JP3405464B2 - 光磁気デイスク装置 - Google Patents

光磁気デイスク装置

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JP3405464B2
JP3405464B2 JP05652493A JP5652493A JP3405464B2 JP 3405464 B2 JP3405464 B2 JP 3405464B2 JP 05652493 A JP05652493 A JP 05652493A JP 5652493 A JP5652493 A JP 5652493A JP 3405464 B2 JP3405464 B2 JP 3405464B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図8〜図12) 発明が解決しようとする課題(図8〜図12) 課題を解決するための手段(図1、図3及び図7) 作用(図1、図3及び図7) 実施例 (1)実施例の全体構成(図1) (2)データの記録再生(図2〜図7) (3)実施例の効果 (4)他の実施例 発明の効果 【0002】 【産業上の利用分野】本発明は光磁気デイスク装置に関
し、特にコンピユータ等の外部記憶装置として熱磁気記
録の手法を適用して所望のデータを記録再生する場合に
適用して好適なものである。 【0003】 【従来の技術】従来、光磁気デイスク装置においては、
連続するオーデイオデータを所定ブロツク単位で記録す
ることにより、このオーデイオデータを離散的に光磁気
デイスクに記録し得るようになされたものがある。 【0004】すなわち図8に示すように、この種の光磁
気デイスクにおいては、直径64〔mm〕のデイスク上に磁
性膜を形成し、これにより熱磁気記録の手法を適用して
所望のデータを記録再生し得るようになされている。こ
のデータ記録領域でなるインフオメーシヨンエリアにお
いては、最内周にリードインエリアを形成し、このリー
ドインエリアに管理用データでなるPTOCデータを記
録する。 【0005】すなわちこの種の光磁気デイスク装置にお
いては、記録再生可能な光磁気デイスクに加えて図9に
示すように、コンパクトデイスクと同一の手法を適用し
て所望のデータを記録した再生専用の光デイスクをも再
生し得るようになされ、PTOCデータでこの種のデイ
スクの種類を判別する。さらにこの種の光磁気デイスク
においては、この再生専用の光デイスクに記録再生可能
な領域を形成した複合型の光磁気デイスクもあり、この
場合もこのPTOCデータで光磁気デイスクの種類を判
別し得るようになされている。 【0006】これに加えてこのPTOCデータにおい
は、再生専用の領域に記録したオーデイオデータの管理
データが記録されるようになされ、これによりこの種の
光磁気デイスク装置においては、この管理データを基準
にして演奏の頭出し、選曲等の処理を実行し得るように
なされている。これに対してインフオメーシヨンエリア
の最外周においては、リードアウトエリアが形成され、
これによりインフオメーシヨンエリアの終了を検出し得
るようになされている。 【0007】これに対して記録再生可能な光磁気デイス
クにおいては、リードインエリアからリードアウトエリ
アの間に記録再生可能なレコーダブルエリアが形成さ
れ、このレコーダブルエリアの最内周にUTOCエリア
が形成されるようになされている。 【0008】このUTOCエリアにおいては、レコーダ
ブルエリアの残りの領域でなるプログラムエリアに記録
したオーデイオデータの管理データが記録されるように
なされ、これによりこの種の光磁気デイスク装置におい
ては、オーデイオデータを記録するとこのUTOCエリ
アを更新し、この更新したUTOCデータを基準にして
続く再生時、演奏の頭出し、選曲等の処理を実行し、さ
らに記録可能な空き領域を検出して続いてオーデイオデ
ータを記録し得るようになされている。 【0009】図10に示すようにこのインフオメーシヨ
ンエリアに記録されるオーデイオデータにおいては、ア
ナログデイジタル変換された連続するオーデイオデータ
を音声圧縮回路に入力し、ここで所定周期でブロツク化
し、各ブロツク単位で音声圧縮処理される(以下この音
声圧縮したデータのブロツクをサウンドグループと呼ぶ
(図10(D))。さらにこのオーデイオデータにおい
ては、このサウンドグループについて、連続する11のブ
ロツクで2つのセクタを形成し(図10(B)及び
(D))、さらに36セクタで1つのクラスタを形成する
(図10(A))。 【0010】このとき各クラスタにおいては、1クラス
タの先頭4セクタをクラスタ間接続用のリンクセクタに
割り当て、このリンクセクタの最後のセクタにサブデー
タを記録する。光磁気デイスク装置においては、このリ
ンクセクタを利用してクラスタ単位でクロスインターリ
ーブ処理すると共に誤り訂正処理し(すなわちCIR
C:Cross-Interleave Reed-Solomon Codeでなる)、こ
れによりクラスタ単位でオーデイオデータを記録再生し
得るようになされている。 【0011】このオーデイオデータの記録再生の際、光
磁気デイスク装置においては、大容量のメモリ回路を介
してオーデイオデータを記録再生し得るようになされ、
このメモリ回路と光磁気デイスクの間では、1.4 〔Mbi
t/sec 〕のデータ転送速度でオーデイオデータを入出力
するのに対し、このメモリ回路と音声圧縮伸長回路との
間では、0.3 〔Mbit/sec 〕のデータ転送速度でオーデ
イオデータを入出力する。さらにこのメモリ回路と光磁
気デイスクとの間でオーデイオデータを入出力する際、
光磁気デイスク装置においては、クラスタ単位でオーデ
イオデータを入出力し、振動等によりトラツクジヤンプ
が発生すると、記録再生動作を中断して元の記録再生位
