JPH06241522A - 排気装置 - Google Patents

排気装置

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JPH06241522A
JPH06241522A JP5033763A JP3376393A JPH06241522A JP H06241522 A JPH06241522 A JP H06241522A JP 5033763 A JP5033763 A JP 5033763A JP 3376393 A JP3376393 A JP 3376393A JP H06241522 A JPH06241522 A JP H06241522A
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noise
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Hitoshi Sakakibara
仁 榊原
Hiroaki Takeyama
博昭 竹山
Takako Takura
香子 田蔵
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】騒音を少なくする。 【構成】フード部2の内部を上下空間に2分し、その境
界部にダクト構造を持つ消音装置5を設置する。ファン
1の吸気口の断面積及び消音装置5のダクト部5aの断
面積よりも上部空間の断面積を大きくする。これによ
り、フード部2の上部空間をいわゆる拡張形消音器の消
音室として機能させ、ファン1の騒音を消音する。ま
た、消音装置5を備えることにより、上部空間の消音機
能と相まって、良好にファン1の騒音を消音する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、騒音低減機能を持つ排
気装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】排気装置としては、レンジで発生する蒸
気や油煙などを排気するために用いられるものがある。
この種の排気装置を図23に示す。この排気装置は、レ
ンジなどの上方に配置され、レンジの発する蒸気や油煙
などをフード部2で捕集し、シロッコファンなどのファ
ン1で蒸気や油煙などを吸い込み、排気ダクト3を介し
て屋外に排出する構造となっている。ここで、フード部
2の内部にはフィルタ4を設け、排気される空気内に含
まれる油分を除去するようになっている。
【0003】この種の排気装置では、ファン1の吸込口
1aの開口で風切り音が発生して騒音を生じる。そこ
で、吸込口1aの開口縁を曲成し、この曲成部1bによ
り風切り音の発生を防止していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の構造
の排気装置では、ファン1の回転速度を上げると、それ
に伴って騒音が大きくなるという問題があった。しか
も、排気ダクト3の長さによっては定在波が発生し、こ
の定在波により排気ダクト3内の圧力が低下し、これに
よりファン1に負担がかかり、さらに騒音が大きくなる
という問題があった。この種の排気装置を家庭用として
用いた場合には、テレビの音が聞こえないくらいの騒音
を発生することがあった。
【0005】本発明は上述の点に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、騒音を少なくすること
ができる排気装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記目的を達成するために、フード部の内部を上下空間に
2分し、その境界部にダクト構造を持つ消音装置を設置
し、フード部の上部空間内にファンを吸気方向を水平方
向として縦置きで配置し、フード部のファンの対向する
面に開閉自在な前面パネルを設け、ファンの吸気口の断
面積及び消音装置のダクト部の断面積よりも上部空間の
断面積を大きくしてある。
【0007】なお、蒸気や油煙などの捕集効率を高める
ために、請求項2に示すように、消音装置はフード部内
の前方部に配置することが好ましい。また、排気装置の
吸込効率を高くするために、請求項3に示すように、フ
ァンの吸気口の断面積よりも消音装置のダクト部の断面
積を大きくすることが好ましい。
【0008】さらに、より消音効果を良くするために、
請求項4に示すようにファンの吸気方向におけるフード
部の対向面に吸音材を取り付けることが好ましい。さら
にまた、消音効果の向上及びダクト部を介して油分が流
下することを防止するために、請求項5に示すように、
上記消音装置のダクト部を上面から突出させてもよい。
【0009】また、消音装置のダクト部で発生する風切
り音を少なくするために、請求項6に示すように、ダク
ト部の吸気側に下方に拡径するテーパ状に形成すること
が好ましい。さらに、消音装置の製造を容易とするため
に、請求項7に示すように、ダクト部を矩形状に形成す
ればよい。
【0010】なお、特に騒音の低周波成分の消音効率を
高めるために、請求項8に示すように、ダクト部内を伝
搬する騒音を収音するマイクと、この収音信号を反転増
幅する反転アンプと、反転増幅された騒音をダクト部内
に放出するスピーカとを消音装置に設け、ダクト内の騒
音を音干渉により消音するアクティブ消音機能を付加
し、少なくともマイク及びスピーカを消音装置の基体内
に収め、マイクに音を入力すると共にスピーカからの音
を出力しダクト部と連通する音通過孔を形成し、音通過
孔とマイク及びスピーカとの間に高周波音を吸収する吸
音材を介装させてもよい。
【0011】ここで、請求項8の発明において、アクテ
ィブ消音機能部の消音動作を安定させるために、請求項
9に示すように、吸音材をマイクとスピーカとの間に介
在させない構造を有することが好ましい。また、請求項
8の発明において、アクティブ消音機能部の消音動作を
効率的に行わせるために、請求項10に示すように、上
記消音装置の基体の少なくともスピーカと対向する面に
音通過孔を介してダクト部に連通する拡張室を形成し、
拡張室内に吸音材を収めることが好ましい。
【0012】さらに、請求項8乃至請求項10のいずれ
かに記載の発明において、音通過孔の風切り音を少なく
するために、請求項11に示すように、上記音通過孔を
ダクト部内の気流の流れ方向に長いスリット状に形成す
ることが好ましい。ここで、請求項8乃至請求項10の
いずれかに記載の発明において、スピーカやマイクある
いは吸音材への油分の付着を防止するために、請求項1
2に示すように、上記スピーカ及びマイクの収納部ある
いは吸音材を収納する収納部を開口を通してダクト部と
連通させ、開口に音を通過し油分を捕集するフィルタを
着脱自在に取り付けてもよい。
【0013】また、請求項8乃至請求項10のいずれか
に記載の発明において、アクティブ消音機能部の消音動
作を安定させるために、請求項13に示すように、スピ
