JP2020157893A - 付着物除去装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の外装部材に付着した付着物を効果的に除去できる付着物除去装置を提供する。【解決手段】車両の外装部材10に付着した付着物を除去する付着物除去装置を、振動を発生する振動発生部110と、振動発生部と外装部材との間に設けられ外装部材の表面に沿って延在する梁状部121を所定の周期で平行に配列して構成され、梁状部の長手方向と直交する双方向に進行する表面波Wを外装部材に発生させる振動伝達部120とを有する加振装置100を備える構成とする。【選択図】図2

Description

本発明は、車両の外装部材に付着した付着物を除去する付着物除去装置に関する。
自動車等の車両において、例えばウインドウガラスやミラー等に付着した水滴や汚れを、超音波振動などによって除去することが提案されている。
振動を利用した撥水等に関する従来技術として、例えば特許文献1には、車両の側部を撮像する光学センサのレンズ面あるいはレンズ保護透視カバー面の付着物を、エア噴射、超音波振動、弾性表面波などによって除去することが記載されている。
特許文献2には、車載用モニターカメラ前面にとりつけたフードに、カメラレンズの視認エリアよりも大きな孔を持つ円盤型の振動子を固定し、振動子によりフードを振動させて水滴を除去することが記載されている。
特許文献3には、外部視認用ガラスであるフロントガラスのもつ横波の固有共振周波数に設定された超音波振動をフロントガラスに取り付けた超音波振動子により発生させることが記載されている。
特開2016− 88192号公報 実開平 5− 32191号公報 特開平11−128859号公報
自車両周辺の環境を認識する環境認識手段として、例えばステレオカメラなどの撮像装置を、フロントウインドウガラスの車室内側に装着することが知られている。
このような撮像装置は、フロントウインドウガラスの外側に付着している水滴や汚れの影響を受けるため、撮像領域に付着した水滴等の付着物を適切に除去することが求められる。
従来、撮像領域の付着物除去は、ワイパ装置による払拭や、ウォッシャ装置による洗浄液の噴霧によって行うことが一般的であったが、ワイパブレードによる払拭は間欠的であるため、撮像領域の視界を常時クリアに保つことは不可能である。
また、ワイパブレードのゴム等が劣化した場合には、撮像領域を十分に払拭できないことも懸念される。
上述した問題に鑑み、本発明の課題は、車両の外装部材に付着した付着物を効果的に除去できる付着物除去装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、上述した課題を解決する。
請求項1に係る発明は、車両の外装部材に付着した付着物を除去する付着物除去装置であって、振動を発生する振動発生部と、前記振動発生部と前記外装部材との間に設けられ前記外装部材の表面に沿って延在する梁状部を所定の周期で平行に配列して構成され、前記梁状部の長手方向と直交する双方向に進行する表面波を前記外装部材に発生させる振動伝達部とを有する加振装置を備えることを特徴とする付着物除去装置である。
これによれば、簡単な構成により加振装置から双方向に進行する表面波を外装部材に発生させることが可能であり、その振動を利用して外装部材の表面に付着した水滴、汚れ等の付着物を適切に除去することができる。
請求項2に係る発明は、前記外装部材は、車室内に設置される撮像装置の撮像範囲が含まれるウインドスクリーンであって、前記加振装置は、前記表面波の少なくとも一方が前記撮像範囲を通過するよう前記ウインドスクリーンに取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の付着物除去装置である。
これによれば、加振装置が発生する表面波が撮像範囲を横切ることによって、撮像範囲に付着した水滴等を除去することができる。