置に復帰し、改めてトラツクジヤンプした位置でオーデ
イオデータの記録再生を再開する。 【0012】これによりこの種の光磁気デイスク装置に
おいては、この大容量のメモリ回路をバツフアメモリと
して使用して転送速度を切り換えてオーデイオデータを
記録再生し、このオーデイオデータをクラスタ単位で記
録再生することにより、音飛び等を未然に防止し得るよ
うになされている。 【0013】このようにして記録再生するオーデイオデ
ータに対して、PTOCデータにおいては、オーデイオ
データと同様にセクタを単位にして記録され、図11に
テーブルの形式で示すように、各セクタに2352バイトの
データを割り当てるようになされている。このうち縦方
向アドレス「0」〜「3」で表される領域は、ヘツダに
割り当てられ、うち縦方向アドレス「0」〜「2」の領
域、12バイトが同期パターンに割り当てれ、続く縦方向
アドレス「3」の1バイト目及び2バイト目にクラスタ
のアドレスが割り当てされるようになされている。 【0014】セクタ0のPTOCにおいては、このヘツ
ダに続いて2336バイトのメインデータエリアが形成
され、この領域の先頭8バイトに00hのデータが連続
して割り当てられ、続いてオーデイオ用の光磁気デイス
クであることを表す文字コード(MINIの文字コード
でなる)がASCIIコードで記録されるようになされ
ている。 【0015】さらにセクタ0のPTOCにおいては、続
いてこの光磁気デイスクの種類を表わす識別データ(Di
sc type )が割り当てられ、この識別データで再生専用
の光磁気デイスク、記録再生可能な光磁気デイスク、複
合型の光磁気デイスクを識別し得るようになされ、続い
て記録のために必要な光量のデータ(Rec power )が記
録される。 【0016】さらにセクタ0のPTOCにおいては、続
いて縦方向アドレス「8」から順に、リードアウト領域
のスタートアドレス(Lead-out start address)、記録
に供する光量調整用の領域のスタートアドレス(Power
cal area start address)、UTOCのスタートアドレ
ス(U−TOC start address)、データ領域のスター
トアドレス(Recordable user start address )が記録
されるようになされている。 【0017】続いてセクタ0のPTOCにおいては、再
生専用及び複合型の光磁気デイスクの場合、再生専用の
領域に形成した論理トラツクのポインタ(P-TNO1、…
…、P-TNO255)と、各ポインタ(P-TNO1、……、P-TNO2
55)で指定される論理トラツクのスタートアドレス(St
art address )、エンドアドレス(End address )を記
録するようになされている。 【0018】ここでこの種の光磁気デイスクの場合、イ
ンフオメーシヨンエリアの内周側から外周側に向けてラ
セン状に1本の記録トラツクを形成するようになされ、
この1本の記録トラツクを分割して論理トラツクを形成
するようになされている。オーデイオ用の光磁気デイス
クにおいては、再生専用の光磁気デイスクの場合、この
論理トラツクが一般に各演奏に対応するように形成さ
れ、この各論理トラツクをこのポインタで指定するよう
になされている。 【0019】これに対してスタートアドレス(Start ad
dress )及びエンドアドレス(Endaddress )において
は、対応する論理トラツクについて、それぞれ録音開始
位置及び録音終了位置をクラスタ、セクタ、サウンドグ
ループを基準にして指定するようになされている。これ
により例えば1曲目の演奏は、第1のトラツクナンバを
指定するポインタP-TNO 1 で規定され、このポインタP-
TNO 1 で指定される縦方向アドレスのスタートアドレス
(Start address )及びエンドアドレス(End address
)で実際の記録位置が規定されるようになされてい
る。これにより再生専用領域について、光磁気デイスク
装置においては、このPTOCデータを参照して所望の
演奏を頭出し等し得るようになされている。 【0020】これに対して記録再生可能な光磁気デイス
ク及び複合型の光磁気デイスクにおいては、図12に示
すようなUTOCデータがUTOCエリアに形成され
る。ここでUTOCデータにおいては、セクタを単位に
して管理用データが規定され、PTOCと同様に始めに
ヘツダが形成される。続いてセクタ0のUTOCデータ
においては、クラスタのアドレス、00hのデータが記
録され、所定のコードデータ(Maker code、Model cod
e)が割り当てられた後、プログラムエリアの開始トラ
ツクナンバ(First TNO )、終了トラツクナンバ(Last
TNO)等が割り当てられるようになされている。 【0021】このセクタ0のUTOCデータのうち、縦
方向アドレス「11」においては、デイスクの識別データ
を2バイト記録し得るようになされ、続いてメインデー
タ記録領域の欠陥領域の位置を表すポインタ(P-DFA
)、メインデータ記録領域の未記録領域の先頭位置を
表すポインタ(P-EMPTY )が割り当てられるようになさ
れている。さらに続く縦方向アドレス「12」において
は、プログラムエリアに記録された各オーデイオデータ
の先頭位置を表すポインタ(P-FRA )が割り当てられ、
続いて各オーデイオデータの記録開始位置を表すポイン
タ(P-TNO1、……、P-TNO255)が割り当てられるように
なされている。 【0022】さらにこのポインタ(P-TNO1、……、P-TN
O255)に続いて、順次1組のスタートアドレス(Start
address )及びエンドアドレス(End address )が割り
当てられ、さらにこのスタートアドレス(Start addres
