JP2024047409A - テープカートリッジ、テープロールおよびテープカートリッジセット - Google Patents
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Abstract
【課題】テープカートリッジAにおいてテープロールAが誤ってテープロールBと交換されることを抑制可能なテープカートリッジAを提供する。【解決手段】カートリッジケースには、外側凹部に受容された外側凸部185、が設けられ、外側凸部185は、テープロールAが、テープ印刷装置に装着可能なテープカートリッジBが備えるテープロール103Bであって、テープAとは種類の異なるテープBと、テープBが巻回されテープコアAとは形状が異なるテープコア117Bと、を有するテープロール103Bと誤って交換されるときに、テープコア117Bに当たることで、テープコア117Bのコア穴137へ第3コア突起159が挿入されることを阻止する。【選択図】図15
Description
本発明は、テープカートリッジ、テープロールおよびテープカートリッジセットに関するものである。
従来、特許文献1が開示するように、ラベルテープ本体と、インクリボンと、カートリッジ本体および蓋体と、を備えたラベルテープカートリッジが知られている。カートリッジ本体および蓋体は、ラベルテープ本体を他のラベルテープ本体と交換可能に収容すると共に、インクリボンを他のインクリボンと交換可能に収容する。
また、特許文献2が開示するように、印刷テープと、インクリボンと、カートリッジケースと、を備えたテープカートリッジが知られている。カートリッジケースは、印刷テープを他の印刷テープと交換可能に収容すると共に、インクリボンを他のインクリボンと交換可能に収容する。
テープロールを交換可能なテープカートリッジにおいては、複数種類のテープロールが用意されている。例えば、複数種類のテープロールのなかに、テープAがテープコアに巻回されたテープロールAと、テープBがテープコアに巻回されたテープロールBとが含まれているとする。この場合、ユーザーが、テープロールAを別のテープロールAと交換しようとした際に、誤って、テープロールAをテープロールBと交換してしまうおそれがある。
本発明のテープカートリッジは、テープAと、コア穴および受容部が設けられ、テープAが巻回されたテープコアAと、を有するテープロールAと、インクリボンと、インクリボンが巻回された繰出しコアと、を有するリボンロールと、ベース壁部と、ベース壁部から突出しコア穴に挿入されたコア突起と、を有し、テープロールAを他のテープロールAと交換可能に収容し、リボンロールを収容したカートリッジケースと、を備え、テープ印刷装置に装着可能なテープカートリッジAとしてのテープカートリッジであって、カートリッジケースには、受容部に受容された阻止部、が設けられ、阻止部は、テープロールAが、テープ印刷装置に装着可能なテープカートリッジBが備えるテープロールBであって、テープAとは種類の異なるテープBと、テープBが巻回されテープコアAとは形状が異なるテープコアBと、を有するテープロールBと誤って交換されるときに、テープコアBに当たることで、テープコアBのコア穴へコア突起が挿入されることを阻止する。
本発明のテープロールは、テープ印刷装置に装着可能なテープカートリッジAが備えるテープロールAとしてのテープロールであって、テープカートリッジAは、テープロールAと、リボンロールと、カートリッジケースと、を備え、テープロールAは、テープAと、コア穴および受容部が設けられ、テープAが巻回されたテープコアAと、を有し、リボンロールは、インクリボンと、インクリボンが巻回された繰出しコアと、を有し、 カートリッジケースは、ベース壁部と、ベース壁部から突出しコア穴に挿入されたコア突起と、を有し、テープロールAを他のテープロールAと交換可能に収容し、リボンロールを収容し、カートリッジケースには、テープロールAが、テープ印刷装置に装着可能なテープカートリッジBが備えるテープロールBであって、テープAとは種類の異なるテープBと、テープBが巻回されテープコアAとは形状が異なるテープコアBと、を有するテープロールBと誤って交換されるときに、テープコアBに当たることで、テープコアBのコア穴へコア突起が挿入されることを阻止する阻止部、が設けられ、カートリッジケースに収容されたテープロールAのテープコアAに設けられた受容部は、阻止部を受容する。
本発明のテープカートリッジセットは、テープAと、コア穴および受容部が設けられ、テープAが巻回されたテープコアAと、を有する複数のテープロールAと、インクリボンと、インクリボンが巻回された繰出しコアと、を有するリボンロールと、ベース壁部と、ベース壁部から突出しコア穴に挿入されたコア突起と、を有し、複数のテープロールAのうちの一のテープロールAを他のテープロールAと交換可能に収容可能であり、リボンロールを収容可能なカートリッジケースと、を備え、テープ印刷装置に装着可能なテープカートリッジAを構成可能なテープカートリッジセットであって、カートリッジケースには、受容部に受容される阻止部、が設けられ、阻止部は、テープ印刷装置に装着可能なテープカートリッジBが備えるテープロールBであって、テープロールAが、テープAとは種類の異なるテープBと、テープBが巻回されテープコアAとは形状が異なるテープコアBと、を有するテープロールBと誤って交換されるときに、テープコアBに当たることで、テープコアBのコア穴へコア突起が挿入されることを阻止する。
以下、添付の図面を参照して、テープカートリッジの一実施形態であるテープカートリッジ101について説明する。テープカートリッジ101は、テープ印刷装置1に着脱可能に装着されるものである。なお、以下では、各図に示したXYZ直交座標系による方向を用いて説明するが、これらの方向は説明の便宜上のものにすぎず、以下の実施形態を何ら限定するものではない。また、各構成要素の個数は、例示にすぎず、以下の実施形態を何ら限定するものではない。
[テープカートリッジ]
図1および図2に基づいて、テープカートリッジ101について説明する。テープカートリッジ101は、テープロール103と、リボンロール105と、巻取りコア107と、プラテンローラー109と、これらを収容したカートリッジケース111とを備えている。また、カートリッジケース111には、回路基板113が取り付けられている。
図1および図2に基づいて、テープカートリッジ101について説明する。テープカートリッジ101は、テープロール103と、リボンロール105と、巻取りコア107と、プラテンローラー109と、これらを収容したカートリッジケース111とを備えている。また、カートリッジケース111には、回路基板113が取り付けられている。
テープロール103は、印刷媒体となるテープ115と、テープ115が巻回されたテープコア117(図4参照)とを備えている。リボンロール105は、インクリボン119と、インクリボン119が巻回された繰出しコア121とを備えている。繰出しコア121から繰り出されたインクリボン119は、巻取りコア107に巻き取られる。プラテンローラー109は、テープ印刷装置1に備えられたサーマルヘッド13(図3参照)との間でテープ115およびインクリボン119を挟持し、挟持したテープ115およびインクリボン119を送る。
未使用のテープカートリッジ101において、インクリボン119の長さは、テープ115の長さよりも長く、テープ115が厚い素材から成る場合、インクリボン119の長さはテープ115の長さの2倍以上となる。例えば、リボンロール105に巻回されたインクリボン119の長さが16mであり、テープロール103に巻回されたテープ115の長さが3mであれば、このときのインクリボン119の長さは、テープロール103の5巻分以上となる。このため、カートリッジケース111に収容されたテープロール103がテープエンド状態、すなわちテープコア117からテープ115がすべて繰り出された状態、になった場合でも、ユーザーは、リボンロール105を交換することなく、テープロール103のみを交換することで、そのテープカートリッジ101を使い続けることができる。
カートリッジケース111には、ヘッド挿通孔123がZ方向に貫通して設けられている。また、カートリッジケース111の-X方向の面には、Z方向に延在するテープ送出口125が設けられている。テープ送出口125からは、テープロール103から繰り出されたテープ115がカートリッジケース111外へ送り出される。
回路基板113は、カートリッジケース111の+X方向の面において、+Y方向且つ-Z方向の端部に設けられている。回路基板113は、複数の電極部127と、図示省略した記憶素子とを備えている。記憶素子には、各種情報が記憶されている。各種情報には、例えば、テープ115の色を示す情報、テープ115の幅を示す情報、テープ115の素材を示す情報、インクリボン119の色を示す情報、インクリボン119の残量、すなわち繰出しコア121に巻回されているインクリボン119の長さ、を示す情報、などが含まれる。インクリボン119の残量を示す情報としては、例えば、未使用のテープカートリッジ101におけるインクリボン119の長さを示す情報と、消費された、すなわち繰出しコア121から繰り出されたインクリボン119の長さを示す情報とが用いられる。
[テープ印刷装置]
図3に基づいて、テープ印刷装置1について説明する。テープ印刷装置1は、装置ケース3と、装着部カバー5とを備えている。装置ケース3は、略直方体状に形成されている。装置ケース3の+Z方向の面には、カートリッジ装着部7が設けられている。カートリッジ装着部7は、+Z方向が開放された凹部である。カートリッジ装着部7には、テープカートリッジ101が着脱可能に装着される。
図3に基づいて、テープ印刷装置1について説明する。テープ印刷装置1は、装置ケース3と、装着部カバー5とを備えている。装置ケース3は、略直方体状に形成されている。装置ケース3の+Z方向の面には、カートリッジ装着部7が設けられている。カートリッジ装着部7は、+Z方向が開放された凹部である。カートリッジ装着部7には、テープカートリッジ101が着脱可能に装着される。
