JPH0624689A - ウインチの制御装置 - Google Patents

ウインチの制御装置

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JPH0624689A
JPH0624689A JP18012492A JP18012492A JPH0624689A JP H0624689 A JPH0624689 A JP H0624689A JP 18012492 A JP18012492 A JP 18012492A JP 18012492 A JP18012492 A JP 18012492A JP H0624689 A JPH0624689 A JP H0624689A
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JP
Japan
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brake
hydraulic motor
clutch
winch
pedal
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JP18012492A
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English (en)
Inventor
Shoichi Sekino
昭一 関野
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 巻上げ,巻下げ中にペダル操作によりウイン
チを即座に確実に停止できるとともに、クラッチバンド
の摩耗を最小限に抑制したウインチの制御装置を提供す
る。 【構成】 油圧モータ2と、この油圧モータ2により回
転され、巻上げ,巻下げを行うウインチドラム1と、ウ
インチドラム1を制動するブレーキ装置10と、ウイン
チドラム1を停止させるために操作されるペダル16
と、ペダル16が操作されるのに伴ってブレーキ装置1
0を制動状態とするブレーキ制御手段12,15と、巻
上げ,巻下げ中にペダル16が操作されるのに伴って油
圧モータ2への圧油の供給を遮断する遮断手段101,
102とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クレーン作業やクラム
シェル作業に使用される油圧クローラクレーンなどに搭
載して好適なウインチの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のウインチの制御装置として、例え
ば図7に示すようなものが知られている。図7におい
て、1は回転可能に支持されたウインチドラム、2はウ
インチドラム駆動用の油圧モータ、3はウインチドラム
1の内周面側に設けられたクラッチ装置である。クラッ
チ装置3は、油圧モータ2の出力軸2aに連結されたク
ラッチバンド3aと、クラッチシリンダ3bとを有し、
図示の如くクラッチシリンダ3bが切換弁37,39を
介してタンクに連通しているときには、ばね3cのばね
力によりロッドが伸長してクラッチバンド3aがウイン
チドラム1の内周面に押しつけられ(クラッチがオン
し)、このとき油圧モータ2の回転がウインチドラム1
に伝達可能とされる。クラッチシリンダ3bに圧油が供
給されると、ロッドが収縮してクラッチバンド3aが緩
み(クラッチがオフし)、このとき油圧モータ2の回転
はウインチドラム1に伝達されない。
【0003】10はブレーキ装置であり、ウインチドラ
ム1の外周面に巻回されたブレーキバンド11を備えて
いる。ブレーキバンド11は一端が固定され、他端がレ
バー12の一端に取付けられる。レバー12は、ブラケ
ット13の先端に回動可能に支持され、ばね14により
時計回り方向、すなわちブレーキバンド11を緩める方
向に付勢されている。レバー12の他端にはロッド15
を介してブレーキペダル16が連結され、ブレーキペダ
ル16の踏み込み操作により、ロッド15,レバー12
を介してブレーキバンド11がウインチドラム1に巻締
められ(ブレーキが作動し)、ウインチドラム1が制動
される。
【0004】レバー12の他端にはまた、ブレーキシリ
ンダ17のロッドが連結され、図示の如くシリンダ17
が切換弁38,39を介してタンクに連通しているとき
には、ばね18のばね力によりロッドが収縮し、ブレー
キペダル16の操作とは無関係にブレーキ作動(制動)
状態となる。ブレーキシリンダ17に圧油が供給される
と、ばね17aのばね力に抗してロッドが伸長し、この
ときブレーキペダル16が操作されていなければ、レバ
ー12の回動によりブレーキが解放される。
【0005】31はウインチ駆動用の操作レバーであ
