JPH06236918A - 半導体ウエハのオリフラ位置検出方法 - Google Patents

半導体ウエハのオリフラ位置検出方法

Info

Publication number
JPH06236918A
JPH06236918A JP4594893A JP4594893A JPH06236918A JP H06236918 A JPH06236918 A JP H06236918A JP 4594893 A JP4594893 A JP 4594893A JP 4594893 A JP4594893 A JP 4594893A JP H06236918 A JPH06236918 A JP H06236918A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor wafer
center
orientation flat
gravity
detecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4594893A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Hattori
服部  正
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP4594893A priority Critical patent/JPH06236918A/ja
Publication of JPH06236918A publication Critical patent/JPH06236918A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体ウエハにおけるオリエンテーションフ
ラット部の形成位置を高精度に検出する。 【構成】 半導体ウエハ2の平面画像を取り込むととも
に、その取り込んだ平面画像を基に半導体ウエハ2の重
心位置P1を検出する工程と、半導体ウエハ2の外径よ
りも僅かに小さい円周枠21内で半導体ウエハ2の平面
画像を取り込むとともに、その取り込んだ平面画像を基
に半導体ウエハ2のオリエンテーションフラット部22
と円周枠21との間に形成される空間図形23の中心位
置P2を検出する工程と、半導体ウエハ2の重心位置P
1を基点として空間図形23の中心位置P2の方向角θ
を求め、その求めた方向角θを基に半導体ウエハ2にお
けるオリエンテーションフラット部22の形成位置を検
出する工程とから成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体ウエハに形成さ
れたオリエンテーションフラット部の位置を検出する方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体ウエハのオリエンテーシ
ョンフラット部の形成位置を検出する方法としては、半
導体ウエハの周縁部分を光軸が通過するようにフォトセ
ンサを設置しておき、回転テーブル上に載置された半導
体ウエハを所定の速度で回転させて、オリエンテーショ
ンフラット部がフォトセンサの光軸を通過した際のセン
サ信号を基に、半導体ウエハにおけるオリエンテーショ
ンフラット部の形成位置を検出する方法が知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、半導体ウエ
ハのオリエンテーションフラット部はウエハの結晶方位
を表す部分であるため、特にウエハ処理工程ではオリエ
ンテーションフラット部の形成位置を出来るだけ正確に
検出して、回転方向における半導体ウエハの位置決めを
行うことが望ましい。しかしながら上記従来の検出方法
では、フォトセンサの精度上の限界からオリエンテーシ
ョンフラット部の形成位置を高精度に検出することがで
きないという問題があった。
【0004】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたもので、オリエンテーションフラット部の形成位置
を高精度に検出することができる半導体ウエハのオリフ
ラ位置検出方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたもので、半導体ウエハの一部を切
欠してなるオリエンテーションフラット部の形成位置を
検出する方法であって、半導体ウエハの平面画像を光学
カメラによって取り込むとともに、その取り込んだ平面
画像に画像処理を施して半導体ウエハの重心位置を検出
する工程と、半導体ウエハの外径よりも僅かに小さい円
周枠内で半導体ウエハの平面画像を光学カメラによって
取り込むとともに、その取り込んだ平面画像に画像処理
を施して半導体ウエハのオリエンテーションフラット部
と円周枠との間に形成される空間図形の中心位置を検出
する工程と、半導体ウエハの重心位置を基点として空間
図形の中心位置の方向角を求めるとともに、その求めた
方向角を基に半導体ウエハにおけるオリエンテーション
フラット部の形成位置を検出する工程とから成るもので
ある。
【0006】
【作用】本発明の半導体ウエハのオリフラ位置検出方法
においては、画像処理によって半導体ウエハの重心位置
と空間図形の中心位置とを検出し、さらに半導体ウエハ
の重心位置を基点として空間図形の中心位置の方向角を
求めることにより、オリエンテーションフラット部の形
成位置を高精度に検出することが可能となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は、本実施例において半導
体ウエハのオリエンテーションフラット部を検出するた
めに用いられた装置システムの概略構成図である。図示
した装置システムの構成において、1は半導体ウエハ2
を載置するための回転テーブルであり、この回転テーブ
ル1の支持シャフト3はカップリング4を介してパルス
モータ5の回転軸6に連結されている。また、回転テー
ブル1の下面側にはリング状の照明機器7が設けられて
いる。
【0008】一方、回転テーブル1の上方には、半導体
ウエハ2の平面画像を取り込むための光学カメラ、すな
わちCCDカメラ8が設置されている。また同じく回転
テーブル1の上方には、X軸方向のリニアセンサ9とこ
れに直交するY軸方向のリニアセンサ10とが設けられ
ている。本実施例では、各種検出機器(CCDカメラ
8、リニアセンサ9、10)に対して照明機器7が半導
体ウエハ2の背面側から光を照射する、いわゆるバック
ライティング方式を採用し、これによって半導体ウエハ
2とその周囲の濃淡差を強調して検出精度の向上を図っ
ている。
【0009】これらの構成の中で、パルスモータ5はモ
ータドライバ11に接続されており、さらにモータドラ
イバ11はパルス発生器12に接続されている。一方、
CCDカメラ8は画像処理部13に接続されており、こ
こで処理された画像データはSIO(Serial I
nput Output)14を介してCPU(Cen
tral Processing Unit)15に取
り込まれるようになっている。また、X−Y軸方向のリ
ニアセンサ9、10はそれぞれリニアセンサ信号処理部
16、17に接続されており、さらにそれらの信号処理
部16、17はDIO(Digital Input
