JPH06245735A - 糖吸収抑制用飲食物 - Google Patents

糖吸収抑制用飲食物

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JPH06245735A
JPH06245735A JP5035383A JP3538393A JPH06245735A JP H06245735 A JPH06245735 A JP H06245735A JP 5035383 A JP5035383 A JP 5035383A JP 3538393 A JP3538393 A JP 3538393A JP H06245735 A JPH06245735 A JP H06245735A
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JP
Japan
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gymnema
extract
water
ethanol
sugar
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JP5035383A
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English (en)
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Atsushi Doi
淳 土居
Ryoko Obayashi
良子 大林
Michiya Nakagawa
道也 中川
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ギムネマ・チンゲン(Gymnema tingens) また
はギムネマ・アルテリニフロルム(Gymnema alteriniflo
rum)の水および/またはアルコールによる抽出物を含有
することを特徴とする糖吸収抑制用飲食物である。 【効果】 腸管での糖吸収を無理なく抑制することが可
能となり、日常生活に支障なく肥満を防止することがで
きる。これによって糖尿病等の疾病を未然に回避するほ
か、肥満に起因する多くの病気を予防することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、炭水化物の過剰摂取
を抑制することにより、肥満の防止や糖尿病の予防を図
る糖吸収抑制用飲食物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】肥満の予防や糖尿病の予防には、炭水化
物を過剰に摂取しないことが必要である。しかし、炭水
化物を食べる量を減らすことは、現代のような豊富な食
生活の下では、大きな精神的苦痛を伴い、却ってストレ
スの原因となる。
【0003】最近、炭水化物の代謝系に着目し、炭水化
物の摂取量を減らすのではなく、その吸収量を減らす方
法が提案されている。すなわち、炭水化物はすべてブド
ウ糖に分解された後、腸管から吸収されることから、炭
水化物から生じたブドウ糖の腸管からの吸収を抑制すれ
ば、炭水化物の摂取を控えることなく、所期の目的が達
せられる。
【0004】こうした観点から、従来より様々な研究が
行われ、その1つの例としてインド原産のギムネマ属ガ
ガイモ科の植物が注目されている。
【0005】ギムネマ属とは、雄しべのずいが裸である
ことからつけられた属名で、これに属する植物は現在ま
で百種類近く知られており、熱帯、亜熱帯地方に生育し
ている。そのうちギムネマ・シルベスタ(Gymnema sylv
estre )はインドにおいて古くから糖尿病の民間伝承薬
として知られている。この植物の温水抽出物やアルコー
ル抽出物は腸管におけるブドウ糖の吸収を抑制する作用
を有するが、同時に、甘味を感じる感覚を麻痺させる作
用を有するため、これを採取した後、しばらくの間は甘
味を感じなくなり、また該抽出物を飲食時に他の食品と
一緒に飲食すると食品の風味を損なうという欠点があ
る。
【0006】そこで、この甘味感覚麻痺の欠点を補うも
のとしてギムネマ・イノドラム(Gymnema inodorum)が
関心を集めている。ギムネマ・イノドラムもインド原産
ガガイモ科の植物であり、東南アジアに自生しており、
この地方で野菜として食されている。ギムネマ・イノド
ラムの温水抽出物や溶剤抽出物は、甘味を感じる感覚を
麻痺させる作用を有することなく、腸管における炭水化
物の吸収を抑制する作用を有することから、これをお茶