り、図示の状態で操作レバー31を巻上側あるいは巻下
側に操作すると、操作用油圧ポンプ32からの吐出圧力
が減圧弁33で減圧され、パイロット管路40aまたは
40bを通って油圧パイロット式制御弁34のパイロッ
トポート34aまたは34bに導かれ、制御弁34が切
換わる。これにより油圧ポンプ35からの吐出油が制御
弁34を介して油圧モータ2に導かれ、油圧モータ2が
回転する。一方、このときパイロット管路40aまたは
40bのうち高い方の圧力がシャトル弁36で選択され
て切換弁37,38に導かれ、切換弁37,38がa位
置,a’位置にそれぞれ切換わる。切換弁37がa位置
に切換わってもクラッチシリンダ3bはタンクと連通さ
れるので、クラッチはオン状態を保持する。また切換弁
38のa’位置への切換えにより、操作用油圧ポンプ3
2の吐出油が切換弁38を介してブレーキシリンダ17
に導かれ、ブレーキシリンダ17が伸長してブレーキが
解放される。したがって、油圧モータ2の回転によりウ
インチドラム1が回転し、巻上げあるいは巻下げが行わ
れる。
【0006】操作レバー31を中立位置に戻すと、パイ
ロット管路40a,40bがタンクと連通されて制御弁
34が中立位置に戻り、油圧モータ2の回転が停止して
巻上げあるいは巻下げが停止する。またこのとき、シャ
トル弁36の選択圧力が低下するので切換弁37,38
が共にb位置,b’位置に戻り、クラッチシリンダ3b
およびブレーキシリンダ17が共にタンクと連通され
る。これによりクラッチはオフ状態を保持し、ブレーキ
は制動状態となる。なお、39はブレーキ切換弁であ
り、このブレーキ切換弁39をi位置に切換えると、操
作レバー31が中立位置にあるとき(切換弁37,38
がb位置,b’位置にあるとき)にクラッチシリンダ3
bおよびブレーキシリンダ17に油圧ポンプ32の吐出
油が導かれる。これによりクラッチがオフするとともに
ブレーキが解放されるから、吊り荷の自重によりウイン
チドラム1を回転して荷を下降する、いわゆるフリーフ
ォールが行える。フリーフォールを停止するには、ブレ
ーキペダル16を踏み込んでブレーキ装置10を作動さ
せればよい。
【0007】図8および図9はウインチ制御装置の他の
従来例を示し、図7と同様な箇所には同一の符号を付し
てある。図8において、このウインチ制御装置は、例え
ば特公平2−41509号公報に開示されているものと
同様に、油圧モータ51と、この油圧モータ51の出力
軸51aに接続された遊星減速機構52と、この遊星減
速機構52のリングギア52aと一体のウインチドラム
53と、遊星減速機構52のキャリア軸54と一体のク
ラッチドラム55とを備えている。60は、ブレーキシ
リンダ61を有し、油圧モータ51の出力軸51aを制
動するブレーキ装置であり、ブレーキシリンダ61に圧
油が供給されていないときには、ばね61aのばね力に
よりロッドが伸長してブレーキが作動し、ブレーキシリ
ンダ61に圧油が供給されると、ロッドが収縮してブレ
ーキが解放される。
【0008】70はクラッチ装置であり、クラッチドラ
ム55の外周面に巻回されたクラッチバンド71を備え
ている。図9に示すクラッチペダル76を踏み込み操作
すると、ロッド75,レバー72を介してクラッチバン
ド71がクラッチドラム55に巻締められ(クラッチが
オンし)、クラッチドラム55の回転が阻止される。7
7はクラッチシリンダであり、図示の如くシリンダ77
が切換弁37,39を介してタンクに連通しているとき
には、ばね78のばね力によりロッドが収縮し、クラッ
チペダル76の操作とは無関係にクラッチオン状態とな
る。クラッチシリンダ77に圧油が供給されると、ばね
78のばね力に抗してロッドが伸長し、このときクラッ
チペダル76が操作されていなければ、レバー72の回
動によりクラッチオフとなる。
【0009】図示の状態で操作レバー31を巻上側ある
いは巻下側に操作すると、上述と同様に油圧ポンプ35
からの吐出油が制御弁34を介して油圧モータ2に導か
れる。このとき、パイロット管路40aまたは40bの
うち高い方の圧力がシャトル弁36で選択されてブレー
キシリンダ61に導かれるので、ブレーキが解放され、
このため油圧モータ51の回転が出力軸51aを介して
遊星減速機構52に伝達される。またこのとき、シャト
ル弁36の選択圧力により切換弁37がa位置に切換わ
るが、この位置でもクラッチシリンダ77がタンクに連
通されるので、クラッチ装置70はオン状態を保持す
る。したがって、クラッチドラム55、すなわちキャリ
ア軸54の回転が阻止されたままとなり、遊星減速機構
52の性質上、出力軸51aの回転はリングギア52a
を介してウインチドラム53に伝達され、ウインチドラ
ム53が回転し、巻上げあるいは巻下げが行われる。
