JPH0623506A - ダイカスト鋳造用崩壊性置中子 - Google Patents
ダイカスト鋳造用崩壊性置中子Info
- Publication number
- JPH0623506A JPH0623506A JP18368292A JP18368292A JPH0623506A JP H0623506 A JPH0623506 A JP H0623506A JP 18368292 A JP18368292 A JP 18368292A JP 18368292 A JP18368292 A JP 18368292A JP H0623506 A JPH0623506 A JP H0623506A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- water
- core body
- aggregate
- insoluble
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- Pending
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- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 中子本体の崩壊性に優れ、鋳造現場でも容
易に除去することが出来ると共に、中子本体の崩壊前後
において現場環境に問題をもたらす惧れのないダイカス
ト鋳造用崩壊性置中子の提供。 【構成】 高吸水性合成樹脂に非水溶性バインダーを
混合せしめてなる中子骨材で中子本体１を造形した。
易に除去することが出来ると共に、中子本体の崩壊前後
において現場環境に問題をもたらす惧れのないダイカス
ト鋳造用崩壊性置中子の提供。 【構成】 高吸水性合成樹脂に非水溶性バインダーを
混合せしめてなる中子骨材で中子本体１を造形した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイカスト鋳造に用い
る中子に関し、更に詳しくは、製品鋳造後に製品内部か
ら崩壊除去し得るようにした崩壊性置中子に関するもの
である。
る中子に関し、更に詳しくは、製品鋳造後に製品内部か
ら崩壊除去し得るようにした崩壊性置中子に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種中子は、中子骨材としてケ
イ砂などに樹脂を混ぜたものや、食塩などを用いてい
た。ケイ砂に樹脂を混ぜた中子骨材を固めて中子本体を
造形した崩壊性置中子（砂中子）では、製品内部から中
子本体を機械的に崩壊除去しなければならないので複雑
な形状のものには適用できないと共に、砂焼きして崩壊
する場合にはブリスターを発生する惧れがある。また、
食塩を固めて中子本体を造形した崩壊性置中子（塩中
子）では、中子本体の造形性並びに崩壊性の点で多くの
問題があった。
イ砂などに樹脂を混ぜたものや、食塩などを用いてい
た。ケイ砂に樹脂を混ぜた中子骨材を固めて中子本体を
造形した崩壊性置中子（砂中子）では、製品内部から中
子本体を機械的に崩壊除去しなければならないので複雑
な形状のものには適用できないと共に、砂焼きして崩壊
する場合にはブリスターを発生する惧れがある。また、
食塩を固めて中子本体を造形した崩壊性置中子（塩中
子）では、中子本体の造形性並びに崩壊性の点で多くの
問題があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの様な従来
の不具合に鑑みてなされたものであり、中子本体の崩壊
性に優れ、鋳造現場でも容易に除去することが出来ると
共に、中子本体の崩壊前後において現場環境に問題をも
たらす惧れのないダイカスト鋳造用崩壊性置中子を提供
せんとするものである。
の不具合に鑑みてなされたものであり、中子本体の崩壊
性に優れ、鋳造現場でも容易に除去することが出来ると
共に、中子本体の崩壊前後において現場環境に問題をも
たらす惧れのないダイカスト鋳造用崩壊性置中子を提供
せんとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】斯る目的を達成する本発
明のダイカスト鋳造用崩壊性置中子は、高吸水性合成樹
脂に非水溶性バインダーを混合せしめてなる中子骨材で
中子本体を造形した事を特徴としたものである。
明のダイカスト鋳造用崩壊性置中子は、高吸水性合成樹
脂に非水溶性バインダーを混合せしめてなる中子骨材で
中子本体を造形した事を特徴としたものである。
【０００５】
【実施例】以下、本発明の実施の一例を図面に基づいて
説明する。本発明に係るダイカスト鋳造用崩壊性中子Ａ
は、高吸水性合成樹脂に非水溶性バインダーを混合せし
めてなる中子骨材でもって所要の形状に造形される中子
本体１と、中子本体１の外表面に塗布する塗型剤２とで
もって構成される。
説明する。本発明に係るダイカスト鋳造用崩壊性中子Ａ
は、高吸水性合成樹脂に非水溶性バインダーを混合せし
めてなる中子骨材でもって所要の形状に造形される中子
本体１と、中子本体１の外表面に塗布する塗型剤２とで
もって構成される。
【０００６】中子本体１は、高吸水性合成樹脂に所定量
の非水溶性バインダーを混合せしめてなる中子骨材を用
いて、プレス成形または鋳込成形などにより所要の形状
に造形してなる。
の非水溶性バインダーを混合せしめてなる中子骨材を用
いて、プレス成形または鋳込成形などにより所要の形状
に造形してなる。
【０００７】中子本体を造形するための中子骨材として
の高吸水性合成樹脂としては、デンプン系（例えば、デ
ンプン−アクリロニトリルグラフト体など）、セルロー
ス系（例えば、セルロース−アクリロニトリルグラフト
体など）、ポリビニルアルコール系（例えば、ポリビニ
ルアルコールの架橋体など）、或いはアクリル系（例え
ば、ポリアクリル酸塩架橋体など）、等を用いることが
出来る。
の高吸水性合成樹脂としては、デンプン系（例えば、デ
ンプン−アクリロニトリルグラフト体など）、セルロー
ス系（例えば、セルロース−アクリロニトリルグラフト
体など）、ポリビニルアルコール系（例えば、ポリビニ
ルアルコールの架橋体など）、或いはアクリル系（例え
ば、ポリアクリル酸塩架橋体など）、等を用いることが
出来る。
【０００８】また、非水溶性バインダーとしては、ポリ
ビニルアセテート、ポリビニルブチラル、フェノール樹
脂、或いはアクリル樹脂、等を用いることが出来る。
ビニルアセテート、ポリビニルブチラル、フェノール樹
脂、或いはアクリル樹脂、等を用いることが出来る。