ーカ及びマイクをダクト部に平行な同一面に配設するこ
とが好ましい。さらに、請求項8乃至請求項10のいず
れかに記載の発明において、重量の低減及びコストダウ
ンを図るために、請求項14に示すように、スピーカと
して、ファンが発する騒音で殊に耳障りな低周波音を発
することが可能な最小口径のものを使用することが好ま
しい。
【0014】さらにまた、請求項8乃至請求項10のい
ずれかに記載の発明において、不要にアクティブ消音機
能部を動作させないために、請求項15に示すように、
アクティブ消音機能部をファンの動作に連動させて動作
させてもよい。
【0015】
【作用】請求項1の発明は、上述のようにファンの吸気
口の断面積及び消音装置のダクト部の断面積よりも上部
空間の断面積を大きくすることにより、フード部の上部
空間をいわゆる拡張形消音器の消音室として機能させ、
ファンの騒音を消音する。また、消音装置を備えること
により、上部空間の消音機能と相まって、良好にファン
の騒音を消音する。さらに、フード部の上部空間内にフ
ァンを吸気方向を水平方向として縦置きで配置し、フー
ド部のファンの対向する面に開閉自在な前面パネルを設
けることにより、前面パネルを開けて、ファン及び上部
空間の掃除を容易に行うことを可能とする。
【0016】請求項2に示すように、消音装置をフード
部内の前方部に配置することにより、レンジの前方部で
発生する蒸気や油煙などが消音装置のダクト部位置に立
ち昇るようにしておけば、本発明の対象とする排気装置
は通常壁面に取り付けられるため、レンジの後方部で発
生する蒸気や油煙などは壁面とフード部とで効率的に捕
集することが可能となり、蒸気や油煙などの捕集効率を
高めることが可能となる。
【0017】請求項3に示すように、ファンの吸気口の
断面積よりも消音装置のダクト部の断面積を大きくする
ことにより、ファンの吸気能力を十分に発揮させ、排気
装置の吸込効率を高くすることが可能となる。請求項4
に示すように、ファンの吸気方向におけるフード部の対
向面に吸音材を取り付けると、吸音材でファンからの騒
音を直接に吸音して、ファンで発する騒音を低減でき、
請求項1の消音効果と相まって、より消音効果を良くす
ることを可能とする。
【0018】請求項5に示すように、上記消音装置のダ
クト部を上面から突出させると、ダクト部の長さを長く
して消音効果を向上させることを可能し、また消音装置
の上面に付着する油分がダクト部内に入り込むことを防
止し、ダクト部を介して油分が流下することを防止す
る。請求項6に示すように、ダクト部の吸気側を下方に
拡径するテーパ状に形成すると、ダクト部にスムーズに
空気を流入させ、風切り音を発生を抑える。
【0019】請求項7に示すように、ダクト部を矩形状
に形成すれば、ダクト部の構造が簡単になり、消音装置
を容易に製造することが可能となる。請求項8に示すよ
うに、ダクト部内を伝搬する騒音を収音するマイクと、
この収音信号を反転増幅する反転アンプと、反転増幅さ
れた騒音をダクト部内に放出するスピーカとを消音装置
に設け、ダクト内の騒音を音干渉により消音するアクテ
ィブ消音機能を付加することにより、パッシブタイプの
消音装置では余り良好に消音を行うことができない騒音
の低周波成分を、アクティブ消音機能部により消音し、
さらに消音効率を良くすることが可能となる。また、少
なくともマイク及びスピーカを消音装置の基体内に収め
ることにより、レンジの発する蒸気や油煙などの排出機
能に影響を与えることを防止する。さらに、マイクに音
を入力すると共にスピーカからの音を出力しダクト部と
連通する音通過孔を形成し、音通過孔とマイク及びスピ
ーカとの間に高周波音を吸収する吸音材を介装させるこ
とで、騒音に含まれる高周波成分を吸音材で吸収し、高
周波音がマイクで収音されることを防止し、アクティブ
消音効果が効率的に機能させる。
【0020】請求項8の発明において、請求項9に示す
ように、吸音材をマイクとスピーカとの間に介在させな
い構造を付与することにより、吸音材によるマイクとス
ピーカとの音伝搬において位相遅延を起こすことを防止
し、アクティブ消音動作を安定して行うことを可能とす
る。請求項8または請求項9の発明において、請求項1
0に示すように、上記消音装置の基体の少なくともスピ
ーカと対向する面に音通過孔を介してダクト部に連通す
る拡張室を形成し、拡張室内に吸音材を収めることによ
り、スピーカから発せられる音のダクト部からの反射を
少なくして、アクティブ消音機能部の消音動作を効率的
に行わせることを可能とする。請求項8乃至請求項10
のいずれかに記載の発明において、請求項11に示すよ
うに、上記音通過孔をダクト部内の気流の流れ方向に長
いスリット状に形成することにより、音通過孔の気流の
流れに対する抵抗を少なくして、音通過孔の風切り音を
少なくすることが可能となる。
【0021】請求項8乃至請求項10のいずれかに記載
の発明において、請求項12に示すように、上記スピー
カ及びマイクの収納部あるいは吸音材を収納する収納部
を開口を通してダクト部と連通させ、開口に音を通過し
油分を捕集するフィルタを着脱自在に取り付けることに
より、フィルタでスピーカやマイクあるいは吸音材への
油分の付着を防止することを可能とする。
【0022】請求項8乃至請求項10のいずれかに記載
の発明において、請求項13に示すように、スピーカ及
びマイクをダクト部に平行な同一面に配設することで、
マイク及びスピーカの音伝搬のずれを防止し、アクティ
ブ消音機能部の消音動作を安定させることを可能とす
る。請求項8乃至請求項10のいずれかに記載の発明に
おいて、請求項14に示すように、スピーカとして、フ
ァンが発する騒音で殊に耳障りな低周波音を発すること
が可能な最小口径のものを使用することにより、スピー
カとして重量が軽く且つコストの安いものを使用して、
排気装置の重量の低減及びコストダウンを図ることを可
能とする。
【0023】請求項8乃至請求項10のいずれかに記載
の発明において、請求項15に示すように、アクティブ
消音機能部をファンの動作に連動させて動作させること
により、不要にアクティブ消音機能部を動作させること
を防止する。
【0024】
【実施例】
(実施例1)図1及び図2に基づいて本発明の一実施例
を説明する。本実施例の排気装置では、ファン1を縦置
きとしてフード部2の内部に設置してあり、このファン
1の下方におけるフード部2内に消音装置5を内蔵して
ある。上述のようにフード部2内にファン1を内蔵すれ
ば、排気装置の施工を容易に行うことができる。
【0025】そして、ファン1の前方に対向するフード
部2部分に前面パネル2aを設け、この前面パネル2a
を開閉自在としてある。つまり、前面パネル2aを設け
ることにより、前面パネル2aを開いて、フード部2内
部に付着した油汚れなどを取り除くことができるように
し、ファン1の羽1aを簡単に取り外して、羽1aに被
着した油汚れなども取り除くことができるようにしてあ