【0010】操作レバー31を中立位置に戻すと、制御
弁34が中立位置に復帰し、油圧モータ51が停止して
巻上げ,巻下げが停止する。またこのとき、シャトル弁
36の選択圧力が低下するので、ブレーキシリンダ61
がばね61aにより伸長し、ブレーキが制動状態とな
る。さらに切換弁37がb位置に復帰し、クラッチはオ
ン状態を保持する。ここで、ブレーキ切換弁39をi位
置に切換えると、操作レバー31が中立位置にあるとき
(切換弁37がb位置にあるとき)にクラッチシリンダ
77に油圧ポンプ32の吐出油が導かれクラッチがオフ
となる。したがって、ブレーキが制動、かつクラッチが
オフの状態となり、遊星減速機構52の性質上、上述し
たフリーフォールが行える。フリーフォールを停止する
には、クラッチペダル76を踏み込んでクラッチドラム
55を制動させればよい。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、クレーン作
業においては、操作レバー31を右手で巻上側に操作し
た後、不図示のディテント機構によりレバー31をその
位置でディテント(保持)し、次いで右手でブーム起状
操作を行うとともに、左手で旋回操作を行い、これによ
り巻上げ,ブーム起状および旋回の3動作を同時に行う
ことがよくある。このような状態でウインチドラム1を
緊急に停止させる必要が生じた場合、オペレータは、操
作レバー31を中立位置に戻すより先にブレーキペダル
16(図7)を踏み込んでブレーキを作動させる。なぜ
ならば、操作レバー31を中立位置に戻すには、ブーム
起状操作中の右手を操作レバー31に移した後に上記デ
ィテントを解除しなければならず、時間がかかって巻上
げを即座に停止できないからである。
【0012】しかしながら、上記図7に示した装置で
は、巻上げ時にブレーキペダル16の操作によりブレー
キを作動させても、クラッチはオン状態を保持するの
で、ブレーキバンド11を介してレバー12側が時計回
り方向(ブレーキを緩める方向)への回動力を受け、こ
のためブレーキバンド11による制動力がクラッチバン
ド3aによる締付力に負けて巻上げを完全に停止できな
いことがある。また、巻下げ時にブレーキを作動させた
場合には、レバー12が時計回り方向への回転力を受け
ないから、制動力がクラッチの締付力に勝ってウインチ
ドラム1を停止させることができるが、このときクラッ
チバンド3aがウインチドラム1の内周面を摺動するこ
とになり、クラッチバンド3aの摩耗が促進され、その
交換を頻繁に行わなければならない。一方、図9の装置
においては、ブレーキペダルがないので、巻上げ中ある
いは巻下げ中にウインチドラム53を停止させるには、
操作レバー31を中立位置に戻すしかなく、このためウ
インチドラム53を即座に停止させることができない。
【0013】本発明の目的は、巻上げ,巻下げ中にペダ
ル操作によりウインチを即座に確実に停止できるととも
に、クラッチバンドの摩耗を最小限に抑制したウインチ
の制御装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、油圧
モータと、この油圧モータにより回転され、巻上げ,巻
下げを行うウインチドラムと、ウインチドラムを制動す
るブレーキ装置と、ウインチ制御用のペダルと、ペダル
が操作されるのに伴ってブレーキ装置を制動状態とする
ブレーキ制御手段とを備えたウインチの制御装置に適用
される。そして、巻上げ,巻下げ中にペダルが操作され
るのに伴って油圧モータへの圧油の供給を遮断する遮断
手段を具備し、これにより上記問題点を解決する。特に
請求項2の発明は、例えば図1に示すように、油圧モー
タ2と、この油圧モータ2により回転されるウインチド
ラム1と、ブレーキペダル16の操作に伴ってウインチ
ドラム1を制動するブレーキ装置10と、油圧モータ2
の回転をウインチドラム1に伝達・遮断するクラッチ装
置3とを備え、ブレーキ装置10が解放、クラッチ装置
3が伝達の状態で油圧モータ2による巻上げ,巻下げが
行われるウインチの制御装置に適用される。そして、巻
上げ,巻下げ中にブレーキペダル16が操作されるのに
伴って油圧モータ2への圧油の供給を遮断する遮断手段
101,102を備え、これにより上記問題点を解決す
る。請求項3の発明は、例えば図5および第8図に示す
ように、油圧モータ51と、この油圧モータ51の出力
軸に接続されて出力軸51aの回転を減速する遊星減速
機構52(図8)と、この遊星減速機構52のリングギ
ア52aおよびキャリア軸54のいずれか一方と一体の
ウインチドラム53と、遊星減速機構52の入力軸を制
動するブレーキ装置60と、リングギア52aおよびキ
ャリア軸54のうちウインチドラム53とは別体の一方
と一体にされたクラッチドラム55と、クラッチドラム
