JPS61278714A

JPS61278714A - 多ペン記録計

Info

Publication number: JPS61278714A
Application number: JP12011085A
Authority: JP
Inventors: Toshio Kimura; 木村　敏雄
Original assignee: Yokogawa Electric Corp
Current assignee: Yokogawa Electric Corp
Priority date: 1985-06-03
Filing date: 1985-06-03
Publication date: 1986-12-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、多ペン記、録計に関するものであり、識別性
の優れた多ペン記録計を提供するものである。

［従来の技術］多ペン記録計の一種に、基準ペンに対する各ペンの間隔
を補正して各ペンによる記録紙上の測定信号のアナログ
記録結果の時間軸が一致するように構成されたものがあ
る。

第５図は、このような記録計の一例の要部を示す構成説
明図であって、円筒形のプラテン１に巻き付けられた記
録紙２の送り方向に沿って３本のペンＰ１〜Ｐコが配置
された例を示している。この場合、第１ベンＰ＋をリア
ルタイムで記録を行う基準ペンとし、第２ベンＰ２およ
び第３ペンＰ、には第１ベンＰ、に対する記録紙２上で
の記録結果の時ｒ１軸が一致するようにそれぞれ所定の
遅延時間補正を施して測定信号を加えることが行われて
いる。

［発明が解決しようとする問題点］しかし、このような従来の構成によれば、！！準ベンＰ
＋はリアルタイムで瞬時の測定信号の大きさを記録して
はいるものの、他のペンＰ２　　、Ｐ３は遅延時間分だ
け過去の測定信号の大きさを記録することになり、記録
紙２の記録結果から瞬時値を読み取ることはできない。

特に、記録紙２を１０１１１ａｌ／時間などのように低
速で送る場合には記録結果は３０分以上ものｖＩ間差を
生じることになり、記録結果を瞬時値のモニタとして用
いることは不可能である。また、夜間や暗い場所などで
測定値を読み取るためには記録計の前面を照明してペン
の位置や記録紙に記録された結果を読み取らなければな
らず、不便である。

そこで、本願出願人は、このような欠点を解決するもの
として、特願昭５９−２１９３１５号により、リアルタ
イムで各ベン系統の測定値をバーグラフ表示する複数の
バーグラフ表示器を設けた多ペン記録計を提案している
。

ところが、前記出願に係る多ペン記録計では、バーグラ
フ表示器のバーグラフの表示は単一色であり、各ペン系
統の測定値の大きさを直観的に識別することは困難で・
あった。

本発明は、このような点に着目してなされたものであっ
て、その目的は、識別性の優れた多ペン記録計を提供す
ることにある。

［問題点を解決するための手段］このような目的を達成する本発明は、複数のアナログ測
定信号の大きさをそれぞれ異なる所定の色でアナログ記
録する複数のペン系統と、各ペン系統により記録される
アナログ測定信号の大きさを記録レンジに従ってそれぞ
れの記録色に応じた所定の色でバーグラフ表示する複数
のバーグラフ表示器とで構成されたことを特徴とする。

［実施例］以下、図面を用いて詳細に説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す構成説明図であり、第
５図と同一部分には同一符号を付けている。第１図にお
いて、各ペンＰＩ−Ｐ３はプラテン１の上部に積層配置
されていて、それぞれの系統に加えられるアナログ測定
信号の大きさをそれぞれ異なる所定の色（例えばＰｌは
赤、Ｐ２は緑、Ｐ３は青）でアナログ記録する。３はチ
ャートカセットであり、未記録の記録紙２ａを格納する
部分３ａと記録済みの記録紙２ｂを格納する部分３ｂと
が一体化されている。４はプラテン１から送り出される
記録済みの記録紙２ｂを所定の格納部３ｂに案内する押
え部材であり、端部が所定の間隙を保ってプラテン１に
対向するように配置されている。５は表示ユニットであ
り、各ペンＰ１〜Ｐ３の全面に記録紙２の幅方向に沿っ
て配！されている。６はケースであり、７はドアである
。

