JPH0342709Y2 - - Google Patents

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JPH0342709Y2
JPH0342709Y2 JP6485685U JP6485685U JPH0342709Y2 JP H0342709 Y2 JPH0342709 Y2 JP H0342709Y2 JP 6485685 U JP6485685 U JP 6485685U JP 6485685 U JP6485685 U JP 6485685U JP H0342709 Y2 JPH0342709 Y2 JP H0342709Y2
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JP
Japan
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plate
chassis
opening
pair
inclined upright
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JP6485685U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はプリント基板等を被取付板として取付
けるシヤーシの部品取付構造に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来から、第6図に示すようにシヤーシ1か
ら、起立板部2をその厚さ方向に切り起こして突
出させ、その起立板部2のの先端部を屈曲させて
取付板部3として形成し、その取付板部3にネジ
孔4を設けて、起立板部2と取付板部3とにより
支承部5を形成し、ネジ6により被取付板をシヤ
ーシ1に取付けるようにしたシヤーシの部品取付
構造が知られており、この第6図において、7は
起立板部2の切り起こし跡としての開口であり、
この開口7に存在していた存在板部が切り起され
て支承部5となるものである。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、被取付板をシヤーシ1に取付けるに
際しては、それを容易、迅速に取付けるようにす
ることが好ましく、かつ、取付け用の部品点数も
少ない方が望ましいが、第6図に示す従来のシヤ
ーシの部品取付け構造のものでは、ネジ6により
被取付板をシヤーシ1に取付ける構造であるため
に、その取付けが面倒であると共にネジの分だけ
部品点数が多くなる不具合がある。そこで、第7
図に示すように、起立板部2に取付板部3と協働
して被取付板をその厚さ方向から挟持する挟持板
部8を切り起して形成し、被取付板をその厚さ方
向から挟持させて支持するような構成としたもの
がある。このものは、被取付板を容易かつ迅速に
シヤーシ1に取付けることができると共に部品点
数が少ない利点があるが、その起立板部2に開口
を穿設して挟持板部8を形成するために、起立板
部2の強度が第6図に示す構成のものに較べて弱
くなる不具合を有する。
また、第6図に示す構成のもの、第7図に示す
構造のものは、いずれも一個の起立板部2が開口
7の一周壁から起立して被取付板を支持する片持
ち式の支持構成であるので、シヤーシ1の板厚を
薄くするとその強度が低くなる。そこで、板厚の
強度を確保するために起立板部2の幅を大きく形
成すると、切り起こし跡としての開口7の形状が
大きくなり、異物がその開口7を介して落下しや
すい不具合がある。
なお、第8図に示すように、シヤーシ1に支承
部5を絞り成形により形成し、ネジ6により被取
付板をシヤーシ1に取付けるシヤーシの部品取付
構造も知られているが、このものは第6図に示す
構成のものと同様に部品点数が多くかつ取付けが
面倒である不具合がある。
(考案の目的) 本考案は、上記従来技術の有する問題点に鑑み
て為されたもので、その目的とするところは、部
品点数を極力少なくしてその取付けの容易化を図
ると共に、板厚を薄くしたとしてもその切り起こ
し跡としての開口の形状を極力小さく形成して、
支承部の強度を確保できるシヤーシの部品取付構
造を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案にかかるシヤーシの部品取付構造は、シヤ
ーシの一部に開口を形成しつつその開口部分に存
在していた存在板部を前記シヤーシの厚さ方向に
突出させて、該シヤーシに対して所定間隔をあけ
て被取付板を取付ける支承部が形成され、該支承
部は、前記開口の周壁部分から傾斜して起立しか
つ互いに対向する一対の傾斜起立板部と該一対の
傾斜起立板部に跨つて前記開口を被覆する連結板
部とから構成され、前記一対の傾斜起立板部の対
向方向に対する直交方向の部分が開放され、前記
一対の傾斜起立板部の前記開放方向一側縁部に
は、前記連結板部と前記一対の傾斜起立板部との
境界部分に切り欠き部が設けられると共に、前記
切り欠き部には前記連結板部の一部と協働して前
記被取付板をその厚さ方向から挟持する挟持爪板
部が形成されていることを特徴とするものであ
る。
(作用) 本考案にかかるシヤーシの部品取付構造は、切り
欠き部に被取付板の端部を挿入することにより、
連結板部と挟持爪板部とによつてこの被取付板を
その厚さ方向から挟持するものである。
(実施例) 以下、本考案にかかるシヤーシの部品取付構造
の一実施例を第1図ないし第5図によつて説明す
る。
第2図中9はシヤーシである。このシヤーシ9
には被取付板としてのプリント基板10を装着す
るための支承部11が複数個形成されている。こ
の支承部11は、プレス手段等によりシヤーシ9
の一部を切り起こしつつ突出形成したものであつ
て、第1図に示すように、シヤーシ9の一部に開