る。しかも、ファン1が縦置きであるので、羽1aの取
外しを容易に行える。
【0026】ところで、上述のようにフード部2の内部
の騒音装置5を設けた場合、ファン1で吸い込まれる空
気が必ず消音装置5を通るようにする必要がある。そこ
で、ファン1の下方には、ファン1を設置したフード部
2の上部空間と消音装置5の下方の空間との間の密閉を
保ち、気流や音の漏れが生じないようにするために、パ
ネル6を取り付けてある。なお、このフード部2の上部
空間と下方の空間との間の密閉を保つ構造としては、必
ずしもパネル6を用いた構造のみに限られるものではな
い。
【0027】また、本実施例では、パネル6で分断され
ファン1を設置したフード部2の上部空間の図1(b)
における縦断面積を、ファン1の吸込口1aの断面積に
対して大きく、且つファン1を設置したフード部2の上
部空間の図1(b)における横断面積を、消音装置5の
ダクト部5aの断面積よりも大きくなるように形成して
ある。このようにフード部2の上部空間を形成すれば、
この上部空間がいわゆる拡張形消音器の消音室として働
く。
【0028】ところで、図1(b)に示すように消音装
置5をフード部2の前面側に設置した場合には、その方
向に空スペースができる。そこで、この空スペースに、
照明器具7などを収納することができる。また、消音装
置5がアクティブ消音機能を有するものである場合、そ
の制御回路5bを上記空スペースに設置することができ
る。
【0029】本実施例の場合には、排気装置としては、
レンジなどから発せられる蒸気や油煙をフード部2で捕
集する。ここで、捕集された蒸気や油煙などに含まれる
油分はフィルタ4で除去される。このようにして油分を
除去された空気は、消音装置5を介してファン1により
吸い込まれ、排気ダクト3を通して屋外に排気される。
つまりは、排気装置としての本来の機能は、従来のもの
と同様に行われる。
【0030】上述のように、レンジなどから発せられる
蒸気や油煙を排気するときには、ファン1の回転により
発生する騒音は、消音装置5を通してフード部2の下方
から発せられる。しかし、本実施例の場合には、上述し
たフード部2の上部空間における拡張形消音器の消音室
としての機能と、消音装置5の消音効果により、効果的
に騒音を低減できる。このため、排気ダクト3に定在波
が発生し、ファン1の負担が大きくなり、騒音が大きな
場合にも、実質的に問題とならないレベルまで騒音を低
減することができる。
【0031】ところで、この種の排気装置は、一般的に
は図3に示すように壁9に対して取り付けられる。この
ような設置状況において、フード部2の前面側に消音装
置5を設ける。ここで、消音装置5のダクト部5a位置
がレンジ10の前方部の上になるようにしてある。この
ようにすれば、フード部2の下方に設置され例えばレン
ジ台11等の上に載置されたレンジ10が発する蒸気や
油煙などは、図3中の矢印イ,ロで示すようにフード部
2で捕集されて吸い込まれる。つまりは、レンジ10の
前方部で生じる蒸気や油煙などは、そのままフード部2
の前方に位置する消音装置5のダクト部5aに吸い込ま
れる。また、後方部で生じる蒸気や油煙などは、壁9の
影響を受けて前方に流れる。なお、このように流れるの
が自然であり、図中の破線で矢印ハで示すような流れは
生じない。つまり、広い範囲にわって効果的に蒸気や油
煙などを捕集でき、蒸気や油煙などの捕集効率がアップ
するる。
【0032】また、ファン1の吸気口1bの開口面積S
1 と、消音装置5のダクト部5aの断面積S2 との間に
は、S1 <S2 の関係を持たせることが好ましい。つま
り、消音装置5のダクト部5aの断面積S2 を、ファン
1の吸気口1bの開口面積S 1 よりも大きくすれば、フ
ァン1の吸気能力を十分に発揮させることができ、排気
装置の吸い込み効率を向上させることができる。
【0033】なお、消音装置5が音干渉により消音を行
うアクティブ消音装置である場合、ダクト部5aの断面
積S2 の大きさの上限は、ダクト部5aを通る騒音にお
ける消音周波数音が平面波伝搬を行える大きさとなる。 (実施例2)図5に本発明の他の実施例を示す。本実施
例は基本的には実施例1と同じものであり、本実施例の
特徴とするところは、フード部2の上下空間を2分する
パネル8を用い、消音装置5も着脱自在とした点にあ
る。
【0034】パネル8は、ファン1の下方位置を閉塞す
る実施例1のパネル6に対応する部分と、消音装置5を
収める部分とからなり、この部分には消音装置5の通気
路5aと連通する開口8aを形成してある。なお、パネ
ル8は、開口8aを除いて上下の空間における気流や音
の漏れを防止でき、消音装置5を支持できる構造であれ
ば、その構造は特に限定されるものでない。
【0035】上述のように消音装置5も着脱自在とすれ
ば、消音装置5に付着する油汚れなども取り除くことが
できる。なお、これ以外の騒音の低減効果などは実施例
1と同様に得られることは言うでもない。 (実施例3)図6に本発明のさらに他の実施例を示す。
本実施例は、フード部2の内部で、ファン1の前面に対
応する部分に、グラスウールなどの吸音材13を取り付
けたものである。
【0036】このように吸音材13をフード部2の前面
の内側に取り付けると、ファン1の騒音は、図6(a)
中の矢印イで示すように、直接に吸音材13に当たる。
このため、効率的に騒音を吸収することができる。この
ように吸音材13を設置すると、フード部2の上部空間
の拡張形消音器としての騒音低減効果に、吸音材13の
消音効果が加えられるため、騒音レベルの低下に大きく
寄与する。
【0037】ところで、フード部2の内部では、蒸気や
油煙などは図6(b)中の矢印イで示す流れをとる。つ
まりは、同図中の矢印ロで示す流れをとることはない。
このため、吸音材13への油汚れを殆ど生じない。 (実施例4)図7は本発明の別の実施例であり、本実施
例の特徴とするところは、消音装置5のダクト部5aの
上部を消音装置5の上面から突出させた点にある。
【0038】このようにダクト部5aの上部を消音装置
5の上面から突出させると、ダクト部5aの長さが長く
なり、騒音の減衰効率が高くなり、このため消音装置5
がパッシブタイプである場合に消音効果が向上する。ま
た、アクティブタイプである場合にも消音効果を向上さ
せることができる。さらに、ダクト部5aを消音装置5
の上面から突出させると、消音装置5の上面に付着した
油アなどがダクト部5aに伝わって流れ落ちることを防
止できる。なお、上記ダクト部5aの突出部を取り外せ
るようにすれば、消音装置5の掃除を容易に行うことが
できて好ましい。
【0039】(実施例5)図8は本発明のさらに別の実
施例であり、本実施例の場合にはダクト部5aの下部を
下方に拡径したテーパをつけてある。なお、テーパ部を
図中5cで示す。このようにダクト部5aの下部にテー
パをつけると、ダクト部5aの下端開口で生じる気流の
乱れを少なくして風切り音の発生を少なくすることがで