55が制動されてオンされるクラッチ装置70と、油圧
モータ駆動時にクラッチ装置70をオン状態に保持する
クラッチ制御手段37,77と、このクラッチ制御手段
37,77とは無関係にクラッチ装置70をオン状態と
するために操作されるクラッチペダル76とを備え、ブ
レーキ装置60が解放、クラッチ装置70がオンの状態
では油圧モータ51による巻上げ,巻下げが行われ、ブ
レーキ装置60が制動、クラッチ装置70がオフの状態
ではフリーフォールが行われ、クラッチペダル76の操
作に伴ってフリーフォールが停止されるウインチの制御
装置に適用される。そして、巻上げ,巻下げ中にクラッ
チペダル76が操作されるのに伴って油圧モータ51へ
の圧油の供給を遮断する遮断手段101,102と、遮
断手段101,102の作動に伴ってブレーキ装置60
を作動させるブレーキ制御手段61aとを具備し、これ
により上記問題点を解決する。請求項4の発明は、例え
ば図3に示すように、油圧モータ2による巻上げ中にフ
ックが所定位置に達したことを検出して巻上停止信号を
出力する信号出力手段204を備え、巻上停止信号が出
力された場合も油圧モータ2への圧油の供給を遮断する
よう構成したものである。請求項5の発明は、例えば図
1の装置において、遮断手段101,102によって油
圧モータ2への圧油の供給が遮断された後、ペダル16
の操作が解除されても遮断手段101,102およびブ
レーキ装置10を作動状態に保持するとともに、その後
に所定の操作が行われると遮断手段101,102およ
びブレーキ装置10の作動を解除するブレーキ保持手段
300(図4)を更に備えたものである。請求項6の発
明は、例えば図5の装置において、遮断手段101,1
02によって油圧モータ51への圧油の供給が遮断され
た後、ペダル76の操作が解除されても遮断手段10
1,102,ブレーキ装置60およびクラッチ装置70
を作動状態に保持するとともに、その後に所定の操作が
行われると遮断手段101,102およびブレーキ装置
60の作動を解除するブレーキ保持手段300(図6)
を更に備えたものである。
【0015】
【作用】
(1)請求項1の発明 油圧モータによる巻上げ,巻下げ中にペダルが操作され
ると、ブレーキ装置が制動状態となってウインチドラム
が制動されるとともに、油圧モータへの圧油が遮断され
てウインチドラムの駆動力が解除される。これによれ
ば、巻上げ時,巻下げ時に拘らず、ペダル操作によって
ウインチドラムを迅速にかつ確実に停止させることが可
能となる。 (2)請求項2の発明 巻上げ,巻下げ中にブレーキペダル16が操作される
と、ブレーキ装置10が作動してウインチドラム1が制
動されるとともに、油圧モータ2への圧油の供給が遮断
されてウインチドラム1への駆動力が解除される。これ
により上述と同様の作用効果が得られる。 (3)請求項3の発明 本来はフリーフォールを停止する際に操作されるクラッ
チペダル76が巻上げ,巻下げ中に操作されると、これ
に伴って油圧モータ51への圧油が遮断されてウインチ
ドラム53への駆動力が解除されるとともに、ブレーキ
装置60が制動状態となってウインチドラム53が制動
される。これにより上述と同様の作用効果が得られる。 (4)請求項4の発明 上記遮断手段101を従来からあるフック過巻防止装置
200に用いられる遮断手段で兼用したので、遮断手段
を新設する場合と比べてコストダウンが図れる。 (5)請求項5の発明 巻上げあるいは巻下げ中のペダル操作によりブレーキ装
置10が制動状態となり、かつ油圧モータ2への圧油が
遮断された後、ペダル操作が解除されてもその状態が継
続する。その後、所定の操作が行われると上記状態が解
除可能となる。したがって、ペダルを操作し続けなくて
もウインチドラム1を停止状態に保持できる。 (6)請求項6の発明 巻上げあるいは巻下げ中のペダル操作により油圧モータ
51への圧油が遮断され、かつブレーキ装置60が制動
状態となった後、ペダル操作が解除されてもその状態が
継続するとともに、クラッチ装置70もオン状態保持す
る。その後、所定の操作が行われると上記状態が解除可
能となる。したがって、ペダルを操作し続けなくてもウ
インチドラムを停止状態に保持できる。
【0016】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
【0017】
【実施例】
−第1の実施例− 図1により、上記図7の装置に本発明を適用した場合の
第1の実施例を説明する。なお、図7と同様な箇所には
同一の符号を付し、相違点を主に説明する。図1におい
て、上述したパイロット管路40a,40bには、シャ
トル弁36へ連通する分岐点の下流側に電磁式切換弁
(以下、電磁弁)101,102がそれぞれ介装されて
