JPH0432362B2 - - Google Patents

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JPH0432362B2
JPH0432362B2 JP17933687A JP17933687A JPH0432362B2 JP H0432362 B2 JPH0432362 B2 JP H0432362B2 JP 17933687 A JP17933687 A JP 17933687A JP 17933687 A JP17933687 A JP 17933687A JP H0432362 B2 JPH0432362 B2 JP H0432362B2
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JP
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ferrule
load
optical fiber
bearing
support
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JP17933687A
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、光ケーブル端末にフエルール(接
続具)を容易に挿入できるようにするため挿入荷
重の検出をするセンサを設けたフエルール挿入装
置に関する。
〔従来の技術〕
光ケーブルを他の光ケーブル等に接続する場
合、光ケーブルの端末は外皮部、ナイロン被覆
部、光フアイバ露出部をこれに挿着されるフエル
ール内部形状に適合するようにそれぞれ適当長さ
に切断され、これにフエルールが被せられ、接着
剤を充填して固定されるとともに位置ずれ又は脱
落防止のためフエルールをカシメなどの機械的方
法により固定されて成端される。
かゝる光ケーブルの成端加工においては、光ケ
ーブル端末21エルールを挿入する作業は全て手作
業により行なわれている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来の手作業によるフエルール
挿入作業では光フアイバ露出部をフエルール先端
の挿通孔に挿通させるときに、この挿通孔が極め
て小さいためにナイロン被覆部用嵌合孔の肩部に
光フアイバ露出部が当接し、無理に押し込むと光
フアイバ自体が座屈折れを生じることがある。ま
た、この挿通作業を人間の感触により繰り返し行
なうと座屈折れ、あるいは傷が付いたまゝ挿入し
てしまうことになり、結局不良品が生じてしま
う。
この発明は、かゝる光ケーブルへのフエルール
挿入作業の技術の現状に鑑みてなされたものであ
り、その目的はフエルール挿入装置に対して微小
な挿入荷重の検出をするセンサを設け、光ケーブ
ルにフエルールを挿入する際の接触荷重が所定限
度内にあるときのみフエルール挿入装置を所定位
置まで上昇させてフエルールの挿入作業を行なう
ことができるフエルール挿入装置を提供するにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するための手段としてこの発
明では、フエルールを回転支持するためのフエル
ール支持体を有する軸受部と、この軸受部の荷重
を検出する荷重センサを介して軸受部を昇降させ
る移動装置と、前記フエルール支持体に接続され
フエルールを回転駆動するための歯車駆動装置
と、前記軸受部の自重を相殺するためこの軸受部
に接続されたカウンタウエイト装置と、前記荷重
センサの信号を増幅、比較演算し、荷重が所定範
囲内にあるときのみ移動装置を駆動して光フアイ
バにフエルールを挿入するように制御する制御装
置とを設けた構成を採用したのである。
〔作用〕
光ケーブル端末及びこれに挿入されるフエルー
ルの断面形状は、一般に第2図に示す通りであ
る。光ケーブル端末は適宜手段により切断されて
外皮部1、高強力繊維材2、ナイロン被覆部3、
光フアイバ露出部4が所定の長さに切断されてい
る。この光ケーブル端末に挿入されるフエルール
5は、その内部に外皮部嵌合孔6、ナイロン被覆
部嵌合孔7、光フアイバ挿通孔8を有する。
かゝる形状の光ケーブル端末にフエルール5を
挿入しようとするとき、第2図に示す通り光フア
イバ露出部4がフエルール5のナイロン複覆部嵌
合孔7の肩部に引掛りを生じたり、あるいは光フ
アイバ露出部先端が光フアイバ挿通孔8に斜めに
挿入されたりした場合、さらに光フアイバ露出部
を挿入しようとすると光フアイバ露出部に座屈折
れが生じて折損したり、あるいは傷が付いたりす
る。
そこでこの発明では、フエルール5を光ケーブ
ル端末に挿入する際に挿入し易くするためフエル
ール5を回転支持しつゝ上昇させて行なう。この
フエルール5の上昇は、フエルール支持体が嵌合
されている軸受の適宜位置をカウンタウエイト装
置に接続して軸受部等の自重を相殺した状態で、
フエルールと光ケーブルのいずれかの部分相互間