Output)18に接続されている。ここで、CPU
15は、ROM(Read Only Memory)
19に格納されたプログラム内容にしたがって所定の動
作命令や演算処理を行うとともに、必要に応じてRAM
(Random Access Memory)20と
の間でデータの書き込みやデータの呼び出しを行うよう
になっている。
【0010】続いて、本実施例における半導体ウエハの
オリフラ位置検出方法について説明する。まず第1の工
程では、回転テーブル1の上方に設置したCCDカメラ
8によって、テーブル上に載置された半導体ウエハ2の
平面画像を取り込む。そして、その取り込んだ平面画像
を画像処理部13に送って所定の画像処理を施し、図2
(a)に示すように半導体ウエハ2の重心位置P1を検
出する。
【0011】なお、上記第1の工程では、CCDカメラ
8によって取り込まれる画像の中に、被写体となる半導
体ウエハ2の外径よりも若干大きめの円周枠21を設
け、この円周枠21内の画像だけを取り込むようにした
が、これは枠外に存在しうる検出誤差要因を排除するた
めであり、半導体ウエハ2の重心位置P1を検出するた
めの必須手段ではない。
【0012】次いで第2の工程では、CCDカメラ8に
よって取り込まれる画像の中に、被写体となる半導体ウ
エハ2の外径よりも僅かに小さい円周枠21を設け、こ
の円周枠21内における半導体ウエハ2の平面画像をC
CDカメラ8によって取り込む。そして、上記同様にC
CDカメラ8によって取り込んだ平面画像を画像処理部
13に送って所定の画像処理を施し、図2(b)に示す
ように半導体ウエハ2のオリエンテーションフラット部
22と円周枠21との間に形成される空間図形23の中
心位置P2を検出する。ここで検出した空間図形23の
中心位置P2は、半導体ウエハ2の重心位置P1から見
た場合にオリエンテーションフラット部22の形成方向
を示す位置となる。
【0013】因みに、上記第2の工程において画像中に
設けられる円周枠21の大きさとしては、半導体ウエハ
2のオリエンテーションフラット部22にその枠線が跨
がるように設定されていればよい。
【0014】続いて第3の工程では、例えば図2(c)
に示すようにCCDカメラ8によって取り込まれる画像
の中に互いに直交する座標軸(X軸、Y軸)を設定し、
半導体ウエハ2の重心位置P1を(0,0)点として空
間図形23の中心位置P2の座標点を割り出す。そし
て、半導体ウエハ2の中心位置P1を基点として空間図
形23の中心位置P2の方向角θを求め、この求めた方
向角θを基に半導体ウエハ2におけるオリエンテーショ
ンフラット部22の形成位置を検出する。
【0015】なお、上記第3の工程では、半導体ウエハ
2の重心位置P1を(0,0)点とした座標軸を設定し
て空間図形23の中心位置P2の方向角θを求めるよう
にしたが、これ以外にも例えば、画像中の任意の点を
(0,0)点とした座標軸を設定し、上記重心位置P1
の座標点と中心位置P2の座標点とをそれぞれ割り出す
ことにより、重心位置P1を基点として中心位置P2の
方向角θを求めることも可能である。
【0016】さらに、上記方法によってオリエンテーシ
ョンフラット部22の形成位置を検出したら、これに続
いて半導体ウエハ2の中心位置も以下の方法によって検
出することが可能である。すなわち、先ず上記方法によ
り検出したオリエンテーションフラット部22の形成位
置を基に回転テーブル1を所定の角度だけ回転させて、
X軸方向のリニアセンサ9とY軸方向のリニアセンサ1
0の各々の視野からオリエンテーションフラット部22
が外れるように、回転方向における半導体ウエハ2の位
置決めを行う。次いで、その状態から図3に示すよう
に、画像中の明暗によって得られるリニアセンサ9、1
0からの信号レベルの格差によって、X軸方向における
半導体ウエハ2のエッジ長さL1とY軸方向における半
導体ウエハ2のエッジ長さL2を求める。後は、上述し
た方法と同様に画面上に座標軸を設定し、この座標軸の
中で各エッジ長さL1、L2の検出位置の交点、つまり
各エッジ長さL1、L2の中心線の交点を割り出すこと
により、半導体ウエハ2の中心位置P3を検出すること
ができる。
【0017】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
半導体ウエハにおけるオリエンテーションフラット部の
形成位置を高精度に検出することが可能となるため、各
種のウエハ処理工程では、回転方向における半導体ウエ
ハの位置決め精度が格段に向上するとともに、オリエン
テーションフラット部を基準とした最適条件下でのウエ
ハ処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例において用いられた装置システ
ムの概略構成図である。
【図2】実施例におけるオリフラ位置検出方法を説明す
るための図である。
【図3】本発明を利用したウエハ中心位置の検出方法を
説明する図である。
【符号の説明】
2 半導体ウエハ 8 CCDカメラ(光学カメラ) 21 円周枠 22 オリエンテーションフラット部 23 空間図形 P1 半導体ウエハの重心位置 P2 空間図形の中心位置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウエハの一部を切欠してなるオリ
    エンテーションフラット部の形成位置を検出する方法で
    あって、 前記半導体ウエハの平面画像を光学カメラによって取り
    込むとともに、その取り込んだ平面画像に画像処理を施
    して前記半導体ウエハの重心位置を検出する工程と、 前記半導体ウエハの外径よりも僅かに小さい円周枠内で
    前記半導体ウエハの平面画像を光学カメラによって取り
    込むとともに、その取り込んだ平面画像に画像処理を施
    して前記半導体ウエハのオリエンテーションフラット部
    と前記円周枠との間に形成される空間図形の中心位置を
    検出する工程と、 前記半導体ウエハの重心位置を基点として前記空間図形
    の中心位置の方向角を求めるとともに、その求めた方向
    角を基に前記半導体ウエハにおける前記オリエンテーシ
    ョンフラット部の形成位置を検出する工程とから成るこ
    とを特徴とする半導体ウエハのオリフラ位置検出方法。
JP4594893A 1993-02-09 1993-02-09 半導体ウエハのオリフラ位置検出方法 Pending JPH06236918A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4594893A JPH06236918A (ja) 1993-02-09 1993-02-09 半導体ウエハのオリフラ位置検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4594893A JPH06236918A (ja) 1993-02-09 1993-02-09 半導体ウエハのオリフラ位置検出方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06236918A true JPH06236918A (ja) 1994-08-23