いる。これらの電磁弁101,102は、減圧弁33の
二次圧力を制御弁34のパイロットポート34a,34
bへ伝達する「イ」位置と、パイロットポート34a,
34bをタンクに連通する「ロ」位置に切換可能とさ
れ、その切換えは、ブレーキスイッチ103のオン・オ
フにより行われる。ブレーキスイッチ103は、ブレー
キペダル16の操作量が所定量未満ではオフし、ブレー
キペダル16が所定量以上操作されるとオンする。
【0018】次に、実施例の動作を説明する。ブレーキ
ペダル16が操作されていないときには、ブレーキスイ
ッチ103がオフしているから、電磁弁101,102
は共に「イ」位置を保持し、減圧弁33の出力ポートと
制御弁34のパイロットポート34a,34bとが連通
されている。したがって、操作レバー31の操作に伴っ
て制御弁34が切換わり、油圧モータ2によりウインチ
ドラム1が回転して巻上げあるいは巻下げが行われる。
【0019】巻上げあるいは巻下げ中にウインチドラム
1を緊急に停止する必要が生じた場合、オペレータは操
作レバー31を操作位置に保持したままブレーキペダル
16を踏み込む。これによりロッド15を介してレバー
12が反時計回り方向に回動し、ブレーキバンド11が
ウインチドラム1の外周面に巻締まり(ブレーキ装置1
0が制動状態となり)、ウインチドラム1が制動され
る。また、上記ブレーキペダル16の踏み込みによって
ブレーキスイッチ103がオンし、これにより電磁弁1
01,102が「ロ」位置に切換わるから、制御弁34
のパイロットポート34a,34bが共にタンクと連通
され、制御弁34は中立位置に戻る。その結果、油圧モ
ータ2が停止してウインチドラム1への駆動力が解除さ
れる。
【0020】このように、巻上げあるいは巻下げ時にブ
レーキペダル16を踏み込むと、ブレーキ装置10によ
りウインチドラム1が制動されると同時に、ウインチド
ラム1への駆動力が解除されるので、例えば巻上げ制動
時に、ブレーキ装置10を構成するレバー12が図示時
計回り方向(ブレーキバンド11を緩める方向)の力を
受けることがなく、ウインチドラム1を迅速かつ確実に
停止できる。また、巻下げ制動時も同様にウインチドラ
ム1を停止できるのに加えて、クラッチバンド3aがウ
インチドラム1の内周面を摺動することがなく、クラッ
チバンド3aの摩耗を最小限に抑制できる。
【0021】その後、ブレーキペダル16の操作を解除
すると、ブレーキスイッチ103がオフして電磁弁10
1,102がそれぞれ「イ」位置に戻るので、制御弁3
4のパイロットポート34a,34bが減圧弁33の出
力ポートと連通される。したがって、操作レバー31の
操作に応じて巻上げあるいは巻下げを続行できる。な
お、ブレーキ切換弁39をi位置に切換えた場合も上述
と同様の作用効果が得られる。
【0022】以上の実施例の構成において、レバー1
2,ロッド15がブレーキ制御手段を、電磁弁101,
102が遮断手段をそれぞれ構成する。
【0023】なお、上述の実施例では、パイロット管路
34a,34bにそれぞれ電磁弁101,102を設け
た例を示したが、例えば図2に示すように、操作用油圧
ポンプ32と減圧弁33の入力ポートとの間の管路に同
様の電磁弁101を設け、この電磁弁101をブレーキ
スイッチ103のオン・オフで切換えるようにしても同
様の作用効果が得られる。
【0024】また図3は、この種のクレーンに従来から
用いられているフック過巻防止装置200を利用した変
形例を示している。201は、ばね202および吊りロ
ープ203を介して垂下された重錘であり、この重錘2
01には不図示の巻上ロープが摺動可能に貫通してい
る。204は過巻検出スイッチであり、図示の如く重錘
201により吊りロープ203がばね202のばね力に
抗して下方に引っ張られているときには、スイッチ20
4はオフしている。巻上げ時にロープ先端のフックが所
定位置に達すると、重錘201がフックに押し上げられ
て一体に上昇し、これにより吊りロープ203が緩み、
ばね202のばね力により過巻検出スイッチ204がオ
ンする。過巻検出スイッチ204のオンにより電磁弁1
01が通電されて「ロ」位置に切換わり、これにより上
記制御弁34が中立位置に戻り、巻上が自動的に停止す
る。
【0025】ここで、本実施例のブレーキスイッチ10
3は、上記過巻検出スイッチ204と並列にバッテリと
電磁弁101との間に接続され、上述と同様にブレーキ
スイッチ103がオンすると、電磁弁101が「ロ」位
置に切換わり、巻上げが停止するようになっている。こ
のように本実施例では、従来からある過巻防止装置20
0で用いられる電磁弁101を利用したので、電磁弁1
01を新設する場合と比べてコストダウンが図れる。な
お、巻下げ側については、図1と同様の電磁弁102が
