JPH06243578A - デイスク装置 - Google Patents

デイスク装置

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Publication number
JPH06243578A
JPH06243578A JP5652393A JP5652393A JPH06243578A JP H06243578 A JPH06243578 A JP H06243578A JP 5652393 A JP5652393 A JP 5652393A JP 5652393 A JP5652393 A JP 5652393A JP H06243578 A JPH06243578 A JP H06243578A
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JP
Japan
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rotation speed
spindle motor
magneto
disk
data
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JP5652393A
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English (en)
Inventor
Hideho Maeda
秀穂 前田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、特にコンピユータ等の外部記憶装置
として熱磁気記録の手法を適用して所望のデータを記録
再生するデイスク装置に関し、アクセス時間を短くし得
るようにする。 【構成】本発明は、デイスク状記録媒体1から得られる
回転速度情報FSに代えて、待機時、スピンドルモータ
5を所定の回転速度で回転駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図2〜図6) 発明が解決しようとする課題(図2〜図6) 課題を解決するための手段(図1) 作用(図1) 実施例 (1)実施例の全体構成(図1) (2)待機時のスピンドルサーボ(図1) (3)実施例の効果 (4)他の実施例 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明はデイスク装置に関し、特
にコンピユータ等の外部記憶装置として熱磁気記録の手
法を適用して所望のデータを記録再生する場合に適用し
て好適なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、光磁気デイスク装置においては、
連続するオーデイオデータを所定ブロツク単位で記録す
ることにより、このオーデイオデータを離散的に光磁気
デイスクに記録し得るようになされたものがある。
【0004】すなわち図2に示すように、この種の光磁
気デイスクにおいては、直径64〔mm〕のデイスク上に磁
性膜を形成し、これにより熱磁気記録の手法を適用して
所望のデータを記録再生し得るようになされている。こ
のデータ記録領域でなるインフオメーシヨンエリアにお
いては、最内周にリードインエリアを形成し、このリー
ドインエリアに管理用データでなるPTOCデータを記
録する。
【0005】すなわちこの種の光磁気デイスク装置にお
いては、記録再生可能な光磁気デイスクに加えて図3に
示すように、コンパクトデイスクと同一の手法を適用し
て所望のデータを記録した再生専用の光デイスクをも再
生し得るようになされ、PTOCデータでこの種のデイ
スクの種類を判別する。さらにこの種の光磁気デイスク
においては、この再生専用の光デイスクに記録再生可能
な領域を形成した複合型の光磁気デイスクもあり、この
場合もこのPTOCデータで光磁気デイスクの種類を判
別し得るようになされている。
【0006】これに加えてこのPTOCデータにおい
は、再生専用の領域に記録したオーデイオデータの管理
データが記録されるようになされ、これによりこの種の
光磁気デイスク装置においては、この管理データを基準
にして演奏の頭出し、選曲等の処理を実行し得るように
なされている。これに対してインフオメーシヨンエリア
の最外周においては、リードアウトエリアが形成され、
これによりインフオメーシヨンエリアの終了を検出し得
るようになされている。
【0007】これに対して記録再生可能な光磁気デイス
クにおいては、リードインエリアからリードアウトエリ
アの間に記録再生可能なレコーダブルエリアが形成さ
れ、このレコーダブルエリアの最内周にUTOCエリア
が形成されるようになされている。
【0008】このUTOCエリアにおいては、レコーダ
ブルエリアの残りの領域でなるプログラムエリアに記録
したオーデイオデータの管理データが記録されるように
なされ、これによりこの種の光磁気デイスク装置におい
ては、オーデイオデータを記録するとこのUTOCエリ
アを更新し、この更新したUTOCデータを基準にして
続く再生時、演奏の頭出し、選曲等の処理を実行し、さ
らに記録可能な空き領域を検出して続いてオーデイオデ
ータを記録し得るようになされている。
【0009】図4に示すようにこのインフオメーシヨン
エリアに記録されるオーデイオデータにおいては、アナ
ログデイジタル変換された連続するオーデイオデータを
音声圧縮回路に入力し、ここで所定周期でブロツク化
し、各ブロツク単位で音声圧縮処理される(以下この音
声圧縮したデータのブロツクをサウンドグループと呼ぶ
(図4(D))。さらにこのオーデイオデータにおいて
は、このサウンドグループについて、連続する11のブロ
ツクで2つのセクタを形成し(図4(B)及び
(D))、さらに36セクタで1つのクラスタを形成する
