JPH06239725A - 練歯磨組成物 - Google Patents
練歯磨組成物Info
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- JPH06239725A JPH06239725A JP5278191A JP27819193A JPH06239725A JP H06239725 A JPH06239725 A JP H06239725A JP 5278191 A JP5278191 A JP 5278191A JP 27819193 A JP27819193 A JP 27819193A JP H06239725 A JPH06239725 A JP H06239725A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 殺菌活性が安定され、保型性などのレオロジ
ー的性質に優れた抗プラーク練歯磨組成物の提供。 【構成】 組成物全重量に対して、0.001〜5.0重
量%の水溶性のピリジニウム化合物、第四級アンモニウ
ム化合物またはビグアニド系殺菌剤、0.5〜5.0重量
%のヒドロキシエチルセルロースの平均分子量が100
万以上であり、かつ、カチオン化度が0.05〜0.5mo
l/グルコースであるカチオン化ヒドロキシエチルセル
ロース、0.5〜13重量%のポリオキシエチレン・ポ
リオキシプロピレンブロックコポリマー型界面活性剤お
よびアルキロールアミド型界面活性剤から選ばれる少な
くとも一種の界面活性剤および5〜50重量%の非シリ
カ系研磨剤を配合してなる練歯磨組成物を開示してい
る。 【効果】 配合したカチオン化殺菌剤の安定性に優れ、
かつペーストとしての保型性、使用感などにおけるレオ
ロジー的性質に優れた抗プラーク練歯磨組成物が得られ
る。
ー的性質に優れた抗プラーク練歯磨組成物の提供。 【構成】 組成物全重量に対して、0.001〜5.0重
量%の水溶性のピリジニウム化合物、第四級アンモニウ
ム化合物またはビグアニド系殺菌剤、0.5〜5.0重量
%のヒドロキシエチルセルロースの平均分子量が100
万以上であり、かつ、カチオン化度が0.05〜0.5mo
l/グルコースであるカチオン化ヒドロキシエチルセル
ロース、0.5〜13重量%のポリオキシエチレン・ポ
リオキシプロピレンブロックコポリマー型界面活性剤お
よびアルキロールアミド型界面活性剤から選ばれる少な
くとも一種の界面活性剤および5〜50重量%の非シリ
カ系研磨剤を配合してなる練歯磨組成物を開示してい
る。 【効果】 配合したカチオン化殺菌剤の安定性に優れ、
かつペーストとしての保型性、使用感などにおけるレオ
ロジー的性質に優れた抗プラーク練歯磨組成物が得られ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は練歯磨組成物、さらに詳
しくは、安定した殺菌活性と優れたレオロジー的性質を
有する抗プラーク練歯磨組成物に関する。
しくは、安定した殺菌活性と優れたレオロジー的性質を
有する抗プラーク練歯磨組成物に関する。
【0002】
【従来の技術および課題】水溶性のピリジニウム化合
物、第四級アンモニウム化合物およびビグアニド系殺菌
剤は、プラーク形成抑制に有効なカチオン性殺菌剤であ
り、従来から練歯磨組成物への配合が提案されている。
しかし、これらの化合物はカチオン性であるため、練歯
磨組成物中の粘結剤や界面活性剤といったアニオン性成
分と組み合わせると、電気的な反応を起こしてその殺菌
活性を損なうことがある。このような殺菌活性の電気的
不活性化を防止するため、特開平2−223511号、
特開平3−127718号および米国特許第5,176,
901号において、カチオン性殺菌剤とノニオン性粘結
剤あるいはカチオン性ポリマーとの組み合わせが提案さ
れている。しかし、これらの組成物中において、カチオ
ン性殺菌剤の殺菌活性は安定化されているものの、その
ペースト組成物は保型性が低く、使用感におけるレオロ
ジー的性質に劣る。一方、良好な保型性を付与するため
にカチオン性ポリマーを練歯磨組成物に用いることが提
案されており、例えば、特開昭60−1116号におい
ては、シリカとカチオン性ポリマーを組み合わせ、両物
質間にフロキュレーションを生じさせることにより増粘
性を高めてゲルを形成させている。しかし、このように
して形成されたゲルは固液分離など経日安定性に問題が
ある。また、シリカはシラノール基を有しているため、
