JPH0288525A - 肥満症治療・予防用の薬品および飲食物 - Google Patents

肥満症治療・予防用の薬品および飲食物

Info

Publication number
JPH0288525A
JPH0288525A JP63240132A JP24013288A JPH0288525A JP H0288525 A JPH0288525 A JP H0288525A JP 63240132 A JP63240132 A JP 63240132A JP 24013288 A JP24013288 A JP 24013288A JP H0288525 A JPH0288525 A JP H0288525A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
quercus
obesity
aqueous extract
tannin
powder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63240132A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiro Nakai
史郎 中井
Koichi Yoshida
浩一 吉田
Tamako Kato
加藤 珠子
Kiyoko Yoshimoto
吉本 喜洋子
Kuniko Takagi
高木 久仁子
Tadashi Nishimura
正 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohto Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Rohto Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohto Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Rohto Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP63240132A priority Critical patent/JPH0288525A/ja
Publication of JPH0288525A publication Critical patent/JPH0288525A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [M業上の利用分野] 本発明は日常の生活の中で長期に亘って安全に服用乃至
飲食することのできる肥満症治療・予防用の薬品および
飲食物に関するものである。
[従来の技術] 先進諸国、即ち欧米は言う迄もなく、日本においても肥
満に対する社会的関心が高まりつつある。これは肥満が
美容上の問題を越えて、糖尿病、高血圧症、動脈硬化症
等の成人病の発生(罹患)と密接な関係のあることが理
解されてきた為であり、以下肥満症とのべる。先進諸国
において肥満症が増加している原因としては、高脂肪高
蛋白食への嗜好の偏向や不規則な食生活に加え、ハイテ
ク社会に見られる日常のストレスや運動不足等の社会的
要因が挙げられる。しかし生理学的見地からはカロリー
の過剰摂取の結果と考えられており、次に述べる様な作
用を有する薬物が肥満症の治療・予防のための薬物とし
て検討されている。
(1)食物の摂取行動の抑制 (2)摂取食物の消化管吸収の阻害 (3)吸収した栄養物(特に糖分)の脂肪への変換の阻
止 (4)蓄積脂肪の分解(エネルギー化)促進上記(1)
〜(4)の作用のうち(1)〜(3)は肥満の予防ある
いは再肥満の防止に効果があり、(4)のみがWl、密
な意味での肥満症治療に役立つと考えられるが、いずれ
にせよ各国では上記した様な諸作用を有する肥満症治療
用に薬物の検討が進められており、臨床的に利用され得
る薬物も出始めている。
しかし、いずれの薬物も副作用が顕著であり、医師の厳
重なコントロール下での使用に限られている。
まず(1)の作用を有する薬物としてはマシンドール(
Mazindol)やフェンフルラミン(Fenf l
uramine)が知られているが、マシンドールは副
作用として口渇、不眠、便秘、神経過敏、めまい、ある
いは頭痛等をひきおこすことが報告されている[Had
ler、 A、J、J、 Cl1n、Pharm、12
453 (1972) ]。またフェンフルラミンは眠
気、q1吐、下痢1腹痛等の消化器系症状を副作用とし
て伴うことが報告されている[5tunkard  A
、et alLancet  l  503(197:
l)]  。
次に(2)の作用を有するものとしてはネオマイシンが
知られているが、これは脂肪下痢をひきおこし、腸管潰
瘍、腎障害、ビタミンに欠乏症等の重篤な副作用があっ
て、適当でない[FaloonW、W、、et al 
Ann、 N 、 Y 、 Acad、 Sci 13
2879(1966)]。同じ<(2)の作用を有する
AO−128は三糖類分解酵素の作用を阻害し糖分が単
糖として消化管から吸収されるのを妨げる作用を有する
。これも副作用として下痢を伴なうとされている[日本
消化器病学会雑誌841639(1987) 、永瀕肇
等第へ回日本肥満学会抄t3P91(昭和62年)]。
更に(3)の作用を有するデヒドロエピアンドロステロ
ン(Dehydroepiandrosterone)
はグルコース−6−ホスフェイト・デヒドロゲナーゼの
作用を強力に阻害することにより脂肪合成を阻害するが
[Yen、T、T、et at 、Lipid 124
09(1977) ] 、生体内での代謝物の一つが女
性ホルモンのエストロゲンである[(Baul+en、
 E、E 、 et al、 J、clin。
Endocrinal  Metal、  23 12
98(1963)  and  5iiteri。
P、に、 et al、 5teroido 2713
(1963)]ため、ホルモンバランスが損われる。(
4)の作用を有するものとしては甲状腺ホルモンが知ら
れているが、脂肪分解の選択性を有さす、むしろ脂肪組
織の減少に比して筋力量の減少が大きいという問題を有
する[にyle、 L、H,et al、 N、Eng
l、J、Med、 27512(1966)and  
Gray  G、A、et  al、Am、J、cli
n、Nutr  26715(1973) ]と共にホ
ルモンバランスを損なうという木質的な欠点を伴なう。
この様な公知の薬物による肥満症の治療では副作用が大
きいので、重篤でない軽度の肥満症に限って言えば日常
生活の中で簡単に利用できしかも長期の服用にも耐え得
る安全性の高い薬物の開発が望まれている。この様なも
のとして、こんにゃくマンナンやグルコマンナンなどの
繊維質食品等も開発されているが、これらは摂取食物の
消化管からの吸収速度を遅くする作用を有するもので体
重減少効果は期待できない。
[発明が解決しようとする課題] そこで本発明者らは、肥満症の治療・予防に確実な効果
を示し、日常生活の中で簡単に且つ長期に亘って安全に
服用乃至飲食できる薬品および飲食物について検討した
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決することのできた本発明の薬品および飲
食物とはブナ科コナラ属植物の水性エキスを有効成分と
して含有することを要旨とするものである。
[作用] ブナ科コナラ属、より具体的にはコナラ亜属およびアカ
ガシ亜属に属する植物の水性エキスに抗肥満活性が有り
、しかもこれらの水性エキスは天然性のものであるから
安全であり、長期に亘って服用してもなんら副作用を生
じないことが分かった。そこで本発明は、これらの水性
エキスを有効成分として含有する薬品あるいは飲食物を
肥満症の治療・予防に利用しようとするものである。
上記植物の具体例としてはウバメガシ、クヌギ、アベマ
キ、カシワ、ミズナラ、コナラ、ナラガシワ、ウラジロ
ガシ、シラカシ、アカガシ、アラカシ、イチイガシ、ハ
ナガガシ、ツタバネガシ、およびオキナワウラジロガシ
等が非限定的に挙げられる。
ウラジロガシについては我国において古くから民間薬と
して尿路結石治療に用いられており、そのエキス剤が尿
路結石の治療薬として市販されている[ウロカルン;日
本新薬(株)製]6しかし抗肥満活性に関する報告はこ
れ迄のところ全くなく、これ迄の研究によればウロカル
ンの尿路結石に対する有効成分はタンニン(ポリフェノ
ール)と言われており(特公昭35−3550号公報)
、我国の局外医薬品規格集においてもウラジロガシの尿
路結石の治療薬としての確認試験は、酢酸エチルエステ
ル可溶成分のFeCl3反応が(+)と規定されている
(タンニンの確認試験に相当)。
そこでウラジロガシの水性エキスについて種々検討した
ところ該水性エキス中の尿路結石溶解作用成分と抗肥満
活性成分とは全く異なることが分かった。即ちウラジロ
ガシの水性エキスを酢酸エチル/水で十分分配し、有機
溶媒層を除くかあるいはポリアミド等の強塩基性イオン
交換樹脂または逆相カラムや吸着カラムを通すと、Fa
Clsあるいは酢酸鉛反応が陰性の水性エキスが得られ
る。該エキスの抗肥満活性を測定したところ活性は失わ
れておらずタンニンを除去しても活性には変化がないと