(図4(A))。
【0010】このとき各クラスタにおいては、1クラス
タの先頭4クラスタをクラスタ間接続用のリンクセクタ
に割り当て、このリンクセクタの最後のセクタにサブデ
ータを記録する。光磁気デイスク装置においては、この
リンクセクタを利用してクラスタ単位でクロスインター
リーブ処理すると共に誤り訂正処理し(すなわちCIR
C:Cross-Interleave Read-Solomon Codeでなる)、こ
れによりクラスタ単位でオーデイオデータを記録再生し
得るようになされている。
【0011】このオーデイオデータの記録再生の際、光
磁気デイスク装置においては、大容量のメモリ回路を介
してオーデイオデータを記録再生し得るようになされ、
このメモリ回路と光磁気デイスクの間では、1.4 〔Mbi
t/sec 〕のデータ転送速度でオーデイオデータを入出力
するのに対し、このメモリ回路と音声圧縮伸長回路との
間では、0.3 〔Mbit/sec 〕のデータ転送速度でオーデ
イオデータを入出力する。さらにこのメモリ回路と光磁
気デイスクとの間でオーデイオデータを入出力する際、
光磁気デイスク装置においては、クラスタ単位でオーデ
イオデータを入出力し、振動等によりトラツクジヤンプ
が発生すると、記録再生動作を中断して元の記録再生位
置に復帰し、改めてトラツクジヤンプした位置でオーデ
イオデータの記録再生を再開する。
【0012】これによりこの種の光磁気デイスク装置に
おいては、この大容量のメモリ回路をバツフアメモリと
して使用して転送速度を切り換えてオーデイオデータを
記録再生し、このオーデイオデータをクラスタ単位で記
録再生することにより、音飛び等を未然に防止し得るよ
うになされている。
【0013】このようにして記録再生するオーデイオデ
ータに対して、PTOCデータにおいては、オーデイオ
データと同様にセクタを単位にして記録され、図5にテ
ーブルの形式で示すように、各セクタに2352バイトのデ
ータを割り当てるようになされている。このうち縦方向
アドレス「0」〜「3」で表される領域は、ヘツダに割
り当てられ、うち縦方向アドレス「0」〜「2」の領
域、12バイトが同期パターンに割り当てれ、続く縦方向
アドレス「3」の1バイト目及び2バイト目にクラスタ
のアドレスが割り当てされるようになされている。
【0014】セクタ0のPTOCにおいては、このヘツ
ダに続いて2336バイトのメインデータエリアが形成さ
れ、この領域の先頭8バイトに00hのデータが連続し
て割り当てられ、続いてオーデイオ用の光磁気デイスク
であることを表す文字コード(MINIの文字コードで
なる)がASIIコードで記録されるようになされてい
る。
【0015】さらにセクタ0のPTOCにおいては、続
いてこの光磁気デイスクの種類を表わす識別データ(Di
sc type )が割り当てられ、この識別データで再生専用
の光磁気デイスク、記録再生可能な光磁気デイスク、複
合型の光磁気デイスクを識別し得るようになされ、続い
て記録のために必要な光量のデータ(Rec power )が記
録される。
【0016】さらにセクタ0のPTOCにおいては、続
いて縦方向アドレス「8」から順に、リードアウト領域
のスタートアドレス(Lead-out start address)、記録
に供する光量調整用の領域のスタートアドレス(Power
cal area start address)、UTOCのスタートアドレ
ス(U−TOC start address)、データ領域のスター
トアドレス(Recordable user start address )が記録
されるようになされている。
【0017】続いてセクタ0のPTOCにおいては、再
生専用及び複合型の光磁気デイスクの場合、再生専用の
領域に形成した論理トラツクのポインタ(P-TNO1、…
…、P-TNO255)と、各ポインタ(P-TNO1、……、P-TNO2
55)で指定される論理トラツクのスタートアドレス(St
art address )、エンドアドレス(End address )を記
録するようになされている。
【0018】ここでこの種の光磁気デイスクの場合、イ
ンフオメーシヨンエリアの内周側から外周側に向けてラ
セン状に1本の記録トラツクを形成するようになされ、
この1本の記録トラツクを分割して論理トラツクを形成
するようになされている。オーデイオ用の光磁気デイス
クにおいては、再生専用の光磁気デイスクの場合、この
論理トラツクが一般に各演奏に対応するように形成さ
れ、この各論理トラツクをこのポインタで指定するよう
になされている。
【0019】これに対してスタートアドレス(Start ad
dress )及びエンドアドレス(Endaddress )において
は、対応する論理トラツクについて、それぞれ録音開始
位置及び録音終了位置をクラスタ、セクタ、サウンドグ
ループを基準にして指定するようになされている。これ
により例えば1曲目の演奏は、第1のトラツクナンバを
指定するポインタP-TNO 1 で規定され、このポインタP-
TNO 1 で指定される縦方向アドレスのスタートアドレス
(Start address )及びエンドアドレス(End address
)で実際の記録位置が規定されるようになされてい
る。これにより再生専用領域について、光磁気デイスク
装置においては、このPTOCデータを参照して所望の
演奏を頭出し等し得るようになされている。
【0020】これに対して記録再生可能が光磁気デイス
ク及び複合型の光磁気デイスクにおいては、図6に示す
ようなUTOCデータがUTOCエリアに形成される。
ここでUTOCデータにおいては、セクタを単位にして
管理用データが規定され、PTOCと同様に始めにヘツ
ダが形成される。続いてセクタ0のUTOCデータにお
いては、クラスタのアドレス、00hのデータが記録さ