カチオン性殺菌剤を吸着することにより、その殺菌活性
を不活性化するという問題点がある。
物、第四級アンモニウム化合物およびビグアニド系殺菌
剤は、プラーク形成抑制に有効なカチオン性殺菌剤であ
り、従来から練歯磨組成物への配合が提案されている。
しかし、これらの化合物はカチオン性であるため、練歯
磨組成物中の粘結剤や界面活性剤といったアニオン性成
分と組み合わせると、電気的な反応を起こしてその殺菌
活性を損なうことがある。このような殺菌活性の電気的
不活性化を防止するため、特開平2−223511号、
特開平3−127718号および米国特許第5,176,
901号において、カチオン性殺菌剤とノニオン性粘結
剤あるいはカチオン性ポリマーとの組み合わせが提案さ
れている。しかし、これらの組成物中において、カチオ
ン性殺菌剤の殺菌活性は安定化されているものの、その
ペースト組成物は保型性が低く、使用感におけるレオロ
ジー的性質に劣る。一方、良好な保型性を付与するため
にカチオン性ポリマーを練歯磨組成物に用いることが提
案されており、例えば、特開昭60−1116号におい
ては、シリカとカチオン性ポリマーを組み合わせ、両物
質間にフロキュレーションを生じさせることにより増粘
性を高めてゲルを形成させている。しかし、このように
して形成されたゲルは固液分離など経日安定性に問題が
ある。また、シリカはシラノール基を有しているため、
カチオン性殺菌剤を吸着することにより、その殺菌活性
を不活性化するという問題点がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な事情に鑑み、安定化した殺菌活性と優れたレオロジー
的性質を有する練歯磨組成物を得るべく鋭意研究を行っ
た結果、特定の分子量とカチオン化度を有するカチオン
化ヒドロキシエチルセルロース(以下、カチオン化HE
Cという)が、シリカとフロキュレーションしなくとも
単独で増粘性を生じることから、練歯磨組成物に対し、
水溶性のピリジニウム化合物、第四級アンモニウム化合
物またはビグアニド系殺菌剤と共に特定の分子量とカチ
オン化度を有するカチオン化HECを配合することによ
り、殺菌活性が安定化され、かつ保型性などのレオロジ
ー的性質に優れた練歯磨組成物が得られることを見い出
し、本発明を完成するに至った。
な事情に鑑み、安定化した殺菌活性と優れたレオロジー
的性質を有する練歯磨組成物を得るべく鋭意研究を行っ
た結果、特定の分子量とカチオン化度を有するカチオン
化ヒドロキシエチルセルロース(以下、カチオン化HE
Cという)が、シリカとフロキュレーションしなくとも
単独で増粘性を生じることから、練歯磨組成物に対し、
水溶性のピリジニウム化合物、第四級アンモニウム化合
物またはビグアニド系殺菌剤と共に特定の分子量とカチ
オン化度を有するカチオン化HECを配合することによ
り、殺菌活性が安定化され、かつ保型性などのレオロジ
ー的性質に優れた練歯磨組成物が得られることを見い出
し、本発明を完成するに至った。
【0004】すなわち、本発明は、組成物全重量に対し
て、(1)0.001〜5.0重量%の水溶性のピリジニウ
ム化合物、第四級アンモニウム化合物またはビグアニド
系殺菌剤、(2)0.5〜5.0重量%のヒドロキシエチル
セルロースの平均分子量が100万以上であり、かつ、
カチオン化度が0.05〜0.5mol/グルコースである
カチオン化ヒドロキシエチルセルロース、(3)0.5〜
13重量%のポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレ
ンブロックコポリマー型界面活性剤およびアルキロール
アマイド型界面活性剤から選ばれる少なくとも一種の界
面活性剤および(4)5〜50重量%の非シリカ系研磨剤
からなる練歯磨組成物を提供するものである。
て、(1)0.001〜5.0重量%の水溶性のピリジニウ
ム化合物、第四級アンモニウム化合物またはビグアニド
系殺菌剤、(2)0.5〜5.0重量%のヒドロキシエチル
セルロースの平均分子量が100万以上であり、かつ、
カチオン化度が0.05〜0.5mol/グルコースである
カチオン化ヒドロキシエチルセルロース、(3)0.5〜
13重量%のポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレ
ンブロックコポリマー型界面活性剤およびアルキロール
アマイド型界面活性剤から選ばれる少なくとも一種の界
