JPH06237530A - 切替開閉装置 - Google Patents

切替開閉装置

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Publication number
JPH06237530A
JPH06237530A JP5041713A JP4171393A JPH06237530A JP H06237530 A JPH06237530 A JP H06237530A JP 5041713 A JP5041713 A JP 5041713A JP 4171393 A JP4171393 A JP 4171393A JP H06237530 A JPH06237530 A JP H06237530A
Authority
JP
Japan
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power receiving
switching
switch
distribution line
power
Prior art date
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Pending
Application number
JP5041713A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Masuo
雄二 増尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takaoka Toko Co Ltd
Original Assignee
Takaoka Electric Mfg Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Takaoka Electric Mfg Co Ltd filed Critical Takaoka Electric Mfg Co Ltd
Priority to JP5041713A priority Critical patent/JPH06237530A/ja
Publication of JPH06237530A publication Critical patent/JPH06237530A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受電回線の切替を行う切替開閉装置におい
て、事故検出の簡素化を図ったものである。 【構成】 配電線1または2の切替を行う切替開閉装置
4は、受電用開閉器11,21、充停電検出装置12,
22、操作回路41b,42b、切替指令回路44およ
びタイマー45により構成している。切替指令回路44
からの切替指令により受電用開閉器11,21の切替操
作を行った際、タイマー45による時限カウント中に投
入操作した受電用開閉器11側の配電線1または受電用
開閉器12側の配電線2が停止した場合、受電用開閉器
11,21の投入操作ロックを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受電回線の回線切替操
作を行う切替開閉器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の切替開閉装置4は図3のように構
成される。配電線1はケーブルヘッド1aを介して受電
用開閉器11および変圧器12に、配電線2はケーブル
ヘッド2aを介して受電用開閉器21および変圧器22
それぞれ接続される。また、受電用開閉器11,21の
負荷側は母線3でケーブルヘッド3aに接続され、母線
3には変流器31,零相変流器32および零相変成器3
3を設ける。変圧器12,22は、配電線1および配電
線2の充停電を検出するとともに制御部40および受電
用開閉器11,21への制御および操作電源を供給す
る。配電線1および配電線2の充停電検出情報をもとに
制御部40は受電用開閉器11および21の投入または
開放操作を行い、配電線1または配電線2から負荷5へ
電力供給を行う。変流器31,零相変流器32および零
相変成器33により電流および零相電圧を検出して、制
御部40に設けられた処理部47で切替開閉装置4の負
荷側の短絡並びに地絡事故の発生を監視する。地絡事故
が発生した場合、制御部40は投入されている受電用開
閉器11または21の開放操作を行うとともに、受電用
開閉器11,21の投入操作をロックする。また、短絡
事故が発生した場合、制御部40は、受電していた配電
線1または2が停止したことを確認したのち投入されて
いる受電開閉器11または21の開放操作を行うととも
に、受電用開閉器11,21の投入操作をロックする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の切替開閉装置4においては、事故を検出するために
変流器31,零相変流器32および零相変成器33を設
けている。また、事故を判定するために、制御部40に
過電流継電器や地絡方向継電器の機能を設けている。そ
のため、切替開閉装置4は大形化し、複雑になるととも
に高価なものとなる不都合がある。そこで、本発明は、
簡単かつ確実に事故時対応できる切替開閉装置を提供す
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明において、次のよ
うに構成された切替開閉装置とする。 (イ)受電用開閉器 複数の受電回線の切替を行う開閉器である。 (ロ)充停電検出装置 受電回線それぞれの充停電の状態を検出する装置であ
る。 (ハ)制御回路 充停電検出装置の充停電情報により受電回線の切替指令
の出力および受電用開閉器の投入および開放操作を行
う。 (ニ)タイマー 制御回路の切替指令により時限カウントを行うタイマー
である。カウントする時限は、受電用開閉器の受電回線
の切替操作に要する時間より長い時間である。
【0005】
【作用】上記のように構成された、本発明の切替開閉装
置において、制御回路からの切替指令により、投入され
ていた受電用開閉器を開放操作し、開放されていた受電
用開閉器を投入操作して受電回線の切替を行う。また、
切替指令によりタイマーが起動し、時限カウントを行
う。投入操作した受電用開閉器側の受電回線が時限カウ
ント中に停止(停電)した場合は、制御回路で投入操作
した受電用開閉器を開放操作を行い、受電回線すべての
受電用開閉器の投入操作ロックを行う。投入操作した受
電回線が停止することがなく時限カウントが完了した場
合は、タイマーをリセットする。
【0006】
【実施例】図1に本発明の切替開閉装置4の回路構成図
を示す。配電線1はケーブルヘッド1aを介して受電用
開閉器11および変圧器12に、配電線2はケーブルヘ
ッド2aを介して受電用開閉器21および変圧器22に
それぞれ接続される。受電用開閉器11および12の負
荷側は、ケーブルヘッド3aを介してケーブル5aで負
荷5に接続される。変圧器12および22は、配電線1
および配電線2の充停電を検出するとともに、制御部4
0および受電用開閉器11,21に操作電源を供給す
