JPH0624028Y2 - 光ディスクプレーヤのディスクローディング装置 - Google Patents

光ディスクプレーヤのディスクローディング装置

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JPH0624028Y2
JPH0624028Y2 JP11707589U JP11707589U JPH0624028Y2 JP H0624028 Y2 JPH0624028 Y2 JP H0624028Y2 JP 11707589 U JP11707589 U JP 11707589U JP 11707589 U JP11707589 U JP 11707589U JP H0624028 Y2 JPH0624028 Y2 JP H0624028Y2
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JP
Japan
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gear
disc
cam plate
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cam
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JP11707589U
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潔 大崎
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Kenwood KK
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Kenwood KK
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は光ディスクプレーヤのディスクローディング
装置に関する。
[従来の技術] 従来の光ディスクプレーヤのディスクローディング装置
では、ディスク送りローラとそれを駆動するモータおよ
び歯車列をローラレバーに設け、ローラレバーをシャー
シに回動自在に支持すると共にバネによりディスク圧接
側に付勢し、モータを回転させることによりディスクを
ローディングしていた。
演奏時にディスク送りローラをディスクから離す場合
は、円弧状のラック歯車をプランジヤで駆動して前記歯
車列の1つの歯車と噛合わせローラレバーを回動させて
いた。
[考案が解決しようとする問題点] 上記した従来のものにおいては、ローラレバーの一端の
みに回転力を加えるためローラレバーの剛性を大きくす
る必要があり、場合によってはローラレバーが変形して
ローラの圧着力が不均一となることがあった。
この考案は上記した点に鑑みてなされたものであって、
その目的とするところは、ローラを安定して水平に保ち
ながら昇降させ、ローラのディスクへの圧着力の不均一
が発生しない光ディスクプレーヤのディスクローディン
グ装置を提供することにある。
また、この考案の他の目的は、ディスク送りローラの回
転駆動機構およびディスク送りローラの昇降機構を1つ
のモータで駆動することによりメカニズムの簡素化され
た光ディスクプレーヤのディスクローディング装置を提
供することである。
[課題を解決するための手段] この考案の光ディスクプレーヤのディスクローディング
装置は、モータにより回転駆動される太陽歯車と同軸に
回動自在に支持されたアームに前記太陽歯車と噛合う遊
星歯車を回転自在に支持し、前記アームを前記太陽歯車
から摩擦力を伝え回動させまたプランジヤにより該回動
を制御し、シャーシに摺動自在に支持された第1のカム
プレートに設けたラックと噛合う2つの歯車と前記遊星
歯車が前記アームの回動により選択的に噛合うように構
成され、第1のカムプレートによりレバーを介して往復
駆動される第2および第3のカムプレートを左右側面に
配置し、シャーシに回動自在に支持されたローラレバー
に支持されたディスク送りローラを第2および第3のカ
ムプレートに設けたカムにより昇降させ、ディスク送り
ローラに前記モータから回転を伝えるように構成したも
のである。
[作用] この考案の光ディスクプレーヤのディスクローディング
装置によれば、左右側面に配置された第2および第3の
カムプレーヤとによりディスク送りローラが昇降される
ため、ローラが安定して水平で昇降され、ローラのディ
スクへの圧着力の不均一が発生しない。
また、ディスク送りローラを駆動するモータをディスク
送りローラを昇降させるモータと兼用したためコストが
安くなる。
[実施例] この考案の実施例である光ディスクプレーヤのディスク
ローディング装置を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図において1はモータでありシャーシ
2に固定されている。