面活性剤および(4)5〜50重量%の非シリカ系研磨剤
からなる練歯磨組成物を提供するものである。
【0005】本発明で用いるピリジニウム化合物は、水
溶性であればいずれの化合物であってもよく、好ましく
は、塩化セチルピリジニウムであり、また、第四級アン
モニウム化合物も同様に、水溶性であればいずれの化合
物であってもよく、好ましくは、塩化ベンゼトニウムま
たは塩化ベンザルコニウムである。さらに、ビグアニド
系殺菌剤も同様に、水溶性であればいずれの化合物であ
ってもよく、好ましくは、ρ−クロロベンジル−ビグア
ニドなどのモノ−ビグアニド類、クロルヘキシジン、ア
レキシジンなどのビス−ビグアニド類、ポリヘキサメチ
レンビグアニド塩酸塩などのポリビグアニド類であり、
さらに好ましくは、クロルヘキシジン塩類である。これ
らの化合物は、単独でも2種以上を併用してもよく、組
成物全量に対して、0.001〜5.0重量%、好ましく
は、0.01〜0.5重量%の割合で配合される。
溶性であればいずれの化合物であってもよく、好ましく
は、塩化セチルピリジニウムであり、また、第四級アン
モニウム化合物も同様に、水溶性であればいずれの化合
物であってもよく、好ましくは、塩化ベンゼトニウムま
たは塩化ベンザルコニウムである。さらに、ビグアニド
系殺菌剤も同様に、水溶性であればいずれの化合物であ
ってもよく、好ましくは、ρ−クロロベンジル−ビグア
ニドなどのモノ−ビグアニド類、クロルヘキシジン、ア
レキシジンなどのビス−ビグアニド類、ポリヘキサメチ
レンビグアニド塩酸塩などのポリビグアニド類であり、
さらに好ましくは、クロルヘキシジン塩類である。これ
らの化合物は、単独でも2種以上を併用してもよく、組
成物全量に対して、0.001〜5.0重量%、好ましく
は、0.01〜0.5重量%の割合で配合される。
【0006】本発明で用いるカチオン化HECは、例え
ばヒドロキシエチルセルロースに、3−クロロ−2−ヒ
ドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリドを付
加して得られるカチオン性のポリマーであり、ヒドロキ
シエチルセルロースの平均分子量が約100万以上、好
ましくは、100万〜300万、さらに好ましくは、1
50万〜270万であって、かつ、セルロースを構成す
る単位グルコース当りのカチオン基の平均付加モル数を
表すカチオン化度が0.05〜0.5mol/グルコースで
ある。該カチオン化HECは、組成物全量に対して、
0.5〜5.0重量%、好ましくは、1.0〜2.0重量%
の割合で配合される。なお、カチオン化HECの使用に
より、他の粘結剤は不要となる。
ばヒドロキシエチルセルロースに、3−クロロ−2−ヒ
ドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリドを付
加して得られるカチオン性のポリマーであり、ヒドロキ
シエチルセルロースの平均分子量が約100万以上、好
ましくは、100万〜300万、さらに好ましくは、1
50万〜270万であって、かつ、セルロースを構成す
る単位グルコース当りのカチオン基の平均付加モル数を
表すカチオン化度が0.05〜0.5mol/グルコースで
ある。該カチオン化HECは、組成物全量に対して、
0.5〜5.0重量%、好ましくは、1.0〜2.0重量%
の割合で配合される。なお、カチオン化HECの使用に
より、他の粘結剤は不要となる。
【0007】本発明で用いるポリオキシエチレン・ポリ
オキシプロピレンブロックコポリマー型界面活性剤は、
例えば、米国のBASFコーポレーションより「プルロ
ニック」なる商品名で発売されているものが使用でき
る。また、アルキロールアミド型界面活性剤は、
オキシプロピレンブロックコポリマー型界面活性剤は、
例えば、米国のBASFコーポレーションより「プルロ
ニック」なる商品名で発売されているものが使用でき
る。また、アルキロールアミド型界面活性剤は、
【0008】
【化1】
【0009】[式中R1およびR2は、炭素数8〜18の
アルキル基を意味する]で示される公知の非イオン性界
面活性剤であり、例えば、ラウリン酸モノエタノールア
ミド、ラウリン酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸モ
ノエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド
などが挙げられ、例えば、東邦化学工業(株)より「ト
ーホール」の商品名で発売されているものが使用でき
る。該界面活性剤は、組成物全量に対して、0.5〜1
3重量%、好ましくは、1.0〜10重量%の割合で配
合される。
アルキル基を意味する]で示される公知の非イオン性界
面活性剤であり、例えば、ラウリン酸モノエタノールア
ミド、ラウリン酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸モ
ノエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド
などが挙げられ、例えば、東邦化学工業(株)より「ト
ーホール」の商品名で発売されているものが使用でき
る。該界面活性剤は、組成物全量に対して、0.5〜1
3重量%、好ましくは、1.0〜10重量%の割合で配
合される。
【0010】本発明で用いる非シリカ系研磨剤は、シラ
ノール基を有しておらず、カチオン性殺菌剤に対する吸
着およびこれに伴う殺菌活性の不活性化の生じないもの
が選ばれる。例えば、第二リン酸カルシウム・二水和物
および無水物、第一リン酸カルシウム、第三リン酸カル
シウム、炭酸カルシウム、ピロリン酸カルシウム、水酸
化アルミニウム、アルミナ、不溶性メタリン酸ナトリウ
ム、第三リン酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、硫酸
カルシウム、ポリメタクリル酸メチルおよび合成樹脂な
どを、単独または2種以上を組み合わせて配合すること
ができる。該研磨剤は、組成物全量に対して、5〜50
重量%、好ましくは、10〜40重量%の割合で配合さ
れる。
ノール基を有しておらず、カチオン性殺菌剤に対する吸
着およびこれに伴う殺菌活性の不活性化の生じないもの
が選ばれる。例えば、第二リン酸カルシウム・二水和物
および無水物、第一リン酸カルシウム、第三リン酸カル
シウム、炭酸カルシウム、ピロリン酸カルシウム、水酸
化アルミニウム、アルミナ、不溶性メタリン酸ナトリウ
ム、第三リン酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、硫酸
カルシウム、ポリメタクリル酸メチルおよび合成樹脂な
どを、単独または2種以上を組み合わせて配合すること
ができる。該研磨剤は、組成物全量に対して、5〜50
重量%、好ましくは、10〜40重量%の割合で配合さ
れる。
【0011】本発明の練歯磨組成物は自体公知の方法に
より製造することができる。また、本発明の他の成分と
して、練歯磨組成物の種類に応じた適当な成分を本発明
の効果を損なわない範囲で配合することができる。
より製造することができる。また、本発明の他の成分と
して、練歯磨組成物の種類に応じた適当な成分を本発明
の効果を損なわない範囲で配合することができる。
【0012】例えば、湿潤剤としては、ソルビット、グ
リセリン、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコ
ール、ポリプロピレングリコール、キシリット、マルチ
ット、ラクチットなどを、単独または2種以上を組み合
わせて配合することができる。配合量は、通常、組成物
全量に対して5〜70重量%である。
リセリン、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコ
ール、ポリプロピレングリコール、キシリット、マルチ
ット、ラクチットなどを、単独または2種以上を組み合
わせて配合することができる。配合量は、通常、組成物
全量に対して5〜70重量%である。
【0013】さらに、香味剤として、メントール、カル
ボン、アネトール、オイゲノール、サリチル酸メチル、
リモネン、シメン、n−デシルアルコール、シトロネー
ル、α−テルピネオール、メチルアセタート、シトロネ
ニルアセタート、メチルオイゲノール、シネオール、リ
ナロール、エチルリナロール、ワニリン、チモール、ス
ペアミント油、ペパーミント油、レモン油、オレンジ
油、セージ油、ローズマリー油、桂皮油、シソ油、冬緑
油、丁子油、ユーカリ油などを、単独または2種以上を
組み合わせて組成物全量に対して0.1〜10重量%、
好ましくは0.5〜5重量%程度の割合で配合すること
ができる。
ボン、アネトール、オイゲノール、サリチル酸メチル、
リモネン、シメン、n−デシルアルコール、シトロネー
ル、α−テルピネオール、メチルアセタート、シトロネ