装置ケース3の-X方向の面には、テープ排出口9が設けられている。テープ排出口9からは、カートリッジ装着部7に装着されたテープカートリッジ101から送り出されたテープ115が排出される。
装着部カバー5は、装置ケース3の+Y方向の端部に回動可能に取り付けられている。装着部カバー5は、カートリッジ装着部7を開閉する。
カートリッジ装着部7には、サーマルヘッド13と、ヘッドカバー15とが設けられている。サーマルヘッド13は、発熱素子(図示省略)を備え、テープ115に印刷を行う。ヘッドカバー15は、サーマルヘッド13を部分的に覆っている。テープカートリッジ101がカートリッジ装着部7に装着されると、ヘッド挿通孔123にサーマルヘッド13およびヘッドカバー15が挿入される。
カートリッジ装着部7の底面からは、プラテン軸17と、繰出し軸19と、巻取り軸21とが、+Z方向に突出している。カートリッジ装着部7にテープカートリッジ101が装着されると、プラテン軸17、繰出し軸19および巻取り軸21が、それぞれ、プラテンローラー109、繰出しコア121および巻取りコア107に挿入される。これにより、図示省略した送りモーターの回転が、プラテンローラー109、繰出しコア121および巻取りコア107に伝達可能となる。また、カートリッジ装着部7の底面からは、挿入突起22が+Z方向に突出している。テープカートリッジ101がカートリッジ装着部7に装着されると、後述する第3コア突起159(図11参照)の内部に挿入突起22が挿入される。
テープカートリッジ101がカートリッジ装着部7に装着された後、装着部カバー5が閉められると、図示省略したヘッド移動機構により、サーマルヘッド13がプラテンローラー109に向かって移動する。これにより、サーマルヘッド13とプラテンローラー109との間に、テープ115およびインクリボン119が挟持される。この状態でプラテンローラー109が回転すると、テープ115およびインクリボン119が送られる。このとき、パソコンなどの外部装置から受信した印刷データに基づいてサーマルヘッド13が発熱することで、インクリボン119のインクがテープ115に転写され、印刷画像がテープ115に印刷される。
カートリッジ装着部7とテープ排出口9との間には、カッター23が設けられている。カッター23は、図示省略したカッターモーターを駆動源としてテープ115を切断する。これにより、テープ115の印刷済み部分が切り離される。
カートリッジ装着部7の内側面には、基板接続部25が設けられている。基板接続部25は、複数の接触端子部27を備えている。複数の接触端子部27は、カートリッジ装着部7に装着されたテープカートリッジ101の回路基板113に設けられた複数の電極部127と接触する。これにより、基板接続部25を介して、回路基板113と、テープ印刷装置1が備える制御部(図示省略)とが電気的に接続される。制御部は、プロセッサーと、各種メモリーとを備え、テープ印刷装置1の各部を制御する。制御部は、基板接続部25を介して、回路基板113に記憶された各種情報を読み出し、また、回路基板113に各種情報を書き込む。
制御部は、印刷実行の指示を受信すると、回路基板113から読み出したインクリボン119の残量を示す情報と、印刷データに基づく印刷長さとに基づいて、印刷長さがインクリボン119の残量を超えているか否かを、印刷処理の開始前に判断する。すなわち、制御部は、印刷長さがインクリボン119の残量を超えているか否かを、テープ印刷装置1がテープ115およびインクリボン119の送りを開始する前に判断する。制御部は、印刷長さがインクリボン119の残量を超えていると判断した場合には、印刷処理を中止し、テープ印刷装置1或いは外部装置が備えるディスプレーなどの報知部にその旨を報知させる。このように、回路基板113にインクリボン119の残量を示す情報が記憶されていることで、印刷途中でインクリボン119を使い切ってしまうことを予め回避することができる。また、制御部は、印刷動作の終了後、印刷データが示す印刷長さに基づいて、回路基板113に記憶されている情報、すなわち消費されたインクリボン119の長さを示す情報、を書き換える。
[テープコア]
図4および図5に基づいて、テープコア117について説明する。なお、テープコア117には、後述するように、テープコア117A(図12等参照)とテープコア117B(図13等参照)との2種類があるが、ここでは、テープコア117Aとテープコア117Bとを区別することなく両者の共通点について説明し、テープコア117Aとテープコア117Bとの相違点については後述する。
図4および図5に基づいて、テープコア117について説明する。なお、テープコア117には、後述するように、テープコア117A(図12等参照)とテープコア117B(図13等参照)との2種類があるが、ここでは、テープコア117Aとテープコア117Bとを区別することなく両者の共通点について説明し、テープコア117Aとテープコア117Bとの相違点については後述する。
テープコア117は、略円筒状に形成されている。テープコア117は、外筒部129と、内筒部131と、コア穴リブ部133と、複数の接続リブ部135とを備えている。外筒部129、内筒部131、コア穴リブ部133および複数の接続リブ部135は、樹脂で一体に構成されている。
外筒部129は、略円筒状に形成されている。外筒部129の外周面には、テープ115が巻回されている。内筒部131は、外筒部129よりも径の小さい円筒状に形成されており、外筒部129の内側に設けられている。すなわち、テープコア117は、外筒部129と内筒部131とを備えた二重筒構造を有する。内筒部131の内部は、後述する第3コア突起159(図11参照)が挿入されるコア穴137として機能する。なお、コア穴137の-Z方向の端部を、突起挿入口136という。
コア穴リブ部133は、内筒部131の内部すなわちコア穴137に設けられており、内筒部131の中心軸方向すなわちZ方向に対して垂直な略円板状に形成されている。コア穴リブ部133の中心には、突起挿通開口138が設けられている。突起挿通開口138は、略円形に形成されている。突起挿通開口138には、第3コア突起159の第2突起部163(図11参照)が挿通する。
複数の接続リブ部135は、外筒部129と内筒部131との間を、外筒部129および内筒部131の径方向に接続するようにして、外筒部129および内筒部131の中心軸に対して放射状に設けられている。外筒部129と内筒部131との間で、+Z方向の一部の領域、例えば+Z方向略1/3の領域には、接続リブ部135が設けられておらず、当該領域は、略円筒状の空間となっている。この略円筒状の空間は、後述する第1コア突起177(図8参照)が挿入される挿入受け部139として機能する。挿入受け部139は、コア穴137に対して、テープコア117の径方向外側に設けられている。
[カートリッジケース]
図1に基づいて、カートリッジケース111について説明する。カートリッジケース111は、第1ケース部141と、第2ケース部143と、第3ケース部145と、第4ケース部147とを備えている。第1ケース部141、第2ケース部143および第4ケース部147は、カートリッジケース111において+Z方向に位置し、第3ケース部145は、カートリッジケース111において-Z方向に位置している。テープカートリッジ101は、カートリッジ装着部7に対し、第3ケース部145がカートリッジ装着部7の底面と対向するようにして、装着される。
図1に基づいて、カートリッジケース111について説明する。カートリッジケース111は、第1ケース部141と、第2ケース部143と、第3ケース部145と、第4ケース部147とを備えている。第1ケース部141、第2ケース部143および第4ケース部147は、カートリッジケース111において+Z方向に位置し、第3ケース部145は、カートリッジケース111において-Z方向に位置している。テープカートリッジ101は、カートリッジ装着部7に対し、第3ケース部145がカートリッジ装着部7の底面と対向するようにして、装着される。
第1ケース部141、第2ケース部143、第3ケース部145および第4ケース部147は、互いに別体である。第1ケース部141、第2ケース部143および第4ケース部147は、透光性の樹脂で構成され、第3ケース部145は、非透光性の樹脂で構成されているが、第1ケース部141、第2ケース部143、第3ケース部145および第4ケース部147の素材は、これに限定されるものではない。
第1ケース部141は、第3ケース部145との間で、テープロール103を収容している(図11参照)。すなわち、第1ケース部141および第3ケース部145は、テープロール103が収容されたテープロール収容部148の外殻を構成している。ユーザーは、第1ケース部141を第3ケース部145に装着することにより、テープロール収容部148を閉塞することができ、第1ケース部141を第3ケース部145から取り外すことにより、テープロール収容部148を開放することができる。
第2ケース部143は、第1ケース部141に対して、-Y方向に設けられている。第2ケース部143は、第3ケース部145との間で、リボンロール105および巻取りコア107を収容している。すなわち、第2ケース部143および第3ケース部145は、リボンロール105および巻取りコア107が収容されたインクリボン収容部149の外殻を構成している。
第4ケース部147は、カートリッジケース111の-X方向の端部において、第1ケース部141と第2ケース部143との間に設けられている。第4ケース部147は、第3ケース部145との間で、プラテンローラー109を収容している。すなわち、第3ケース部145および第4ケース部147は、プラテンローラー109が収容されたプラテンローラー収容部151の外殻を構成している。
