JPH06241075A - 自動変速装置 - Google Patents

自動変速装置

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JPH06241075A
JPH06241075A JP5136793A JP5136793A JPH06241075A JP H06241075 A JPH06241075 A JP H06241075A JP 5136793 A JP5136793 A JP 5136793A JP 5136793 A JP5136793 A JP 5136793A JP H06241075 A JPH06241075 A JP H06241075A
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JP
Japan
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exhaust
engine
exhaust valve
automatic transmission
gear
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JP5136793A
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English (en)
Inventor
Koji Harada
浩二 原田
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Hino Motors Ltd
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Hino Motors Ltd
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 排気弁開放制御式エキゾーストブレーキ装置
を用いることにより、自動変速装置のシフトアップ時に
エンジンの回転数をギヤチェンジに最適な回転数まで急
速に減速させて、メインギヤの回転速度とアウトプット
シャフトの回転速度とを短時間で同期させて変速操作を
滑らかにかつ極めて短時間で行うことができるようにし
て軽快な運転を可能とする。 【構成】 排気弁開放制御式エキゾーストブレーキ装置
を用いて自動変速装置のシフトアップ時にエンジンの圧
縮行程の終期から排気行程までの期間エンジンの排気弁
を開放することによりエンジン自体の制動力を大きくし
てエンジンの回転数を急速に減速させるようにした構成
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速装置に係り、
特に排気弁開放制御式エキゾーストブレーキ装置(いわ
ゆるジャコブスブレーキ装置のことを本願明細書ではこ
のように呼ぶこととする。)を用いることにより、自動
変速装置のシフトアップ時にエンジンの回転数をギヤチ
ェンジに最適な回転数まで急速に減速させて、変速操作
を滑らかにかつ極めて短時間で行うことができるように
し、とりわけターボエンジン付車輛等に好適な自動変速
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車輛の変速装置のギヤを変速する
際には、クラッチを操作してトランスミッションとエン
ジンとの接続を遮断した後、変速操作が行われるが、自
動変速式トランスミッションとしては、手動変速式トラ
ンスミッションを流体圧シリンダを採用したアクチュエ
ータにより自動変速化した自動変速式トランスミッショ
ン等が採用され、トルクコンバータを用いないことによ
り燃費の向上と出力のロスを低くしながら運転操作性を
飛躍的に向上させたトランスミッションが実用化されて
いる。
【0003】しかしこの種の自動変速式トランスミッシ
ョンにおいては、機械式クラッチを採用しているものが
主流であり、この形式のものでは、変速操作に当たって
はその都度該クラッチの断接を行わなければならない。
【0004】そこで変速操作に先立ってクラッチを切っ
た場合、クラッチディスク以下の各回転部材はその慣性
により惰性回転するため、インプットシャフト、インプ
ットギヤ、カウンタギヤ、カウンタシャフト及び該カウ
ンタシャフトに固定された変速用のメインギヤは共に惰
性回転することになる。