として飲んだり、食品に添加して用いることが提案され
ている(特開平3−172156号公報参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ギムネ
マ・イノドラムの温水抽出物やアルコール抽出物は、粘
度が非常に高く、これをお茶として飲んだり食品に添加
したりする際、取扱いが困難で、使用可能な濃度に制限
がある。
【0008】また、ギムネマ・イノドラムは人工栽培さ
れておらず、自生しているものを採取しているため安定
的な供給を得ることができず、しかもこれは一般的によ
く知られていないため、特定の人にしか判別・採取でき
ないという難点もある。
【0009】本発明はこのような事情に鑑み、安定供給
が可能な植物を原料とし、腸管でのブドウ糖吸収を効果
的に抑制すると共に、甘味を感じる感覚を麻痺させるこ
とのない糖吸収抑制用飲食物を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、ガガイモ科
に属する特定の植物の抽出物が上記目的を達成するのに
有効であるという知見を得て完成されたものである。
【0011】すなわち、この発明による糖吸収抑制用飲
食物の第1のものは、ギムネマ・チンゲン(Gymnema tin
gens) の水および/またはアルコールによる抽出物を含
有することを特徴とするものである。
【0012】また、この発明による第2の糖吸収抑制用
飲食物は、ギムネマ・アルテリニフロルム(Gymnema alt
eriniflorum)の水および/またはアルコールによる抽出
物を含有することを特徴とするものである。
【0013】まず、第1発明について説明する。
【0014】ギムネマ・チンゲンは中国原産のガガイモ
科の植物であり、中国南部地方では薬草として用いられ
ている。そのため、古くから人々に採取されてきてお
り、ギムネマ・イノドラムに比較して原料をはるかに安
定的に供給することが可能である。
【0015】ギムネマ・チンゲンの抽出物を含有する糖
吸収抑制用飲食物とは、ギムネマ・チンゲンの水抽出
液、アルコール抽出液、水−アルコール混合液抽出液、
これら抽出液の濃縮液、さらには濃縮乾固物の粉末、錠
剤、またはこれらと他の食品(例えばケーキなど)との
混合物などである。ギムネマ・チンゲンのアルコール抽
出液の調製において、抽出に用いる溶剤の例としては、
メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノールな
どが挙げられるが、使用可能な溶剤はこれらに限定され
ない。また、上記アルコール類と水との混合液も用いら
れる。ただし、人体に対して有害な作用を有しない溶剤
を用いるのが望ましく、好適にはエタノールが用いられ
る。飲用に適しない溶剤を用いる場合には、抽出液を濃
縮乾固させる。この濃縮乾固物を人体に無害な他の溶剤
に再溶解し、この溶液を飲用に供する場合もある。
【0016】抽出に用いられるギムネマ・チンゲンと、
水、アルコールまたは水−アルコール混合液との比率
は、ギムネマ・チンゲン1g当り好ましくは溶剤1〜1
000mlの範囲である。抽出は室温で行っても加熱下
で行ってもよいが、後者の方が効率的である。加熱は通
常は常圧下での溶剤の沸点以下の温度範囲で行う。抽出
時間は好ましくは30分から2週間の範囲である。
【0017】上記のギムネマ・チンゲン抽出物の糖吸収
抑制飲食物としての使用法は、同抽出物を飲食時に他の
食品と一緒に飲食することの他に、同抽出物のみを飲食
した後、他の食品を食べても、また、これを食間に適宜
服用してもよい。
【0018】糖吸収抑制用飲食物において、その中に含
有すべきギムネマ・チンゲン抽出物の量は、好ましくは
糖吸収抑制用飲食物の中に0.01〜50重量%、特に
好ましくは1〜30重量%の範囲である。
【0019】本発明における糖吸収抑制用飲食物の使用
量は、肥満の程度その他の要因により異なるが、ギムネ
マ・チンゲンの抽出乾固物としては通常1日当り10〜
3000mg/kgであることが好ましい。
【0020】糖吸収抑制用飲食物の使用形態としては、
たとえば、該飲食物をお茶や粉末、錠剤として飲用した
り、食品との混合物として用いることができる。
【0021】つぎに、第2発明について説明する。
【0022】ギムネマ・アルテリニフロルムは、ギムネ
マ・シルベスタやギムネマ・イノドラムと同じく、アジ
アの熱帯地方を原産とするガガイモ科の植物であり、中
国では羊角藤という名前で古くから鎮痛剤などの薬草と
して用いられている。そのため、これは古くから人々に
