JPH059619Y2 - - Google Patents

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JPH059619Y2
JPH059619Y2 JP1987140270U JP14027087U JPH059619Y2 JP H059619 Y2 JPH059619 Y2 JP H059619Y2 JP 1987140270 U JP1987140270 U JP 1987140270U JP 14027087 U JP14027087 U JP 14027087U JP H059619 Y2 JPH059619 Y2 JP H059619Y2
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pen
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pens
carriage
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JP1987140270U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、記録ペンのペンアツプ機構を備えた
多ペン記録計に関するものである。
〔従来の技術〕
記録計においては、記録ペンをアツプさせその
アツプしたペンをホールドしておくペンアツプ機
構が備えられている。多点の記録ペンを有する記
録計におけるペンをアツプし、それをホールドし
ておく機構は、例えば実公昭54−7954号に示され
るように全ペン同時にアツプさせるものが多く用
いられている。このように全ペン同時に動作させ
るものは構造的には簡略化され安価にできるが、
ペンのダウン時には使用していない記録ペンも同
時にダウンする。その為、記録ペンをキヤリツジ
から外しておかないと記録紙を汚してしまい見苦
るしくなるばかりか、不用なインキを消費し不経
済でもある。
〔考案が解決しようとする問題点〕 本考案はこのような問題点を解決するためにな
されたもので、多ペン記録計において簡単な機構
により各ペンを独立にアツプ又はダウンさせ、か
つこれをホールドしておくことができるようにし
たものである。これにより、本考案においては不
用の記録ペンのみをアツプさせておけるので、記
録紙を汚したり、或いはインキの浪費を避けるこ
とのできる多ペン記録計を実現することができ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記の目的を達成するために、有効記
録範囲外に設置され、それぞれヒンジを中心に回
転するペンアームに取付けられた多点の記録ペン
が移動して来たときにこれらの記録ペンが乗り上
げ可能な傾斜面をもつブロツクよりなるペンアツ
プ機構を備えたものである。以下、実施例につい
て詳細に説明する。
〔実施例〕
第1図は本考案に係る記録ペンのアツプ機構を
備えた多ペン記録計の内器要部の前面からみた実
施例の構成図である。図において、11,12は
記録計の両側固定板、21は摺動軸、22は案内
軸で、これらの軸は両固定板11と12の間に取
付けられている。30は記録素子で、この記録素
子の拡大側面図を第2図に示す。記録素子30に
おいて、31はキヤリツジ、32はペンアーム、
33は記録ペンで、この記録ペンは交換可能なよ
うにペンアーム32に着脱可能に取付けられてい
る。記録ペン33はインクが充てんされたカート
リツジ33aとこのカートリツジの先端に取付け
られたペン先33bとによりなつている。キヤリ
ツジ31は摺動軸21に装着され、ペンアーム3
2は案内軸22に装着されている。キヤリツジ3
1とペンアーム32はピン34を介して連結さ
れ、ペンアーム32はこのピン34をヒンジとし
てわずかにY−Y′方向(第2図)に回転できる
ようになつている。40は記録素子30の駆動機
構で、モータ41、プーリ42,43及びベルト
44よりなり、ベルト44はキヤリツジ31に結
合されている。而して、キヤリツジ31にはモー
タ41を駆動源としてベルト44を介して力が伝
達され、記録素子30は軸21,22上を紙面に
向つて右又は左方向に移動する。モータ41には
ステツピングモータ或いはデイジタルDCサーボ
モータ等が用いられる。50は記録素子30のイ
ニシヤライズ機構(フオトインタラプタ等)で、
51はそのセンサ、52はプレートで、センサ5
1は固定板11側において有効記録幅外に固定配
置され、プレート52はキヤリツジ31に取付け
られている。60はスプロケツト、61はこのス
プロケツトにより送り出される記録紙である。な
お、図では記録素子30として1本(1ペン)の
場合を例示してあるが、実際には軸21,22の
他にペンの数に応じた本数の摺動軸と案内軸がそ
れぞれ軸21,22と並列に設けられ、それらの
軸に記録素子30と同一構成の記録素子がそれぞ
れ装着され、多ペンの記録計が構成されている。
70は本考案に係る絶縁材で構成したペンアツ
プ用のブロツクで、このペンアツプ用ブロツクの
側面図を第2図に、又拡大正面図を第3図に示