s )及びエンドアドレス(End address )で規定される
記録単位にについて、その接続関係を示すリンクポイン
タ(Link-P)が割り当てされるようになされている。 【0023】これによりオーデイオ信号を記録再生する
光磁気デイスク装置においては、このポインタ(P-FRA
、P-TNO1、……、P-TNO255)でそれぞれ各演奏の最初
の記録単位について、対応するスタートアドレス(Star
t address )及びエンドアドレス(End address )の記
録単位を再生した後、エンドアドレス(End address )
に続いてリンクポインタ(Link-P)が設定されていると
き、このリンクポインタ(Link-P)で指定されるスター
トアドレス(Start address )及びエンドアドレス(En
d address )の記録単位を再生するようになされてい
る。 【0024】これに対して記録時、光磁気デイスク装置
においては、ポインタ(P-EMPTY )で指定されるスター
トアドレス(Start address )及びエンドアドレス(En
d address )についてオーデイオデータを記録した後、
このエンドアドレス(End address )に続くリンクポイ
ンタ(Link-P)で続く記録可能領域のスタートアドレス
(Start address )及びエンドアドレス(End address
)を順次検出するようになされている。これにより光
磁気デイスク装置においては、記録消去を繰り返して光
磁気デイスク上に離散的に形成された記録再生可能な領
域に離散的に連続する演奏を記録し得るようになされ、
またこのようにして離散的に記録した演奏を確実に再生
し得るようになされている。 【0025】このためこの種の光磁気デイスク装置にお
いては、光磁気デイスクが装填されると、また電源が投
入されると、始めにリードイン領域に光学ピツクアツプ
を移動させてPTOCを再生した後、必要に応じてUT
OCを再生するようになされ、これによりプログラムエ
リアの管理データを始めに再生するようになされてい
る。さらに光磁気デイスク装置においては、このように
して再生した管理データを所定のメモリ回路に格納して
保持すると共に、光学ピツクアツプをプログラムエリア
の最内周に保持して待機するようになされ、ここで再生
開始の操作子が押圧走査されると、メモリ回路に格納し
た管理データに基づいて順次オーデイオデータを再生す
るようになされている。 【0026】 【発明が解決しようとする課題】ところでこの種の光磁
気デイスク装置をコンピユータの外部記憶装置等に使用
して種々のデータを記録再生することができれば、便利
であると考えられる。 【0027】ところがこの種の光磁気デイスク装置にお
いては、クラスタ単位で誤り訂正処理することにより、
クラスタを単位にしてデータを記録再生することにな
り、単純にコンピユータ等の外部記憶装置に適用した場
合、結局1クラスタのデータ量でなる64〔kbyt
e〕単位でデータを記録再生する必要がある。これに対
してコンピユータ等との間で入出力するデータにおいて
は、データ長がこれより短い場合もあり、この場合クラ
スタ単位でデータを記録再生すると、64〔kbyt
e〕記録し得る領域に例えば2〔kbyte〕のデータ
を記録することになり、結局記録領域を効率良く使用し
得なくなる。 【0028】これに対して1クラスタ分データを再生し
てメモリに格納した後、メモリでデータを差し換えて1
クラスタ分のデータを記録し直すことにより、1クラス
タのうち例えば2〔kbyte〕分だけデータを記録す
る方法が考えられる。ところがこの方法の場合、記録に
時間を要することになり、実用的ではない問題がある。 【0029】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、コンピユータ等の外部記憶装置として使用して記録
領域を効率良く使用し得る光磁気デイスク装置を提案し
ようとするものである。 【0030】 【課題を解決するための手設】かかる課題を解決するた
め本発明においては、所定のデイスク状記録媒体2を再
生して再生データD1を出力する光磁気デイスク装置1
において、デイスク状記録媒体2は、順次入力される入
力データD1を所定のデータ単位毎に分割してヘツダを
付加することによりセクタのデータD1を形成し、セク
タのデータD1を所定数だけ集合してクラスタを形成
し、クラスタを単位として誤訂正処理して入力データD
1を記録し、入力データD1のデータ量が所定の基準量
以下のとき、データ量に応じてクラスタを形成するセク
タ数を切り換えてクラスタを形成して入力データD1を
記録し、クラスタを形成するセクタ数を管理情報記録領
域に記録し、光磁気デイスク装置1は、管理情報記録領
域に記録したクラスタを形成するセクタ数を検索し、ク
ラスタを形成するセクタ数が管理情報記録領域に記録さ
れていないとき、基準量を形成するセクタ数を単位にし
て目的トラツクのクラスタを順次再生して再生データD
1を出力し、クラスタを形成するセクタ数が管理情報記
録領域に記録されているとき、該記録されたセクタ数を
単位にして目的トラツクのクラスタを順次再生して再生
データD1を出力する。 【0031】 【0032】 【0033】 【0034】 【作用】入力データD1のデータ量が所定の基準量以下
のとき、データ量に応じてクラスタを形成するセクタ数
を切り換えてクラスタを形成し、入力データD1をデイ
スク状記録媒体2に記録し、クラスタを形成するセクタ
数をデイスク状記録媒体2の管理情報記録領域に記録す
れば、この管理情報記録領域を参照してデータを再生し
て、クラスタの大きさを可変した場合でも、確実にデー
タを再生することができる。 【0035】 【実施例】以下図面について、本発明に一実施例を詳述
