JPH06239725A - 練歯磨組成物 - Google Patents

練歯磨組成物

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JPH06239725A
JPH06239725A JP5278191A JP27819193A JPH06239725A JP H06239725 A JPH06239725 A JP H06239725A JP 5278191 A JP5278191 A JP 5278191A JP 27819193 A JP27819193 A JP 27819193A JP H06239725 A JPH06239725 A JP H06239725A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 殺菌活性が安定され、保型性などのレオロジ
ー的性質に優れた抗プラーク練歯磨組成物の提供。 【構成】 組成物全重量に対して、0.001〜5.0重
量%の水溶性のピリジニウム化合物、第四級アンモニウ
ム化合物またはビグアニド系殺菌剤、0.5〜5.0重量
%のヒドロキシエチルセルロースの平均分子量が100
万以上であり、かつ、カチオン化度が0.05〜0.5mo
l/グルコースであるカチオン化ヒドロキシエチルセル
ロース、0.5〜13重量%のポリオキシエチレン・ポ
リオキシプロピレンブロックコポリマー型界面活性剤お
よびアルキロールアミド型界面活性剤から選ばれる少な
くとも一種の界面活性剤および5〜50重量%の非シリ
カ系研磨剤を配合してなる練歯磨組成物を開示してい
る。 【効果】 配合したカチオン化殺菌剤の安定性に優れ、
かつペーストとしての保型性、使用感などにおけるレオ
ロジー的性質に優れた抗プラーク練歯磨組成物が得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は練歯磨組成物、さらに詳
しくは、安定した殺菌活性と優れたレオロジー的性質を
有する抗プラーク練歯磨組成物に関する。
【0002】
【従来の技術および課題】水溶性のピリジニウム化合
物、第四級アンモニウム化合物およびビグアニド系殺菌
剤は、プラーク形成抑制に有効なカチオン性殺菌剤であ
り、従来から練歯磨組成物への配合が提案されている。
しかし、これらの化合物はカチオン性であるため、練歯
磨組成物中の粘結剤や界面活性剤といったアニオン性成
分と組み合わせると、電気的な反応を起こしてその殺菌
活性を損なうことがある。このような殺菌活性の電気的
不活性化を防止するため、特開平2−223511号、
特開平3−127718号および米国特許第5,176,
901号において、カチオン性殺菌剤とノニオン性粘結
剤あるいはカチオン性ポリマーとの組み合わせが提案さ
れている。しかし、これらの組成物中において、カチオ
ン性殺菌剤の殺菌活性は安定化されているものの、その
ペースト組成物は保型性が低く、使用感におけるレオロ
ジー的性質に劣る。一方、良好な保型性を付与するため
にカチオン性ポリマーを練歯磨組成物に用いることが提
案されており、例えば、特開昭60−1116号におい
ては、シリカとカチオン性ポリマーを組み合わせ、両物
質間にフロキュレーションを生じさせることにより増粘
性を高めてゲルを形成させている。しかし、このように
して形成されたゲルは固液分離など経日安定性に問題が
ある。また、シリカはシラノール基を有しているため、
カチオン性殺菌剤を吸着することにより、その殺菌活性
を不活性化するという問題点がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な事情に鑑み、安定化した殺菌活性と優れたレオロジー
的性質を有する練歯磨組成物を得るべく鋭意研究を行っ
た結果、特定の分子量とカチオン化度を有するカチオン
化ヒドロキシエチルセルロース(以下、カチオン化HE
Cという)が、シリカとフロキュレーションしなくとも
単独で増粘性を生じることから、練歯磨組成物に対し、
水溶性のピリジニウム化合物、第四級アンモニウム化合
物またはビグアニド系殺菌剤と共に特定の分子量とカチ
オン化度を有するカチオン化HECを配合することによ
り、殺菌活性が安定化され、かつ保型性などのレオロジ
ー的性質に優れた練歯磨組成物が得られることを見い出
し、本発明を完成するに至った。
【0004】すなわち、本発明は、組成物全重量に対し
て、(1)0.001〜5.0重量%の水溶性のピリジニウ
ム化合物、第四級アンモニウム化合物またはビグアニド
系殺菌剤、(2)0.5〜5.0重量%のヒドロキシエチル
セルロースの平均分子量が100万以上であり、かつ、
カチオン化度が0.05〜0.5mol/グルコースである
カチオン化ヒドロキシエチルセルロース、(3)0.5〜
13重量%のポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレ
ンブロックコポリマー型界面活性剤およびアルキロール
アマイド型界面活性剤から選ばれる少なくとも一種の界