採取されてきており、やはりギムネマ・イノドラムに比
較して原料をはるかに安定的に供給することが可能であ
る。
【0023】第2発明についての説明は、原料としてギ
ムネマ・アルテリニフロルムを用いる点を除いて、第1
発明の上記説明と同じである。
【0024】
【作用】本発明による糖吸収抑制用飲食物は、原料とし
てギムネマ・チンゲンまたはギムネマ・アルテリニフロ
ルムを用いるものであるので、原料の安定供給が可能で
ある。また、該植物の抽出物を飲食することにより、甘
味を感じる感覚を麻痺させることなく、腸管におけるブ
ドウ糖の吸収を効果的に抑制することができる。
【0025】
【実施例】つぎに、この発明を具体的に説明するため
に、この発明の実施例およびこれとの比較を示すための
比較例をいくつか挙げ、さらに得られた抽出物の糖負荷
試験結果を示す。
【0026】実施例1 ギムネマ・チンゲンの水抽出液の調製および生理活性試
ギムネマ・チンゲンの水抽出液の調製 ギムネマ・チンゲンの乾燥葉(中華人民共和国南部地方
において採取し天日で乾燥したもの)40gに蒸留水4
00mlを加え、同液を80℃で5時間攪拌した後、ガ
ーゼで濾過し、さらに濾紙(No. 2;東洋濾紙社製)で
濾過して濾液320mlを得た。この濾液をギムネマ・
チンゲンの水抽出液として糖負荷試験に供した。
【0027】糖負荷試験1 上記ギムネマ・チンゲンの水抽出液80mlを濃縮乾固
して乾固物を粉砕し、粉末状の抽出物を3.0g得た。
これを蒸留水50mlに再溶解させ、ギムネマ・チンゲ
ン水抽出濃縮液とした。
【0028】こうして得られたギムネマ・チンゲンの水
抽出濃縮液について以下の手法によって糖吸収抑制効果
を調べた。
【0029】実験動物としてウイスター系ラット8週齢
の雄(平均体重約200g)を用い、実験前日より一晩
絶食させた後、グルコース2g/ラット1kgと上記ギ
ムネマ・チンゲン水抽出濃縮液1mlを胃ゾンデを用い
て強制投与した。
【0030】投与前および投与15分後に頸静脈より
0.2ml採取し、速やかに遠心分離機にかけ、血漿を
回収した。この血漿について、グルコースオキシダーゼ
酵素電極法(グルコース自動測定装置GA−1120;
京都第一科学社製)でグルコース濃度を測定した。この
操作を3回繰り返し、得られたグルコース濃度の平均値
を出し、投与前と投与後の血糖値の差を血糖増加量とし
た。
【0031】なお、対照として、ギムネマ・チンゲン水
抽出濃縮液の代わりに、生理食塩水を投与し同様の操作
を行った。
【0032】その結果、対照についてのラットの血糖値
増加量の平均値は91mg/dlであったのに対し、ギ
ムネマ・チンゲン水抽出濃縮液投与群の血糖値増加量の
平均値は52mg/dlであり、ギムネマ・チンゲン乾
燥葉の水抽出濃縮液に顕著な糖吸収抑制効果が認められ
た。
【0033】糖負荷試験2 ギムネマ・チンゲンの糖吸収抑制効果を詳細に検討する
ために、さらに高濃度の抽出濃縮液を調製して糖負荷試
験を行った。
【0034】ギムネマ・チンゲンの水抽出物の濃縮乾固
物3.0gを蒸留水25mlに溶解させ、上記と同様の
方法で糖負荷試験を行った結果、対照についてのラット
の血糖値増加量の平均値は91mg/dlであったのに
対し、ギムネマ・チンゲン水抽出濃縮液投与群の血糖値
増加量の平均値は33mg/dlであり、ギムネマ・チ
ンゲン乾燥葉の水抽出濃縮液に顕著な糖吸収抑制効果が
認められた。
【0035】比較例1 ギムネマ・イノドラムの水抽出液の調製および生理活性
試験ギムネマ・イノドラムの水抽出液の調製 ギムネマ・イノドラムの乾燥葉(バイオリンクコーポレ
ーションより購入)40gに蒸留水400mlを加え、
同液を80℃で5時間攪拌した後、ガーゼで濾過し、さ
らに濾紙(No. 2;東洋濾紙社製)で濾過して濾液32
0mlを得た。この濾液をギムネマ・チンゲンの水抽出
液として糖負荷試験に供した。
【0036】糖負荷試験1 上記ギムネマ・イノドラムの水抽出液80mlを濃縮乾
固して乾固物を粉砕し、粉末状の抽出物を3.1g得
た。これを蒸留水50mlに再溶解させ、ギムネマ・イ
ノドラム水抽出濃縮液とした。
【0037】こうして得られたギムネマ・イノドラムの
水抽出濃縮液について実施例1と同様の方法で糖負荷試
験を行った。
【0038】その結果、対照についてのラットの血糖値
増加量の平均値は91mg/dlであったのに対し、ギ
ムネマ・イノドラム水抽出濃縮投与群の血糖値増加量の
平均値は50mg/dlであった。
【0039】糖負荷試験2 さらに高濃度のギムネマ・イノドラム水抽出濃縮液を調
