JPH06237800A - 澱粉糖の製造方法 - Google Patents
澱粉糖の製造方法Info
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Abstract
主成分とし、マルトトリオース以上のオリゴ糖を含む澱
粉糖水溶液を得る液化、糖化工程と少なくとも3つ以上
の画分に分離するクロマト分離工程とを組み合わせて、
高純度のぶどう糖と高純度のマルトースを同時に製造す
る方法。 【効果】 高純度ぶどう糖と高純度マルトースの製造工
程を大幅に簡略化し、工程管理の簡素化と製造のための
設備費及び用役費の低減化を達成することができる。
Description
ス製品とを同時かつ連続して生産できる澱粉糖の製造方
法、詳しくは澱粉を液化、糖化してぶどう糖とマルトー
スを主成分とし、マルトトリオース以上の分子量を有す
るオリゴ糖を含む澱粉糖水溶液とした後、これをクロマ
ト分離技術を用いて分離し、高純度のぶどう糖と高純度
のマルトースを同時に得ることのできる澱粉糖の製造方
法に関するものである。
α−アミラーゼに代表される液化酵素を用いて液化した
後、グルコアミラーゼに代表される糖化酵素により糖化
し、濾過、脱色、脱塩等の精製工程を経た後濃縮する方
法で、高純度のぶどう糖を得るためには、液化、糖化の
工程で重合度2以上のオリゴ糖の生成を低くおさえる必
要性から、pH、温度、塩濃度、反応時間等の酵素反応
に高度の管理技術を必要とし、糖化工程で枝切り酵素を
併用する場合もある。この方法で得られるぶどう糖純度
は、工業的には97%程度が限度とされており、これ以上
の純度を有するぶどう糖が必要となる医薬用やビタミン
Cの原料となるソルビトール製造用には、上記の工程で
得られた97%程度を限度とする精製ぶどう糖をさらに結
晶法により精製して得られる結晶ぶどう糖を用いるのが
一般的である。
いてオリゴ糖をほとんど含まない高純度ぶどう糖を得る
方法も既に提案されている。特開平3-83991 号公報がそ
れであり、ぶどう糖とオリゴ糖を含む水溶液から、擬似
移動層により高純度のぶどう糖液を連続的に分離するた
めの分離条件が提示されている。しかしこの方法は上述
の高純度ぶどう糖の製造工程で得られる97%を限度とす
るぶどう糖をさらに高純度化するための方法で、この方
法によって液化、糖化の工程における工程管理を簡略化
することはできない。また、通常の2分画用の擬似移動
層式クロマト分離装置を用いる方法であることから、高
純度のぶどう糖を得ることはできるが、オリゴ糖区分に
含まれるであろうマルトースを高純度化することはでき
ない。
α−アミラーゼに代表される液化酵素を用いて液化した
後、β−アミラーゼと枝切り酵素を併用して糖化し、濾
過、脱色、脱塩等の精製工程を経た後濃縮する方法で、
高純度のマルトースを得るためには、液化、糖化の工程
でぶどう糖と重合度3以上のオリゴ糖の生成を低くおさ
えるために、pH、温度、塩濃度、反応時間等、酵素反
応に高度の管理技術を必要とする。この方法で得られる
マルトース純度は、工業的に70〜87%程度であるが、こ
の方法で80%以上の高純度マルトースを得ることは、技
術的、経済的に多大の困難を伴っている。
を分離する方法も既に提案されている。特公昭62-51120
号公報では、マルトース純度70%以上の澱粉糖液をクロ
マト分離し、高純度のマルトースを得る方法が示されて
いる。この方法は、原液としてマルトース純度70%以上
の澱粉糖液を使用するためマルトース製造工程の酵素反
応工程の高度な管理を回避することはできない。
マト分離装置を用いてマルトースを主成分とする澱粉糖
混合液を3つの画分に分離し、高純度のマルトースを得
る方法が提案されている。しかしながら、この方法は、
回分式のクロマト分離装置を使用しており、擬似移動層
方式に比較して分離性能が劣るため、高純度のマルトー
スを得る目的には使用できるが、同時に高純度のぶどう
糖を得ることは、非常に困難である。
用いてマルトースとマルトトリオース以上の分子量を有
