JP7223326B2 - インクリボン用ボビンおよびインクリボン用ボビンの組み合わせ体 - Google Patents

インクリボン用ボビンおよびインクリボン用ボビンの組み合わせ体 Download PDF

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Description

本発明は、インクリボン用ボビンおよびインクリボン用ボビン組み合わせ体に関する。
インクリボン(熱転写シート)を用いて、受像シートなどの被転写体に文字や画像等を印字する熱転写プリンタが、広く普及している。インクリボンは、帯状に延びるリボン(支持層)と、リボン上に形成され、染料等を含んだインク層と、を有している。このようなインクリボンは、供給側ボビンに巻き付けられ、使用済みのインクリボンが巻取側ボビンに巻き取られてリボンユニットを構成し、このリボンユニットは熱転写プリンタに取り付けられている。
ところでリボンユニットの供給側ボビンおよび巻取側ボビンは、いずれも一対の端部をもつ円筒状のボビン本体を含み、熱転写プリンタの支持部に支持される。また供給側ボビンおよび巻取側ボビンのいずれかに、印画サイズやロット情報を含むRFタグが取り付けられている。このRFタグは、RFIDシステムにおけるメモリが内蔵された記憶媒体であり、情報が埋め込まれたRFタグと、プリンタに設置されたリーダーライタの間で近距離の無線通信によって情報をやりとりするものであり、RFタグは内部にアンテナやICなどを有し、結果として金属部分を含んでいる。
特開2016-210074号公報
ところで、リボンユニットは使用後に廃棄されるが、この場合、供給側ボビンまたは巻取側ボビンからこの金属部分を含むRFタグを容易に取り外すことができれば、金属部分を含むRFタグと合成樹脂含むリボンユニットの他の部分を分別後にリボンユニットを廃棄することができて都合がよい。
本開示は、このような点を考慮してなされたものであり、リボンユニットの廃棄時にインクリボン用ボビンからRFタグを容易に取り外すことができるインクリボン用ボビンおよびインクリボン用ボビンの組み合わせ体を提供することを目的とする。
本開示は、一端部に突起部を有し、他端にボビン端部ユニットを有する円筒状のボビン本体を備え、前記ボビン端部ユニットに外側に向かう開口を有する収納空間が形成され、前記収納空間内にRFタグが配置され、前記ボビン端部ユニットに、前記開口を密閉する蓋体が装着され、前記蓋体または前記ボビン端部ユニットに、前記ボビン本体の前記突起部が係合して、前記蓋体を前記ボビン端部ユニットから取り外す係合部を設けた、インクリボン用ボビンである。
本開示は、前記ボビン本体の前記突起部は、駆動ギアの一部を構成する、インクリボン用ボビンである。
本開示は、一対のインクリボン用ボビンを備えたインクリボン用ボビンの組み合わせ体において、一方のインクリボン用ボビンは一端部に突起部を有する円筒状の一方のボビン本体を備え、他方のボビンは一端部にボビン端部ユニットを有する円筒状の他方のボビン本体を備え、前記ボビン端部ユニットに外側に向かう開口を有する収納空間が形成され、前記収納空間内にRFタグが配置され、前記ボビン端部ユニットに、前記開口を密閉する蓋体が装着され、前記蓋体または前記ボビン端部ユニットに、前記ボビン本体の前記突起部が係合して、前記蓋体を前記ボビン端部ユニットから取り外す係合部を設けた、インクリボン用ボビンの組み合わせ体である。
本開示は、前記一方のボビンの前記突起部は、駆動ギアの一部を構成する、インクリボン用ボビンの組み合わせ体である。
本開示は、一端部に突起部を有し、他端部にボビン端部ユニットを有する円筒状のボビン本体を備え、前記ボビン端部ユニットに外側に向かう開口を有する収納空間が形成され、前記収納空間内にRFタグが配置され、前記ボビン端部ユニットに前記開口を密閉する蓋体が装着され、前記蓋体に易破断線が形成されている、インクリボン用ボビンである。