製するために、ギムネマ・イノドラムの水抽出濃縮乾固
物3.1gを蒸留水25mlに溶解させようとしたが、
粘性がきわめて高く完全に溶解させることができず、そ
のため糖負荷試験を行うことはできなかった。
【0040】上述の如く、ギムネマ・チンゲンは、ギム
ネマ・イノドラムに比較して、その抽出濃縮乾固物の水
に対する溶解性が高く、食品加工等の取扱が容易なもの
である。
【0041】実施例2 ギムネマ・チンゲンの水−エタノール溶液抽出液の調製
および生理活性試験ギムネマ・チンゲンの水−エタノール溶液抽出液の調製 ギムネマ・チンゲンの乾燥葉(中華人民共和国南部地方
において採取し天日で乾燥したもの)40gに20重量
%のエタノール水溶液を400ml加え、同液を60℃
で5時間攪拌した後、ガーゼで濾過し、さらに濾紙(N
o. 2;東洋濾紙社製)で濾過して濾液320mlを得
た。この濾液をギムネマ・チンゲンの水−エタノール抽
出液として糖負荷試験に供した。
【0042】糖負荷試験1 上記で得られたギムネマ・チンゲンの水−エタノール溶
液抽出液80mlを濃縮乾固して乾固物2.9gを得
た。この濃縮乾固部物を蒸留水50mlに再溶解させ
た。この溶液をギムネマ・チンゲンの水−エタノール溶
液抽出濃縮液とした。
【0043】こうして得られたギムネマ・チンゲンの水
−エタノール溶液抽出濃縮液について実施例1と同様の
手法によって糖吸収抑制効果を調べた。
【0044】なお、対照として、ギムネマ・チンゲンの
水−エタノール溶液抽出濃縮液の代わりに、生理食塩水
を投与し同様の操作を行った。
【0045】その結果、対照についてのラットの血糖値
増加量の平均値は64mg/dlであったのに対し、ギ
ムネマ・チンゲンの水−エタノール溶液抽出濃縮液投与
群の血糖値増加量の平均値は36mg/dlであり、ギ
ムネマ・チンゲン乾燥葉の水−エタノール溶液抽出物に
顕著な糖吸収抑制効果が認められた。
【0046】糖負荷試験2 ギムネマ・チンゲンの糖吸収抑制効果を詳細に検討する
ために、さらに高濃度の抽出濃縮液を調製して糖負荷試
験を行った。
【0047】ギムネマ・チンゲンの水−エタノール溶液
抽出物の濃縮乾固物2.9gを蒸留水25mlに溶解さ
せ、上記と同様の方法で糖負荷試験を行った結果、対照
についてのラットの血糖値増加量の平均値は64mg/
dlであったのに対し、ギムネマ・チンゲンの水−エタ
ノール溶液抽出濃縮液投与群の血糖値増加量の平均値は
23mg/dlであり、ギムネマ・チンゲン乾燥葉の水
−エタノール水溶液抽出濃縮液に顕著な糖吸収抑制効果
が認められた。
【0048】比較例2 ギムネマ・イノドラムの水−エタノール溶液抽出液の調
製および生理活性試験 ギムネマ・イノドラムの水−エタノール溶液抽出液の調
ギムネマ・イノドラムの乾燥葉(バイオリンクコーポレ
ーションより購入)40gに20重量%のエタノール水
溶液400mlを加え、同液を80℃で5時間攪拌した
後、ガーゼで濾過し、さらに濾紙(No. 2;東洋濾紙社
製)で濾過して濾液320mlを得た。この濾液をギム
ネマ・イノドラムの水−エタノール抽出液として糖負荷
試験に供した。
【0049】糖負荷試験1 上記ギムネマ・イノドラムの水−エタノール抽出液80
mlを濃縮乾固して乾固物を粉砕し、粉末状の抽出物を
3.0g得た。これを蒸留水50mlに再溶解させ、ギ
ムネマ・イノドラムの水−エタノール溶液抽出濃縮液と
した。
【0050】こうして得られたギムネマ・イノドラムの
水−エタノール溶液抽出濃縮液について実施例1と同様
の方法で糖負荷試験を行った。
【0051】その結果、対照についてのラットの血糖値
増加量の平均値は64mg/dlであったのに対し、ギ
ムネマ・イノドラムの水−エタノール溶液抽出濃縮液投
与群の血糖値増加量の平均値は35mg/dlであっ
た。
【0052】糖負荷試験2 さらに高濃度のギムネマ・イノドラムの水−エタノール
溶液抽出濃縮液を調製するために、ギムネマ・イノドラ
ムの水−エタノール溶液抽出濃縮乾固物3.0gを蒸留
水25mlに溶解させようとしたが、粘性がきわめて高
く完全に溶解させることができず、そのため糖負荷試験
を行うことはできなかった。
【0053】上述の如く、ギムネマ・チンゲンは、ギム
ネマ・イノドラムに比較して、その抽出濃縮乾固物の水
に対する溶解性が高く、食品加工等の取扱が容易なもの
である。
【0054】実施例3 ギムネマ・チンゲンのエタノール抽出液の調製および生
理活性試験ギムネマ・チンゲンのエタノール抽出液の調製 ギムネマ・チンゲンの乾燥葉(中華人民共和国南部地方