モータ1の回転軸には歯車3とウオーム20が固着され
ている。
歯車3はシャーシ2に回転自在に支持された軸5に固着
された歯車4と噛合っている。
軸5の他端には歯車6が固着されている。
11はローラレバーでありシャーシ2に立設された軸1
2および12aに回動自在に支持されている。
ローラレバー11は軸受13,13を介してディスク送
りローラ15を支持する軸14を回転自在に支持してい
る。
歯車7は軸12に回転自在に支持されており、歯車8お
よび9はローラレバー11にローラ立設された軸に各々
回転自在に支持されている。
上記歯車7、8および9は小歯車と大歯車が互いに噛合
って歯車列を形成しており、歯車6から軸14に固着さ
れた歯車10に回転を伝える。
アーム21はシャーシ2に立設された軸23に回動自在
に支持されている。
歯車24は軸23に回転自在に支持されており、歯車2
4のウオームホイルはウォーム20と噛合い、歯車24
の小歯車はアーム21に立設された軸26に回転自在に
支持された歯車25の大歯車と噛合っている。
32は板バネでありアーム21に固着され先端が歯車2
5の側面に圧接されている。
22はプランジャーでありシャーシ2に固定されてい
る。
第3図にさらに詳しく示すように、シャーシに支持され
た軸16に回動自在に支持されたレバー17にはピン1
7bが立設されており、ピン17bはプランジャー22
に設けられたピン22aと係合し、またバネ18に付勢
されている。
プランジャー22が付勢されるとピン22aおよび17
bを介して、レバー17を時計方向に回動させ、レバー
17の爪17aはアーム21の回動路から退き、プラン
ジャー22が消勢されると、バネ18の弾力によりアー
ム17は反時計方向に回動され、レバー7の爪17aは
アーム21の回動路内に入る。
27および28は歯車であり夫々シャーシ2に立設され
た軸29および30に回転自在に支持され、夫々の大歯
車がアーム21の回動により歯車25の小歯車と噛合う
ようになる。
31は第1のカムプレートであり、シャーシ2に摺動自
在に支持されている。
第1のカムプレート31に設けられたラック31bは歯
車27および28の小歯車と噛合っている。
33は第2のカムプレートであり、それに設けられたガ
イド溝33b,33bにシャーシに立設したピン2a,
2aが挿通し、シャーシ2に摺動自在に支持されてい
る。
第2のカムプレート33に設けられたカム溝33aに軸
14が挿通しており、第2のカムプレートの移動により
ディスク送りローラ15が昇降される。
35はメカデッキであり、図示していないダンパーおよ
びバネによりシャーシ2に浮動状態に支持されている。
メカデッキ35に立設された軸35aは第2のカムプレ
ートの穴33cに挿通しており、第2のカムプレートの
移動によりメカデッキ35は浮動または固定状態とな
る。
34は第3のカムプレートであり、第2のカムプレート
33と同様にシャーシ2に摺動自在に支持され、移動す
ることにより、第2のカムプレートと協動してメカデッ
キ35を浮動または固定状態とし、またディスク送りロ
ーラ11を昇降させる。
クランプ機構は図示していないが第2のカムプレートに
より駆動され、その前後方向の動きにより夫々作動およ
び作動解除される。
レバー37および38は夫々シャーシに立設されたピン
39および40に回動自在に支持されている。
レバー37に立設されたピン37a,37bおよび37
cは夫々第2のカムプレートの溝33d、第1のカムプ
レートのカム溝31aおよびレバー38の長孔38bと
係合している。
レバー38に立設されたピン38aは第3のカムプレー
トの溝34dと係合している。
実施例は以上のように構成されているが、次ぎにその作
用を説明する。
ディスクがローディング前の状態では第2および第3の
カムプレートは図に示すように後方位置にありディスク
送りローラ15は上昇し、またメカデッキ35は固定さ
れている。
アーム21は中間位置にあり歯車25は歯車27または
28と噛合っていない。
モータ1がローディング方向に回転すると、ディスク送
りローラ15は反時計方向に回転しディスクを図示して
いないガイドプレートに圧接しながら機器内部に送り込
む。
このとき歯車24は時計方向に回転し摩擦力によりアー
ム21に時計方向の回転力を加えるがアーム21はプラ
ンジャー22が消勢されているため、レバー17の爪1
7aに規制されて回動しない。
ディスクローディング終了が図示していないセンサによ
り検知されると、プランジャー22が付勢され、レバー
17の爪17aがアーム21の回動路から退去し、アー
ム21は時計方向に回動し、歯車25と歯車27が噛合
い歯車27は時計方向に回転する。
歯車27は第1のカムプレート31を右方向に送り、第
1のカムプレート31はカム溝31aを介してレバー3
7を反時計方向に回動させる。
レバー37はピン37cを介してレバー38を時計方向
に回動させる。
レバー37およびレバー38は夫々ピン37aおよび3