れ、所定のコードデータ(Maker code、Model code)が
割り当てられた後、プログラムエリアの開始トラツクナ
ンバ(First TNO )、終了トラツクナンバ(Last TNO)
等が割り当てられるようになされている。
【0021】このセクタ0のUTOCデータのうち、縦
方向アドレス「11」においては、デイスクの識別データ
を2バイト記録し得るようになされ、続いてメインデー
タ記録領域の欠陥領域の位置を表すポインタ(P-DFA
)、メインデータ記録領域の未記録領域の先頭位置を
表すポインタ(P-EMPTY )が割り当てられるようになさ
れている。さらに続く縦方向アドレス「12」において
は、プログラムエリアに記録された各オーデイオデータ
の先頭位置を表すポインタ(P-FRA )が割り当てられ、
続いて各オーデイオデータの記録開始位置を表すポイン
タ(P-TNO1、……、P-TNO255)が割り当てられるように
なされている。
【0022】さらにこのポインタ(P-TNO1、……、P-TN
O255)に続いて、順次1組のスタートアドレス(Start
address )及びエンドアドレス(End address )が割り
当てられ、さらにこのスタートアドレス(Start addres
s )及びエンドアドレス(End address )で規定される
記録単位にについて、その接続関係を示すリンクポイン
タ(Link-P)が割り当てされるようになされている。
【0023】これによりオーデイオ信号を記録再生する
光磁気デイスク装置においては、このポインタ(P-FRA
、P-TNO1、……、P-TNO255)でそれぞれ各演奏の最初
の記録単位について、対応するスタートアドレス(Star
t address )及びエンドアドレス(End address )の記
録単位を再生した後、エンドアドレス(End address )
に続いてリンクポインタ(Link-P)が設定されていると
き、このリンクポインタ(Link-P)で指定されるスター
トアドレス(Start address )及びエンドアドレス(En
d address )の記録単位を再生するようになされてい
る。
【0024】これに対して記録時、光磁気デイスク装置
においては、ポインタ(P-EMPTY )で指定されるスター
トアドレス(Start address )及びエンドアドレス(En
d address )についてオーデイオデータを記録した後、
このエンドアドレス(End address )に続くリンクポイ
ンタ(Link-P)で続く記録可能領域のスタートアドレス
(Start address )及びエンドアドレス(End address
)を順次検出するようになされている。これにより光
磁気デイスク装置においては、記録消去を繰り返して光
磁気デイスク上に離散的に形成された記録再生可能な領
域に離散的に連続する演奏を記録し得るようになされ、
またこのようにして離散的に記録した演奏を確実に再生
し得るようになされている。
【0025】このためこの種の光磁気デイスク装置にお
いては、光磁気デイスクが装填されると、また電源が投
入されると、始めにリードイン領域に光学ピツクアツプ
を移動させてPTOCを再生した後、必要に応じてUT
OCを再生するようになされ、これによりプログラムエ
リアの管理データを始めに再生するようになされてい
る。さらに光磁気デイスク装置においては、このように
して再生した管理データを所定のメモリ回路に格納して
保持すると共に、光学ピツクアツプをプログラムエリア
の最内周に保持して待機するようになされ、ここで再生
開始の操作子が押圧走査されると、メモリ回路に格納し
た管理データに基づいて順次オーデイオデータを再生す
るようになされている。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種の光磁
気デイスク装置をコンピユータの外部記憶装置等に使用
して種々のデータを記録再生することができれば、便利
であると考えられる。このためには、所望の記録領域を
短時間でアクセスし得るようにする必要がある。
【0027】すなわちこの光磁気デイスク装置において
は、オーデイオデータを記録再生していないとき、スピ
ンドルモータの回転を停止するようになされている。こ
れによりこの種の光磁気デイスク装置を単にコンピユー
タの外部記憶装置として適用した場合、スピンドルモー
タを起動して所定の回転速度に立ち上げるまでの間、デ
ータを記録再生し得ず、その分アクセスに時間を要する
問題がある。
【0028】この問題を解決する1つの方法としてスピ
ンドルモータを常時回転させる方法が考えられるが、こ
の種の光磁気デイスク装置においては、記録トラツクを
再生して得られる速度情報を基準にして光磁気デイスク
を回転駆動することにより、結局スピンドルモータを常
時回転させたのでは記録トラツクを順次走査して最外周
まで光学ピツクアツプが移動するようになる。これによ
りこの方法で所望の記録領域をアクセスする場合、移動
先の位置から改めて所望の記録領域に光学ピツクアツプ
をシークさせなければならず、結局アクセス時間が長く
なる問題がある。
【0029】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、コンピユータ等の外部記憶装置として使用してアク
セス時間を短くすることができるデイスク装置を提案し
ようとするものである。
【0030】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、デイスク状記録媒体2にラセン状
に形成した記録トラツクをアクセスして所望のデータD
1を記録再生するデイスク装置1において、デイスク状
記録媒体2を回転駆動するスピンドルモータ5と、記録
トラツクからデイスク状記録媒体2の回転速度情報FS