において採取し天日で乾燥したもの)40gにエタノー
ルを400ml加え、同液を30℃で5時間攪拌した
後、ガーゼで濾過し、さらに濾紙(No. 2;東洋濾紙社
製)で濾過して濾液320mlを得た。この濾液をギム
ネマ・チンゲンのエタノール抽出液として糖負荷試験に
供した。
【0055】糖負荷試験1 上記ギムネマ・チンゲンのエタノール抽出液80mlを
濃縮乾固して乾固物を粉砕し、粉末状の抽出物を2.8
g得た。この濃縮乾固物を蒸留水50mlに溶解させ
た。この溶液をギムネマ・チンゲンのエタノール抽出濃
縮液とした。
【0056】こうして得られたギムネマ・チンゲンのエ
タノール抽出濃縮液について実施例1と同様の手法によ
って糖吸収抑制効果を調べた。
【0057】なお、対照として、ギムネマ・チンゲンの
エタノール抽出濃縮液の代わりに、生理食塩水を投与し
同様の操作を行った。
【0058】その結果、対照についてのラットの血糖値
増加量の平均値は82mg/dlであったのに対し、ギ
ムネマ・チンゲンのエタノール抽出液投与群の血糖値増
加量の平均値は35mg/dlであり、ギムネマ・チン
ゲン乾燥葉のエタノール抽出物に顕著な糖吸収抑制効果
が認められた。
【0059】糖負荷試験2 ギムネマ・チンゲンの糖吸収抑制効果を詳細に検討する
ために、さらに高濃度の抽出濃縮液を調製して糖負荷試
験を行った。
【0060】ギムネマ・チンゲンのエタノール抽出物の
濃縮乾固物2.8gを蒸留水25mlに溶解させ、上記
と同様の方法で糖負荷試験を行った結果、対照について
のラットの血糖値増加量の平均値は82mg/dlであ
ったのに対し、ギムネマ・チンゲンのエタノール抽出濃
縮液投与群の血糖値増加量の平均値は30mg/dlで
あり、ギムネマ・チンゲン乾燥葉のエタノール抽出濃縮
液に顕著な糖吸収抑制効果が認められた。
【0061】比較例3 ギムネマ・イノドラムのエタノール抽出液の調製および
生理活性試験ギムネマ・イノドラムのエタノール抽出液の調製 ギムネマ・イノドラムの乾燥葉(バイオリンクコーポレ
ーションより購入)40gにエタノール400mlを加
え、同液を80℃で5時間攪拌した後、ガーゼで濾過
し、さらに濾紙(No. 2;東洋濾紙社製)で濾過して濾
液320mlを得た。この濾液をギムネマ・チンゲンの
エタノール抽出液として糖負荷試験に供した。
【0062】糖負荷試験1 上記ギムネマ・チンゲンのエタノール抽出液80mlを
濃縮乾固して乾固物を粉砕し、粉末状の抽出物を3.0
g得た。これを蒸留水50mlに再溶解させ、ギムネマ
・イノドラムのエタノール抽出濃縮液とした。
【0063】こうして得られたギムネマ・イノドラムの
エタノール抽出濃縮液について実施例1と同様の方法で
糖負荷試験を行った。
【0064】その結果、対照についてのラットの血糖値
増加量の平均値は82mg/dlであったのに対し、ギ
ムネマ・イノドラムのエタノール抽出濃縮液投与群の血
糖値増加量の平均値は34mg/dlであった。
【0065】糖負荷試験2 さらに高濃度のギムネマ・イノドラムのエタノール抽出
濃縮液を調製するために、ギムネマ・イノドラムのエタ
ノール抽出濃縮乾固物3.0gを蒸留水25mlに溶解
させようとしたが、粘性がきわめて高く完全に溶解させ
ることができず、そのため糖負荷試験を行うことはでき
なかった。
【0066】上述の如く、ギムネマ・チンゲンは、ギム
ネマ・イノドラムに比較して、その抽出濃縮乾固物の水
に対する溶解性が高く、食品加工等の取扱が容易なもの
である。
【0067】実施例4 ギムネマ・アルテリニフロルムの水抽出液の調製および
生理活性試験ギムネマ・アルテリニフロルムの水抽出液の調製 ギムネマ・アルテリニフロルムの乾燥茎部(中華人民共
和国南部地方において採取し天日で乾燥したもの)40
gに蒸留水400mlを加え、同液を80℃で5時間攪
拌した後、ガーゼで濾過し、さらに濾紙(No. 2;東洋
濾紙社製)で濾過して濾液320mlを得た。この濾液
をギムネマ・アルテリニフロルムの水抽出液として糖負
荷試験に供した。
【0068】糖負荷試験1 上記ギムネマ・アルテリニフロルムの水抽出液320m
lを濃縮乾固して乾固物を粉砕し、粉末状の抽出物を1
1.2g得た。このうち2.8gを蒸留水50mlに再
溶解させ、ギムネマ・アルテリニフロルム水抽出濃縮液
とした。
【0069】こうして得られたギムネマ・アルテリニフ
ロルムの水抽出濃縮液について以下の手法によって糖吸
収抑制効果を調べた。
【0070】実験動物としてウイスター系ラット8週齢
の雄(平均体重約200g)を用い、実験前日より一晩
