JPH06239537A - 繊維のパッケージに用いられる搬送容器 - Google Patents
繊維のパッケージに用いられる搬送容器Info
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- JPH06239537A JPH06239537A JP6003980A JP398094A JPH06239537A JP H06239537 A JPH06239537 A JP H06239537A JP 6003980 A JP6003980 A JP 6003980A JP 398094 A JP398094 A JP 398094A JP H06239537 A JPH06239537 A JP H06239537A
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- B65H75/02—Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
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- B65H2701/30—Handled filamentary material
- B65H2701/31—Textiles threads or artificial strands of filaments
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- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
Abstract
にし、良好な操作を可能にする。 【構成】 搬送容器8の周壁が、互いに結合された少な
くとも2つの周壁部分10によって形成されており、こ
れらの周壁部分10それぞれが、壁高さの全体にわたっ
て延びており、周壁が、その壁高さの大部分にわたっ
て、底部部材23を案内するためのガイドギャップ15
を有している。
Description
のパッケージに用いられる搬送容器であって、該搬送容
器が、特に方形の底面ならびに鉛直方向にシフト可能な
底部部材を有している形式のものに関する。
に、円形横断面を備えた紡績ケンスに収納されたストッ
クスライバを供給することは、通常行なわれている。こ
のような横断面円形のケンスは大抵の場合プラスチック
から製造されており、ドラフト装置においてスライバを
傷つけずに収納するために、ばね負荷されたケンス底部
を有している。スライバを充填された横断面円形のケン
スは搬送車両によって、ドラフト装置またはカーディン
グ装置から取り出され、オープンエンド紡績機の紡績部
位に搬送され、この場所で、空になった紡績ケンスと交
換される。このような横断面円形のケンスの直径は、ス
ライバの加工が行なわれる紡績部位の幅よりも大きいの
で、紡績部位の範囲にこの紡績ケンスを少なくとも2列
で互いに前後に配置することが必要となる。
材料を備えた紡績ケンスと、出来る限りすぐに交換され
るので、ワイルダー交換(Wilder Wechse
l)システムによって作業が行なわれる。このケンス交
換動作は、特に自動交換したい場合や、交換したいケン
スが後列に配置されている場合には、極めて複雑にな
る。
用することにより、このようなケンス交換動作を簡略化
する試みが過去において既に行なわれてきた。
622号明細書、ドイツ連邦共和国特許出願公開第40
15938号明細書および同第4018088号明細書
には、ドラフト装置とオープンエンド紡績機との搬送結
合形式において、このような扁平化された紡績ケンスを
使用することが開示されている。
517344号明細書に基づき公知のこのような紡績ケ
ンスの幅は、当該紡績機の紡績部位幅に合わせられてい
るので、ストック材料を装備されたすべての紡績ケンス
が互いに隣接するように位置決めされて、これにより、
第2列、つまり後列の紡績ケンスを回避することができ
る。扁平化されて、紡績部位幅を有する紡績ケンスの使
用は、紡績部位範囲におけるケンス交換動作を簡略化す
る。しかしながら、このような紡績ケンスには欠点があ
ることが判った。例えばドラフト装置またはカーディン
グ装置の範囲において、搬送装置の操作を満足に行なう
ことができない。
公告第1107566号明細書、同第1510248号
明細書、ドイツ連邦共和国特許出願公開第192362
1号明細書またはドイツ連邦共和国実用新案登録第76
18538号明細書に基づき公知の搬送容器は、非円形
もしくは方形の底面を有している。これらの搬送容器は
多数の構成部品から成っており、製造に極めて大きなコ
ストがかかる。
で述べた形式の搬送容器を改良して、廉価に製造するこ
とができ、しかも自動搬送に適していて、良好に操作す
ることができるような搬送容器を提供することである。
に本発明の構成では、搬送容器の周壁が、互いに結合さ
れた少なくとも2つの周壁部分によって形成されてお
り、これらの周壁部分それぞれが、壁高さの全体にわた
って延びており、周壁が、その壁高さの大部分にわたっ
て、底部部材を案内するためのガイドギャップを有して
いるようにした。
て延びる、互いに結合された、有利には同一の2つの周
壁部分を使用することにより、特に、このような構成部
分を廉価に製造できるという利点が得られる。さらに、