第2ケース部143は、第2ケース部143に設けられた第2係合ピン(図示省略)が第3ケース部145に設けられた第3A係合穴167(図7参照)に圧入されることにより、第3ケース部145と組み合わされている。このため、ユーザーは、所定のカートリッジ分解装置を用いれば第2ケース部143を第3ケース部145から取り外すことができるが、第2ケース部143を第3ケース部145から手で取り外すことは困難である。
同様に、第4ケース部147は、第4ケース部147に設けられた第4係合ピン(図示省略)が第3ケース部145に設けられた第3B係合穴169(図7参照)に圧入されることにより、第3ケース部145と組み合わされている。このため、ユーザーは、所定のカートリッジ分解装置を用いれば第4ケース部147を第3ケース部145から取り外すことができるが、第4ケース部147を第3ケース部145から手で取り外すことは困難である。
これらに対し、後述するように、第1ケース部141は、第1ケース部141に設けられた3つの第1係合凸部175(図8参照)が、第3ケース部145に設けられた3つの第3係合受け部165(図7参照)と係合することにより、第3ケース部145に装着されている。このため、ユーザーは、カートリッジ分解装置を用いずとも、第1ケース部141を第3ケース部145から手で容易に取り外すことができる(図6参照)。このとき、第2ケース部143および第4ケース部147は、第3ケース部145に組み合わされたままである。なお、図6では、第1ケース部141が取り外された後、カートリッジケース111からテープコア117が取り除かれた状態を示している。また、図示の関係上、図6では、インクリボン119を省略して示している。
テープカートリッジ101において、ユーザーがテープロール103を他のテープロール103と交換する場合、ユーザーは、まず、第3ケース部145から第1ケース部141を取り外し、カートリッジケース111からテープロール103を取り出す。続いて、ユーザーは、他のテープロール103を、第3ケース部145のなかに置く。続いて、ユーザーは、第1ケース部141を第3ケース部145に装着し、テープロール103の交換作業を終了する。
[第3ケース部]
図7に基づいて、第3ケース部145について説明する。なお、第3ケース部145には、後述するように、第3ケース部145A(図12等参照)と第3ケース部145B(図13等参照)との2種類があるが、ここでは、第3ケース部145Aと第3ケース部145Bとを区別することなく両者の共通点について説明し、第3ケース部145Aと第3ケース部145Bとの相違点については後述する。
図7に基づいて、第3ケース部145について説明する。なお、第3ケース部145には、後述するように、第3ケース部145A(図12等参照)と第3ケース部145B(図13等参照)との2種類があるが、ここでは、第3ケース部145Aと第3ケース部145Bとを区別することなく両者の共通点について説明し、第3ケース部145Aと第3ケース部145Bとの相違点については後述する。
第3ケース部145は、第3ベース壁部153と、第3ベース壁部153の周縁部から+Z方向に突出した第3側壁部155と、第3側壁部155の外側に設けられた基板取付部157とを備えている。
第3ベース壁部153は、XY平面と平行な板状に形成されている。第3ベース壁部153からは、第3コア突起159が+Z方向に突出している。第3コア突起159は、略段付き円筒状に形成されており、第3コア突起159の内部には、上記した挿入突起22が挿入される。第3コア突起159は、第1突起部161と第2突起部163とを備えている。第1突起部161は、第3コア突起159の基端側すなわち-Z方向に設けられている。第2突起部163は、第3コア突起159の先端側すなわち+Z方向に設けられている。第2突起部163は、第1突起部161よりも径が小さく、上記した突起挿通開口138よりも僅かに径が小さい(図11参照)。第3コア突起159は、テープコア117のコア穴137に対して、突起挿入口136から、すなわち-Z方向から挿入される。このとき、第2突起部163は、突起挿通開口138に挿通される。第3コア突起159は、後述する第1コア突起177と共に、テープロール103を回転可能に支持する。
また、第3ベース壁部153の+Z方向の面には、3つの第3ベースリブ部164が設けられている。3つの第3ベースリブ部164は、第3コア突起159に対して、放射状に設けられている。すなわち、3つの第3ベースリブ部164は、第3コア突起159の径方向に直線状に延びている。3つの第3ベースリブ部164の突出高さは、第3コア突起159の第1突起部161の突出高さよりも低い。3つの第3ベースリブ部164は、第3ベース壁部153に剛性を付与している。なお、第3ベース壁部153上にテープロール103が置かれた状態では、テープコア117の-Z方向の端面は、3つの第3ベースリブ部164により、第3ベース壁部153の+Z方向の面から離れており、3つの第3ベースリブ部164の+Z方向の面と接している(図11参照)。
基板取付部157は、第3ケース部145において、+X方向且つ+Y方向の端部に位置しており、第3側壁部155の外側に設けられている。基板取付部157には、回路基板113が取り付けられている。
第3ケース部145には、3つの第3係合受け部165と、5つの第3A係合穴167と、4つの第3B係合穴169とが設けられている。
3つの第3係合受け部165は、第1ケース部141が第3ケース部145と組み合わされる位置に対応して、第3側壁部155に設けられている。3つの第3係合受け部165は、第1ケース部141に設けられた3つの第1係合凸部175と離脱可能に係合する。これにより第1ケース部141が第3ケース部145に対して着脱可能に装着される。
5つの第3A係合穴167は、第2ケース部143が第3ケース部145と組み合わされる位置に対応して、第3側壁部155などに設けられている。5つの第3A係合穴167には、第2ケース部143に設けられた5つの第2係合ピンが、+Z方向から圧入される。これにより、第2ケース部143が第3ケース部145と組み合わされる。
4つの第3B係合穴169は、第4ケース部147が第3ケース部145と組み合わされる位置に対応して、第3側壁部155などに設けられている。4つの第3B係合穴169には、第4ケース部147に設けられた4つの第4係合ピンが、+Z方向から圧入される。これにより、第4ケース部147が第3ケース部145と組み合わされる。
[第1ケース部]
図8および図9に基づいて、第1ケース部141について説明する。第1ケース部141は、第1ベース壁部171と、第1ベース壁部171の周縁部から-Z方向に突出した第1側壁部173とを備えている。
図8および図9に基づいて、第1ケース部141について説明する。第1ケース部141は、第1ベース壁部171と、第1ベース壁部171の周縁部から-Z方向に突出した第1側壁部173とを備えている。
第1ケース部141には、3つの第1係合凸部175が設けられている。3つの第1係合凸部175は、第1側壁部173から-Z方向に突出している。3つの第1係合凸部175は、第3ケース部145に設けられた3つの第3係合受け部165と離脱可能に係合する。これにより、第1ケース部141が第3ケース部145に対して着脱可能に装着される。
第1ベース壁部171は、第1ケース部141が第3ケース部145に装着されているとき、第3ベース壁部153に対して+Z方向に位置しており、XY平面と平行な板状に形成されている。第1ベース壁部171からは、第1コア突起177が-Z方向に突出している。第1コア突起177は、略円筒状に形成されている。第1コア突起177の肉厚、すなわち第1コア突起177の外径と内径との差は、テープコア117に設けられた挿入受け部139の幅、すなわち外筒部129の内径と内筒部131の外径との差、よりも僅かに小さい(図10参照)。
第1コア突起177は、テープコア117に設けられた挿入受け部139に+Z方向から挿入される(図10参照)。第1コア突起177は、上記した第3コア突起159と共に、テープロール103を回転可能に支持する。
このように、挿入受け部139に挿入された第1コア突起177により、テープロール103が回転可能に支持されるため、第1コア突起177がコア穴137に挿入された構成に比べ、テープロール103がテープロール103の回転軸から遠い位置で第1コア突起177により支持される。したがって、ユーザーがテープロール103を交換した際などに、テープロール103の回転軸がぶれることが抑制され、テープ115の走行性を安定させることができる。なお、外筒部129および内筒部131の径を大きくし、内筒部131の内部すなわちコア穴137を挿入受け部139として機能させることも考えられるが、そうすると、テープロール103に巻回可能なテープ115の長さが短くなってしまう。
[テープカートリッジの種類]
テープカートリッジ101には、複数種類のものが用意されている。複数種類のテープカートリッジ101のなかには、テープカートリッジ101A(図12等参照)とテープカートリッジ101B(図13等参照)とが含まれる。
テープカートリッジ101には、複数種類のものが用意されている。複数種類のテープカートリッジ101のなかには、テープカートリッジ101A(図12等参照)とテープカートリッジ101B(図13等参照)とが含まれる。
テープカートリッジ101Aとテープカートリッジ101Bとの間では、テープ115、インクリボン119、テープコア117および第3ケース部145が異なっている。そこで、テープカートリッジ101Aが備えるテープ115、インクリボン119、テープコア117および第3ケース部145を、テープ115A、インクリボン119A、テープコア117Aおよび第3ケース部145Aという。また、テープ115Aとテープコア117Aとを備えたテープロール103を、テープロールAという。同様に、テープカートリッジ101Bが備えるテープ115、インクリボン119、テープコア117および第3ケース部145を、テープ115B、インクリボン119B、テープコア117Bおよび第3ケース部145Bという。また、テープ115Bとテープコア117Bとを備えたテープロール103を、テープロールBという。なお、テープカートリッジ101Aとテープカートリッジ101Bとを区別する必要がない場合には、単に、テープカートリッジ101という。A,Bの符号が付された他の構成要素についても同様である。