きる。また、ダクト部5aに流入する気流の流れがスム
ーズになり、排気装置の吸込効率を向上させることがで
きる。殊に、消音装置5がアクティブタイプである場合
に、騒音を収音するピックアップマイクに不要な風切り
音が入ることがなく、アクティブ消音動作を向上させる
ことが可能となる。
【0040】(実施例6)図9は消音装置5のダクト部
5aの形状を断面矩形状としたものであり、消音装置5
の組立加工性を良くした実施例である。なお、この消音
装置5の場合にも、図9(b)に示すようにダクト部5
aの下部をテーパ部5cとすることで、風切り音の発生
を少なくしてある。
【0041】(実施例7)図10は消音装置5における
消音機能をさらに高めたものであり、ダクト部5aの上
部を拡径し、この拡径部5dに吸音材19を取り付け、
拡径部5dには複数の音通過孔5eが形成された固定筒
5fを嵌めて構造としてある。なお、固定筒5fは消音
装置5の基体に一体形成してもよい。
【0042】この消音装置5では、空気の流れに対して
はダクト部5aがストレートであり、従来のものと何等
変わりなく、蒸気や油煙などを流すことができる。但
し、音響的には、音通過孔5eを通して拡径部5dが連
通する形になるので、拡径部5fが音響的な拡張室とし
て働く。しかも、吸音材14でファン1の発する騒音が
吸収される。このため、効果的に騒音を低減できる。
【0043】ここで、ダクト部5aの断面積は、排気装
置の吸込効率を考慮して、ファン1の吸気口1bよりも
大きくする必要がある。ファン1として一般的に用いら
れるシロッコファン1bの代表的なものでは、吸気口1
bはφ180の円形になっている(断面積はπ×(18
0/2)2 )。そこで、ダクト部5aの断面積は1.5
倍にすることが考えられ、この場合にはダクト部5aの
サイズを例えば95×410mm程度とすればよい。な
お、この寸法関係は特に限定されないことは言うでもな
い。
【0044】なお、上述の場合には吸音材14を用いて
あったが、拡径部5dだけでも消音効果を期待できる。 (実施例8)図11は消音装置5としてアクティブタイ
プのものを用いたもので、スピーカ15から消音対象と
なる騒音の周波数帯の干渉音を発し、干渉により騒音を
打ち消して消音を行う。ここで、スピーカ15から発せ
られる上記干渉音は次の平面波条件を満たさなければな
らない。ダクト部5aの形状が矩形であるものでは、平
面波伝搬限界周波数fcと、断面との関係式は、 fc=c/2a[Hz] …(1) 2a:長辺の長さ[m],c:音速(≒340m/s) となり、ダクト部5aの形状が矩形であるものでは、 fc=1.2197×c/2b …(2) b:半径[m] となる。
【0045】そこで、消音したい周波数帯が500Hz
以下であると考えると、ダクト部5aの形状が矩形であ
るものでは、長辺の長さを約340mm以下、円形のもの
では直径を約820mm以下とする必要がある。なお、円
形の方が断面積を大きくする点において有利である。と
ころで、上記実施例7の消音装置5で説明したダクト部
5aのサイズ95×410mmでは平面波条件を十分に満
たさない。このため、ダクト部5aの断面積を小さくす
る必要がある。
【0046】このため、本実施例の場合には、図11
(a),(b)に示すように、ダクト部5aの中間を仕
切板16で仕切ってある。このようにすれば、断面積が
95×205mmとなり、上記平面波条件を十分に満足さ
せることができる。図12(a),(b)は矩形と円形
のダクト部5aの夫々の両側にスピーカ15を取付板1
7で取り付けた状態を示す。両者を比較すると、矩形で
ある方が組立加工が容易であることが分かる。また、ス
ピーカ15の前面に設けられ、スピーカ15に油が付着
することを防止するフィルタ(図示せず)も矩形の方が
着脱が容易であり、掃除しやすく実用面で有利である。
【0047】図13(a)に消音装置5にアクティブ消
音機能を付加した場合の具体構成を示す。この消音装置
5は、ダクト部5a内の騒音を収音するマイク20と、
マイク20で収音した騒音を反転増幅する反転アンプ2
1と、反転アンプ21で反転増幅された騒音をダクト部
5a内に発するスピーカ15とを設けてある。このアク
ティブ消音機能部の消音方式は、音響コンダクタンスに
より騒音音圧を低減するもので、AAC(Active Aco
ustic Condactance)と呼ばれる方式である。この種の
アクティブ消音機能部は、パッシブタイプの消音装置で
は消すことが困難な低周波騒音を有効に消音でき、逆に
高周波騒音に対しては音干渉が難しく、消音効果が低い
という特徴を持つ。
【0048】上記アクティブ消音機能部では、ダクト部
5a内の騒音の収音及びスピーカ15からの反転増幅し
た騒音の放出を行うために、ダクト部5aには音通過孔
23を設けてある。そして、スピーカ15を取付板17
を用いて取り付け、取付板17を介在させたスピーカ1
5の近傍にマイク20を配置し、マイク20及びスピー
カ15と音通過孔23との間にグラスウールなどからな
る吸音材22を介装してある。
【0049】ここで、吸音材22を設けてあるのは、マ
イク20で高周波騒音が収音されることを防止するため
である。この点をさらに詳述する。騒音は、低周波から
高周波までの広い周波数帯にまたがる。上記吸音材22
が無い場合には、マイク20で低周波音だけでなく、高
周波音も収音される。この場合に高周波音を反転増幅し
た高周波音をスピーカ15から発生させると、この高周
波音を干渉で打ち消すことは難しく、逆に騒音を増加さ
せる恐れがある。
【0050】そこで、上述のように吸音材22を介装し
てマイク20で高周波音が収音されることを防止して、
効果的に騒音の消音を行うことができる。なお、このよ
うにすれば、ハウリング防止機能にも役立つ。さらに、
吸音材22はダクト部5aを通る熱気流からスピーカ1
5を保護する効果も期待できる。ところで、図13
(b)では同図(a)に示す吸音材22の厚さを薄くし
たものである。図13(a)に示すように吸音材22の
厚みが厚いと、マイク20とスピーカ15との間に吸音
材22が介在し、両者間の伝達特性に位相遅れを生じ、
これによりアクティブ消音動作に悪影響を与える恐れが
ある。そこで、図13(b)では、吸音材22がマイク
20とスピーカ15との間に介在しないようにしたもの
である。なお、上述のように吸音材22を薄くする以外
に、その他の方法を用いて、マイク20とスピーカ15
との間に吸音材22が介在しないようにしてもよいこと
は言うでもない。
【0051】図14にさらに別の消音装置5を示す。こ
の消音装置5では、ダクト部5aが断面矩形状であり、
スピーカ15と対向する面にグラスウールなどからなる
吸音材24を配置したものである。なお、吸音材24及
びスピーカ15の収納部は、音通過孔23を介してダク
ト部5aに連通させてある。このように吸音材24をス
ピーカ15の対向する面に配置すると、スピーカ15か