請求項3に係る発明は、前記外装部材は、車室内に設置される複数の撮像装置の撮像範囲が含まれるウインドスクリーンであって、前記加振装置は、双方向の表面波が前記複数の撮像装置の撮像範囲をそれぞれ通過するよう前記ウインドスクリーンの前記撮像範囲の中間部に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の付着物除去装置である。
これによれば、単一の加振装置によって複数の撮像装置の撮像範囲の付着物除去を行うことが可能であり、簡単な装置構成によって効果的に撮像装置の視界確保を行うことができる。
請求項4に係る発明は、前記複数の撮像装置は車体の車幅方向中心線に対して対称に配置され、前記加振装置は前記車幅方向中心線上に配置されることを特徴とする請求項3に記載の付着物除去装置である。
これによれば、より確実に上述した効果を得ることができる。
請求項5に係る発明は、前記ウインドスクリーンは、上端部が下端部に対して車両後方側となるように後傾して配置され、前記加振装置の下端部は、前記撮像範囲の下端部に対して車両前方側に配置されることを特徴とする請求項4に記載の付着物除去装置である。
これによれば、ウインドスクリーンの下方から上方へ上る方向の走行風を受けた場合に、走行風とともに撮像範囲に下方側から流入する水滴等を撮像範囲から遠ざかる方向に吹き飛ばすことが可能となり、より確実に視界を確保することができる。
請求項6に係る発明は、前記撮像範囲を複数の方向から囲んで配置された複数の加振装置を有することを特徴とする請求項2から請求項5までのいずれか1項に記載の付着物除去装置である。
これによれば、撮像範囲に対して複数の方向から進行波を与えることによって、より確実に付着物を除去することができる。
請求項7に係る発明は、前記ウインドスクリーンにおける前記加振装置が設けられた領域又はその近傍を指向して洗浄液を噴射する洗浄液噴射装置を有することを特徴とする請求項2から請求項6までのいずれか1項に記載の付着物除去装置である。
これによれば、加振装置又はその周辺に噴射された洗浄液が加振装置の発生する表面波によってウインドスクリーンの表面を流れ、ウインドスクリーンに付着した汚れを効果的に洗浄し、除去することができる。
請求項8に係る発明は、前記加振装置は、車体外部に露出する撮像装置のレンズ又は前記レンズを保護する保護カバーを前記表面波が通過するよう配置されることを特徴とする請求項1に記載の付着物除去装置である。
これによれば、車体外部に設けられたレンズ、保護カバーに付着した付着物を除去し、撮像装置の視界を確保することができる。
請求項9に係る発明は、前記加振装置は、前記レンズ又は前記保護部材の上部に配置されることを特徴とする請求項8に記載の付着物除去装置である。
これによれば、加振装置が下方に向けて発生する表面波によって、レンズ又は保護部材の表面に付着する水滴等を下方に吹き飛ばし、より確実に視界を確保することができる。
また、加振装置が上方に向けて発生する表面波によって、撮像装置の上方から外装部材に沿って流下する水滴等を吹き飛ばし、レンズや保護部材に付着することを防止できる。
請求項10に係る発明は、前記振動発生部は圧電素子を有し、前記振動伝達部は金属板を格子状に加工して形成されることを特徴とする請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の付着物除去装置である。
これによれば、簡単な構成により上述した効果を得ることができる
例えば、振動伝達部は、金属板をエッチングやレーザ切断で加工することにより、簡単な構造で一体に形成することが可能である。
また、振動発生部として圧電素子を用いることにより、比較的小さい電力で効率よく振動を発生するとともに、耐久性、信頼性を確保することができる。
以上説明したように、本発明によれば、車両の外装部材に付着した付着物を効果的に除去できる付着物除去装置を提供することができる。
本発明を適用した付着物除去装置の第1実施形態を有する車両の車体前部の模式的側面視図である。 第1実施形態の付着物除去装置における加振装置の分解斜視図である。 第1実施形態の付着物除去装置を有する車両のフロントウインドウガラスを示す図である。 本発明を適用した付着物除去装置の第2実施形態を有する車両のフロントウインドウガラスを示す図である。 本発明を適用した付着物除去装置の第3実施形態を有する車両のテールゲートを示す図である。
