JPH0624347U - 過電流監視回路 - Google Patents

過電流監視回路

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JPH0624347U
JPH0624347U JP6077492U JP6077492U JPH0624347U JP H0624347 U JPH0624347 U JP H0624347U JP 6077492 U JP6077492 U JP 6077492U JP 6077492 U JP6077492 U JP 6077492U JP H0624347 U JPH0624347 U JP H0624347U
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JP
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resistor
transistor
overcurrent
voltage
switching element
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JP6077492U
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裕一 市川
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 誤動作なく過電流を検出できる過電流監視回
路を提供すること。 【構成】 電流供給路の途中にトランジスタ21、ダイ
オード13、トランジスタ11及び毛電流検出用の抵抗
器15を直列に接続する。さらに、抵抗器15に流れる
電流が許容最大値以上となったときに抵抗器15の電圧
降下によってオンになるトランジスタ12を設け、トラ
ンジスタ12によってトランジスタ11のベース・エミ
ッタ間を短絡してトランジスタ11をオフにし、トラン
ジスタ11のベース電圧の変化によってトランジスタ2
1をオフにして過電流を遮断する。 【効果】 過電流が流れたことを容易に検知することが
できると共に、ノイズによる誤動作も低減することがで
きる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、過電流監視回路の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、負荷に許容値以上の過電流が流れたときに、負荷の損傷或は破壊を防止 するために、図2に示すように電源1と負荷2との間に保護回路3及び過電流監 視回路4を介在させている。過電流監視回路4によって許容値以上の電流が検出 されると保護回路3によって負荷2への電流供給が遮断される。
【0003】 このような過電流監視回路4においては、負荷にかかる電圧、或は負荷に対し て直列となるように電源ラインの途中に挿入した抵抗器の電圧降下を監視するこ とにより、負荷に流れる電流を監視していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、負荷2にかかる電圧を監視している場合には、瞬間的(例えば 数μs程度)に負荷2に異常な過電流が流れても、負荷によってはその端子電圧 が変化しないものもあり、過電流を検出できないことがあった。
【0005】 また、負荷2に対して直列に挿入した抵抗器の電圧降下を監視する場合には、 その電圧降下を大きく取ることができないため、ノイズが多いような環境では誤 動作が発生し易いという問題点があった。
【0006】 本考案の目的は上記の問題点に鑑み、誤動作なく過電流を検出できる過電流監 視回路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の目的を達成するために、入力端子と出力端子との間の電流供給 線路を流れる電流値が所定のしきい値以上となったときに、所定の検知信号を出 力する過電流監視回路において、前記電流供給線路の途中に介在され、制御端子 と前記出力端子との間の電圧が所定値以上のときにオン状態となる第1のスイッ チング素子と、前記第1のスイッチング素子の制御端子と前記出力端子との間に 接続され、前記第1の抵抗器の両端の電圧が所定値以上となったときにオン状態 となる第2のスイッチング素子と、前記入力端子と前記第1のスイッチング素子 の制御端子との間に接続された第2の抵抗器とを備え、前記第1の抵抗器の抵抗 値を前記第2の抵抗器の抵抗値よりも小さい所定値に設定した過電流監視回路を 提案する。
【0008】
【作用】
