JPH06242978A - 障害回復処理方式 - Google Patents

障害回復処理方式

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JPH06242978A
JPH06242978A JP5047469A JP4746993A JPH06242978A JP H06242978 A JPH06242978 A JP H06242978A JP 5047469 A JP5047469 A JP 5047469A JP 4746993 A JP4746993 A JP 4746993A JP H06242978 A JPH06242978 A JP H06242978A
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JP
Japan
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power
power supply
time
retrial
memory
Prior art date
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Pending
Application number
JP5047469A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Kobayashi
好博 小林
Noboru Kinoshita
登 木下
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 システム立ち上げ時に、電源回路障害以外で
も自動的に電源のオン/オフを所定の回数だけ繰返し、
一時的な障害ならそのまま運転開始可能にする。 【構成】 計算機システムに、リトライ回数計数用カウ
ンタと所定リトライカウント値および所定電源投入時間
を記憶するメモリと制御部からなり、サブ電源104か
ら電源供給を受ける電源制御装置103を設ける。上記
制御部は、システム立ち上げ時に障害が発生した場合、
カウンタのリトライ回数を更新して該リトライ回数が所
定リトライカウント値を超えないときシステムの電源1
02をオフし、所定電源投入時間経過後に電源102を
オンする再起動処理を行ない、引続き障害が発生する度
にリトライ回数がリトライカウント値を超えないとき前
記再起動処理を繰返し、超えたときシステムの処理装置
105に運転停止を指示し、障害が発生しない場合に
は、システムの処理装置105に運転開始を指示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計算機システムの障害
回復処理に関連し、オペレータ介入なしでの電源再投入
による障害回復処理に関する。
【0002】
【従来の技術】自己復旧装置付きの電源に関する先行技
術としては、例えば、特開昭61−189125に開示
されているように、電源回路のアラーム信号端子にアラ
ーム検出回路を接続しアラーム信号を検出すると電源回
路を停止させ、遅延リセット回路によって一定時間経過
した後、アラーム検出回路をリセットするとともに電源
回路を再起動させ、これにより、電源回路の一時的な故
障であれば、そのまま運転を開始させることができると
いう技術が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、電源
回路の一時的な障害であれば電源を一定時間停止させ、
再起動させることを所定の回数だけ自動的に行う。それ
により、運転を続行させることができるが、電源回路以
外の障害が発生した場合では、電源のオン/オフを自動
的にはできないという問題点があった。本発明の目的
は、システム立ち上げ時において、電源回路の障害以外
でも自動的に電源のオン/オフを所定の回数だけ繰返
し、一時的な障害であればそのまま運転が開始できるこ
とを可能とすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】計算機システムに、リト
ライ回数を計数するカウンタと所定のリトライカウント
値および所定の電源投入時間を記憶するメモリと制御部
からなりサブ電源から電源供給を受ける電源制御装置を
設ける。電源制御装置の制御部は、システム立ち上げ時
に障害が発生した場合には、カウンタのリトライ回数を
更新して該リトライ回数が所定のリトライカウント値を
超えないときシステムの電源装置の電源をオフし、所定
の電源投入時間の経過後に電源をオンする再起動処理を
行ない、引続き障害が発生する度にリトライ回数がリト
ライカウント値を超えないとき前記再起動処理を繰返
し、前記リトライ回数が前記所定のリトライカウント値
を超えたときシステムの処理装置に運転停止を指示し、
障害が発生しない場合には、システムの処理装置に運転
開始を指示するように構成されるようにしている。ま
た、電源制御装置のメモリに電源オン/オフ抑止フラグ
領域を設け、電源制御装置の制御部は、システムの処理
装置に運転開始を指示するとき、メモリの電源オン/オ
フ抑止フラグ領域に電源オン/オフ抑止フラグをセット
するようにしている。
【0005】
【作用】オペレータによるシステムの電源投入後、シス
テムが立ち上がるまでに障害が発生した場合、所定の電
源投入時刻を記憶するメモリを有した電源制御装置は、
システムの電源をオフして、オフした後、前記メモリに
記憶された電源投入時刻によって再度システムの電源を
オンさせる。また、前記の電源制御装置は、バッテリま
たは常時通電された電源部によってバックアップされて