ニルアセタート、メチルオイゲノール、シネオール、リ
ナロール、エチルリナロール、ワニリン、チモール、ス
ペアミント油、ペパーミント油、レモン油、オレンジ
油、セージ油、ローズマリー油、桂皮油、シソ油、冬緑
油、丁子油、ユーカリ油などを、単独または2種以上を
組み合わせて組成物全量に対して0.1〜10重量%、
好ましくは0.5〜5重量%程度の割合で配合すること
ができる。
【0014】また、甘味剤として、サッカリンナトリウ
ム、アセスルファームカリウム、ステビオサイド、ネオ
ヘスペリジルジヒドロカルコン、グリチルリチン、ペリ
ラルチン、タウマチン、アスパラチルフェニルアラニル
メチルエステル、ρ−メトキシシンナミックアルデヒド
などを、組成物全量に対して0.01〜1重量%、好ま
しくは0.05〜0.5重量%の割合で配合することがで
きる。
ム、アセスルファームカリウム、ステビオサイド、ネオ
ヘスペリジルジヒドロカルコン、グリチルリチン、ペリ
ラルチン、タウマチン、アスパラチルフェニルアラニル
メチルエステル、ρ−メトキシシンナミックアルデヒド
などを、組成物全量に対して0.01〜1重量%、好ま
しくは0.05〜0.5重量%の割合で配合することがで
きる。
【0015】さらに、本発明の練歯磨組成物には、薬効
成分として、トリクロサンなどの非イオン性殺菌剤、ド
デシルジアミノエチルグリシンなどの両性殺菌剤、デキ
ストラナーゼ、アミラーゼ、プロテアーゼ、ムタナー
ゼ、リゾチーム、溶菌酵素(リテックエンザイム)など
の酵素、モノフルオロリン酸ナトリウム、モノフルオロ
リン酸カリウムなどのアルカリ金属モノフルオロフォス
フェート、フッ化ナトリウム、フッ化第一錫などのフッ
化物、トラネキサム酸やイプシロンアミノカプロン酸、
アルミニウムクロルヒドロキシルアラントイン、ジヒド
ロコレステロール、グリチルリチン塩類、グリチルレチ
ン酸、グリセロフォスフェート、クロロフィル、塩化ナ
トリウム、カロペプタイド、水溶性無機リン酸化合物な
どを、単独または2種以上を組み合わせて配合すること
ができる。
成分として、トリクロサンなどの非イオン性殺菌剤、ド
デシルジアミノエチルグリシンなどの両性殺菌剤、デキ
ストラナーゼ、アミラーゼ、プロテアーゼ、ムタナー
ゼ、リゾチーム、溶菌酵素(リテックエンザイム)など
の酵素、モノフルオロリン酸ナトリウム、モノフルオロ
リン酸カリウムなどのアルカリ金属モノフルオロフォス
フェート、フッ化ナトリウム、フッ化第一錫などのフッ
化物、トラネキサム酸やイプシロンアミノカプロン酸、
アルミニウムクロルヒドロキシルアラントイン、ジヒド
ロコレステロール、グリチルリチン塩類、グリチルレチ
ン酸、グリセロフォスフェート、クロロフィル、塩化ナ
トリウム、カロペプタイド、水溶性無機リン酸化合物な
どを、単独または2種以上を組み合わせて配合すること
ができる。
【0016】
【実施例】つぎに実施例および比較例を挙げて、本発明
をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例
に限定されるものではない。なお、特に断らない限り、
「%」は、重量%を表す。
をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例
に限定されるものではない。なお、特に断らない限り、
「%」は、重量%を表す。
【0017】実施例1〜4および比較例1〜20 表1および2に示した処方により、常法に従って練歯磨
組成物を調製した。表中の配合量はいずれも重量%であ
る。得られた練歯磨組成物について、その殺菌力および
ペーストの保型性を以下に示す測定方法にて測定した。
組成物を調製した。表中の配合量はいずれも重量%であ
る。得られた練歯磨組成物について、その殺菌力および
ペーストの保型性を以下に示す測定方法にて測定した。
【0018】(殺菌力試験)練歯磨組成物を、各々約
6.0g秤量して蒸留水に懸濁させ、遠心分離により上清
を得た。得られた上清中の塩化セチルピリジニウムまた
は塩化ベンゼトニウムの濃度が0.0001%、0.00
02%または0.0004%となるように蒸留水で希釈
した。一方、塩化セチルピリジニウムまたは塩化ベンゼ
トニウムを各々蒸留水に溶解し、0.0001%、0.0
002%または0.0004%の濃度としたものを最小
殺菌濃度(%)(以下、MBCという)測定の際の標準
として用いた。塩酸クロルヘキシジンおよびグルコン酸