する。 【0036】(1)実施例の全体構成 図1において、1は全体として光磁気デイスク装置を示
し、光磁気デイスク2が装填されると、この光磁気デイ
スク2のリードインエリアからPTOCデータを読み出
した後、必要に応じてUTOCエリアからUTOCデー
タを読み出す。 【0037】すなわち光磁気デイスク装置1において
は、直径64〔mm〕の光磁気デイスク2が装填されると、
システムコントローラ3からスピンドルサーボ回路4に
制御コマンドを送出し、これによりスピンドルサーボ回
路4でスピンンドルモータ5を駆動し、光磁気デイスク
2を所定の回転速度で回転駆動する。 【0038】続いて光磁気デイスク装置1においては、
システムコントローラ3からトラツキングサーボ回路6
に制御コマンドを出力し、これにより送りモータ7を駆
動して光学ピツクアツプ8を光磁気デイスク2のリード
インエリアに移動させる。このようにして光学ピツクア
ツプ8を移動させると、光磁気デイスク装置1において
は、システムコントローラ3からフオーカスサーボ回路
9及びトラツキングサーボ回路6に制御コマンドを送出
して光学ピツクアツプ8を駆動し、これにより光磁気デ
イスク2に光ビームを照射し、この状態で光磁気デイス
ク2から得られる反射光を光学ピツクアツプ8で受光す
る。 【0039】これにより光学ピツクアツプ8において
は、受光結果に基づいてフオーカスエラー信号を生成
し、このフオーカスエラー信号をRFアンプ10で増幅
してサーボ切り換え回路18に出力する。サーボ切り換
え回路18は、このフオーカスエラー信号をフオーカス
サーボ回路9に出力し、これにより光磁気デイスク装置
1においては、フオーカシング制御し得るようになされ
ている。 【0040】さらにRFアンプ10においては、光学ピ
ツクアツプ8の出力信号からトラツキングエラー信号を
生成し、このトラツキングエラーエラー信号をサーボ切
り換え回路18を介してトラツキンサーボ回路6に出力
する。これにより光磁気デイスク装置1においては、光
学ピツクアツプ8をトラツキング制御し得るようになさ
れている。 【0041】さらに光学ピツクアツプ8においては、受
光結果をRFアンプ10で増幅して2値化した後、アド
レスデコーダ11に出力し、これによりアドレスデコー
ダ11においては、受光結果に基づいて光ビーム照射位
置の位置情報を検出する。すなわちこの種の光磁気デイ
スク2において、レコーダブルエリアにおいては、予め
蛇行したプリグルーブが形成され、これにより光学ピツ
クアツプ8の受光結果の信号レベルがこのプリグルーブ
の蛇行に追従して変化するようになされている。 【0042】これにより光磁気デイスク2においては、
この受光結果について、信号レベルの変化の中心周波数
を検出して光磁気デイスク2の回転速度情報を検出し得
るようになされ、この周波数が22.05 〔KHz〕になるよ
うにスピンドルモータ5を駆動して、光磁気デイスク2
を規定の線速度一定の条件で回転制御し得るようになさ
れている。さらに光磁気デイスク2においては、この受
光結果の信号レベルの変化について、中心周波数を22.0
5 〔KHz〕に設定してFM復調の手法を適用してこの中
心周波数からの周波数遷移を検出することにより、光ビ
ーム照射位置の位置情報を検出し得るようになされてい
る。 【0043】これに対して再生専用の領域においては、
ピツトを形成してデータが記録されることにより、受光
結果の信号レベルが基本周波数4.3218〔MHz〕で変化す
るようにスピンドルモータ5を駆動して、光磁気デイス
ク2を規定の線速度一定の条件で回転制御し得、さらに
再生結果に基づいて再生位置情報を検出し得るようにな
されている。 【0044】この検出原理に基づいてアドレスデコーダ
11においては、光ビーム照射位置の位置情報を検出
し、この検出した位置情報をエンコーダ/デコーダ12
を介してシステムコントローラ3に出力する。これによ
り光磁気デイスク装置1においては、この位置情報を基
準にして所望の記録トラツクにデータを記録し、又は所
望の記録トラツクからデータを再生し得るようになされ
ている。 【0045】これに対してRFアンプ10においては、
光学ピツクアツプ8の受光結果に基づいて回転速度情報
FSを検出し、この回転速度情報FSをサーボ切り換え
回路18を介してスピンドルサーボ回路4に出力する。
これにより光磁気デイスク装置1においては、光磁気デ
イスク2を所定の線速度一定の条件で駆動し得るように
なされている。 【0046】このようにしてアドレスデコーダ11の位
置検出結果に基づいてPTOCデータを記録した記録ト
ラツクについて、記録データを再生し得る状態になる
と、光磁気デイスク装置1においては、RFアンプ10
の出力信号をエンコーダ/デコーダ12に出力する。こ
こでエンコーダ/デコーダ12においては、記録モード
と再生モードとで動作を切り換え、再生モードにおい
て、順次RFアンプ10の出力信号を復調して復調デー
タを得、この復調データを誤り訂正処理、デインターリ
ーブ処理する。 【0047】この誤り訂正処理は、再生データ等に付加
されて記録されたCIRC誤り訂正符号に基づいて誤り
訂正処理され、このためこの種の光磁気デイスク装置に
おいては、記録時、この誤り訂正符号を付加してデータ
を記録するようになされている。このようにしてPTO
CエリアからPTOCデータを再生すると、光磁気デイ
スク装置1においては、所定のメモリコントローラを制
御してこのうち必要なPTOCデータをランダムアクセ
スメモリ回路構成のメモリ回路13に格納する。 【0048】このようにしてPTOCデータを読み込む
と、システムコントローラ3においては、このPTOC
データに付された識別データに基づいて光磁気デイスク
2の種類を判別する。このとき光磁気デイスク2が、記
