JPH0624307U - 分電盤のブレーカ固定装置 - Google Patents

分電盤のブレーカ固定装置

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JPH0624307U
JPH0624307U JP6112792U JP6112792U JPH0624307U JP H0624307 U JPH0624307 U JP H0624307U JP 6112792 U JP6112792 U JP 6112792U JP 6112792 U JP6112792 U JP 6112792U JP H0624307 U JPH0624307 U JP H0624307U
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JP
Japan
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fixing
breaker
fixed
board
screw hole
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JP6112792U
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Inventor
龍秋 平岩
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 寸法の異なるブレーカでも異なる固定部材を
使用することなく固定でき、ブレーカの取り付け作業が
容易な分電盤のブレーカ固定装置を提供する。 【構成】 固定用螺子孔22を有しボックス10内部に取り
付けられる基板20と、基板に固定されブレーカ50を固定
する固定部材30とを備えた分電盤のブレーカ固定装置に
おいて、前記固定部材は、基板への取り付け方向を変え
たとき、異なる寸法のブレーカを固定し得るよう、位置
が変わるブレーカ固定用螺子孔34が設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、分電盤に関し、さらに詳しく述べるとブレーカを基板に固定する固 定部材を改良した分電盤のブレーカ固定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ボックスの基板にブレーカを固定する一般的な分電盤のブレーカ固定装 置として、図2に示すものが存在する。
【0003】 図において、10はボックスで、一面に開口部11を有するとともに、この開口部 11に対向する底面12と底面12の端から延びた側面13とから構成されている。また 、図示しないが、この側面13の一方側に開口部11を塞ぐ蓋を設けている。
【0004】 20は基板で、ボックス10の底面12に固定された基板フレーム21に固定螺子(図 示せず)によってボックス10の内部に取り付けられる。この基板20の上面には、 後述する固定部材30を固定するための固定用螺子孔22を有している。
【0005】 30は固定部材で、基板20に固定された状態でブレーカ50の取り付け孔51に重合 するブレーカ固定用螺子孔34を有した支持片31と、この支持片31と対向するよう 基板20に固定される2つの固定片32a ,32b と、支持片31と固定片32a .32b と を連結した2つの連結片33a ,33b にて一体形成されている。支持片31には、固 定片32a ,32b の基板固定用挿通孔35に固定螺子53を挿通するための通孔36を設 けている。
【0006】 この固定装置を使用してボックス内部にブレーカを固定するには、まず、基板 20の固定用螺子孔22に、固定片32a,32b の基板固定用挿通孔35を重合させる。次 に、支持片31の通孔36から固定螺子53を挿通し、基板20の固定用螺子孔22に螺着 させることによって固定部材30を基板20に固定する。そして、ブレーカ50の取り 付け孔51を固定部材30のブレーカ固定用螺子孔34に重合し、取り付け螺子52をブ レーカ固定用螺子孔34に螺着させることによって、ブレーカ50をボックス10内部 に固定する。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
前述した分電盤のブレーカ固定装置は、固定部材の基板に取り付ける位置とブ レーカに取り付ける位置とが一定位置であるため、異なる寸法のブレーカを固定 することができない。また、ブレーカを固定する固定部材を2つに分けるととも に、基板に複数の固定用螺子孔を設け、ブレーカの寸法に合わせて固定部材の固 定位置を変えるものが考えられるが、この場合、ブレーカの固定位置を確かめて から固定部材を基板に固定するので、基板に固定部材を固定してから、ブレーカ の寸法が合わなかったときに、もう一度外してから基板に再固定しなければなら ず、固定部材の取り付け作業が煩わしいという問題があった。