面活性剤および(4)5〜50重量%の非シリカ系研磨剤
からなる練歯磨組成物を提供するものである。
【0005】本発明で用いるピリジニウム化合物は、水
溶性であればいずれの化合物であってもよく、好ましく
は、塩化セチルピリジニウムであり、また、第四級アン
モニウム化合物も同様に、水溶性であればいずれの化合
物であってもよく、好ましくは、塩化ベンゼトニウムま
たは塩化ベンザルコニウムである。さらに、ビグアニド
系殺菌剤も同様に、水溶性であればいずれの化合物であ
ってもよく、好ましくは、ρ−クロロベンジル−ビグア
ニドなどのモノ−ビグアニド類、クロルヘキシジン、ア
レキシジンなどのビス−ビグアニド類、ポリヘキサメチ
レンビグアニド塩酸塩などのポリビグアニド類であり、
さらに好ましくは、クロルヘキシジン塩類である。これ
らの化合物は、単独でも2種以上を併用してもよく、組
成物全量に対して、0.001〜5.0重量%、好ましく
は、0.01〜0.5重量%の割合で配合される。
【0006】本発明で用いるカチオン化HECは、例え
ばヒドロキシエチルセルロースに、3−クロロ−2−ヒ
ドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリドを付
加して得られるカチオン性のポリマーであり、ヒドロキ
シエチルセルロースの平均分子量が約100万以上、好
ましくは、100万〜300万、さらに好ましくは、1
50万〜270万であって、かつ、セルロースを構成す
る単位グルコース当りのカチオン基の平均付加モル数を
表すカチオン化度が0.05〜0.5mol/グルコースで
ある。該カチオン化HECは、組成物全量に対して、
0.5〜5.0重量%、好ましくは、1.0〜2.0重量%
の割合で配合される。なお、カチオン化HECの使用に
より、他の粘結剤は不要となる。
【0007】本発明で用いるポリオキシエチレン・ポリ
オキシプロピレンブロックコポリマー型界面活性剤は、
例えば、米国のBASFコーポレーションより「プルロ
ニック」なる商品名で発売されているものが使用でき
る。また、アルキロールアミド型界面活性剤は、
【0008】
【化1】
【0009】[式中R1およびR2は、炭素数8〜18の
アルキル基を意味する]で示される公知の非イオン性界
面活性剤であり、例えば、ラウリン酸モノエタノールア
ミド、ラウリン酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸モ
ノエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド
などが挙げられ、例えば、東邦化学工業(株)より「ト
ーホール」の商品名で発売されているものが使用でき
る。該界面活性剤は、組成物全量に対して、0.5〜1
3重量%、好ましくは、1.0〜10重量%の割合で配
合される。
【0010】本発明で用いる非シリカ系研磨剤は、シラ
ノール基を有しておらず、カチオン性殺菌剤に対する吸
着およびこれに伴う殺菌活性の不活性化の生じないもの
が選ばれる。例えば、第二リン酸カルシウム・二水和物
および無水物、第一リン酸カルシウム、第三リン酸カル
シウム、炭酸カルシウム、ピロリン酸カルシウム、水酸
化アルミニウム、アルミナ、不溶性メタリン酸ナトリウ
ム、第三リン酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、硫酸
カルシウム、ポリメタクリル酸メチルおよび合成樹脂な
どを、単独または2種以上を組み合わせて配合すること
ができる。該研磨剤は、組成物全量に対して、5〜50
重量%、好ましくは、10〜40重量%の割合で配合さ
れる。
【0011】本発明の練歯磨組成物は自体公知の方法に
より製造することができる。また、本発明の他の成分と
して、練歯磨組成物の種類に応じた適当な成分を本発明
の効果を損なわない範囲で配合することができる。
【0012】例えば、湿潤剤としては、ソルビット、グ
リセリン、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコ
ール、ポリプロピレングリコール、キシリット、マルチ
ット、ラクチットなどを、単独または2種以上を組み合
わせて配合することができる。配合量は、通常、組成物
全量に対して5〜70重量%である。
【0013】さらに、香味剤として、メントール、カル
ボン、アネトール、オイゲノール、サリチル酸メチル、
リモネン、シメン、n−デシルアルコール、シトロネー
ル、α−テルピネオール、メチルアセタート、シトロネ
ニルアセタート、メチルオイゲノール、シネオール、リ
ナロール、エチルリナロール、ワニリン、チモール、ス
ペアミント油、ペパーミント油、レモン油、オレンジ
油、セージ油、ローズマリー油、桂皮油、シソ油、冬緑
油、丁子油、ユーカリ油などを、単独または2種以上を
組み合わせて組成物全量に対して0.1〜10重量%、
好ましくは0.5〜5重量%程度の割合で配合すること
ができる。