録可能な光磁気デイスクの場合、システムコントローラ
3においては、続いてトラツキングサーボ回路6、スピ
ンドルサーボ回路4に制御コマンドを出力してUTOC
エリアをアクセスし、UTOCデータを再生してメモリ
回路13に格納する。 【0049】これにより光磁気デイスク装置1において
は、プログラムエリアに記録したデータの管理データで
なるPTOCデータ及びUTOCデータを予め再生して
メモリ回路13に格納した後、このPTOCデータ及び
UTOCデータに基づいて、所望のデータをプログラム
エリアから再生し、またこのプログラムエリアに所望の
データを記録し得るようになされている。 【0050】すなわち装填された光磁気デイスク2がオ
ーデイオ用の光磁気デイスクの場合、システムコントロ
ーラ3においては、全体の動作モードをオーデイオデー
タの記録再生モードに切り換え、音声圧縮伸長回路1
4、アナログデイジタル/デイジタルアナログ変換回路
(AD/DA)15を動作状態に切り換える。 【0051】この状態でユーザがオーデイオ信号の記録
モードに設定すると、アナログデイジタル/デイジタル
アナログ変換回路(AD/DA)15は、順次入力され
るオーデイオ信号A1をサンプリング周波数44.1
〔kHz〕、量子化ビツト数16ビツトのデイジタル信
号に変換して出力し、音声圧縮伸長回路14はこのデイ
ジタル信号を所定周期単位で音声圧縮処理してサウンド
グループを形成する。なおこの音声圧縮においては、変
形DCT(modified discrete co
sine transform)の手法を適用してオー
デイオデータをデータ圧縮するようになされている。 【0052】これに対してメモリ回路13においては、
オーデイオ信号A1に換算して最大で3秒分のオーデイ
オデータを格納し得るように大容量のメモリが割り当て
られ、音声圧縮伸長回路14から出力されるオーデイオ
データを一旦格納してクラスタ単位で順次エンコーダ/
デコーダ12に出力する。エンコーダ/デコーダ12に
おいては、このオーデイオデータをインターリーブ処理
して誤り訂正符号を付加した後、光磁気デイスクの記録
に適した変調方式(すなわちEFM変調でなる8−14変
調でなる)で変調し、その結果得られる記録データをヘ
ツド駆動回路16に出力する。 【0053】このときシステムコントローラ3において
は、予め検出したUTOCデータに基づいて、トラツキ
ングサーボ回路6を介して送りモータ7を駆動すること
により、光学ピツクアツプ8及び磁気ヘツド17を未記
録の記録領域に移動する。これにより光磁気デイスク装
置1においては、記録データに応じてヘツド駆動回路1
6、磁気ヘツド17を駆動し、この磁気ヘツド17が形
成する変調磁界を光磁気デイスク2に印加する。 【0054】この状態で光磁気デイスク装置1において
は、この変調磁界の印加位置に光学ピツクアツプ8で間
欠的に光ビームを照射し、これにより熱磁気記録の手法
を適用して高密度にオーデイオデータを記録し得るよう
になされている。さらに光磁気デイスク装置1において
は、この光ビームの反射光を光学ピツクアツプ8で検出
し、その検出結果をRFアンプ10を介してアドレスデ
コーダ11に出力するようになされ、これによりこのア
ドレスデコーダ11で各記録領域の位置情報を検出す
る。これにより光磁気デイスク装置1においては、この
位置情報検出結果に基づいて所望の記録領域に順次オー
デイオデータを記録し得るようになされている。 【0055】この記録の際、光磁気デイスク装置1にお
いては、エンコーダ/デコーダ12において、サウンド
グループのオーデイオデータにヘツダを付加してセクタ
を形成し、このセクタでクラスタを形成するようになさ
れ、これによりクラスタ単位でオーデイオデータを記録
するようになされている。これに対してシステムコント
ローラ3においては、オーデイオデータを記録すると、
メモリ回路13のUTOCデータを更新し、光磁気デイ
スク装置1においては、光磁気デイスク2を排出する
際、及び電源を遮断する際、この更新したUTOCデー
タで光磁気デイスク2のUTOCエリアを更新する。 【0056】これにより光磁気デイスク装置1において
は、光磁気デイスク2の記録消去の動作に対応してUT
OCエリアを更新し、確実にレコーダブルエリアの管理
データを記録し得るようになされている。 【0057】これに対してオーデイオデータの再生モー
ドにおいて、光磁気デイスク装置1においては、リード
インエリアを再生する場合と同様に、光学ピツクアツプ
8から出力される光ビームの光量を低減し、光磁気デイ
スク2から得られる反射光の偏波面の変化を検出するこ
とにより、カー効果を利用して光磁気デイスク2の記録
データを再生する。すなわち光磁気デイスク装置1にお
いては、RFアンプ10の出力信号をエンコーダ/デコ
ーダ12で復調して誤り訂正処理等した後、メモリ回路
13に出力する。 【0058】ここで光磁気デイスク装置1においては、
記録時と同様にメモリ回路13をバツフアメモリとして
使用し、再生したオーデイオデータを音声圧縮伸長回路
14に出力し、ここで音声伸長処理する。これにより光
磁気デイスク装置1においては、この音声圧縮伸長回路
14でオーデイオデータをデイジタルオーデイオ信号に
復調した後、アナログデイジタル/デイジタルアナログ
変換回路15を介してアナログ信号の形式で出力するよ
うになされている。 【0059】これに対してホストコンピユータ20を接
続してこのホストコンピユータ20の外部記憶装置とし
てデータを記録する場合、光磁気デイスク装置1におい
ては、SCSIインターフエースを介してバツフアメモ
リ21にホストコンピユータ20の出力データD1を格
納する。このときシステムコントローラ3においては、
この出力データD1に対応するライトコマンドを、バツ