テープ115Aとテープ115Bとは、互いに異なる用途に用いられ、形状や素材などの点で相違している。例えば、テープ115Aは、長尺帯状に形成されたPET(polyethylene terephthalate)製の印刷テープと、印刷テープの粘着面に貼付された剥離紙とからなり、ノートやファイルなどに貼付される。例えば、テープ115Bは、チューブ状に形成された熱収縮可能な素材で構成され、ケーブルなどが挿入されて、さらに熱風等により加熱されることでその外周面に取り付けられる。
インクリボン119Aは、テープ115Aの印刷に適した特性を有しており、インクリボン119Bは、テープ115Bの印刷に適した特性を有している。換言すれば、インクリボン119Aは、テープ115Bの印刷には適しておらず、インクリボン119Bは、テープ115Aの印刷には適していない。なお、印刷の適否は、例えば、印刷画像の画像濃度、印刷画像の耐久性などの観点から評価される。
[テープコアおよび第3ケース部の第1実施形態]
図12ないし図15に基づいて、テープコア117A、テープコア117B、第3ケース部145Aおよび第3ケース部145Bの第1実施形態について説明する。
図12ないし図15に基づいて、テープコア117A、テープコア117B、第3ケース部145Aおよび第3ケース部145Bの第1実施形態について説明する。
第1実施形態のテープコア117Aとテープコア117Bとは、テープコア117A(図12参照)には、後述する外側凸部185が受容される外側凹部187が設けられているのに対し、テープコア117B(図13参照)には、外側凹部187が設けられていない点で相違している。
テープコア117Aでは、複数の接続リブ部135が、外筒部129と内筒部131との間で、Z方向の中間部の領域、例えばZ方向の中間部略1/3の領域において、Z方向に延在している(図12参照)。このため、外筒部129と内筒部131との間で、-Z方向の一部の領域、例えば-Z方向略1/3の領域には、接続リブ部135が設けられておらず、当該領域は、略円筒状の空間となっている。この略円筒状の空間が、外側凹部187として機能する。外側凹部187は、コア穴137に対して、テープコア117Aの径方向外側に設けられている。
一方、テープコア117Bでは、複数の接続リブ部135が、外筒部129と内筒部131との間で、-Z方向の一部の領域、例えば-Z方向略2/3の領域において、Z方向に延在している(図13参照)。すなわち、複数の接続リブ部135は、外筒部129および内筒部131の-Z方向の端部にまで延びている。このため、外筒部129と内筒部131との間で、-Z方向の一部の領域には、テープコア117Aとは異なり、外側凹部187が設けられておらず、その代わりに、複数の接続リブ部135が存在している。
また、第1実施形態の第3ケース部145Aと第3ケース部145Bとは、第3ケース部145A(図12参照)には、上記した外側凹部187に受容される外側凸部185が設けられているのに対し、第3ケース部145B(図13参照)には、外側凸部185が設けられていない点で相違している。
第3ケース部145Aでは、第3コア突起159の径方向外側に位置して、第3ベース壁部153から+Z方向に突出した外側凸部185が設けられている。外側凸部185は、第3コア突起159と同心の略円筒状に形成されている。外側凸部185の肉厚、すなわち外側凸部185の外径と内径との差は、テープコア117Aに設けられた外側凹部187の幅、すなわち外筒部129の内径と内筒部131の外径との差、よりも小さい。
また、外側凸部185と第3コア突起159の第1突起部161との間には、略円筒状の空間が設けられている。この略円筒状の空間の幅は、テープコア117Aの内筒部131の肉厚よりも大きい。テープコア117Aのコア穴137に第3コア突起159が挿入されると、外側凸部185が外側凹部187に挿入されると共に、テープコア117Aの内筒部131が、外側凸部185と第1突起部161との間の空間に挿入される(図14参照)。
外側凸部185は、各第3ベースリブ部164の第3コア突起159側の端部近傍の位置で、各第3ベースリブ部164と重なるように設けられている。外側凸部185の突出高さは、3つの第3ベースリブ部164の突出高さよりも高く、第3コア突起159の第1突起部161の突出高さよりも低いが、これに限定されず、第1突起部161の突出高さよりも高くてもよく、さらに第2突起部163の突出高さよりも高くてもよい。
一方、第3ケース部145Bでは、第3コア突起159の径方向外側に、外側凸部185が設けられてはいない。すなわち、第3ケース部145Bでは、第3コア突起159の径方向外側には、3つの第3ベースリブ部164が設けられているのみである。
図14に示すように、ユーザーがテープカートリッジ101Aにおいてテープロール103Aを他のテープロール103Aと交換するために、他のテープロール103Aが第3ベース壁部153上に置かれると、他のテープロール103Aが備えるテープコア117Aのコア穴137に第3コア突起159が挿入される。このとき、第3ケース部145Aに設けられた外側凸部185が、テープコア117Aに設けられた外側凹部187に挿入され、外側凹部187に受容される。このため、テープコア117Aのコア穴137への第3コア突起159の挿入が、外側凸部185により阻止されることがなく、ユーザーは、テープロール103Aを他のテープロール103Aと交換することができる。
これに対し、図15に示すように、ユーザーがテープカートリッジ101Aにおいてテープロール103Aを誤ってテープロール103Bと交換しようとすると、テープロール103Bが第3ベース壁部153上に置かれる際に、テープコア117Bのコア穴137への第3コア突起159の挿入が、外側凸部185により阻止される。すなわち、テープコア117Bのコア穴137へ第3コア突起159が挿入される途中で、第3ケース部145Aに設けられた外側凸部185の+Z方向の面が、テープコア117Bの-Z方向の端面、より具体的には、テープコア117Bに設けられた複数の接続リブ部135の-Z方向の端面、に当たる。
このように、第1実施形態では、第3ケース部145Aに外側凸部185が設けられており、テープコア117Bには外側凹部187が設けられていないことで、テープコア117Bのコア穴137には、第3コア突起159が途中までしか入らない。ユーザーは、この状態で、第1ケース部141を第3ケース部145Aに装着しようとしても、第1ケース部141を第3ケース部145Aに装着することができない。したがって、テープカートリッジ101Aにおいてテープロール103Aが誤ってテープロール103Bと交換されることを抑制することができる。
なお、テープコア117Bのコア穴137への第3コア突起159の挿入が阻止されるとは、コア穴137に第3コア突起159の一部たりとも挿入されない構成のみならず、本実施形態のように、コア穴137に第3コア突起159の一部は挿入されるが、その途中で挿入が阻止される構成をも含む概念である。
[テープコアおよび第3ケース部の第2実施形態]
図16ないし図19に基づいて、テープコア117A、テープコア117B、第3ケース部145Aおよび第3ケース部145Bの第2実施形態について説明する。
図16ないし図19に基づいて、テープコア117A、テープコア117B、第3ケース部145Aおよび第3ケース部145Bの第2実施形態について説明する。
第2実施形態のテープコア117Aとテープコア117Bとは、第1実施形態のテープコア117B(図13参照)と同様に、外側凹部187が設けられていない点で共通している。これに対し、第2実施形態のテープコア117A(図16参照)とテープコア117B(図17参照)とは、テープコア117Aに設けられたコア穴リブ部133が、テープコア117Bに設けられたコア穴リブ部133に比べ、+Z方向に位置する点で、相違している。テープコア117Aに設けられたコア穴137の深さは、テープコア117Bに設けられたコア穴137の深さよりも大きい。なお、コア穴137の深さとは、テープコア117の-Z方向の端面すなわち突起挿入口136から、コア穴リブ部133の-Z方向の面までの寸法を意味する。
また、第2実施形態の第3ケース部145Aと第3ケース部145Bとは、第1実施形態の第3ケース部145B(図13参照)と同様に、外側凸部185が設けられていない点で共通している。これに対し、第2実施形態の第3ケース部145Aと第3ケース部145Bとは、第3ケース部145A(図16参照)に設けられた第1突起部161の突出高さが、第3ケース部145B(図17参照)に設けられた第1突起部161の突出高さよりも高い点で、相違している。
図18に示すように、ユーザーがテープカートリッジ101Aにおいてテープロール103Aを他のテープロール103Aと交換するために、他のテープロール103Aが第3ベース壁部153上に置かれると、他のテープロール103Aが備えるテープコア117Aのコア穴137に第3コア突起159が挿入される。このとき、第3ケース部145Aに設けられた第1突起部161が、テープコア117Aに設けられたコア穴137に挿入され、コア穴137に受容される。このため、テープコア117Aのコア穴137への第3コア突起159の挿入が、コア穴リブ部133により阻止されることがなく、ユーザーは、テープロール103Aを他のテープロール103Aと交換することができる。