<第1実施形態>
以下、本発明を適用した付着物除去装置の第1実施形態について説明する。
第1実施形態の付着物除去装置は、例えば、乗用車等の自動車のフロントウインドウガラスにおけるステレオカメラの撮像領域に付着した水滴等を除去するものである。
第1実施形態において、車両は、例えば、車室前方にエンジンルームが設けられる、いわゆる2ボックス又は3ボックスの車型を有するものである。
図1は、第1実施形態の付着物除去装置を有する車両の車体前部の模式的側面視図である。
車両1は、フロントウインドウガラス10、フロントピラー20、ルーフ30、フロントドア40、フード50、カウル60、フェンダ70、バンパフェイス80、フロントコンビネーションランプ90、加振装置100等を有して構成されている。
フロントウインドウガラス10は、車室前部に設けられた窓ガラス(ウインドシールド・ウインドスクリーン)である。
フロントウインドウガラス10は、透明部材からなる外装部材である。
フロントウインドウガラス10は、ほぼ矩形状に形成されるとともに、上端部11が下端部12に対して車両後方側となるように後傾して配置されている。
下端部12は、平面視において車両前方側が凸となる曲線状に形成されている。
フロントウインドウガラス10の側端部13は、フロントピラー20に沿って配置されている。
フロントウインドウガラス10は、車両前方側が凸となるように湾曲(ラウンド)して形成された2次曲面の合わせガラスである。
フロントピラー(Aピラー)20は、フロントウインドウガラス10の側端部13に沿って延在する車体構造部材である。
フロントピラー20の後縁部は、フロントドア40上部のフロントドアガラスの周囲に形成されたドアサッシュ42と隣接して配置されている。
ルーフ30は、車室の上面部を構成するパネル状の部分である。
ルーフ30は、フロントウインドウガラス10の上端部から車両後方側へ延在している。
フロントドア40は、車室前部の側面部に設けられた開閉扉である。
フロントドア40は、前端部に設けられた図示しないヒンジ回りに揺動して開閉する。
フロントドア40は、フロントドアガラス41、ドアサッシュ42、ドアミラー43等を有する。
フロントドアガラス41は、フロントドア40の上方に設けられている。
フロントドアガラス41は、フロントドア40に対して昇降可能となっている可動ガラスである。
ドアサッシュ42は、フロントドアガラス41の前縁部、上縁部等に沿って形成され、フロントドアガラス41を保持する枠体である。
ドアサッシュ42の前縁部は、フロントピラー20に沿って配置され、上縁部はルーフ30の側端部に設けられたルーフサイドフレームに沿って配置されている。
ドアサッシュ42には、雨水の車室内への侵入を防止する防水部材である図示しないウェザーストリップが設けられている。
ドアミラー43は、フロントドア40の本体部の外表面部を構成するドアアウタパネルにおける前方上部の領域に設けられた後方確認装置である。
ドアミラー43は、ドアアウタパネルから突出したステーによって支持されている。
ドアミラー43は、ミラー本体、角度調節機構、可倒式格納機構等をハウジング内に収容して構成されている。
フード50は、エンジンルームの上部を覆って設けられる外装部材であって、開閉式の蓋状体として構成されている。
フード50は、車両平面視において実質的に矩形状に形成され、前端部が後端部に対してやや低くなるように傾斜して配置されている。なお、この傾斜角はフロントウインドウガラス10の傾斜角に対して小さい。
フード50は、後端部に設けられたヒンジ回りに前端部が昇降する方向に揺動して開閉する。
フード50の後縁部51は、フロントウインドウガラス10の下端部12の前方側に、車両前後方向に間隔を隔てて配置されている。
後縁部51は、平面視において車両前方が凸となる曲線状に形成されている。
フード50の側縁部52は、フェンダ70の上面部71の車幅方向内側の端縁と、不可避的に設けられる隙間を介して隣接して配置されている。