本考案によれば、電流供給線路にしきい値よりも低い通常の電流が流れている ときは、第1の抵抗器の両端の電圧が低いので第2のスイッチング素子はオフ状 態となる。これにより、第1のスイッチング素子の制御端子の電圧は入力端子の 電圧と等しくなり、第1のスイッチング素子はオン状態となると共に、該第1の スイッチング素子及び前記第1の抵抗器を介して入力端子から出力端子に電流が 流される。また、前記電流供給線路に流れる電流が前記しきい値以上となったと きは、前記第1の抵抗器における電圧降下が増大し、前記第2のスイッチング素 子がオン状態となる。これにより、前記第1のスイッチング素子の制御端子と前 記出力端子との間が短絡され、前記第1のスイッチング素子はオフ状態となる。 さらに、前記入力端子から前記出力端子へは、第2の抵抗器及び前記第2のスイ ッチング素子を介して電流が流されるので、前記第2の抵抗器によって通電電流 値が低減される。また、前記第2の抵抗器において電圧降下が発生するので、前 記第1のスイッチング素子の制御端子の電圧は、通常よりも低下する。これによ り、前記第1のスイッチング素子の制御端子の電圧変化により過電流が流れたこ とを検知することができる。
【0009】
【実施例】
以下、図面に基づいて本考案の一実施例を説明する。 図1は、本考案の一実施例を示す回路図である。図において、10は過電流監 視回路、20は保護回路である。過電流監視回路10は、NPN型のトランジス タ11,12、ダイオード13、抵抗器14,15及び演算増幅器からなる比較 器16によって構成されている。トランジスタ11のコレクタはダイオード13 のカソードに接続され、ベースはトランジスタ12のコレクタ、比較器16の非 反転入力端子に接続されると共に、抵抗器14を介してダイオード13のアノー ドに接続されている。また、比較器16の反転入力端子には所定の基準電圧Vth が印加されている。トランジスタ12のベースは、トランジスタ11のエミッタ に接続されると共に、抵抗器15を介して出力端子OUT及びそのエミッタに接 続されている。
【0010】 保護回路20は、NPN型のトランジスタ21,22、D型のフリップフロッ プ23、抵抗器24〜26及びスイッチ27から構成されている。トランジスタ 21のコレクタは入力端子INに接続されると共に、抵抗器24を介してそのベ ースに接続されている。また、トランジスタ21のベースはトランジスタ22の コレクタに接続され、エミッタは過電流検監視路10のダイオード13のアノー ドに接続されている。
【0011】 トランジスタ22のエミッタは接地され、ベースは抵抗器25を介してフリッ プフロップ23の出力端子Qに接続されている。また、フリップフロップ23の 入力端子Dはハイレベルにプルアップされ、クロック信号入力端子CLKは比較 器16の出力端子に接続されている。さらに、フリップフロップ23のリセット 端子Rには抵抗器26を介して所定の電圧+Vが印加されると共に、リセット端 子Rはスイッチ27を介して接地されている。
【0012】 また、過電流監視回路10において、抵抗器15の抵抗値は、抵抗器14の抵 抗値に比べて非常に小さい値で、且つ通電電流の許容最大値以上の電流が流れた ときにトランジスタ12をオン状態にできる値、即ち供給電流の許容最大値をI max、トランジスタ12のベース・エミッタ間の順方向電圧降下をVbeとすると 、抵抗器15の抵抗値Rは式(1)に示すように順方向電圧降下Vbeを許容最大値 Imaxで除した値に設定されている。
【0013】 R=Vbe/Imax …(1) 次に、前述の構成よりなる本実施例の動作を図3に示す波形図に基づいて説明 する。 使用の際には、電流供給対象となる負荷が出力端子OUTに接続され、電源部 が入力端子INに接続される。また、初期状態においては、フリップフロップ2 3はリセットされた状態にあり、その出力信号Cはローレベルとなっている。こ れにより、トランジスタ22はオフ状態となり、これに伴いトランジスタ21の ベース電圧Bがハイレベルになってトランジスタ21はオン状態となる。さらに 、供給電流Iがその許容最大値Imaxよりも小さい通常状態においては、抵抗器 15における電圧降下は小さく、その両端間の電圧はトランジスタ12をオン状 態にするまでには至らずトランジスタ12はオフ状態となっている。これにより 、トランジスタ11のベース電圧はハイレベルになりトランジスタ11はオン状 態となる。このとき、トランジスタ11のベース電圧V1は、入力端子INへの 印加電圧Vinとほぼ等しくなると共に、比較器16の基準電圧Vthよりも高い値 となり、比較器16の出力信号Aはローレベルになっている。