ら放出された干渉音のダクト部5aの対向面による反射
を抑えることができ、反射音による悪影響を除去して、
消音効果を向上させることができる。また、吸音材24
がスピーカ15から発せられる音に含まれた高周波音を
吸収することによっても、消音動作が安定する。さら
に、気流から見ると、ダクト部5aはストレートである
が、音響的には、吸音材24を収めた部分が拡張室とし
て機能し、拡張形の消音器としての消音効果も得ること
ができる。
【0052】図15はダクト部5aの断面積が平面波条
件を満足しない大きさである場合に、仕切板16でダク
ト部5aを仕切った場合を示す。図16(a)は図14
及び図15のアクティブタイプの消音装置5の詳細な構
成を示すもので、同図(b)に音通過孔23を示す。こ
こで、音通過孔23は、気流の流れに対して平行なスリ
ットで形成してある。つまりは、上下方向に長いスリッ
ト23aとしてある。このようにすれば、音通過孔23
の開口縁で発生する風切り音を少なくすることができ、
アクティブ消音機能部の消音動作を安定させることがで
きる。なお、音通過孔23により、スピーカ15とダク
ト部5aとの間の音響的なインピーダンスマッチングを
とる働きも持つものである。
【0053】ところで、上述した音通過孔23は消音装
置5の基体に直接に形成したものであったが、図17
(a)に示すように、消音装置5の基体には単に開口2
5を形成し、この開口に網目状のフィルタ26を着脱自
在に取り付けてもよい。ここで、フィルタ26として
は、油分捕集用の金属製のグリスフィルタを用いてあ
る。但し、その他のフィルタであってもよい。つまり
は、本実施例ではフィルタ26に音通過孔23の役割を
持たせたものであり、同時にスピーカ15や吸音材24
への油分付着の防止機能を兼ね備えている。ここで、フ
ィルタ26を簡単に取外できるようにすれば、掃除性が
向上する。
【0054】なお、図17(b)はスピーカ15側にも
吸音材22を備える場合に、上述した構造を適用したも
のである。図18はスピーカ15及びマイク20の取付
構造を示す図であり、スピーカ15は取付板17の開口
17aが形成された部分の背面側に取り付けられ、マイ
ク20は取付板17に嵌め込んで取り付けられている。
なお、マイク20の回りには防振ゴム27を被嵌して、
スピーカ15の振動をマイク20が拾わないようにして
ある。図19(a)がマイク20に防振ゴム27を嵌め
た状態、同図(b)はマイク20と防振ゴム27とを個
別に示してある。
【0055】ここで、図18に示すように、マイク20
をスピーカ15の近傍に配置することにより、マイク2
0とスピーカ15との間の位相遅れが抑えられ、消音効
果を向上させることができ、ハウリングの防止にもつな
がり、安定した消音動作を行わせることを期待できる。
また、同じ取付板17にマイク20とスピーカ15とを
取り付けるので、製作も容易となるという利点もある。
【0056】なお、図20に示す構造の防振ゴム28を
用い、マイク20を取付板17から浮かせて取り付け、
マイク20の防振対策を強化してもよい。ところで、図
21(a)に示すようにスピーカ15として直径160
mmのものを使用した場合、その消音効果は同図(b)に
示すように約100〜400Hz位の周波数帯で現れ
る。ここで、さらに直径の大きなスピーカ15を使用す
ると、よりスピーカ15自体の低周波特性が良くなるこ
とにより、100Hz以下の周波数帯でも消音効果が得
られるようになる。つまりは、直径が大きなスピーカ1
5を用いるほど、良好な消音効果を期待することができ
る。
【0057】しかしながら、直径の大きなスピーカ15
は、重量が非常に増えるため、消音装置の大重量化につ
ながり、コストアップともなるので、実用上好ましくな
い。図21(c)に示す直径80mmのスピーカ15を使
用した場合の消音特性を同図(d)に示す。直径80mm
のスピーカ15を使用した場合を、直径160mmのスピ
ーカ15を使用した場合と比較すると、100Hz付近
の消音量が小さくなっている。
【0058】しかしながら、ファン1から発せられる騒
音に関しては、直径80mmのスピーカ15でも十分な消
音効果が得られ、聴覚上は直径160mmのスピーカ15
との差異は殆ど認められなかった。つまりは、レンジの
発する蒸気や油煙などをファン1を用いて排気する排気
装置の場合には、直径80mmのスピーカ15で十分であ
る。しかも、このような小型スピーカ15を用いること
により、大幅な重量の低減とコストダウンを図ることが
できる。すなわち、必要以上の低周波域までの消音機能
を削除することにより、より実用的な消音装置5とする
ことができる。なお、スピーカ15の直径は80mmのも
のに限定されるわけでなく、消音が必要な周波数帯のレ
ベルをある程度十分に低減できれば、使用するスピーカ
15の直径は80mmに限定されるわけではない。例えば
120mm以下のスピーカ15であれば使用できる。
【0059】(実施例9)図22に本発明のさらに他の
実施例を示す。本実施例では、ファン1の操作を行う操
作部28の動作スイッチ29のオン,オフに連動して、
反転アンプ21の増幅率を調節する構成としたものであ
る。つまりは、ファン1の動作が停止されているときに
は、操作部1の内蔵する制御部(図示せず)で、反転ア
ンプ21のゲインを0として、実質的にアクティブ消音
機能部の動作を停止させる。そして、ファン1が動作し
ているときのみ、アクティブタイプの消音装置5の動作
を行わせる。なお、反転アンプ21への電源の供給を停
止して、アクティブ消音機能部の動作を停止させるよう
にしてもよい。
【0060】このようにすれば、排気装置の使用時以外
には、アクティブ消音動作を停止させ、不慮のハウリン
グが生じることを防止することができ、またスピーカ1
5の寿命を長くできる効果を期待できる。ところで、フ
ァン1の騒音は、強運転時に大きくなるので、強運転ス
イッチ28cの操作に連動させて、アクティブ消音機能
部を動作させるようにしてもよい。なお、ファン1の弱
運転及び中運転にはスイッチ8a,28bで切り替える
ことができる。
【0061】また、上述した図8、図9、図13乃至図
18、及び図21で説明した構成に関しては、上述した
フード付排気装置以外のものにおいても応用できる可能
性がある。
【0062】
【発明の効果】請求項1の発明は上述のように、ファン
の吸気口の断面積及び消音装置のダクト部の断面積より
も上部空間の断面積を大きくしてあるので、フード部の
上部空間がいわゆる拡張形消音器の消音室として機能さ
せ、ファンの騒音を消音することができる。また、消音
装置を備えているので、上部空間の消音機能と相まっ
て、良好にファンの騒音を消音することができる。さら
に、フード部の上部空間内にファンを吸気方向を水平方
向として縦置きで配置し、フード部のファンの対向する
面に開閉自在な前面パネルを設けてあるので、前面パネ
ルを開けて、ファン及び上部空間の掃除を容易に行うこ
