotary drum
- fork lift
- position detecting
- lift truck
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フォ−クリフトのフォ−ク昇降位置を連続的
に検出できるようにしてフォ−クの自動停止位置を自在
に設定可能にし、フォ−クリフトの実用性を高めること
を目的とする。 【構成】 フォ−クリフトのフォ−クが昇降駆動される
と、フォ−ク昇降位置検出装置1のワイヤ−2が回転ド
ラム3から繰り出され、もしくは全舞ばね8の弾性力に
より回転ドラム3に巻き戻されるに伴って回転ドラム3
が回転されるため回転軸4に取着された歯車10、及び
歯車10と噛み合う歯車12を介してポテンショメ−タ
11の入力軸が回転され、その結果、ポテンショメ−タ
11からフォ−クの昇降位置に対応した電圧信号が出力
される。その電圧信号はケ−ブルG及びコネクタ等を介
して外部のフォ−クリフト自動制御回路に伝送される。
に検出できるようにしてフォ−クの自動停止位置を自在
に設定可能にし、フォ−クリフトの実用性を高めること
を目的とする。 【構成】 フォ−クリフトのフォ−クが昇降駆動される
と、フォ−ク昇降位置検出装置1のワイヤ−2が回転ド
ラム3から繰り出され、もしくは全舞ばね8の弾性力に
より回転ドラム3に巻き戻されるに伴って回転ドラム3
が回転されるため回転軸4に取着された歯車10、及び
歯車10と噛み合う歯車12を介してポテンショメ−タ
11の入力軸が回転され、その結果、ポテンショメ−タ
11からフォ−クの昇降位置に対応した電圧信号が出力
される。その電圧信号はケ−ブルG及びコネクタ等を介
して外部のフォ−クリフト自動制御回路に伝送される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フォ−クリフトに取り
付けられてフォ−クの昇降位置を検出し、その昇降位置
に対応した信号を出力するフォ−クリフトのフォ−ク昇
降位置検出装置に関する。
付けられてフォ−クの昇降位置を検出し、その昇降位置
に対応した信号を出力するフォ−クリフトのフォ−ク昇
降位置検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば複数段に荷を収納すること
が可能な棚(ラック)に対して荷降ろし及び荷掴みをフ
ォ−クリフトで行う場合、棚にフォ−クを差し込む位
置、即ちフォ−クの昇降位置は、手動運転の場合、運転
者の目視により判断される。しかしながら棚の各段の高
さ位置が目視困難である場合は、フォ−クの昇降停止位
置を自動的に検出し、その検出位置でフォ−クを昇降停
止させる必要がある。そこで、従来は、棚の各段のフォ
−ク差し込み位置でフォ−クを自動的に停止させるため
フォ−クリフトの固定マストに各段停止用の複数のリミ
ットスイッチ、あるいは近接スイッチ等を取り付ける一
方、リミットスイッチ、あるいは近接スイッチの作動体
(ストライカ等)を昇降部に取り付けている。そして、
棚の各段の高さ位置が変われば、それに伴って上記複数
のリミットスイッチ、あるいは近接スイッチ等の取り付
け位置を変更している。
が可能な棚(ラック)に対して荷降ろし及び荷掴みをフ
ォ−クリフトで行う場合、棚にフォ−クを差し込む位
置、即ちフォ−クの昇降位置は、手動運転の場合、運転
者の目視により判断される。しかしながら棚の各段の高
さ位置が目視困難である場合は、フォ−クの昇降停止位
置を自動的に検出し、その検出位置でフォ−クを昇降停
止させる必要がある。そこで、従来は、棚の各段のフォ
−ク差し込み位置でフォ−クを自動的に停止させるため
フォ−クリフトの固定マストに各段停止用の複数のリミ
ットスイッチ、あるいは近接スイッチ等を取り付ける一
方、リミットスイッチ、あるいは近接スイッチの作動体
(ストライカ等)を昇降部に取り付けている。そして、
棚の各段の高さ位置が変われば、それに伴って上記複数
のリミットスイッチ、あるいは近接スイッチ等の取り付
け位置を変更している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のフォ−ク昇