第２図は、第１図の簡略正面図であり、記録紙２と表示
ユニット５との対応関係を示している。

表示ユニット５の上部にはデジタル表示器５ａが配置さ
れ、下部には各ペンＰ、〜Ｐ３に対応するように３個の
バーグラフ表示器５ｂ〜５ｄが配置されている。また、
この表示ユニット５には測定信号のアラーム状態を表示
する素子５ｅやバッテリアラームを表示する素子５ｆな
ども設けられている。ここで、デジタル表示５５ａはチ
ャンネル１１＠、アラーム種別、測定値、アラーム設定
値。

Ｅｌ付１時刻などを表示する。一方、バーグラフ表示器
５ｂ〜５ｄは表示幅が記録紙２の記録幅と一致するよう
に配置されていて、各ベンＰ１〜Ｐ３毎に設定された測
定レンジに従って、各ペンの系統に加えられる測定信号
の瞬時値の大きさを各ペンの記録色に応じた所定の色（
例えば５ｂは赤、５Ｃは緑、５ｄは青）でバーグラフ表
示する。なお、これらバーグラフ表示器５ｂ〜５ｄのス
ケール表示にあたっては、プレートに印刷するようにし
てもよいし、レンジに応じたスケールが印刷されたシー
ルを設定レンジに応じて貼り替えるようにしてもよい。

第３図は、このようなバーグラフ表示器の具体例を示す
断面構成説明図である。第３図において、５１および５
２は各ペンＰ１〜Ｐ３に対応するように帯状に形成され
た３本の液晶５３１〜５３３を挾むように積層されたガ
ラス、５４１〜５４、は液晶５３１〜５３３と重なり合
うようにガラス５２の表面に帯状に設けられ各ペンＰ＋
〜Ｐ３の記録色に対応した所定の色（例えば５４１は赤
、５４２は緑、５４３は青）を有する半透明のカラーフ
ィルタ、５５はカラーフィルタ５４言〜５４コの面を照
明する白色光源である。このような構成において、各ペ
ンＰ１〜Ｐ、の系統の測定値の大きさに応じたバーグラ
フ部分から光源５５の光が選択的に通過するように液晶
５３．〜５３３を駆動することにより、各ペンの系統に
加えられる測定信号の瞬時値の大きさを各ペンの記録色
に応じた所定の色（例えば５ｂは赤、５Ｃは緑、５ｄは
青）のバーグラフ表示が１ｑられる。

第４図は第１図の要部のブロック図であり、第１図と同
一部分には同一符号を付けている。第４図において、８
〜１０は各ペンＰ１〜Ｐ３で記録されるアナログ測定信
号の入力端子である。各アナログ測定信号はそれぞれＡ
／Ｄ変換器１１〜１３でデジタル信号に変換され、これ
らデジタル信号はＣＰ　Ｕ　１４によりあり御されるバ
ス１５を介して表示ユニット５を駆動する表示制御回路
１Ｇに加えられるとともに、それぞれに対応したペンＰ
＋＝Ｐｓの記録信号処理系統に加えられる。すなわち、
第１のペンＰ１で記録されるアナログ測定信号に対応し
たデジタル信号は直接Ｄ／Ａ変換器１７に加えられてア
ナログ信号に変換された後ペンＰ１を駆動するサーボ系
１８に加えられ、第２のペンＰ２で記録されるアナログ
測定信号に対応したデジタル信号は記録紙２上における
記録結果の時間軸を第１のペンＰ１による記録結果と一
致させるのに必要な所定の遅延時間を与える遅延回路１
９を介してＤ／Ａ変換器２０に加えられてアナログ信号
に変換された後ペンＰ２を駆動するサーボ系２１に加え
られ、第３のペンＰ３で記録されるアナログ測定信号に
対応したデジタル信号は記録紙２上における記録結果の
時間軸を第１のペンＰ＋による記録結果と一致させるの
に必要な所定の遅延時間を与える遅延回路２２を介して
Ｄ／Ａ変換器２３に加えられてアナログ信号に変換され
た後ペンＰ３を駆動するサーボ系２４に加えられる。