これに対し、図19に示すように、ユーザーがテープカートリッジ101Aにおいてテープロール103Aを誤ってテープロール103Bと交換しようとすると、テープロール103Bが第3ベース壁部153上に置かれる際に、テープコア117Bのコア穴137への第3コア突起159の挿入が、第1突起部161により阻止される。すなわち、テープコア117Bのコア穴137へ第3コア突起159が挿入される途中で、第3ケース部145Aに設けられた第1突起部161の+Z方向の面が、テープコア117Bに設けられたコア穴リブ部133の-Z方向の面に当たる。
このように、第2実施形態では、第3ケース部145Aに設けられた第1突起部161の突出高さが高く、テープコア117Bに設けられたコア穴137の深さが小さいことで、テープコア117Bのコア穴137には、第3コア突起159が途中までしか入らない。ユーザーは、この状態で、第1ケース部141を第3ケース部145Aに装着しようとしても、第1ケース部141を第3ケース部145Aに装着することができない。したがって、テープカートリッジ101Aにおいてテープロール103Aが誤ってテープロール103Bと交換されることを抑制することができる。
なお、第1突起部161がコア穴リブ部133に当たることで、テープコア117Bのコア穴137への第3コア突起159の挿入が阻止される構成に限定されず、第2突起部163がコア穴リブ部133に当たることで、テープコア117Bのコア穴137への第3コア突起159の挿入が阻止される構成としてもよい。この場合、例えば、テープコア117Aに設けられた突起挿通開口138の径を、テープコア117Bに設けられた突起挿通開口138の径よりも小さくすればよい。
[テープコアおよび第3ケース部の第3実施形態]
図20ないし図23に基づいて、テープコア117A、テープコア117B、第3ケース部145Aおよび第3ケース部145Bの第3実施形態について説明する。
図20ないし図23に基づいて、テープコア117A、テープコア117B、第3ケース部145Aおよび第3ケース部145Bの第3実施形態について説明する。
第3実施形態のテープコア117Aとテープコア117Bとは、第1実施形態のテープコア117A(図12参照)と同様に、外側凹部187が設けられている点で共通している。これに対し、第3実施形態のテープコア117Aとテープコア117Bとは、テープコア117A(図20参照)に設けられた複数の接続リブ部135の-Z方向の端部が、テープコア117B(図21参照)に設けられた複数の接続リブ部135の-Z方向の端部に比べ、+Z方向に位置する点で、相違している。すなわち、テープコア117Aに設けられた外側凹部187の深さは、テープコア117Bに設けられた外側凹部187の深さよりも大きい。なお、外側凹部187の深さとは、テープコア117の-Z方向の端面から、複数の接続リブ部135の-Z方向の端面までの寸法を意味する。
また、第3実施形態の第3ケース部145Aと第3ケース部145Bとは、第1実施形態の第3ケース部145A(図12参照)と同様に、外側凸部185が設けられている点で共通している。これに対し、第3実施形態の第3ケース部145Aと第3ケース部145Bとは、第3ケース部145A(図20参照)に設けられた外側凸部185の突出高さが、第3ケース部145B(図21参照)に設けられた外側凸部185の突出高さよりも高い点で、相違している。
図22に示すように、ユーザーがテープカートリッジ101Aにおいてテープロール103Aを他のテープロール103Aと交換するために、他のテープロール103Aが第3ベース壁部153上に置かれると、他のテープロール103Aが備えるテープコア117Aのコア穴137に第3コア突起159が挿入される。このとき、第3ケース部145Aに設けられた外側凸部185が、テープコア117Aに設けられた外側凹部187に挿入され、外側凹部187に受容される。このため、テープコア117Aのコア穴137への第3コア突起159の挿入が、外側凸部185により阻止されることがなく、ユーザーは、テープロール103Aを他のテープロール103Aと交換することができる。
これに対し、図23に示すように、ユーザーがテープカートリッジ101Aにおいてテープロール103Aを誤ってテープロール103Bと交換しようとすると、テープロール103Bが第3ベース壁部153上に置かれる際に、テープコア117Bのコア穴137への第3コア突起159の挿入が、外側凸部185により阻止される。すなわち、テープコア117Bのコア穴137へ第3コア突起159が挿入される途中で、第3ケース部145Aに設けられた外側凸部185の+Z方向の面が、テープコア117Bに設けられたコア穴リブ部133の-Z方向の面に当たる。
このように、第3実施形態では、第3ケース部145Aに設けられた外側凸部185の突出高さが高く、テープコア117Bに設けられた外側凹部187の深さが小さいことで、テープコア117Bのコア穴137には、第3コア突起159が途中までしか入らない。ユーザーは、この状態で、第1ケース部141を第3ケース部145Aに装着しようとしても、第1ケース部141を第3ケース部145Aに装着することができない。したがって、テープカートリッジ101Aにおいてテープロール103Aが誤ってテープロール103Bと交換されることを抑制することができる。
[テープコアおよび第3ケース部の第4実施形態]
図24ないし図27に基づいて、テープコア117A、テープコア117B、第3ケース部145Aおよび第3ケース部145Bの第4実施形態について説明する。
図24ないし図27に基づいて、テープコア117A、テープコア117B、第3ケース部145Aおよび第3ケース部145Bの第4実施形態について説明する。
第4実施形態のテープコア117Aとテープコア117Bとは、第1実施形態のテープコア117B(図13参照)と同様に、外側凹部187が設けられていない点で共通している。これに対し、第4実施形態のテープコア117Aとテープコア117Bとは、テープコア117A(図24参照)には、後述する外縁凸部191が受容される外縁凹部189が設けられているのに対し、テープコア117B(図25参照)には、外縁凹部189が設けられていない点で相違している。
テープコア117Aの-Z方向の端面には、突起挿入口136の外縁部に外縁凹部189が設けられている。外縁凹部189は、略円錐台筒状の空間に形成されている。すなわち、外縁凹部189の深さは、外縁凹部189の外側よりも、外縁凹部189の内側の方が大きい。より具体的には、複数の接続リブ部135の-Z方向の端部は、外筒部129の-Z方向の端部に対して、+Z方向に位置しており、内筒部131の-Z方向の端部は、複数の接続リブ部135の-Z方向の端部に対して、+Z方向に位置している。
一方、テープコア117Bの-Z方向の端面には、突起挿入口136の外縁部に外縁凹部189が設けられてはいない。すなわち、外筒部129の-Z方向の端部と、複数の接続リブ部135の-Z方向の端部と、内筒部131の-Z方向の端部とは、Z方向において略同じ位置に位置している。
また、第4実施形態の第3ケース部145Aと第3ケース部145Bとは、第1実施形態の第3ケース部145B(図13参照)と同様に、外側凸部185が設けられていない点で共通している。これに対し、第4実施形態の第3ケース部145Aと第3ケース部145Bとは、第3ケース部145A(図24参照)には、上記した外縁凹部189に受容される外縁凸部191が設けられているのに対し、第3ケース部145B(図25参照)には、外縁凸部191が設けられていない点で相違している。
第3ケース部145Aの第3ベース壁部153からは、第3コア突起159の外縁部に位置して、外縁凸部191が+Z方向に突出している。外縁凸部191は、外縁凹部189と相補的な形状である略円錐台筒状に形成されている。すなわち、外縁凸部191の突出高さは、外縁凸部191の外側よりも、外縁凸部191の内側の方が高い。外縁凸部191は、第3コア突起159と一体に形成されている。すなわち、外縁凸部191の内側は、第3コア突起159の第1突起部161の外周面と連なっている。
一方、第3ケース部145Bでは、第3コア突起159の外縁部に外縁凸部191が設けられてはいない。
図26に示すように、ユーザーがテープカートリッジ101Aにおいてテープロール103Aを他のテープロール103Aと交換するために、他のテープロール103Aが第3ベース壁部153上に置かれると、他のテープロール103Aが備えるテープコア117Aのコア穴137に第3コア突起159が挿入される。このとき、第3ケース部145Aに設けられた外縁凸部191が、テープコア117Aに設けられた外縁凹部189に受容される。このため、テープコア117Aのコア穴137への第3コア突起159の挿入が、外縁凸部191により阻止されることがなく、ユーザーは、テープロール103Aを他のテープロール103Aと交換することができる。
これに対し、図27に示すように、ユーザーがテープカートリッジ101Aにおいてテープロール103Aを誤ってテープロール103Bと交換しようとすると、テープロール103Bが第3ベース壁部153上に置かれる際に、テープコア117Bのコア穴137への第3コア突起159の挿入が、外縁凸部191により阻止される。すなわち、テープコア117Bのコア穴137へ第3コア突起159が挿入される途中で、第3ケース部145Aに設けられた外縁凸部191が、テープコア117Bの-Z方向の端面、より具体的には、突起挿入口136の外縁部、に当たる。
このように、第4実施形態では、第3ケース部145Aに外縁凸部191が設けられており、テープコア117Bには外縁凹部189が設けられていないことで、テープコア117Bのコア穴137には、第3コア突起159が途中までしか入らない。ユーザーは、この状態で、第1ケース部141を第3ケース部145Aに装着しようとしても、第1ケース部141を第3ケース部145Aに装着することができない。したがって、テープカートリッジ101Aにおいてテープロール103Aが誤ってテープロール103Bと交換されることを抑制することができる。