る。制御部40は、検出部41a,42a、操作回路4
1b,42b、切替指令回路44、タイマー45、投入
ロック回路46並びに電源部43より構成される。検出
部41a,42aは変圧器12,22にそれぞれ接続し
てあり、配電線1および配電線2の充停電をそれぞれ検
出する。操作回路41b,42bは、受電用開閉器1
1,21の投入および開放操作を行う。切替指令回路4
4は、検出部41a,42aの充停電情報および受電用
開閉器11,21の入切情報をもとに切替指令を出力す
る。タイマー45は、切替指令回路44の切替指令によ
り起動し、時限カウントを行う。投入ロック回路46
は、タイマー45の時限カウント中に投入操作を行った
配電線1または2が停止したときに動作し、受電用開閉
器11または21の操作回路41b,42bの投入操作
をロックする。
【0007】受電用開閉器11が投入し、負荷5に配電
線1より電力供給している場合の切替動作の例を図2
(a)に示す。受電用開閉器11は、配電線1が停止し
たのちT1時間後開放する。配電線2が充電している状
態で、配電線1がT2時間停止したことを確認したの
ち、切替指令回路44は切替指令を出力して受電用開閉
器21を投入する。また、切替指令によりタイマー45
が起動し、投入操作した受電用開閉器側の配電線2の充
電状態をT3時間監視する。受電用開閉器21が投入
し、負荷5に配電線2より電力供給している場合も同様
に受電用開閉器11,21の切替操作を行う。
【0008】負荷5またはケーブル5aで短絡または地
絡事故が発生した場合の切替指令および投入ロックの動
作の例を図2(b)に示す。受電用開閉器11が投入
し、負荷5に配電線1より電力供給している場合、事故
により配電線1の送り出しの遮断器がトリップする。こ
のことにより配電線1が停止したのちT1時間後、受電
用開閉器11は開放する。配電線2が充電している状態
で、配電線1がT2時間停止したことを確認したのち、
切替指令回路44は切替指令を出力して受電用開閉器2
1を投入するとともにタイマー45起動させる。しかし
ながら、事故が継続していれば、投入操作した受電用開
閉器側の配電線2の送り出しの遮断器もトリップする。
タイマー45の時限カウント中(T3時間以内)に配電
線2が停止したことにより負荷5またはケーブル5aの
事故と判定し、投入ロック回路46が動作し、配電線2
より受電用開閉器11および21の投入操作ロックを行
う。受電用開閉器21が投入し、負荷5に電力供給を行
っている場合、事故発生時には同様に受電用開閉器1
1,21の投入操作ロックを行う。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、上述したように受電回
線切替時にタイマーで時限カウントを行い、時限カウン
ト中に切り替えた受電回線が停止することにより切替開
閉装置の負荷側の事故と判定することができる。従来の
ように零相変成器、零相電流器や変流器のような検出要
素を付帯することなく、しかも制御部に地絡方向継電器
や過電流継電器を設ける必要がない。そのため、受電回
路や制御部の回路構成は簡単なもので対応でき、経済的
にも有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を示す切替開閉装置の回路構成図
である。
【図2】本発明の一例である切替開閉装置による受電回
線切替動作を示すタイムチャートで、(a)は通常時の
切替動作を、(b)は事故時の切替および操作ロック動
作を示す。
【図3】従来の一例を示す回路構成図である。
【符号の説明】
1,2 配電線 1a,2a,3a ケーブルヘッド 11,21 受電用開閉器 12,22 変圧器 3 母線 4 切替開閉装置 5 負荷 5a ケーブル 40 制御部 41a,42a 検出部 41b,42b 操作回路 43 電源部 44 切替指令回路 45 タイマー 46 投入ロック回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の受電回線の切替を行う切替開閉装
    置において、 受電回線の切替を行う受電用開閉器と、 前記受電回線の充停電検出装置と、 前記充停電検出装置により受電回線の切替指令および前
    記受電用開閉器の操作を行う制御回路と、 前記切替指令により時限カウントを行うタイマーとを備
    え、 前記切替指令により受電用開閉器を操作して受電回線の
    切替を行ったとき、投入操作した受電用開閉器側の受電
    回線が時限カウント中に停止した場合に受電用開閉器の
    開放操作を行うとともに投入操作ロックを行うこととし
    た切替開閉装置。
JP5041713A 1993-02-08 1993-02-08 切替開閉装置 Pending JPH06237530A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5041713A JPH06237530A (ja) 1993-02-08 1993-02-08 切替開閉装置

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JP5041713A JPH06237530A (ja) 1993-02-08 1993-02-08 切替開閉装置

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JPH06237530A true JPH06237530A (ja) 1994-08-23

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ID=12616070

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JP5041713A Pending JPH06237530A (ja) 1993-02-08 1993-02-08 切替開閉装置

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JP (1) JPH06237530A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007121028A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Hitachi Building Systems Co Ltd 絶縁抵抗診断装置
JP2007151260A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Hitachi Ltd 電源供給システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007121028A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Hitachi Building Systems Co Ltd 絶縁抵抗診断装置
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