【0014】また、甘味剤として、サッカリンナトリウ
ム、アセスルファームカリウム、ステビオサイド、ネオ
ヘスペリジルジヒドロカルコン、グリチルリチン、ペリ
ラルチン、タウマチン、アスパラチルフェニルアラニル
メチルエステル、ρ−メトキシシンナミックアルデヒド
などを、組成物全量に対して0.01〜1重量%、好ま
しくは0.05〜0.5重量%の割合で配合することがで
きる。
【0015】さらに、本発明の練歯磨組成物には、薬効
成分として、トリクロサンなどの非イオン性殺菌剤、ド
デシルジアミノエチルグリシンなどの両性殺菌剤、デキ
ストラナーゼ、アミラーゼ、プロテアーゼ、ムタナー
ゼ、リゾチーム、溶菌酵素(リテックエンザイム)など
の酵素、モノフルオロリン酸ナトリウム、モノフルオロ
リン酸カリウムなどのアルカリ金属モノフルオロフォス
フェート、フッ化ナトリウム、フッ化第一錫などのフッ
化物、トラネキサム酸やイプシロンアミノカプロン酸、
アルミニウムクロルヒドロキシルアラントイン、ジヒド
ロコレステロール、グリチルリチン塩類、グリチルレチ
ン酸、グリセロフォスフェート、クロロフィル、塩化ナ
トリウム、カロペプタイド、水溶性無機リン酸化合物な
どを、単独または2種以上を組み合わせて配合すること
ができる。
【0016】
【実施例】つぎに実施例および比較例を挙げて、本発明
をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例
に限定されるものではない。なお、特に断らない限り、
「%」は、重量%を表す。
【0017】実施例1〜4および比較例1〜20 表1および2に示した処方により、常法に従って練歯磨
組成物を調製した。表中の配合量はいずれも重量%であ
る。得られた練歯磨組成物について、その殺菌力および
ペーストの保型性を以下に示す測定方法にて測定した。
【0018】(殺菌力試験)練歯磨組成物を、各々約
6.0g秤量して蒸留水に懸濁させ、遠心分離により上清
を得た。得られた上清中の塩化セチルピリジニウムまた
は塩化ベンゼトニウムの濃度が0.0001%、0.00
02%または0.0004%となるように蒸留水で希釈
した。一方、塩化セチルピリジニウムまたは塩化ベンゼ
トニウムを各々蒸留水に溶解し、0.0001%、0.0
002%または0.0004%の濃度としたものを最小
殺菌濃度(%)(以下、MBCという)測定の際の標準
として用いた。塩酸クロルヘキシジンおよびグルコン酸
クロルヘキシジンについては、0.0125%、0.02
5%または0.05%の濃度にすること以外は上記と同
様とした。各調製試料10mlに108〜109CFU/ml
のストレプトコッカス・ミュータンス(Streptcoccus
mutans)菌浮遊液0.1mlを加え、湯浴中37℃にて1
5分間殺菌反応を行った。反応後、試料液を一白金耳採
取し、ポリオキシエチレンモノオレート0.5%および
レシチン0.07%含有トリプチカーゼ・ソイ・アガー
(TSA)平板上に塗布し、嫌気条件下(N2/H2/C
2=85/10/5)にて37℃、2日間培養し、M
BCを測定した。標準のMBCは、塩化セチルピリジニ
ウムおよび塩化ベンゼトニウムについては0.0002
%であり、塩酸クロルヘキシジンおよびグルコン酸クロ
ルヘキシジンについては0.025%であった。評価は
つぎの基準に従って評価した。 ○…試験サンプルのMBCが標準のMBCと同等。 ×…試験サンプルのMBCが標準のMBCより大。
【0019】(ペースト保型性測定方法)ペーストの保
型性はラックテスト(平行に固定した針金の間隔を1、
4、8、10、13、16、19、22、25、28、
32および34mmに各々変えたラック)により測定し
た。ラック上に、直径1mmの穴のあいたキャップを付け
たラミネートチューブからペーストを絞り出し、30秒
後にどの間隔のところでペーストが切れるかを測定する
ことにより、ペーストの保型性を評価するものである。
評価はつぎの基準に従って評価した。 ○…ラック間隔22mm以上の間隔でペーストが切れな
い。 ×…ラック間隔22mm以下の間隔でペーストが切れる。
【0020】結果を表1および2に示す。表1および2
に示すとおり、カチオン性またはノニオン性粘結剤を用
いると、組成物中における塩化セチルピリジニウム、塩
化ベンゼトニウム、塩酸クロルヘキシジンまたはグルコ
ン酸クロルヘキシジンの殺菌活性はいずれも安定に保た
れる。さらに、ペーストの保型性という点で基準を満足
するものはカチオン化HECのみである。なお、ポリオ
キシエチレン・ポリオキシプロピレンブロックコポリマ
ー型界面活性剤の代わりにアルキロールアミド型界面活
性剤を用いても同様の結果が得られる。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】実施例5〜12および比較例21〜26 表3および4に示した処方により、常法に従って、練歯
磨組成物を調製した。表中の配合量はいずれも重量%で
ある。表3および4に示すように、HECの平均分子量