必要なのはいうまでもない。
【0026】また図4は別実施例を示し、これは、ブレ
ーキペダル操作に伴って油圧モータ2への圧油の供給が
遮断され、かつブレーキが制動状態となった後、ブレー
キペダル16の操作を解除してもその状態が継続される
ようにしたものである。図4において、301は、シャ
トル弁36の選択圧力に応じて切換わる圧力スイッチ、
302aは圧力スイッチ301に接続されたリレーコイ
ル、302b,302cはリレーコイル302aが励磁
されるとオンするリレースイッチである。また本実施例
のブレーキスイッチ103’は、ブレーキペダル16の
操作によりオンする2つのスイッチ103a,103b
から構成され、スイッチ103aはリレーコイル302
aとバッテリとの間に、スイッチ103bは電磁弁10
1,102のソレノイド部とバッテリとの間にそれぞれ
接続されている。また本実施例では、上記電磁弁10
1,102の下流側にシャトル弁36Aが設けられ、そ
の選択圧力に応じて切換弁38が切換わるようになって
いる。その他の構成は図1と同様である。
【0027】操作レバー31が操作されると、上述と同
様に巻上げあるいは巻下げが行われるとともに、シャト
ル弁36の選択圧力が上昇して圧力スイッチ301がオ
ンする。このとき、ブレーキペダル16が踏み込まれる
と、ブレーキ装置10が制動状態になるとともに、ブレ
ーキスイッチ103a,103bが共にオンし、スイッ
チ103bのオンにより電磁弁101,102が励磁さ
れて「ロ」位置に切換わる。これにより制御弁34が中
立位置に戻って油圧モータ2が停止する。また、ブレー
キスイッチ103aのオンによりリレーコイル302a
が通電されて励磁され、リレースイッチ302b,30
2cが共にオンする。
【0028】ここで、操作レバー31の操作が継続して
いれば、シャトル弁36の選択圧力は、電磁弁101,
102が「ロ」位置に切換わった後も高圧となっている
ので、圧力スイッチ301はオン状態を保持する。した
がって、この状態でブレーキペダル16の操作が解除さ
れてブレーキスイッチ103a,103bがオフして
も、リレーコイル302aは、リレースイッチ302b
および圧力スイッチ301を介して励磁状態を保持し、
電磁弁101,102は「ロ」位置に切換わったままと
なる。一方、シャトル弁36Aの選択圧力は、電磁弁1
01,102が「ロ」位置に切換わった後は低圧となる
ので、切換弁38はb’位置に切換わる。したがって、
ブレーキペダル16の操作が解除された後もブレーキ装
置10は制動状態を保持するとともに、油圧モータ2へ
の圧油の供給が断たれた状態が継続する。
【0029】この状態で操作レバー31を中立位置に戻
すと、シャトル弁36の選択圧力が低下して圧力スイッ
チ301がオフするので、リレーコイル302aが消磁
してリレースイッチ302b,302cが共にオフし、
電磁弁101,102は「イ」位置に復帰する。以上の
構成において、圧力スイッチ301,リレーコイル30
2a,リレースイッチ302b,302cがブレーキ保
持手段300を構成する。
【0030】−第2の実施例− 次に、図5により本発明を上記図8,図9の装置に適用
した場合の第2の実施例を説明する。なお、図9と同様
な箇所には同一の符号を付し、相違点を主に説明する。
図5において、パイロット管路40a,40bには、上
記シャトル弁36が接続される分岐点の上流側に電磁弁
101,102がそれぞれ設けられ、これらの電磁弁1
01,102は、上述と同様にブレーキスイッチ103
のオン・オフにより「イ」位置,「ロ」位置に切換えら
れる。ブレーキスイッチ103は、クラッチペダル76
の操作に連動してオン・オフする。切換弁39が図示の
位置に切換えられ、操作レバー31が中立時にクラッチ
が自動的にオンする場合について、以下、説明する。ク
ラッチペダル76が操作されていないときには、ブレー
キスイッチ103がオフしているから、電磁弁101,
102は共に「イ」位置を保持し、減圧弁33の出力ポ
ートと制御弁34のパイロットポート34a,34bと
が連通されている。したがって、操作レバー31を操作
すると、上述したようにクラッチ装置70がオン、ブレ
ーキ装置60が解放の状態となるとともに、制御弁34
が切換わって油圧モータ51が駆動され、巻上げあるい
は巻下げが行われる。
【0031】巻上げあるいは巻下げ中にウインチドラム
53を緊急に停止する必要が生じた場合、オペレータは
操作レバー31を操作位置に保持したままクラッチペダ
ル76を踏み込む。これにより、ブレーキスイッチ10
3がオンして電磁弁101,102が「ロ」位置に切換
わるから、制御弁34のパイロットポート34a,34
bが共にタンクと連通され、制御弁34は中立位置に戻