とができる。
【0063】請求項2に示すように、消音装置をフード
部内の前方部に配置すると、レンジの前方部で発生する
蒸気や油煙などが消音装置のダクト部位置に立ち昇るよ
うにしておけば、本発明の対象とする排気装置は通常壁
面に取り付けられるため、レンジの後方部で発生する蒸
気や油煙などは壁面とフード部とで効率的に捕集するこ
とができ、このため蒸気や油煙などの捕集効率を高める
ことができる。
【0064】請求項3に示すように、ファンの吸気口の
断面積よりも消音装置のダクト部の断面積を大きくする
と、ファンの吸気能力を十分に発揮させ、排気装置の吸
込効率を高くすることができる。請求項4に示すよう
に、ファンの吸気方向におけるフード部の対向面に吸音
材を取り付けると、吸音材でファンからの騒音を直接に
吸音して、ファンで発する騒音を低減でき、請求項1の
消音効果と相まって、より消音効果を良くすることがで
きる。
【0065】請求項5に示すように、上記消音装置のダ
クト部を上面から突出させると、ダクト部の長さを長く
して消音効果を向上させることができ、また消音装置の
上面に付着する油分がダクト部内に入り込むことを防止
でき、ダクト部を介して油分が流下することを防止する
ことができる。請求項6に示すように、ダクト部の吸気
側を下方に拡径するテーパ状に形成すると、ダクト部に
スムーズに空気を流入させることができ、風切り音を発
生を少なくすることができる。
【0066】請求項7に示すように、ダクト部を矩形状
に形成すれば、ダクト部の構造が簡単になり、消音装置
を容易に製造することができる。請求項8に示すよう
に、ダクト部内を伝搬する騒音を収音するマイクと、こ
の収音信号を反転増幅する反転アンプと、反転増幅され
た騒音をダクト部内に放出するスピーカとを消音装置に
設け、ダクト内の騒音を音干渉により消音するアクティ
ブ消音機能を付加してあるので、パッシブタイプの消音
装置では余り良好に消音を行うことができない騒音の低
周波成分を、アクティブ消音機能部により消音し、さら
に消音効率を良くすることができる。また、少なくとも
マイク及びスピーカを消音装置の基体内に収めてあるの
で、レンジの発する蒸気や油煙などの排出機能に影響を
与えることがない。さらに、マイクに音を入力すると共
にスピーカからの音を出力しダクト部と連通する音通過
孔を形成し、音通過孔とマイク及びスピーカとの間に高
周波音を吸収する吸音材を介装させているので、騒音に
含まれる高周波成分を吸音材で吸収し、高周波音がマイ
クで収音されることを防止でき、アクティブ消音効果を
効率的に機能させることができる。請求項8の発明にお
いて、請求項9に示すように、吸音材をマイクとスピー
カとの間に介在させない構造を付与することにより、吸
音材によるマイクとスピーカとの音伝搬において位相遅
延を起こすことを防止でき、アクティブ消音動作を安定
して働かせることができる。
【0067】請求項8の発明において、請求項10に示
すように、上記消音装置の基体の少なくともスピーカと
対向する面に音通過孔を介してダクト部に連通する拡張
室を形成し、拡張室内に吸音材を収めることにより、ス
ピーカからの発せられる音のダクト部からの反射を少な
くでき、アクティブ消音機能部の消音動作を効率的に行
わせることが可能となる。
【0068】請求項8乃至請求項10のいずれかに記載
の発明において、請求項11に示すように、上記音通過
孔をダクト部内の気流の流れ方向に長いスリット状に形
成することにより、音通過孔の気流の流れに対する抵抗
を少なくなり、音通過孔の風切り音を少なくできる。請
求項8乃至請求項10のいずれかに記載の発明におい
て、請求項12に示すように、上記スピーカ及びマイク
の収納部あるいは吸音材を収納する収納部を開口を通し
てダクト部と連通させ、開口に音を通過し油分を捕集す
るフィルタを着脱自在に取り付けることにより、フィル
タでスピーカやマイクあるいは吸音材への油分の付着を
防止することができる。なお、フィルタが開口に着脱自
在に取り付けてあるので、フィルタの取替えを行える。
【0069】請求項8乃至請求項10のいずれかに記載
の発明において、請求項13に示すように、スピーカ及
びマイクをダクト部に平行な同一面に配設することで、
マイク及びスピーカの音伝搬のずれを防止でき、アクテ
ィブ消音機能部の消音動作を安定させることができる。
請求項8乃至請求項10のいずれかに記載の発明におい
て、請求項14に示すように、スピーカとして、ファン
が発する騒音で殊に耳障りな低周波音を発することが可
能な最小口径のものを使用することにより、スピーカと
して重量が軽く且つコストの安いものを使用し、排気装
置の重量を低減することができ、コストダウンを図るこ
とができる。
【0070】請求項8乃至請求項10のいずれかに記載
の発明において、請求項15に示すように、アクティブ
消音機能部をファンの動作に連動させて動作させること
により、不要にアクティブ消音機能部を動作させること
を防止できる。これにより、ハウリングを発生を防止
し、スピーカの寿命を長くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b)は本発明の一実施例の構造を示
す透視斜視図及び断面図である。
【図2】ファンの掃除を行う方法の説明図である。
【図3】レンジから発せられる蒸気や油煙などの吸い込
み状態を示す説明図である。
【図4】ファンの吸気口の断面積と消音装置のダクト部
の断面積との関係を示す説明図である。
【図5】消音装置を着脱自在とした場合の実施例の構造
を示す説明図である。
【図6】(a),(b)はさらに他の実施例の構造及び
効果の説明図である。
【図7】別の実施例の断面図である。
【図8】さらに別の実施例の断面図である。
【図9】(a),(b)は他の実施例の透視斜視図、消
音装置の断面図である。
【図10】別構造の消音装置を示す断面図である。
【図11】(a)〜(c)はさらに他の実施例の透視斜
視図、消音装置の平面図及び消音装置の正面図である。
【図12】(a),(b)は断面が矩形と円形のダクト
部を有する消音装置へのスピーカの取付状態を示す説明
図である。
【図13】(a),(b)は夫々アクティブタイプの消
音装置の構造を示す説明図である。
【図14】(a),(b)は別の構造のアクティブタイ
プの消音装置の構造を示す正面図及び平面図である。
【図15】ダクト部を仕切板で2分割したアクティブタ
イプの消音装置の構造を示す平面図である。
【図16】図14及び図15のアクティブタイプの消音
装置の具体構成図、及び音通過孔の具体構造を示す部分
正面図である。
【図17】(a),(b)は夫々スピーカ側に吸音材を
備えない場合と備える場合とにおける要部構造を示す平
面図である。
【図18】(a),(b)はスピーカ及びマイクの取付
板への取付状態を示す正面図及び側面断面図である。
【図19】(a)はマイクに防振ゴムを取り付けた状態