8aを介して第2のカムプレート33および第3のカム
プレート34を図示の後退位置から前進させる。
そして、第2のカムプレート33および第3のカムプレ
ート34はディスク送りローラを下降させてディスクか
ら離し、また、メカデッキを浮動状態とする。
クランプ機構は、第2のカムプレートの上記動作により
駆動されて、ディスクをターンテーブルにクランプす
る。
なお、第1のカムプレート31のラック31bの一部は
欠歯となっており、第1のカムプレートの上記行程の終
了時に歯車27とラック31bの噛合いは外れる。
このようにして、ディスクは演奏状態となる。
ディスク演奏が終了するとモータはローディング方向と
逆に回転され、ディスク送りローラは時計方向に回転
し、歯車24は反時計方向に回転する。
歯車24はアーム21を反時計方向に回動させ、歯車2
5が歯車28と噛合うようになる。
歯車28は第1のカムプレート31を左方向に送り、第
1のカムプレート31はレバー37および38を介して
第2および第3のカムプレート33および34を後退さ
せる。
なお、歯車28が第1のカムプレート31を左端まで送
ると歯車28とラック31bの噛合いが外れ第1のカム
プレートは停止するが、ディスク送りローラ15は回転
を続ける。
第2および第3のカムプレート33および34が後退す
ると、クランプ機構は作動解除され、メカデッキは固定
され、また、ディスク送りローラはディスクに圧接され
ディスクを送り出す。
実施例は以上のように構成されているが考案はこれに限
られず、例えば第3のカムプレートのカム溝を第2のカ
ム溝33aと逆勾配とすれば、第2および第3のカムプ
レートは互いに逆方向に駆動されるようになり、これら
を駆動するレバーを1つとすることも可能である。
[考案の効果] この考案の光ディスクプレーヤのディスクローディング
装置によれば、ディスク送りローラの昇降が水平に行わ
れるためディスク送りローラが均一にディスクに圧着さ
れる。
また、ディスク送りローラおよびディスク送りローラ昇
降機構が1つのモータで駆動されるのでメカニズムが簡
単となりコストが低減される。
さらに、ディスク送りローラ昇降装置が中央部配置され
るのでメカニズムをコンパクトにすることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例である光ディスクプレーヤの
ディスクローディング装置を示す平面図、第2図は同実
施例についてシャーシを除いて示す側面図、第3図は同
実施例の部分を示す正面図である。 1…モータ、2…シャーシ、2a…ピン、3,4…歯
車、5…軸、6,7,8,9,10…歯車、11…ロー
ラレバー、12,12a…軸、13…軸受、14…軸、
15…ディスク送りローラ、16…軸、17…レバー、
18…バネ、20…ウオーム、21…アーム、22…プ
ランジャー、23…軸、24…歯車、25…歯車、26
…軸、27,28…歯車、29,30…軸、31…第1
のカムプレート、31a…カム溝、31b…ラック、3
2…板バネ、33…第2のカムプレート、33a…カム
溝、33b…ガイド溝、33c…穴、33d…溝、34
…第3のカムプレート、34d…溝、35…メカデッ
キ、35a…軸、37,38…レバー、37a,37
b,37c,38a…ピン、38b…長孔、39,40
…軸、

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータにより回転駆動される太陽歯車と同
    軸に回動自在に支持されたアームに前記太陽歯車と噛合
    う遊星歯車を回転自在に支持し、前記アームを前記太陽
    歯車から摩擦力を伝え回動させまたプランジヤにより該
    回動を制御し、シャーシに摺動自在に支持された第1の
    カムプレートに設けたラックと噛合う2つの歯車と前記
    遊星歯車が前記アームの回動により選択的に噛合うよう
    に構成され、第1のカムプレートによりレバーを介して
    往復駆動される第2および第3のカムプレートを左右側
    面に配置し、シャーシに回動自在に支持されたローラレ
    バーに支持されたディスク送りローラを第2および第3
    のカムプレートに設けたカムにより昇降させ、ディスク
    送りローラに前記モータから回転を伝えるように構成し
    た光ディスクプレーヤのディスクローディング装置。
JP11707589U 1989-10-06 1989-10-06 光ディスクプレーヤのディスクローディング装置 Expired - Lifetime JPH0624028Y2 (ja)

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JPH0357755U JPH0357755U (ja) 1991-06-04
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