JPH0624020A - カラー感熱プリンタ - Google Patents

カラー感熱プリンタ

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JPH0624020A
JPH0624020A JP17841692A JP17841692A JPH0624020A JP H0624020 A JPH0624020 A JP H0624020A JP 17841692 A JP17841692 A JP 17841692A JP 17841692 A JP17841692 A JP 17841692A JP H0624020 A JPH0624020 A JP H0624020A
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JP
Japan
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recording material
color
light source
thermosensitive recording
ultraviolet rays
Prior art date
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Application number
JP17841692A
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English (en)
Inventor
Nobuo Miyazaki
紳夫 宮崎
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリント時間を短縮する。 【構成】 排紙トレー31の収納部33の天井33aに
漂白用光源35を配置する。感熱記録済みの記録材料1
0が排紙トレー31に送られた時に、漂白用光源35を
点灯する。排紙トレー31の取出口には漂白用の紫外線
をカットする透明材料を配置する。 【効果】 排紙時に排紙速度を低下させてクランプ箇所
を漂白する必要が無いため、プリント時間が短縮され
る。プリント終了を漂白用光源の点灯により確認するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー感熱記録材料に
ビデオ画像等を熱記録するカラー感熱プリンタに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】カラー感熱プリンタには、例えば、特開
昭61ー213169号公報に記載されているように、
支持体上にマゼンタ感熱発色層,シアン感熱発色層,イ
エロー感熱発色層を順次層設して、フルカラーの画像を
直接に熱記録することができるようにしたカラー感熱記
録材料が用いられる。そして、表面の感熱発色層から順
に熱記録を行い、次の感熱発色層に熱記録する際に、そ
の上にある熱記録済みの感熱発色層が再度熱記録されな
いようにするため、熱記録後に個々の感熱発色層に特有
な波長域の電磁線を照射している。
【0003】これらの熱記録と電磁線の照射は、一般に
プラテンドラムの外周面にカラー感熱記録材料の先端を
クランプ部で固定し、プラテンドラムを回転させながら
行われる。そして、これらの処理が終わると、プラテン
ドラムは逆回転される。カラー感熱記録材料の後端が排
紙通路の入口に達すると、分離爪によって排紙通路内に
案内され、排紙通路内の搬送ローラ対にくわえこまれ
る。続いてクランプ部によるカラー感熱記録材料の先端
の固定が解除されるから、カラー感熱記録材料は、搬送
ローラ対によって排紙通路を通ってトレーに排出され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記カ
ラー感熱プリンタでは、クランプ部でカラー感熱記録材
料の先端が押さえられているから、この部分には電磁線
が照射されないため、淡黄色の帯状となってしまう。こ
のクランプ箇所を漂白するためには、排紙時にその速度
を低くするか、停止させた状態で漂白光をあてる必要が
ある。このため、図1の(A)に示すように、この漂白
を行う分だけプリント時間が長くなるという問題があ
る。
【0005】本発明は、プリント時間を短縮できるよう
にしたカラー感熱プリンタを提供することを目的とする
ものである。また、本発明は、プリント速度を低下させ
ることなく、クランプ部で押さえられている先端部を含
むカラー感熱記録材料の全面に対して充分な漂白を行う
ことができるようにしたカラー感熱プリンタを提供する
ことを目的とするものである。また、本発明は、ブザー
等を用いることなく、プリント終了を告知することがで
きるようにしたカラー感熱プリンタを提供することを目