を検出する回転速度情報検出手段8、10と、スピンド
ルモータ5の回転速度FGを検出する回転速度検出手段
5と、アクセス時、回転速度情報FSに基づいて、スピ
ンドルモータ5の回転速度を制御してデイスク状記録媒
体2を所定の回転速度で回転駆動し、待機時、回転速度
情報FSに代えて回転速度検出手段5の検出結果FGに
基づいて、スピンドルモータ5の回転速度を制御してデ
イスク状記録媒体2を所定の回転速度で回転駆動するス
ピンドルモータ制御手段3、4、11とを備えるように
する。
【0031】さらに第2の発明においては、デイスク状
記録媒体2にラセン状に形成した記録トラツクをアクセ
スして所望のデータD1を記録再生するデイスク装置1
において、デイスク状記録媒体2を回転駆動するスピン
ドルモータ5と、記録トラツクからデイスク状記録媒体
2の回転速度情報FSを検出する回転速度情報検出手段
8、10と、アクセス時、回転速度情報FSに基づい
て、スピンドルモータ5の回転速度を制御してデイスク
状記録媒体2を所定の回転速度で回転駆動し、待機時、
スピンドルモータ5の駆動電圧を所定電圧に保持してデ
イスク状記録媒体2を所定の回転速度で回転駆動するス
ピンドルモータ制御手段3、4、11とを備えるように
する。
【0032】さらに第3の発明において、スピンドルモ
ータ制御手段3、4、11は、回転速度情報FSに基づ
いて、スピンドルモータ5の回転速度を制御してデイス
ク状記録媒体2を所定の回転速度で回転駆動することに
より、デイスク状記録媒体2を線速度一定の条件で回転
駆動する。
【0033】さらに第4の発明において、スピンドルモ
ータ制御手段3、4、11は、待機時が所定期間継続す
ると、スピンドルモータ5の回転を停止制御する。
【0034】さらに第5の発明において、回転速度情報
検出手段8、10は、デイスク状記録媒体2に光ビーム
を照射して反射光を検出することにより、反射光検出結
果に基づいて回転速度情報FSを検出し、スピンドルモ
ータ制御手段3、4、11は、待機時、光ビームの照射
を中止する。
【0035】
【作用】待機時、回転速度情報FSに代えて回転速度検
出手段5の検出結果FGに基づいて、スピンドルモータ
5の回転速度を制御してデイスク状記録媒体2を所定の
回転速度で回転駆動すれば、光学ピツクアツプの位置を
所定位置に保持して続くデータを短い待ち時間でアクセ
スすることができる。
【0036】この場合、スピンドルモータ5の駆動電圧
を所定電圧に保持してデイスク状記録媒体2を所定の回
転速度で回転駆動しても、同様に光学ピツクアツプの位
置を所定位置に保持して続くデータを短い待ち時間でア
クセスすることができる。
【0037】特にデイスク状記録媒体2を線速度一定の
条件で回転駆動する場合に適用すれば、光学ピツクアツ
プを所定位置に保持してアクセス時間を短縮し得、又待
機時が所定期間継続すると、スピンドルモータ5の回転
を停止制御し、待機時、光ビームの照射を中止して全体
の温度上昇、消費電力を低減することができる。
【0038】
【実施例】以下図面について、本発明に一実施例を詳述
する。
【0039】(1)実施例の全体構成 図1において、1は全体として光磁気デイスク装置を示
し、光磁気デイスク2が装填されると、この光磁気デイ
スク2のリードエリアからPTOCデータを読み出した
後、必要に応じてUTOCエリアからUTOCデータを
読み出す。
【0040】すなわち光磁気デイスク装置1において
は、直径64〔mm〕の光磁気デイスク2が装填されると、
システムコントローラ3からスピンドルサーボ回路4に
制御コマンドを送出し、これによりスピンドルサーボ回
路4でスピンンドルモータ5を駆動し、光磁気デイスク
2を所定の回転速度で回転駆動する。
【0041】続いて光磁気デイスク装置1においては、
システムコントローラ3からトラツキングサーボ回路6
に制御コマンドを出力し、これにより送りモータ7を駆
動して光学ピツクアツプ8を光磁気デイスク2のリード
インエリアに移動させる。このようにして光学ピツクア
ツプ8を移動させると、光磁気デイスク装置1において
は、システムコントローラ3からフオーカスサーボ回路
9及びトラツキングサーボ回路6に制御コマンドを送出
して光学ピツクアツプ8を駆動し、これにより光磁気デ
イスク2に光ビームを照射し、この状態で光磁気デイス
ク2から得られる反射光を光学ピツクアツプ8で受光す
る。
【0042】これにより光学ピツクアツプ8において
は、受光結果に基づいてフオーカスエラー信号を生成
し、このフオーカスエラー信号をRFアンプ10で増幅
してサーボ切り換え回路18に出力する。サーボ切り換
え回路18は、このフオーカスエラー信号をフオーカス
サーボ回路9に出力し、これにより光磁気デイスク装置
1においては、フオーカシング制御し得るようになされ
ている。
【0043】さらにRFアンプ10においては、光学ピ
ツクアツプ8の出力信号からトラツキングエラー信号を
生成し、このトラツキングエラー信号をサーボ切り換え
回路18を介してトラツキンサーボ回路6に出力する。
これにより光磁気デイスク装置1においては、光学ピツ
クアツプ8をトラツキング制御し得るようになされてい
る。
【0044】さらに光学ピツクアツプ8においては、受
光結果をRFアンプ8で増幅して2値化した後、アドレ
スデコーダ11に出力し、これによりアドレスデコーダ
11においては、受光結果に基づいて光ビーム照射位置
の位置情報を検出する。すなわちこの種の光磁気デイス
ク2において、レコーダブルエリアにおいては、予め蛇
行したプリグルーブが形成され、これにより光学ピツク
アツプ8の受光結果の信号レベルがこのプリグルーブの
蛇行に追従して変化するようになされている。
【0045】これにより光磁気デイスク2においては、
この受光結果について、信号レベルの変化の中心周波数
