JPH075374Y2 - 多ペンレコーダのペン上下機構 - Google Patents

多ペンレコーダのペン上下機構

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JPH075374Y2
JPH075374Y2 JP9941689U JP9941689U JPH075374Y2 JP H075374 Y2 JPH075374 Y2 JP H075374Y2 JP 9941689 U JP9941689 U JP 9941689U JP 9941689 U JP9941689 U JP 9941689U JP H075374 Y2 JPH075374 Y2 JP H075374Y2
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pen
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gear
axis
pens
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JP9941689U
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JPH0339113U (ja
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勇 相沢
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Graphtec Corp
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Graphtec Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は多ペンレコーダにおけるペン上下機構に関す
るものである。
〔従来の技術〕
共通の記録紙に複数の記録ペンにより同時にそれぞれ別
の信号を記録する多ペンレコーダでは、複数の記録ペン
の各ペンが他のペンの運動に対し互いに障害になること
なく、記録紙の紙送りの方向に直角な方向に移動できる
ように構成されている。
また、これらの記録ペンを使用するときは、すべての記
録ペンの尖端が記録紙に接触するように記録ペンを保持
し、記録ペンを使用しないときは、すべての記録ペンの
尖端を記録紙の表面から離脱した位置に保持する。この
ような記録ペンの上下動作はペン上下機構によって行わ
れる。
第2図は従来の多ペンレコーダのペン上下機構を示す斜
視図であって、図において、1は記録ペン、2は記録ペ
ン1が装着されるペンキャリッジ、3はペンキャリッジ
2を保持しペンキャリッジ2が紙送りの方向と直角な方
向に移動する場合のガイド部材となる規準軸、4は規準
軸3と共にペンキャリッジ2を保持しペンキャリッジ2
の移動のガイドとなる摺動軸、5はペン上下軸、50はガ
イド孔、6は紙送り用のスプロケットドラム、7は規準
軸支部材、8、9はそれぞれ側板、10は歯車状カム(以
下、単に歯車という。)、11はモータ、12はピニオン、
13はラック、14はカム、15はアーム、16はアームスプリ
ング、17は歯車支持部材である。1個の記録ペン1のた
めの規準軸3、摺動軸4、ペン上下軸5を総称して仮に
3軸という。
記録ペン1はペンキャリッジ2の先端の支持軸21に回動
自在に装着されている。規準軸3は一端が規準軸支持部
材7に他端が側板8に固定され摺動軸4は一端が側板9
に他端が側板8に回動自在に固定されるアーム15の回動
中心として固定され、ペン上下軸5は側板8、9の両ガ
イド穴50に挿通されその側板8側の一端がそのガイド穴
50に沿って移動可能に支持され側板9側の他端が回動自
在に固定されるアーム15の所定位置に固定される。
なお、第2図には2個の記録ペン1に関連する2組の3
軸だけを示してあるが、図に示す要領で多数の記録ペン
を互いに他の記録ペンの運動に対し障害となることのな
いように装着することができる。
モータ11を回転し、この回転をピニオン12とラック13を
経て歯車10に伝え、歯車10を矢印AまたはBの方向に回
転させる。モータ11に電力を供給し歯車10を矢印A方向
に回転させるよう動作させると、アーム用スプリング16
の力によってアーム15には矢印Cの方向へのトルクが作
用し、アーム15に固定されているペン上下軸5はガイド
孔50中を下方に降下し、記録ペン1の尖端はスプロケッ
トドラム6上の記録紙(図示せず)の表面に接触する。
この状態を仮にペンダウン状態ということにする。
モータ11を駆動して歯車10を矢印Bの方向に回転する
と、カム14が矢印B方向に回動してアーム15を矢印Cと
反対方向に回動させ、ペン上下軸5を上昇させて記録ペ
ン1をその回転軸の回りに上方へ回動させ、記録ペン1
の先端を記録紙の表面から離脱させる。この状態を仮に
ペンアップ状態ということにする。
ペンアップ状態にある記録ペンをペンダウン状態にする
には、モータ11を駆動して歯車10を矢印Aの方向に回転
する。カム14を経てアーム15が矢印Cの方向に回動し、
ペンダウン状態になる。
なお、この明細書では仮に矢印B方向への回転に対応す