降位置検出手段によれば、フォ−クリフトの固定マスト
に各段停止用の複数のリミットスイッチ、あるいは近接
スイッチ等を取り付ける必要があり、しかも段の高さの
異なる棚に対して、荷降ろし及び荷掴みをする場合は、
いちいちリミットスイッチ、あるいは近接スイッチの取
り付け位置を変える必要があるため、フォ−クリフトの
実用性が低いという問題がある。
降位置検出手段によれば、フォ−クリフトの固定マスト
に各段停止用の複数のリミットスイッチ、あるいは近接
スイッチ等を取り付ける必要があり、しかも段の高さの
異なる棚に対して、荷降ろし及び荷掴みをする場合は、
いちいちリミットスイッチ、あるいは近接スイッチの取
り付け位置を変える必要があるため、フォ−クリフトの
実用性が低いという問題がある。
【0004】そこで本発明では、フォ−クの昇降位置を
連続的に検出することができるフォ−ク昇降位置検出検
出装置を提供することにより、フォ−クリフトの実用性
を高めることを解決すべき技術的課題とするものであ
る。
連続的に検出することができるフォ−ク昇降位置検出検
出装置を提供することにより、フォ−クリフトの実用性
を高めることを解決すべき技術的課題とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題解決のための技
術的手段は、フォ−クリフトに取り付けられてフォ−ク
の昇降位置を検出し、その昇降位置に対応した信号を出
力するフォ−クリフトのフォ−ク昇降位置検出装置を、
回転ドラムと、一端部が前記回転ドラムに結合されてそ
の回転ドラムに巻装される一方、他端部が前記フォ−ク
と共に昇降する昇降体に結合されたワイヤ−部材と、そ
のワイヤ−部材を前記回転ドラムに巻き戻すように前記
回転ドラムを回転付勢する弾性部材と、前記フォ−クが
昇降駆動され、前記ワイヤ−部材が前記回転ドラムから
繰り出されたり巻き戻しされたときの前記回転ドラムの
回転に伴って駆動され、前記フォ−クの昇降位置に対応
した信号を出力する昇降位置検出体とを備えた構成にす
ることである。
術的手段は、フォ−クリフトに取り付けられてフォ−ク
の昇降位置を検出し、その昇降位置に対応した信号を出
力するフォ−クリフトのフォ−ク昇降位置検出装置を、
回転ドラムと、一端部が前記回転ドラムに結合されてそ
の回転ドラムに巻装される一方、他端部が前記フォ−ク
と共に昇降する昇降体に結合されたワイヤ−部材と、そ
のワイヤ−部材を前記回転ドラムに巻き戻すように前記
回転ドラムを回転付勢する弾性部材と、前記フォ−クが
昇降駆動され、前記ワイヤ−部材が前記回転ドラムから
繰り出されたり巻き戻しされたときの前記回転ドラムの
回転に伴って駆動され、前記フォ−クの昇降位置に対応
した信号を出力する昇降位置検出体とを備えた構成にす
ることである。
【0006】
【作用】上記構成のフォ−ク昇降位置検出装置によれ
ば、フォ−クリフトのフォ−クが上昇駆動されると、ワ
イヤ−部材が前記回転ドラムから繰り出されるに伴って
回転ドラムが回転されるため、昇降位置検出体が回転ド
ラムの回転力を受けて駆動され、昇降位置検出体からフ
ォ−クの上昇位置に対応した信号が連続的に出力され
る。一方、フォ−クが下降駆動されるとワイヤ−部材が
緩む状態になり、回転ドラムは弾性部材の付勢力により
ワイヤ−部材を巻き戻す方向に回転されるため、昇降位
置検出体は回転ドラムの回転力を受けて駆動され、昇降
位置検出体からフォ−クの下降位置に対応した信号が連
続的に出力される。
ば、フォ−クリフトのフォ−クが上昇駆動されると、ワ
イヤ−部材が前記回転ドラムから繰り出されるに伴って
回転ドラムが回転されるため、昇降位置検出体が回転ド
ラムの回転力を受けて駆動され、昇降位置検出体からフ
ォ−クの上昇位置に対応した信号が連続的に出力され
る。一方、フォ−クが下降駆動されるとワイヤ−部材が
緩む状態になり、回転ドラムは弾性部材の付勢力により
ワイヤ−部材を巻き戻す方向に回転されるため、昇降位
置検出体は回転ドラムの回転力を受けて駆動され、昇降
位置検出体からフォ−クの下降位置に対応した信号が連
続的に出力される。
【0007】
