JPH0624556A - 微量粉末連続供給装置 - Google Patents

微量粉末連続供給装置

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JPH0624556A
JPH0624556A JP17869192A JP17869192A JPH0624556A JP H0624556 A JPH0624556 A JP H0624556A JP 17869192 A JP17869192 A JP 17869192A JP 17869192 A JP17869192 A JP 17869192A JP H0624556 A JPH0624556 A JP H0624556A
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重夫 長屋
Toshio Inoue
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 一端部が閉塞されたシリンダ25と、開口部
をシリンダ25に嵌挿された筒状のピストン26と、シ
リンダ25を貫通してピストン26の内部に配置された
キャリアガスの導入管29と、シリンダ25を貫通して
ピストン26の内部側に配置された導出管30と、ピス
トン26を摺動させる移動機構27とを具備し、ピスト
ン26の内部には、原料粉末の収納部が設けられてなる
微量粉末連続供給装置。 【効果】 本発明によれば、導入管からキャリアガスを
導入することにより微量の粉末を移送することができ、
また、ピストンを移動させることにより粉末の量を変え
ることができるので、長時間にわたり安定して原料粉末
を供給することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は微量の原料粉末を連続的
に供給することができる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】臨界温度(TC)が液体窒素温度(約7
7K)を超える値を示す酸化物超電導体として、例え
ば、YBaCuO系、BiSrCaCuO系、TlBa
CaCuO系などの酸化物超電導体が知られている。そ
して、これらの酸化物超電導体を電力輸送、超電導マグ
ネット、超電導デバイスなどの種々の超電導応用機器に
適用するべく種々の研究がなされている。このような酸
化物超電導体の製造方法の1つとして、化学気相蒸着法
(CVD法)などの成膜手段によって基材表面に酸化物
超電導薄膜を形成する方法が知られている。この成膜手
段により形成した酸化物超電導層は、バルク材を加工し
た超電導体に比較して臨界電流密度(Jc)が大きく、
優れた超電導特性を有することが知られている。また、
前記CVD法は、スパッタなどの成膜手段よりも短い時
間で、より厚い膜を形成することができる手段として注
目されている。
【0003】このようなCVD法による酸化物超電導体
の製造方法において使用される原料化合物は、酸化物超
電導体を構成する各元素のアセチルアセトン化合物、ヘ
キサフルオロアセチルアセトン化合物などのジケトン化
合物、シクロペンタジエニル化合物などの有機金属錯体
が用いられている。たとえば、YBaCuO系酸化物超
電導体の製造用原料としては、Y、Ba、Cuの各元素
の2,2,6,6テトラメチル-3,5-ヘプタンジオン(以下、D
PMという)化合物、即ち、Y(DPM)3、Ba(D
PM)2、Cu(DPM)2などが挙げられる。
【0004】図5は酸化物超電導体製造に用いられてい
る従来のCVD装置のガス供給部の一例を示すものであ
る。このガス供給部は、Y(DPM)3、Ba(DP
M)2、Cu(DPM)2の各化合物粉末を混合した混合
粉末1をアルゴンガスなどのキャリアガス2で一定量ず
つ搬送するための粉末フィーダ3と、粉末フィーダ3か
ら搬送された混合粉末2をそれらの気化温度以上に加熱
するヒータ4を備えた気化器5を備えて構成されてい
る。また、粉末フィーダ3は、混合粉末1を収納した密
閉容器3aと、この密閉容器3aに挿通されたキャリア
ガスの導入管3bと排出管3cとを備えて構成されてい
る。
【0005】前記粉末フィーダ3の内部には、キャリア
ガス2が導入管3bを介して吹き込まれ、続いて粉末を
含むキャリアガスが排出管3cにより排出されて気化器
5に搬送される。気化器5に搬送された混合粉末1はヒ
ータ4で加熱されて気化し、気化したガス6はキャリア