いう知見を得たわけである。
タンニン除去後のウラジロガシの水性エキスの特性は次
の通りである。
pH5,3(10mg乾燥エキス/ml  Pi製氷)
溶解性 水に易溶 メタノール、エタノール、エチルエーテル、アセトンに
不溶 定性反応 IAolish反応(糖)+Biuret反
応(蛋白′K)+ 酢酸鉛反応(タンニン)− 分子1(GPC法)  10000以下カラム  T 
S K G2500PWXt。
溶離液  水 検出   220na+およびRI (示差屈折率) 前記植物(主に葉および小茎)から水性エキスを採取す
るには、一般に前記植物の一種以上を刻んで10〜20
倍量の水に浸して抽出する。この際温度を高めるとより
効果的に有効成分を抽出できる。
抽出液をこのまま服用しても良いが、通常は濃縮液とし
て、あるいはスプレートライまたは凍結乾燥して粉末と
し後述する様な製剤あるいは飲食物として服用する。こ
の際抽出液(水性エキス)から後述の様にしてタンニン
画分を除去して用いると有効性をより高めることができ
る。
前記植物の水性エキスを肥満症の治療や予防に利用する
に当たっては、煎剤、浸剤、液剤、粉剤、顆粒剤、丸剤
、カプセル剤1錠剤1発泡剤およびチュワラブル等の経
口剤がもつとも手軽であり、その形態を問わない。また
製薬上の慣行に従って希釈剤、湿(閏剤、滑剤1着色剤
、風味剤または他の通常の賦形剤や添加剤等を併用する
こともでき、これについても特に制限はない。たとえば
典型的な担体としてマイクロクリスタリンセルロース、
デンプン、デンプングリコール酸ナトリウム、ポリビニ
ルピロリドン、ポリビニルポリプロリドン、ステアリン
酸マグネシウム、ラウリル硫酸ナトリウム等が挙げられ
る。
前記各稲植物のエキスについてアップダウン法でLD5
0値を求めたところ、マウス経口投与で雄雌とも20 
g/kg以上と殆んど毒性が認められなかった。
前記植物からの水性エキス粉末を経口的に服用する場合
の投与量は予防的には成人1日2回、1回宛02〜2g
(除タンニン水性エキス粉末0.1〜1.5g)を用い
、治療的には成人1日3回1回宛0.2g〜3g  (
除タンニン水性エキス粉末0.1〜2g)を用いる。ま
たこれらエキスは熱にも安定でありLD5゜値も高いこ
とから種々の食品加工を行ない、抗肥満食品や抗肥満飲
料としての利■も可能である。なお食品や飲料への含有
量は特に指定するものではないが、成人1日水性エキス
粉末0.5〜10g (除タンニン水性エキス粉末では
0.3〜6g)程度が望ましい。
[実施例] 肥満の成因である白色脂肪細胞への脂肪蓄積形式には、
脂肪細胞のサイズが大きくなる細胞肥大型と脂肪細胞の
数が増える細胞増殖型の二つのタイプがある。そして小
児肥満は細胞肥大型と細胞増殖型の混合型肥満であり、
成人肥満は細胞肥大型肥満である。
上記肥満に対する、抗肥満活性のtn viv。
assayとしてよく用いられる方法に、高脂肪食飼育
ラット法がある。これは高脂肪食摂取により肥満に至っ
たラットに被験物質を反復投与し、脂肪摂取過多による
体重増加に対する抑制効果をみるものである。この様な
食餌性肥満動物モデルは肥満の増強とともに脂肪細胞の
容積および数が増加する混合型肥満であり、小児肥満に
近いものと考えられている[井上修二1診断と治療、 
72215(1984)]。この場合グリセライドの合
成促進は、脂肪細胞への脂肪の蓄積をまねき、一方でそ
の分解が抑制されるため体脂肪が過剰に蓄積して過体重
となると説明されている[Schemmel、11.e
t alRagulation of the Adi
pose Tjssue Mass。
edited  by  Vague、  J、  a
nd  Boyer、J、New  York:Els
evier  234(1974)]  。
またマウスにゴールドチオグルコースを投与し視床下部
腹内側核(VMH)にある満腹中枢を破壊して肥満させ
抗肥満活性を調へる方法がある。
この視床下部性肥満動物モデルは細胞肥大型肥満である
成人肥満に近いものである[井上修二1診断と治療、 
72216(1984)]。
次に食餌性肥満動物モデル(ラット)および視床下部性
肥満動物モデル(マウス)を用い前記各種植物の抗肥満
活性について調べた結果を示す。
実験I SD系雌性ラット(購入時10週令)を9週間60%高
脂肪食(オリエンタル酵母より購入)で飼育し、明らか
に肥満になったものを選択し、1群の例数を8匹として
、後記製造例1と同様にして得た各種植物水性エキスを
毎日1回縁口投与した。対照群には0.5%CMC溶液
を同様に投与した。各細体の体重は週1回測定し、抗肥