【実施例】次に、図面を参照しながら本発明の一実施例
について説明する。図1は、フォ−クリフトAのフォ−
クBの昇降位置を検出し、その昇降位置に対応した電気
信号を出力するフォ−ク昇降位置検出装置1を、フォ−
クリフトAの固定マストCに取着した状態の側面図であ
り、図2はその正面図である。
について説明する。図1は、フォ−クリフトAのフォ−
クBの昇降位置を検出し、その昇降位置に対応した電気
信号を出力するフォ−ク昇降位置検出装置1を、フォ−
クリフトAの固定マストCに取着した状態の側面図であ
り、図2はその正面図である。
【0008】図1、図2に示すように、固定マストCに
取着されたフォ−ク昇降位置検出装置1は、フォ−クB
の上昇及び下降に伴って昇降される昇降体Dに先端部が
結合されたワイヤ−2を回転ドラム3に巻装し、そのワ
イヤ−2の他端部は回転ドラム3に結び付けられてい
る。尚、回転ドラム3から繰り出されたワイヤ−2は、
フォ−ク昇降位置検出装置1のガイドリ−ル9、水平取
り付けのガイドリ−ルE及び垂直取り付けのガイドリ−
ルFを介して昇降体Dに接続されている。
取着されたフォ−ク昇降位置検出装置1は、フォ−クB
の上昇及び下降に伴って昇降される昇降体Dに先端部が
結合されたワイヤ−2を回転ドラム3に巻装し、そのワ
イヤ−2の他端部は回転ドラム3に結び付けられてい
る。尚、回転ドラム3から繰り出されたワイヤ−2は、
フォ−ク昇降位置検出装置1のガイドリ−ル9、水平取
り付けのガイドリ−ルE及び垂直取り付けのガイドリ−
ルFを介して昇降体Dに接続されている。
【0009】このような構成により、フォ−クBが実線
位置から2点鎖線位置まで上昇駆動されたとき昇降体D
も2点鎖線位置まで上昇するため、ワイヤ−2はフォ−
クBの上昇とともに回転ドラム3から巻き出される。そ
の結果、回転ドラム3が図面上、時計方向に回転される
ため、回転ドラム3の回転力により後述のポテンショメ
−タ(昇降位置検出体)11が回転され、そのポテンシ
ョメ−タ11からケ−ブルGとコネクタHとを介してフ
ォ−クBの昇降位置に対応した電気信号が図示していな
いフォ−ク自動停止制御回路に出力される。
位置から2点鎖線位置まで上昇駆動されたとき昇降体D
も2点鎖線位置まで上昇するため、ワイヤ−2はフォ−
クBの上昇とともに回転ドラム3から巻き出される。そ
の結果、回転ドラム3が図面上、時計方向に回転される
ため、回転ドラム3の回転力により後述のポテンショメ
−タ(昇降位置検出体)11が回転され、そのポテンシ
ョメ−タ11からケ−ブルGとコネクタHとを介してフ
ォ−クBの昇降位置に対応した電気信号が図示していな
いフォ−ク自動停止制御回路に出力される。
【0010】図3は、前記フォ−ク昇降位置検出装置1
の縦断面図、図4はフォ−ク昇降位置検出装置1の側面
図、そして図5はフォ−ク昇降位置検出装置1の部分詳
細図である。図3に示すように、フォ−ク昇降位置検出
装置1には前記回転ドラム3が設けられている。その回
転ドラム3の回転軸4は一端がベ−ス板5に軸支されて
おり他端は回転ドラム3を覆うカバ−6の中心部にボル
ト7で軸支されている。また回転ドラム3には全舞ばね
8が内装されており、その全舞ばね8の基端部は回転軸
4に止着される一方、全舞ばね8の先端部は回転ドラム
3の周胴部内面に止着されている。
の縦断面図、図4はフォ−ク昇降位置検出装置1の側面
図、そして図5はフォ−ク昇降位置検出装置1の部分詳
細図である。図3に示すように、フォ−ク昇降位置検出
装置1には前記回転ドラム3が設けられている。その回
転ドラム3の回転軸4は一端がベ−ス板5に軸支されて
おり他端は回転ドラム3を覆うカバ−6の中心部にボル
ト7で軸支されている。また回転ドラム3には全舞ばね
8が内装されており、その全舞ばね8の基端部は回転軸
4に止着される一方、全舞ばね8の先端部は回転ドラム
3の周胴部内面に止着されている。
【0011】回転ドラム3には前記ワイヤ−2が巻装さ
れており、そのワイヤ−2の基端部は回転ドラム3に固
定されており、先端部は前述したように昇降体Dに接続
されている。上記全舞ばね8は、ワイヤ−2が回転ドラ