カウル60は、フード50の後縁部51よりも後方側であって、フロントウインドウガラス10の下端部12よりも前方側の領域に設けられ、フード50の表面に対して下方に凹んで形成された凹部である。
カウル60は、例えば樹脂系材料によって下方に凹んだトレイ状に形成されたカウルトップパネル内に、ワイパアーム等を収容して構成されている。
カウル60の車幅方向における側端部は、フェンダ70の上面部71の後端部近傍の領域と隣接して配置されている。
カウル60には、フロントウインドウガラス10に洗浄液を噴射する図示しないウォッシャ装置のノズルが設けられる。
フェンダ70は、エンジンルームの側面部等を構成する車両の外装部材である。
フェンダ70は、上面部71、側面部72等を有して構成されている。
上面部71は、フード50の側縁部52、及び、カウル60の側端部と隣接する領域であって、フード50の表面部を形成する曲面を車幅方向外側に延長した曲面にほぼ沿って形成されている。
側面部72は、上面部71の車幅方向外側の端部近傍から、下方へ延びて形成されている。
側面部72は、車体外側が凸となる緩曲面として形成されている。
上面部71と側面部72との境界部には、曲面の曲率が局所的に大きくなり、フェンダ70のいわゆる稜線(屈曲線)を形成する変曲点73が、車両前後方向に連続して形成されている。
また、側面部72には、前輪FWが収容されるホイールハウスの開口74が形成されている。
バンパフェイス80は、車両前端部の下部に設けられる樹脂製の外装部材である。
バンパフェイス80は、フェンダ70における開口74の前方側に設けられている。
フロントコンビネーションランプ90は、前照灯、車幅灯、ターンシグナル灯などの各種灯火装置を、共通のハウジング内に収容しユニット化したものである。
フロントコンビネーションランプ90は、車両前端部においてフード50の下方側であってバンパフェイス80の上方側に配置されている。
加振装置100は、本発明の付着物除去装置を構成するものであり、フロントウインドウガラス10を加振して、指向性を有して進行する双方向の表面波Wを発生させるものである。
図2は、第1実施形態の付着物除去装置における加振装置の分解斜視図である。
加振装置100は、振動発生部110、振動伝達部120を有する。
振動発生部110は、ジルコン酸チタン酸鉛(PZT)などの多結晶の強誘電性セラミックからなる圧電体111を、一対の電極112,113により挟んで構成された圧電素子(ピエゾ素子)である。
振動発生部110は、電極112,113に交流電圧を印加することにより、振動を発生する。
振動伝達部120は、振動発生部110が発生する振動をフロントウインドウガラス10に伝達し、フロントウインドウガラス10の表面に沿って進行する双方向の表面波Wを発生させる部材である。
振動伝達部120は、梁状部121、連結部122を、例えば金属板をレーザ切断加工することによって、一体に格子状に形成したものである。
梁状部121は、振動発生部110とフロントウインドウガラス10との間に挟まれた状態で、直線状に延在する例えば角柱状の部分である。
梁状部121は、平行かつ等間隔に複数配列されている。隣接する梁状部121の間隔には、スリット状の開口が設けられている。
梁状部121を配列する間隔は、振動発生部110による加振時にフロントウインドウガラス10に発生する表面波の波長と実質的に一致するように設定されている。
ここで、表面波の波長は、例えば、フロントウインドウガラス10の板厚よりも小さいことが好ましい。
連結部122は、梁状部121と直交する方向に延在し、複数の梁状部121の端部間を相互に連結する部分である。
連結部122は、梁状部121の両端部にそれぞれ設けられている。
振動伝達部120の両面部は、例えば振動伝達時の減衰が小さい硬質な接着剤等によって、振動発生部110及びフロントウインドウガラス10にそれぞれ固定されている。
この状態で振動発生部に振動発生部110に交流電圧を印加し、超音波振動を発生させると、振動は振動伝達部120を介してフロントウインドウガラス10に伝達される。
このとき、フロントウインドウガラス10には、振動伝達部120の梁状部121の長手方向と直交する方向に沿って双方向に進行する一対の表面波Wが発生する。