に生ずる座屈反力あるいは摩擦力に対応する荷重
のみを測定できるように軸受部と移動装置の間に
設けた荷重センサにより荷重を検出しつゝ行なわ
れる。
荷重センサにより検出された信号は制御装置の
制御部で比較演算し、その出力信号により移動装
置を駆動して上下動を繰り返したり、あるいは挿
入動作の停止を指令する。上記比較演算は、制御
部に対して移動装置の再動作をするときの判定荷
重、フエルールの座屈折れが生じるため挿入動作
を停止するための判定荷重、再動作の荷重判定回
数をそれぞれ設定しておき、設定値を超えると再
動作、挿入動作の停止を指令するように行なわれ
る。
荷重が所定範囲内にあるときは、フエルールの
挿入動作を1回だけあるいは数回繰り返した後さ
らにフエルールを上昇させて光ケーブル端末に挿
入される。
〔実施例〕
以下この発明の実施例について添付図を参照し
て詳細に説明する。
第1図はこの発明によるフエルール挿入装置の
実施例の全体概略図である。図において、軸受1
1内にフエルール支持体12が嵌合されて軸受部
を構成している。フエルール支持体12の中心孔
にはフエルールが支持されており、フエルール支
持体12を回転させることによつてフエルールを
回転支持している。
前記軸受部は荷重センサであるロードセル13
を介して移動装置により支持されている。この移
動装置は、支持レバー14と、この支持レバーを
貫通しこのレバーを昇降させるためのねじを刻設
したねじロツド15を介して駆動力を与え位置制
御するパルスモータ16と、支持レバー14を水
平に案内するガイドロツド17、及びねじロツド
15とガイドロツド17を支持する支持アーム1
8から成る。
前記フエルール支持体12を回転駆動するた
め、その下端には歯車駆動装置を構成する歯車1
9と、これに係合するピニオン20、駆動モータ
21が接続されている。
軸受11の適宜位置には、軸受部の自重を相殺
するためカウンタウエイト装置の連結コード22
が接続され、滑車23を介してカウンタウエイト
24が他端に吊り下げられている。
ロードセル13で検知される微小荷重の信号
は、制御装置に送られる。この制御装置は、上記
微小荷重の信号を増幅する増幅器25、変動する
微小荷重の信号に混入する高周波ノイズを除去す
るローパスフイルタ26、上記信号を基準値とし
て比較演算する比較演算回路を含み、その信号に
応じて移動装置のパルスモータ16を正転、逆転
させる指令信号を発する制御部27から成る。
以上のように構成したこの実施例の作用を以下
説明する。
第1図に示すように、フエルール支持体12の
中心孔に適宜手段によりフエルール5を挿入し、
フエルールのフランジ部を前記支持体で支持す
る。このフエルール5に対して光ケーブルを第1
図の位置に供給し、これに対してフエルール5を
含む軸受部を移動装置により上昇させるととも
に、フエルールの挿入を容易とするためフエルー
ル支持体12を歯車駆動装置の駆動モータ21に
より回転させながら第1図のように光ケーブルに
フエルール5を挿入する。移動装置による支持レ
バー14の上昇は、パルスモータ16によりねじ
ロツド15を回転させることによつて行なわれ
る。このとき、軸受部はカウンタウエイト24に
よりその自重は相殺されているからパルスモータ
16への負荷は支持レバー14の自重及びその他
の摩擦力等が占めている。
第1図の状態からさらに軸受部を上昇させる
と、まず光フアイバ露出部がフエルール内部のナ
イロン被覆部嵌合孔から光フアイバ挿通孔へ進
む。しかし、このとき光フアイバ露出部先端はナ
イロン複覆部嵌合孔の肩部に引掛つたり、当接し
たためにその周壁から受ける座屈反力あるいは摩
擦力による負荷が生じる。そこで予めこの負荷の
大きさを調べておき、例えば光フアイバ挿通孔が
ないとした時に生じる座屈反力による負荷を最大
荷重として、ロードセル13による荷重の検出が
この最大荷重を越えると制御部27から制御信号
を発してパルスモータ16を逆転させ、支持レバ
ー14を適宜距離戻し、荷重がなくなると再びパ
ルスモータ16を正転させて支持レバー14を上
昇させる。
こうしてパルスモータ16の正転、逆転を数回
繰り返すと、例えば3回程度の繰り返しで殆んど
の場合光フアイバ露出部先端は光フアイバ挿通孔
を最大荷重以下の荷重で通過することができる。
なお、この実施例の装置では繰返し設定回数を3
回と設定し、この繰返し回数でも光フアイバ露出
部を光フアイバ挿通孔に挿通できないときは上記
挿入動作を停止し、フエルール又は光ケーブルを
他のものと交換するようにしている。
前記挿入動作中に生じる荷重はロードセル13
により検出され電気信号に変換して増幅、演算さ
れるが、検出される荷重が微小荷重であるため、
パルスモータ16による回転振動等が検出される
荷重に影響を与える。そこで制御装置の回路には
回転振動等によるノイズを消去して真の荷重のみ
を測定できるようにローパスフイルタ26が挿入
されている。
〔効果〕
以下詳細に説明したようにこの発明では、光ケ
ーブル端末にフエルールを挿入するためにフエル