本開示によれば、リボンユニットの廃棄時にインクリボン用ボビンからRFタグを容易に外すことができる。
図1は第1の実施の形態によるリンクリボン用ボビンの組み合わせ体を示す平面図。 図2は第1の実施の形態によるリンクリボン用ボビンの組み合わせ体を示す側面図。 図3は第1の実施の形態によるリンクリボン用ボビンの組み合わせ体を示す分解図。 図4は第1の実施の形態によるリボンユニットを示す平面図。 図5Aはインクリボン用ボビンに設けられたボビン端部ユニットを示す断面図。 図5Bは供給側ボビンの駆動ギアを示す断面図。 図6は第2の実施の形態によるリンクリボン用ボビンの組み合わせ体を示す平面図。 図7は第2の実施の形態によるリボンユニットを示す平面図。 図8は第3の実施の形態によるインクリボン用ボビンに設けられたボビン端部ユニットを示す斜視図。 図9は第4の実施の形態によるインクリボン用ボビンに設けられたビン端部ユニットを示す斜視図。
<第1の実施の形態>
以下、図面を参照して本発明の第1の実施の形態について説明する。
図1乃至図5は、本開示の第1の実施の形態を示す図である。
まず図4により熱転写プリンタ50に装着されたリボンユニット1について説明する。
リボンユニット1は、供給側ボビン10と、巻取側ボビン20とを備え、供給側ボビン10と巻取側ボビン20との間に支持層とインク層とを有するインクリボン(熱転写シート)3が設けられている。このインクリボン3は供給側ボビン10と巻取側ボビン20に各々取り付けられている。また、供給側ボビン10と巻取側ボビン20とからリボンユニット1が構成され、このリボンユニット1は、収納ケース2内に収納される。なお、リボンユニット1を収納する収納ケース2は必ずしも必須のものではない。
なお、供給側ボビン10および巻取側ボビン20は、インクリボン用ボビンともいい、供給側ボビン10と、巻取側ボビン20と、インクリボン3とにより、インクリボン用ボビンの組み合わせ体1Aが構成される。
このような構成からなるリボンユニット1のうち、供給側ボビン10は円筒状のボビン本体10Aを備え、ボビン本体10Aは一対の端部10a、10bを有する。
またボビン本体10Aの一方の端部10aは、収納ケース2の軸受2Aにより回転可能に支持される。またボビン本体10Aの他方の端部10bは収納ケース2の軸受2Aにより回転可能に支持される。また、ボビン本体10Aの他方の端部10bの端面に、熱転写プリンタ50に内蔵された駆動軸(図示せず)に係止される複数の突起部12aからなる駆動ギア12が形成されている。
また、巻取側ボビン20は一対の端部20a、20bを有する円筒状のボビン本体20Aと、一方の端部20aに挿着され、ボビン本体20Aの外径より大きな外径を有するボビン端部ユニット30とを備えている。なお、ボビン端部ユニット30の外径はボビン本体10Aの外径より大きくなっている例を示したが、ボビン端部ユニット30の外径はボビン本体10Aの外径と略同一でもよい。また、ボビン本体10Aの一方の端部10aにボビン端部ユニット30が挿着された例を示したが、ボビン端部ユニット30をボビン本体10Aと一体に形成してもよい。
この場合、巻取側ボビン20のボビン端部ユニット30は図5Aに示すように中空状をなし、このボビン端部ユニット30は軸線方向の外方から内方に向かって外径から順次小さくなる4つの部分31a、31b、31c、31dを含む。
またボビン端部ユニット30のうち、外径が最も大きな部分31aは外方に向かって開口し、内部に形成された収納空間33を有する。また、このボビン端部ユニット30の収納空間33は、部分31aと部分31bとの間に形成された区画壁36により、ボビン端部ユニット30の内部との間が区画されている。
またボビン端部ユニット30の収納空間33には、後述するRFタグ25が収納される。そしてこの収納空間33はボビン端部ユニット30の外径が最も大きな部分31aに蓋体35を嵌め込むことにより密閉される。