り、その結果、油圧モータ2が停止してウインチドラム
53への駆動力が解除される。一方、上記電磁弁10
1,102の「ロ」位置への切換えにより、電磁弁10
1,102の下流にあるシャトル弁36の選択圧力が低
下するから、ばね61aのばね力によりブレーキシリン
ダ61が伸長し、ブレーキ装置60が制動状態となる。
また、切換弁37はb位置に切換わるが、切換弁39が
図示の位置にあり、クラッチシリンダ77はタンクと連
通され、引き続きクラッチはオン状態を保持する。
【0032】このように、巻上げあるいは巻下げ時にク
ラッチペダル76を踏み込むと、ウインチドラム53へ
の駆動力が解除されると同時に、ブレーキ装置60によ
りウインチドラム53が制動され、しかもクラッチはオ
ン状態を保持するので、ペダル操作により巻上げおよび
巻下げを迅速かつ確実に停止できる。
【0033】その後、クラッチペダル76の操作を解除
すると、ブレーキスイッチ103がオフして電磁弁10
1,102がそれぞれ「イ」位置に戻り、制御弁34の
パイロットポート34a,34bが減圧弁33の出力ポ
ートと連通される。したがって、操作レバー31が巻上
げ側あるいは巻下げ側に操作されていれば、油圧モータ
2が回転するとともに、シャトル弁36の選択圧力が上
昇してブレーキシリンダ61が収縮し、ブレーキ装置6
0が解除され、これにより巻上げあるいは巻下げを続行
できる。なお、ブレーキ切換弁39をi位置に切換えた
場合も上述と同様の作用効果が得られる。
【0034】また本実施例においても、図6に示すよう
に、シャトル弁36Bおよび上述したと同様のブレーキ
保持機構300を設ければ、クラッチペダル操作に伴っ
て油圧モータ51への圧油の供給が遮断され、かつブレ
ーキが制動状態となった後、クラッチペダル76の操作
を解除してもその状態が継続される。そして、操作レバ
ー31を中立位置に戻すと、元の状態に復帰する。
【0035】なお第2の実施例では、ウインチドラム5
3とリングギア52aとを一体とし、クラッチドラム5
5とキャリア軸54とを一体とした例を示したが、これ
とは逆にウインチドラム53とキャリア軸54とを一体
とし、クラッチドラム55とリングギア52aとを一体
としてもよい。また以上では、パイロット管路を遮断し
て油圧モータへの圧油の供給を断つようにしたが、可変
容量油圧ポンプを使用するものにあっては、ポンプの押
除け容積をゼロにすることで油圧モータへの圧油の供給
を断つようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、油圧モータによるウイ
ンチドラムでの巻上げ,巻下げ中にペダルが操作される
と、これに伴ってブレーキ装置を制動状態とするととも
に、油圧モータへの圧油を遮断するようにしたので、巻
上げ時,巻下げ時に拘らず、ペダル操作によってウイン
チドラムを迅速にかつ確実に停止させることが可能とな
る。特に請求項2の装置においては、上記ペダル操作に
よる制動時にクラッチバンドの摩耗を最小限に抑制する
ことができ、その交換頻度を低減することが可能とな
る。また特に請求項3の発明によれば、油圧モータが故
障しても、クラッチペダルを踏み込めば油圧モータへの
圧油の供給が遮断されるとともに、油圧モータのブレー
キの作動するので、確実に吊り荷を保持できる。さらに
請求項4の発明によれば、遮断手段を従来からあるフッ
ク過巻防止装置の遮断手段で兼用したので、コストダウ
ンが図れる。また請求項5,6の発明によれば、ペダル
操作に伴ってブレーキ装置が制動状態となり、かつ油圧
モータへの圧油の供給が遮断された後、所定の操作が行
われるまではペダル操作が解除されてもその状態が保持
されるようにしたので、ペダルを操作し続けなくてもウ
インチドラムを停止状態に保持でき、操作性の向上が図
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるウインチの制御
装置の構成を示す図である。
【図2】図1の変形例を示す図である。
【図3】フック過巻防止装置を利用した変形例を示す図
である。
【図4】別実施例を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施例におけるウインチの制御
装置の構成を示す図である。
【図6】別実施例を示す図である。
【図7】図1に相当する従来例を示す図である。
【図8】ウインチ装置の構成を示す断面図である。
【図9】図5に相当する従来例を示す図である。
【符号の説明】