図3は、第1実施形態の付着物除去装置を有する車両のフロントウインドウガラスを示す図である。
車両は自車両前方の環境を認識する環境認識手段として、図示しないステレオカメラ装置を有する。
ステレオカメラ装置は、自車両前方に向けて車幅方向に離間して配置された一対の撮像装置(カメラ)を有し、公知のステレオカメラ処理を利用して自車両に対する被写体の相対位置等を検出するものである。
ステレオカメラ装置の撮像部は、例えば、車室内におけるルーフ30の前部から吊り下げられて配置され、フロントウインドウガラス10越しに自車両前方を撮像する。
フロントウインドウガラス10の上端部11近傍には、左右の撮像装置の撮像画角内に含まれる領域である撮像範囲14L、14Rがそれぞれ設定されている。
撮像範囲14L、14Rは、車両の車幅方向中心軸に対して左右対称に配置されている。
加振装置100は、左右の撮像範囲14L、14Rの中央部に配置されている。
加振装置100は、左右の撮像範囲14L、14Rの中心位置を結んだ直線Lの中間部に、表面波Wの進行方向が直線Lに沿うように(梁状部121の長手方向が直線Lと直交するように)配置されている。
加振装置100の下方側(車両前方側)の端部は、撮像範囲14L、14Rの下方側の端部に対して下方となるように配置されている。
また、図示しないウォッシャ装置が噴射するミスト状の洗浄液Mの一部は、加振装置100及びその周辺を指向して噴射されるようになっている。
第1実施形態において、振動発生部110への通電(加振)は、例えば、ドライバによる操作に応じてオンオフされる構成とすることができる。また、降雨状態、降雪状態等の悪天候状態の検知時や、ドライバによるワイパ装置あるいはウォッシャ装置のオン操作と連動して通電される構成としてもよい。
以上説明したように、第1実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)振動発生部110が発生する振動を、複数の梁状部121を平行かつ等間隔に配列した振動伝達部120を介してフロントウインドウガラス10に伝達することにより、簡単な構成により加振装置100から双方向に進行する表面波Wをフロントウインドウガラス10に発生させることが可能であり、その振動を利用してフロントウインドウガラス10の表面に付着した水滴、汚れ等の付着物を適切に除去することができる。
(2)加振装置100を、これが発生する表面波がステレオカメラ装置の撮像範囲14L,14Rを通過するよう配置することによって、撮像範囲14L,14Rに付着した水滴等を除去して撮像装置の視界を良好に維持することができる。
(3)加振装置100を左右の撮像範囲14L,14Rの中間部に設けることによって、単一の加振装置100によって複数の撮像範囲14L,14Rの付着物除去を行うことが可能であり、簡単な装置構成によってステレオカメラ装置の視界確保を行うことができる。
(4)ステレオカメラの撮像範囲14L,14Rが車体の車幅方向中心線に対して対称に配置され、加振装置100を車幅方向中央に配置することによって、より確実に上述した効果を得ることができる。
(5)加振装置100の下端部を撮像範囲14L,14Rの下端部よりも下方に配置したことによって、フロントウインドウガラス10の下方から上方へ上る方向の走行風を受けた場合に、走行風とともに撮像範囲14L,14Rに下方側から流入する水滴等を撮像範囲から遠ざかる方向に吹き飛ばすことが可能となり、より確実に視界を確保することができる。
(6)加振装置100又はその周辺に噴射された洗浄液Mが加振装置100の発生する表面波Wによってフロントウインドウガラス10の表面を流れ、フロントウインドウガラス10に付着した汚れを洗い流し、効果的に除去することができる。
<第2実施形態>
次に、本発明を適用した付着物除去装置の第2実施形態について説明する。
以下説明する各実施形態において、従前の実施形態と共通する箇所には同じ符号を付して説明を省略し、主に相違点について説明する。
図4は、第2実施形態の付着物除去装置を有する車両のフロントウインドウガラスを示す図である。