が100万以上で、カチオン化度が0.05〜0.50で
あるカチオン化HECを配合することにより良好な保型
性を有する練歯磨組成物が得られた。塩化セチルピリジ
ニウムの代わりに塩化ベンゼトニウムを用いても、また
グルコン酸クロルヘキシジンの代わりに塩酸クロルヘキ
シジンを用いても、さらにポリオキシエチレン・ポリオ
キシプロピレンブロックコポリマー型界面活性剤の代わ
りにアルキロールアマイド型界面活性剤を用いても同様
の結果が得られる。
【0024】
【表3】
【0025】
【表4】
【0026】実施例13 つぎの処方により、常法に従って練歯磨組成物を調製し
た。 成 分 配合量(重量%) 塩化ベンゼトニウム 0.1 カチオン化HEC 1.5 (HEC平均分子量:220万、カチオン化度:0.15) ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド 2.0 水酸化アルミニウム 35.0 ソルビトール 35.0 フッ化ナトリウム 0.2 香 料 1.0 サッカリンナトリウム 0.2 精製水 100に調整 実施例13の組成物も良好な殺菌活性とペースト保型性
を示した。
【0027】実施例14 つぎの処方により、常法に従って練歯磨組成物を調製し
た。 成 分 配合量(重量%) 塩化セチルピリジニウム 0.1 カチオン化HEC 2.0 (HEC分子量:150万、カチオン化度:0.20) プルロニックF−77 6.0 (平均重合度:酸化エチレン104 酸化プロピレン35) ポリエチレングリコール400 20.0 炭酸カルシウム 25.0 ムタナーゼ 0.5 香 料 0.8 サッカリンナトリウム 0.1 精製水 100に調整 実施例14の組成物も良好な殺菌活性とペースト保型性
を示した。
【0028】実施例15 つぎの処方により、常法に従って練歯磨組成物を調製し
た。 成 分 配合量(重量%) グルコン酸クロルヘキシジン 0.1 カチオン化HEC 1.5 (HEC平均分子量:220万、カチオン化度:0.15) ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド 2.0 水酸化アルミニウム 35.0 ソルビトール 35.0 フッ化ナトリウム 0.2 香 料 1.0 サッカリンナトリウム 0.2 精製水 100に調整 実施例15の組成物も良好な殺菌活性とペースト保型性
を示した。
【0029】実施例16 つぎの処方により、常法に従って練歯磨組成物を調製し
た。 成 分 配合量(重量%) 塩酸クロルヘキシジン 0.1 カチオン化HEC 1.5 (HEC分子量:150万、カチオン化度:0.20) プルロニックF−77 6.0 (平均重合度:酸化エチレン104 酸化プロピレン35) ポリエチレングリコール400 20.0 炭酸カルシウム 25.0 ムタナーゼ 0.5 香 料 1.0 サッカリンナトリウム 0.1 精製水 100に調整 実施例16の組成物も良好な殺菌活性とペースト保型性
を示した。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、配合したカチオン化殺
菌剤の安定性に優れ、かつペーストとしての保型性、使
用感などにおけるレオロジー的性質に優れた抗プラーク
練歯磨組成物を得ることができる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組成物全重量に対して、 (1)0.001〜5.0重量%の水溶性のピリジニウム化
    合物、第四級アンモニウム化合物またはビグアニド系殺
    菌剤、 (2)0.5〜5.0重量%のヒドロキシエチルセルロース
    の平均分子量が100万以上であり、かつ、カチオン化
    度が0.05〜0.5mol/グルコースであるカチオン化
    ヒドロキシエチルセルロース、 (3)0.5〜13重量%のポリオキシエチレン・ポリオ
    キシプロピレンブロックコポリマー型界面活性剤および
    アルキロールアミド型界面活性剤から選ばれる少なくと
    も一種の界面活性剤および (4)5〜50重量%の非シリカ系研磨剤を配合してなる
    ことを特徴とする練歯磨組成物。
  2. 【請求項2】 水溶性のピリジニウム化合物が塩化セチ
    ルピリジニウムである請求項1記載の練歯磨組成物。
  3. 【請求項3】 水溶性の第四級アンモニウム化合物が塩
    化ベンゼトニウムまたは塩化ベンザルコニウムである請
    求項1記載の練歯磨組成物。
  4. 【請求項4】 ビグアニド系殺菌剤がクロルヘキシジン
    塩類である請求項1記載の練歯磨組成物。
  5. 【請求項5】 カチオン化ヒドロキシエチルセルロース
    がヒドロキシエチルセルロースヒドロキシプロピルトリ
    メチルアンモニウムクロリドエーテルである請求項1記
    載の練歯磨組成物。
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