ム3に巻回される方向に回転ドラム3を付勢しているた
め、前記フォ−クBが上昇駆動されてワイヤ−2が繰り
出され、回転ドラム3の回転により全舞ばね8が緊縮し
た状態のあと、フォ−クBが下降駆動された場合、緊縮
した状態の全舞ばね8の弾性力によりワイヤ−2が自動
的に巻き戻される。尚、前述のガイドリ−ル9はベ−ス
板5に軸支されている。
れており、そのワイヤ−2の基端部は回転ドラム3に固
定されており、先端部は前述したように昇降体Dに接続
されている。上記全舞ばね8は、ワイヤ−2が回転ドラ
ム3に巻回される方向に回転ドラム3を付勢しているた
め、前記フォ−クBが上昇駆動されてワイヤ−2が繰り
出され、回転ドラム3の回転により全舞ばね8が緊縮し
た状態のあと、フォ−クBが下降駆動された場合、緊縮
した状態の全舞ばね8の弾性力によりワイヤ−2が自動
的に巻き戻される。尚、前述のガイドリ−ル9はベ−ス
板5に軸支されている。
【0012】前記回転ドラム3の回転軸4の一端はベ−
ス板5に軸支されているとともにベ−ス板5から外側に
突出されており、その突出部分には歯車10が取着され
ている。その歯車10は、多回転型のポテンショメ−タ
(昇降位置検出体)11の入力軸に取着された歯車12
と噛み合っており、前記回転ドラム3がフォ−クBの昇
降駆動に伴って回転されたとき、ポテンショメ−タ11
の入力軸が回転され、ポテンショメ−タ11からフォ−
クBの昇降位置に対応した電気信号が出力される。
ス板5に軸支されているとともにベ−ス板5から外側に
突出されており、その突出部分には歯車10が取着され
ている。その歯車10は、多回転型のポテンショメ−タ
(昇降位置検出体)11の入力軸に取着された歯車12
と噛み合っており、前記回転ドラム3がフォ−クBの昇
降駆動に伴って回転されたとき、ポテンショメ−タ11
の入力軸が回転され、ポテンショメ−タ11からフォ−
クBの昇降位置に対応した電気信号が出力される。
【0013】多回転型の上記ポテンショメ−タ11は、
図6に示すような可変抵抗器の形態を成し、端子T1と
T2間に、例えばDC24ボルトの安定化電圧が印加さ
れており、端子T3からはフォ−ク昇降位置検出信号と
して電圧信号が出力される。このフォ−ク昇降位置検出
信号は、前述したようにケ−ブルGとコネクタHとを介
して図示していないフォ−ク自動停止制御回路に出力さ
れる。尚、上記ポテンショメ−タ11、歯車10,12
の部分にはカバ−13が被せられており、そのカバ−1
3には、上記ケ−ブルGを密閉状に挿通させるブッシン
グ14が取着されている。
図6に示すような可変抵抗器の形態を成し、端子T1と
T2間に、例えばDC24ボルトの安定化電圧が印加さ
れており、端子T3からはフォ−ク昇降位置検出信号と
して電圧信号が出力される。このフォ−ク昇降位置検出
信号は、前述したようにケ−ブルGとコネクタHとを介
して図示していないフォ−ク自動停止制御回路に出力さ
れる。尚、上記ポテンショメ−タ11、歯車10,12
の部分にはカバ−13が被せられており、そのカバ−1
3には、上記ケ−ブルGを密閉状に挿通させるブッシン
グ14が取着されている。
【0014】次に、フォ−ク昇降位置検出装置1の作用
を説明する。図1に示すように、フォ−クリフトAのフ
ォ−クBが実線位置から上昇駆動されると昇降体Dが上
昇されるため、ワイヤ−2が引張され、回転ドラム3が
回転される。この際、回転ドラム3に内装された全舞ば
ね8が緊縮され、ワイヤ−2を巻き戻す方向の弾性力が
発生するが、ワイヤ−2はその弾性力に抗して回転ドラ
ム3から繰り出される。このようにして回転ドラム3が
回転されると回転軸4に取着された歯車10が回転し、
その歯車10と噛み合う歯車12が回転されるため、ポ
テンショメ−タ11の入力軸が回転され、ポテンショメ
−タ11の端子T2,T3間の抵抗値が変化するため、
回転ドラム3の回転量に対応した電圧信号、即ちフォ−
ク昇降位置検出信号が端子T3から出力され、ケ−ブル
G、及びコネクタHを介して図示していないフォ−ク自
動停止制御回路に伝送される。
を説明する。図1に示すように、フォ−クリフトAのフ
ォ−クBが実線位置から上昇駆動されると昇降体Dが上