ガスとともに図示略の反応チャンバ内に供給されるよう
になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら酸化物超
電導体において、Y系にあっては、Y1Ba2Cu37-x
なる組成、Bi系にあっては、Bi2Sr2Ca2Cu3
xなる組成のように特定の組成範囲のものしか超電導特
性を示さないために、これらの超電導薄膜をCVD法に
より製造するためには、前記原料粉末を規定量、連続的
に安定した状態で反応チャンバ内に供給し、安定した状
態で反応させて成膜しなくてはならない。ところが、図
5に示す粉末フィーダ3の構造では、混合粉末1の量が
少なくなってきて導入管3bの先端位置および導出管3
cの先端位置と粉末1の位置との相対位置が変化する
と、搬送できる粉末量に変動を生じるために、長時間に
わたって規定量の混合粉末を搬送できない問題があっ
た。
【0007】また、一般に、定量の粉末供給装置として
使用されているものに、図6に示す構成の超音波振動式
粉末フィーダと図7に示す構成のブラシメッシュ式粉末
フィーダがある。図6に示す装置は、原料粉末7を収納
したホッパ8と、このホッパ8の出口部に設けられた滑
り台9と、滑り台9の下部に設けられた超音波振動子1
0とを具備してなり、超音波振動子10を用いて滑り台
9を振動させ、原料粉末7を滑り台9に沿って移動させ
て供給するものである。この装置は、超音波振動子10
の振幅や振動数、ホッパ8の形状、滑り台9の傾斜角度
などをパラメータとしてそれぞれを調整し、粉末の供給
速度を調節するものである。ところが、図6に示す従来
装置は、減圧された雰囲気の配管などに粉末を供給する
ことはできない上に、数mg/分などの精度で粉末を供
給できない問題がある。
【0008】図7に示す装置は、粉末12を収納したホ
ッパ13と、ホッパ13の出口部13aに回転自在に設
けられた回転ブラシ14と、ホッパ13の出口部13a
に設けられたメッシュ16を具備してなり、回転ブラシ
14の回転によりホッパ13の出口部13aから粉末を
供給する装置である。この装置は、回転ブラシ14の回
転速度、ホッパ13の出口部13aの口径などを調整す
ることにより、数mg/分の精度で混合粉末を供給でき
る装置である。ところが、図7に示す従来装置は、減圧
された雰囲気の配管などに粉末を供給することはできな
いとともに、回転ブラシ14とメッシュ16との間の摩
擦力により柔らかい原料粉末(例えば、前記CVD装置
で用いるY(DPM)3、Ba(DPM)2、Cu(DP
M)2粉末)をすり潰してしまう問題があった。
【0009】本発明は前記事情に鑑みてなされたもので
あり、減圧雰囲気の装置内に数mg/分の割合で原料粉
末を長時間、低速供給することができる微量粉末連続供
給装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は前
記課題を解決するために、一端部が閉塞され他端部が開
口された筒状のシリンダと、一端部が開口され他端部が
閉塞され、開口部を前記シリンダの内部側に向けてシリ
ンダの開口部側に摺動自在に嵌挿された筒状のピストン
と、前記シリンダを貫通してピストンの内部側に配置さ
れたキャリアガスの導入管と、前記シリンダを貫通して
ピストンの内部側に配置された導出管と、前記ピストン
をシリンダに沿って上下に摺動させる移動機構とを具備
してなり、前記ピストンの内部には、原料粉末の収納部
が設けられてなるものである。
【0011】
【作用】ピストンに収納した原料粉末に導入管からキャ
リアガスを吹き掛けて舞い上がらせ、この舞い上がった
粉末を排出管で移送するので、微小量の原料粉末が移送
される。また、ピストンを移動させて導入管と原料粉末
の相対位置を変えることで、ピストン内で舞い上がる原
料粉末の量が変動するので、排出管で移送できる原料粉
末量が変化する。従って原料粉末量の減少に応じてシリ
ンダの位置を変えることで、長時間にわたり安定した量
の原料粉末が移送されるとともに、シリンダ位置の変更
により原料粉末供給量を調整できる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は本発明に係る微量粉末連続供給装置
の一実施例を備えた成膜用CVD装置の一例の全体構成
を示す。図中符号20は、微量粉末連続供給装置を示
し、この微量粉末連続供給装置20には、バブラ21と
気化器22と成膜装置23とが接続されている。
【0013】前記微量粉末連続供給装置20は、筒状の