【０００９】而して、上記中子骨材を用いて所要の形状
に造形した中子本体１の外表面に、塗型剤２を塗布せし
める。塗型剤２としては、従来と同じものを用いて従来
と同様に塗布しても良いが、第１層として非水溶性の断
熱性を有する塗型剤を塗布し、第２層として非水溶性の
柔軟性を有する塗型剤を塗布することが好ましい。
に造形した中子本体１の外表面に、塗型剤２を塗布せし
める。塗型剤２としては、従来と同じものを用いて従来
と同様に塗布しても良いが、第１層として非水溶性の断
熱性を有する塗型剤を塗布し、第２層として非水溶性の
柔軟性を有する塗型剤を塗布することが好ましい。
【００１０】そうすれば、中子骨材の高吸水性合成樹脂
が製品鋳造時における熱酸化・分解から守られ、容易に
崩壊できるようになる。
が製品鋳造時における熱酸化・分解から守られ、容易に
崩壊できるようになる。
【００１１】
【発明の効果】本発明に係るダイカスト鋳造用置中子は
斯様に構成したので、中子本体に水をかけるだけで中子
本体が容易に崩壊し、鋳造現場でも容易に除去すること
が出来ると共に、中子の崩壊除去に伴ない製品に悪影響
を与えたり、中子の崩壊除去に多大の設備や手間を要す
ることもない。
斯様に構成したので、中子本体に水をかけるだけで中子
本体が容易に崩壊し、鋳造現場でも容易に除去すること
が出来ると共に、中子の崩壊除去に伴ない製品に悪影響
を与えたり、中子の崩壊除去に多大の設備や手間を要す
ることもない。
【００１２】しかも、中子本体を除去するためのサンド
・ショットがかからないような複雑な内部形状をした製
品にも適用することが出来るようになると共に、砂中子
のように砂落ち等で機械回りを汚したり機械故障を引起
こすなど中子本体の崩壊前後において現場環境に問題を
もたらす惧れもない。
・ショットがかからないような複雑な内部形状をした製
品にも適用することが出来るようになると共に、砂中子
のように砂落ち等で機械回りを汚したり機械故障を引起
こすなど中子本体の崩壊前後において現場環境に問題を
もたらす惧れもない。
【図１】 本発明のに係る崩壊性置中子の一実施例を
示す断面図。
示す断面図。
Ａ：崩壊性中子 １：中子本体 ２：塗型剤
Claims (1)
- 【請求項１】 高吸水性合成樹脂に非水溶性バインダ
ーを混合せしめてなる中子骨材で中子本体を造形した事
を特徴とするダイカスト鋳造用崩壊性置中子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18368292A JPH0623506A (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | ダイカスト鋳造用崩壊性置中子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18368292A JPH0623506A (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | ダイカスト鋳造用崩壊性置中子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0623506A true JPH0623506A (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=16140086
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18368292A Pending JPH0623506A (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | ダイカスト鋳造用崩壊性置中子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0623506A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0611736A1 (de) * | 1993-02-17 | 1994-08-24 | GLATT INGENIEURTECHNIK GmbH | Verfahren zur Herstellung von feinkeramischem Pressgranulat mittels Wirbelschichtgranulationstrocknung |
| JPH0882095A (ja) * | 1994-09-10 | 1996-03-26 | Akira Kato | 集水桝用型枠 |
| JPH10314891A (ja) * | 1997-05-16 | 1998-12-02 | Kioritz Corp | ダイカスト鋳造用中子 |
| CN100365091C (zh) * | 2006-04-05 | 2008-01-30 | 北京林业大学 | 胶合板用酚醛树脂胶及其调制方法 |
| CN105522112A (zh) * | 2016-01-07 | 2016-04-27 | 上海交通大学 | 镁合金熔模铸造用高溃散性陶瓷型壳及其制备方法 |
-
1992
- 1992-07-10 JP JP18368292A patent/JPH0623506A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0611736A1 (de) * | 1993-02-17 | 1994-08-24 | GLATT INGENIEURTECHNIK GmbH | Verfahren zur Herstellung von feinkeramischem Pressgranulat mittels Wirbelschichtgranulationstrocknung |
| JPH0882095A (ja) * | 1994-09-10 | 1996-03-26 | Akira Kato | 集水桝用型枠 |
| JPH10314891A (ja) * | 1997-05-16 | 1998-12-02 | Kioritz Corp | ダイカスト鋳造用中子 |
| CN100365091C (zh) * | 2006-04-05 | 2008-01-30 | 北京林业大学 | 胶合板用酚醛树脂胶及其调制方法 |
| CN105522112A (zh) * | 2016-01-07 | 2016-04-27 | 上海交通大学 | 镁合金熔模铸造用高溃散性陶瓷型壳及其制备方法 |
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