ところでボビン端部ユニット30の蓋体35には、図3に示すように、複数の係合穴(係合部)35aが設けられている。この蓋体35の係合穴35aには、上述した供給側ボビン10の駆動ギア12の突起部12aが係合可能となっており、供給側ボビン10の駆動ギア12の突起部12aを蓋体35の係合穴35a内に挿入することで、供給側ボビン10の駆動ギア12を用いて、ボビン端部ユニット30の蓋体35を容易に取り外すことができる。そしてリボンユニット1の廃棄時にボビン端部ユニット30から蓋体35を取り外した後、ボビン端部ユニット30の収納空間33内からRFタグ25を外方へ取り出すことができる。
また巻取側ボビン20のボビン本体20Aの一方の端部20aに設けられたボビン端部ユニット30のうち、最も外径が小さい部分31dは、上述のように一方の端部20a内に挿入され、次に外径が小さい部分31cは、収納ケース2の軸受2Aにより回転可能に支持される。
またボビン本体20Aの他方の端部20bは収納ケース2の軸受2Aにより回転可能に支持されるとともに、他方の端部20bの端面に、熱転写プリンタ50に内蔵された駆動軸(図示せず)に係止される複数の突起部22aからなる駆動ギア22が形成されている。また、ボビン本体20Aの他方の端部20bに係合板28が設けられ、この係合板28は収納ケース2に係合される。
ところで、RFタグ25は全体として薄い円盤状をなし、リボンユニット1の廃棄時に巻取用ボビンから取り出すことが求められている。この場合、ロット情報としては、リボンユニット1のロット番号、品種情報、画面サイズ、総画面数を含む。またRFタグ25は、その他インクリボン3の残量情報を含む。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
まずインクリボン3が巻付けられた供給側ボビン10と、巻取側ボビン20とを準備する。この場合、インクリボン3はタッチローラを用いて、供給側ボビン10に押付けられて巻付けられる。また供給側ボビン10と巻取側ボビン20とによりインクリボン用ボビンの組み合わせ体1Aが構成される。
次に供給側ボビン10と巻取側ボビン20とを収納ケース2内に装着し、このようにして収納ケース2と、インクリボン3が巻付けられた供給側ボビン10および巻取側ボビン20とを有するリボンユニット1が得られる。
次にリボンユニット1は熱転写プリンタ50の装着部50Aに装着される。上述のように、収納ケース2は必ずしも設ける必要はなく、供給側ボビン10と巻取側ボビン20を熱転写プリンタ50の装着部50Aに直接装着してもよい。
次に巻取側ボビン20が図示しない熱転写プリンタ50側の駆動機構および駆動ギア22により駆動され、供給側ボビン10に対して図示しない熱転写プリンタ50側の駆動機構および駆動ギア12からブレーキがかけられる。このようにして供給側ボビン10に巻付けられていたインクリボン3が巻取側ボビン20により張力がかけられた状態で供給される。次に供給側ボビン10と巻取側ボビン20との間に延びるインクリボン3がサーマルヘッド(図示せず)により加熱され、インクリボン3のインクが受像シート(図示せず)に転写され、このようにして熱転写作業が行なわれる。
この間、熱転写プリンタ50側に設けられたタグリーダによりRFタグ25内のロット情報等が読み取られる。
タグリーダにより読み取られたロット情報は、制御部5へ送られる。
熱転写作業が終了した後、熱転写プリンタ50からリボンユニット1が取外され、さらにリボンユニット1から供給側ボビン10、巻取側ボビン20およびインクリボン3が取外される。次に巻取側ボビン20の端部20aに取り付けられたボビン端部ユニット30からRFタグ25が取り外され、主として合成樹脂からなる供給側ボビン10、巻取側ボビン20およびインクリボン3と、金属部分を含むRFタグ25が分別され、主として合成樹脂からなる供給側ボビン10、巻取側ボビン20およびインクリボン3と、金属部分を含むRFタグ25は別々に廃棄される。