ールを回転支持し、フエルール挿入時の座屈反力
又は摩擦力による荷重を測定できるようにフエル
ール支持体を含む軸受部の自重をカウンタウエイ
トにより相殺した状態で荷重センサにより荷重を
検出し、光フアイバが座屈折れを生ずる荷重を予
め最大荷重として設定しておき、それ以下の範囲
内であればフエルールを所定高さまで上昇させて
光ケーブルに挿入し、最大荷重を超えるとその信
号によりパルスモータを逆転させてフエルールを
下降させ、この上昇、下降によるフエルールの挿
入動作を繰り返すことによつてほヾ所定回数内で
フエルールを挿入できる。従つて、かゝる挿入動
作は全て自動化され、人手を介することなく行な
うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明によるフエルール挿入装置の
全体概略図であり、第2図は光ケーブル端末とフ
エルールの断面図を示す図である。 11……軸受、12……フエルール支持体、1
3……ロードセル、16……パルスモータ、21
……駆動モータ、24……カウンタウエイト、2
5……増幅器、26……ローパスフイルタ、27
……制御部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 フエルールを回転支持するためのフエルール
    支持体を有する軸受部と、この軸受部の荷重を検
    出する荷重センサを介して軸受部を昇降させる移
    動装置と、前記フエルール支持体に接続されフエ
    ルールを回転駆動するための歯車駆動装置と、前
    記軸受部の自重を相殺するためこの軸受部に接続
    されたカウンタウエイト装置と、前記荷重センサ
    の信号を増幅、演算し、荷重が所定範囲内にある
    ときのみ移動装置を駆動して光フアイバにフエル
    ールを挿入するように制御する制御装置とを設け
    たことを特徴とするフエルール挿入装置。 2 前記荷重センサとしてロードセルを用いたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のフ
    エルール挿入装置。 3 前記移動装置が支持レバーとこれを貫通する
    ねじロツドと位置制御モータを備えていることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のフエル
    ール挿入装置。 4 前記制御装置の制御部に比較演算回路を設
    け、この比較演算回路に対してフエルールの挿入
    動作停止と再動作の判定荷重、及び荷重判定の回
    数を設定し、所定回数の再動作を行なつても挿入
    動作が完了せず、判定荷重以上の荷重信号を検知
    すると、挿入動作を停止させるように制御装置が
    制御することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載のフエルール挿入装置。
JP17933687A 1987-07-16 1987-07-16 Ferrule insertion device Granted JPS6421407A (en)

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JP17933687A JPS6421407A (en) 1987-07-16 1987-07-16 Ferrule insertion device

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JP17933687A JPS6421407A (en) 1987-07-16 1987-07-16 Ferrule insertion device

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JPS6421407A JPS6421407A (en) 1989-01-24
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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0196609A (ja) * 1987-10-08 1989-04-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光ファイバー自動挿入装置
JP2524512Y2 (ja) * 1990-12-13 1997-02-05 リンナイ株式会社 ガス燃焼装置
JP2717897B2 (ja) * 1991-12-05 1998-02-25 株式会社フジクラ フェルールに光ファイバを挿入する装置
KR100437080B1 (ko) * 2002-01-17 2004-06-23 박희재 광커넥터용 페룰 검사기 및 그 방법

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