するオリゴ糖を含む水溶液を分離して、高純度のマルト
ースを得るための分離条件が提示されている。この方法
は通常の2分画用の擬似移動層を用いてマルトース画分
とオリゴ糖画分に分離する方法であるため、3つ以上の
画分に分離することができず、同時に高純度のぶどう糖
を得ることは困難である。
来の方法は、高純度ぶどう糖又は高純度マルトースをそ
れぞれ単独に製造する方法であり、単独に製造している
ために、ぶどう糖を製造するときにはマルトースが不純
物となり、マルトース以上の分子量を有するオリゴ糖の
生成を低く抑える必要から酵素反応に高度の工程管理技
術を必要とし、97%以上の高純度ぶどう糖を得るために
は、さらに結晶工程やクロマト分離工程を付加しなけれ
ばならない。
マルトトリオース以上の分子量を有するオリゴ糖が不純
物となり、これらの生成を抑制する必要性から酵素反応
に高度の工程管理技術を必要とし、90%以上の高純度マ
ルトースを得るためには、さらに結晶工程やクロマト分
離工程を付加しなければならない。
なされたものであり、澱粉を原料として、高純度のぶど
う糖と高純度のマルトースを容易に生産することのでき
る新規な澱粉糖の製造方法を提供することを目的として
なされたものである。
う糖及び高純度マルトースの製造工程を大幅に簡略化
し、製造のための設備費の低減化を達成することができ
る新規な澱粉糖の製造方法を提供することを目的として
いる。
度ぶどう糖及び高純度マルトースの製造における工程管
理を簡素化し省力化を達成することができる新規な澱粉
糖の製造方法を提供することを目的としている。
糖及び高純度マルトースの製造にかかる用役費の低減化
を達成することができる新規な澱粉糖の製造方法を提供
することを目的としている。
糖及び高純度マルトースの製造において、同時に水飴製
品を製造し、クロマト分離工程によって得られるすべて
の画分を製品とすることができる極めて効率の良い新規
な澱粉糖の製造方法を提供することを目的としている。
ための本発明の新規な澱粉糖の製造方法の特徴は、澱粉
を液化、糖化してぶどう糖とマルトースを主成分とし、
マルトトリオース以上の分子量を有するオリゴ糖を含む
澱粉糖水溶液を得た後、油脂、タンパク質、SS等の不
純物を除くための濾過工程、脱塩又は軟化を目的とする
精製工程、糖濃度として40〜70wt%に濃縮する濃縮工程
のそれぞれを経て得られる精製濃縮澱粉糖水溶液を原液
として、Na形又はK形の陽イオン交換樹脂を吸着剤と
し、水を溶離液としたクロマト分離装置により(1) ぶど
う糖が富化された高純度ぶどう糖画分、(2) マルトース
が富化された高純度マルトース画分、(3) マルトトリオ
ース以上の分子量を有するオリゴ糖の富化されたオリゴ
糖画分、の3つの画分を少なくとも含む3つ以上の画分
にクロマト分離する工程を行い、得られた各画分のうち
高純度ぶどう糖画分と高純度マルトース画分を各別に精
製、濃縮して高純度ぶどう糖製品と高純度のマルトース
製品と、を同時に製造することにある。
うことができるが、代表的な方法をあげると、コーンス
ターチ、ポテトスターチ等の澱粉にCa(OH)2 と水
を加えた澱粉乳にα−アミラーゼ等の液化酵素を作用さ
せて液化し、グルコアミラーゼとβ−アミラーゼの組み
合わせ等のぶどう糖に糖化するための糖化酵素とマルト
ースに糖化するための糖化酵素の複数の糖化酵素を併用
した糖化を行うことにより、澱粉は容易にぶどう糖とマ
ルトースを主成分とし、かつマルトトリオース以上の分
子量を有するオリゴ糖を含有する澱粉糖水溶液となる。
S等の不純物を含んでいるが、これを珪藻土濾過機等の
濾過機で濾過して除いた後、濃縮缶のスケールとなり、
またクロマト分離の吸着剤を汚染するCa,Mg等の硬
度成分を除去するために軟化又は脱塩して精製された澱
粉糖水溶液を得る。この澱粉糖水溶液は固形分濃度とし
て通常25〜35wt%であるが、クロマト分離に適切な40〜
70wt%、望ましくは50〜65wt%に濃縮した後クロマト分
離することが重要である。
