JPH0624402U - 旋回操作の容易な作業機 - Google Patents

旋回操作の容易な作業機

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JPH0624402U
JPH0624402U JP6755992U JP6755992U JPH0624402U JP H0624402 U JPH0624402 U JP H0624402U JP 6755992 U JP6755992 U JP 6755992U JP 6755992 U JP6755992 U JP 6755992U JP H0624402 U JPH0624402 U JP H0624402U
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clutch
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敏夫 中尾
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】旋回操作の容易な作業機をうることを目的とす
るものである。 【構成】 サイドクラッチを切ることにより尾輪が自動
的に突出し、かつ車速を自動的に低速側に変更すると共
にロータリの作動を停止することができるようにしたも
のである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本案は管理機や耕耘機等の作業機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来管理機や耕耘機等の作業機は旋回時(1)サイドクラッチ切り、(2)本 機を持ち上げる、(3)速度を落とす、という一連の操作を行っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の管理機や耕耘機等の作業機は、旋回時以上のような操作の他にロータリ が回転しているため非常に作業が困難であつて危険であった。 そこで、本案は以上のような問題点を解消し、旋回操作の容易な作業機をうるこ とを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本案は以上のような目的を達成するため次のような作業機を提供するものであ る。すなわち、尾輪の自動昇降駆動機構を設けると共に車速を自動的に低速側に 変更する機構を設け、これら機構をサイドクラッチと連結し、又サイドクラッチ とロータリクラッチとを連結してサイドクラッチ操作でロータリクラッチを切と するように構成してなる旋回操作の容易な作業機である。
【0005】
【作用】
サイドクラッチを切ることにより尾輪が自動的に突出し、かつ車速を自動的に 低速側に変更すると共にロータリの作動を停止することができる。
【0006】
【実施例】
以下図面に示す実施例について説明する。先ず耕耘機から説明すると、図1に おいて、左右一対の推進車輪1、1の後方に耕耘ロータリ2、機体前部にエンジ ン3、機体後方に向けて操縦ハンドル4を延出した機体の後端に尾輪5を連設す ると共にこの尾輪5を駆動機構6によって昇降自在に構成する。図2で尾輪5の 昇降駆動機構6を説明すると、尾輪5の支軸8を機体側に固定された支持筒9に 嵌入保持すると共にこの支軸8の軸心位置に螺入させたねじ軸10を支持筒9内 に位置固定し、もってこのねじ軸10の作動によつて支軸8を介して尾輪5を摺 動操作可能に、かつねじ軸10をその上端に設けられたベベルギヤ機構11を介 して減速機12付きモータ13に連動連結して駆動機構6を構成している。
【0007】 そして、ハンドル4に設けられたサイドクラッチレバー14の操作で作動する スイッチ15からの信号が制御回路16に入力され、その制御回路16からの指 示で駆動回路17を介してモータ13は作動する。以上のような作動はサイドク ラッチレバー14の左右何れかの操作如何にかかわらず同じく作動するように制 御回路16で制御される。
【0008】 次に車速を自動的に低速側に変更する機構を図3、4に基づいて説明する。 図3に示すようにスプリング18は駆動側割プーリ19の移動プーリ19bを高 速側に向かって常時付勢するよう軸28を中心として回動するレバー21に作用 しており、レバー21に枢支29されたロッド22が移動側プーリ19bのレバ ー25を操作するようになっている。したがって、サイドクラッチレバー14の 操作でスプリング18に抗してソレノイド20が前述した制御回路16と駆動回 路17で作動するとロッド22を介して固定カム30に対する移動カム31をレ バー25で移動せしめて固定側割プーリ19aに対して移動側割プーリ19bを 図上で右方に移動せしめると共に被駆動側割プーリ23の固定側割プーリ23a に対して移動側割プーリ23bをスプリング24により図上で右方に移動せしめ て低速伝動側に維持せしめ、これと共にレバー21にロッド22と同軸的に枢支 29したロッド25を介してミッションケース26内のクラッチをレバー27で といて車速を低速側に自動的に切り替えると共にロータリクラッチを切る。ソレ ノイド20の作動は左右何れかのサイドクラッチが作動すると制御回路16から 駆動回路17を介して作動する。
【0009】 以上のことからサイドクラッチ切り操作に連動して尾輪5上方に装着したモー タ13で尾輪5を出し旋回を容易にする。 その際、サイドクラッチレバー14に連動させて車速は自動的に低速側に変更さ れロータリクラッチが切となるので旋回が危険でなく、また車速は自動的に低速 側に変更され、再度発進する際無段変速装置は低速側に維持されているので高速 発進することはなく危険が防止される。何れにしてもサイドクラッチと連動して 尾輪の出量が自動的に変更され、かつ車速が自動的に低速側に変更されロータリ の作動が停止するので旋回操作が非常に楽になり安全性が向上する。そしてサイ ドクラッチが元の位置に戻ると尾輪の出量が小さくなり、ロータリが作動して発 進できるように設計されることは勿論である。また本案は図示の実施例にとらわ れるものでなく本案の精神の範囲内で任意に設計変更しうるものである。
【0010】
【考案の効果】
本案のものによればサイドクラッチと連動して尾輪の出量が自動的に変更され 、かつ車速が自動的に低速側に変更され、ロータリの作動も停止するので旋回操 作が非常に楽になり、安全性も向上するという特徴がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】耕耘機の正面図である。
【図2】本案尾輪昇降装置の説明図である。
【図3】本案変速装置の説明図である。
【図4】本案無段変速装置の説明図である。
【符号の説明】
5 尾輪 6 尾輪の昇降駆動機構 14 サイドクラッチレバー 15 スイッチ 16 制御回路 17 駆動回路 19 駆動側割プーリ 20 ソレノイド 21 レバー 22 ロッド 23 被動側割プーリ 25 ロッド 26 ミツションケース 27 レーバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 尾輪の自動昇降駆動機構を設けると共に
    車速を自動的に低速側に変更する機構を設け、これら機
    構をサイドクラッチと連結し、又サイドクラッチとロー
    タリクラッチとを連結してサイドクラッチ操作でロータ
    リクラッチを切とするように構成してなる旋回操作の容
    易な作業機。
JP1992067559U 1992-09-02 1992-09-02 旋回操作の容易な作業機 Expired - Fee Related JP2582906Y2 (ja)

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JP2582906Y2 JP2582906Y2 (ja) 1998-10-15

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61287874A (ja) * 1985-06-17 1986-12-18 Kubota Ltd 歩行型耕転機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61287874A (ja) * 1985-06-17 1986-12-18 Kubota Ltd 歩行型耕転機

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JP2582906Y2 (ja) 1998-10-15

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