絶食させた後、グルコース2g/ラット1kgと上記ギ
ムネマ・アルテリニフロルム水抽出濃縮液1mlを胃ゾ
ンデを用いて強制投与した。
【0071】投与前および投与15分後に頸静脈より
0.2ml採取し、速やかに遠心分離機にかけ、血漿を
回収した。この血漿について、グルコースオキシダーゼ
酵素電極法(グルコース自動測定装置GA−1120;
京都第一科学社製)でグルコース濃度を測定した。この
操作を3回繰り返し、得られたグルコース濃度の平均値
を出し、投与前と投与後の血糖値の差を血糖増加量とし
た。
【0072】なお、対照として、ギムネマ・アルテリニ
フロルム水抽出濃縮液の代わりに、生理食塩水を投与し
同様の操作を行った。
【0073】その結果、対照についてのラットの血糖値
増加量の平均値は88mg/dlであったのに対し、ギ
ムネマ・アルテリニフロルム水抽出濃縮液投与群の血糖
値増加量の平均値は53mg/dlであり、ギムネマ・
アルテリニフロルム乾燥茎部の水抽出濃縮液に顕著な糖
吸収抑制効果が認められた。
【0074】糖負荷試験2 ギムネマ・アルテリニフロルムの糖吸収抑制効果を詳細
に検討するために、さらに高濃度の抽出濃縮液を調製し
て糖負荷試験を行った。
【0075】ギムネマ・アルテリニフロルムの水抽出物
の濃縮乾固物5.6gを蒸留水50mlに溶解させ、上
記と同様の方法で糖負荷試験を行った結果、対照につい
てのラットの血糖値増加量の平均値は92mg/dlで
あったのに対し、ギムネマ・アルテリニフロルム水抽出
濃縮液投与群の血糖値増加量の平均値は42mg/dl
であり、ギムネマ・アルテリニフロルム乾燥茎部の水抽
出濃縮液に顕著な糖吸収抑制効果が認められた。
【0076】比較例4 ギムネマ・イノドラムの水抽出液の調製および生理活性
試験ギムネマ・イノドラムの水抽出液の調製 ギムネマ・イノドラムの乾燥葉(バイオリンクコーポレ
ーションより購入)40gに蒸留水400mlを加え、
同液を80℃で5時間攪拌した後、ガーゼで濾過した。
得られた濾液を遠心分離(10,000rpm,15
分)し、その上澄液320mlを濃縮乾固して乾固物を
粉砕し、粉末状の抽出物を12.4g得た。このうち
2.8gを蒸留水50mlに再溶解させ、ギムネマ・ア
ルテリニフロルム水抽出濃縮液とした。
【0077】糖負荷試験1 こうして得られたギムネマ・イノドラムの水抽出濃縮液
について実施例4と同様の方法で糖負荷試験を行った。
【0078】その結果、対照についてのラットの血糖値
増加量の平均値は88mg/dlであったのに対し、ギ
ムネマ・イノドラム水抽出濃縮投与群の血糖値増加量の
平均値は48mg/dlであった。
【0079】糖負荷試験2 さらに高濃度のギムネマ・イノドラム水抽出濃縮液を調
製するために、ギムネマ・イノドラムの水抽出濃縮乾固
物5.6gを蒸留水50mlに溶解させようとしたが、
粘性がきわめて高く完全に溶解させることができず、そ
のため糖負荷試験を行うことはできなかった。
【0080】上述の如く、ギムネマ・アルテリニフロル
ムは、ギムネマ・イノドラムに比較して、その抽出濃縮
乾固物の水に対する溶解性が高く、食品加工等の取扱が
容易なものである。
【0081】実施例5 ギムネマ・アルテリニフロルムの水−エタノール溶液抽
出液の調製および生理活性試験ギムネマ・アルテリニフロルムの水−エタノール溶液抽
出液の調製 ギムネマ・アルテリニフロルムの乾燥茎部(中華人民共
和国南部地方において採取し天日で乾燥したもの)40
gに20重量%のエタノール水溶液を400ml加え、
同液を60℃で5時間攪拌した後、ガーゼで濾過し、さ
らに濾紙(No. 2;東洋濾紙社製)で濾過して濾液32
0mlを得た。この濾液をギムネマ・アルテリニフロル
ムの水−エタノール抽出液として糖負荷試験に供した。
【0082】糖負荷試験1 上記ギムネマ・アルテリニフロルムの水−エタノール溶
液抽出液320mlを濃縮乾固して乾固物11.2gを
得た。このうち2.8gを蒸留水50mlに再溶解させ
た。この溶液をギムネマ・アルテリニフロルムの水−エ
タノール溶液抽出濃縮液とした。
【0083】こうして得られたギムネマ・アルテリニフ
ロルムの水−エタノール溶液抽出濃縮液について実施例
4と同様の手法によって糖吸収抑制効果を調べた。
【0084】なお、対照として、ギムネマ・アルテリニ
フロルムの水−エタノール溶液抽出濃縮液の代わりに、
生理食塩水を投与し同様の操作を行った。
【0085】その結果、対照についてのラットの血糖値
増加量の平均値は95mg/dlであったのに対し、ギ
ムネマ・アルテリニフロルムの水−エタノール溶液抽出