鋭意研究の結果知り得たものであるが、濃度の薄い場合
は、吸着剤量が多量に必要となり、濃度が高すぎる場合
には分離性能が悪くなったり、吸着剤層に過大な圧力損
失を生じて運転不能に陥ることがある。
澱粉糖水溶液をクロマト分離装置により、上記3つの画
分を含む3つ以上の画分に分離することにより高純度の
ぶどう糖と高純度のマルトース画分を極めて容易に得る
ことができる。得られた高純度ぶどう糖画分、及び高純
度マルトース画分は各別に脱色、濾過等の精製工程を経
た後に濃縮することにより、高純度ぶどう糖製品、高純
度マルトース製品を同時に得ることができる。もちろん
のことながら、このようにして得られた高純度ぶどう
糖、又は高純度マルトースは、必要ならばさらに結晶工
程やクロマト分離工程によりさらに高純度化してもよい
ことはいうまでもない。
の製造工程を改良し、3以上の画分に分離することがで
きるクロマト分離装置を工程中に導入することにより、
高純度のぶどう糖と高純度のマルトースを同時に得るこ
とができるようにした点にあり、このことにより従来の
高純度ぶどう糖、あるいは高純度マルトースを製造する
ための液化、糖化工程が非常に簡易な工程となる。なぜ
ならば、液化、糖化の工程でぶどう糖の生成を低く抑え
たり、マルトース以上の分子量を有するオリゴ糖の生成
を低く抑えたりする必要がなく、一般的に高価となり製
造における用役費を増加させる原因となる枝切り酵素等
の特殊な酵素を使用する必要がなく、酵素反応の管理も
極めて容易で、製造工程の省力化にもなっている。
した分画操作を行ってもよい。たとえば、クロマト分離
装置による分画が、(1) ぶどう糖が富化された高純度ぶ
どう糖画分、(2) ぶどう糖とマルトースの混合画分、
(3) マルトースが富化された高純度マルトース画分、
(4) マルトトリオース以上の分子量を有するオリゴ糖の
富化されたオリゴ糖画分、の4つの画分を少なくとも含
む4つ以上の画分にクロマト分離する工程であり、得ら
れた各画分のうち高純度ぶどう糖画分と高純度マルトー
ス画分を各別に精製、濃縮して高純度のぶどう糖製品と
高純度のマルトース製品とを同時に製造することもでき
る。このように該(2) なる画分を追加することによっ
て、ぶどう糖画分のぶどう糖純度、又はマルトース画分
のマルトース純度をさらに高純度化することもできる。
る高純度ぶどう糖画分と高純度マルトース画分以外の画
分は、前段の工程に戻して液化のための澱粉の溶解水に
使用したり、糖化工程に戻してさらにぶどう糖とマルト
ースに加水分解したり、濃縮してクロマト分離工程の原
液に混合したりすることができるが、個別に精製濃縮し
て水飴製品とすることにより、又はぶどう糖とマルトー
スの混合画分とマルトトリオース以上の分子量を有する
オリゴ糖の富化されたオリゴ糖画分とを混合し、これを
精製濃縮してマルトース水飴製品とすることにより、工
程管理の簡素化をはかることができて極めて効率的な澱
粉糖の製造方法となる。
来提案されている様々な形態の装置を使用することがで
きるが、3以上の画分に効率良く分離できる装置を使用
する必要がある。なぜならば分離効率の悪い装置を使用
ると、分画しても高純度のぶどう糖、高純度のマルトー
スを得ることができなかったり、負荷量が低くて極めて
生産性の低い装置となるため、経済性の面で成り立たな
い製造設備となるからである。
で最も効率が良いとされているのは、吸着剤を充填した
複数のカラム群よりなり、それぞれのカラムが、流体通
路により無端直列の循環流路を形成するように連結され
た、擬似移動層式の装置である。しかし通常の擬似移動
層式の装置は、2つの画分に分離するための装置であ
り、この装置を用いる場合は、3つの画分に分離するた
めに2度の分離操作を必要とし、工程管理、及び設備費
の点において、好ましいとはいえない。
能なクロマト分離装置も既に提案されている。特開平4-
227804号公報それであり、その実施例2にマルトースを
主成分としてぶどう糖、及びオリゴ糖を含む液を分画し
た例が記載されている。しかしこの例では、マルトース