クロルヘキシジンについては、0.0125%、0.02
5%または0.05%の濃度にすること以外は上記と同
様とした。各調製試料10mlに108〜109CFU/ml
のストレプトコッカス・ミュータンス(Streptcoccus
mutans)菌浮遊液0.1mlを加え、湯浴中37℃にて1
5分間殺菌反応を行った。反応後、試料液を一白金耳採
取し、ポリオキシエチレンモノオレート0.5%および
レシチン0.07%含有トリプチカーゼ・ソイ・アガー
(TSA)平板上に塗布し、嫌気条件下(N2/H2/C
O2=85/10/5)にて37℃、2日間培養し、M
BCを測定した。標準のMBCは、塩化セチルピリジニ
ウムおよび塩化ベンゼトニウムについては0.0002
%であり、塩酸クロルヘキシジンおよびグルコン酸クロ
ルヘキシジンについては0.025%であった。評価は
つぎの基準に従って評価した。 ○…試験サンプルのMBCが標準のMBCと同等。 ×…試験サンプルのMBCが標準のMBCより大。
6.0g秤量して蒸留水に懸濁させ、遠心分離により上清
を得た。得られた上清中の塩化セチルピリジニウムまた
は塩化ベンゼトニウムの濃度が0.0001%、0.00
02%または0.0004%となるように蒸留水で希釈
した。一方、塩化セチルピリジニウムまたは塩化ベンゼ
トニウムを各々蒸留水に溶解し、0.0001%、0.0
002%または0.0004%の濃度としたものを最小
殺菌濃度(%)(以下、MBCという)測定の際の標準
として用いた。塩酸クロルヘキシジンおよびグルコン酸
クロルヘキシジンについては、0.0125%、0.02
5%または0.05%の濃度にすること以外は上記と同
様とした。各調製試料10mlに108〜109CFU/ml
のストレプトコッカス・ミュータンス(Streptcoccus
mutans)菌浮遊液0.1mlを加え、湯浴中37℃にて1
5分間殺菌反応を行った。反応後、試料液を一白金耳採
取し、ポリオキシエチレンモノオレート0.5%および
レシチン0.07%含有トリプチカーゼ・ソイ・アガー
(TSA)平板上に塗布し、嫌気条件下(N2/H2/C
O2=85/10/5)にて37℃、2日間培養し、M
BCを測定した。標準のMBCは、塩化セチルピリジニ
ウムおよび塩化ベンゼトニウムについては0.0002
%であり、塩酸クロルヘキシジンおよびグルコン酸クロ
ルヘキシジンについては0.025%であった。評価は
つぎの基準に従って評価した。 ○…試験サンプルのMBCが標準のMBCと同等。 ×…試験サンプルのMBCが標準のMBCより大。
【0019】(ペースト保型性測定方法)ペーストの保
型性はラックテスト(平行に固定した針金の間隔を1、
4、8、10、13、16、19、22、25、28、
32および34mmに各々変えたラック)により測定し
た。ラック上に、直径1mmの穴のあいたキャップを付け
たラミネートチューブからペーストを絞り出し、30秒
後にどの間隔のところでペーストが切れるかを測定する
ことにより、ペーストの保型性を評価するものである。
評価はつぎの基準に従って評価した。 ○…ラック間隔22mm以上の間隔でペーストが切れな
い。 ×…ラック間隔22mm以下の間隔でペーストが切れる。
型性はラックテスト(平行に固定した針金の間隔を1、
4、8、10、13、16、19、22、25、28、
32および34mmに各々変えたラック)により測定し
た。ラック上に、直径1mmの穴のあいたキャップを付け
たラミネートチューブからペーストを絞り出し、30秒
後にどの間隔のところでペーストが切れるかを測定する
ことにより、ペーストの保型性を評価するものである。
評価はつぎの基準に従って評価した。 ○…ラック間隔22mm以上の間隔でペーストが切れな
い。 ×…ラック間隔22mm以下の間隔でペーストが切れる。
【0020】結果を表1および2に示す。表1および2
に示すとおり、カチオン性またはノニオン性粘結剤を用
いると、組成物中における塩化セチルピリジニウム、塩
化ベンゼトニウム、塩酸クロルヘキシジンまたはグルコ
ン酸クロルヘキシジンの殺菌活性はいずれも安定に保た
れる。さらに、ペーストの保型性という点で基準を満足
するものはカチオン化HECのみである。なお、ポリオ
キシエチレン・ポリオキシプロピレンブロックコポリマ
ー型界面活性剤の代わりにアルキロールアミド型界面活
性剤を用いても同様の結果が得られる。
に示すとおり、カチオン性またはノニオン性粘結剤を用
