JPH0623990U - 天井走行台車の昇降台の昇降速度制御装置 - Google Patents

天井走行台車の昇降台の昇降速度制御装置

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JPH0623990U
JPH0623990U JP6400792U JP6400792U JPH0623990U JP H0623990 U JPH0623990 U JP H0623990U JP 6400792 U JP6400792 U JP 6400792U JP 6400792 U JP6400792 U JP 6400792U JP H0623990 U JPH0623990 U JP H0623990U
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JP
Japan
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main body
lifting
overhead traveling
lifting platform
traveling carriage
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Pending
Application number
JP6400792U
Other languages
English (en)
Inventor
明彦 大森
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP6400792U priority Critical patent/JPH0623990U/ja
Publication of JPH0623990U publication Critical patent/JPH0623990U/ja
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  • Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
  • Control And Safety Of Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 昇降台が天井走行台車本体に衝突するおそれ
を生じさせることなく、昇降台の上昇速度を大きくし、
保守作業等の作業効率を向上させる。 【構成】 天井走行台車11において、本体12に設け
られたモータによってスチールベルト15を巻上げ、あ
るいは開放することにより、昇降台14を昇降させる。
昇降台14の上昇時において、昇降台14が本体12か
ら所定距離以上離れている時、昇降台14は30m/m
inで上昇する。昇降台14が本体12から所定距離以
内に接近すると、光電スイッチ41がこれを検出し、こ
れにより昇降台14の上昇速度は6m/minに減速す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、天井走行台車の昇降台の昇降速度を制御する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、天井走行台車によって荷を搬送するシステムが知られている。天井走行 台車の本体は、天井に設けられたレールに案内されて走行し、本体の下方にはス チールベルトによって昇降台が吊り下げられている。昇降台は、スチールベルト を巻上げあるいは開放することによって昇降される。通常時においては、昇降台 の昇降はコンピュータによって速度制御が行なわれている。
【0003】 ところで、天井走行台車の保守点検等のためにリモコンスイッチによって手動 によって昇降台を昇降させる場合、昇降台の上昇速度を高い速度で一定にすると 、昇降台の最上昇位置で昇降台が天井走行台車本体に高速で衝突し、これにより 本体に大きな衝撃が加わって電気的あるいは機械的な故障を発生するおそれがあ る。そこで従来、手動による昇降動作においては、昇降台の昇降速度は一定の低 い値に定められている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このように昇降速度を抑える構成によると、昇降台を迅速に上昇させ ることができないために、保守点検等の作業効率が低下するという問題を生ずる 。 本考案は、このような問題点に鑑み、昇降台が天井走行台車本体に衝突するお それを生じさせることなく、昇降台の上昇速度を大きくし、種々の作業効率を向 上させることができる昇降速度制御装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る天井走行台車の昇降台の昇降速度制御装置は、天井走行台車本体 に対して昇降台を昇降させる駆動手段と、昇降台が本体に対して所定の距離以内 に接近したことを検出する検出手段と、検出手段が昇降台が本体に対して所定の 距離以内に接近したことを検出したときに昇降台の上昇速度を減少させる減速手 段とを備えたことを特徴としている。
【0006】
【実施例】
以下図示実施例により本考案を説明する。 図1は天井走行台車11の構成の一例を示す。天井走行台車11の本体12は 、天井に設けられたレール13に案内されて走行し、また本体12の下方には昇 降台14が設けられる。昇降台14は、4本のスチールベルト15によって本体 12から吊り下げられ、これらのスチールベルト15を巻上げ、あるいは開放す ることにより昇降する。昇降台14の下面には2つのチャック機構21が設けら れる。これらのチャック機構21は、例えばシリコンウェハ等を収納したバケッ ト(荷物)31を掴んで吊り下げる。
【0007】 本体12には光電スイッチ41が設けられている。光電スイッチ41は、昇降 台14に向かって赤外線を発する発光素子と、この反射光を受光する受光素子と を具備する。昇降台14が本体12に対して予め定められた距離以内に接近する と、受光素子が受ける反射光の強度が増加し、このため光電スイッチ41がオン となる。