を主成分にした液を分画しているため、高純度マルトー
スは得られているが、高純度のぶどう糖は得られていな
い。本発明で使用するクロマト分離の原液組成は、ぶど
う糖とマルトースを主成分とすることが必要であり、好
ましくは固形分当たりの百分率で、ぶどう糖分として10
〜50%、マルトース分として30〜50%含んでいることが
望ましい。
の液化、糖化工程では得られない97%以上の純度のぶど
う糖を言い、高純度マルトースとは、従来の液化、糖化
工程では得るのに非常な困難が伴う80%以上の純度のマ
ルトースを言うが、我々は本発明により、後述の実施例
に示すように、純度99.5%以上のぶどう糖や、ぶどう糖
を1%以下しか含まず、90%以上の純度を有する非常に
付加価値の高いマルトースを得ることに成功した。
及び高純度マルトースの製造工程を大幅に簡略化し、製
造のための設備費の低減化を達成することができる。
う糖及び高純度マルトースの製造における液化、糖化の
酵素反応の工程管理を簡素化し省力化を達成することが
できる。
な酵素を用いる必要がないために、従来の高純度ぶどう
糖及び高純度マルトースの製造にかかる用役費の低減化
を達成することができる。
糖及び高純度マルトースの製造において、同時に水飴製
品を製造し、クロマト分離工程によって得られるすべて
の画分を製品とすることができる極めて効率の良い製造
方法を達成することができる。
明するが、本発明はその要旨を逸脱しない限り以下の実
施例に限定されるものでないことは当然である。
工程の1例を示したもので、図2はクロマト分離装置の
構成概要の1例を示したものである。
の吸着剤が充填された単位充填層であり、各単位充填層
(1)〜(10)の間は配管により液体が流通可能に連結
されていると共に、最後段の単位充填層(10)の後端は
最前段の単位充填層(1)の前端に液体流路(13)を介
して連結されている。なお(12)は液体流路(13)の途
中に介設されている循環用のポンプである。(11)は単
位充填層(4),(5)の間の連結配管に設けられた遮
断弁であり、図示しない制御装置によって開閉制御され
る。
には上記遮断弁(11)の下流側に液供給管が連結されて
いて、この液供給管には澱粉糖水溶液である原料液体の
供給弁(5e)を介して原料液体の供給配管(14e) が連結
されていると共に、水である溶離液の供給弁(5d)を介
して共通の溶離液の供給配管(14d) が連結されている。
また上記遮断弁(11)の上流側には液を系外に抜き出す
ための液抜き出し用の配管が連結されていて、これは以
下に説明するように3成分それぞれの富化された画分を
分画できるように3つに分岐されて、それぞれ吸着剤に
対する親和力の弱い成分であるオリゴ糖、中間成分であ
るマルトース、強い成分であるぶどう糖の各画分の抜き
出し弁(4a),(4b),(4c)を介して各々の成分につ
いての共通の抜き出し配管(14a) ,(14b) ,(14c) に連
結されている。
(5)〜(10),及び(10)〜(1)の間には、上記共
通の溶離液の供給配管(14d) が各々溶離液の供給弁(2
d)〜(4d),(6d)〜(10d) 及び(1d)を介して連結
されており、これらの各供給弁は、上記供給弁(5d)及
び原料液体の供給弁(5e)と共に図示しない制御装置に
よってその開閉が適宜に切換えられるようになってい
る。
層(1)〜(4),(5)〜(10)、及び(10)〜
(1)の間には、液の抜き出し用の配管が連結されてい
る。そしてこれらの液の抜き出し用の配管は、単位充填
層(1)と(2)の間のものにおいてはオリゴ糖とぶど
う糖の抜き出しのための抜き出し弁(1a),(1c)を介
して共通の抜き出し配管(14a) ,(14c) に連結され、単
位充填層(2)〜(4)の間のものにおいてはオリゴ
糖、マルトース、ぶどう糖の抜き出しのための抜き出し
弁(2a),(2b),(2c)及び(3a),(3b),(3c)
を介して共通の抜き出し配管の(14a) ,(14b) ,(14c)
に連結され、単位充填層(5)〜(10)及び(10)〜