濃縮液投与群の血糖値増加量の平均値は56mg/dl
であり、ギムネマ・アルテリニフロルム乾燥茎部の水−
エタノール溶液抽出物に顕著な糖吸収抑制効果が認めら
れた。
【0086】糖負荷試験2 ギムネマ・アルテリニフロルムの糖吸収抑制効果を詳細
に検討するために、さらに高濃度の抽出濃縮液を調製し
て糖負荷試験を行った。
【0087】ギムネマ・アルテリニフロルムの水−エタ
ノール溶液抽出物の濃縮乾固物5.6gを蒸留水50m
lに溶解させ、上記と同様の方法で糖負荷試験を行った
結果、対照についてのラットの血糖値増加量の平均値は
92mg/dlであったのに対し、ギムネマ・アルテリ
ニフロルムの水−エタノール溶液抽出濃縮液投与群の血
糖値増加量の平均値は40mg/dlであり、ギムネマ
・アルテリニフロルム乾燥茎部のエタノール水溶液抽出
濃縮液に顕著な糖吸収抑制効果が認められた。
【0088】比較例5 ギムネマ・イノドラムの水−エタノール溶液抽出液の調
製および生理活性試験 ギムネマ・イノドラムの水−エタノール溶液抽出液の調
ギムネマ・イノドラムの乾燥葉(バイオリンクコーポレ
ーションより購入)40gに20重量%のエタノール水
溶液400mlを加え、同液を80℃で5時間攪拌した
後、ガーゼで濾過した。得られた濾液を遠心分離(1
0,000rpm,15分)し、その上澄液340ml
を濃縮乾固して乾固物を粉砕し、粉末状の抽出物を1
2.4g得た。このうち2.8gを蒸留水50mlに再
溶解させ、ギムネマ・アルテリニフロルムの水−エタノ
ール溶液抽出濃縮液として糖負荷試験に供した。
【0089】糖負荷試験1 こうして得られたギムネマ・イノドラムの水−エタノー
ル溶液抽出濃縮液について実施例4と同様の方法で糖負
荷試験を行った。
【0090】その結果、対照についてのラットの血糖値
増加量の平均値は95mg/dlであったのに対し、ギ
ムネマ・イノドラムの水−エタノール溶液抽出濃縮液投
与群の血糖値増加量の平均値は50mg/dlであっ
た。
【0091】糖負荷試験2 さらに高濃度のギムネマ・イノドラムの水−エタノール
溶液抽出濃縮液を調製するために、ギムネマ・イノドラ
ムの水−エタノール溶液抽出濃縮乾固物5.6gを蒸留
水50mlに溶解させようとしたが、粘性がきわめて高
く完全に溶解させることができず、そのため糖負荷試験
を行うことはできなかった。
【0092】上述の如く、ギムネマ・アルテリニフロル
ムは、ギムネマ・イノドラムに比較して、その抽出濃縮
乾固物の水に対する溶解性が高く、食品加工等の取扱が
容易なものである。
【0093】実施例6 ギムネマ・アルテリニフロルムのエタノール抽出液の調
製および生理活性試験 ギムネマ・アルテリニフロルムのエタノール抽出液の調
ギムネマ・アルテリニフロルムの乾燥茎部(中華人民共
和国南部地方において採取し天日で乾燥したもの)40
gにエタノールを400ml加え、同液を30℃で5時
間攪拌した後、ガーゼで濾過し、さらに濾紙(No. 2;
東洋濾紙社製)で濾過して濾液328mlを得た。この
濾液をギムネマ・アルテリニフロルムのエタノール抽出
液として糖負荷試験に供した。
【0094】糖負荷試験1 上記ギムネマ・アルテリニフロルムのエタノール抽出液
328mlを濃縮乾固して乾固物を粉砕し、粉末状の抽
出物を10.8g得た。このうち2.7gを蒸留水50
mlに再溶解させた。この溶液をギムネマ・アルテリニ
フロルムのエタノール抽出濃縮液とした。
【0095】こうして得られたギムネマ・アルテリニフ
ロルムのエタノール抽出濃縮液について実施例4と同様
の手法によって糖吸収抑制効果を調べた。
【0096】なお、対照として、ギムネマ・アルテリニ
フロルムのエタノール抽出濃縮液の代わりに、生理食塩
水を投与し同様の操作を行った。
【0097】その結果、対照についてのラットの血糖値
増加量の平均値は98mg/dlであったのに対し、ギ
ムネマ・アルテリニフロルムのエタノール抽出液投与群
の血糖値増加量の平均値は53mg/dlであり、ギム
ネマ・アルテリニフロルム乾燥茎部のエタノール抽出物
に顕著な糖吸収抑制効果が認められた。
【0098】糖負荷試験2 ギムネマ・アルテリニフロルムの糖吸収抑制効果を詳細
に検討するために、さらに高濃度の抽出濃縮液を調製し
て糖負荷試験を行った。
【0099】ギムネマ・アルテリニフロルムのエタノー
ル抽出物の濃縮乾固物5.6gを蒸留水50mlに溶解
させ、上記と同様の方法で糖負荷試験を行った結果、対
照についてのラットの血糖値増加量の平均値は90mg
/dlであったのに対し、ギムネマ・アルテリニフロル
