JPH021878Y2 - - Google Patents

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JPH021878Y2
JPH021878Y2 JP32384U JP32384U JPH021878Y2 JP H021878 Y2 JPH021878 Y2 JP H021878Y2 JP 32384 U JP32384 U JP 32384U JP 32384 U JP32384 U JP 32384U JP H021878 Y2 JPH021878 Y2 JP H021878Y2
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JP32384U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は音響機器等の電気機器のキヤビネツト
に関するものである。
(ロ) 従来技術 従来ラジオチユーナー等に於いて、キヤビネツ
トを構成する底面板に、背面板及び前面板を螺子
にて取付ける作業は人手に頼つており作業能率が
悪かつた。これは従来、背面板及び前面板が、底
面板への螺子止め前にはすぐに倒れてしまうた
め、どうしても人が背面板及び前面板を手で支え
ながらドライバーにて螺子を締付けなければなら
なかつたためである。
(ハ) 考案の目的 本考案は斯る点に鑑み、背面板及び前面板が、
底面板への螺子止め前でも倒れないようにするこ
とにより、背面板及び前面板の底面板への螺子止
め作業を自動化出来るようにすることを目的とす
る。
(ニ) 考案の実施例 以下第1図〜第6図に従い本考案の一実施例を
説明する。
1は鉄板よりなる底面板で、底面部2、後端折
曲部3、左右側面部4,5を有している。6は底
面部2の前端に形成した折曲部である。7,7は
各後端折曲部3,3の上部に形成した角状の第1
の切欠部、8,8は第1の切欠部7,7の下方に
形成した第1の螺子孔、9,9は底面部2の後端
左右両端部に形成した突片である。10は右側面
部5に形成した第2の切欠部で、上部が開口した
垂直部11とその下方の水平部12とで略L字状
に形成されている。13は垂直部11側に突出す
る凸部である。14,14,14及び15,1
5,15は底面板1の底面部2の前端側左右両端
部と中央部に形成した位置決め用透孔、及び第1
の螺子挿通孔である。
16は鉄板よりなる背面板で、左右両端部に、
底面板1の第1の切欠部7,7に挿入される切起
し爪部17,17と、第2の螺子挿通孔18,1
8とを形成し、下端部に突片9,9と嵌合し該突
片とともに第1の嵌合手段を構成する第3の切欠
部19,19を形成している。20,20,21
は背面板16の左右両端部及び上端部に夫々形成
した折曲部である。
22は合成樹脂にて形成した前面板で、右側面
23の後部に小突起(第1の突起)24が形成さ
れ、右側面23の後端縁に第2の突起25が形成
されている。この第2の突起25の外側面には傾
斜面26,26…が形成されている。27,2
7,27及び28,28,28は前面板22の下
面29の左右両端部と中央部に形成した位置決め
用突起、及び第2の螺子孔である。尚、突起27
は底面板1の位置決め用透孔14とともに第2の
嵌合手段を構成している。30,30は前面板2
2の上面31に形成した係合用突起である。
32は合成樹脂製前面装飾パネル、33,33
は前面装飾パネル32の上面後端部に形成した係
合孔である。
34は鉄板よりなる天板、35,35は天板3
4の左右両側面部36,37に形成した第3の螺
子挿通孔で、底面板1の左右両側面部4,5に形
成した第3の螺子孔38,38…に対応してい
る。
次に底面板1に背面板16、前面板22、前面
装飾パネル32、及び天板34を取付けてキヤビ
ネツトを組立てる手順を説明する。
先ず底面板1の左右両側面部4,5の後端部を
外方に押し拡げながら、背面板16の切起し爪部
17,17を底面部2の後端折曲部3,3の第1
の切欠部7,7に挿入し、切起し爪部17,17
の先端を後端折曲部3,3の内面に係止させる。
このようにして切起し爪部17,17と背面板1
6の内面との間に後端折曲部3,3を挟み込ん
で、背面板16を底面板1に対し前後方向及び上
下方向に位置決めする。
尚、背面板16の切起し爪部17,17の先端
間の距離Eよりも、底面板1の後端面部3の切欠
部7,7間の距離Fの方が少許狭くなるように
(例えばF=E−0.5mmとなるように)して、切起
し爪部17,17の先端が後端面部3,3の内面
に引掛るようにしてある。そして底面板1の左右
両側面部4,5の外側面と背面板16の左右両端
折曲部20,20の内側面との距離Gは、上記距
離EとFの差0.5mmの2倍以上即ち1mm以上にし
てある。これは、底面板1の後端部を押し拡げて
容易に切起し爪部17,17を外せるようにする
ためである。
更に第1の嵌合手段を構成する底面板1の底面
部2の突起9,9を背面板16の切欠部19,1
9に嵌合させ、背面板16を底面板1に対して左
右方向及び下方向に位置決めする。
このようにして、背面板16は底面板1に対
し、上下、左右、及び前後方向に位置決めされる
ので、背面板16は手で支えなくても倒れること
がない。
次に前面板22を底面板1の上方から挿入し、
突起24を底面板1の右側面部5のL字状切欠部
10の垂直部11に係合させる。又突起25はそ
の傾斜面26が底面板1の右側面部5の内面に沿
つて下方へ移動し、L字状切欠部10の水平部1