的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
したカラー感熱プリンタは、排紙部の天井に紫外線及び
可視光を発する光源を配置するとともに、排紙部の取出
口には紫外線をカットする透明部材を配置し、前記光源
を排紙時に点灯させることによりカラー感熱記録材料の
クランプ箇所を漂白するようにしたものである。
【0007】また、請求項2に記載したカラー感熱プリ
ンタは、カラー感熱記録材料を排出する通路又は排紙部
の天井に少なくとも紫外線を発するストロボ光源を配置
し、前記ストロボ光源を排紙時に点灯させることにより
カラー感熱記録材料のクランプ箇所を漂白するようにし
たものである。
【0008】
【実施例】図2ないし図4において、シート状をしたカ
ラー感熱記録材料10は、カセット11内に複数枚が積
層されており、その最上層にあるものが給紙ローラ12
によって押し出され、給紙通路13に送られる。この給
紙通路13には搬送ローラ対14が設けられており、カ
セット11から送り出されたカラー感熱記録材料10を
プラテンドラム15に向かって給送する。このプラテン
ドラム15は、プラテン軸16を介してステッピングモ
ータ17によって回転駆動される。
【0009】プラテンドラム15には、カラー感熱記録
材料10の先端部10aをプラテンドラム15の外周面
15aに押圧して固定するクランプ部18が設けられて
いる。このクランプ部18は、長孔18aを介してプラ
テン軸16に取り付けられている。そして、クランプ部
18の側面18bにはソレノイド19が固定され、この
プランジャの輪状部分20がプラテン軸16に嵌められ
ている。周知のように、ソレノイド19にはスプリング
が内蔵されており、輪状部分20をソレノイド19側に
引き寄せる方向に付勢している。したがって、ソレノイ
ド19が通電されていない状態では、クランプ部18は
常にカラー感熱記録材料10の先端部10aを固定する
方向に付勢されている。そして、この時には、図4に示
すように、クランプ部18の爪18cがプラテンドラム
15の外周面15aに形成された溝15bに入り込むよ
うになっている。
【0010】ソレノイド19への印加電圧は2段階に制
御され、この印加電圧に応じてクランプ部18は図3に
示した給紙位置と図2に示す排紙位置との2段階に移動
される。給紙位置では、カラー感熱記録材料10の先端
部10aは固定されないが、クランプ部18の爪18c
は溝15bから完全には抜け出ておらず、この爪18c
に先端部10aが当接され、カラー感熱記録材料10の
通り抜けが防止される。また、排紙位置では、爪18c
の先端とプラテンドラム15の外周面15aとの距離が
充分にとられ、カラー感熱記録材料10がクランプ部1
8を通り抜けできるようになり、順転排紙が可能にな
る。
【0011】前記プラテンドラム15の外周には、カラ
ー感熱記録材料10の熱記録位置にサーマルヘッド2
1,その下流側でサーマルヘッド21と接近した位置に
マゼンタ用光定着器22,さらにその下流にイエロー用
光定着器23が配置されている。サーマルヘッド21
は、多数の発熱素子が主走査方向にライン状に配列され
ており構成されており、各発熱素子は画素の濃度に応じ
た熱エネルギーを発生する。マゼンタ用光定着器22は
発光ピークがほぼ365nmの紫外線ランプ24とリフ
レクタ25とからなり、イエロー用光定着器23は発光
ピークがほぼ420nmの棒状をした紫外線ランプ26
とリフレクタ27とからなる。なお、365〜420n
mの波長域の紫外線を放出する1本の紫外線ランプと、
この前に出し入れ自在なフィルターを用い、このフィル
ターによって2種類の紫外線を選択的に取り出してもよ
い。この光定着器はマゼンタ用光定着器22の位置に配
置される。
【0012】サーマルヘッド21とマゼンタ用光定着器
22との間でマゼンタ用光定着器22寄りの位置には、
ストッパ28が設けられている。このストッパ28は、
カラー感熱記録材料10の固定を解除するためにクラン
プ部18が排紙位置(図2参照)に移動された後は、ク
ランプ部18がプラテンドラム15と一緒に回転しない
ように、クランプ部18の回転を阻止する。
【0013】マゼンタ用光定着器22とイエロー用光定
着器23との間には、リフレクタ27の外壁面をその一
部として全ての熱記録が終了したカラー感熱記録材料1
0を排出する排紙通路30が設けられ、その奥にはカラ
ー感熱記録材料10をくわえ込み排紙トレー31に向か
って搬送する搬送ローラ対32が設けられている。図5
に示すように、排紙トレー31はトレー収納部33内に
取出口34を介し取り出し自在に収納されている。トレ
ー収納部33の天井33aには、漂白用光源35が取り
付けられている。漂白用光源35は、マゼンタ用光定着