底部部材に用いられる鉛直方向のガイドが極めて簡単に
製造される。それというのは、ただ周壁部分の外側に、
適当な切欠きが設けられればよいからである。
の間に、上側および下側のスペーサが嵌め込まれている
ので、これらの両スペーサの間にはガイドギャップが形
成される。これらのスペーサは、例えば接着結合によっ
て解離不能に両周壁部分に結合されているか、またはね
じピンを介して解離可能に両周壁部分に結合されてい
る。
両スペーサのうちの少なくとも1つは、スライバ収容装
置を有しており、このスライバ収容装置には、ドラフト
装置における搬送容器の充填動作に続いて、スライバ端
部が規定されて挿入され、場合によってはこのスライバ
端部を固定することができる。
とも1つは、マニピュレータまたはこれに類似のものに
係合することが可能なので、ケンス充填動作時にも、搬
送時にも、ケンス交換時にも、いつでも搬送容器を良好
に取り扱うことができる。
底部部材は外側のフレームと、このフレームの間に位置
するステーとを備えた格子状の構造を有している。この
ような構造は安定性が良く、しかも軽量である。さらに
底部部材のフレームには、側方のピンが一体成形されて
いる。これらのピンは、搬送容器周壁のガイドギャップ
に底部部材を案内する。これらのピンは、ガイドギャッ
プ範囲では横断面円形に構成されており、ほぼ角形の成
形部分で終わっている。このような構成は例えば次のよ
うな利点を有している。すなわち一方では、底部部材が
この底部部材の長手方向軸を中心に旋回して、スライバ
残分を下方に向かって空けることが可能であり、他方で
は、底部部材の両成形部分は、適当な装置、例えばリニ
アユニットに設けられた圧着フォークによって、確実に
固定されて規定されるように下降させることができる。
されると、本発明による搬送容器の製造が特に廉価に行
なわれる。このような熱可塑性プラスチックは、公知の
ように極めて大きな抵抗力を有している。このことは搬
送容器の高い耐用寿命をもたらす。さらに、熱可塑性プ
ラスチックは大量生産にも極めて適している。
ゆる射出成形法である。適宜に一体成形されたリブと隆
起部とによって、この射出成形法によって製造された周
壁部分は、比較的軽量で、しかも極めて高い安定性を有
している。これらの周壁部分に、必要となる全てのガイ
ド区分と支持縁部とこれに類似のものとが一体に形成さ
れていることは極めて有利である。例えば、周壁部分の
上縁部および下縁部の範囲に、外方に向いた長手方向ガ
イドが配置されており、さらに下縁部には、底部部材を
支持するための内方に張り出した支持縁部が付加的に配
置されている。
ンから発泡形成されている。この方法では、比較的薄い
硬質の2つの壁層の間に、軟質のコア層が形成されてい
る。周壁部分がこのような方法によって製造されること
により、低い重量と高い剛性と長い耐用寿命とが得られ
る。
容器もしくはこの搬送容器の内容物をいつでも識別し、
ひいては、例えばスライバの製造場所を逆推論できるよ
うにするために、搬送容器にデータ担体が取り付けられ
ている。これはコード化された、またはコード化可能な
データ担体であってよい。
明する。
ラフト装置におけるスライバ積載時またはスライバ充填
時の状態が概略的に示されている。
場合と同様に、スライバ9をループ状に排出して収納す
るための回転板2、つまりいわゆるコイラ(Keule
r)を有している。このドラフト装置1の手前には、リ
ニアユニット3が配置されている。このリニアユニット
の収容台4は駆動装置5を介して、矢印R,Lの示す方
向に往復運動可能である。さらにこの収容台4には、鉛
直方向にシフト可能な圧着フォークを備えたガイドユニ
ット7が配置されている。図示したように、これらの圧
着フォーク6は、搬送容器8の充填動作時には、底部部
材23に設けられたピン24に下から係合しており、底
部部材23の規定された下降運動によって、搬送容器8
における優しい、つまりスライバを傷つけないようなス
ライバ収納を確実に行なう。
この搬送容器は、ほぼ方形の底面を有していると有利で
ある。2つの同一の周壁部分10は、スペーサ部材11
〜14とねじピン16とを介して互いに結合されて、両
周壁部分10の間に、所定の幅Bを備えたガイドギャッ
プ15が形成されている。これらのガイドギャップにお
いて、底部部材23に設けられたピン24が案内されて
いる。
0は、熱可塑性プラスチックから製造されている。この
場合、図2および図6に示したように、比較的大きな周
壁区分を補強するために、隆起部20とリブ21とが加
工成形されている。さらに、上縁部17もしくは下縁部
18の範囲には、長手方向ガイド19が設けられてい
る。さらに下縁部18の範囲には、底部部材23を支持
するための内方に張り出した支持縁部22が配置されて
いる。
隣接して配置される場合に、両長手方向ガイドが互いに
内外に係合するように、これらの長手方向ガイドが構成
されていてもよい。
ら発泡形成することも可能である。この場合には、比較
的硬質の2つの外層の間に、比較的軟質のコア層が形成
されている。硬化後に、軽量で、しかも安定した構造が
得られるので、周壁部分がこのような製造法によって製
造された場合には、付加的な隆起部とリブとを省くこと
ができる。
部材23は格子状の構造を有している。フレーム29は
ステー30によって補強されているので、軽量で、しか