を検出して光磁気デイスク2の回転速度情報を検出し得
るようになされ、この周波数が22.05 〔KHz〕になるよ
うにスピンドルモータ5を駆動して、光磁気デイスク2
を規定の線速度一定の条件で回転制御し得るようになさ
れている。さらに光磁気デイスク2においては、この受
光結果の信号レベルの変化について、中心周波数を22.0
5 〔KHz〕に設定してFM復調の手法を適用してこの中
心周波数からの周波数遷移を検出することにより、光ビ
ーム照射位置の位置情報を検出し得るようになされてい
る。
【0046】これに対して再生専用の領域においては、
ピツトを形成してデータが記録されることにより、受光
結果の信号レベルが基本周波数4.3218〔MHz〕で変化す
るようにスピンドルモータ5を駆動して、光磁気デイス
ク2を規定の線速度一定の条件で回転制御し得、さらに
再生結果に基づいて再生位置情報を検出し得るようにな
されている。
【0047】この検出原理に基づいてアドレスデコーダ
11においては、光ビーム照射位置の位置情報を検出
し、この検出した位置情報をエンコーダ/デコーダ12
を介してシステムコントローラ3に出力する。これによ
り光磁気デイスク装置1においては、この位置情報を基
準にして所望の記録トラツクにデータを記録し、又は所
望の記録トラツクからデータを再生し得るようになされ
ている。
【0048】これに対してRFアンプ10においては、
光学ピツクアツプ8の受光結果に基づいて回転速度情報
FSを検出し、この回転速度情報FSをサーボ切り換え
回路18を介してスピンドルサーボ回路6に出力する。
これにより光磁気デイスク装置1においては、光磁気デ
イスク2を所定の線速度一定の条件で駆動し得るように
なされている。
【0049】このようにしてアドレスデコーダ11の位
置検出結果に基づいてPTOCデータを記録した記録ト
ラツクについて、記録データを再生し得る状態になる
と、光磁気デイスク装置1においては、RFアンプ10
の出力信号をエンコーダ/デコーダ12に出力する。こ
こでエンコーダ/デコーダ12においては、記録モード
と再生モードとで動作を切り換え、再生モードにおい
て、順次RFアンプ10の出力信号を復調して復調デー
タを得、この復調データを誤り訂正処理、デインターリ
ーブ処理する。
【0050】この誤り訂正処理は、再生データ等に付加
されて記録されたCIRC誤り訂正符号に基づいて誤り
訂正処理され、このためこの種の光磁気デイスク装置に
おいては、記録時、この誤り訂正符号を付加してデータ
を記録するようになされている。このようにしてPTO
CエリアからPTOCデータを再生すると、光磁気デイ
スク装置1においては、所定のメモリコントローラを制
御してこのうち必要なPTOCデータをランダムアクセ
スメモリ回路構成のメモリ回路13に格納する。
【0051】このようにしてPTOCデータを読み込む
と、システムコントローラ3においては、このPTOC
データに付された識別データに基づいて光磁気デイスク
2の種類を判別する。このとき光磁気デイスク2が、記
録可能な光磁気デイスクの場合、システムコントローラ
3においては、続いてトラツキングサーボ回路6、スピ
ンドルサーボ回路4に制御コマンドを出力してUTOC
エリアをアクセスし、UTOCデータを再生してメモリ
回路13に格納する。
【0052】これにより光磁気デイスク装置1において
は、プログラムエリアに記録したデータの管理データで
なるPTOCデータ及びUTOCデータを予め再生して
メモリ回路13に格納した後、このPTOCデータ及び
UTOCデータに基づいて、所望のデータをプログラム
エリアから再生し、またこのプログラムエリアに所望の
データを記録し得るようになされている。
【0053】すなわち装填された光磁気デイスク2がオ
ーデイオ用の光磁気デイスクの場合、システムコントロ
ーラ3においては、全体の動作モードをオーデイオデー
タの記録再生モードに切り換え、音声圧縮伸長回路1
4、アナログデイジタル/デイジタルアナログ変換回路
(AD/DA)15を動作状態に切り換える。
【0054】この状態でユーザがオーデイオ信号の記録
モードに設定すると、アナログデイジタル/デイジタル
アナログ変換回路(AD/DA)15は、順次入力され
るオーデイオ信号A1をサンプリング周波数44.1〔KH
z〕、量子化ビツト数16ビツトのデイジタル信号に変換
して出力し、音声圧縮伸長回路14はこのデイジタル信
号を所定周期単位で音声圧縮処理してサウンドグループ
を形成する。なおこの音声圧縮においては、変形DCT
(modified deiscreat cosine toransform)の手法を適
用してオーデイオデータをデータ圧縮するようになされ
ている。
【0055】これに対してメモリ回路13においては、
オーデイオ信号A1に換算して最大で3秒分のオーデイ
オデータを格納し得るように大容量のメモリが割り当て
られ、音声圧縮伸長回路14から出力されるオーデイオ
データを一旦格納してクラスタ単位で順次エンコーダ/
デコーダ12に出力する。エンコーダ/デコーダ12に
おいては、このオーデイオデータをインターリーブ処理
して誤り訂正符号を付加した後、光磁気デイスクの記録
に適した変調方式(すなわちEFM変調でなる8−14変
調でなる)で変調し、その結果得られる記録データをヘ
ツド駆動回路16に出力する。
【0056】このときシステムコントローラ3において
は、予め検出したUTOCデータに基づいて、トラツキ
ングサーボ回路6を介して送りモータ7を駆動すること
により、光学ピツクアツプ8及び磁気ヘツド17を未記
録の記録領域に移動する。これにより光磁気デイスク装
置1においては、記録データに応じてヘツド駆動回路1
6、磁気ヘツド17を駆動し、この磁気ヘツド17が形
成する変調磁界を光磁気デイスク2に印加する。