巻取側ボビン20側に設けられたボビン端部ユニット30内からRFタグ25を取り出す場合、まず巻取側ボビン20と供給側ボビン10とを引き離し、供給側ボビン10の他方の端部10bに設けられた駆動ギア12の突起部12aをボビン端部ユニット30の蓋体35に設けられた係合穴35a内に係合させる。
次に供給側ボビン10の端部10bをボビン端部ユニット30から引き離し、ボビン端部ユニット30から蓋体35を取り外す。
あるいは、また別の新たな巻取側ボビン20を用い、この新たな巻取側ボビン20の他方の端部20bに設けられた駆動ギア22の突起部22aをボビン端部ユニット30の蓋体35に設けられた係合穴35a内に係合させて蓋体35を取り外してもよい。
次にボビン端部ユニット30の収納空間33内に収納されているRFタグ25を外方へ取り出す。このようにして、ボビン端部ユニット30からRFタグ25を容易に取り出すことができる。
以上のように本実施の形態によれば、リボンユニット1の廃棄時にボビン端部ユニット30からRFタグ25を容易に取り出すことができる。
<第2の実施の形態>
次に図6および図7により、本開示の第2の実施の形態について説明する。
なお、図6および図7に示す第2の実施の形態において、図1乃至図5Bに示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
リボンユニット1は、供給側ボビン10と、巻取側ボビン20とを備え、供給側ボビン10と巻取側ボビン20との間に支持層とインク層とを有するインクリボン(熱転写シート)3が設けられている。このインクリボン3は供給側ボビン10と巻取側ボビン20に各々取り付けられている。また、供給側ボビン10と巻取側ボビン20とからリボンユニット1が構成され、このリボンユニット1は、収納ケース2内に収納される。なお、リボンユニット1を収納する収納ケース2は必ずしも必須のものではない。
なお、供給側ボビン10および巻取側ボビン20は、インクリボン用ボビンともいい、供給側ボビン10と、巻取側ボビン20とインクリボン3とにより、インクリボン用ボビンの組み合わせ体1Aが構成される。
このような構成からなるリボンユニット1のうち、供給側ボビン10は円筒状のボビン本体10Aを備え、ボビン本体10Aは一対の端部10a、10bを有する。
またボビン本体10Aの一方の端部10a内にはボビン端部ユニット30が挿着され、ボビン本体10Aの他方の端部10bは収納ケース2の軸受2Aにより回転可能に支持される。またボビン本体10Aの他方の端部10bの端面に、熱転写プリンタ50に内蔵された駆動軸(図示せず)に係止される複数の突起部12aからなる駆動ギア12が形成されている。
また巻取側ボビン20は一対の端部20a、20bを有する円筒状のボビン本体20Aを備え、一方の端部20aには収納ケース2の軸受2Aに回転可能に支持された回転軸23が取り付けられ、またボビン本体20Aの他方の端部20bには内部に駆動ギア27aを有するギアボックス27が設けられている。ギアボックス27の駆動ギア27aは、熱転写プリンタ50に内蔵された駆動軸(図示せず)に係合する。
また巻取側ボビン20のボビン本体20Aの他方の端部20bには、ギアボックス27より中央側に、係合板28が取り付けられている。ボビン本体20Aの他方の端部20bは、収納ケース2の軸受2Aに回転可能に支持され、またボビン本体20Aの係合板28は、収納ケース2に係止される。
ところで供給側ボビン10のボビン本体10Aの一方の端部10aに取り付けられたボビン端部ユニット30は、中空状をなしている。
このボビン端部ユニット30は軸線方向の外方から内方へ向かって外径から順次小さくなる4つの部分31a、31b、31c、31dを含み、部分31cと部分31dとの間に係合板37が設けられている。