【0014】 また、供給電流Iが瞬間的にも許容最大値Imax以上になると、抵抗器15に おける電圧降下が増加してトランジスタ12がオン状態になり、トランジスタ1 1のベース・エミッタ間電圧が低下してトランジスタ11はオフ状態になる。こ れにより、電流は抵抗器14及びトランジスタ12を介して出力端子OUTに流 れ、抵抗器14において電圧降下が発生し、トランジスタ11のベース電圧V1 はローレベルになる。さらに、トランジスタ11のベース電圧V1は比較器16 の基準電圧Vthよりも低い値となるので、比較器16の出力信号Aはハイレベル になる。これにより、フリップフロップ23が作動して、その出力信号Cはハイ レベルとなり、トランジスタ22がオン状態となると共に、これに伴いトランジ スタ21がオフ状態となり、入力端子INから出力端子OUTへの通電電流Iが 完全に遮断される。
【0015】 通電電流が遮断された状態において、スイッチ27をオンにしてフリップフロ ップ23のリセット端子Rをローレベルにすると、フリップフロップ23はリセ ットされて、その出力信号Cがローレベルとなりトランジスタ22がオフ状態に なると共に、トランジスタ21がオン状態になり、トランジスタ21を介して電 流が供給される。
【0016】 前述したように本実施例によれば、抵抗器15の電圧降下の変化によって過電 流が流れた際にトランジスタ12をオン状態にし、さらにトランジスタ11をオ フ状態にして、抵抗器14による電圧降下の変化によって過電流が流れたことを 検出しているため、従来に比べてノイズによる誤動作を低減できると共に、瞬時 の過電流も検出することができ、過電流による電子回路等の負荷の損傷及び破壊 を防止することができる。さらに微小電流用から大電流用まで同じ回路で構成す ることができる。
【0017】 尚、本実施例は一例でありこれに限定されることはない。例えば、本実施例で は正電源に対応した回路構成としたが、各トランジスタ11,12,21,22 をPNP型とし、ダイオード13の極性を反転させることにより、負電源にも対 応できることはいうまでもないことである。また本実施例ではスイッチング素子 としてNPN型のバイポーラトランジスタを用いたが、FETを用いても同様に 構成することができる。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、電流供給線路に流れる電流が前記しきい 値以上となったときは、第1の抵抗器における電圧降下が増大し、前記第2のス イッチング素子がオン状態となって、第2の抵抗器において大きな電圧降下が発 生するので、この電圧変化により過電流が流れたことを容易に検知することがで きる。また、ノイズによる誤動作も低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す回路図
【図2】従来例を説明する図
【図3】本考案の一実施例の動作を説明する波形図
【符号の説明】
10…過電流監視回路、11,12…トランジスタ、1
3…ダイオード、14,15…抵抗器、16…比較器、
20…保護回路、21,22…トランジスタ、23…フ
リップフロップ、24〜26…抵抗器、27…スイッ
チ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力端子と出力端子との間の電流供給線
    路を流れる電流値が所定のしきい値以上となったとき
    に、所定の検知信号を出力する過電流監視回路におい
    て、 前記電流供給線路の途中に介在され、制御端子と前記出
    力端子との間の電圧が所定値以上のときにオン状態とな
    る第1のスイッチング素子と、 前記第1のスイッチング素子と前記出力端子との間に介
    在された第1の抵抗器と、 前記第1のスイッチング素子の制御端子と前記出力端子
    との間に接続され、前記第1の抵抗器の両端の電圧が所
    定値以上となったときにオン状態となる第2のスイッチ
    ング素子と、 前記入力端子と前記第1のスイッチング素子の制御端子
    との間に接続された第2の抵抗器とを備え、 前記第1の抵抗器の抵抗値を前記第2の抵抗器の抵抗値
    よりも小さい所定値に設定した、 ことを特徴とする過電流監視回路。
JP6077492U 1992-08-28 1992-08-28 過電流監視回路 Withdrawn JPH0624347U (ja)

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Effective date: 19961107