JPH0584548U - 車両用ミラー装置 - Google Patents

車両用ミラー装置

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JPH0584548U
JPH0584548U JP3303592U JP3303592U JPH0584548U JP H0584548 U JPH0584548 U JP H0584548U JP 3303592 U JP3303592 U JP 3303592U JP 3303592 U JP3303592 U JP 3303592U JP H0584548 U JPH0584548 U JP H0584548U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
mud
vehicle
mirror surface
nozzle
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Pending
Application number
JP3303592U
Other languages
English (en)
Inventor
直人 岩邊
小松  徹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murakami Corp
Original Assignee
Murakami Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Murakami Corp filed Critical Murakami Corp
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Publication of JPH0584548U publication Critical patent/JPH0584548U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ミラー面に付着した水滴、泥などを速やかに
除去し、良好な視界を得られるようにした車両用ミラー
装置を提供すること。 【構成】 ミラー裏面に設けた振動子9を駆動してミラ
ー表面の水滴を除去するようにしたミラー装置におい
て、ミラー表面に付着した塵埃、泥を除去するための液
体を流出させるノズル13をミラー近傍に配設したこと
を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ミラー表面に付着した水滴、泥などを速やかに除去し、良好な視界 を得られるようにした車両用ミラー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車の外部に取り付けるバックミラーは、降雨中や多湿時季の走行によりミ ラー表面に雨などの水滴が付着したとき後方視認性が不十分となり、自動車の走 行安全性に問題があった。これを防ぐためミラー裏面に圧電振動子を設けてその 振動によりミラーを振動させることによりミラー面に付着した水滴などを除去す るようにした振動ミラーが提案されている。また、上記振動ミラーでは除去でき ない曇、霜、小水滴をミラー裏面に形成させた発熱層に通電して加熱することに より曇、霜、小水滴を除去するようにしたヒータ内蔵の振動ミラーも知られてい る(実開平3-17960号及び特開平3-90454号公報)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記のような振動ミラーにあっても対向車のはね上げた泥や空中の 塵埃などが降雨や降雪に伴いミラー面に付着して乾燥したときは、圧電振動子の 振動によりミラーを振動させても付着した泥や塵埃などの除去は困難であり、ま たヒータにより加熱すると、熱により焼き付き現象を起こしてかえって固くこび りつくこともあり、クリアーなミラー面を確保することができないことがある。
【0004】 ここにおいて本考案の課題は、上記従来装置の欠点を改善してミラー面に付着 した水滴、泥などを速やかに除去し、良好な視界を得られるようにした車両用ミ ラー装置を提供する事にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するため、ミラー裏面に設けた振動子を駆動してミラ ー表面の水滴を除去するようにしたミラー装置であって、ミラー表面に付着した 塵埃、泥を除去するための水、温水あるいは洗浄液(以下単に液体という)を流 出させるノズルをミラー面に向け、その近傍に配設したことを要旨としている。
【0006】 なお液体を流出させるノズルは、ミラーボデーあるいは該ボデーのベースまた はミラーホルダーもしくは車両外板のうちの少なくとも1カ所以上に設けるもの である。
【0007】 なお本考案のミラー装置は、ミラーを振動させるための振動子とともにミラー 表面を加熱するヒータを取り付けたものを含んでいる。
【0008】
【実施例】
次に本考案の一実施例を図面に基づいて具体的に説明する。図1は本考案車両 用ミラー装置の概略正面図、図2はミラーガラスの振動装置の一部拡大断面図で ある。図において符号1はドアなどの車両外板、2は前記ドア外表面に取り付け た本考案装置を示している。符号3は前記ドア外表面に固着されたベースで、こ のベースに対してミラーボデー4が回動可能に取り付けられている。