フアメモリ21を介してホストコンピユータ20から予
め入力するようになされ、これによりこのライトコマン
ドに対応してUTOCデータを参照して記録可能な領域
を検出し、この記録可能な領域に光学ピツクアツプ8及
び磁気ヘツド17を移動させる。 【0060】エンコーダ/デコーダ22においては、所
定のデータ単位でこの出力データD1をブロツク化し、
さらにこのブロツク化したデータに誤り訂正符号を付加
することにより、オーデイオデータのセクタに対応する
データ単位で順次出力データD1をメモリ回路13に出
力する。これにより光磁気デイスク装置1においては、
オーデイオデータの記録時と同様にこのデータをメモリ
回路13からエンコーダ/デコーダ12に出力し、ここ
でクラスタ単位でインターリーブ処理、誤り訂正符号の
生成処理を実行して記録データに変換する。 【0061】このときシステムコントローラ3において
は、必要に応じてエンコーダ/デコーダ12及びメモリ
回路13の動作を切り換え、これによりインターリーブ
処理するデータの単位を切り換えて1クラスタ当たりの
セクタ数を必要に応じて切り換えるようになされてい
る。 【0062】これにより光磁気デイスク装置1において
は、データ量の変化するホストコンピユータ20の外部
記憶装置として使用する場合でも、光磁気デイスク2の
記録領域を効率良く使用してデータを記録再生し得るよ
うになされている。このようにしてデータを記録する
際、システムコントローラ3においては、オーデイオデ
ータの記録時と同様にメモリ回路13のUTOCデータ
を更新するようになされ、これによりこの更新したUT
OCデータで光磁気デイスク2のUTOCエリアを更新
して確実に管理データを記録し得るようになされてい
る。 【0063】これに対してこのようにして記録したデー
タを再生する場合、エンコーダ/デコーダ12において
は、オーデイオデータの再生時と同様に動作してクラス
タ単位で再生データを誤り訂正処理、デインターリーブ
処理してメモリ回路13に格納し、エンコーダ/デコー
ダ22においては、このメモリ回路13に格納した再生
データを記録時とは逆に誤り訂正処理して出力する。こ
のときシステムコントローラ3においては、ホストコン
ピユータ20から発行されるコマンドに対応してメモリ
回路13のUTOCデータを検索することにより、ホス
トコンピユータ20の所望するデータについて、記録位
置を検出して光磁気デイスク2を再生する。 【0064】これに対してバツフアメモリ21において
は、エンコーダ/デコーダ22の出力データを蓄積して
ホストコンピユータ20の動作に応動して出力し、これ
により光磁気デイスク装置1においては、コンピユータ
20等の外部記憶装置としてし使用して種々のデータを
記録再生し得るようになされている。 【0065】(2)データの記録再生 ここで光磁気デイスク装置1は、ホストコンピユータ2
0の外部記憶装置としてホストコンピユータ20のデー
タD1を記録再生する場合、1クラスタ当たり最大33
セクタの範囲で、記録するデータ量に応じてクラスタを
形成するセクタ数を切り換え、これにより記録するデー
タ量が変化した場合でも効率良く入力データD1を記録
し得るようになされ、このクラスタ当たりのセクタ数を
UTOCに記録する。 【0066】すなわちこの種の光磁気デイスク装置は、
クラスタ単位でクロスインターリーブの誤り訂正処理を
実行することにより、所定個数だけリンクセクタを付加
してクラスタを形成する必要がある。これにより光磁気
デイスク装置1においては、記録するデータ量に応じて
クラスタを形成するセクタ数を切り換えると、再生時、
連続する再生データについて、リンクセクタと正しいデ
ータとを確実に判別することが必要になる。 【0067】このためこの実施例は、クラスタ当たりの
セクタ数をUTOCに記録することにより、再生時、こ
のUTOCを参照して連続する再生データを処理し得る
ようになされ、これにより記録するデータ量に応じてク
ラスタを形成するセクタ数を切り換えても、確実に入力
データD1を記録再生し得るようになされている。なお
このリンクセクタのうち、1つはサブコードセクタでな
ることにより、実質、1クラスタ当たり最大33セクタ
で入力データD1を記録し、各クラスタには3セクタの
接続用のセクタが割り当てられることになる。 【0068】すなわち図2及び図3に示すように、コン
ピユータの外部記憶装置としてオーデイオデータ以外の
データを記録する場合、光磁気デイスク2は、オーデイ
オデータを記録する場合と同様にセクタ0のUTOCを
形成する。このときセクタ0のUTOCにおいて、トラ
ツクナンバのポインタ(P-TNO1、P-TNO2、……、P-TNO2
55)は、論理トラツクのトラツクナンバを指定するよう
になされ、それぞれ縦方向アドレス「76」から連続する
1組のスタートアドレス及びエンドアドレスを指定する
ようになされている。 【0069】ここで図4に示すように、この実施例にお
いて、スタートアドレス及びエンドアドレスは、14ビツ
トのクラスタアドレスと6ビツトのセクタアドレスで形
成され、これにより各論理トラツクの記録開始位置及び
記録終了位置を検出し得るようになされている。これに
対して論理トラツクは、らせん状に連続するレコーダブ
ルエリアの記録トラツクについて、これを255 等分して
物理トラツクが形成されるのに対し、記録するデータに
応じて形成され、1クラスタを形成するセクタ数が等し
く連続するとき、これを1つの論理トラツクとして規定
するようになされている。 【0070】この論理トラツクに対応してセクタ3のU
TOCは、論理トラツクを指定するトラツクナンバのポ
インタ(P-TCD1、P-TCD2、……、P-TCD255)が規定さ