【0057】この状態で光磁気デイスク装置1において
は、この変調磁界の印加位置に光学ピツクアツプ8で間
欠的に光ビームを照射し、これにより熱磁気記録の手法
を適用して高密度にオーデイオデータを記録し得るよう
になされている。さらに光磁気デイスク装置1において
は、この光ビームの反射光を光学ピツクアツプ8で検出
し、その検出結果をRFアンプ10を介してアドレスデ
コーダ11に出力するようになされ、これによりこのア
ドレスデコーダ11で各記録領域の位置情報を検出す
る。これにより光磁気デイスク装置1においては、この
位置情報検出結果に基づいて所望の記録領域に順次オー
デイオデータを記録し得るようになされている。
【0058】この記録の際、光磁気デイスク装置1にお
いては、エンコーダ/デコーダ12において、サウンド
グループのオーデイオデータにヘツダを付加してセクタ
を形成し、このセクタでクラスタを形成するようになさ
れ、これによりクラスタ単位でオーデイオデータを記録
するようになされている。これに対してシステムコント
ローラ3においては、オーデイオデータを記録すると、
メモリ回路13のUTOCデータを更新し、光磁気デイ
スク装置1においては、光磁気デイスク2を排出する
際、及び電源を遮断する際、この更新したUTOCデー
タで光磁気デイスク2のUTOCエリアを更新する。
【0059】これにより光磁気デイスク装置1において
は、光磁気デイスク2の記録消去の動作に対応してUT
OCエリアを更新し、確実にレコーダブルエリアの管理
データを記録し得るようになされている。
【0060】これに対してオーデイオデータの再生モー
ドにおいて、光磁気デイスク装置1においては、リード
インエリアを再生する場合と同様に、光学ピツクアツプ
8から出力される光ビームの光量を低減し、光磁気デイ
スク2から得られる反射光の偏波面の変化を検出するこ
とにより、カー効果を利用して光磁気デイスク2の記録
データを再生する。すなわち光磁気デイスク装置1にお
いては、RFアンプ10の出力信号をエンコーダ/デコ
ーダ12で復調して誤り訂正処理等した後、メモリ回路
13に出力する。
【0061】ここで光磁気デイスク装置1においては、
記録時と同様にメモリ回路13をバツフアメモリとして
使用し、再生したオーデイオデータを音声圧縮伸長回路
14に出力し、ここで音声伸長処理する。これにより光
磁気デイスク装置1においては、この音声圧縮伸長回路
14でオーデイオデータをデイジタルオーデイオ信号に
復調した後、アナログデイジタル/デイジタルアナログ
変換回路15を介してアナログ信号の形式で出力するよ
うになされている。
【0062】これに対してホストコンピユータ20を接
続してこのホストコンピユータ20の外部記憶装置とし
てデータを記録する場合、光磁気デイスク装置1におい
ては、SCSIインターフエースを介してバツフアメモ
リ21にホストコンピユータ20の出力データD1を格
納する。このときシステムコントローラ3においては、
この出力データD1に対応するライトコマンドを、バツ
フアメモリ21を介してホストコンピユータ20から予
め入力するようになされ、これによりこのライトコマン
ドに対応してUTOCデータを参照して記録可能な領域
を検出し、この記録可能な領域に光学ピツクアツプ8及
び磁気ヘツド17を移動させる。
【0063】エンコーダ/デコーダ22においては、所
定のデータ単位でこの出力データD1をブロツク化し、
さらにこのブロツク化したデータに誤り訂正符号を付加
することにより、オーデイオデータのセクタに対応する
データ単位で順次出力データD1をメモリ回路13に出
力する。これにより光磁気デイスク装置1においては、
オーデイオデータの記録時と同様にこのデータをメモリ
回路13からエンコーダ/デコーダ12に出力し、ここ
でクラスタ単位でインターリーブ処理、誤り訂正符号の
生成処理を実行して記録データに変換する。
【0064】このときシステムコントローラ3において
は、必要に応じてエンコーダ/デコーダ12及びメモリ
回路13の動作を切り換え、これによりインターリーブ
処理するデータの単位を切り換えて1クラスタ当たりの
セクタ数を必要に応じて切り換えるようになされてい
る。
【0065】これにより光磁気デイスク装置1において
は、データ量の変化するホストコンピユータ20の外部
記憶装置として使用する場合でも、光磁気デイスク2の
記録領域を効率良く使用してデータを記録再生し得るよ
うになされている。このようにしてデータを記録する
際、システムコントローラ3においては、オーデイオデ
ータの記録時と同様にメモリ回路13のUTOCデータ
を更新するようになされ、これによりこの更新したUT
OCデータで光磁気デイスク2のUTOCエリアを更新
して確実に管理データを記録し得るようになされてい
る。
【0066】これに対してこのようにして記録したデー
タを再生する場合、エンコーダ/デコーダ12において
は、オーデイオデータの再生時と同様に動作してクラス
タ単位で再生データを誤り訂正処理、デインターリーブ
処理してメモリ回路13に格納し、エンコーダ/デコー
ダ22においては、このメモリ回路13に格納した再生
データを記録時とは逆に誤り訂正処理して出力する。こ
のときシステムコントローラ3においては、ホストコン
ピユータ20から発行されるコマンドに対応してメモリ
回路13のUTOCデータを検索することにより、ホス
トコンピユータ20の所望するデータについて、記録位
置を検出して光磁気デイスク2を再生する。
【0067】これに対してバツフアメモリ21において
は、エンコーダ/デコーダ22の出力データを蓄積して
ホストコンピユータ20の動作に応動して出力し、これ
により光磁気デイスク装置1においては、コンピユータ
20等の外部記憶装置としてし使用して種々のデータを
