JPH0624403Y2 - カーブミラー - Google Patents

カーブミラー

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JPH0624403Y2
JPH0624403Y2 JP1989054458U JP5445889U JPH0624403Y2 JP H0624403 Y2 JPH0624403 Y2 JP H0624403Y2 JP 1989054458 U JP1989054458 U JP 1989054458U JP 5445889 U JP5445889 U JP 5445889U JP H0624403 Y2 JPH0624403 Y2 JP H0624403Y2
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JP
Japan
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mirror
glass
back surface
piezoelectric vibrator
curve
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JP1989054458U
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JPH02148016U (ja
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忠義 武藤
直人 岩邊
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Murakami Corp
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Murakami Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、道路に設備するカーブミラーに関する。
[従来技術] 周知の通りカーブミラーは、主として見通しの悪い山岳
道路や曲り角等に設けて、主として道路交通上の安全性
を確保するために使用する道路鏡である。この鏡(カー
ブミラー)1は、多くの場合第1図に示したように、道
路の路肩に設置されたポール2に固定したアーム3を介
して支持され、他方向からくる車両などを視認できるよ
うになっている。
[考案が解決しようとする問題点] ところでこのようなカーブミラーは、雨天の時或いは多
湿時の朝夕、鏡面に水滴が付着して視認性が悪くなり、
車両運転上対向する道路面の安全を確認することができ
にくいという問題があった。
従来、自動車のミラー等ではミラーの裏面に発熱抵抗体
を設けてこれに通電することによりミラー表面に付着し
た水滴を除去するヒーターミラーが知られているが、ミ
ラー表面が一定温度に達するまでに比較的長い時間がか
かること、水滴除去効率はミラーの表面状態に大きく左
右され、水滴の除去が部分的にしか行われないという問
題点があった。
本考案はこのような従来のものの欠点を改善し、カーブ
ミラーの鏡面に付着した水滴を速やかに霧化除去するこ
とができ、道路交通上の安全性を向上させることができ
るカーブミラーを提供しようとするものである。
[課題解決の手段] 上記の目的を達成するために、本考案はカーブミラーの
裏面に圧電振動子を貼付けると共にこの振動子にミラー
に共振振動を印加するための発振回路を接続したことを
特徴とする。
上記のカーブミラー本体は、互いに一部で接合されたミ
ラーガラスと内側ガラスからなり、内側ガラスの裏面に
圧電振動子を貼着し、ミラーガラスの表面に撥水膜を形
成させる。またミラーガラスの裏面には必要により発熱
用蒸着膜或いはヒータパネルを設けても良い。
[作用] カーブミラーの裏面に貼着した圧電振動子に発振回路か
ら共振周波数電圧を印加すると、圧電振動子で誘発され
た共振振動によりミラー表面に付着した水滴が霧化・除
去されることとなる。
[実施例] 次に図面に基づいて本考案を具体的に説明する。
第1図はカーブミラーの斜視図、第2図は本考案の一実
施例を示すブロック構成図、第3図は本考案のミラーガ
ラスの一部断面図である。
図に示すようにミラーガラス4(例えば化学強化ガラ
ス)の裏面における周縁部近くに数個のスペーサ5を介
して内側ガラス6(例えば化学強化ガラス)を接合し、
内側ガラス6の裏面に圧電振動子7を貼付している。こ
の圧電振動子7にはミラーガラスに付着した水滴を霧化
・除去させるために共振振動を誘発させる発振回路8を
接続する。9は発振回路に接続した電源、10は前記発振
回路8と電源9との間に介挿したスイッチで、例えばマ
ニアルで発振回路を作動させたり、或いは湿度センサー
に連動して外気が一定の湿度になるとスイッチがオンと
なり発振回路が作動するように構成されている。前記発
振回路は、ミラー裏面に貼着した前記振動子をミラー表
面に付着した水滴を霧化除去するに最適な共振周波数帯
で繰返しスイープさせることができるスイープ回路を設
けるのがよい。
第3図はミラーガラス4の裏面にヒータパネル11を配設
した状態を示している。このヒータパネルにかえて発熱
用蒸着膜を形成させてもよい。このヒータパネルまたは
発熱用蒸着膜は、前記振動子7を駆動して誘起された振
動によってミラーガラス表面に付着した水滴を霧化除去
した後、ミラー表面を所定温度に昇温させる作用を奏す
る。これによりミラー表面に再附着した霧や振動子で除
去できない水滴、または冬期凍結時の霜を除去する。な
お図示の実施例ではミラーガラス4の表面には撥水膜12
が形成されている。
なお第2図に示したカーブミラー本体1は、ミラーガラ
ス4と内側ガラス6とからなる合わせガラス構造になっ
ているが、第4図に示すように1枚の鏡板13で構成し、
その裏面に圧電振動子を貼付することもある。
[考案の効果] 本考案は、カーブミラーの裏面に貼着した圧電振動子に
より誘発させた共振振動により雨天の時または多湿時の
朝夕、鏡面に付着した水滴を霧化除去することができる
から、カーブミラーの視認性が向上し、見通しの悪い道
路交通上の安全性が確保できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はカーブミラーの斜視図、第2図は本考案のブロ
ック構成図、第3図はミラーガラスの一部断面図、第4
図は本考案カーブミラーの他の実施例を示す断面図であ
る。 1:カーブミラー、2:ポール、3:アーム、4:ミラ
ーガラス、5:スペーサ、6:内側ガラス、7:圧電振
動子、8:発振回路、9:電源、10:スイッチ、11:ヒ
ータパネル、12:撥水膜、13:鏡板

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カーブミラーの裏面に圧電振動子を貼付
    し、且つこの圧電振動子に共振振動を印加するための発
    振回路を接続したことを特徴とするカーブミラー。
  2. 【請求項2】カーブミラー本体は、互いに一部で接合さ
    れたミラーガラスと内側ガラスからなり、内側ガラスの
    裏面に圧電振動子を貼付し、ミラーガラスの表面に撥水
    膜を形成したことを特徴とする第1項記載のカーブミラ
    ー。
  3. 【請求項3】ミラーガラスの裏面に、発熱用蒸着膜また
    はヒータパネルを配設したことを特徴とする第1項記載
    のカーブミラー。
JP1989054458U 1989-05-15 1989-05-15 カーブミラー Expired - Lifetime JPH0624403Y2 (ja)

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JP1989054458U JPH0624403Y2 (ja) 1989-05-15 1989-05-15 カーブミラー

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JPH02148016U JPH02148016U (ja) 1990-12-17
JPH0624403Y2 true JPH0624403Y2 (ja) 1994-06-29

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