JP2893759B2 - 水滴除去装置 - Google Patents
水滴除去装置Info
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- JP2893759B2 JP2893759B2 JP1279377A JP27937789A JP2893759B2 JP 2893759 B2 JP2893759 B2 JP 2893759B2 JP 1279377 A JP1279377 A JP 1279377A JP 27937789 A JP27937789 A JP 27937789A JP 2893759 B2 JP2893759 B2 JP 2893759B2
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- Japan
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- mirror
- heater
- vibration
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- vibration plate
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- Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はミラーに付着した霜や氷、雨滴等の水滴を除
去するための装置に関する。
去するための装置に関する。
(従来の技術) 第4図は従来の水滴除去装置の断面図である。角度調
節装置(図示せず)によってハウジング1に対して傾動
自在に支承されたミラーフレーム2にミラー3が振動可
能に支承されている。ミラー3の裏面には、圧電振動子
4が貼り付けられている。圧電振動子4には、導線5を
介して発振器6が電気的に接続されている。スイッチ
(図示せず)が投入され、発振器6が発振を始めると、
圧電振動子4がミラー3を振動させる。この時、ミラー
3の表面に付着していた雨滴は振動によって霜化した
り、滴下したりしてミラー3の表面から除去される。
節装置(図示せず)によってハウジング1に対して傾動
自在に支承されたミラーフレーム2にミラー3が振動可
能に支承されている。ミラー3の裏面には、圧電振動子
4が貼り付けられている。圧電振動子4には、導線5を
介して発振器6が電気的に接続されている。スイッチ
(図示せず)が投入され、発振器6が発振を始めると、
圧電振動子4がミラー3を振動させる。この時、ミラー
3の表面に付着していた雨滴は振動によって霜化した
り、滴下したりしてミラー3の表面から除去される。
このような装置は、例えば、実開昭63−25658号公報
や実開昭63−69646号公報に等に提案されている。
や実開昭63−69646号公報に等に提案されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、超音波振動を利用した水滴除去装置
は、短時間の間にミラーに付着した雨滴の除去をするこ
とができる反面、振動子の発熱が少ないので、ミラーに
付着した霜や氷等の除去には長い時間が必要となる問題
点があった。
は、短時間の間にミラーに付着した雨滴の除去をするこ
とができる反面、振動子の発熱が少ないので、ミラーに
付着した霜や氷等の除去には長い時間が必要となる問題
点があった。
本発明はこのような従来装置の問題点を解決するため
になされたもので、ミラーに付着した雨滴ばかりでな
く、霜や氷等も含む水滴を素早く除去可能にすることを
技術的課題とする。
になされたもので、ミラーに付着した雨滴ばかりでな
く、霜や氷等も含む水滴を素早く除去可能にすることを
技術的課題とする。
(課題を解決するための手段) 前述した技術的課題を達成するために講じた技術的手
段は、ミラーと、該ミラーの裏面に外周部が固定された
振動プレートと、該振動プレートに固定された振動子
と、前記振動プレートと前記ミラーとの間に挿入され前
記振動プレートに接着層を介して固定され且つ前記ミラ
ーの裏面と直に接触するヒータと、該ヒータと前記振動
プレートとの間に前記ヒータに前記振動プレートと接触
するように固定されて配設され前記ヒータを前記ミラー
の裏面に接触させるスペーサとを備えた、ことである。
段は、ミラーと、該ミラーの裏面に外周部が固定された
振動プレートと、該振動プレートに固定された振動子
と、前記振動プレートと前記ミラーとの間に挿入され前
記振動プレートに接着層を介して固定され且つ前記ミラ
ーの裏面と直に接触するヒータと、該ヒータと前記振動
プレートとの間に前記ヒータに前記振動プレートと接触
するように固定されて配設され前記ヒータを前記ミラー
の裏面に接触させるスペーサとを備えた、ことである。
(作用) 前述した技術的手段によれば、振動子が振動プレート
を振動させた時、振動プレートの振動がミラーに伝播
し、ミラーが振動する。従って、振動子を振動させるこ
とにより、ミラーに付着していた雨滴が霜化したり、滴
下したりして除去される。また、ヒータがミラーを暖め
ることにより、ミラーに付着していた霜や氷等が融解し
て雨滴に変化するので、ミラーの振動により速やかに除
去される。
を振動させた時、振動プレートの振動がミラーに伝播
し、ミラーが振動する。従って、振動子を振動させるこ
