JPH038826Y2 - - Google Patents

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JPH038826Y2
JPH038826Y2 JP1984077859U JP7785984U JPH038826Y2 JP H038826 Y2 JPH038826 Y2 JP H038826Y2 JP 1984077859 U JP1984077859 U JP 1984077859U JP 7785984 U JP7785984 U JP 7785984U JP H038826 Y2 JPH038826 Y2 JP H038826Y2
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JP
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feed screw
movement rail
precision
direction movement
rail
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JP1984077859U
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JPS60189648U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、目的部材、すなわちたとえば自動製
図機で云えばペン・ヘツドを、作図板に添つて
X,Y方向に精密駆動させる駆動装置の改良に関
するもので、詳しくは、同駆動装置による目的部
材の駆動精度を完壁ならしめる具体的方策の提案
に関する。
上記駆動装置は、X方向両端部に駆動案内手段
を対向配置せしめ、これにX方向動作レールを移
動可能に載架せしめるとともに、このX方向動作
レールにY方向の駆動案内手段を装備せしめ、こ
れにY方向動作部材(すなわち目的部材)を移動
可能に取付け構成してあり、X方向の駆動源を作
動せしめてX方向動作レールをY軸に対して平行
移動せしめるとともに、Y方向の駆動源を作動せ
しめて目的部材をY方向に移動せしめることによ
り、目的部材を所望位置まで移動せしめるもので
ある。
尚、上記駆動装置の説明において、Xとあるの
はYと、YとあるのはXと置換えられる。
ところで、X方向動作レールは、X方向駆動案
内手段に移動可能に載架されていて、Y軸に対し
て平行移動を成すように仕組まれているが、これ
(X方向動作レールのY軸に対する平行移動)を、
種々の角度から見て満足させていると云い得るも
のは、現在のところ提案されるに至つていないの
が実情である。
本考案は、この目的を完遂させる具体的方策で
あつて、本考案の特長は、まず; (1) 駆動手段として、ボール・スクリユウと呼ば
れ精密な送り精度を確保することができる送り
ネジを採用することにより、ラツク・アンド・
ピンオン方式にみられる駆動精度不良を排除
し、X方向動作レールの駆動精度について万全
を期したこと。
(2) 上記送りネジは、片軸(1本のみ使用)と
し、両軸(2本使用)による、○イコスト高、○ロ
動力伝達手段としてのベベル・ギヤからの騒音
発生、○ハ両軸間のギヤの狂い、すなわち駆動精
度不良要因、等を排除したこと。
にあり、さらに、本考案における最大の特長は; (3) X方向両端部にラツクを対向配置せしめると
ともに、同ラツクに、支軸に取付けられたピニ
オンを装架し、しかもこの支軸を、送りネジに
より駆動されるX方向動作レールに回転を可能
にして取付けることにより、X方向動作レール
に従動してピニオンがラツク上を自動的に回転
移動を成すようにし、以つて、X方向動作レー
ルにおいて、送りネジと反対側に働くモーメン
ト(第1図における矢視A)を完全排除せしめ
て、X方向動作レールのY軸との完全平行移動
を可能ならしめ、X方向動作レールの駆動精度
の超高精度化を図つた。
ことにある。
以下、一実施例を示した添付図面にもとずき詳
述する。
図において、1は、X軸に平行に装備されたボ
ール・スクリユウであり、該ボール・スクリユウ
1は、モーター2を作動させることにより、チエ
ーン・スプロケツト3→チエーン4→チエーン・
スプロケツト5→ボール・スクリユウ1と回転が
伝達され、正逆任意に回転を得るようになつてい
る。
ボール・スクリユウ1には、X方向動作レール
6が噛動自在に取付けられており、而して、ボー
ル・スクリユウ1を回転せしめれば、X方向動作
レール6はボール・スクリユウ1上を右または左
に移動を成すが、X方向動作レール6は、その両
端部に係合溝60が形成されており、該係合溝6
0が、上記ボール・スクリユウ1と平行に、かつ
所要の間隔を存して配された一対の誘導レール7
に係合されているから、X方向動作レール6の移
動中のブレは排除され、同動作レール6がY軸に
対して平行を保ちながら移動を成すようにしてあ
る。
以上に述べた構成は第1図に示す通りであり、
従来の送りネジによる駆動方式で採用されている
ものである。
しかるに、上記構成のまゝでは、先にも述べた
ように、X方向動作レール6においての、ボー
ル・スクリユウ1との反対側に矢視Aの如きモー
メントが働き、この作用は、スパンが広い場合、
すなわちX方向動作レール6が長い場合に顕著に
現われ、X方向動作レール6のY軸との平行移動
が妨げられてしまう、すなわち、X方向動作レー
ル6の駆動精度が損われてしまう。
そこで、本考案では、以下に述べる構成を付加
装備せしめることにより、上記問題の根本解決を
図つたものである。
すなわち、本考案になる装置は第2図に示す通