第4実施形態においては、付着物除去装置は、加振装置100をステレオカメラの撮像範囲14L,14Rの下方、及び、車幅方向外側にもそれぞれ配置している。
撮像範囲14L,14Rの下方に隣接して配置された加振装置100は、表面波Wの進行方向が車両前後方向(フロントウインドウガラス10の上下方向)にほぼ沿うように配置されている。
撮像範囲14L,14Rの車幅方向外側に隣接して配置された加振装置100は、表面波Wの進行方向が車幅方向にほぼ沿うように配置されている。
なお、撮像範囲14L,14Rの上方(車両後方側)は、加振装置100が発生する進行波Wに寄って除去された水滴等の付着物を車両後方側に流すため、加振装置100等を設けない構成となっている。
以上説明した第2実施形態によれば、上述した第1実施形態の効果と同様の効果に加えて、撮像範囲14L,14Rに対して複数の方向から進行波Wを与えることによって、より確実に付着物を除去することができる。
<第3実施形態>
次に、本発明を適用した付着物除去装置の第3実施形態について説明する。
第3実施形態の付着物除去装置は、例えば、車体の後部に設けられ自車両後方の画像を撮像するリアビューカメラの視界確保を図るものである。
図5は、第3実施形態の付着物除去装置を有する車両のテールゲートを示す図である。
テールゲート200は、車体の車室後部に形成された開口部に、開閉可能に取り付けられた扉状体である。
図5においては、テールゲート200は左半部を図示しているが、テールゲート200は実質的に左右対称に構成されている。
テールゲート200には、リアウインドウガラス210、ガーニッシュ220、レンズ230等が設けられている。
リアウインドウガラス210は、テールゲート200の上半部に設けられた透明部材(窓ガラス)である。
ガーニッシュ220は、リアウインドウガラス210の下端部に沿って設けられた意匠用の装飾部材であって、例えば樹脂系材料によって形成されている。
レンズ230は、自車両後方を撮像するリアビューカメラの最対物側に設けられる光学素子であって、車両外部に露出して配置されている。
レンズ230は、ガーニッシュ220の下部に設けられている。
第3実施形態においては、加振装置100は、ガーニッシュ220の下端部近傍であって、レンズ230の上方に隣接して配置されている。
加振装置100が発生する表面波Wの進行方向は、上下方向にほぼ沿わせて配置されている。
以上説明した第3実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)加振装置100をレンズ230に隣接して配置することにより、車体外部に設けられたレンズ230に付着した付着物を表面波によって効果的に除去し、リアビューカメラの視界を確保することができる。
(2)加振装置100をレンズ230の上部に設けたことにより、加振装置100が下方に向けて発生する表面波Wによって、レンズ230の表面に付着する水滴等を下方に吹き飛ばし、より確実に視界を確保することができる。
また、加振装置100が上方に向けて発生する他の表面波によって、リアビューカメラの上方からガーニッシュ220に沿って流下する水滴等を吹き飛ばし、レンズ230に付着することを防止できる。
(変形例)
本発明は、以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。
(1)付着物除去装置及びこれが設けられる車両の構成は、各実施形態に限定されず、適宜変更することができる。
例えば、付着物除去装置を構成する各部材の形状、構造、材質、製法、数量等は適宜変更することができる。
(2)車両の車体における付着物除去装置が設けられる箇所や、配置、個数などは上述した各実施形態の構成に限らず、適宜変更することができる。
例えば、第1、第2実施形態において、加振装置は車体の左右中心に対して対称に配置されたステレオカメラの撮像範囲の中心部に配置されているが、左右の撮像範囲の中心位置が車体に対して左右いずれかにオフセットされた場合であっても、本発明を適用することが可能である。
この場合、各撮像範囲の中心位置を結んだ直線の中央部に、表面波の進行方向がこの直線に沿うように加振装置を配置するとよい。