【0005】またクラッチが完全に切れない場合、いわ
ゆるクラッチの引きずりが生じるが、この場合にもカウ
ンタシャフト等は、運転者の意志に反してある程度の速
度で回転をし続けることになる。
【0006】一方トランスミッションのギヤ入れ及びギ
ヤ抜きを円滑に行わせるためには、アウトプットシャフ
トとメインギヤとの回転速度を同期させた状態で変速操
作することが必要である。
【0007】即ち、ギヤのシフトアップ時には、次に接
続されるメインギヤの回転速度はアウトプットシャフト
の回転速度よりも常に速いから、変速に先立ってメイン
ギヤの回転速度を減速させる必要があり、また逆にギヤ
のシフトダウン時には、次に接続されるメインギヤの回
転速度はアウトプットシャフトの回転速度よりも常に遅
いから、変速に先立ってメインギヤの回転速度を増速さ
せる必要がある。
【0008】メインギヤの回転速度を減速又は増速させ
るために、従来はダブルクラッチ操作を行わせたり、シ
ンクロナイザリングの円錐形状内径をメインギヤの円錐
部に接触させて該円錐部の摩擦力によってメインギヤの
回転速度とアウトプットシャフトの回転速度とを同期さ
せた後、該ギヤの噛み合せを行わせる、いわゆるシンク
ロメッシュ機構を用いて変速操作を行わせていた。
【0009】しかし該従来の同期方法や装置によると、
メインギヤの回転速度とアウトプットシャフトの回転速
度の同期に要する時間が長くかかり、運転者の意志と多
少ずれたタイミングでの変速となることがあり、軽快な
運転性能を確保する上で改良の余地があった。
【0010】またギヤのシフトアップ時のメインギヤの
回転速度の急減速には、いわゆるエキゾーストブレーキ
を作動させることも行われているが、高出力化のために
ターボチャージャが装着されたいわゆるターボエンジン
付車輛等にあってはエキゾーストブレーキによる減速で
は、排気管が閉じられる結果、排気弁は常に閉じられた
と同じ状態となるので、圧縮行程で圧縮された空気は燃
料噴射により通常通り爆発行程で燃料と共に爆発して仕
事をするほかに、排気行程で圧縮された空気が吸入行程
で爆発なしに膨張して仕事をしてしまうため、制動効果
はさほど大きくない欠点があり、メインギヤの回転数の
減速が十分でなく、短時間で滑らかに変速操作を行うに
は不十分であった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は,上記した従
来技術の欠点を除くためになされたものであって、その
目的とするところは、排気弁開放制御式エキゾーストブ
レーキ装置を用いることにより、自動変速装置のシフト
アップ時に、エンジンの圧縮行程の終期から排気行程ま
での間、該エンジンの排気弁を開放することにより、圧
縮行程で圧縮された空気はその直後に排気されてしまっ
て爆発による仕事をしないようにすると共に、爆発行程
では排気弁からの空気の吸入抵抗をも制動に有効利用
し、また排気行程では排気弁からの空気の流出抵抗を制
動に利用し、エンジン自体の制動力を通常のエキゾース
トブレーキに比べて格段に強くし、エンジンの回転数を
急速に減速させることができるようにすることであり、
またこれによってメインギヤの回転速度を急減速させて
メインギヤの回転速度とアウトプットシャフトの回転速
度とを短時間で同期できるようにして運転者の意志通り
に変速操作を行うことができるようにし、軽快な運転を
可能とすることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】要するに本発明は、コン
スタントメッシュギヤ式変速装置の変速を自動化した自
動変速装置において、通常時には排気行程のみで開放さ
れてシリンダ内の排気ガスを排気する排気弁を備えたエ
ンジンの圧縮行程の終期から排気行程までの期間前記排
気弁を開放して前記エンジンの回転に制動力を作用させ
るように構成された排気弁開放制御式エキゾーストブレ
ーキ装置と、自動変速装置のシフトアップ時に噛み合わ
せるべきギヤの最適回転数を演算すると共に前記エンジ
ンの回転数を検出して該エンジンの回転数が前記ギヤの
最適回転数よりも大きいとき前記排気弁開放制御式エキ
ゾーストブレーキ装置に作動信号を送出して作動させ前
記エンジンの回転数を急速に減速させるように制御する
制御装置とを備えたことを特徴とするものである。
【0013】
【実施例】以下本発明を図面に示す実施例に基いて説明
