JPH06234252A - 転写リボン用ボビン - Google Patents

転写リボン用ボビン

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JPH06234252A
JPH06234252A JP4442393A JP4442393A JPH06234252A JP H06234252 A JPH06234252 A JP H06234252A JP 4442393 A JP4442393 A JP 4442393A JP 4442393 A JP4442393 A JP 4442393A JP H06234252 A JPH06234252 A JP H06234252A
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JP
Japan
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bobbin
cassette
cassette case
transfer ribbon
transfer
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JP4442393A
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Kenji Sakamoto
健司 坂本
Katsura Yamaguchi
桂 山口
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カセットケースとボビンの再利用の便宜を図
るため、カセットケースに識別マークを設けず、カセッ
トケースとボビンを組み合わせる際に、簡単に識別マー
クを組み込めるようにした転写リボン用ボビンを提供す
る。 【構成】 外周に転写箔でバーコードを設けた識別リン
グ18を、カセットケース4内に収納される供給ボビン
又は巻上ボビンの何れかの転写リボン用ボビンの軸部先
端に回動可能な状態で着脱可能に取り付ける。カセット
1を組み立てる時に簡単に識別マーク(バーコード)を
組み込むことができるので、カセットケース4とボビン
を再利用する際にカセット1の組立作業性が良好にな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感熱転写プリンターに
装填する転写リボン用カセットに用いられる転写リボン
用ボビンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、感熱転写プリンターへの転写リボ
ンの装着を容易にするため、カセットケース内の左右に
それぞれ転写リボンを繰り出す供給ボビンとそれを巻き
取る巻上ボビンとを収納してなる転写リボン用カセット
が一般に用いられている。すなわち、このカセットをプ
リンターに装填すると、巻上ボビンにプリンターの駆動
装置が連結され、かつ転写リボンの供給ボビンから巻上
ボビンに延びた部分にプリンターのサーマルヘッドが当
接し、駆動装置によって巻上ロールが回転して供給ロー
ルから転写リボンが引き出されるに伴って、サーマルヘ
ッドによって画像記録が行われるようになっている。
【0003】そして、上記の如き転写リボン用カセット
は、記録可能画面数や用途別(スタンダード、OHP、
モノクロ、ブラック等)に応じて多数の種類が用意され
ることが多いことから、カセットケースの外面にバーコ
ード等の識別マークを設けておき、カセットをプリンタ
ーに装填した時点でプリンター側でこれを読み取ること
により、当該カセットの固有情報を判別できるようにし
たものが従来より使用されている(例えば、実開昭63
−68453号公報及び実開平3−29367号公報参
照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近では省
資源の観点から上記の如きカセットにおいてもそのカセ
ットケースやボビンを再利用することが望まれている
が、従来の転写リボン用カセットのようにカセットケー
スに識別マークが設けられていると、転写リボンを巻き
取ったボビンを対応するカセットケースに入れる必要が
あるため、再利用する際にこのボビンとカセットケース
の組合せ作業が面倒であるという問題点があった。
【0005】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、カセットケースとボビンの再利用の
便宜を図るため、カセットケースに識別マークを設け
ず、カセットケース及びボビンを組み合わせる際に、簡
単に識別マークを組み込むことのできるようにした転写
リボン用ボビンを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の転写リボン用ボビンは、カセットケース内
に収納される供給ボビン又は巻上ボビンの何れかの転写
リボン用ボビンであって、外周に転写箔でバーコードを
設けた識別リングが該ボビンの軸部先端に回動可能な状
態で着脱可能に取り付けられていることを特徴とするも
のである。
【0007】
【作用】上述の構成からなる本発明の転写リボン用ボビ
ンは、リボンを巻き取った後でその軸部先端に識別リン
グを嵌めた状態でカセットケース内に収納される。そし
て、カセットはボビンとは別の駆動系を持っているプリ
ンターにセットされ、この駆動系にて識別リングが回転
させられ、識別リング外周の転写箔で形成されたバーコ
ードが読み取られることにより転写リボンの固有情報が
プリンター側で認識される。
【0008】
【実施例】図1は本発明に係る転写リボン用ボビンを用
いたカセットの実施例を示す斜視図、図2はその分解斜
視図である。
【0009】これらの図に示されるように、カセット1
は中央にそれぞれ大きな窓部2a,3aを備えた身部2
と蓋部3とからなるカセットケース4と、それぞれ転写
リボン5を繰り出す供給ボビン6とそれを巻き取る巻上
ボビン7とからなり、各ボビン6,7はカセットケース
4内に間隔を置いて互いに平行な状態で配置されてい
る。すなわち、各ボビン6,7は同じ側の一端にある軸
部8,9をそれぞれ身部2の側壁2bに形成された軸受