また、本発明は、単眼カメラの撮像範囲におけるウインドスクリーンの付着物除去にも適用することが可能である。
(3)第1、第2実施形態において、ウインドスクリーンは一例として合わせガラスによって形成されたフロントウインドウガラスであったが、本発明はこれに限らず、ウインドスクリーンとして例えばポリカーボネイト系、アクリル系などの樹脂材料や、それ以外の透明材料を用いる構成としてもよい。
1 車両
10 フロントウインドウガラス 11 上端部
12 下端部 13 側端部
14L,14R 撮像範囲
20 フロントピラー(Aピラー) 30 ルーフ
40 フロントドア 41 フロントドアガラス
42 ドアサッシュ 43 ドアミラー
50 フード 51 後縁部
52 側端部 60 カウル
70 フェンダ 71 上面部
72 側面部 73 変曲点
74 開口 80 バンパフェイス
90 フロントコンビネーションランプ
100 加振装置 110 振動発生部
111 圧電体 112 電極
113 電極 120 振動伝達部
121 梁状部 122 連結部
200 テールゲート 210 リアウインドウガラス
220 ガーニッシュ 230 レンズ
W 表面波 M 洗浄液

Claims (10)

  1. 車両の外装部材に付着した付着物を除去する付着物除去装置であって、
    振動を発生する振動発生部と、前記振動発生部と前記外装部材との間に設けられ前記外装部材の表面に沿って延在する梁状部を所定の周期で平行に配列して構成され、前記梁状部の長手方向と直交する双方向に進行する表面波を前記外装部材に発生させる振動伝達部と
    を有する加振装置を備えること
    を特徴とする付着物除去装置。
  2. 前記外装部材は、車室内に設置される撮像装置の撮像範囲が含まれるウインドスクリーンであって、
    前記加振装置は、前記表面波の少なくとも一方が前記撮像範囲を通過するよう前記ウインドスクリーンに取り付けられること
    を特徴とする請求項1に記載の付着物除去装置。
  3. 前記外装部材は、車室内に設置される複数の撮像装置の撮像範囲が含まれるウインドスクリーンであって、
    前記加振装置は、双方向の表面波が前記複数の撮像装置の撮像範囲をそれぞれ通過するよう前記ウインドスクリーンの前記撮像範囲の中間部に取り付けられること
    を特徴とする請求項1に記載の付着物除去装置。
  4. 前記複数の撮像装置は車体の車幅方向中心線に対して対称に配置され、
    前記加振装置は前記車幅方向中心線上に配置されること
    を特徴とする請求項3に記載の付着物除去装置。
  5. 前記ウインドスクリーンは、上端部が下端部に対して車両後方側となるように後傾して配置され、
    前記加振装置の下端部は、前記撮像範囲の下端部に対して車両前方側に配置されること
    を特徴とする請求項4に記載の付着物除去装置。
  6. 前記撮像範囲を複数の方向から囲んで配置された複数の加振装置を有すること
    を特徴とする請求項2から請求項5までのいずれか1項に記載の付着物除去装置。
  7. 前記ウインドスクリーンにおける前記加振装置が設けられた領域又はその近傍を指向して洗浄液を噴射する洗浄液噴射装置を有すること
    を特徴とする請求項2から請求項6までのいずれか1項に記載の付着物除去装置。
  8. 前記加振装置は、車体外部に露出する撮像装置のレンズ又は前記レンズを保護する保護カバーを前記表面波が通過するよう配置されること
    を特徴とする請求項1に記載の付着物除去装置。
  9. 前記加振装置は、前記レンズ又は前記保護部材の上部に配置されること
    を特徴とする請求項8に記載の付着物除去装置。
  10. 前記振動発生部は圧電素子を有し、
    前記振動伝達部は金属板を格子状に加工して形成されること
    を特徴とする請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の付着物除去装置。
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