も安定した構成部分が形成される。フレーム29には、
側方のピン24が配置されている。これらのピンは、両
周壁部分10の間に配置されたガイドギャップ15に貫
通係合している。図4に示したように、これらのピン2
4は横断面円形の区分27と、この区分に続いて設けら
れたほぼ角形の成形部分28とを有している。横断面円
形の区分27は、ガイドギャップ15において案内され
ていて、底部部材23が、この底部部材の長手方向軸を
中心として旋回することを可能にするので、例えばスラ
イバ残分を下方に向かって空けることができる。この成
形部分28は、ドラフト装置1もしくはリニアユニット
3に配置された圧着フォーク6に用いられる接続部材と
して役立つので、底部部材23は充填動作時に確実に案
内される。さらに成形部分28は、ガイドギャップ15
における、長手方向軸を中心にした回転時に、底部部材
23を位置固定する。
1;12のうちの少なくとも一方が、例えば切欠きの形
をしたスライバ収容装置26を有している。このスライ
バ収容装置には、スライバ端部が、充填動作終了後に規
定されて収納され、このスライバ端部を、続く加工動作
のために用意しておくことができる。
の少なくとも一方には、マニピュレータまたはこれに類
似のものに係合するための装置25が配置されているの
で、この搬送容器8は、ドラフト装置における充填動作
時にせよ、ドラフト装置からオープンエンド紡績機への
搬送時にせよ、オープンエンド紡績機におけるケンス交
換時にせよ、いつでも最適に取り扱うことができる。
ード化された、またはコード化可能なデータ担体31が
配置されていて、このデータ担体によって、搬送容器8
もしくは搬送容器内容物の識別が可能である。このよう
なコード化により、自動式の搬送兼操作装置の当該搬送
容器に対する自動的な対応が可能になる。
廉価に製造可能である。この搬送容器は、ドラフト装置
(カーディング装置)の範囲においても、オープンエン
ド紡機の範囲においても良好に取り扱うことができ、ひ
いては自動搬送に極めて適している。
である。
た斜視図である。
ある。
る。
た図である。
ユニット、 4 収容台、 5 駆動装置、 6 圧着
フォーク、 7 ガイドユニット、 8 搬送容器、
9 スライバ、 10 周壁部分、 11,12,1
3,14 スペーサ、 15 ガイドギャップ、 16
ねじピン、 17 上縁部、 18 下縁部、 19
長手方向ガイド、 20 隆起部、 21 リブ、
22 支持縁部、 23 底部部材、 24 ピン、
25 装置、 26 スライバ収容装置、 27 区
分、 28 成形部分、 29 フレーム、 30 ス
テー、31 データ担体、 B 幅、 L,R 矢印
Claims (10)
- 【請求項1】 スライバのような繊維のパッケージに用
いられる搬送容器であって、該搬送容器が、特に方形の
底面ならびに鉛直方向にシフト可能な底部部材を有して
いる形式のものにおいて、 (イ)搬送容器(8)の周壁が、互いに結合された少な
くとも2つの周壁部分(10)によって形成されてお
り、 (ロ)これらの周壁部分(10)それぞれが、壁高さの
全体にわたって延びており、 (ハ)周壁が、その壁高さの大部分にわたって、底部部
材(23)を案内するためのガイドギャップ(15)を
有していることを特徴とする、繊維のパッケージに用い
られる搬送容器。 - 【請求項2】 ガイドギャップ(15)が各周壁部分
(10)の接触範囲に配置されている、請求項1記載の
搬送容器。 - 【請求項3】 各周壁部分(10)の間に、スペーサ
(11〜14)が嵌め込まれており、該スペーサの幅に
よって、ガイドギャップ(15)の幅(B)が規定され
ている、請求項1または2記載の搬送容器。 - 【請求項4】 ガイドギャップ(15)において、底部
部材(23)が案内されており、該底部部材が側方のピ
ン(24)によって、ガイドギャップ(15)に貫通係
合している、請求項1記載の搬送容器。 - 【請求項5】 上側のスペーサ(11;12)のうちの
少なくとも1つが、スライバ収容装置(26)を有して
いる、請求項1から4までのいずれか1項記載の搬送容
器。 - 【請求項6】 下側のスペーサ(13;14)のうちの
少なくとも1つが、マニピュレータまたはこれに類似の
ものとの係合を可能にする装置(25)を有している、
請求項1から5までのいずれか1項記載の搬送容器。 - 【請求項7】 少なくとも両周壁部分(10)が熱可塑
性プラスチックから成っている、請求項1から6までの
いずれか1項記載の搬送容器。 - 【請求項8】 周壁部分(10)がポリウレタンから発
泡形成されており、比較的硬質の2つの外層の間に、比
較的軟質のコア層が形成されている、請求項1から7ま
でのいずれか1項記載の搬送容器。 - 【請求項9】 周壁部分(10)が下縁部(18)の範
囲に、長手方向ガイド(19)と、底部部材(23)を支
持するための内方に張り出した支持縁部(22)とを有
している、請求項1から8までのいずれか1項記載の搬
送容器。 - 【請求項10】 搬送容器(8)に、コード化された、
またはコード化可能なデータ担体(31)が配置されて
いる、請求項1から9までのいずれか1項記載の搬送容
器。
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