する。図1から図3において、本発明に係る自動変速装
置1は、排気弁開放制御式エキゾーストブレーキ装置2
と、制御装置3とを備えている。
【0014】自動変速装置1の全体構成は、エンジン
4、トランスミッション5及び該エンジン4、トランス
ミッション5に作動を指令するためのアクセルペダル
8、セレクトレバー9及び各種の検出装置(図示せず)
を含む制御機構から構成されており、アクセルペダル
8、セレクトレバー9は、電気的に第1コンピュータ1
1及び第2コンピュータ12に接続されている。
【0015】第1コンピュータ11は主に駆動系の各種
装置の制御を、第2コンピュータ12は主にエンジン4
の制御を行うためのもので、該第1コンピュータ11と
第2コンピュータ12とは互いに連携して各種装置を最
適に制御できるように電気的に接続されている。
【0016】第1コンピュータ11は、トランスミッシ
ョン5に配設されたシフトユニット10及びクラッチリ
リース装置13、表示装置14及びスタータ装置(図示
せず)、ブレーキ装置及びトランスミッション5内に配
設された各種のセンサ等に電気的に接続され、アクセル
ペダル8、セレクトレバー9及び各種のセンサからの信
号を受信し、所定の手順に従って処理してシフトユニッ
ト10及びクラッチリリース装置13等を作動させると
共に現在の車輛の状況を表示装置14に表示するように
構成されている。
【0017】第2コンピュータ12は、主にエンジン4
を制御するためのものであり、排気弁開放制御式エキゾ
ーストブレーキ装置2の油圧制御装置15及び燃料噴射
装置(図示せず)、エンジン回転数制御装置及びエンジ
ン4に装着され該エンジン4の状態を検出する各種のセ
ンサ等に電気的に接続され、アクセルペダル8、セレク
トレバー9及び各種のセンサからの信号を受信してエン
ジン4の回転及び排気弁開放制御式エキゾーストブレー
キ装置2を制御するように構成されている。
【0018】排気弁開放制御式エキゾーストブレーキ装
置2は、例えば特公昭44−15205において開示さ
れた公知のいわゆるジャコブスブレーキで、エンジン4
の回転数を減速させるためのものであって、シリンダ1
6に配設された排気弁18及び該排気弁18を油圧によ
って開閉させるように構成された油圧制御装置15とか
ら構成されている。
【0019】シリンダ16は、公知のエンジンと全く同
様であり、エンジン4のピストン19が該シリンダ16
内を上下方向に摺動自在に嵌合し、またカム機構(図示
せず)の作用によって所定のタイミングで開閉する排気
弁18及び吸気弁20が配設されている。
【0020】油圧制御装置15は、排気弁18を特定の
タイミングで開閉させるためのものであり、図3におい
てエキゾーストブレーキ電磁弁21、コントロール弁2
2、マスタピストン23及びスレーブピストン24とが
本体25中に配設されており、エキゾーストブレーキ電
磁弁21とコントロール弁22とは流路25aにより、
またコントロール弁22とマスタピストン23及びスレ
ーブピストン24とは、夫々流路25b,25cにより
連通している。
【0021】エキゾーストブレーキ電磁弁21は、ソレ
ノイド26の作用によって駆動されるスプール28が本
体25に形成されたシリンダ室25dに摺動自在に配設
され、該シリンダ室25d内を摺動して入力口25eと
流路25aとを連通させ又は該連通を遮断するように構
成されている。
【0022】コントロール弁22は、シリンダ室25f
内に弁体29が摺動自在に配設され、該弁体29に形成
された流路29a内にはばね30によって通常時は該流
路29aを閉鎖するように付勢されたボール31が設け
られている。
【0023】マスタピストン23及びスレーブピストン
24は、特定のタイミングで排気弁18を作動させるた
めのものであって、マスタピストン23はプッシュロッ
ド32に対向して設けられ、スレーブピストン24は排
気弁18に装着されている。
【0024】制御装置3は、排気弁開放制御式エキゾー
ストブレーキ装置2の作動を制御するためのものであっ
て、図示の実施例においては主にエンジン4を制御する
ための第2コンピュータ12として構成された公知のコ
ンピュータである。
【0025】本発明は、上記のように構成されており、
以下その作用について説明する。図1及び図4におい
て、アクセルペダル8及びセレクトレバー9により変速
操作が行われると、該操作をセンサ(図示せず)が検出