1,53 ウインチドラム 2,51 油圧モータ 2a,51a 出力軸 3,70 クラッチ装置 3b,77 クラッチシリンダ 10,60 ブレーキ装置 12 レバー 15 ロッド 16 ブレーキペダル 17,61 ブレーキシリンダ 31 操作レバー 32 操作用油圧ポンプ 33 減圧弁 34 制御弁 35 油圧ポンプ 36 シャトル弁 37,38 切換弁 39 ブレーキ切換弁 40a,40bパイロット管路 52 遊星減速機構 54 キャリア軸 55 クラッチドラム 76 クラッチペダル 101,102電磁弁 103,103’ ブレーキスイッチ 200 フック過巻防止装置 301 圧力スイッチ 302a リレーコイル 302b,302c リレースイッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧モータと、 この油圧モータにより回転され、巻上げ,巻下げを行う
    ウインチドラムと、 前記ウインチドラムを制動するブレーキ装置と、 ウインチ制御用のペダルと、 このペダルが操作されるのに伴って前記ブレーキ装置を
    制動状態とするブレーキ制御手段とを備えたウインチの
    制御装置において、 前記巻上げ,巻下げ中に前記ペダルが操作されるのに伴
    って前記油圧モータへの圧油の供給を遮断する遮断手段
    を具備することを特徴とするウインチの制御装置。
  2. 【請求項2】 油圧モータと、 この油圧モータにより回転されるウインチドラムと、 ブレーキペダルの操作に伴って前記ウインチドラムを制
    動するブレーキ装置と、 前記油圧モータの回転を前記ウインチドラムに伝達・遮
    断するクラッチ装置とを備え、 前記ブレーキ装置が解放、クラッチ装置が伝達の状態で
    油圧モータによる巻上げ,巻下げが行われるウインチの
    制御装置において、 前記巻上げ,巻下げ中に前記ブレーキペダルが操作され
    るのに伴って前記油圧モータへの圧油の供給を遮断する
    遮断手段を備えたことを特徴とするウインチの制御装
    置。
  3. 【請求項3】 油圧モータと、 この油圧モータの出力軸に接続されて出力軸の回転を減
    速する遊星減速機構と、 この遊星減速機構のリングギアおよびキャリア軸のいず
    れか一方と一体のウインチドラムと、 前記遊星減速機構の入力軸を制動するブレーキ装置と、 前記リングギアおよびキャリア軸のうち前記ウインチド
    ラムとは別体の一方と一体にされたクラッチドラムと、 前記クラッチドラムが制動されてオンされるクラッチ装
    置と、 前記油圧モータ駆動時に前記クラッチ装置をオン状態に
    保持するクラッチ制御手段と、 このクラッチ制御手段とは無関係に前記クラッチ装置を
    オン状態とするために操作されるクラッチペダルとを備
    え、 前記ブレーキ装置が解放、クラッチ装置が制動の状態で
    は油圧モータによる巻上げ,巻下げが行われ、前記ブレ
    ーキ装置が制動、クラッチ装置がオフの状態ではフリー
    フォールが行われ、前記クラッチペダルの操作に伴って
    フリーフォールが停止されるウインチの制御装置におい
    て、 前記巻上げ,巻下げ中に前記クラッチペダルが操作され
    るのに伴って前記油圧モータへの圧油の供給を遮断する
    遮断手段と、 この遮断手段の作動に伴って前記ブレーキ装置を作動さ
    せるブレーキ制御手段とを具備することを特徴とするウ
    インチの制御装置。
  4. 【請求項4】 前記油圧モータによる巻上げ中にフック
    が所定位置に達したことを検出して巻上停止信号を出力
    する信号出力手段を備え、前記遮断手段は、前記巻上停
    止信号が出力された場合も前記油圧モータへの圧油を遮
    断することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載
    のウインチの制御装置。
  5. 【請求項5】 前記遮断手段によって前記油圧モータへ
    の圧油の供給が遮断された後、前記ペダルの操作が解除
    されても前記遮断手段およびブレーキ装置を作動状態に
    保持するとともに、その後に所定の操作が行われると前
    記遮断手段およびブレーキ装置の作動を解除するブレー
    キ保持手段を更に備えたことを特徴とする請求項1また
    は2に記載のウインチの制御装置。
  6. 【請求項6】 前記遮断手段によって前記油圧モータへ
    の圧油の供給が遮断された後、前記ペダルの操作が解除
    されても前記遮断手段,ブレーキ装置およびクラッチ装
    置を作動状態に保持するとともに、その後に所定の操作
    が行われると前記遮断手段およびブレーキ装置の作動を
    解除するブレーキ保持手段を更に備えたことを特徴とす
    る請求項3に記載のウインチの制御装置。
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