す。このブロツクは有効記録幅(第3図のAで示
す)より更に図面に向つて左側において側板12
に取付けられている。第2図に示す如く、ブロツ
ク70は多くの記録ペンが乗るように前記したス
プロケツト60の中心と同心円の円弧状をなして
おり、その上面71は平坦になつている。かつ、
このペンアツプ用ブロツクの角72は円弧面に沿
つて傾斜部が形成されている。又、記録ペン33
はその底部がこの傾斜部72に接するが、その接
する部分のカートリツジ33aにも小さな傾斜面
が形成されている。
このような構成において、モータ41は被測定
入力に応じて駆動される。このモータ41の回転
は記録素子30におけるキヤリツジ31に伝わ
り、キヤリツジ31は摺動軸21上を移動する。
この移動により記録ペン33はペンアーム32を
介して案内軸22により案内されて記録紙61上
を移動し、記録ペン33が記録紙61に接触する
いわペンダウン状態にある場合、その記録ペン3
3のペン先33bにより被測定入力の値は記録紙
上に記録される。
ここで、多点の記録ペンのうち何本か不使用の
記録ペンがある場合、それらの記録ペンは記録紙
61から離脱、即ちペンアツプ状態にする必要が
ある。ペンアツプ状態にするには不使用の記録素
子30を個々に摺動軸21上を紙面(第1図)に
向つて左側に移動させる。記録ペン33がペンア
ツプ用のブロツク70の傾斜面72に達するとこ
の傾斜面72と記録ペン33の底部に形成した斜
面とにより、記録ペン33は上向きの分力を得
て、記録素子30はペンアーム32のヒンジ34
を中心に第2図においてY方向に回転して1点鎖
線に示す如くインキカートリツジ33aの底面が
ペンアツプ用の部材70の平坦部71に乗り上げ
られる。この場合、第3図の如く記録ペン33の
ペン先33bは記録紙61よりアツプされ、そし
てこのアツプ状態は平坦部71によりホールドさ
れる。このようにペンのアツプ及びホールド状態
は不使用の記録ペン装置毎に独立に行なわれる。
このように記録素子をペンアツプ用の部材70
に乗せる指令は手動でも可能であるが、例えばペ
ンアツプスイツチ或いは記録待機(STAND
BY)のスイツチ(いずれのスイツチも図示せ
ず)をオンにすることによりモータ41を駆動さ
せ、これによりキヤリツジ31を第1図の図面に
向つて右側に移動させてセンサ51とプレート5
2によるイニシヤライズ機構50によつてイニシ
ヤライズさせ、その位置よりXパルスだけ図の左
側にブロツク70を配置しておくようにしておけ
ば、電気的に自動で記録素子30をこのブロツク
ペンアツプに乗せることができる。記録ペンをダ
ウン状態にするには手動或いは電気的にこの記録
素子30を右側に移動させることにより、これを
行なうことができる。
〔本考案の効果〕
以上説明したように、本考案においては有効記
録範囲外に設置され傾斜面をもつたブロツクに記
録ペンをそれぞれ独立に乗せそれをホールドして
おくことができるように構成したので、不使用の
記録ペンによつて記録紙を汚すことが無くなり、
又インキの浪費も防止することができる。このよ
うな本考案に係るペンアツプ機構はキヤリツジの
記録紙幅方向の動きを利用し、記録ペンのアツプ
をさせるるように構成している為、他の動力(独
立のソレノイド、モータ類)は一切不用であるの
で低価額のペンアツプ機構を備えた多ペン記録計
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る多ペン記録計の要部の一
実施例の構成図、第2図は第1図に用いられる記
録素子部分の拡大構成図、第3図は同じくペンア
ツプ用ブロツクの構成説明図である。 30……記録素子、31……キヤリツジ、32
……ペンアーム、33……記録ペン、70……ペ
ンアツプ用ブロツク、71……平坦部、72……
傾斜面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 有効記録範囲外に設置され、それぞれヒンジを
    中心に回転するペンアームに取付けられた多点の
    記録ペンが移動して来たときにこれらの記録ペン
    がそれぞれ独立に乗り上げ可能な傾斜面をもつブ
    ロツクよりなるペンアツプ機構を具備した多ペン
    記録計。
JP1987140270U 1987-09-14 1987-09-14 Expired - Lifetime JPH059619Y2 (ja)

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JP1987140270U JPH059619Y2 (ja) 1987-09-14 1987-09-14

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JPS6444419U JPS6444419U (ja) 1989-03-16
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JPS6444419U (ja) 1989-03-16

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