【0009】 このミラーボデー内には裏面側に反射層を有するミラーガラス(凸面鏡)5が ミラーホルダー6を介して角度調節可能に保持されている。7は前記ミラーガラ ス5の裏面に接着部材8を介して取り付けた振動板、9はこの振動板上に固定さ れた圧電振動子である。また符号10は、前記ミラーガラス5と振動板7との間 に形成した空間11内に配置したヒータパネルであり、一例として振動板7に対 し高分子発泡材12を介して取り付けられている。
【0010】 上記のように構成したミラー装置において符号13〜17で示すものは、ミラ ーボデーあるいは該ボデーのベースまたはミラーホルダーもしくはドアやフェン ダーなどの車両外板に設けたノズルであり、このノズルはミラー面に向けて水、 温水あるいは洗浄液を噴出できるように構成されている。
【0011】 図3は本考案実施例における圧電振動子、ヒータパネルおよび洗浄液噴射ノズ ルの電気的制御の構成を示すブロック図であって、符号20は洗浄液タンク、2 1はモータポンプ、22は制御装置である。また23は電源、24はドライバー 回路で圧電振動子に接続されている。25はモータポンプのスイッチである。
【0012】 次に上記のように構成された本考案実施例の使用法を説明する。先ず、対向車 のはね上げた泥Mや空中の塵埃などが降雨や降雪に伴いミラー面に付着して乾燥 したときは、上記のブロック図において、制御装置22のスイッチ25を介して モータポンプ21を駆動する。このときノズル13〜17のうちの少なくとも1 つからミラー面に向けてタンク20内の洗浄液が噴出する。この液がミラー面に こびりついた泥を溶かして泥の混じった水となる。次に圧電振動子24の駆動ス イッチ26をONとしてミラーを最適な周波数帯で振動させることによりミラー 面全体に定在波を発生させて水とともに泥を飛散させ、あるいは滴下させてミラ ー面より除去する(図4のイ→ロ→ハ参照)。また、必要に応じてヒータパネル に通電してミラー面を加熱して水滴を除去してもよい。
【0013】
【考案の効果】
本考案は上記のようにミラー表面に付着した塵埃、泥を除去するための水、温 水あるいは洗浄液を流出させるノズルをミラー面に向け、その近傍に配設したも のであるから、対向車のはね上げた泥や降雨や降雪に伴いミラー面に塵埃が付着 し乾燥したとき、従来の振動ミラーでは振動子を振動させても、前記付着した泥 や塵埃などの除去は困難であったが本考案によれば容易に除去してクリアーなミ ラー面を常時確保することができるため、車両の走行安全性が向上するものであ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案車両用ミラー装置の概略正面図である。
【図2】ミラーガラスの振動装置の一部拡大断面図であ
る。
【図3】本考案実施例における圧電振動子、ヒータパネ
ルおよび洗浄液噴射ノズルの電気的制御の構成を示すブ
ロック図である。
【図4】ミラー表面に付着した塵埃、泥を除去するため
洗浄液を噴出させたときの泥の挙動を示した説明図であ
る。
【符号の説明】
1 車両外板 2 車両用ミラー装置 3 ベース 4 ミラーボデー 5 ミラーガラス 6 ミラーホルダー 7 振動板 8 接着部材 9 圧電振動子 10 ヒータパネル 11 空間 12 高分子発泡材 13〜17 ノズル 20 洗浄液タンク 21 モータポンプ 22 制御装置 23 電源 24 ドライバー回路 25 スイッチ 26 圧電振動子駆動スイッチ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミラー裏面に設けた振動子を駆動してミ
    ラー表面の水滴を除去するようにしたミラー装置であっ
    て、ミラー表面に付着した塵埃、泥を除去するための液
    体を流出させるノズルをミラー近傍に配設したことを特
    徴とする車両用ミラー装置。
  2. 【請求項2】 液体を流出させるノズルは、ミラーボデ
    ーまたは該ボデーのベースあるいはミラーホルダーもし
    くはミラーを取り付けた車両外板のうちの少なくとも1
    カ所以上に設けたことを特徴とする請求項1記載の車両
    用ミラー装置。
  3. 【請求項3】 ミラー裏面側に、ミラーを振動させるた
    めの振動子とともにミラー表面を加熱するヒータを取り
    付け、かつミラー表面の塵埃、泥を除去するための液体
    を流出させるノズルをミラー近傍に配設したことを特徴
    とする車両用ミラー装置。
JP3303592U 1992-04-21 1992-04-21 車両用ミラー装置 Pending JPH0584548U (ja)

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JPH0584548U true JPH0584548U (ja) 1993-11-16

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020157893A (ja) * 2019-03-26 2020-10-01 株式会社Subaru 付着物除去装置

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