いるため一度電源がオフされてもメモリに記憶された電
源投入時刻の値を保持することができる。さらに、この
メイン電源をオン/オフさせるリトライカウント値を前
記電源制御装置のメモリにセットさせることにより、メ
イン電源はセットされた回数だけは自動的にシステムの
電源のオン/オフ動作を繰り返すことができる。これに
よって、システム立ち上げ時に障害が発生した場合に
は、所定のリトライカウント値をオーバーするまで自動
的に電源のオン/オフを繰り返し、オペレータ自身が再
度電源オン/オフする手間を省くことができ、一時的な
障害であればシステムの回復を行うことができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。図1に本発明で使用される計算機システムの概略を
示すブロック図である。
【0007】同図において、101は、オペレータの操
作によりメイン電源を投入する電源投入装置、102
は、電源制御装置103によりオン/オフ制御可能な電
源装置、103は電源制御装置、104は、103の電
源制御装置に電力を供給する電源であり、バッテリまた
は常時通電されたサブ電源である。105はCPU、1
06はメインメモリ、107は、CPU105、メイン
メモリ106、電源制御装置103などとデータ、アド
レス、制御情報の送受信を可能にするためのシステムバ
ス、108はI/Oデバイスである。
【0008】上記電源制御装置103は、カウンタ、メ
モリ、そしてマイクロコンピュータ等からなる制御部と
で構成され、上記メモリには後述する所定のリトライカ
ウント値、電源がオフしてからオンするまでの所定の時
間である電源投入時間を記憶し、電源オン/オフ抑止フ
ラグ領域が設けられている。この装置は、オペレータが
メイン電源をオンした後、CPU105が障害を検出し
た場合、CPU105から障害検出信号を受信し、制御
部がリトライの回数をカウントする上記カウンタをカウ
ントアップし、メイン電源102にオフ信号を送信し、
オフ信号を送信してからの時間が上記のメモリに記憶さ
れている所定の電源投入時間を経過するのを監視し、経
過すると、メイン電源102にリトライのためにオン信
号を送信してメイン電源102をオンして再度システム
立ち上げを始める再起動処理を行なう。再度障害を検出
した場合には、上述と同様な再起動処理を行なうが、カ
ウンタのリトライ回数とメモリに記憶されている所定の
リトライカウント値を比較し、リトライ回数が所定のリ
トライカウント値をオーバーするまでの回数のみ再起動
処理を繰り返す。カウントオーバーした場合には、メイ
ン電源102はオンのままとし、CPU105を停止さ
せる。また、障害が検出されなかった場合には、CPU
105からその旨の信号を受信し、制御部はメモリの電
源オン/オフ抑止フラグ領域に電源オン/オフ抑止フラ
グをセットし、CPU105に運転開始を指示する。
【0009】図2は、実施例におけるシステムの電源投
入後の処理のフローチャートを示す。ステップ201で
オペレータは、電源投入装置101によってメイン電源
を投入する。ステップ202では、オペレータの電源投
入後、電源制御装置103がCPU105から電源投入
信号を受け、制御部がカウンタに記憶されているリトラ
イ値をクリアしておく。ステップ203は、CPUによ
るシステムの自己診断、ステップ204は、CPUによ
るIPLプログラムの動作である。そして、ステップ2
05はCPUによる障害検出判定であり、障害発生を検
出した場合は障害検出信号を電源制御装置103に送出
してステップ206に行き、検出しなかった場合は障害
不検出信号を電源制御装置103に送出してステップ2
11に行く。ステップ206では、電源制御装置103
の制御部がカウンタのリトライ回数をカウントアップす
る。ステップ207では、制御部がカウンタのリトライ
回数とメモリに記憶された所定のリトライカウント値を
比較し、その回数がリトライカウント値をオーバーして
いなければステップ208へ、オーバーしていればステ
ップ213へ行く。ステップ208では、電源制御装置
103の制御部が電源オフ信号をメイン電源102に送
出し、メイン電源102をオフする。ステップ209で
は、制御部が、電源オフ信号を送出してからの時間がメ
モリに記憶されている所定の電源投入時間を経過するか
否かを制御部が監視し、経過するとステップ210に進
む。ステップ210では、制御部が電源オン信号をメイ
ン電源102に送出し、メイン電源102をオンする。
そして、ステップ203に戻る。ステップ211では、
電源制御装置103の制御部が障害不検出信号を受け
て、メモリの電源オン/オフ抑止フラグ領域に電源オン
/オフ抑止フラグをセットし、CPUに運転開始を指示
し、ステップ212の運転開始を行なわせる。電源オン
/オフ抑止フラグは、システムが正常に立ち上がった
後、業務を開始させるプログラムが行われている最中に
障害が発生した場合、電源をオフさせないようにするこ
とと、オペレータがシステム装置のメイン電源を業務終
了などによって、故意にオフさせた後にメイン電源が自
動的にオンしないように設けたものである。ステップ2
13では、電源制御装置103の制御部が、メイン電源
をオンさせたままで、CPUに運転停止を指示し、CP
Uを停止させる。
【0010】本実施例によれば、システム立ち上げ時に
発生する一時的な障害であれば、オペレータ自身が何度
も電源のオン/オフする手間を省くことが可能になり、
自動的に電源のオン/オフを繰返しシステムの運転が開
始され、継続的な障害であれば復帰動作を禁止させシス