を示す斜視図、(b)はマイク及び防振ゴムを個別に示
す斜視図である。
【図20】別の方法でスピーカ及びマイクの取付板への
取付状態を示す側面断面図である。
【図21】(a)は大型のスピーカを設けた取付板の正
面図、(b)は(a)の消音特性を示す特性図、(c)
は小型のスピーカを設けた取付板の正面図、(d)は
(c)の消音特性を示す特性図である。
【図22】制御部を備える排気装置の構成を示す説明図
である。
【図23】従来の排気装置の構造を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ファン 1b 吸気口 2 フード部 2a 前面パネル 3 排気ダクト 5 消音装置 5a ダクト部 5c テーパ部 9 壁 13 吸音材 15 スピーカ 20 マイク 21 反転アンプ 22,24 吸音材 23 音通過孔 25 開口 26 フィルタ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】この種の排気装置では、ファン1の吸込口
1aの開口で風切り音が発生して騒音を生じる。そこ
で、吸込口1aの開口縁を曲成し、この曲成部1cによ
り風切り音の発生を防止していた。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】請求項8乃至請求項10のいずれかに記載
の発明において、請求項13に示すように、スピーカ及
びマイクをダクト部に平行な同一面に配設することで、
マイクとスピーカとの音伝搬における位相遅延を防止
し、アクティブ消音機能部の消音動作を安定させること
を可能とする。請求項8乃至請求項10のいずれかに記
載の発明において、請求項14に示すように、スピーカ
として、ファンが発する騒音で殊に耳障りな低周波音を
発することが可能な最小口径のものを使用することによ
り、スピーカとして重量が軽く且つコストの安いものを
使用して、排気装置の重量の低減及びコストダウンを図
ることを可能とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】ところで、上述のようにフード部2の内部
消音装置5を設けた場合、ファン1で吸い込まれる空
気が必ず消音装置5を通るようにする必要がある。そこ
で、ファン1の下方には、ファン1を設置したフード部
2の上部空間と消音装置5の下方の空間との間の密閉を
保ち、気流や音の漏れが生じないようにするために、パ
ネル6を取り付けてある。なお、このフード部2の上部
空間と下方の空間との間の密閉を保つ構造としては、必
ずしもパネル6を用いた構造のみに限られるものではな
い。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】また、本実施例では、パネル6で分断され
ファン1を設置したフード部2の上部空間の図1(b)
における縦断面積を、ファン1の吸込口1bの断面積に
対して大きく、且つファン1を設置したフード部2の上
部空間の図1(b)における横断面積を、消音装置5の
ダクト部5aの断面積よりも大きくなるように形成して
ある。このようにフード部2の上部空間を形成すれば、
この上部空間がいわゆる拡張形消音器の消音室として働
く。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】(実施例7)図10は消音装置5における
消音機能をさらに高めたものであり、ダクト部5aの上
部を拡径し、この拡径部5dに吸音材14を取り付け、
拡径部5dには複数の音通過孔5eが形成された固定筒
5fを嵌めて構造としてある。なお、固定筒5fは消音
装置5の基体に一体形成してもよい。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】そこで、アクティブ消音を十分に行うため
には、fc=1500Hz程度にする必要があること
が、実験的に確かめられており、これによりダクト部5
aの形状が矩形であるものでは、長辺の長さを約220
mm以下、円形のものでは直径を約270mm以下とする必
要がある。なお、円形の方が断面積を大きくする点にお
いて有利である。ところで、上記実施例7の消音装置5
で説明したダクト部5aのサイズ95×410mmでは平
面波条件を十分に満たさない。このため、ダクト部5a
長辺を小さくする必要がある。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】このため、本実施例の場合には、図11
(a),(b)に示すように、ダクト部5aの中間を仕
切板16で仕切ってある。このようにすれば、断面積が
95×205mmとなり、上記平面波条件を十分に満足さ
せることができる。図12は円形ダクトのアクティブ消
音装置で、円形のダクト部5aの両側にスピーカ15を
取付板17で取り付けた状態を示す。図11の矩形ダク
トのアクティブ消音装置と比較すると、矩形である方が
組立加工が容易であることが分かる。また、スピーカ1
5の前面に設けられ、スピーカ15に油が付着すること
を防止するフィルタ(図示せず)も矩形の方が着脱が容
易であり、掃除しやすく実用面で有利である。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0047
【補正方法】変更
【補正内容】
【0047】図13(a)に消音装置5にアクティブ消
音機能を付加した場合の具体構成を示す。この消音装置
5は、ダクト部5a内の騒音を収音するマイク20と、
マイク20で収音した騒音を反転増幅する反転アンプ2
1と、反転アンプ21で反転増幅された騒音をダクト部
5a内に発するスピーカ15とを設けてある。このアク
ティブ消音機能部の消音方式は、音響コンダクタンスに
より騒音音圧を低減するもので、AAC(Active Aco
ustic Conductance)と呼ばれる方式である。この種の
アクティブ消音機能部は、パッシブタイプの消音装置で
は消すことが困難な低周波騒音を有効に消音でき、逆に
高周波騒音に対しては音干渉が難しく、消音効果が低い
という特徴を持つ。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0059
【補正方法】変更
【補正内容】
【0059】(実施例9)図22に本発明のさらに他の
実施例を示す。本実施例では、ファン1の操作を行う操
作部29の動作スイッチ30のオン,オフに連動して、
反転アンプ21の増幅率を調節する構成としたものであ
る。つまりは、ファン1の動作が停止されているときに
は、操作部1の内蔵する制御部(図示せず)で、反転ア
ンプ21のゲインを0として、実質的にアクティブ消音
機能部の動作を停止させる。そして、ファン1が動作し
ているときのみ、アクティブタイプの消音装置5の動作
を行わせる。なお、反転アンプ21への電源の供給を停
止して、アクティブ消音機能部の動作を停止させるよう