器22と同様のものであり、紫外線と可視光とを照射し
て、感熱記録済みの記録材料10の先端部10aを漂白
する。
【0014】図5に示すように、排出口34には、漂白
用光源35からの紫外線をカットする紫外線カット透明
材料36が取り付けられており、漂白時の紫外線が排出
口34から外部に漏れることを防止している。この透明
部材36は、取付軸37により回動自在に取付られてお
り、記録材料10の取り出し時には上方に回動して退避
するため、感熱記録済みの記録材料を取り出す際に障害
となることは無い。なお、このように取付軸37により
回動自在に取りつける他に、記録材料を取り出す時に障
害となることの無い位置に固定して取り付けてもよい。
【0015】図6は、カラー感熱記録材料の一例を示す
ものである。支持体41の上に、シアン感熱発色層4
2,マゼンタ感熱発色層43,イエロー感熱発色層4
4,保護層45が順次層設されている。これらの各感熱
発色層42〜44は、熱記録される順番に表面から層設
されているが、例えばマゼンタ,イエロー,シアンの順
番に熱記録する場合には、イエロー感熱発色層とマゼン
タ感熱発色層との位置が入れ換えられる。これらの感熱
発色層42〜44は、深層ほど発色熱エネルギーが高い
ため、この発色熱エネルギーを変えることで3色の感熱
発色層42〜44を選択的に記録することができる。
【0016】マゼンタ感熱発色層43は、サーマルヘッ
ド27で熱記録した後に、365nm付近の紫外線を照
射するとジアゾニウム塩化合物が光分解して発色能力が
失われる。イエロー感熱発色層44は、420nm付近
の近紫外線を照射すると光定着して発色能力が失われ
る。この為、これよりもエネルギーが高い365nmの
近紫外線によっても光定着する。これらのマゼンタ感熱
発色層43及びイエロー感熱発色層44には、ジアゾニ
ウム塩化合物が含まれているため、カラー感熱記録材料
10はもともと薄黄色をしている。
【0017】これらの感熱発色層43,44が充分に光
定着されると、カラー感熱記録材料10の未記録部分が
薄黄色から透明に変化する。しかし、カラー感熱記録材
料10の先端部10aはクランプ部18により覆われて
遮光されているため、この部分が未漂白となり薄黄色の
帯状に残る。そこで、このクランプ箇所を漂白し、しか
もプリント時間を短縮するために、本実施例では、カラ
ー感熱記録材料10を排紙トレー31に排出した後に、
トレー収納部33の天井33aに漂白用光源35を配置
して、クランプ箇所の漂白を行っている。これにより、
クランプ部18で遮蔽されていた先端部10aにも紫外
線が照射されるから、未定着状態で黄色い帯となってい
た部分も完全に漂白される。また、排紙トレー31の取
出口34には、紫外線をカットする透明部材36が配置
されており、漂白用光源35の紫外線が外部に漏れるこ
とのないようにされている。この透明部材36は可視光
を透過させるため、可視光の確認によりプリント終了を
操作者に告知することができる。
【0018】図7は、各感熱発色層42〜44の特性を
示すものである。横軸の熱エネルギーは、サーマルヘッ
ド21の発熱素子が発生する熱エネルギーを表してお
り、イエロー感熱発色層44の熱エネルギーが最も低
く、シアン感熱発色層42の熱エネルギーが最も高い。
この熱エネルギーの差異の主たる要因は、シアン感熱発
色層42は、イエロー感熱発色層44,マゼンタ感熱発
色層43を介して加熱しなければならないからである。
このように、シアン感熱発色層42は感熱発色するに必
要な熱エネルギーがほぼ80mJ/mm2 以上であるた
め、通常の保管状態では発色することはない。
【0019】次に、上記実施例の作用について図8に示
すシーケンスに従って説明する。給紙時には、プラテン
ドラム10は図3に示すセット位置に停止している。こ
の時、ソレノイド19が通電されて、クランプ部18が
給紙位置へ移動している。搬送ローラ対14は、給紙ロ
ーラ12によりカセット11から供給されたカラー感熱
記録材料10をくわえ込みプラテンドラム15に向けて
搬送する。カラー感熱記録材料10の先端部10aがク
ランプ部18の爪18cに当接すると同時に搬送ローラ
対14はいったん停止され、ソレノイド19の通電が停
止される。これにより、クランプ部18は、内蔵スプリ
ングによって引き戻されるから、先端部10aがクラン
プ部18でクランプされる。このクランプ後に、ステッ
ピングモータ17が駆動されてプラテンドラム15と搬
送ローラ対14とが回転するから、カラー感熱記録材料
10はプラテンドラム15の外周面15aに巻き付けら
れる。
【0020】プラテンドラム15が回転して、カラー感
熱記録材料10の記録エリアの先端がサーマルヘッド2
1に到達すると、このサーマルヘッド21によってイエ