また第1の実施の形態と同様に、ボビン端部ユニット30のうち、外径が最も大きな部分31aは外方に向かって開口し、内部に形成された収納空間33を有する。また、このボビン端部ユニット30の収納空間33は、部分31aと部分31bとの間に形成された区画壁36により、ボビン端部ユニット30の内部との間が区画されている(図5A参照)。
またボビン端部ユニット30の収納空間33には、RFタグ25が収納される。そしてこの収納空間33はボビン端部ユニット30の外径が最も大きな部分31aに蓋体35を嵌め込むことにより密閉される。
ところでボビン端部ユニット30の蓋体35には、図3に示すように、複数の係合穴(係合部)35aが設けられている。この蓋体35の係合穴35aには、別の新たな供給側ボビン10の駆動ギア12の突起部12aが係合可能となっており、別の新たな供給側ボビン10の駆動ギア12の突起部12aを蓋体35の係合穴35a内に挿入することで、この新たな供給側ボビン10の駆動ギア12を用いて、ボビン端部ユニット30の蓋体35を容易に取り外すことができる。そしてリボンユニット1の廃棄時にボビン端部ユニット30から蓋体35を取り外した後、ボビン端部ユニット30の収納空間33内からRFタグ25を外方へ取り出すことができる。
ところで供給側ボビン10のボビン本体10Aの一方の端部10aに設けられたボビン端部ユニット30のうち、部分31bと係合板37との間の部分31cは、収納ケース2の軸受2Aにより回転可能に支持される。
<第3の実施の形態>
次に図8により本開示の第3の実施の形態について説明する。
図8に示す第3の実施の形態は、巻取側ボビン20に設けられたボビン端部ユニット30(第1の実施の形態)、または供給側ボビン10に設けられたボビン端部ユニット30(第2の実施の形態)の構成が異なるのみであり、他の構成は図1乃至図5Bに示す第1の実施の形態、あるいは図6および図7に示す第2の実施の形態と略同一である。
図8に示す第3の実施の形態において、図1乃至図5Bに示す第1の実施の形態、あるいは図6および図7に示す第2の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図8において、ボビン端部ユニット30は中空状をなし、ボビン端部ユニット30は軸線方向の外方から内方に向かって外径が順次小さくなる4つの部分31a、31b、31c、31dを含む。
またボビン端部ユニット30のうち、外径が最も大きな部分31aは外方に向かって開口し、内部に形成された収納空間33を有する。また、このボビン端部ユニット30の収納空間33は、部分31aと部分31bとの間に形成された区画壁36により、ボビン端部ユニット30の内部との間が区画されている。
またボビン端部ユニット30の収納空間33には、RFタグ25が収納される。そしてこの収納空間33はボビン端部ユニット30の外径が最も大きな部分31aに蓋体35を嵌め込むことにより密閉される。
さらにまたボビン端部ユニット30の蓋体35には、放射線状にハーフカット線またはミシン目線等からなる3~8本、例えば6本の易破断線38が設けられている。
ボビン端部ユニット30の収納空間33からRFタグ25を取り出す場合、ボビン端部ユニット30の蓋体35の中央部を外方から押圧する。このことにより蓋体35を易破断線38に沿って破断することができ、破断された蓋体35をボビン端部ユニット30から取り除き、収納空間33のRFタグ25を取り出すことができる。
<第4の実施の形態>
次に図9により本開示の第4の実施の形態について説明する。
図9に示す第4の実施の形態は、巻取側ボビン20に設けられたボビン端部ユニット30(第1の実施の形態)、または供給側ボビン10に設けられたボビン端部ユニット30(第2の実施の形態)の構成が異なるのみであり、他の構成は図1乃至図5Bに示す第1の実施の形態、あるいは図6および図7に示す第2の実施の形態と略同一である。