【0008】 本考案は、上記問題点に鑑みてなしたもので、その目的とするところは、寸法 の異なるブレーカでも異なる固定部材を使用することなくブレーカを固定でき、 ブレーカの取り付け作業が容易な分電盤のブレーカ固定装置を提供することにあ る。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の分電盤のブレーカ固定装置は、一面に開口部を有し、この開口 部を開閉する蓋を設けたボックスと、ボックス内部に取り付けられるものであっ て、固定用螺子孔を有した基板と、基板の固定用螺子孔に固定螺子を螺合させて 固定されるものであって、基板に固定された状態でブレーカの取り付け孔に重合 するブレーカ固定用螺子孔を有した固定部材とを備えた分電盤のブレーカ固定装 置において、前記固定部材に、異なる寸法のブレーカを固定し得るよう複数のブ レーカ固定用螺子孔を設けた構成としてある。
【0010】 請求項2記載の分電盤のブレーカ固定装置は、一面に開口部を有し、この開口 部を開閉する蓋を設けたボックスと、ボックス内部に取り付けられるものであっ て、固定用螺子孔を有した基板と、基板の固定用螺子孔に固定螺子を螺合させて 固定されるものであって、基板に固定された状態でブレーカの取り付け孔に重合 するブレーカ固定用螺子孔を有した固定部材とを備えた分電盤のブレーカ固定装 置において、前記固定部材は、基板への取り付け方向を変えたとき、異なる寸法 のブレーカを固定し得るよう、位置が変わるブレーカ固定用螺子孔が設けられて いる構成としてある。
【0011】
【作用】
請求項1記載の構成によれば、固定部材に、異なる寸法のブレーカを固定し得 るよう複数のブレーカ固定用螺子孔を設けたので、異なる寸法のブレーカでも取 り付け孔をブレーカ固定用螺子孔に重合させることができる。
【0012】 請求項2記載の構成によれば、固定部材は、基板への取り付け方向を変えたと き、異なる寸法のブレーカを固定し得るよう、位置が変わるブレーカ固定用螺子 孔が設けられているので、基板への取り付け方向を変えることによって、異なる 寸法のブレーカでも取り付け孔をブレーカ固定用螺子孔に重合させることができ る。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1に基づいて説明する。なお、従来例のものと基 本的機能が同様の部材には同一の符号を付している。
【0014】 すなわち、分電盤のブレーカ固定装置は、一面に開口部11を有し、この開口部 11を開閉する蓋(図示せず)を設けたボックス10と、ボックス10内部に取り付け られた基板20と、基板20に固定螺子 を介して固定された固定部材30とから構成 されている。
【0015】 ボックス10は、板状の金属を折曲して形成し、一面に開口部11を有するととも に、この開口部11に対向する底面12と底面12の端から延びた側面13とから構成さ れている。また、図示しないが、この側面13の一方側に開口部11を塞ぐ蓋を設け ている。
【0016】 基板20は、板状の金属を折曲して形成し、ボックス10の底面12に固定された基 板フレーム21に固定螺子(図示せず)によってボックス10の内部に取り付けられ る。この基板20の上面には、後述する固定部材30を固定するための固定用螺子孔 22が設けられている。
【0017】 固定部材30は、板状の金属を折曲して形成し、基板20に固定された状態でブレ ーカ50の取り付け孔51に重合するブレーカ固定用螺子孔34を有した支持片31と、 この支持片31と対向するよう基板20に固定される固定片32と、支持片31と固定片 32とを連結した連結片33とから略コ字状に形成されている。支持片31には、固定 片32の基板固定用挿通孔35に固定螺子53を挿通するための通孔36を設けている。 この固定部材30は、図1の破線で示す如く、180 度回転させた方向となるよう基 板20に固定すると、ブレーカ固定用螺子孔34の位置が連結片33よりも外側に突設 した位置に変わる。これにより、取り付け孔51の位置が異なるような寸法のブレ ーカ を固定することができるのである。また、連結片よりも外側となるような 支持片を形成する必要がないので、材料の節約ができる。
【0018】 なお、固定部材は略コ字状に形成されているが、支持片と固定片とを連結片を 介して形成される階段状等、基板に取り付ける方向を変えると固定用螺子孔の位 置が変わるものであればどのような形状になっても適用できる。また、固定部材 を180 度回転させて基板に固定することによって異なる寸法のブレーカを固定し ているが、基板への取り付け方向を変えたとき、異なる寸法のブレーカを固定し 得るものであれば、180 度以外の方向に変えるようなものであっても適用できる 。さらに、固定部材を2つ使用してブレーカを固定しているが、異なる寸法のブ レーカを固定できるよう複数のブレーカ固定用螺子孔を設けたものであれば、固 定部材を1個にすることができる。