ロー画像が1ラインずつ熱記録される。このイエロー画
像の熱記録では、サーマルヘッド21の各発熱素子は、
図7に示す発色特性を考慮した温度に発熱される。この
イエロー画像が熱記録された部分は、図4に示したよう
に、イエロー用光定着器23に達し、ここで光定着が行
われる。このイエロー用光定着器23によりほぼ420
nm付近の近紫外線がカラー感熱記録材料10に照射さ
れ、次のマゼンタ感熱発色層44の熱記録時に、イエロ
ーが発色しない程度に定着される。
【0021】プラテンドラム15の回転が進み、記録エ
リアが再びサーマルヘッド21の位置に達すると、マゼ
ンタ画像がマゼンタ感熱発色層43に1ラインずつ熱記
録される。マゼンタ画像の熱記録時には、イエロー用光
定着器23は消灯されて代わりにマゼンタ用光定着器2
2がカラー感熱記録材料10の後端が通過するまで点灯
される。これにより、ほぼ365nm付近の紫外線がカ
ラー感熱記録材料10に照射され、シアン感熱発色層4
2の熱記録時に、マゼンタが発色しない程度に光定着さ
れる。
【0022】次に、カラー感熱記録材料10がサーマル
ヘッド21に対面すると、シアン画像の記録が開始され
る。このシアン画像の記録の直前にソレノイド19が通
電され、クランプ部18が排紙位置に移動されて先端部
10aのクランプが解除される。そして、クランプ部1
8はストッパ28に当接し、その位置で回転が阻止され
るが、プラテンドラム15はステッピングモータ17に
よって継続回転されるから、プラテンドラム15とこれ
に転がり接する搬送ローラ(図示せず)とにより、カラ
ー感熱記録材料10はクランプ部18を通過して排紙通
路30に向かって搬送されるようになる。この排紙時
に、サーマルヘッド21によりシアン画像がカラー感熱
記録材料10のシアン感熱発色層42に1ラインずつ熱
記録される。そして、カラー感熱記録材料10は、排紙
通路30を通って搬送ローラ対32にくわえこまれ、排
紙トレー31に排出される。
【0023】排紙トレー31に感熱記録済みの記録材料
10が排出されると、この排紙開始時から漂白用光源3
5が点灯され、これにより、クランプ部18で覆われて
黄色の帯となっていた先端部10aに紫外線が照射され
て漂白される。図1(B)に示すように、排紙後にクラ
ンプ箇所の漂白を行うため、この漂白に要する時間が1
サイクルのプリント時間に含まれず、これによりプリン
ト時間をT1だけ短縮することができる。なお、本実施
例では、シアン感熱記録時には、マゼンタ用光定着器2
2を点灯させていないが、この記録時にも、マゼンタ用
光定着器22を再び点灯するようにしてもよい。この場
合には、クランプ部18の漂白をより一層確実に行うこ
とができる。また、感熱記録済みの記録材料10が排紙
トレー31に排出された時に、上記漂白用光源35が点
灯されるため、この点灯状態が紫外線をカットする透明
部材36を透過した可視光により確認することができ
る。これにより、使用者に不要な騒音を与えることな
く、プリント終了を告知することができる。
【0024】次に、トレー収納部33の天井33aに設
けた漂白用光源35に変えて、図9に示すように、排紙
通路50に漂白用ストロボ光源51を配置してもよい。
なお、この実施例において、上記第1実施例と同一構成
部材には同一符号を付してその説明を省略している。こ
の第2実施例の場合には、クランプ箇所の通過時にスト
ロボ光源51を発光させてこのクランプ箇所を瞬時に漂
白する。これにより、図10に示すように、従来例
(B)のように、排紙速度を低くして漂白する必要も無
くなり、1サイクルのプリント時間をT2だけ短縮する
ことができる。
【0025】なお、上記実施例では、感熱記録済み記録
材料10を感熱記録時と同じ方向に送り排出するように
するようにしてプリント時間をより一層短縮させている
が、この他に、プラテンドラムを感熱記録時とは反対の
方向に回転させて排紙するタイプのものにも実施しても
よい。この場合には、プラテンドラムを逆転するため、
この逆転時間分だけプリント時間が長くなるが、排紙時
に排紙速度を低下させてクランプ箇所を漂白する必要が
無い分だけ、プリント時間を短縮することができる。ま
た、上記実施例では、排紙トレーをトレー収納部に出し
入れ自在に設けて排紙部を構成したが、これに代えて、
単に固定式の排紙トレーを設け、これの天井に漂白用光
源を設けてもよい。
【0026】また、上記各実施例は、サーマルヘッド又
はカラー感熱記録材料を副走査方向に相対移動して記録
するラインプリンタであるが、本発明は二次元に相対移
動して記録するシリアルプリンタに対しても適用するこ
とができる。このシリアルプリンタでは、発熱素子が主
走査方向に配列され、熱記録時に副走査方向に移動する
サーマルヘッドが用いられ、そしてカラー感熱記録材料