昇されるため、ワイヤ−2が引張され、回転ドラム3が
回転される。この際、回転ドラム3に内装された全舞ば
ね8が緊縮され、ワイヤ−2を巻き戻す方向の弾性力が
発生するが、ワイヤ−2はその弾性力に抗して回転ドラ
ム3から繰り出される。このようにして回転ドラム3が
回転されると回転軸4に取着された歯車10が回転し、
その歯車10と噛み合う歯車12が回転されるため、ポ
テンショメ−タ11の入力軸が回転され、ポテンショメ
−タ11の端子T2,T3間の抵抗値が変化するため、
回転ドラム3の回転量に対応した電圧信号、即ちフォ−
ク昇降位置検出信号が端子T3から出力され、ケ−ブル
G、及びコネクタHを介して図示していないフォ−ク自
動停止制御回路に伝送される。
【0015】フォ−クリフトAのフォ−クBが実線位置
から2点鎖線位置まで上昇されたあと下降駆動されると
昇降体Dが下降されるため、ワイヤ−2は緊縮状態にあ
る全舞ばね8の弾性力により回転ドラム3に巻き戻され
る。この巻き戻し過程で回転ドラム3がフォ−クB上昇
時と反対方向に回転されるため、回転軸4に取着された
歯車10が回転し、その歯車10と噛み合う歯車12が
回転されるため、ポテンショメ−タ11の入力軸がフォ
−クB上昇時と反対方向に回転される。その結果、フォ
−ク昇降位置検出信号がポテンショメ−タ11の端子T
3から出力されケ−ブルG、及びコネクタHとを介して
図示していないフォ−ク自動停止制御回路に伝送され
る。
から2点鎖線位置まで上昇されたあと下降駆動されると
昇降体Dが下降されるため、ワイヤ−2は緊縮状態にあ
る全舞ばね8の弾性力により回転ドラム3に巻き戻され
る。この巻き戻し過程で回転ドラム3がフォ−クB上昇
時と反対方向に回転されるため、回転軸4に取着された
歯車10が回転し、その歯車10と噛み合う歯車12が
回転されるため、ポテンショメ−タ11の入力軸がフォ
−クB上昇時と反対方向に回転される。その結果、フォ
−ク昇降位置検出信号がポテンショメ−タ11の端子T
3から出力されケ−ブルG、及びコネクタHとを介して
図示していないフォ−ク自動停止制御回路に伝送され
る。
【0016】フォ−ク自動停止制御回路は、ポテンショ
メ−タ11から出力されたフォ−ク昇降位置検出信号
が、予め設定されたフォ−ク自動停止位置に対応した値
に一致する毎にフォ−クBを自動停止させる。従って、
フォ−ク自動停止制御回路は、フォ−ク上昇駆動におけ
る各停止位置、及びフォ−ク下降駆動における各停止位
置をポテンショメ−タ11の出力電圧値に対応して設定
しておけば、荷を収納する棚の各段にフォ−クBを自動
的に停止させることができる。
メ−タ11から出力されたフォ−ク昇降位置検出信号
が、予め設定されたフォ−ク自動停止位置に対応した値
に一致する毎にフォ−クBを自動停止させる。従って、
フォ−ク自動停止制御回路は、フォ−ク上昇駆動におけ
る各停止位置、及びフォ−ク下降駆動における各停止位
置をポテンショメ−タ11の出力電圧値に対応して設定
しておけば、荷を収納する棚の各段にフォ−クBを自動
的に停止させることができる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、フォ−ク
リフトのフォ−クが昇降駆動されるとワイヤ−部材が回
転ドラムから繰り出され、あるいは回転ドラムに巻き戻
されるに伴って回転ドラムが回転されるため、回転ドラ
ムの回転力を受けて駆動される昇降位置検出体からフォ
−クの昇降位置に対応した信号を連続的に出力すること
ができることから、従来のように荷を収納する棚の段の
高さが変わる毎にリミットスイッチ等の取り付け位置を
変えなけばならないという問題を解決し、フォ−クリフ
トの実用性を高めることができるという効果がある。
リフトのフォ−クが昇降駆動されるとワイヤ−部材が回
転ドラムから繰り出され、あるいは回転ドラムに巻き戻
されるに伴って回転ドラムが回転されるため、回転ドラ
ムの回転力を受けて駆動される昇降位置検出体からフォ
−クの昇降位置に対応した信号を連続的に出力すること
ができることから、従来のように荷を収納する棚の段の
高さが変わる毎にリミットスイッチ等の取り付け位置を