【0019】 この固定装置を使用してボックス内部にブレーカを固定するには、まず、基板 20の固定用螺子孔21に、固定片32の基板固定用挿通孔22を重合させる。次に、支 持片31の通孔36から固定螺子53を挿通し、基板20の固定用螺子孔22に螺着させる ことによって固定部材30を基板20に固定する。そして、ブレーカ50の取り付け孔 51を固定部材30のブレーカ固定用螺子孔34に重合し、取り付け螺子52をブレーカ 固定用螺子孔34に螺着させることによって、ブレーカ50をボックス10内部に固定 する。異なる寸法のブレーカを固定する場合は、図1の破線で示す如く、固定部 材30を180 度回転させた方向となるよう基板20に固定する。これにより、ブレー カ固定用螺子孔34の位置が連結片33よりも外側に突設した位置に変わる。この状 態で取り付け孔51の位置が異なるような寸法の大きいブレーカ(図示せず)を固 定することができるのである。つまり、2種類の寸法のブレーカを固定すること ができる。
【0020】 なお、この支持片に複数のブレーカ固定用螺子孔を設けることによって、2種 類以上の寸法のブレーカを固定することができることは、言うまでもない。
【0021】
【考案の効果】
請求項1記載の分電盤のブレーカ固定装置は、異なる寸法のブレーカでも取り 付け孔をブレーカ固定用螺子孔に重合させ、異なる寸法のブレーカでも異なる固 定部材を使用することなくブレーカを固定することができ、ブレーカの取り付け 作業が容易なものとなる。
【0022】 請求項2記載の分電盤のブレーカ固定装置は、基板への取り付け方向を変える ことによって、異なる寸法のブレーカでも取り付け孔をブレーカ固定用螺子孔に 重合させることができ、ブレーカの取り付け作業が容易なものとなる上に、固定 部材の材料の節約ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】従来例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10 ボックス 20 基板 22 固定用螺子孔 30 固定部材 34 ブレーカ固定用螺子孔 50 ブレーカ 51 取り付け孔 52 取り付け螺子 53 固定螺子

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一面に開口部を有し、この開口部を開閉
    する蓋を設けたボックスと、ボックス内部に取り付けら
    れるものであって、固定用螺子孔を有した基板と、基板
    の固定用螺子孔に固定螺子を螺合させて固定されるもの
    であって、基板に固定された状態でブレーカの取り付け
    孔に重合するブレーカ固定用螺子孔を有した固定部材
    と、を備えた分電盤のブレーカ固定装置において、 前記固定部材に、異なる寸法のブレーカを固定し得るよ
    う複数のブレーカ固定用螺子孔を設けたことを特徴とし
    た分電盤のブレーカ固定装置。
  2. 【請求項2】 一面に開口部を有し、この開口部を開閉
    する蓋を設けたボックスと、ボックス内部に取り付けら
    れるものであって、固定用螺子孔を有した基板と、基板
    の固定用螺子孔に固定螺子を螺合させて固定されるもの
    であって、基板に固定された状態でブレーカの取り付け
    孔に重合するブレーカ固定用螺子孔を有した固定部材
    と、を備えた分電盤のブレーカ固定装置において、 前記固定部材は、基板への取り付け方向を変えたとき、
    異なる寸法のブレーカを固定し得るよう、位置が変わる
    ブレーカ固定用螺子孔が設けられていることを特徴とし
    た分電盤のブレーカ固定装置。
JP6112792U 1992-08-31 1992-08-31 分電盤のブレーカ固定装置 Pending JPH0624307U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012120322A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Tempearl Ind Co Ltd 住宅用分電盤
JP2015208096A (ja) * 2014-04-18 2015-11-19 パナソニックIpマネジメント株式会社 分電盤

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JP2012120322A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Tempearl Ind Co Ltd 住宅用分電盤
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