なお、第4実施形態では、外縁凹部189が略円錐台筒状の空間に形成され、外縁凸部191が略円錐台筒状に形成されているが、外縁凸部191および外縁凹部189の形状は、略円錐台筒状に限定されるものではない。例えば、図28に示すように、外縁凹部189が略円筒状の空間に形成され、外縁凸部191が略円筒状に形成された構成でもよい。さらに、外縁凹部189と外縁凸部191とが同じ形状である構成に限定されず、外縁凸部191が外縁凹部189に受容可能であればよい。例えば、外縁凹部189が略円筒状の空間に形成され、外縁凸部191が略円錐台筒状に形成された構成でもよい。
[テープコアおよび第3ケース部の第5実施形態]
図29ないし図35に基づいて、テープコア117A、テープコア117B、第3ケース部145Aおよび第3ケース部145Bの第5実施形態について説明する。
図29ないし図35に基づいて、テープコア117A、テープコア117B、第3ケース部145Aおよび第3ケース部145Bの第5実施形態について説明する。
第5実施形態のテープコア117Aとテープコア117Bとは、第1実施形態のテープコア117B(図13参照)と同様に、外側凹部187が設けられていない点で共通している。これに対し、第5実施形態のテープコア117Aとテープコア117Bとは、テープコア117A(図29参照)には、後述する第2回転体部207と係合する係合凹部193が設けられているのに対し、テープコア117B(図30参照)には、係合凹部193が設けられていない点で相違している。
テープコア117Aでは、内筒部131が、円筒部195と、円筒部195の-Z方向に連なった角筒部197とを備えている。円筒部195は、円筒状に形成されている。角筒部197は、外筒部129に内接する略正六角筒状に形成されている(図33参照)。角筒部197の-Z方向の端面に、係合凹部193が設けられている。
一方、テープコア117Bには、係合凹部193が設けられてはいない。すなわち、テープコア117Bでは、内筒部131が、全体として略円筒状に形成されている。
また、第5実施形態の第3ケース部145Aと第3ケース部145Bとは、第1実施形態の第3ケース部145B(図13参照)と同様に、外側凸部185が設けられていない点で共通している。これに対し、第5実施形態の第3ケース部145Aと第3ケース部145Bとは、第3ケース部145A(図29参照)が、ケース部本体199と、回転体201との2部品で構成されているのに対し、第3ケース部145B(図30参照)は、1部品で構成されている点で相違している。
ケース部本体199は、第1実施形態の第3ケース部145Bから、第3コア突起159を除いたものに相当する(図34参照)。ケース部本体199の第3ベース壁部153には、第1実施形態の第3ケース部145において第3コア突起159が設けられた箇所に相当して、係合開口203が設けられている。係合開口203は、略円形に形成されており、回転体201と係合している。
回転体201は、Z方向が回転軸方向となるように、ケース部本体199に回転可能に支持されている。回転体201は、略六角ボルト状に形成されている(図35参照)。すなわち回転体201は、第1回転体部205と、第2回転体部207とを備えている。第1回転体部205は、回転軸方向すなわちZ方向に延在した略円筒状に形成されており、テープコア117Aに設けられたコア穴137に挿入される。すなわち、第1回転体部205は、第3コア突起159として機能する。第2回転体部207は、第1回転体部205の-Z方向の端部に連なっており、略正六角筒状に形成されている。第2回転体部207の外径は、第1回転体部205の外径よりも大きく、係合凹部193の内径よりも僅かに小さい。第2回転体部207は、テープコア117Aに設けられた係合凹部193の中に入り、係合凹部193に対して回転不能に係合凹部193と係合する。
第2回転体部207の第1回転体部205側とは反対側の端面、すなわち-Z方向の端面からは、回転体係合部209が-Z方向に突出している。回転体係合部209は、略円筒状に形成されており、ケース部本体199に設けられた係合開口203と係合している。すなわち、回転体係合部209の外径は、係合開口203の径よりも僅かに小さい。
回転体201は、回転体201に設けられた第2回転体部207がテープコア117Aに設けられた係合凹部193と係合することで、テープコア117Aと一体となって回転可能になる。すなわち、回転体201は、テープコア117Aからテープ115Aが繰り出されると、テープコア117Aと一体に回転する。
図31に示すように、ユーザーがテープカートリッジ101Aにおいてテープロール103Aを他のテープロール103Aと交換するために、他のテープロール103Aが第3ベース壁部153上に置かれると、他のテープロール103Aが備えるテープコア117Aのコア穴137に第3コア突起159が挿入される。このとき、第3ケース部145Aに設けられた第2回転体部207が、テープコア117Aに設けられた係合凹部193と係合し、係合凹部193に受容される。このため、テープコア117Aのコア穴137への第3コア突起159の挿入が、第2回転体部207により阻止されることがなく、ユーザーは、テープロール103Aを他のテープロール103Aと交換することができる。
これに対し、図32に示すように、ユーザーがテープカートリッジ101Aにおいてテープロール103Aを誤ってテープロール103Bと交換しようとすると、テープロール103Bが第3ベース壁部153上に置かれる際に、テープコア117Bのコア穴137への第3コア突起159の挿入が、第2回転体部207により阻止される。すなわち、テープコア117Bのコア穴137へ第3コア突起159が挿入される途中で、第3ケース部145Aに設けられた第2回転体部207の+Z方向の面が、テープコア117Bの-Z方向の端面に当たる。
このように、第5実施形態では、第3ケース部145Aに第2回転体部207が設けられており、テープコア117Bには係合凹部193が設けられていないことで、テープコア117Bのコア穴137には、第3コア突起159が途中までしか入らない。ユーザーは、この状態で、第1ケース部141を第3ケース部145Aに装着しようとしても、第1ケース部141を第3ケース部145Aに装着することができない。したがって、テープカートリッジ101Aにおいてテープロール103Aが誤ってテープロール103Bと交換されることを抑制することができる。
なお、第2回転体部207および係合凹部193の形状は、特に限定されず、例えば、第2回転体部207が多角柱状に形成され、係合凹部193が第2回転体部207に対応した形状に形成された構成でもよい。例えば、第2回転体部207が四角柱状に形成され、係合凹部193が第2回転体部207に対応した形状に形成された構成でもよい。なお、係合凹部193が第2回転体部207に対応した形状に形成されているとは、回転体201がテープコア117と一体に回転可能なように、係合凹部193をテープコア117の回転軸方向から見た形状が、第2回転体部207を回転体201の回転軸方向から見た形状よりも僅かに大きい、多角形状に形成されていることを意味する。また、第2回転体部207が「多角柱状」に形成されているとは、第2回転体部207が筒状すなわち中空体である構成と、第2回転体部207が柱状すなわち中実体である構成とを含む概念である。すなわち、第1回転体部205および第2回転体部207は、テープ印刷装置1に挿入突起22が設けられていない場合には、内部に挿入突起22が挿入される空間が形成された筒状である必要はなく、内部に空間のない柱状であってもよい。
第2回転体部207および係合凹部193の一方に、凸部を設け、第2回転体部207および係合凹部193の他方に、凸部と係合可能な凹部が設けられた構成でもよい。第2回転体部207において、凸部または凹部が設けられる箇所は、第2回転体部207の端面すなわち+Z方向の面でもよく、第2回転体部207の外周面でもよい。係合凹部193において凸部または凹部が設けられる箇所は、係合凹部193の底面でもよく、係合凹部193の内周面でもよい。例えば、第2回転体部207の+Z方向の面にピン状の凸部を設け、係合凹部193の第2回転体部207に対向する面すなわち係合凹部193の底面に、ピン状の凸部と係合する凹部を設ける。この構成では、凸部と凹部とが係合することで、回転体201がテープコア117と一体に回転可能となる。この場合、第2回転体部207および係合凹部193の形状は、第2回転体部207が多角柱状に形成され、係合凹部193が第2回転体部207に対応した形状に形成された構成に限定されず、例えば、第2回転体部207が円柱状に形成され、係合凹部193が第2回転体部207に対応した形状すなわち係合凹部193の-Z方向の開口部が円形に形成された構成でもよい。また、第2回転体部207および係合凹部193の双方に、凸部および凹部を設けてもよい。この構成では、第2回転体部207の凸部と、係合凹部193の凹部とが係合し、第2回転体部207の凹部と、係合凹部193の凸部とが係合する。
さらに、テープカートリッジ101Aとテープカートリッジ101Bとの2種類のテープカートリッジ101だけでなく、第2回転体部207および係合凹部193の形状が互いに異なる複数種類のテープカートリッジ101を用意してもよい。例えば、テープカートリッジ101Aでは六角形とし、テープカートリッジ101Bでは四角形とし、テープカートリッジ101Cでは円形とする。これにより、複数種類のテープカートリッジ101間で、誤った種類のテープロール103に交換されることを抑制することができる。