りであり、ボール・スクリユウ1に平行に、ラツ
ク8を所要の間隔を存して対向配置せしめるとと
もに、支軸9を介して該ラツク8上にピニオン1
0を装架せしめ、しかも、この支軸9を、X方向
動作レール6に回転を可能にして取付けた11も
のである。
而して、本考案によれば、モーター2を作動さ
せてボール・スクリユウ1を回転させると、X方
向動作レール6が移動を成すが、このX方向動作
レール6の動作とともに、ピニオン10がラツク
8上の回転移動を成すから、上述したモーメント
(第1図矢視A)は完全排除され、かくして、X
方向動作レール6のY軸との完全平行移動が達成
され、X方向動作レール6の駆動精度は極めて精
密なものとなる。
そして、本考案によれば、ガイド(符号7の内
の図上左側の方)の軸線方向に対するX方向動作
レール6の係合幅を大きく取る必要がないから
(本考案によらない場合は、上述のモーメントを
吸収するために、X方向動作レール6のスパンの
広さに応じて係合幅を大きくしなければならなく
なり、そうすると、該係合部分の抵抗はそれに従
つて増大して動作レールの駆動スピードの低下を
招き、動力消費も多くなり、さらに装置の大型化
を招いてしまうという弊害を避け得ない)、上述
の駆動精度の確保とともに、X方向動作レール6
の駆動スピードの確保、動力料の節約、装置の小
型化の実現が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の駆動装置を上視図(同図A)と
側視図(同図B)で示したもの、第2図は本考案
になる駆動装置を上視図(同図A)と側視図(同
図B)で示したものである。 符号は;1……ボール・スクリユウ、6……X
方向動作レール、7……誘導レール、8……ラツ
ク、9……支軸、10……ピニオン、12……取
付基枠、をそれぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ボール・スクリユウ等の精密送りネジを一側に
    設置し、該送りネジを回転させることにより動作
    レールをX軸(またはY軸)と平行駆動するよう
    に成した精密駆動装置において、 上記精密送りネジ設置側とこれの反対側とに該
    送りネジと平行に成して一対のラツクを設置する
    とともに、支軸の両端部にピニオンを備えせしめ
    た動作レールの真直姿勢保持体につき、上記ラツ
    ク上にピニオンを装架せしめるとともに、支軸を
    動作レールに回転を可能に成して平行に取り付け
    ることにより精密送りネジ設置側の反対側に働く
    動作レールのモーメント吸収手段と成したことを
    特徴とする精密駆動装置。
JP7785984U 1984-05-26 1984-05-26 精密駆動装置 Granted JPS60189648U (ja)

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JP7785984U JPS60189648U (ja) 1984-05-26 1984-05-26 精密駆動装置

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JP7785984U JPS60189648U (ja) 1984-05-26 1984-05-26 精密駆動装置

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Publication Number Publication Date
JPS60189648U JPS60189648U (ja) 1985-12-16
JPH038826Y2 true JPH038826Y2 (ja) 1991-03-05

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ID=30621309

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JP7785984U Granted JPS60189648U (ja) 1984-05-26 1984-05-26 精密駆動装置

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JP (1) JPS60189648U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5016668U (ja) * 1973-06-11 1975-02-21
JPS581854B2 (ja) * 1975-04-15 1983-01-13 株式会社東芝 シンゴウカンソクソウチ

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5388763U (ja) * 1976-12-22 1978-07-20
JPS6014042Y2 (ja) * 1981-06-29 1985-05-04 ソニー株式会社 高速送り用ネジ装置

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JPS581854B2 (ja) * 1975-04-15 1983-01-13 株式会社東芝 シンゴウカンソクソウチ

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Publication number Publication date
JPS60189648U (ja) 1985-12-16

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