シリンダ25と、この導入管25の下部に摺動自在に挿
入された筒状のピストン26と、このピストン26を上
下移動させる移動機構27と、シリンダ25の上部に取
り付けられた導入ロッド28と、この導入ロッド28に
挿入されたキャリアガスの導入管29および導出管30
とを具備して構成されている。
【0014】前記シリンダ25は、その上端部が閉じら
れ、その下端部が開口された筒状のもので、その上端部
側面には、サポートガスの供給口25aが形成されてい
る。この供給口25aは、液状のテトラヒドロフラン
(THF)を収納したバブラ21に接続され、このバブ
ラ21にはアルゴンガスなどのサポートガスの供給源3
1が接続されいて、THFを含むガスをシリンダ25に
供給できるようになっている。前記ピストン26は、そ
の上端部が開口され、その下端部が閉じられた筒状のも
ので、その上部は前記シリンダ25の下部側に摺動自在
に挿入され、ピストン26がシリンダ25の開口部を気
密に閉じている。また、ピストン26の内部には、酸化
物超電導体製造用の原料粉末A、例えば、YBaCuO
系酸化物超電導体製造用のY(DPM)3、Ba(DP
M)2、Cu(DPM)2の各粉末などが収納されてい
る。
【0015】前記移動機構27は、ピストン26の下端
部に接続されたラック部材27aと、このラック部材2
7aにかみ合うピニオンギア27bと、このピニオンギ
ア27bを正逆回転させる図示略のモータとを具備して
なり、ピニオンギア27bを正逆回転させることにより
ピストン26を上下移動できるようになっている。前記
導入ロッド28は、シリンダ25の天井壁を貫通してシ
リンダ25の下端部側まで延出されたもので、その上端
部は閉じられ、その下端部は開口されている。また、導
入ロッド28の外周面とピストン26の内周面との間に
は、隙間Dがあけられている。前記導入管29と導出管
30は、それぞれ導入ロッド28の天井部を貫通して導
入ロッド28の下端部近傍まで延出されている。導入管
29はキャリアガスの供給源29aに接続されてキャリ
アガスをピストン26の内部に供給できるようになって
いるとともに、導出管30は気化器22に接続されてい
る。前記気化器22は、外周部にヒータ33を備え、導
出管34を介して成膜装置23に接続されていて、内部
に搬送されてきた粉末を含むガスを加熱して粉末を気化
させ、気化された混合ガスを成膜装置23に送ることが
できるようになっている。
【0016】本実施例で用いている成膜装置23は、図
4に詳細に示すように、横長の反応チャンバ40と、そ
の中央上部に設けられた上窄まり状のガス拡散部41
と、反応チャンバ40の両端部に接続された排気管4
2、42と、排気管42、42に接続された排気ポンプ
24を具備して構成されている。
【0017】反応チャンバ40の両端部には、基材移送
装置43が設けられるとともに、反応チャンバ40の内
部には加熱ヒータ44を組み込んだ横長の熱伝導プレー
ト45が設けられていて、基材移送装置43が反応チャ
ンバ40の内部に送り込んだ長尺の基材46を熱伝導プ
レート45に沿って移動できるようになっている。ま
た、前記加熱ヒータ44には温度制御装置47が接続さ
れていて、基材46の温度を所望の温度に制御できるよ
うになっている。
【0018】前記構成の成膜装置23は、加熱ヒータ4
4による加熱と排気管42、42による排気により、図
4に示す熱伝導プレート45の中央部側に反応領域48
を形成し、熱伝導プレート45の左側に予熱領域49を
形成し、熱伝導プレート45の右側に徐冷領域50を形
成することができるとともに、上窄まり状のガス拡散部
41により前記反応領域47の全体に原料混合ガスを均
一に供給できるようになっている。
【0019】次に前記微量粉末連続供給装置20とバブ
ラ21と気化器22と成膜装置23を用いて酸化物超電
導体を製造する方法について説明する。前記各装置の内
部を真空排気する前にピストン26をシリンダ25から
抜き出して酸化物超電導体製造用の混合粉末を内部に投
入し、それからピストン26をシリンダ25に挿入す
る。次いで気化器22と成膜装置23の内部を真空排気
して成膜に都合の良い減圧雰囲気とした後で製造を開始
する。
【0020】まず、供給源29aから出されたアルゴン
などのキャリアガスを導入管29を介してピストン26
内の混合粉末Aに吹き掛ける。すると、混合粉末Aの一
部が舞い上がり、導入管29と混合粉末Aとの間の空間
にガスと粉末の混じった空間hが図3に示すように形成