以上のように、第1実施形態ないし第5実施形態のテープカートリッジ101Aは、テープロール103Aと、リボンロール105Aと、カートリッジケース111とを備え、テープ印刷装置1に装着可能である。テープロール103Aは、テープ115Aと、テープ115Aが巻回されたテープコア117Aとを備えている。テープコア117Aには、コア穴137と、受容部として機能する外側凹部187、コア穴137、外縁凹部189或いは係合凹部193とが設けられている。リボンロール105Aは、インクリボン119Aと、インクリボン119Aが巻回された繰出しコア121とを備えている。カートリッジケース111は、第3ベース壁部153と、第3ベース壁部153から突出してコア穴137に挿入された第3コア突起159とを備えている。カートリッジケース111は、テープロール103Aを他のテープロール103Aと交換可能に収容し、リボンロール105Aを収容する。テープ印刷装置1には、テープカートリッジ101Bを装着可能である。テープカートリッジ101Bは、テープロール103Bを備える。テープロール103Bは、テープ115Aとは種類の異なるテープ115Bと、テープ115Bが巻回されたテープコア117Bとを有する。テープコア117Bは、テープコア117Aとは形状が異なる。テープカートリッジ101Aのカートリッジケース111には、外側凹部187、コア穴137、外縁凹部189或いは係合凹部193に受容され、阻止部として機能する外側凸部185、第3コア突起159、外縁凸部191或いは第2回転体部207が設けられている。外側凸部185、第3コア突起159、外縁凸部191或いは第2回転体部207は、テープロール103Aが、テープロール103Bと誤って交換されるときに、テープコア117Bに当たることで、テープコア117Bのコア穴137へ第3コア突起159が挿入されることを阻止する。
この構成によれば、阻止部として機能する外側凸部185などがテープコア117Bに当たることで、テープコア117Bのコア穴137への第3コア突起159の挿入が阻止される。これにより、テープカートリッジ101Aにおいてテープロール103Aが誤ってテープロール103Bと交換されることを抑制することができる。したがって、テープ115Bの印刷に適さないインクリボン119Aによりテープ115Bに印刷が行われることを、回避することができる。
[その他の変形例]
上記の実施形態に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採用可能であることは言うまでもない。例えば、上記の実施形態は、上述したほか、以下のような形態に変更することができる。また、実施形態や変形例を、それぞれ組み合わせた構成でもよい。
上記の実施形態に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採用可能であることは言うまでもない。例えば、上記の実施形態は、上述したほか、以下のような形態に変更することができる。また、実施形態や変形例を、それぞれ組み合わせた構成でもよい。
外側凹部187は、二重筒構造のテープコア117において、外筒部129と内筒部131との間の空間により構成されたものに限定されない。例えば、外側凹部187は、一重構造のテープコア117において、-Z方向の端面に設けられた環状の凹部により構成されたものでもよい。
図36に示すように、複数のテープロール103Aと、テープカートリッジ101Aとは、テープカートリッジセットSを構成してもよい。すなわち、テープカートリッジセットSは、複数のテープロール103Aと、テープカートリッジ101Aとを備えている。これにより、テープカートリッジ101Aに加えて、交換用のテープロール103Aを、予めユーザーに提供することができる。なお、テープカートリッジセットSは、テープカートリッジ101Aに代えて、第3ケース部Aを含むカートリッジケース111を備えた構成でもよい。すなわち、テープカートリッジセットSは、第3ケース部Aを含むカートリッジケース111と、複数のテープロール103Aとを備えた構成でもよい。この場合、ユーザーは、複数のテープロール103Aのうちの一のテープロール103を、カートリッジケース111内に収容することで、テープカートリッジ101を作成することができる。
[付記]
以下、テープカートリッジ、テープロールおよびテープカートリッジセットについて付記する。
テープカートリッジは、テープAと、コア穴および受容部が設けられ、テープAが巻回されたテープコアAと、を有するテープロールAと、インクリボンと、インクリボンが巻回された繰出しコアと、を有するリボンロールと、ベース壁部と、ベース壁部から突出しコア穴に挿入されたコア突起と、を有し、テープロールAを他のテープロールAと交換可能に収容し、リボンロールを収容したカートリッジケースと、を備え、テープ印刷装置に装着可能なテープカートリッジAとしてのテープカートリッジであって、カートリッジケースには、受容部に受容された阻止部、が設けられ、阻止部は、テープロールAが、テープ印刷装置に装着可能なテープカートリッジBが備えるテープロールBであって、テープAとは種類の異なるテープBと、テープBが巻回されテープコアAとは形状が異なるテープコアBと、を有するテープロールBと誤って交換されるときに、テープコアBに当たることで、テープコアBのコア穴へコア突起が挿入されることを阻止する。
以下、テープカートリッジ、テープロールおよびテープカートリッジセットについて付記する。
テープカートリッジは、テープAと、コア穴および受容部が設けられ、テープAが巻回されたテープコアAと、を有するテープロールAと、インクリボンと、インクリボンが巻回された繰出しコアと、を有するリボンロールと、ベース壁部と、ベース壁部から突出しコア穴に挿入されたコア突起と、を有し、テープロールAを他のテープロールAと交換可能に収容し、リボンロールを収容したカートリッジケースと、を備え、テープ印刷装置に装着可能なテープカートリッジAとしてのテープカートリッジであって、カートリッジケースには、受容部に受容された阻止部、が設けられ、阻止部は、テープロールAが、テープ印刷装置に装着可能なテープカートリッジBが備えるテープロールBであって、テープAとは種類の異なるテープBと、テープBが巻回されテープコアAとは形状が異なるテープコアBと、を有するテープロールBと誤って交換されるときに、テープコアBに当たることで、テープコアBのコア穴へコア突起が挿入されることを阻止する。
この構成によれば、阻止部がテープコアBに当たることで、テープコアBのコア穴へのコア突起の挿入が阻止される。これにより、テープカートリッジAにおいてテープロールAが誤ってテープロールBと交換されることを抑制することができる。したがって、テープBの印刷に適さないインクリボンによりテープに印刷が行われることを、回避することができる。
なお、第3ベース壁部153は、「ベース壁部」の一例である。第3コア突起159は、「コア突起」の一例である。
なお、第3ベース壁部153は、「ベース壁部」の一例である。第3コア突起159は、「コア突起」の一例である。
この場合、ベース壁部には、コア突起の径方向外側に位置して、テープコアBの端面に当たることで阻止部として機能する外側凸部が設けられ、テープコアAの端面には、コア穴の径方向外側に位置して、受容部として機能する外側凹部が設けられていることが好ましい。
この構成によれば、外側凸部がテープコアBの端面に当たることで、テープコアBのコア穴へのコア突起の挿入が阻止される。
この場合、テープコアBのコア穴の内部には、コア穴リブ部が設けられ、コア突起は、テープコアBのコア穴リブ部に当たることで、阻止部として機能し、テープコアAのコア穴の内部には、コア突起が当たらない位置にコア穴リブ部が設けられ、コア穴が受容部として機能することが好ましい。
この構成によれば、コア突起がテープコアBのコア穴リブに当たることで、テープコアBのコア穴へのコア突起の挿入が阻止される。
この場合、ベース壁部には、コア突起の外縁部に位置して、テープコアBの端面に当たることで阻止部として機能する外縁凸部が設けられ、テープコアAの端面には、コア穴の端部である突起挿入口の外縁部に、受容部として機能する外縁凹部が設けられていることが好ましい。
この構成によれば、外縁凸部がテープコアBの端面に当たることで、テープコアBのコア穴へのコア突起の挿入が阻止される。
この場合、カートリッジケースは、ケース部本体と、ケース部本体に対してテープロールAと一体に回転可能に設けられた回転体と、を含み、回転体は、コア突起として機能する第1回転体部と、テープコアBの端面に当たることで阻止部として機能する第2回転体部と、を含み、テープコアAの端面には、第2回転体部と係合し、受容部として機能する係合凹部が設けられていることが好ましい。
この構成によれば、第2回転体部がテープコアBの端面に当たることで、テープコアBのコア穴へのコア突起の挿入が阻止される。
この場合、第2回転体部は、多角柱状に形成され、係合凹部は、第2回転体部に対応した形状に形成されていることが好ましい。
この構成によれば、簡易な構成により、テープロールAと回転体とを一体に回転可能とすることができる。
この場合、第2回転体部および係合凹部の一方には、凸部が設けられ、第2回転体部および係合凹部の他方には、凸部と係合可能な凹部が設けられていることが好ましい。
この構成によれば、簡易な構成により、テープロールAと回転体とを一体に回転可能とすることができる。
この場合、未使用のテープカートリッジAにおいて、インクリボンの長さは、テープAの長さの2倍以上であることが好ましい。
この構成によれば、カートリッジケースに収容されたテープロールがテープエンド状態になった場合でも、ユーザーは、インクリボンを交換することなく、テープロールを交換することで、そのテープカートリッジを使い続けることができる。
この場合、インクリボンの残量を示す情報を記憶可能な回路基板、を備え、テープカートリッジは、回路基板に記憶された情報を読み取り可能なテープ印刷装置に装着可能であることが好ましい。
この構成によれば、インクリボンの残量を示す情報を、テープカートリッジが装着されたテープ印刷装置に提供することができる。