変えなけばならないという問題を解決し、フォ−クリフ
トの実用性を高めることができるという効果がある。
【図1】フォ−ク昇降位置検出装置を装備したフォ−ク
リフトの側面図である。
リフトの側面図である。
【図2】図1のフォ−クリフトの正面図である。
【図3】フォ−ク昇降位置検出装置の縦断面図である。
【図4】フォ−ク昇降位置検出装置の側面図である。
【図5】フォ−ク昇降位置検出装置の部分詳細図であ
る。
る。
【図6】ポテンショメ−タの電気回路図である。
1 フォ−ク昇降位置検出装置 2 ワイヤ− 3 回転ドラム 4 回転軸 5 板ベ−ス 8 全舞ばね 10 歯車 11 ポテンショメ−タ(昇降位置検出体) 12 歯車 A フォ−クリフト B フォ−ク C 固定マスト D 昇降体
Claims (1)
- 【請求項1】 フォ−クリフトに取り付けられてフォ−
クの昇降位置を検出し、その昇降位置に対応した信号を
出力するフォ−クリフトのフォ−ク昇降位置検出装置で
あって、回転ドラムと、一端部が前記回転ドラムに結合
されてその回転ドラムに巻装される一方、他端部が前記
フォ−クと共に昇降する昇降体に結合されたワイヤ−部
材と、そのワイヤ−部材を前記回転ドラムに巻き戻すよ
うに前記回転ドラムを回転付勢する弾性部材と、前記フ
ォ−クが昇降駆動され、前記ワイヤ−部材が前記回転ド
ラムから繰り出されたり巻き戻しされたときの前記回転
ドラムの回転に伴って駆動され、前記フォ−クの昇降位
置に対応した信号を出力する昇降位置検出体とを備えた
ことを特徴とするフォ−クリフトのフォ−ク昇降位置検
出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20723792A JPH0624699A (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | フォ−クリフトのフォ−ク昇降位置検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20723792A JPH0624699A (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | フォ−クリフトのフォ−ク昇降位置検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0624699A true JPH0624699A (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=16536497
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20723792A Pending JPH0624699A (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | フォ−クリフトのフォ−ク昇降位置検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0624699A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6267042B1 (en) | 1998-08-07 | 2001-07-31 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Position detector for fluid cylinder |
US6296081B1 (en) | 1998-04-10 | 2001-10-02 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Lift cylinder and mast assembly of forklift |
CN102328890A (zh) * | 2011-08-31 | 2012-01-25 | 无锡汇力机械制造有限公司 | 一种用于安装卷筒的装置 |