このように構成することにより、記録紙２上には各ペン
Ｐ＋〜Ｐコによる時間軸が一致したアナログ記録結果を
１りることができる。そして、表示ユニット５のバーグ
ラフ表示器５ｂ〜５ｄは表示幅が記録紙２の記録幅と一
致するように配置されているので、各ペンの系統に加え
られるアナログ測定信号の瞬時値の大きさを、各ペンＰ
＋〜Ｐ３毎に設定されている測定レンジに応じかつ各ペ
ンの記録色に応じた所定の色（例えば５ｂは赤、５Ｃは
緑、５ｄは青）のバーグラフ表示値によりモニタするこ
とができる。なお、これらバーグラフ表示器５ｂ〜５ｄ
による表示分解能は記録計の精ｒｘ（例えば０．１％〜
０．５％）あることが望ましいが、構成が複雑になって
コストが高くなってしまう。そこで、本実施例ではバー
グラフ表示器５ｂ〜５ｄとして表示分解能が２％のもの
を用いて概略値がモニタできるようにしておき、さらに
高い精度で読み取りたい場合にはデジタル表示部５ａで
所望のチャンネルの表示値を読み取るようにしている。

これにより、記録紙２を低速で送る場合であってもアナ
ログ測定信号の瞬時値の大きさを常にモニタでき、連続
運転のモニタとしても有効である。また、夜間や暗い場
所においても各ペンの系統の測定信号の瞬時値の大きさ
を直観的に読み取ることができ番。

なお、上記実施例では、位相同期形の多ペン記録計の例
について説明したが、位相同期形でない記録計にも有効
である。

また、バーグラフ表示器の表示形態はバーグラフ表示に
限るものではなく、１〜数セグメントを選択的に駆動し
てポイント表示させるようにしてもよい。

また、ペンは３個に限るものではなく、２個や４個以上
であってもよい。

また、上記実施例では、円筒形のプラテンを用いた記録
計について説明したが、フラットベッド形の記録計であ
ってもよいし、ペンが垂直方向に変位するように構成さ
れた縦形の記録計であってもよい。

また、バーグラフ表示器は上記実施例に示したような液
晶とカラーフィルタとの組み合わせに限るものではなく
、異なる発光色を有する複数の発光ダイオード列を用い
てもよいし、螢光表示管やプラズマ表示管などとカラー
フィルタとを組み合わせたものであってもよい。

［発明の効果］以上説明したように、本発明によれば、各ペンの系統に
加えられる測定信号の大きざが各ペンの記録色に応じた
所定の色のバーグラフ表示から直読できる識別性の優れ
た多ペン記録３１が実現でき、実用上の効果は大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す構成説明図、第２図は
第１図の簡略正面図、第３図はパーグラフ表示器の具体
例を示す断面構成説明図、第４図は第１図の要部のブロ
ック図、第５図は多ペン記録計の一例の要部を示す構成
説明図である。１・・・プラテン、２・・・記録紙、３・・・チャート
カセット、５・・・表示ユニット、５ａ・・・デジタル
表示器、５ｂ〜５ｄ・・・バーグラフ表示！、ＰＩ−Ｐ
３・・・ペン、５１．５２・・・ガラス、５３．〜５３
３・・・液晶、５４１〜５４３・・・カラーフィルタ、
５５・・・白色光源。第１図第２図５ａ。第３図１　５ｚ第４図第５図

Claims

【特許請求の範囲】

複数のアナログ測定信号の大きさをそれぞれ異なる所定
の色でアナログ記録する複数のペン系統と、各ペン系統
により記録されるアナログ測定信号の大きさを記録レン
ジに従ってそれぞれの記録色に応じた所定の色でバーグ
ラフ表示する複数のバーグラフ表示器とで構成されたこ
とを特徴とする多ペン記録計。