ムのエタノール抽出濃縮液投与群の血糖値増加量の平均
値は39mg/dlであり、ギムネマ・アルテリニフロ
ルム乾燥茎部のエタノール抽出濃縮液に顕著な糖吸収抑
制効果が認められた。
【0100】比較例6 ギムネマ・イノドラムのエタノール抽出液の調製および
生理活性試験ギムネマ・イノドラムのエタノール抽出液の調製 ギムネマ・イノドラムの乾燥葉(バイオリンクコーポレ
ーションより購入)40gにエタノール400mlを加
え、同液を80℃で5時間攪拌した後、ガーゼで濾過し
た。得られた濾液を遠心分離(10,000rpm,1
5分)し、その上澄液340mlを濃縮乾固して乾固物
を粉砕し、粉末状の抽出物を12.0g得た。このうち
2.8gを蒸留水50mlに再溶解させ、ギムネマ・ア
ルテリニフロルムのエタノール濃縮液として糖負荷試験
に供した。
【0101】糖負荷試験1 こうして得られたギムネマ・イノドラムのエタノール抽
出濃縮液について実施例4と同様の方法で糖負荷試験を
行った。
【0102】その結果、対照についてのラットの血糖値
増加量の平均値は98mg/dlであったのに対し、ギ
ムネマ・イノドラムのエタノール抽出濃縮液投与群の血
糖値増加量の平均値は48mg/dlであった。
【0103】糖負荷試験2 さらに高濃度のギムネマ・イノドラムのエタノール抽出
濃縮液を調製するために、ギムネマ・イノドラムのエタ
ノール抽出濃縮乾固物5.6gを蒸留水50mlに溶解
させようとしたが、粘性がきわめて高く完全に溶解させ
ることができず、そのため糖負荷試験を行うことはでき
なかった。
【0104】上述の如く、ギムネマ・アルテリニフロル
ムは、ギムネマ・イノドラムに比較して、その抽出濃縮
乾固物の水に対する溶解性が高く、食品加工等の取扱が
容易なものである。
【0105】
【発明の効果】この発明の糖吸収抑制用飲食物によれ
ば、腸管での糖吸収を無理なく抑制することが可能とな
り、日常生活に支障なく肥満を防止することができる。
これによって糖尿病等の疾病を未然に回避するほか、肥
満に起因する多くの病気を予防することができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ギムネマ・チンゲン(Gymnema tingens)
    の水および/またはアルコールによる抽出物を含有する
    ことを特徴とする糖吸収抑制用飲食物。
  2. 【請求項2】 ギムネマ・アルテリニフロルム(Gymnema
    alteriniflorum)の水および/またはアルコールによる
    抽出物を含有することを特徴とする糖吸収抑制用飲食
    物。
JP5035383A 1993-02-24 1993-02-24 糖吸収抑制用飲食物 Pending JPH06245735A (ja)

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JP5035383A JPH06245735A (ja) 1993-02-24 1993-02-24 糖吸収抑制用飲食物

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2241197A1 (en) 2002-11-18 2010-10-20 Mitsui Sugar Co., Ltd. Agent and edible material for inhibiting body fat accumulation

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2241197A1 (en) 2002-11-18 2010-10-20 Mitsui Sugar Co., Ltd. Agent and edible material for inhibiting body fat accumulation
US9017744B2 (en) 2002-11-18 2015-04-28 Mitsui Sugar Co., Ltd. Method of using isomaltulose to suppress blood glucose level increase
US9017745B2 (en) 2002-11-18 2015-04-28 Mitsui Sugar Co., Ltd. Method of using isomaltulose to suppress body fat accumulation

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