れ、このポインタ(P-TCD1、P-TCD2、……、P-TCD255)
で指定される各領域が1クラスタ当たり36セクタで形
成されていないとき、対応する論理トラツクについてそ
れぞれ1論理トラツク当たりのクラスタ数(Clusrters
per Track )、1クラスタ当たりのセクタ数(Sectors
per Clusrter)を規定されるようになされている(以下
クラスタサイズ表と呼ぶ)。 【0071】これにより光磁気デイスク装置1は、デー
タの記録時、このUTOCを参照することにより、対応
する論理トラツク当たりのクラスタ数、クラスタ当たり
のセクタ数で入力データD1をクロスインターリーブ処
理して記録する。これに対して再生時、光磁気デイスク
装置1は、同様にこのUTOCを参照してクラスタ単位
で誤り訂正処理等のデータ処理を実行し、これにより確
実にデータを再生し得るようになされている。 【0072】すなわち図5に示すように、システムコン
トローラ3は、ホストコンピユータ20からリードコマ
ンドが発行されると、ステツプSP1からステツプSP
2に移り、ここでメモリ回路13をアクセスしてホスト
コンピユータ20で指定された記録領域について、クラ
スタサイズ表が記録されているか否か判断する。ここで
否定結果が得られると、システムコントローラ3は、ス
テツプSP4に移り、オーデイオデータを再生する場合
と同様の処理モードにエンコーダ/デコーダ12を設定
すると共に、トラツキングサーボ回路6に制御コマンド
を出力して対応する記録領域に光学ピツクアツプ8を移
動させる。 【0073】これにより光磁気デイスク装置1は、連続
する36セクタを1クラスタと判断して再生データを誤
り訂正処理し、64〔kbyte/cluster〕の
単位で光学ピツクアツプ8から得られる再生データを処
理した後、ステツプSP5に移つてこの処理手順を完了
する。 【0074】これに対してホストコンピユータ20で指
定された記録領域について、クラスタサイズ表が記録さ
れている場合、システムコントローラ3は、ステツプS
P2において肯定結果が得られることにより、ステツプ
SP6に移り、ここでこのクラスタ表で規定される処理
モードにエンコーダ/デコーダ12を設定する。これに
より光磁気デイスク装置1は、例えば、1クラスタが6
セクタで形成されている場合、連続する再生データにつ
いて、順次6セクタ単位で誤り訂正処理して再生データ
を出力し、この処理が完了するとシステムコントローラ
3は、ステツプSP5に移る。 【0075】これに対応してホストコンピユータ3から
ライトコマンドが発行された場合、システムコントロー
ラ3は、図6に示す処理手順を実行して順次入力データ
D1を記録する。すなわちシステムコントローラ3は、
ステツプSP10からステツプSP11に移り、ここで
ホストコンピユータ20から入力データD1のデータ量
に対応して変化するクラスタサイズのデータを入力する
と、続いてステツプSP12に移る。 【0076】ここでシステムコントローラ3は、メモリ
回路13をアクセスしてホストコンピユータ20で指定
された記録領域について、クラスタサイズ表が記録され
ているか否か判断し、否定結果が得られるとステツプS
P14に移り、この記録領域については、オーデイオデ
ータを記録する場合と同一のクラスタサイズ(すなわち
36セクタ/クラスタでなり、この場合物理クラスタに論
理クラスタが一致するこになる)に設定されていると判
断してステツプSP15に移る。 【0077】ここでシステムコントローラ3は、ホスト
コンピユータ20から入力したクラスタサイズが記録し
ようとする領域のクラスタサイズと一致するか否か判断
し、ホストコンピユータ20からクラスタサイズとして
64〔kbyte/Cluster〕のデータ量が指定
されている場合、肯定結果が得られることにより、ステ
ツプSP16に移る。これによりシステムコントローラ
3は、オーデイオデータを記録する場合と同一の処理モ
ードにエンコーダ/デコーダ12を設定すると共に、ト
ラツキングサーボ回路6に制御コマンドを出力して対応
する記録領域に光学ピツクアツプ8を移動させた後、入
力データD1を順次処理するように全体の動作を制御
し、オーデイオデータを記録する場合と同様に36個の
セクタで1つの論理クラスタを形成して順次入力データ
D1を記録する。 【0078】これに対してホストコンピユータ20から
クラスタサイズとして64〔kbyte/cluste
r〕以下のデータ量が指定された場合、ステツプSP1
5において否定結果が得られることにより、システムコ
ントローラ3は、ステツプSP17に移る。ここでシス
テムコントローラ3は、ホストコンピユータ20が指定
したクラスタサイズで入力データD1を順次記録し得る
ようにエンコーダ/デコーダ12等の処理モードを設定
した後、ステツプSP16に移る。 【0079】これにより図7に示すように、光磁気デイ
スク装置1は、例えば順次4つのリンクセクタと2つの
データセクタとを単位にして入力データD1をクロスイ
ンターリーブ処理し、6セクタ/クラスタの論理クラス
タを形成して入力データD1を順次ホストコンピユータ
20で指定された記録領域に記録する(図7(A))。
これにより光磁気デイスク装置1は、何らクラスタサイ
ズが規定されていない領域に6セクタ/クラスタの論理
クラスタを所定数だけ記録することにより、この領域に
新たな論理トラツクに形成してメモリ回路13のUTO
Cを更新し、光磁気デイスク2の排出時及び電源遮断
時、このメモリ回路13のUTOCで光磁気デイスク2
のUTOCを更新するようになされている。かくして光
磁気デイスク装置1は、続く記録再生時、このUTOC
を再びメモリ回路13にロードして所望のデータを記録
再生することになる。 【0080】これに対してホストコンピユータ20で指