は主走査方向に移動する。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
記載のカラー感熱プリンタによれば、排紙部の天井に漂
白用光源を配置して排紙時にこれを点灯するようにした
から、排紙時に排紙速度を低下させて又は停止させて漂
白を行うものに比べて、排紙速度を低下させる等の必要
がないため、この分だけプリント時間を短縮することが
できる。しかも、排紙時の漂白用光源の点灯を確認する
ことにより、プリント終了を告知することができるた
め、ブザー音等によりプリント終了を告知するものに比
べて使用者に騒音を与えることがない。
【0028】また、請求項2記載のカラー感熱プリンタ
によれば、排紙通路又は排紙部にストロボ光源を設け
て、これによりクランプ箇所を瞬時に漂白するから、漂
白のためにカラー感熱記録材料の排紙速度を低下させる
必要がなく、プリント時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラー感熱プリンタと従来例とのプリ
ント時間を示す説明図である。
【図2】カラー感熱記録材料を排出している状態を示す
カラー感熱プリンタの概略図である。
【図3】カラー感熱記録材料の給紙状態を示す概略図で
ある。
【図4】カラー感熱記録材料のイエロー感熱発色層に対
して熱記録及び光定着を行っている状態を示す概略図で
ある。
【図5】トレー収納部を示す図2にオケルV−V線に沿
う断面図である。
【図6】カラー感熱記録材料の層構造を示す説明図であ
る。
【図7】カラー感熱記録材料の発色特性を示すグラフで
ある。
【図8】カラー感熱プリンタのシーケンスを示すフロー
チャートである。
【図9】本発明の他のカラー感熱プリンタを示す概略図
である。
【図10】同カラー感熱プリンタと従来例とのプリント
時間を示す説明図である。
【符号の説明】
10 カラー感熱記録材料 15 プラテンドラム 18 クランプ部 21 サーマルヘッド 22 マゼンタ用光定着器 23 イエロー用光定着器 30 排紙通路 31 排紙トレー 33 トレー収納部 35 漂白用光源 36 紫外線カット透明部材 51 ストロボ光源

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の感熱発色層が積層されたカラー感
    熱記録材料を用い、このカラー感熱記録材料の端部をプ
    ラテンドラムの外周面に固定する固定位置と固定を解除
    する退避位置との間で移動自在なクランプ部と、前記プ
    ラテンドラムを回転駆動する駆動手段と、感熱記録済み
    のカラー感熱記録材料が排出される排紙部とを備えたカ
    ラー感熱プリンタにおいて、 前記排紙部の天井に紫外線及び可視光を発する光源を配
    置するとともに、排紙部の取出口には紫外線をカットす
    る透明部材を配置し、前記光源を排紙時に点灯させるこ
    とによりカラー感熱記録材料のクランプ箇所を漂白する
    ことを特徴とするカラー感熱プリンタ。
  2. 【請求項2】 複数の感熱発色層が積層されたカラー感
    熱記録材料を用い、このカラー感熱記録材料の端部をプ
    ラテンドラムの外周面に固定する固定位置と固定を解除
    する退避位置との間で移動自在なクランプ部と、前記プ
    ラテンドラムを回転駆動する駆動手段とを備えたカラー
    感熱プリンタにおいて、 前記カラー感熱記録材料を排出する通路又は排紙部の天
    井に少なくとも紫外線を発するストロボ光源を配置し、
    前記ストロボ光源を排紙時に点灯させることによりカラ
    ー感熱記録材料のクランプ箇所を漂白することを特徴と
    するカラー感熱プリンタ。
JP17841692A 1992-07-06 1992-07-06 カラー感熱プリンタ Pending JPH0624020A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5929890A (en) * 1995-05-15 1999-07-27 Fuji Xerox Co., Ltd. Method of and device for forming a reversible color image

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5929890A (en) * 1995-05-15 1999-07-27 Fuji Xerox Co., Ltd. Method of and device for forming a reversible color image

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