(1)の間のものにおいてはオリゴ糖とぶどう糖の抜き
出しのための抜き出し弁(5a)〜(10a) ,(5c) 〜(10
c) を介して共通の抜き出し配管(14a) ,(14c) に連結
されており、これらの各抜き出し弁は、上記抜き出し弁
(4a),(4b),(4c)と共に図示しない制御装置によ
ってその開閉が適宜に切換えられるようになっている。
施するために設けられたクロマト分離装置の構成概要の
1例であって、本図に記載の装置に代えて、通常の2分
画用の擬似移動層装置を2式用いて2段分離を行わせる
ことによっても可能であり、3以上の画分に効率良く分
離可能な装置であればいかなる装置でも使用可能であ
る。また図2に示した装置は10の単位充填層を用いてい
るが、当該単位充填層の数はぶどう糖、マルトースの分
画分離の目的となる純度や回収率によって変化させるこ
とができることはいうまでもない。
て、液化にはα−アミラーゼを主成分とする液化酵素を
用い、糖化にはグルコアミラーゼとβ−アミラーゼを主
成分とする糖化酵素を用いて、表1に示す組成の澱粉糖
水溶液を得た。そしてこれを図2に記載の装置を用いて
表2の運転工程によりクロマト分離して表3に記載した
組成の各分画液を得た。これら各分画液を、図1に記載
のように精製、濃縮することにより高純度ぶどう糖、高
純度マルトース、さらに水飴の各製品を得た。
の強酸性カチオン交換樹脂(アンバーライトCG600
0;商品名)を使用し、溶離液として水を使用してお
り、直列に連結した10本の内径 108.3mm、充填層高1600
mmの充填塔に吸着剤を合計147.4 リットル充填し、充填
層を60℃に保ち、分離操作を繰り返し行った。本分離操
作において、抜き出し弁((1a)〜(10a))からはオリゴ
糖成分に富む流体、抜き出し弁(4b)からはマルトース
成分に富む流体、抜き出し弁((1c)〜(8c),(10c))
からはぶとう糖成分に富む流体が取り出される。クロマ
ト分離の各工程での流量を下記に示す。
純度マルトースの製造工程に比較して、極めて簡易で、
しかも枝切り酵素等の高価な酵素を使用すること無く、
省力、経済的でしかも非常に高純度のぶどう糖、マルト
ースの製品及び水飴製品を同時に得ることができた。
実施しても差し支えない。たとえばオリゴ糖画分の一部
又は全部を液化工程の澱粉溶解水に用いたり、糖化工程
に戻したり、濃縮して再度クロマト分離したりすること
ができる。
て、液化にはα−アミラーゼを主成分とする液化酵素を
用い、糖化にはグルコアミラーゼとβ−アミラーゼを主
成分とする糖化酵素を用いて、表1に示す組成の澱粉糖
水溶液を得た。そしてこれを実施例1と同じ装置(図
2)を用いて表4の運転工程により分離して表5に記載
した組成の各分画液を得た。マルトース画分とマルトー
スとぶどう糖の混合画分は混合されて、表6に示すマル
トース水飴画分とした。
((1a)〜(10a))からはオリゴ糖成分に富む流体、抜き
出し弁(4b)からはマルトース成分に富む流体及びマル
トースとぶどう糖の混合画分、抜き出し弁((1c)〜
(8c),(10c))からはぶどう糖成分に富む流体が取り出
される。これら各分画液を、図3に記載のように精製、
濃縮することにより、高純度ぶどう糖、高純度マルトー
ス、さらにマルトース水飴の各製品を得た。クロマト分
離の各工程での流量を下記に示す。
純度マルトースの製造工程に比較して、極めて簡易で、
しかも枝切り酵素等の高価な酵素を使用すること無く、
省力、経済的でしかも非常に高純度のぶどう糖、マルト
ースの製品及びマルトース水飴製品を同時に得ることが
できた。
実施しても差し支えない。たとえばオリゴ糖画分やぶど
う糖とマルトースの混合画分の一部又は全部を液化工程
の澱粉溶解水に用いたり、糖化工程に戻したり、濃縮し
て再度クロマト分離したりすることができる。また、ぶ
どう糖とマルトースの混合画分を個別に精製、濃縮して
低純度のマルトース製品としても差し支えないことは言
うまでもない。
(実施例1)を示す説明図である。
例を示す説明図である。