テープロールは、テープ印刷装置に装着可能なテープカートリッジAが備えるテープロールAとしてのテープロールであって、テープカートリッジAは、テープロールAと、リボンロールと、カートリッジケースと、を備え、テープロールAは、テープAと、コア穴および受容部が設けられ、テープAが巻回されたテープコアAと、を有し、リボンロールは、インクリボンと、インクリボンが巻回された繰出しコアと、を有し、カートリッジケースは、ベース壁部と、ベース壁部から突出しコア穴に挿入されたコア突起と、を有し、テープロールAを他のテープロールAと交換可能に収容し、リボンロールを収容し、カートリッジケースには、テープロールAが、テープ印刷装置に装着可能なテープカートリッジBが備えるテープロールBであって、テープAとは種類の異なるテープBと、テープBが巻回されテープコアAとは形状が異なるテープコアBと、を有するテープロールBと誤って交換されるときに、テープコアBに当たることで、テープコアBのコア穴へコア突起が挿入されることを阻止する阻止部、が設けられ、カートリッジケースに収容されたテープロールAのテープコアAに設けられた受容部は、阻止部を受容する。
この構成によれば、阻止部がテープコアBに当たることで、テープコアBのコア穴へのコア突起の挿入が阻止される。これにより、テープカートリッジAにおいてテープロールAが誤ってテープロールBと交換されることを抑制することができる。したがって、テープBの印刷に適さないインクリボンによりテープに印刷が行われることを、回避することができる。
テープカートリッジセットは、テープAと、コア穴および受容部が設けられ、テープAが巻回されたテープコアAと、を有する複数のテープロールAと、インクリボンと、インクリボンが巻回された繰出しコアと、を有するリボンロールと、ベース壁部と、ベース壁部から突出しコア穴に挿入されたコア突起と、を有し、複数のテープロールAのうちの一のテープロールAを他のテープロールAと交換可能に収容可能であり、リボンロールを収容可能なカートリッジケースと、を備え、テープ印刷装置に装着可能なテープカートリッジAを構成可能なテープカートリッジセットであって、カートリッジケースには、受容部に受容される阻止部、が設けられ、阻止部は、テープ印刷装置に装着可能なテープカートリッジBが備えるテープロールBであって、テープロールAが、テープAとは種類の異なるテープBと、テープBが巻回されテープコアAとは形状が異なるテープコアBと、を有するテープロールBと誤って交換されるときに、テープコアBに当たることで、テープコアBのコア穴へコア突起が挿入されることを阻止する。
この構成によれば、阻止部がテープコアBに当たることで、テープコアBのコア穴へのコア突起の挿入が阻止される。これにより、テープカートリッジAにおいてテープロールAが誤ってテープロールBと交換されることを抑制することができる。したがって、テープBの印刷に適さないインクリボンによりテープに印刷が行われることを、回避することができる。また、テープカートリッジに加えて、交換用のテープロールを、予めユーザーに提供することができる。
1…テープ印刷装置、101…テープカートリッジ、103…テープロール、105…リボンロール、111…カートリッジケース、113…回路基板、115…テープ、117…テープコア、119…インクリボン、121…繰出しコア、133…コア穴リブ部、137…コア穴、153…第3ベース壁部、159…第3コア突起、185…外側凸部、187…外側凹部、189…外縁凹部、191…外縁凸部、193…係合凹部、199…ケース部本体、201…回転体、205…第1回転体部、207…第2回転体部、S…テープカートリッジセット。
Claims (11)
- テープAと、コア穴および受容部が設けられ、前記テープAが巻回されたテープコアAと、を有するテープロールAと、
インクリボンと、前記インクリボンが巻回された繰出しコアと、を有するリボンロールと、
ベース壁部と、前記ベース壁部から突出し前記コア穴に挿入されたコア突起と、を有し、前記テープロールAを他のテープロールAと交換可能に収容し、前記リボンロールを収容したカートリッジケースと、を備え、テープ印刷装置に装着可能なテープカートリッジAとしてのテープカートリッジであって、
前記カートリッジケースには、前記受容部に受容された阻止部、が設けられ、
前記阻止部は、前記テープロールAが、前記テープ印刷装置に装着可能なテープカートリッジBが備えるテープロールBであって、前記テープAとは種類の異なるテープBと、前記テープBが巻回され前記テープコアAとは形状が異なるテープコアBと、を有する前記テープロールBと誤って交換されるときに、前記テープコアBに当たることで、前記テープコアBのコア穴へ前記コア突起が挿入されることを阻止することを特徴とするテープカートリッジ。 - 前記ベース壁部には、前記コア突起の径方向外側に位置して、前記テープコアBの端面に当たることで前記阻止部として機能する外側凸部が設けられ、
前記テープコアAの端面には、前記コア穴の径方向外側に位置して、前記受容部として機能する外側凹部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のテープカートリッジ。 - 前記テープコアBの前記コア穴の内部には、コア穴リブ部が設けられ、
前記コア突起は、前記テープコアBの前記コア穴リブ部に当たることで、前記阻止部として機能し、
前記テープコアAの前記コア穴の内部には、前記コア突起が当たらない位置にコア穴リブ部が設けられ、前記コア穴が前記受容部として機能することを特徴とする請求項1に記載のテープカートリッジ。 - 前記ベース壁部には、前記コア突起の外縁部に位置して、前記テープコアBの端面に当たることで前記阻止部として機能する外縁凸部が設けられ、
前記テープコアAの端面には、前記コア穴の端部である突起挿入口の外縁部に、前記受容部として機能する外縁凹部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のテープカートリッジ。 - 前記カートリッジケースは、ケース部本体と、前記ケース部本体に対して前記テープロールAと一体に回転可能に設けられた回転体と、を含み、
前記回転体は、前記コア突起として機能する第1回転体部と、前記テープコアBの端面に当たることで前記阻止部として機能する第2回転体部と、を含み、
前記テープコアAの端面には、前記第2回転体部と係合し、前記受容部として機能する係合凹部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のテープカートリッジ。 - 前記第2回転体部は、多角柱状に形成され、
前記係合凹部は、前記第2回転体部に対応した形状に形成されていることを特徴とする請求項5に記載のテープカートリッジ。 - 前記第2回転体部および前記係合凹部の一方には、凸部が設けられ、
前記第2回転体部および前記係合凹部の他方には、前記凸部と係合可能な凹部が設けられていることを特徴とする請求項5に記載のテープカートリッジ。 - 未使用の前記テープカートリッジAにおいて、前記インクリボンの長さは、前記テープAの長さの2倍以上であることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一項に記載のテープカートリッジ。
- 前記インクリボンの残量を示す情報を記憶可能な回路基板、を備え、
前記テープカートリッジAは、前記回路基板に記憶された情報を読み取り可能な前記テープ印刷装置に装着可能であることを特徴とする請求項8に記載のテープカートリッジ。 - テープ印刷装置に装着可能なテープカートリッジAが備えるテープロールAとしてのテープロールであって、
前記テープカートリッジAは、前記テープロールAと、リボンロールと、カートリッジケースと、を備え、
前記テープロールAは、テープAと、コア穴および受容部が設けられ、前記テープAが巻回されたテープコアAと、を有し、
前記リボンロールは、インクリボンと、前記インクリボンが巻回された繰出しコアと、を有し、前記カートリッジケースは、ベース壁部と、前記ベース壁部から突出し前記コア穴に挿入されたコア突起と、を有し、前記テープロールAを他のテープロールAと交換可能に収容し、前記リボンロールを収容し、
前記カートリッジケースには、前記テープロールAが、前記テープ印刷装置に装着可能なテープカートリッジBが備えるテープロールBであって、前記テープAとは種類の異なるテープBと、前記テープBが巻回され前記テープコアAとは形状が異なるテープコアBと、を有する前記テープロールBと誤って交換されるときに、前記テープコアBに当たることで、前記テープコアBのコア穴へ前記コア突起が挿入されることを阻止する阻止部、が設けられ、
前記カートリッジケースに収容された前記テープロールAの前記テープコアAに設けられた前記受容部は、前記阻止部を受容することを特徴とするテープロール。 - テープAと、コア穴および受容部が設けられ、前記テープAが巻回されたテープコアAと、を有する複数のテープロールAと、
インクリボンと、前記インクリボンが巻回された繰出しコアと、を有するリボンロールと、
ベース壁部と、前記ベース壁部から突出し前記コア穴に挿入されたコア突起と、を有し、複数の前記テープロールAのうちの一のテープロールAを他のテープロールAと交換可能に収容可能であり、前記リボンロールを収容可能なカートリッジケースと、を備え、テープ印刷装置に装着可能なテープカートリッジAを構成可能なテープカートリッジセットであって、
前記カートリッジケースには、前記受容部に受容される阻止部、が設けられ、
前記阻止部は、前記テープ印刷装置に装着可能なテープカートリッジBが備えるテープロールBであって、前記テープロールAが、前記テープAとは種類の異なるテープBと、前記テープBが巻回され前記テープコアAとは形状が異なるテープコアBと、を有する前記テープロールBと誤って交換されるときに、前記テープコアBに当たることで、前記テープコアBのコア穴へ前記コア突起が挿入されることを阻止することを特徴とするテープカートリッジセット。
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