とにより、ミラーに付着していた雨滴が霜化したり、滴
下したりして除去される。また、ヒータがミラーを暖め
ることにより、ミラーに付着していた霜や氷等が融解し
て雨滴に変化するので、ミラーの振動により速やかに除
去される。
このように、前述した技術的手段によれば、ミラーに
付着した雨滴ばかりでなく、霜や氷等も素早く除去する
ことができ、所期の技術的課題が達成される。
付着した雨滴ばかりでなく、霜や氷等も素早く除去する
ことができ、所期の技術的課題が達成される。
(実施例) 以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい一実施
例について説明する。
例について説明する。
第1図は本発明が適用された自動車用サイドミラー11
を裏面から見た平面図である。また、第2図は第1図の
A−A断面図である。ミラー12の裏面には、振動プレー
ト13が接着されている。振動プレート13は凹部13aと外
周部13bを備えている。外周部13bはミラー11の外周部に
強固に接着されている。また、凹部13aの一部には圧電
振動子14が強固に接着されている。
を裏面から見た平面図である。また、第2図は第1図の
A−A断面図である。ミラー12の裏面には、振動プレー
ト13が接着されている。振動プレート13は凹部13aと外
周部13bを備えている。外周部13bはミラー11の外周部に
強固に接着されている。また、凹部13aの一部には圧電
振動子14が強固に接着されている。
凹部13aとミラー12の間の空間の中には、ヒータ15が
配設されている。ヒータ15は振動プレート13に接着層16
a,16b,16c,16dによって弛みを有して固定される。接着
層16a〜16dは振動プレート13の振動をできるだけ妨げな
いように、ヒータ15の外周部にできるだけ小さく設けら
れる。
配設されている。ヒータ15は振動プレート13に接着層16
a,16b,16c,16dによって弛みを有して固定される。接着
層16a〜16dは振動プレート13の振動をできるだけ妨げな
いように、ヒータ15の外周部にできるだけ小さく設けら
れる。
ヒータ15と振動プレート13の間にはスペーサ17が配設
されている。スペーサ17はヒータ15のほぼ中央部に接着
剤で固定される。スペーサ17の厚さは、ヒータ15がミラ
ー12に接触するように設定されている。振動プレート13
の振動を妨げないようにするために、スペーサ17は振動
を伝えにくい材料、即ち、ブチルゴム系の発泡体または
フェルト等の材料を使って作成することが好ましい。
されている。スペーサ17はヒータ15のほぼ中央部に接着
剤で固定される。スペーサ17の厚さは、ヒータ15がミラ
ー12に接触するように設定されている。振動プレート13
の振動を妨げないようにするために、スペーサ17は振動
を伝えにくい材料、即ち、ブチルゴム系の発泡体または
フェルト等の材料を使って作成することが好ましい。
第3図に本実施例装置の電気的な回路構成を示す。発
振器OSCにはスイッチSWを介してバッテリーBTTが接続さ
れている。スイッチSWが閉じられると、バッテリーBTT
から発振器OSCに電力が供給され、発振器OSCが発振す
る。発振器OCSが発振すると、圧電振動子14とヒータ15
に交流電力が供給される。この時、圧電振動子14が振動
プレート13を振動させ、ミラー12を共振させる。また、
ヒータ15が発熱し、ミラー12を暖める。圧電振動子14を
振動させることにより、ミラー12に付着していた雨滴は
霜化したり、滴下したりして除去される。また、ヒータ
15がミラー12を暖めることにより、ミラー12に付着して
いた霜や氷等は融解して雨滴に変化し、ミラー12の振動
により速やかに除去される。
振器OSCにはスイッチSWを介してバッテリーBTTが接続さ
れている。スイッチSWが閉じられると、バッテリーBTT
から発振器OSCに電力が供給され、発振器OSCが発振す
る。発振器OCSが発振すると、圧電振動子14とヒータ15
に交流電力が供給される。この時、圧電振動子14が振動
プレート13を振動させ、ミラー12を共振させる。また、
ヒータ15が発熱し、ミラー12を暖める。圧電振動子14を
振動させることにより、ミラー12に付着していた雨滴は
霜化したり、滴下したりして除去される。また、ヒータ
15がミラー12を暖めることにより、ミラー12に付着して
いた霜や氷等は融解して雨滴に変化し、ミラー12の振動
により速やかに除去される。
本実施例装置によれば、振動プレート13とスペーサ17
は接触しているのみなので、振動プレート13とスペーサ
17は別々に振動し得る。従って、スペーサ17が振動プレ
ート13の振動を弱めることは少ない。
は接触しているのみなので、振動プレート13とスペーサ
17は別々に振動し得る。従って、スペーサ17が振動プレ
ート13の振動を弱めることは少ない。
また、ミラー12とヒータ15も接触しているのみなの
で、ミラー12とヒータ15は別々に振動し得る。従って、
ヒータ15がミラー12の振動を妨げることも少ない。
で、ミラー12とヒータ15は別々に振動し得る。従って、
ヒータ15がミラー12の振動を妨げることも少ない。
さらに、本実施例装置によれば、スペーサ17がヒータ
15とミラー12を接触させているので、ヒータ15が発生し