にしてもよい。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0060
【補正方法】変更
【補正内容】
【0060】このようにすれば、排気装置の使用時以外
には、アクティブ消音動作を停止させ、不慮のハウリン
グが生じることを防止することができ、またスピーカ1
5の寿命を長くできる効果を期待できる。ところで、フ
ァン1の騒音は、強運転時に大きくなるので、強運転ス
イッチ29cの操作に連動させて、アクティブ消音機能
部を動作させるようにしてもよい。なお、ファン1の弱
運転及び中運転にはスイッチ29a,29bで切り替え
ることができる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0069
【補正方法】変更
【補正内容】
【0069】請求項8乃至請求項10のいずれかに記載
の発明において、請求項13に示すように、スピーカ及
びマイクをダクト部に平行な同一面に配設することで、
マイクとスピーカとの音伝搬における位相遅延を防止で
き、アクティブ消音機能部の消音動作を安定させること
ができる。請求項8乃至請求項10のいずれかに記載の
発明において、請求項14に示すように、スピーカとし
て、ファンが発する騒音で殊に耳障りな低周波音を発す
ることが可能な最小口径のものを使用することにより、
スピーカとして重量が軽く且つコストの安いものを使用
し、排気装置の重量を低減することができ、コストダウ
ンを図ることができる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】(a),(b)は円形のダクト部を有する消
音装置へのスピーカの取付状態を示す正面図及び平面図
である。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図17
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17】(a),(b)は夫々スピーカ側に吸音材を
備えない場合と備える場合とにおける要部構造を示す
面図である。
【手続補正14】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図20
【補正方法】変更
【補正内容】
【図20】
【手続補正15】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図22
【補正方法】変更
【補正内容】
【図22】
【手続補正16】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図23
【補正方法】変更
【補正内容】
【図23】

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンジなどの上方に配置されるフード部
    でレンジの発する蒸気や油煙などを捕集すると共に、シ
    ロッコファンなどのファンでフード部を通して蒸気や油
    煙などを吸い込み、排気ダクトを介して屋外に排気する
    排気装置において、フード部の内部を上下空間に2分
    し、その境界部にダクト構造を持つ消音装置を設置し、
    フード部の上部空間内にファンを吸気方向を水平方向と
    して縦置きで配置し、フード部のファンの対向する面に
    開閉自在な前面パネルを設け、ファンの吸気口の断面積
    及び消音装置のダクト部の断面積よりも上部空間の断面
    積を大きくして成ることを特徴とする排気装置。
  2. 【請求項2】 上記消音装置をフード部内の前方部に配
    置して成ることを特徴とする請求項1記載の排気装置。
  3. 【請求項3】 上記ファンの吸気口の断面積よりも消音
    装置のダクト部の断面積を大きくして成ることを特徴と
    する請求項1記載の排気装置。
  4. 【請求項4】 上記ファンの吸気方向におけるフード部
    の対向面に吸音材を取り付けて成ることを特徴とする請
    求項1記載の排気装置。
  5. 【請求項5】 上記消音装置のダクト部を上面から突出
    させて成ることを特徴とする請求項1記載の排気装置。
  6. 【請求項6】 上記ダクト部の吸気側を下方に拡径する
    テーパ状に形成して成る請求項1記載の排気装置。
  7. 【請求項7】 上記ダクト部を矩形状に形成して成るこ
    とを特徴とする請求項1記載または請求項6記載の排気
    装置。
  8. 【請求項8】 上記ダクト部内を伝搬する騒音を収音す
    るマイクと、この収音信号を反転増幅する反転アンプ
    と、反転増幅された騒音をダクト部内に放出するスピー
    カとを消音装置に設け、ダクト内の騒音を音干渉により
    消音するアクティブ消音機能を付加し、少なくともマイ
    ク及びスピーカを消音装置の基体内に収め、マイクに音
    を入力すると共にスピーカからの音を出力しダクト部と
    連通する音通過孔を形成し、音通過孔とマイク及びスピ
    ーカとの間に高周波音を吸収する吸音材を介装させて成
    ることを特徴とする請求項1または請求項7記載の排気
    装置。
  9. 【請求項9】 上記吸音材をマイクとスピーカとの間に
    介在させない構造を有することを特徴とする請求項8記
    載の排気装置。
  10. 【請求項10】 上記消音装置の基体の少なくともスピ
    ーカと対向する面に音通過孔を介してダクト部に連通す
    る拡張室を形成し、拡張室内に吸音材を収めて成ること
    を特徴とする請求項8または請求項9記載の排気装置。
  11. 【請求項11】 上記音通過孔をダクト部内の気流の流
    れ方向に長いスリット状に形成して成ることを特徴とす
    る請求項8乃至請求項10のいずれかに記載の排気装
    置。
  12. 【請求項12】 上記スピーカ及びマイクの収納部ある
    いは吸音材を収納する収納部を開口を通してダクト部と
    連通させ、開口に音を通過するフィルタを着脱自在に取
    り付けて成ることを特徴とする請求項8乃至請求項10
    のいずれかに記載の排気装置。
  13. 【請求項13】 上記スピーカ及びマイクをダクト部に
    平行な同一面に配設して成ることを特徴とする請求項8
    乃至請求項10のいずれかに記載の排気装置。
  14. 【請求項14】 上記スピーカとして、ファンが発する
    騒音で殊に耳障りな低周波音を発することが可能な最小
    口径のものを使用して成ることを特徴とする請求項8乃
    至請求項10のいずれかに記載の排気装置。
  15. 【請求項15】 上記アクティブ消音機能部をファンの
    動作に連動させて動作させて成ることを特徴とする請求
    項8乃至請求項10のいずれかに記載の排気装置。
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