口12を形成しつつ、この開口12に存在してい
た存在板部をシヤーシ9の厚さ方向に突出させて
形成するものである。
この開口12は、その開口12から異物が落下
するのを防止するために極力小さく形成するもの
で、その開口12を極力小さく形成したとしても
支承部11の保持強度を確保できるように、支承
部11は開口12の周壁から傾斜しつつ起立する
傾斜起立板部13,13とこの傾斜起立板部1
3,13に跨りつつ開口12を被覆する連結板部
14とから構成されている。
傾斜起立板部13,13は互いに対向してお
り、ここでは、シヤーシ9の上方に向かつて突出
され、互いに近づく方向に向かつて傾斜して延
び、連結板部14の両端部を支えている。これに
より、傾斜起立板部13,13が連結板部14を
支える強度は従来のものに較べて強くなる。
この傾斜起立板部13,13と連結板部14に
より囲まれた部分は、一対の傾斜起立板部13,
13の対向方向と直交する方向に開放されてお
り、傾斜起立板部13,13と連結板部14とに
よつて囲まれた部分は開放空間15となつてい
る。
傾斜起立板部13,13の前記開放方向の側縁
部16,16には、第5図に示すように、プリン
ト基板10の端部を挿入する切り欠き部17,1
7が形成されている。この切り欠き部17,17
は傾斜起立板部13,13と連結板部14との境
界部分の側縁部16,16に設けられている。本
実施例では、この切り欠き部17,17は側縁部
16,16から連結板部14にわたつて形成され
ている。この切り欠き部17,17には、連結板
部14と協働してプリント基板10を挟持する挟
持爪板部18,18が設けられている。この挟持
爪板部18,18は、第3図に示すように、側縁
部16,16から互いに接近する方向に向かつて
屈曲されてバネ性が与えられており、連結板部1
4に向かつてプリント基板10を弾発付勢するよ
うになつている。連結板部14には、挟持爪板部
18,18と協働してプリント基板10の端部を
挟持する挟持突片部20が形成されている。
(考案の効果) 本考案にかかるシヤーシの部品取付構造におい
ては、シヤーシの一部に開口を形成しつつその開
口部分に存在していた存在板部を前記シヤーシの
厚さ方向に突出させて、該シヤーシに対して所定
間隔をあけて被取付板を取付ける支承部が形成さ
れ、該支承部は、前記開口の周壁部分から傾斜し
て起立しかつ互いに対向する一対の傾斜起立板部
と該一対の傾斜起立板部に跨つて前記開口を被覆
する連結板部とから構成され、前記一対の傾斜起
立板部の対向方向に対して直交方向の部分が開放
され、前記一対の傾斜起立板部の前記開放方向一
側縁部には、前記連結板部と前記一対の傾斜起立
板部との境界部分に切り欠き部が設けられると共
に、前記切り欠き部には前記連結板部の一部と協
働して前記被取付板をその厚さ方向から挟持する
挟持爪板部が形成されているので、被取付板の取
付用の取付部品点数を少なくすることができ、取
付作業を迅速に行うことができるという効果を奏
する。しかも、シヤーシを構成する板材を薄くし
たとしても、支承部には一対の傾斜起立板部が形
成されているので支承部の強度を充分確保でき、
更に、切り起し跡としての開口を極力小さくして
も支承部の強度を確保できるので、その開口を介
してシヤーシ内に異物が落下するのを防止できる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案にかかるシヤーシ
の部品取付構造の実施例を示し、第1図は支承部
の部分拡大斜視図、第2図は被取付板を取付けた
状態を示す概略斜視図、第3図は支承部の正面
図、第4図は支承部の部分平面図、第5図は支承
部の部分側面図、第6図ないし第8図は従来のシ
ヤーシの部品取付構造の支承部の概略構成を示す
部分拡大斜視図である。 9……シヤーシ、11……支承部、13……傾
斜起立板部、17……切り欠き部、18……挟持
爪板部、19……挟持突片部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シヤーシの一部に開口を形成しつつその開口部
    分に存在していた存在板部を前記シヤーシの厚さ
    方向に突出させて、該シヤーシに対して所定間隔
    をあけて被取付板を取付ける支承部が形成され、
    該支承部は、前記開口の周壁部分から傾斜して起
    立しかつ互いに対向する一対の傾斜起立板部と該
    一対の傾斜起立板部に跨つて前記開口を被覆する
    連結板部とから構成され、前記一対の傾斜起立板
    部と前記連結板部とによつて囲まれた部分が前記
    一対の傾斜起立板部の対向方向に対して直交方向
    に開放され、前記一対の傾斜起立板部の前記開放
    方向一側縁部には、前記連結板部と前記一対の傾
    斜起立板部との境界部分に切り欠き部が設けられ
    ると共に、前記切り欠き部には前記連結板部の一
    部と協働して前記被取付板をその厚さ方向から挟
    持する挟持爪板部が形成されていることを特徴と
    するシヤーシの部品取付構造。
JP6485685U 1985-04-30 1985-04-30 Expired JPH0342709Y2 (ja)

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JP6485685U JPH0342709Y2 (ja) 1985-04-30 1985-04-30

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JPS61182090U JPS61182090U (ja) 1986-11-13
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