満活性の評価を行った。結果を第1図(a) 、 (b
) に示す。また群毎の摂餌量を週1回測定し、1個体
1日当りの平均摂餌ヱを算出した。結果を第2図(a)
 、 (b)に示す。実験終了後さらに各ラットの臓器
の病理標本を作成し鏡検を行なったが異常は認められな
かった。また解剖時に腹部大動脈より採血し血清を分離
して血清生化学検査も行ない血糊値(Glu値)、中性
脂肪値(TG値)およびコレステロール値(CHO値)
を調べた。結果を第1表に示す。同時に普通食で飼育し
たものから平均体重に近いものを8例選出して無処理群
とした。
@1図および第2図から明らかな様に各植物の水性エキ
ス投与群は無投与に対し、体重増加量が少なく、これら
の植物の水性エキスには体重増加抑制作用があることが
わかる。また摂餌量は体重増加量と相関しており、この
ことからこれら植物の水性エキスが摂食抑制作用を有し
ていることもわかる。また第1表よりこれら植物エキス
に高血糖、高コレステロール値および高中性脂肪値の改
善作用のあることが分かる。
尚第3図はウラジロガシ水性エキスから後述する種々の
方法でタンニン分を除き、ウラジロガシ水性エキスIg
/kgに相当する換算量を投与した結果であり、水性エ
キスからタンニン分を除いたものも第1図で得た結果と
同様の結果を示していることが分かる。
尚第3図において次ぎの各事項はタンニン除去に関し、 水層:水と酢酸エチルで液分離したもの(製造例2) 活性炭:水性エキスを水に溶解し活性炭で除去したもの 5A−11A:水性エキスを水に溶解し三菱ダイヤイオ
ン5A−11Aで除去したもの(製造例3) HPA−25:水性エキスを水に溶解し三菱ダイヤイオ
ンHPA−25で除去したものである。
実験2 ICR系雌性マウス(購入時4週令)1週間の馴化期間
をおいた後ゴールドチオグルコース(GTG)を0.7
g/kg Bn腔内投与して、6週目に明らかに肥満で
あるマウスを選出し、後記製造例1〜4で調製した試料
を毎日1回経口投与し、対照群には05%CMC溶液を
没与し体重測定、摂餌量測定、病理切片の鏡検および血
清生化学検査を実験例1と同様に実施した。この際GT
G投与群と同時に購入し同一条件で6週間飼育した動物
を無処理群として用いた。結果を第4図、第5図および
第2表に示す。この時各検体には異常は認められなかっ
た。
第4図よりブナ科コナラ属植物水性エキスは肥満食飼育
群に比べて体重増加量が少なく体重増加抑制作用がある
ことが分かる。また第5図より各種植物エキスには摂食
量抑制作用があることが分かり、第2表の血液分析値よ
りこれら植物水性エキスは高血糖、高中性脂肪値および
高コレステロール値改善作用のあることが分かる。
以上実験1および実験2の結果よりブナ科コナラ属植物
水性エキスには混合型肥満(小児肥満)および細胞肥大
型肥満(成人肥満)の抑制作用があり、あらゆるタイプ
のヒト肥満に安全に適用可能であることが分かる。
次にウラジロガシから水性エキスを得、該エキスからタ
ンニンを除去する方法例、該エキスから食品およびお茶
を製造する方法例について述べる。これら例は本発明を
何ら限定するものではない。
製造例1 ウラジロガシの小枝付葉を水洗し葉および小枝を押し切
りでスライスし、日陰で充分乾燥させた後、その2kg
に水20j2を加え80℃で3時間抽出した。更にその
残漬に水15λを加え、80℃で3時間抽出した。それ
ぞれの抽出液を合わせエバポレーターにて2℃になる迄
減圧濃縮した。濃縮液は3000rpm、0℃で10分
遠沈してこの上澄液を減圧乾燥して水性エキス粉末を得
た。
収率;生薬2h8より272g  (13,6%)艮逍
■ユ 製造例1と同様にして得たウラジロガシ水性エキス13
6gを水IItに溶かし酢酸エチルIIlで3回抽出を
行ないタンニンを除去し凍結乾燥した。この両分は抗肥
満活性を示した(第3図参照:水層)。
収率:生薬2kgより2198  (10,9%)製造
例3 製造例1と同様にして得たウラジロガシ水性エキス13
6gを水1.5βに溶解し三菱ダイヤイオンHPA−2
5(1000ml)を加え1時間攪拌し、グラスフィル
ターで濾過して樹脂分を除去した。濾液は濃縮後凍結乾
燥した。この両分も抗肥満活性を示した(第3図参照:
HPA−25)。
収率:生薬2kgより166g(8,3%)製造例4 ナラガシワの小枝付葉を製造例1と同様に処理し、水性
エキスを収率11.5%(生薬1kgより水性エキスt
 t 5g )で得た。また除タンニンの為三菱ダイヤ
イオンSへ−11八を用いて製造例3と同様に処理した
ところ樹脂未吸着活性画分を生薬1kgより67.2g
得た(収率6.7%)。