た熱が効率良くミラー12に伝導する。
15とミラー12を接触させているので、ヒータ15が発生し
た熱が効率良くミラー12に伝導する。
本発明によれば、振動子とヒータが配設されているの
で、ミラーに付着した雨滴ばかりでなく、霜や氷等も素
早く除去することができる。
で、ミラーに付着した雨滴ばかりでなく、霜や氷等も素
早く除去することができる。
また、ヒータとミラーが接触しているので、ヒータが
発生した熱がミラーに効率良く伝えられる。
発生した熱がミラーに効率良く伝えられる。
さらに、ヒータとミラーが接触しているのみなので、
ミラーの振動がヒータによって弱められることが少な
い。又、スペーサは、振動プレート接触するようにヒー
タに固定されているので、振動プレートの振動がスペー
サによって弱められることも少ない。
ミラーの振動がヒータによって弱められることが少な
い。又、スペーサは、振動プレート接触するようにヒー
タに固定されているので、振動プレートの振動がスペー
サによって弱められることも少ない。
第1図は本発明を適用した自動車用サイドミラーの平面
図である。 第2図は第1図のA−A断面図である。 第3図は本発明を適用した自動車用サイドミラーの電気
的構成を描いたブロック図である。 第4図は従来装置を描いた断面図である。 11……自動車用サイドミラー、 12……ミラー、 13……振動プレート、 14……圧電振動子、 15……ヒータ、 16a,16b,16c,16d……接着層、 17……スペーサ。
図である。 第2図は第1図のA−A断面図である。 第3図は本発明を適用した自動車用サイドミラーの電気
的構成を描いたブロック図である。 第4図は従来装置を描いた断面図である。 11……自動車用サイドミラー、 12……ミラー、 13……振動プレート、 14……圧電振動子、 15……ヒータ、 16a,16b,16c,16d……接着層、 17……スペーサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60S 1/60 B60R 1/06
Claims (1)
- 【請求項1】ミラーと、該ミラーの裏面に外周部が固定
された振動プレートと、該振動プレートに固定された振
動子と、前記振動プレートと前記ミラーとの間に挿入さ
れ前記振動プレートに接着層を介して固定され且つ前記
ミラーの裏面と直に接触するヒータと、該ヒータと前記
振動プレートとの間に前記ヒータに前記振動プレートと
接触するように固定されて配設され前記ヒータを前記ミ
ラーの裏面に接触させるスペーサとを備える水滴除去装
置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1279377A JP2893759B2 (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | 水滴除去装置 |
DE19904027170 DE4027170C2 (de) | 1989-08-31 | 1990-08-28 | Außen-Rückspiegel für ein Kraftfahrzeug |
US07/576,212 US5475530A (en) | 1989-08-13 | 1990-08-31 | Outside mirror for a vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1279377A JP2893759B2 (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | 水滴除去装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03139461A JPH03139461A (ja) | 1991-06-13 |
JP2893759B2 true JP2893759B2 (ja) | 1999-05-24 |
Family
ID=17610298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1279377A Expired - Lifetime JP2893759B2 (ja) | 1989-08-13 | 1989-10-26 | 水滴除去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2893759B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05176679A (ja) * | 1991-02-20 | 1993-07-20 | Hodaka Kanko Shokuhin:Kk | 複合加工食品及びその製造方法 |
-
1989
- 1989-10-26 JP JP1279377A patent/JP2893759B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03139461A (ja) | 1991-06-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080305 Year of fee payment: 9 |
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