記録再生し得るようになされている。
【0068】(2)待機時のスピンドルサーボ ホストコンピユータ20の外部記憶装置としてデータD
1を記録再生する場合、光磁気デイスク装置1において
は、待機時、スピンドルサーボを切り換えることによ
り、光学ピツクアツプ8を所定位置に保持して続くアク
セス時間を短縮し得るようになされている。
【0069】すなわちサーボ切り換え回路11及びスピ
ンドルサーボ回路4においては、データの記録再生時、
RFアンプ10から出力されるプリグルーブ蛇行の基本
周波数又はピツト形成周期の基本周波数を検出してなる
回転速度情報FSを基準にして、この周波数がそれぞれ
22.05 〔KHz〕及び4.3218〔MHz〕になるように、所定
の基準信号との間で位相比較結果を得、この位相比較結
果を基準にしてスピンドルモータ5を駆動する。これに
より光磁気デイスク装置1においては、データの記録再
生時、光磁気デイスク2から得られる回転速度情報FS
を基準にして光磁気デイスク2を線速度一定の条件で駆
動するようになされている。
【0070】これに対してシステムコントローラ3にお
いては、実際にデータを記録再生する以外のとき、待機
状態と判断してサーボ切り換え回路18の動作を切り換
える。サーボ切り換え回路18においては、これに応動
してトラツキングサーボ回路6を制御して最後に光磁気
デイスク6をアクセスした位置で光学ピツクアツプ8の
トラツキング制御を停止し、これにより光磁気デイスク
装置1においては、最後に光磁気デイスク2をアクセス
した位置に光学ピツクアツプ8を保持する。
【0071】同時にサーボ切り換え回路18において
は、フオーカスサーボ回路9を停止制御すると共に、光
ビームの照射を停止制御し、これにより光磁気デイスク
装置1においては、全体としての消費電力を低減し、さ
らに機器内の発熱を低減して光ビームを射出する光学ピ
ツクアツプ8のレーザダイオードの寿命を延長するよう
になされている。
【0072】これに対してこの実施例において、スピン
ドルモータ5は、所定角度回転する毎に信号レベルが立
ち上がる回転周波数信号FGを生成するようになされ、
この回転周波数信号FGをサーボ切り換え回路18に出
力する。サーボ切り換え回路18においては、データの
記録再生時、この回転周波数信号FGを基準にして所定
の基準信号をカウントすることにより、光学ピツクアツ
プ8のアクセス位置におけるスピンドルモータの回転速
度を検出し、待機状態になると回転速度情報FSに代え
てこのカウント値が維持されるようにスピンドルサーボ
回路6を制御する。
【0073】これにより光磁気デイスク装置1において
は、最後にアクセスした位置に光学ピツクアツプ8を保
持すると共に、その保持位置に対応する回転速度で光磁
気デイスク2を回転駆動するようになされ、これにより
続くデータの記録再生時、スピンドルモータの制御基準
を回転周波数信号FGから回転速度情報FSに切り換え
て短時間で所望の回転速度に立ち上げ得るようになされ
ている。従つてその分続くアクセス時、短い待ち時間で
続くデータをアクセスすることができる。
【0074】さらにこれにより、光磁気デイスク装置1
においては、光学ピツクアツプ8を最後にアクセスした
位置に保持し得、これにより続くアクセス時間を短縮す
ることができる。
【0075】さらにこの実施例において、システムコン
トローラ3は、待機時が所定期間以上継続すると、スピ
ンドルサーボ回路4に制御コマンドを出力してスピンド
ルモータ5の回転を停止制御する。これにより光磁気デ
イスク装置1においては、長時間待機状態に保持される
際、光磁気デイスク2の駆動を停止して全体の消費電力
を低減するようになされている。
【0076】このアクセスを終了した後スピンドルモー
タ5の回転を停止制御するまでの時間、さらにはトラツ
キング制御を中止するか否かの指定、光ビームの照射を
中断するか否かの指定等においては、パラメータを設定
してホストコンピユータ20からコマンドを発行するこ
とにより、このパラメータに従つてシステムコントロー
ラ3で判断制御するようになされ、これにより光磁気デ
イスク装置1においては、ホストコンピユータ20の処
理に応じてこの待機時の制御を自由に切り換えて使い勝
手を向上し得るようになされている。
【0077】(3)実施例の効果 以上の構成によれば、待機時、光磁気デイスクから得ら
れる回転速度情報に代えてスピンドルモータの回転速度
検出結果に基づいてスピンドルモータを回転駆動するこ
とにより、光学ピツクアツプをアクセス終了位置に保持
して光磁気デイスクの回転速度を対応する回転速度に保
持し得、これにより続くアクセス時、アクセス時間を短
縮することができる。
【0078】(4)他の実施例 なお上述の実施例においては、光学ピツクアツプをアク
セス終了位置に保持する場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、例えばアクセス終了位置から数セクタ
前の位置に保持するようにしてもよく、このようにすれ
ば続くアクセス時、この数セクタの領域を再生する期間
を利用して全体の動作を確実に立ち上げることができ
る。
【0079】さらにこのようにアクセス終了位置に限ら
ず、続くアクセス位置に光学ピツクアツプを移動した後
この続くアクセス位置に光学ピツクアツプを保持しても
よく、さらには最も平均アクセス時間が短くなる位置に
光学ピツクアツプを移動した後この位置に保持するよう
にしてもよい。
【0080】さらに上述の実施例においては、スピンド
ルモータが所定角度回転すると信号レベルが立ち上がる
回転周波数信号を基準にして、待機時、スピンドルモー
タを回転制御する場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、例えばスピンドルモータが1回転すると信号