して検出信号を第1コンピュータ11及び第2コンピュ
ータ12に送信する。
【0026】第2コンピュータ12は、ステップS1
おいてエンジン4の現在の回転数NCを検出してステッ
プS2 に進み、現在のギヤ位置、変速されるべき目標ギ
ヤ位置及びアウトプットシャフトの回転数等からエンジ
ン4の目標回転数NTを演算により求める。
【0027】次いでステップS3 において、現在の回転
数NCと目標回転数NTとの差が所定の値Aよりも大き
いかどうかが判別され、該所定の値Aよりも小さいとき
は、メインギヤ(図示せず)とアウトプットシャフト
(図示せず)の回転数は同期しているとみなされてステ
ップS4 に進み、直ちにシフトユニット10及びクラッ
チリリース装置13が作動して通常の変速操作が行われ
る。
【0028】回転数NCと目標回転数NTとの差が所定
の値Aよりも大きいときには、ステップS5 に進み、エ
キゾーストブレーキ電磁弁21の作動が指令される。
【0029】即ち図2の(イ)から(ロ)において、ソ
レノイド26に通電されてスプール28が下方に移動
し、入力口25eと流路25aとを連通させて油圧供給
源(図示せず)から矢印A方向に供給された圧力油を矢
印B方向に流入させる。
【0030】流路25aに流入した圧力油は、コントロ
ール弁22の弁体29及びボール31を押し上げて流路
29aと流路29b,29cを連通させてマスタピスト
ン23及びスレーブピストン24を押し下げようとする
が、スレーブピストン24は排気弁18によってその動
きが阻止されているので、マスタピストン23のみがプ
ッシュロッド32に当接するまで下方に移動する。
【0031】マスタピストン23がプッシュロッド32
に当接した状態で、カム装置(図示せず)によりプッシ
ュロッド32が上方に押し上げられると、流路29b,
29c内の油圧の圧力が上昇し、ボール31を押し下げ
て流路29aと流路29b,29cとの連通を遮断す
る。
【0032】更にプッシュロッド32が上方に押し上げ
られると、スレーブピストン24は、排気弁18のばね
(図示せず)の力に抗して押し下げられて排気弁18を
通常と異なるタイミングで開放して排気してしまい、圧
縮された空気と燃料が爆発するのを防止して積極的な仕
事をさせないようにしてエンジン4自体の制動力を大き
くする。
【0033】図2の(イ)から(ニ)において排気弁開
放制御式エキゾーストブレーキ装置2により制動力が作
用する状態を更に詳しく説明すると、(イ)のように、
ピストン19が矢印C方向に移動する吸気行程において
は、吸気弁20が通常時と同様に開放されており、空気
を矢印D方向に吸入する。
【0034】(ロ)において、ピストン19の動きが反
転して矢印E方向に移動する圧縮行程においては、排気
弁18、吸気弁20が共に閉じられており、吸気行程で
吸入された空気を圧縮し、このとき空気圧縮するための
エネルギが消費されてエンジン4自体の制動力は非常に
大きくなる。
【0035】そして圧縮行程の終期において、上記した
如く油圧制御装置15が作動し、スレーブピストン24
を押し下げて排気弁18を開放するので、圧縮された空
気は矢印F方向に排出される。
【0036】次いで(ハ)に示すように、ピストン19
が矢印G方向に移動する爆発行程においても、排気弁1
8は開放されたままの状態であるので、通常の爆発行程
における作用とは異なり、圧縮された空気がピストン1
9を押し下げて積極的な仕事をすることはなく、却って
排気ガスを矢印H方向に排気弁18からシリンダ16内
に吸入するためのエネルギが消費され、ここでもピスト
ン19に制動力が作用してエンジン4自体の制動力は大
きくなり、その回転数は減少する。
【0037】そして(ニ)に示す排気行程において、シ
リンダ16内に流入した排気ガスは開放されたままの排
気弁18を通って矢印J方向に排気され、この際にまた
抵抗が伴うのでピストン19には制動力が働く。そこで
排気弁18が閉じられ、以後(イ)の状態に戻って同様
の作用が繰り返し行われる。
【0038】上記した如く圧縮行程において空気を圧縮
するためのエネルギが大量に消費されてエンジン4自体
の制動力が大きくなって該エンジンの回転数を減少させ
る。
【0039】回転数の減少の状態を図5において説明す
ると、時間T1 でブレーキ作用が開始されたとき、エン
ジンブレーキにより減速する場合の減速状態を示す曲線