部10,11に回動自在に支持されるとともに、他端に
あるの筒状の支持軸12,13が身部2と蓋部3の半円
状切欠で構成される円形状開口部14,15に支持され
ている。
【0010】各ボビン6,7における他端側の支持軸1
2,13の根元には鍔部16,17が設けられ、その外
側には溝16a,17aが放射状に形成されており、こ
の溝16a,17aは各開口部14,15の内側に設け
られたリブ(図示せず)に係脱自在になっている。一
方、供給ボビン6における一端側の軸部8には、識別リ
ング18が回動自在に嵌め込まれており、この識別リン
グ18の外側面を押圧する状態でバネ19が身部2の側
壁2bと識別リング18との間に配設されている。ま
た、巻上ボビン7の一端側には、該ボビン7の端面を押
圧する状態でバネ20が身部2の側壁2bとボビン7端
面との間に配設されている。そして、図1に示すよう
に、カセットケース4のコーナーには識別リング18が
一部露出するように、蓋部3の一部分を切り欠いた状態
で窓部3bが形成されている。
【0011】上記の識別リング18は、図3及び図4に
拡大して示すように、外周にゴム21が巻かれた駆動部
18aと識別部18bが2列に並んだものであり、識別
部18bの外周には周方向にバーコード22が設けられ
ている。本実施例では、基材/剥離層/アルミ層/接着
剤層からなる転写箔を用い、識別部18aの外周にアル
ミ層/接着剤層を転写することによりバーコードを印刷
している。なお、転写箔に関しては、ボビンが黒色の場
合には金属光沢を持ったアルミ蒸着を施したものが好ま
しいが、ボビンが白色の場合には黒色の転写箔によりバ
ーコード印刷を行うなど適宜の方法を採ってもよい。こ
こで、ラベルやシールでバーコード22を設けた場合、
識別部18bに正確に貼れずに読取り時に誤読を生じる
等の問題を生ずる恐れがあるが、転写箔によりバーコー
ド22を形成することにより、識別部18bに極めて薄
い層によるバーコード22が形成された状態になるの
で、周方向に沿ってしわなどが入らず読取りが正確にな
る。
【0012】上記構成からなるカセット1は、両ボビン
6,7にまたがって転写リボン5を巻き付けた後、供給
ボビン6の軸部8に識別リング18をその駆動部18a
が外側になるようにして嵌め込み、この状態で各ボビン
6,7をカセットケース4内に収納して組み立てられ
る。組み立てられた状態では、各ボビン6,7がそれぞ
れバネ19,20により押されて鍔部16,17の溝1
6a,17aが開口部14,15の内面のリブと係合す
るので、各ボビン6,7の空回りが阻止されて、転写リ
ボン5の緩みが防止される。このカセット1をプリンタ
ーに装着すると、各ボビン6,7がバネ19,20の押
圧力に抗して押され、溝16a,17aがリブから解放
されて各ボビン6,7は回転可能な状態となる。そし
て、転写リボン5を供給して記録を開始する前に、ボビ
ン6,7を回転させるのとは別の駆動系によりカセット
ケース4の窓部3bから駆動部18aを回転させること
により識別リング18全体を軸部8の回りで回転させ、
その外周のバーコード22を読み取ることにより、転写
リボン5の画面数や用途別を認識することができる。
【0013】なお、本発明に係る転写リボン用ボビン
は、上記の実施例で説明した以外のバネ、ボビン、カセ
ットケース等を有するカセットについても適用可能であ
ることは言うまでもない。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の転写リボ
ン用ボビンは、外周に転写箔でバーコードを設けた識別
リングをボビンの軸部先端に回動可能な状態で着脱可能
に取り付けて構成したので、識別リングに読取りの正確
なバーコードを形成することができ、カセットを組み立
てる時に簡単に識別マークを組み込むことができること
から、カセットケース及びボビンを再利用する際にカセ
ットの組立作業性が良好になるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る転写リボン用ボビンを用いたカセ
ットの実施例を示す斜視図である。
【図2】図1に示すカセットの分解斜視図である。
【図3】識別リングの側面図である。
【図4】識別リングの正面図である。
【符号の説明】
4 カセットケース 5 転写リボン 6 供給ボビン 7 巻上ボビン 18 識別リング 22 バーコード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセットケース内に収納される供給ボビ
    ン又は巻上ボビンの何れかの転写リボン用ボビンであっ
    て、外周に転写箔でバーコードを設けた識別リングが該
    ボビンの軸部先端に回動可能な状態で着脱可能に取り付
    けられていることを特徴とする転写リボン用ボビン。
JP04442393A 1993-02-10 1993-02-10 転写リボン用ボビン Expired - Lifetime JP3307706B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP04442393A JP3307706B2 (ja) 1993-02-10 1993-02-10 転写リボン用ボビン

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JPH06234252A true JPH06234252A (ja) 1994-08-23
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5807001A (en) * 1997-04-14 1998-09-15 Iimak End of ribbon indicator for a cassette

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5807001A (en) * 1997-04-14 1998-09-15 Iimak End of ribbon indicator for a cassette

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