いると、組成物中における塩化セチルピリジニウム、塩
化ベンゼトニウム、塩酸クロルヘキシジンまたはグルコ
ン酸クロルヘキシジンの殺菌活性はいずれも安定に保た
れる。さらに、ペーストの保型性という点で基準を満足
するものはカチオン化HECのみである。なお、ポリオ
キシエチレン・ポリオキシプロピレンブロックコポリマ
ー型界面活性剤の代わりにアルキロールアミド型界面活
性剤を用いても同様の結果が得られる。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】実施例5〜12および比較例21〜26 表3および4に示した処方により、常法に従って、練歯
磨組成物を調製した。表中の配合量はいずれも重量%で
ある。表3および4に示すように、HECの平均分子量
が100万以上で、カチオン化度が0.05〜0.50で
あるカチオン化HECを配合することにより良好な保型
性を有する練歯磨組成物が得られた。塩化セチルピリジ
ニウムの代わりに塩化ベンゼトニウムを用いても、また
グルコン酸クロルヘキシジンの代わりに塩酸クロルヘキ
シジンを用いても、さらにポリオキシエチレン・ポリオ
キシプロピレンブロックコポリマー型界面活性剤の代わ
りにアルキロールアマイド型界面活性剤を用いても同様
の結果が得られる。
磨組成物を調製した。表中の配合量はいずれも重量%で
ある。表3および4に示すように、HECの平均分子量
が100万以上で、カチオン化度が0.05〜0.50で
あるカチオン化HECを配合することにより良好な保型
性を有する練歯磨組成物が得られた。塩化セチルピリジ
ニウムの代わりに塩化ベンゼトニウムを用いても、また
グルコン酸クロルヘキシジンの代わりに塩酸クロルヘキ
シジンを用いても、さらにポリオキシエチレン・ポリオ
キシプロピレンブロックコポリマー型界面活性剤の代わ
りにアルキロールアマイド型界面活性剤を用いても同様
の結果が得られる。
【0024】
【表3】
【0025】
【表4】
【0026】実施例13 つぎの処方により、常法に従って練歯磨組成物を調製し
た。 成 分 配合量(重量%) 塩化ベンゼトニウム 0.1 カチオン化HEC 1.5 (HEC平均分子量:220万、カチオン化度:0.15) ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド 2.0 水酸化アルミニウム 35.0 ソルビトール 35.0 フッ化ナトリウム 0.2 香 料 1.0 サッカリンナトリウム 0.2 精製水 100に調整 実施例13の組成物も良好な殺菌活性とペースト保型性
を示した。
た。 成 分 配合量(重量%) 塩化ベンゼトニウム 0.1 カチオン化HEC 1.5 (HEC平均分子量:220万、カチオン化度:0.15) ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド 2.0 水酸化アルミニウム 35.0 ソルビトール 35.0 フッ化ナトリウム 0.2 香 料 1.0 サッカリンナトリウム 0.2 精製水 100に調整 実施例13の組成物も良好な殺菌活性とペースト保型性
を示した。
【0027】実施例14 つぎの処方により、常法に従って練歯磨組成物を調製し
た。 成 分 配合量(重量%) 塩化セチルピリジニウム 0.1 カチオン化HEC 2.0 (HEC分子量:150万、カチオン化度:0.20) プルロニックF−77 6.0 (平均重合度:酸化エチレン104 酸化プロピレン35) ポリエチレングリコール400 20.0 炭酸カルシウム 25.0 ムタナーゼ 0.5 香 料 0.8 サッカリンナトリウム 0.1 精製水 100に調整 実施例14の組成物も良好な殺菌活性とペースト保型性
を示した。
た。 成 分 配合量(重量%) 塩化セチルピリジニウム 0.1 カチオン化HEC 2.0 (HEC分子量:150万、カチオン化度:0.20) プルロニックF−77 6.0 (平均重合度:酸化エチレン104 酸化プロピレン35) ポリエチレングリコール400 20.0 炭酸カルシウム 25.0 ムタナーゼ 0.5 香 料 0.8 サッカリンナトリウム 0.1 精製水 100に調整 実施例14の組成物も良好な殺菌活性とペースト保型性
を示した。
【0028】実施例15 つぎの処方により、常法に従って練歯磨組成物を調製し