るモータ11の回転を正転といい、その反対方向の回転を
逆転ということにする。
〔考案が解決しようとする課題〕
以上のように従来のペン上下機構では、ペンアップの状
態を維持するには、装置の電源を切断する前に、一担モ
ータ11を正転させて歯車10を矢印Bの方向に回転して必
らずペンアップ状態にして置かねばならなかった。
この考案は従来の機構における上述の課題を解決し、装
置の電源オフにおいても何らの処理を行なうことなく、
常にペンアップ状態を維持するペン上下機構を提供する
ことを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
この考案では、歯車10を矢印Bの方向に回転させるトル
クを与える歯車用スプリングを設けた。
〔作用〕
歯車10を矢印Bの方向に回転するトルクを与える歯車用
スプリングのトルクによって装置の電源がオフしてもペ
ンアップ状態を維持する。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を図面について説明する。第1
図はこの考案の一実施例を示す斜視図で、図において第
1図と同一符号は同一又は相当部分を示し、18は歯車用
スプリングである。
歯車用スプリング18以外の部分の動作は第2図について
説明した所と同一であるのでその説明を省略するが、歯
車用スプリング18は歯車10に対し矢印Bの方向へのトル
クを与えているので、モータ11からのトルクが消滅した
場合には、歯車10が矢印B方向に回転してペンアップ状
態にする。
アーム用スプリング16の強さと歯車用スプリング18の強
さを適当に設定し、ペンダウン状態で装置電源がオフさ
れても歯車用スプリング18のトルクによりペンアップ状
態に返るように設定している。
なお、歯車10を逆転してペンダウン状態にする場合に
は、モータ11のトルクは歯車用スプリング18の力に抗す
るよう設定されている。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案によれば、装置電源のオフ時にペ
ンダウンまたはペンアップ状態にかかわらず、電源オフ
後には、ペンアップ状態となるペン上下機構を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図、第2図は従
来のペンアップ機構を示す斜視図。 1……記録ペン、2……ペンキャリッジ、3……規準
軸、4……摺動軸、5……ペン上下軸、10……歯車状カ
ム、11……モータ、18……歯車用スプリング。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】共通の記録紙上で複数個の記録ペンを同時
    に動作させて記録を行う多ペンレコーダが、上記記録紙
    の紙送りの方向と直角な方向に規準軸、摺動軸、ペン上
    下軸の3軸を上記複数個の記録ペンの各記録ペンに対し
    てそれぞれ備え、各記録ペンのペンキャリッジは上記規
    準軸と上記摺動軸に保持されて互いに他のペンキャリッ
    ジの運動の障害となることなく当該規準軸の方向に摺動
    自在になるよう上記複数個の記録ペンに対する3軸がそ
    れぞれ配置され、各ペンキャリッジにはその摺動軸に平
    行な回動軸の回りに回動自在な状態に各記録ペンが保持
    され、各記録ペンに対するペン上下軸の上下運動により
    当該記録ペンをその回動軸の回りに回動させて記録ペン
    の上下を行う多ペンレコーダのペン上下機構において、 各ペン上下軸は、1個の歯車の回転に従って当該歯車の
    各歯からそれぞれ伝達されるトルクによってすべてのペ
    ン上下軸同時に上下されるように構成され、 上記歯車はモータにより正転または逆転して、上記ペン
    上下軸をそれぞれ上方または下方に移動させ、さらに上
    記歯車の正転方向へのトルクを与える歯車用スプリング
    を設けたことを特徴とする多ペンレコーダのペン上下機
    構。
JP9941689U 1989-08-26 1989-08-26 多ペンレコーダのペン上下機構 Expired - Lifetime JPH075374Y2 (ja)

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JP9941689U JPH075374Y2 (ja) 1989-08-26 1989-08-26 多ペンレコーダのペン上下機構

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JP9941689U JPH075374Y2 (ja) 1989-08-26 1989-08-26 多ペンレコーダのペン上下機構

Publications (2)

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JPH0339113U JPH0339113U (ja) 1991-04-16
JPH075374Y2 true JPH075374Y2 (ja) 1995-02-08

Family

ID=31648471

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