2に係合する。そして第2の嵌合手段を構成する
突起27,27,27は底面板1の底面部2の位
置決め用透孔14,14,14に嵌合する。この
とき突起24は突部13にて前後方向に押圧され
る。
このようにして前面板22は、突起24がL字
状切欠部10の垂直部11に係合することにより
前後方向に位置決めされ、突起25がL字状切欠
部10の水平部12に係合することにより上下方
向に位置決めされ、突起27,27,27が透孔
14,14,14に嵌合することにより前後及び
左右方向に位置決めされる。従つて前面板22は
手で支えなくても倒れることがない。
このように底面板1に対して、背面板16及び
前面板22は、上下、左右、及び前後方向に仮止
めされ、手で支えなくても倒れることがないの
で、螺子39,40にて背面板16及び前面板2
2を底面板1に取付ける作業は、自動螺子締め機
(図示せず)を用いることにより、自動化が可能
となる。
底面板1に背面板16及び前面板22を螺子止
めした後、前面装飾パネル32の係合孔33,3
3に前面板22の突起30,30を係合させて前
面装飾パネル32を前面板22に取付ける。
更に天板34を螺子41,41…にて底面板1
に取付ける。
斯様に構成したキヤビネツトに於いて、修理サ
ービス時等には螺子41,41…を外して天板3
4を外した後、螺子39,40を外せば、底面板
1を背面板16板及び前面板22から外すことが
出来る。従つて前面板22に螺子等にて固定され
たプリント基板42上の電気部品の修理、交換等
の作業を、前面装飾パネル32を前面板22に取
付けたまま行なうことが出来、サービス性がよ
い。
(ホ) 考案の効果 以上の様に本考案に依れば、底面板に対して背
面板及び前面板を手で支えなくても倒れないよう
に仮止めする手段を設けたので、背面板及び前面
板の底面板への螺子止め作業の自動化を図ること
が出来、作業性の大幅な向上を図ることが出来
る。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本考案に係る電気機器のキヤビ
ネツトを示す図で、第1図は分解斜視図、第2
図、第3図は要部分解斜視図、第4図は要部平面
図、第5図は側面図、第6図は組立てた状態を示
す斜視図である。 1……底面板、2……底面部、3……後端折曲
部、4,5……側面部、7……第1の切欠部、9
……第1の嵌合手段を構成する突片、10……L
字状切欠部、11……垂直部、12……水平部、
14……第2の嵌合手段を構成する透孔、16…
…背面板、17……切起し爪部、19……第1の
嵌合手段を構成する切欠部、22……前面板、2
4……第1の突起、25……第2の突起、27…
…第2の嵌合手段を構成する突起、39,40…
……螺子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底面部、後端折曲部、側面部を有する底面板
    と、背面板と、前面板とを備え、前記底面板の後
    端部と前記背面板に互いに嵌合する第1の嵌合手
    段が形成され、前記底面板の前端部と前記前面板
    に互いに嵌合する第2の嵌合手段が形成され、前
    記底面板に前記背面板及び前面板を螺子にて取付
    けるようにした電気機器のキヤビネツトであつ
    て、前記底面板の後端折曲部に切欠部を形成する
    とともに前記側面部の前端側に上部が開口した略
    L字状切欠部を形成し、前記背面板には切起し爪
    部を形成し、前記前面板には側面に第1の突起及
    び第2の突起を形成し、前記第1第2の嵌合手段
    を嵌合状態にするとともに、前記後端折曲部の切
    欠部に挿入した前記背面板の切起し爪部の先端を
    前記後端折曲部の内面に係止し、前記前面板の第
    1の突起を前記略L字状切欠部の垂直部に係合さ
    せ、前記第2の突起を前記略L字状切欠部の水平
    部に係合させることにより、前記背面板及び前面
    板が、前記底面板への螺子止め前に倒れないよう
    にしたことを特徴とする電気機器のキヤビネツ
    ト。
JP32384U 1984-01-05 1984-01-05 電気機器のキヤビネツト Granted JPS60113677U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32384U JPS60113677U (ja) 1984-01-05 1984-01-05 電気機器のキヤビネツト

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32384U JPS60113677U (ja) 1984-01-05 1984-01-05 電気機器のキヤビネツト

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Publication Number Publication Date
JPS60113677U JPS60113677U (ja) 1985-08-01
JPH021878Y2 true JPH021878Y2 (ja) 1990-01-17

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JPS60113677U (ja) 1985-08-01

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