Family

ID=12733507

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4594893A Pending JPH06236918A (ja) 1993-02-09 1993-02-09 半導体ウエハのオリフラ位置検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06236918A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6471464B1 (en) 1999-10-08 2002-10-29 Applied Materials, Inc. Wafer positioning device
JP2006339254A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Ccs Inc ウェハ輪郭検出装置
JP2013172107A (ja) * 2012-02-22 2013-09-02 Disco Abrasive Syst Ltd チャックテーブル及びチャックテーブルを用いたウエーハのレーザー加工方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6471464B1 (en) 1999-10-08 2002-10-29 Applied Materials, Inc. Wafer positioning device
JP2006339254A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Ccs Inc ウェハ輪郭検出装置
JP2013172107A (ja) * 2012-02-22 2013-09-02 Disco Abrasive Syst Ltd チャックテーブル及びチャックテーブルを用いたウエーハのレーザー加工方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0047127A1 (en) Method of detecting position of symmetric article
JP4906128B2 (ja) カメラユニット検査装置、及びカメラユニット検査方法
JPH06236918A (ja) 半導体ウエハのオリフラ位置検出方法
JPH07221164A (ja) 半導体ウェハのアライメント方法および半導体ペレットのピックアップ方法
JPH1027839A (ja) ウェハの回転方向検出方法
JPH06273339A (ja) 外観検査装置
JPH08330391A (ja) ピックアップ装置及びピックアップ方法
JPH11317439A (ja) 位置決め装置
JP3439932B2 (ja) 周辺露光装置
JPH10221021A (ja) 寸法測定及び形状検査装置と検査方法
JPH04291938A (ja) ウエハ上の不要レジスト露光装置および露光方法
JPH077069A (ja) ウェハ位置決め装置及びその方法
JP2001099788A (ja) 自動マクロ外観検査装置
JPH07198336A (ja) 位置決め装置
JP2637062B2 (ja) ウェハのオリフラ検出装置
JP3383169B2 (ja) 周辺露光装置
JP2635303B2 (ja) ウェハのオリフラ検出装置
JPH06302150A (ja) 円形状被対象物の検査方法
KR20020076461A (ko) 씨씨디카메라에 의한 문자열 인식기능을 갖춘 반도체웨이퍼정렬장치
JPH09120986A (ja) プリアライメント方法およびプリアライメント装置
JPH076774B2 (ja) 光切断法による三次元形状測定装置
JP2513697B2 (ja) プリアラインメント装置
JPH10173031A (ja) 円形基板位置決め装置
JP3028789B2 (ja) 認識分解能計測方法、およびボンディング装置
JPH0133939B2 (ja)