レベルが立ち上がる回転基準信号を基準にして、待機
時、スピンドルモータを回転制御してもよい。
【0081】さらにこのように回転速度を基準にしてス
ピンドルモータを回転制御する場合に限らず、例えば印
加電圧に対してスピンドルモータの回転速度が一義的に
決まる場合、オープンループの制御回路を形成してスピ
ンドルモータを回転制御してもよい。
【0082】さらに上述の実施例においては、線速度一
定の条件で光磁気デイスクを回転駆動する場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、角速度一定の条件で
光磁気デイスクを回転駆動する場合にも広く適用するこ
とができる。
【0083】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、デイスク
状記録媒体から得られる回転速度情報に代えて、待機
時、スピンドルモータを所定の回転速度で回転駆動する
ことにより、待機時、光学ピツクアツプを所定位置に保
持して続くアクセス時、短い時間でデイスク状記録媒体
を所定の回転速度に立ち上げて光磁気デイスクをアクセ
スし得、これによりアクセス時間を短縮することができ
るデイスク装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による光磁気デイスク装置を
示すブロツク図である。
【図2】記録再生可能な光磁気デイスクを示す斜視図で
ある。
【図3】再生専用の光磁気デイスクを示す斜視図であ
る。
【図4】光磁気デイスク装置で処理するオーデイオデー
タの構造の説明に供する略線図である。
【図5】UTOCの説明に供する図表である。
【図6】PTOCの説明に供する図表である。
【符号の説明】
1……光磁気デイスク装置、2……光磁気デイスク、3
……システムコントローラ、4……スピンドルサーボ回
路、5……スピンドルモータ、6……トラツキングサー
ボ回路、8……光学ピツクアツプ、9……フオーカスサ
ーボ回路、18……サーボ切り換え回路、20……ホス
トコンピユータ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デイスク状記録媒体にラセン状に形成した
    記録トラツクをアクセスして所望のデータを記録再生す
    るデイスク装置において、 上記デイスク状記録媒体を回転駆動するスピンドルモー
    タと、 上記記録トラツクから上記デイスク状記録媒体の回転速
    度情報を検出する回転速度情報検出手段と、 上記スピンドルモータの回転速度を検出する回転速度検
    出手段と、 アクセス時、上記回転速度情報に基づいて、上記スピン
    ドルモータの回転速度を制御して上記デイスク状記録媒
    体を所定の回転速度で回転駆動し、待機時、上記回転速
    度情報に代えて上記回転速度検出手段の検出結果に基づ
    いて、上記スピンドルモータの回転速度を制御して上記
    デイスク状記録媒体を所定の回転速度で回転駆動するス
    ピンドルモータ制御手段とを具えることを特徴とするデ
    イスク装置。
  2. 【請求項2】デイスク状記録媒体にラセン状に形成した
    記録トラツクをアクセスして所望のデータを記録再生す
    るデイスク装置において、 上記デイスク状記録媒体を回転駆動するスピンドルモー
    タと、 上記記録トラツクから上記デイスク状記録媒体の回転速
    度情報を検出する回転速度情報検出手段と、 アクセス時、上記回転速度情報に基づいて、上記スピン
    ドルモータの回転速度を制御して上記デイスク状記録媒
    体を所定の回転速度で回転駆動し、待機時、上記スピン
    ドルモータの駆動電圧を所定電圧に保持して上記デイス
    ク状記録媒体を所定の回転速度で回転駆動するスピンド
    ルモータ制御手段とを具えることを特徴とするデイスク
    装置。
  3. 【請求項3】上記スピンドルモータ制御手段は、上記回
    転速度情報に基づいて、上記スピンドルモータの回転速
    度を制御して上記デイスク状記録媒体を所定の回転速度
    で回転駆動することにより、上記デイスク状記録媒体を
    線速度一定の条件で回転駆動することを特徴とする請求
    項1又は請求項2に記載のデイスク装置。
  4. 【請求項4】上記スピンドルモータ制御手段は、上記待
    機時が所定期間継続すると、上記スピンドルモータの回
    転を停止制御することを特徴とする請求項1、請求項2
    又は請求項3に記載のデイスク装置。
  5. 【請求項5】上記回転速度情報検出手段は、上記デイス
    ク状記録媒体に光ビームを照射して反射光を検出するこ
    とにより、上記反射光検出結果に基づいて上記回転速度
    情報を検出し、 上記スピンドルモータ制御手段は、待機時、上記光ビー
    ムの照射を中止することを特徴とする請求項1、請求項
    2、請求項3又は請求項4に記載のデイスク装置。
JP5652393A 1993-02-22 1993-02-22 デイスク装置 Pending JPH06243578A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004059638A1 (ja) * 2002-12-25 2004-07-15 Sony Corporation ディスク装置、ディスク装置の制御方法、ディスク装置の制御方法のプログラム
KR100560572B1 (ko) * 1997-05-28 2006-05-25 소니 가부시끼 가이샤 디스크재생장치와,디스크기록재생장치및그구동제어회로

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