される。また、同時に供給源31から出されたサポート
ガスを供給口25aからシリンダ内部に供給する。この
サポートガスは図3の矢印(i)に示すように隙間Dを
移動して前記舞い上がった混合粉末Aを上方から抑え、
混合粉末を空間hに閉じ込める作用を奏する。
【0021】次に前記のように空間hに閉じ困られてい
る混合粉末は減圧されている気化器22側に自動的に導
出管30を介して吸い出されて移送される。なお、混合
粉末Aを長時間排出すると混合粉末Aの分量が減少して
導入管29の先端部と混合粉末Aとの間の間隔が変動す
るので、移動機構27によりピストン26を徐々に上昇
させて導入管29の先端部と混合粉末Aとの距離を適正
値に保持する。このようにすることで、長時間にわた
り、安定した原料粉末Aの供給量を確保することができ
る。なお、導入管29から噴き出すガスの圧力と速度を
一定とすると、混合粉末Aを気化器22に送る際の量は
導入管29の先端と混合粉末A上面との間隔の大小に応
じて変化する。よってピストン26の上下位置を調整す
ることで粉末供給量を調整することができる。ただしこ
の場合に前記間隔には上限と下限があるので、それらの
範囲内で調整するものとする。
【0022】次に、気化器22に送った混合粉末入りの
キャリアガスを気化器22のヒータ33で所定の温度に
加熱して混合粉末を気化すると原料混合ガスを得ること
ができ、この原料混合ガスを成膜装置23に送ることで
成膜装置23において基材46上に酸化物超電導層を形
成することができる。
【0023】成膜装置23の内部においては、加熱ヒー
タ44による加熱と、排気管42、42からの排気作用
により、予熱領域49と反応領域48と徐冷領域49が
形成されているので、基材46は予熱領域49で徐々に
加熱され、反応領域48で安定な温度で原料混合ガスが
反応して基材46上に膜が堆積し、次いで徐冷領域49
で徐冷される。よって、基材46が反応領域48を通過
した後に冷却される際に、基材46と酸化物超電導層と
の熱膨張率の違いによる応力が作用しにくいので、酸化
物超電導層に熱ストレスがかからない。よって成膜後に
酸化物超電導層にクラックが入らない。
【0024】また、前記構成の粉末供給装置20を使用
するならば、導入管29と導出管30の内径を最適に設
計し、ピストン26内の空間hに混合粉末Aが舞い上が
るようにさえすれば、減圧した気化器22に対し自動的
に混合粉末を供給することができる。また、混合粉末の
供給精度に関し、ピストン26の上方への移動速度を変
えることにより供給率を自由に変更することができる。
なお、導入管29および導出管30の内径と導入するキ
ャリアガスによって一定の供給量上限と下限が生じる
が、この限界内ならばピストン26の移動速度と混合粉
末Aの供給速度は比例関係となる。なおまた、バブラ2
1から供給されたTHFガスは混合粉末を気化する際の
分解を抑制する作用を奏する。更に、ピストン26に収
納された混合粉末Aを排出する際に、図6と図7に示す
従来装置とは異なり、混合粉末Aが機械部品には接触し
ないので、機械的な摩耗の問題は生じない。
【0025】(製造例)図1に示す装置を用いて長尺基
材上に酸化物超電導層を形成した。マスフローコントロ
ーラに接続したキャリアガスの導入管の外径を0.8m
m、導出管の外径を0.8mm、導入ロッドの外径を6
mmとし、ガラス製のシリンダを用いた。ピストンの内
径を8mmとし、ピストンの外周面と導入ロッドの外周
面との隙間を1mmとし、移動機構駆動用に定速モータ
を用いてピストンを低速1mm/分で上昇させた。ま
た、供給管からキャリアガスとしてアルゴンガスを30
sccmでシリンダに供給し、供給口からサポートガス
としてTHFガス/アルゴンガスを30sccmでシリ
ンダに供給した。気化器の温度を250℃、系の圧力を
5〜8mmHg、CVD反応チャンバの温度を800
℃、原料混合粉末として平均粒径250μmのY(DP
M)3、Ba(DPM)2、Cu(DPM)2の各粉末の
混合粉末を用いた。
【0026】前記条件で装置を作動させたところ、80
〜120mg/時間の割合で原料粉末を成膜装置に送る
ことができ、反応チャンバに送ったYSZ(イットリウ
ム安定化ジルコニア)付きのハステロイ基材上に、Y1
Ba2Cu37-Xなる組成の厚さ0.8μmのY系酸化物
超電導層を形成することできた。この超電導層の臨界温
度は91.5Kであった。なお、シリンダに供給するキ
ャリアガスとサポートガスの流量を前記の値としたまま