KR102221290B1 (ko) * | 2020-08-24 | 2021-02-26 | 오현규 | 지게차의 통신겸용 릴 기구 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50146186A (ja) * | 1974-05-14 | 1975-11-22 |
-
1992
- 1992-07-10 JP JP20723792A patent/JPH0624699A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50146186A (ja) * | 1974-05-14 | 1975-11-22 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6296081B1 (en) | 1998-04-10 | 2001-10-02 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Lift cylinder and mast assembly of forklift |
US6267042B1 (en) | 1998-08-07 | 2001-07-31 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Position detector for fluid cylinder |
CN102328890A (zh) * | 2011-08-31 | 2012-01-25 | 无锡汇力机械制造有限公司 | 一种用于安装卷筒的装置 |
KR102221290B1 (ko) * | 2020-08-24 | 2021-02-26 | 오현규 | 지게차의 통신겸용 릴 기구 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101027147B1 (ko) | 공연장용 승강장치 및 그 제어방법 | |
JP2004204515A (ja) | 巻上装置 | |
JPH0624699A (ja) | フォ−クリフトのフォ−ク昇降位置検出装置 | |
WO2004015235A1 (en) | Control device with interchangeable electronic card for rolling elements such as roller blinds, roller shutters, awnings and so forth | |
US20120217216A1 (en) | Multi-Use Truck Mounted Rack System | |
WO2010032144A2 (en) | Power supply device | |
KR101647670B1 (ko) | 사다리차 운반카의 안전 자동이송장치 | |
CN211870629U (zh) | 一种翻转装置及自动化系统 | |
JP3508582B2 (ja) | 昇降物干し装置 | |
JP5612865B2 (ja) | 電動昇降式収納庫ユニット | |
CN208071165U (zh) | 水文新型电动巡测车 | |
CN212845605U (zh) | 一种高散热回路电阻测试仪 | |
JPH092790A (ja) | 二柱式車両用リフト | |
CN208218126U (zh) | 一种电梯用防坠落保护装置 | |
JP2935585B2 (ja) | 移動作業台の昇降作動制御装置 | |
CN220179258U (zh) | 一种具备防倾倒功能的集束装置 | |
JPH0432362B2 (ja) | ||
JP2667717B2 (ja) | 電動ロールブラインドの障害物検知停止装置 | |
KR950009133B1 (ko) | 무대 승강장치 | |
JPH0150845B2 (ja) | ||
JP2953462B1 (ja) | 光ディスク装置 | |
KR100484613B1 (ko) | 반자동모드를 구비한 자동구동장치 | |
JPH0366272U (ja) | ||
JP2000131765A5 (ja) | ||
JP3080010B2 (ja) | 電子天びん |