図9に示す第4の実施の形態において、図1乃至図5Bに示す第1の実施の形態、あるいは図6および図7に示す第2の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図9において、ボビン端部ユニット30は中空状をなし、ボビン端部ユニット30は軸線方向の外方から内方に向かって外径が順次小さくなる4つの部分31a、31b、31c、31dを含む。
またボビン端部ユニット30のうち、外径が最も大きな部分31aは外方に向かって開口し、内部に形成された収納空間33を有する。また、このボビン端部ユニット30の収納空間33は、部分31aと部分31bとの間に形成された区画壁36により、ボビン端部ユニット30の内部との間が区画されている。
またボビン端部ユニット30の収納空間33には、RFタグ25が収納される。そしてこの収納空間33はボビン端部ユニット30の外径が最も大きな部分31aに蓋体35を嵌め込むことにより密閉される。
さらにまた、ボビン端部ユニット30の最も外径が大きい部分31aには、その軸線方向外方の周縁に係合溝(係合部)39が設けられている。
このボビン端部ユニット30の係合溝39には供給側ボビン10の駆動ギア12の突起部12a、あるいは巻取側ボビン20の駆動ギア22の突起部22aが係合可能となっている。このためボビン端部ユニット30の係合溝39内に供給側ボビン10の駆動ギア12の突起部12a、あるいは巻取側ボビン20の駆動ギア22の突起部22aを係合させ、これら突起部12aあるいは突起部22aによりボビン端部ユニット30から蓋体35を取り外すことができ、このことによりボビン端部ユニット30の収納空間33内からRFタグ25を取り出すことができる。
1 リボンユニット
1A インクリボン用ボビンの組み合わせ体
2 収納ケース
2A 軸受
3 インクリボン
10 供給側ボビン
10A ボビン本体
10a、10b 端部
12 駆動ギア
12a 突起部
13 開口
20 巻取側ボビン
20A ボビン本体
20a、20b 端部
22 駆動ギア
22a 突起部
23 回転軸
25 RFタグ
30 ボビン端部ユニット
33 収納空間
35 蓋体
35a 係合穴
37 係合板
39 係合溝
50 熱転写プリンタ
50A 装着部

Claims (4)

  1. 一端部に突起部を有し、他端部にボビン端部ユニットを有する円筒状のボビン本体を備え、
    前記ボビン端部ユニットに外側に向かう開口を有する収納空間が形成され、前記収納空間内にRFタグが配置され、前記ボビン端部ユニットに、前記開口を密閉する蓋体が装着され、前記蓋体または前記ボビン端部ユニットに、前記ボビン本体の前記突起部が係合して、前記蓋体を前記ボビン端部ユニットから取り外す係合部を設けた、インクリボン用ボビン。
  2. 前記ボビン本体の前記突起部は、駆動ギアの一部を構成する、請求項1記載のインクリボン用ボビン。
  3. 一対のインクリボン用ボビンを備えたインクリボン用ボビンの組み合わせ体において、 一方のインクリボン用ボビンは一端部に突起部を有する円筒状の一方のボビン本体を備え、
    他方のボビンは一端部にボビン端部ユニットを有する円筒状の他方のボビン本体を備え、
    前記ボビン端部ユニットに外側に向かう開口を有する収納空間が形成され、前記収納空間内にRFタグが配置され、前記ボビン端部ユニットに、前記開口を密閉する蓋体が装着され、前記蓋体または前記ボビン端部ユニットに、前記ボビン本体の前記突起部が係合して、前記蓋体を前記ボビン端部ユニットから取り外す係合部を設けた、インクリボン用ボビンの組み合わせ体。
  4. 前記一方のボビンの前記突起部は、駆動ギアの一部を構成する、請求項3記載のインクリボン用ボビンの組み合わせ体。
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