でピストンを上下に移動させることで、導出管を介して
行なう原料粉末の供給量を50〜300mg/時間の範
囲で変更することができた。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ピ
ストンに収納した原料粉末に導入管からキャリアガスを
吹き掛けてピストン内で舞い上がらせることができ、こ
の舞い上がらせた原料粉末を導出管で移送できるので、
微小量の原料粉末を移送することができる。また、ピス
トンを移動させて導入管と原料粉末の相対位置を変える
ことで、ピストン内で舞い上がらせる原料粉末の量を変
動できるので、導出管で移送できる原料粉末量を変化さ
せることができる。従って例えば、原料粉末量の減少に
応じてシリンダの位置を変えることで、長時間にわたり
安定した量の原料粉末を移送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る粉末供給装置を備えたCV
D装置の全体構成を示す図である。
【図2】図2は本発明に係る粉末供給装置の一実施例を
示す断面図である。
【図3】図3は図2に示す装置の要部拡大断面図であ
る。
【図4】図4は図2に示す装置を接続するCVDチャン
バの一例を示す構成図である。
【図5】図5は従来の粉末供給装置の一例を示す構成図
である。
【図6】図6は従来の粉末供給装置の他の例を示す構成
図である。
【図7】図7は従来の粉末供給装置の別の例を示す構成
図である。
【符号の説明】
20 微量粉末連続供給装置、 22
気化器、23 成膜装置、 25
シリンダ、26 ピストン、
27 移動機構、29 供給管、
30 導出管、A 混合
粉末、 h 空間、46
基材、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 香川 昭 東京都江東区木場一丁目5番1号 藤倉電 線株式会社内 (72)発明者 河野 宰 東京都江東区木場一丁目5番1号 藤倉電 線株式会社内 (72)発明者 長屋 重夫 愛知県名古屋市緑区大高町字北関山20番地 の1 中部電力株式会社電力技術研究所内 (72)発明者 井上 俊夫 愛知県名古屋市緑区大高町字北関山20番地 の1 中部電力株式会社電力技術研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部が閉塞され他端部が開口された筒
    状のシリンダと、一端部が開口され他端部が閉塞され、
    開口部を前記シリンダの内部側に向けてシリンダの開口
    部側に摺動自在に嵌挿された筒状のピストンと、前記シ
    リンダを貫通してピストンの内部側に配置されたキャリ
    アガスの導入管と、前記シリンダを貫通してピストンの
    内部側に配置された導出管と、前記ピストンをシリンダ
    に沿って上下に摺動させる移動機構とを具備してなり、
    前記ピストンの内部には、原料粉末の収納部が設けられ
    てなることを特徴とする微量粉末連続供給装置。
JP04178691A 1992-07-06 1992-07-06 微量粉末連続供給装置 Expired - Lifetime JP3127045B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004083139A1 (ja) * 2003-03-19 2004-09-30 Sumitomo Electric Industries Ltd. ガラス材の製造方法

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004083139A1 (ja) * 2003-03-19 2004-09-30 Sumitomo Electric Industries Ltd. ガラス材の製造方法
EP1604957A1 (en) * 2003-03-19 2005-12-14 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Method for producing glass material
EP1604957A4 (en) * 2003-03-19 2011-09-07 Sumitomo Electric Industries PROCESS FOR PRODUCING GLASS MATERIAL

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