例(実施例2)を示す説明図である。
Claims (12)
- 【請求項1】 澱粉を液化、糖化してぶどう糖とマルト
ースを主成分とし、マルトトリオース以上の分子量を有
するオリゴ糖を含む澱粉糖水溶液を得た後、その精製濃
縮澱粉糖水溶液を (1) ぶどう糖が富化された高純度ぶどう糖画分 (2) マルトースが富化された高純度マルトース画分 (3) マルトトリオース以上の分子量を有するオリゴ糖の
富化されたオリゴ糖画分 の少くとも3つの画分にクロマト分離する工程を行うこ
とを特徴とする澱粉糖の製造方法。 - 【請求項2】 請求項1において、クロマト分離する画
分が (1) ぶどう糖が富化された高純度ぶどう糖画分 (2) ぶどう糖とマルトースの混合画分 (3) マルトースが富化された高純度マルトース画分 (4) マルトトリオース以上の分子量を有するオリゴ糖の
富化されたオリゴ糖画分 の少くとも4つの画分である澱粉糖の製造方法。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、クロマト分離
工程で得られた各画分(1)(2)(3) 又は(1)(2)(3)(4)のう
ち、高純度ぶどう糖画分と高純度マルトース画分を各別
に精製、濃縮して高純度のぶどう糖製品と高純度のマル
トース製品とを同時に製造する澱粉糖の製造方法。 - 【請求項4】 請求項1又は2において、クロマト分離
工程で得られた各画分(1)(2)(3) 又は(1)(2)(3)(4)のう
ち、高純度ぶどう糖画分と高純度マルトース画分とオリ
ゴ糖の富化されたオリゴ糖画分とを夫々個別に精製濃縮
して高純度のぶどう糖製品と高純度のマトルース製品と
さらに水飴製品をも同時に製造する澱粉糖の製造方法。 - 【請求項5】 請求項2において、クロマト分離工程で
得られた各画分(1)(2)(3)(4)のうち、(1) の高純度ぶど
う糖画分及び(3) の高純度マルトース画分を夫々個別に
精製濃縮すると共に、(2) のぶどう糖とマルトースの混
合画分と(4)のオリゴ糖の富化されたオリゴ糖画分を混
合した後、これを別個に精製濃縮してマルトース水飴製
品とし、高純度のぶどう糖製品と高純度のマルトース製
品とさらにマルトース水飴製品をも同時に製造する澱粉
糖の製造方法。 - 【請求項6】 請求項1又は2における澱粉糖水溶液を
精製濃縮澱粉水溶液とする工程が澱粉を液化、糖化した
澱粉糖化溶液中の油脂、タンパク質、SS等の不純物を
除くための濾過工程及び脱塩又は軟化を行うための精製
工程を含む澱粉糖の製造方法。 - 【請求項7】 精製濃縮澱粉水溶液とする工程において
濾過工程、精製工程に加えて固形分濃度として40〜70wt
%に濃縮するための濃縮工程を行う請求項6記載の澱粉
糖の製造方法。 - 【請求項8】 請求項1又は2における精製濃縮澱粉糖
水溶液をクロマト分離する工程が精製濃縮澱粉糖水溶液
を原液としてNa形又はK形の陽イオン変換樹脂を吸着
剤とし、水を溶離液としたクロマト分離装置により行う
澱粉糖の製造方法。 - 【請求項9】 請求項1〜8において、澱粉糖水溶液を
得るための糖化工程が、ぶどう糖を得るための糖化酵素
とマルトースを得るための糖化酵素を同時に使用する単
一の糖化工程である澱粉糖の製造方法。 - 【請求項10】 請求項1〜9において、液化、糖化し
て得られる澱粉糖水溶液の組成として、固形分当りの百
分率で、ぶどう糖分として10〜50%、マルトース分とし
て30〜50%含んでいる澱粉糖の製造方法。 - 【請求項11】 請求項1〜10において、澱粉糖水溶液
を得るための糖化工程に枝切り酵素を使用しない澱粉糖
の製造方法。 - 【請求項12】 請求項1〜11において、クロマト分離
装置が、吸着剤を充填した複数のカラム群よりなり、そ
れぞれのカラムが、流体通路により無端直列の循環流路
を形成するように連結された、擬似移動層式又はこれに
類似する形式である澱粉糖の製造方法。
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