【0008】 通常時、天井走行台車11はコンピュータによって自動制御されるが、保守点 検時、昇降台14はリモコンスイッチ42による手動操作によって昇降駆動され る。このリモコンスイッチ42としては種々のものを採用することができるが、 本実施例では、天井走行台車の本体12に設けられた所定の受光部に赤外線を照 射することにより、この本体12を上昇または下降させる構成を有しているもの とする。すなわちリモコンスイッチ42は、上昇制御用のスイッチボタンと下降 制御用のスイッチボタンとを備えており、これらのスイッチボタンが押されてい る間、昇降台14は上昇または下降し、またこれらのスイッチボタンが開放され ることにより昇降台14の昇降動作は停止する。
【0009】 本実施例における昇降速度制御装置の構成を図2を参照して説明する。 マイコンを備えた制御回路51、モータ駆動用インバータ52、昇降駆動モー タ53および光電スイッチ41は、天井走行台車の本体12(図1)に設けられ 、上昇スイッチ43および下降スイッチ44はリモコンスイッチ42(図1)に 設けられている。上昇スイッチ44がオンされると昇降台14は上昇し、下降ス イッチ45がオンされると昇降台14は下降する。制御回路51はモータ駆動用 インバータ52を制御し、これにより、昇降駆動モータ53の回転速度が制御さ れる。
【0010】 次に図3を参照しつつ本実施例の動作について説明する。 図3はモータ43の速度を制御するためのルーチンを示す。このルーチンは一 定時間毎の割込みによって実行される。まず、ステップ60で下降スイッチ44 がオンか否か判定される。下降スイッチ44がオン状態であると判定されると、 ステップ61に進み、昇降台14の下降速度が30m/minとなるようにモー タ53が速度制御される。一方、下降スイッチ44がオフの場合、ステップ62 に進み、上昇スイッチ43がオンか否か判定される。上昇スイッチ43がオフ状 態の場合、すなわち、下降スイッチ44および上昇スイッチ43が共にオフ状態 である場合には、ステップ63に進み、モータ43は停止する。
【0011】 ステップ62において上昇スイッチ43がオン状態であると判断された場合、 ステップ64に進み光電スイッチ41がオンか否か判定される。光電スイッチ4 1がオフの場合、すなわち、昇降台14が本体に対して予め定められた距離以内 に接近していない場合、ステップ61に進み、昇降台14の上昇速度が30m/ minとなるようにモータ53が速度制御される。これによって、昇降台14を 迅速に上昇させることができる。一方、光電スイッチ41がオンの場合、すなわ ち、昇降台14が本体12に対して予め定められた距離以内に接近した場合、ス テップ65に進み、昇降台14の上昇速度が6m/minとなるようにモータ5 3の速度が減速される。これによって、昇降台14が本体12に高速で衝突する おそれはない。
【0012】 以上のように本実施例によれば、昇降台14が本体12に当接するときに本体 12に大きな衝撃が加わるおそれがなく、しかも昇降台14を迅速に上昇させる ことができ、したがって保守作業等の効率が向上する。
【0013】 なお、リモコンスイッチ42に選択ボタンを設け、この選択ボタンを切り換え ることにより、昇降台14を常時低速(6m/min)で昇降駆動できるように 構成してもよい。
【0014】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、昇降台が天井走行台車本体に衝突するおそれを 生じさせることなく、昇降台の上昇速度を大きくし、保守作業等の作業効率を向 上させることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を適用した天井走行台車の一
例を示す斜視図である。
【図2】昇降駆動モータを制御するためのブロック図で
ある。
【図3】昇降駆動モータの速度制御を実行するためのフ
ローチャートである。
【符号の説明】
11 天井走行台車 12 本体 14 昇降台 41 光電スイッチ 53 モータ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井走行台車本体に対して昇降台を昇降
    させる駆動手段と、前記昇降台が前記本体に対して所定
    の距離以内に接近したことを検出する検出手段と、該検
    出手段が前記昇降台が前記本体に対して所定の距離以内
    に接近したことを検出したときに前記昇降台の上昇速度
    を減少させる減速手段とを備えたことを特徴とする天井
    走行台車の昇降台の昇降速度制御装置。
JP6400792U 1992-08-20 1992-08-20 天井走行台車の昇降台の昇降速度制御装置 Pending JPH0623990U (ja)

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JP6400792U JPH0623990U (ja) 1992-08-20 1992-08-20 天井走行台車の昇降台の昇降速度制御装置

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Publication Number Publication Date
JPH0623990U true JPH0623990U (ja) 1994-03-29

Family

ID=13245705

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JP6400792U Pending JPH0623990U (ja) 1992-08-20 1992-08-20 天井走行台車の昇降台の昇降速度制御装置

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JP (1) JPH0623990U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015064304A (ja) * 2013-09-25 2015-04-09 株式会社東芝 放射性廃棄物内蔵容器取扱装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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