K、及びエキゾーストブレーキにより減速する場合の減
速状態を示す曲線Lでは、変速操作が可能となるエンジ
ン4の目標回転数NTまで減速されるのに夫々時間
4 ,T3 の如く長時間を要するが、排気弁開放制御式
エキゾーストブレーキ装置2により減速する場合の減速
状態を示す曲線Mにおいては、時間T2 で目標回転数N
Tまで減速することができ、極めて短時間でエンジン4
の回転数を減速させてメインギヤとアウトプットシャフ
トの回転数を同期させることができる。
【0040】なお、上記実施例においては、排気弁開放
制御式エキゾーストブレーキ装置2は、油圧駆動式のも
のとして説明したが、これは油圧駆動式のものに限定さ
れるものではなく、例えばカムシャフトをモータで回転
させて排気弁を上記したタイミングで開閉するようにし
た電気駆動式等のものであってもよい。
【0041】
【発明の効果】本発明は、上記のように排気弁開放制御
式エキゾーストブレーキ装置を用いたので、自動変速装
置のシフトアップ時に、エンジンの圧縮行程の終期から
排気行程までの間、該エンジンの排気弁を開放すること
で、圧縮行程で圧縮された空気はその直後に排気されて
しまって爆発による仕事をしないようにすると共に、爆
発行程では排気弁からの空気の吸入抵抗をも制動に有効
利用し、また排気行程では排気弁からの空気の流出抵抗
を制動に利用し、エンジン自体の制動力を通常のエキゾ
ーストブレーキに比べて格段に強くし、エンジンの回転
数を急速に減速させることができる効果があり、またこ
の結果メインギヤの回転速度を急減速させてメインギヤ
の回転速度とアウトプットシャフトの回転速度とを短時
間で同期できることとなり、運転者の意志通りに変速操
作を行うことができ、軽快な運転を可能とし得る効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動変速装置の全体構成を示すシステムのブロ
ック図である。
【図2】排気弁開放制御式エキゾーストブレーキ装置の
吸気行程(イ)、圧縮行程(ロ)、爆発行程(ハ)及び
排気行程(ニ)を夫々示すシリンダの要部縦断面図であ
る。
【図3】油圧制御装置の要部縦断面図である。
【図4】排気弁開放制御式エキゾーストブレーキ装置の
ルーチンを示すフローチャート図である。
【図5】エンジン回転数の減速状態を従来例と比較して
示す線図である。
【符号の説明】
1 自動変速装置 2 排気弁開放制御式エキゾーストブレーキ装置 3 制御装置 4 エンジン 18 排気弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンスタントメッシュギヤ式変速装置の
    変速を自動化した自動変速装置において、通常時には排
    気行程のみで開放されてシリンダ内の排気ガスを排気す
    る排気弁を備えたエンジンの圧縮行程の終期から排気行
    程までの期間前記排気弁を開放して前記エンジンの回転
    に制動力を作用させるように構成された排気弁開放制御
    式エキゾーストブレーキ装置と、自動変速装置のシフト
    アップ時に噛み合わせるべきギヤの最適回転数を演算す
    ると共に前記エンジンの回転数を検出して該エンジンの
    回転数が前記ギヤの最適回転数よりも大きいとき前記排
    気弁開放制御式エキゾーストブレーキ装置に作動信号を
    送出して作動させ前記エンジンの回転数を急速に減速さ
    せるように制御する制御装置とを備えたことを特徴とす
    る自動変速装置。
JP5136793A 1993-02-16 1993-02-16 自動変速装置 Pending JPH06241075A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003094987A (ja) * 2001-09-20 2003-04-03 Toyota Motor Corp エンジンおよび変速機の制御装置
JP2013217231A (ja) * 2012-04-05 2013-10-24 Isuzu Motors Ltd 自動変速機の制御システム
CN109611223A (zh) * 2017-09-01 2019-04-12 曼卡车和巴士股份公司 用于制动内燃机的方法

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