叉遣里1 ウラジロガシ水性エキス40 g 、 乳IJ39.8
g 。
微結晶セルロース15g1 コーンスターチ5gおよび
ステアリン酸マグネシウム0.4gを良く混合し打錠機
でスラッゾを製造し、オツシレーターで粗砕3選粒した
のち顆粒化した。この顆粒100gにステアリン酸マグ
ネシウム0.2gを混合し、常法に従って打錠し裸錠1
00錠を製造した。この錠剤は1錠あたり水性エキス4
00mgを含有していた。
製造例6 ウラジロガシ水性エキス50gおよび乳糖50gをよく
混合し、カプセル充填機を用いてカプセル200個を製
造した。この様にして製造したカプセルは1個あたり水
性エキス250mgを含有していた。
製造例7 ソフトマーガリン100gをボールに入れ泡立器でよく
ねり、次にアスパルテーム1gおよびウラジロガシの水
性エキス5gを加えてよくかき混ぜ、これらがよく混ざ
ったことを確認した1卵1個を割入れて更に泡立器でま
ぜた。、−男手麦粉200gにベーキングパウダー少量
を加え、ふるいにかけながら前記ボールに加えた。適度
にかき混ぜた後、生地を延ばし適当な大ぎさに型でぬき
天板に並べ175〜200℃の天火で30分間焼き抗肥
満食品(ビスケット)を製造した。
又盈■1 切り刻んだウラジロガシの小枝付葉を釜炒りし、酵素を
失活させた後、揉み上げ乾燥して抗肥満茶を製造した。
製造例9 ウラジロガシの水性エキスを緑茶に含浸して抗肥満茶を
製造した。
し発明の効果] 以上の様にブナ科コナラ属植物の水性エキスには副作用
のない抗肥満活性があるので、これを有効成分として含
有させた薬品あるいは飲食物は長期に亘って安全に服用
または飲食できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)および(b)は各種植物水性エキス投与に
おけるラットの体重変化量を示す図、第2図(a)およ
び(b)は各種植物水性エキス投与におけるラットの摂
餌変化量を示す図、第3図は除タンニンしたウラジロガ
シ水性エキス投与におけるラットの体重変化量を示す図
、第4図は各種植物水性エキス投与におけるマウスの体
重変化量を示す図、第5図は各種植物水性エキス投与に
おけるマウスの摂餌量変化量を示す図である。 4二 (直) 二 茜 さ  (直) (=−) ニ 5 ゴ  (瓢) (ソ) !”=i、、i(=)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ブナ科コナラ属植物の水性エキスを有効成分とし
    て含有することを特徴とする肥満症治療・予防用の薬品
  2. (2)ブナ科コナラ属植物の水性エキスを有効成分とし
    て含有することを特徴とする肥満症治療・予防用の飲食
    物。
JP63240132A 1988-09-26 1988-09-26 肥満症治療・予防用の薬品および飲食物 Pending JPH0288525A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63240132A JPH0288525A (ja) 1988-09-26 1988-09-26 肥満症治療・予防用の薬品および飲食物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63240132A JPH0288525A (ja) 1988-09-26 1988-09-26 肥満症治療・予防用の薬品および飲食物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0288525A true JPH0288525A (ja) 1990-03-28

Family

ID=17054975

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63240132A Pending JPH0288525A (ja) 1988-09-26 1988-09-26 肥満症治療・予防用の薬品および飲食物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0288525A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04141064A (ja) * 1990-10-03 1992-05-14 Sunamiya:Kk 薬膳調味液、薬膳調味料の製造方法
JP2004000164A (ja) * 2002-03-29 2004-01-08 Morinaga Milk Ind Co Ltd α−グルコシダーゼ阻害剤及び組成物