定された記録領域について、クラスタサイズ表が記録さ
れている場合、ステツプSP12において、肯定結果が
得られることにより、システムコントローラ3は、ステ
ツプSP18に移り、ここでこのクラスタサイズ表から
1クラスタ当たりのセクタ数を検出する。これによりシ
ステムコントローラ3は、続くステツプSP15におい
て、このクラスタサイズとホストコンピユータ20から
入力したクラスタサイズとが一致するか否か判断し、こ
こで肯定結果が得られると、該当するクラスタサイズで
順次入力データD1を記録する。 【0081】これに対してクラスタサイズが一致しない
場合、システムコントローラ20は、ステツプSP17
に移り、ここでクラスタサイズが記録されていない場合
と同様にホストコンピユータ20が指定するクラスタサ
イズで論理トラツクを形成する。このとき例えば2セク
タ/クラスタのクラスタサイズで論理トラツクが形成さ
れている領域(図7(B))がホストコンピユータ20
から指定され、この領域に4セクタ/クラスタのクラス
タサイズで入力データD1を記録する場合、システムコ
ントローラ3は、4個のリンクセクタを形成した後、4
セクタ分データを記録し、残り4セクタについてはリン
クセクタに記録するデータを記録する(図7(C))。 【0082】これにより光磁気デイスク装置1において
は、クラスタサイズを切り換える際に生じる余分な領域
にクラスタのデータを割り当てるようになされ、これに
より、続く処理の際、確実にデータを記録再生し得るよ
うになされている。さらにこの様にして形成した4セク
タ/クラスタの領域を新たな論理トラツクに設定するよ
うに、メモリ回路13のUTOCを更新してこの処理手
順を完了する。 【0083】(3)実施例の効果 以上の構成によれば、入力データに応じてクラスタを形
成するセクタ数を切り換えて入力データを記録し、この
クラスタ当たりのセクタ数をUTOCに記録することに
より、記録領域を有効に利用して所望の入力データを記
録再生することができる。 【0084】(4)他の実施例 なお上述の実施例においては、基準のデータ単位として
36セクタ/クラスタで入力データを記録再生する場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、必要に応じ
てこのセクタ数を自由に選定することができる。 【0085】 【発明の効果】上述のように本発明によれば、入力デー
タのデータ量が所定の基準量以下のとき、データ量に応
じてクラスタを形成するセクタ数を切り換えてクラスタ
を形成して入力データをデイスク状記録媒体に記録し、
このクラスタを形成するセクタ数をデイスク状記録媒体
の管理情報記録領域に記録することにより、管理情報記
録領域を参照してデータを確実に記録再生し得、これに
より入力データのデータ量に応じてクラスタの大きさを
可変して記録領域を効率良く使用し得る光磁気デイスク
装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例による光磁気デイスク装置を
示すブロツク図である。 【図2】そのセクタ0のUTOCを示す図表である。 【図3】そのセクタ3のUTOCを示す図表である。 【図4】論理トラツクを指定するスタートアドレス及び
エンドアドレスを示す略線図である。 【図5】再生処理の説明に供するフローチヤートであ
る。 【図6】記録処理の説明に供するフローチヤートであ
る。 【図7】データ構成の説明に供する略線図である。 【図8】記録再生用の光磁気デイスクを示す斜視図であ
る。 【図9】再生専用の光磁気デイスクを示す斜視図であ
る。 【図10】光磁気デイスク装置で処理するオーデイオデ
ータの構造の説明に供する略線図である。 【図11】UTOCの説明に供する図表である。 【図12】PTOCの説明に供する図表である。 【符号の説明】 1……光磁気デイスク装置、2……光磁気デイスク、3
……システムコントローラ、4……スピンドルサーボ回
路、5……スピンドルモータ、6……トラツキングサー
ボ回路、8……光学ピツクアツプ、9……フオーカスサ
ーボ回路、18……サーボ切り換え回路、20……ホス
トコンピユータ。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】所定のデイスク状記録媒体を再生して再生
    データを出力する光磁気デイスク装置において、 上記デイスク状記録媒体は、順次入力される入力データ
    を所定のデータ単位毎に分割してヘツダを付加すること
    によりセクタのデータを形成し、上記セクタのデータを
    所定数だけ集合してクラスタを形成し、上記クラスタを
    単位として誤り訂正処理して上記入力データを記録し、
    上記入力データのデータ量が所定の基準量以下のとき、
    上記データ量に応じて上記クラスタを形成するセクタ数
    を切り換えて上記クラスタを形成して上記入力データを
    記録し、上記クラスタを形成するセクタ数を管理情報記
    録領域に記録し、 上記光磁気デイスク装置は、 上記管理情報記録領域に記録した上記クラスタを形成す
    るセクタ数を検索し、 上記クラスタを形成するセクタ数が上記管理情報記録領
    域に記録されていないとき、上記基準量を形成するセク
    タ数を単位にして目的トラツクのクラスタを順次再生し
    て上記再生データを出力し、 上記クラスタを形成するセクタ数が上記管理情報記録領
    域に記録されているとき、該記録されたセクタ数を単位
    にして上記目的トラツクのクラスタを順次再生して上記
    再生データを出力することを特徴とする光磁気デイスク
    装置。
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