テム装置は停止することになる。
【0011】なお、電源制御装置103のカウンタを、
リトライ回数が所定のリトライカウント値をオーバーし
たときカウントオーバー信号を出力し、オーバーしない
とき非カウントオーバー信号を出力するもとし、メモリ
にはリトライカウント値を記憶しないようにしてもよ
い。また、所定の電源投入時間を記憶したメモリと制御
部によりタイマ機能を達成しているが、これに代えて、
所定の電源投入時間が経過すると経過信号を出力するタ
イマを制御部に設けるようにしてもよい。また、メイン
電源オン後に障害が発生した場合、電源をオン/オフさ
せる動作を自動で行うか手動で行うかは、オペレータ自
身が最初の電源操作時において選択するようにしてもよ
い。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、システム装置の立ち上
げ時に発生する障害が一時的なものであれば、セットし
た回数だけは自動的に電源のオン/オフを繰返し、再度
オペレータ自身によって電源のオン/オフする手間を省
き、システムの回復処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における障害回復処理方式をもつ計算機
システムの構成を示すブロック図である。
【図2】実施例におけるシステムの電源投入後の処理の
フローチャートを示す図である。
【符号の説明】
101:電源投入装置 102:メイン電源 103:電源制御装置 104:サブ電源 105:CPU 106:メインメモリ 107:システムバス 108:I/Oデバイス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源装置と、I/Oデバイスと、メイン
    メモリと、処理装置を備える計算機システムにおける障
    害回復処理方式であって、 リトライ回数を計数するカウンタと所定のリトライカウ
    ント値および所定の電源投入時間を記憶するメモリと制
    御部からなりサブ電源から電源供給を受ける電源制御装
    置を設け、 前記電源制御装置の制御部は、 システム立ち上げ時に障害が発生した場合には、前記カ
    ウンタのリトライ回数を更新して該リトライ回数が前記
    所定のリトライカウント値を超えないとき前記電源装置
    の電源をオフし、前記所定の電源投入時間の経過後に電
    源をオンする再起動処理を行ない、引続き障害が発生す
    る度に前記リトライ回数が前記リトライカウント値を超
    えないとき前記再起動処理を繰返し、前記リトライ回数
    が前記所定のリトライカウント値を超えたとき前記処理
    装置に運転停止を指示し、障害が発生しない場合には、
    前記処理装置に運転開始を指示するように構成されたこ
    とを特徴とする障害回復処理方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の障害回復処理方式におい
    て、前記電源制御装置のメモリに電源オン/オフ抑止フ
    ラグ領域を設け、前記電源制御装置の制御部は、前記処
    理装置に運転開始を指示するとき、前記メモリの電源オ
    ン/オフ抑止フラグ領域に電源オン/オフ抑止フラグを
    セットするようにしたことを特徴とする障害回復処理方
    式。
JP5047469A 1993-02-12 1993-02-12 障害回復処理方式 Pending JPH06242978A (ja)

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JP5047469A JPH06242978A (ja) 1993-02-12 1993-02-12 障害回復処理方式

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JP5047469A JPH06242978A (ja) 1993-02-12 1993-02-12 障害回復処理方式

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JPH06242978A true JPH06242978A (ja) 1994-09-02

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ID=12776015

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JP5047469A Pending JPH06242978A (ja) 1993-02-12 1993-02-12 障害回復処理方式

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100390690B1 (ko) * 2000-01-17 2003-07-10 인터내셔널 비지네스 머신즈 코포레이션 컴퓨터의 전원 제어 방법, 전원 제어 장치 및 컴퓨터
JP2013247706A (ja) * 2012-05-23 2013-12-09 Mitsubishi Electric Corp 電源装置およびディジタル保護リレー装置
JP2015064633A (ja) * 2013-09-24 2015-04-09 日本電気株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

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