WO2006030567A1 (en) * 2004-09-13 2006-03-23 Chuon Co., Ltd. Carbohydrase inhibitors derived from fagaceous plants and use thereof
JP2013209348A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Shiseido Co Ltd Apj活性化剤

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04141064A (ja) * 1990-10-03 1992-05-14 Sunamiya:Kk 薬膳調味液、薬膳調味料の製造方法
JP2004000164A (ja) * 2002-03-29 2004-01-08 Morinaga Milk Ind Co Ltd α−グルコシダーゼ阻害剤及び組成物
WO2006030567A1 (en) * 2004-09-13 2006-03-23 Chuon Co., Ltd. Carbohydrase inhibitors derived from fagaceous plants and use thereof
JP2006104181A (ja) * 2004-09-13 2006-04-20 Takahiro Tsujita ブナ科植物由来の糖質分解酵素阻害物質、及びその用途
JP2013209348A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Shiseido Co Ltd Apj活性化剤

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI380823B (zh) 脂聯素(Adiponectin)濃度上升劑
JP5109117B2 (ja) スダチ由来の組成物、並びに当該組成物を含有する医薬組成物、健康飲食品及びサプリメント
EP0930019A2 (en) Composition for treating obesity and foods and drinks containing the same
KR101281988B1 (ko) 가시오가피를 함유한 숙취 해소 및 간기능 개선용 생약조성물 및 그 제조방법
JP4432069B2 (ja) 肥満抑制剤
KR20160007728A (ko) 마늘껍질 추출물의 제조방법 및 이를 이용하여 제조된 당뇨 예방 및 개선용 식품 조성물
US20100247638A1 (en) organoleptically improved dietary fiber composition and a process thereof (teestar)
US20190076496A1 (en) Polysaccharide digestion inhibitor
JP2007230969A (ja) メタボリックシンドローム改善剤
JP2006160710A (ja) 糖尿病の予防・治療用組成物およびその有効成分を含む健康食品
KR102112599B1 (ko) 석류 및 유자 추출물을 유효성분으로 함유하는 항비만 조성물
JP2006104181A (ja) ブナ科植物由来の糖質分解酵素阻害物質、及びその用途
JP2003252785A (ja) 西洋人参混合物及びその製造法
WO2005094858A1 (ja) 抗糖尿病用組成物
JPH0288525A (ja) 肥満症治療・予防用の薬品および飲食物
JP2005170836A (ja) 海藻抽出物およびそれを含むリパーゼ阻害剤
KR101113603B1 (ko) 간기능 개선 및 숙취해소 증진 기능을 가지는 한방복합제재 조성물(dts20, dts21) 및 그의 제조방법
WO2005099734A1 (ja) 杜仲葉水抽出成分を含むリパーゼ阻害剤
KR20180056199A (ko) 모링가추출물을 함유한 다이어트용 껌의 제조방법
JP2005022994A (ja) 血糖上昇抑制用組成物
JP2000342228A (ja) ヤーコン・桑葉配合茶
JP2007008883A (ja) 血糖値低下作用を有する組成物
KR20000018977A (ko) 동아 녹즙 및 그 잔사를 사용하여 제조된 체중 및 혈당 조절용식품조성물 및 그 제조방법
JP6770726B1 (ja) メタボリックシンドロームの予防または改善剤
JP2002053475A (ja) 糖質分解酵素阻害剤およびそれを含有する飲食品