た。 成 分 配合量(重量%) グルコン酸クロルヘキシジン 0.1 カチオン化HEC 1.5 (HEC平均分子量:220万、カチオン化度:0.15) ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド 2.0 水酸化アルミニウム 35.0 ソルビトール 35.0 フッ化ナトリウム 0.2 香 料 1.0 サッカリンナトリウム 0.2 精製水 100に調整 実施例15の組成物も良好な殺菌活性とペースト保型性
を示した。
た。 成 分 配合量(重量%) グルコン酸クロルヘキシジン 0.1 カチオン化HEC 1.5 (HEC平均分子量:220万、カチオン化度:0.15) ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド 2.0 水酸化アルミニウム 35.0 ソルビトール 35.0 フッ化ナトリウム 0.2 香 料 1.0 サッカリンナトリウム 0.2 精製水 100に調整 実施例15の組成物も良好な殺菌活性とペースト保型性
を示した。
【0029】実施例16 つぎの処方により、常法に従って練歯磨組成物を調製し
た。 成 分 配合量(重量%) 塩酸クロルヘキシジン 0.1 カチオン化HEC 1.5 (HEC分子量:150万、カチオン化度:0.20) プルロニックF−77 6.0 (平均重合度:酸化エチレン104 酸化プロピレン35) ポリエチレングリコール400 20.0 炭酸カルシウム 25.0 ムタナーゼ 0.5 香 料 1.0 サッカリンナトリウム 0.1 精製水 100に調整 実施例16の組成物も良好な殺菌活性とペースト保型性
を示した。
た。 成 分 配合量(重量%) 塩酸クロルヘキシジン 0.1 カチオン化HEC 1.5 (HEC分子量:150万、カチオン化度:0.20) プルロニックF−77 6.0 (平均重合度:酸化エチレン104 酸化プロピレン35) ポリエチレングリコール400 20.0 炭酸カルシウム 25.0 ムタナーゼ 0.5 香 料 1.0 サッカリンナトリウム 0.1 精製水 100に調整 実施例16の組成物も良好な殺菌活性とペースト保型性
を示した。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、配合したカチオン化殺
菌剤の安定性に優れ、かつペーストとしての保型性、使
用感などにおけるレオロジー的性質に優れた抗プラーク
練歯磨組成物を得ることができる。
菌剤の安定性に優れ、かつペーストとしての保型性、使
用感などにおけるレオロジー的性質に優れた抗プラーク
練歯磨組成物を得ることができる。
Claims (5)
- 【請求項1】 組成物全重量に対して、 (1)0.001〜5.0重量%の水溶性のピリジニウム化
合物、第四級アンモニウム化合物またはビグアニド系殺
菌剤、 (2)0.5〜5.0重量%のヒドロキシエチルセルロース
の平均分子量が100万以上であり、かつ、カチオン化
度が0.05〜0.5mol/グルコースであるカチオン化
ヒドロキシエチルセルロース、 (3)0.5〜13重量%のポリオキシエチレン・ポリオ
キシプロピレンブロックコポリマー型界面活性剤および
アルキロールアミド型界面活性剤から選ばれる少なくと
も一種の界面活性剤および (4)5〜50重量%の非シリカ系研磨剤を配合してなる
ことを特徴とする練歯磨組成物。 - 【請求項2】 水溶性のピリジニウム化合物が塩化セチ
ルピリジニウムである請求項1記載の練歯磨組成物。 - 【請求項3】 水溶性の第四級アンモニウム化合物が塩
化ベンゼトニウムまたは塩化ベンザルコニウムである請
求項1記載の練歯磨組成物。 - 【請求項4】 ビグアニド系殺菌剤がクロルヘキシジン
塩類である請求項1記載の練歯磨組成物。 - 【請求項5】 カチオン化ヒドロキシエチルセルロース
がヒドロキシエチルセルロースヒドロキシプロピルトリ
メチルアンモニウムクロリドエーテルである請求項1記
載の練歯磨組成物。
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---|---|---|---|
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DE69310122T DE69310122T2 (de) | 1992-12-21 | 1993-12-20 | Zahnpastezusammensetzung |
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