JPH06234207A - 印刷機ローラおよびシリンダの自動クリーニングシステム - Google Patents

印刷機ローラおよびシリンダの自動クリーニングシステム

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JPH06234207A
JPH06234207A JP5269744A JP26974493A JPH06234207A JP H06234207 A JPH06234207 A JP H06234207A JP 5269744 A JP5269744 A JP 5269744A JP 26974493 A JP26974493 A JP 26974493A JP H06234207 A JPH06234207 A JP H06234207A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印刷機に使用される一つまたはそれ以上のロ
ーラ72をクリーニングする改良されたブレード組立体
60を提供する。 【構成】 ブレード組立体のブレードユニット64によ
ってローラの液体および固体デブリがこすり取られ、被
覆システム170の被覆材によってブレードユニットが
被覆される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】この発明は、固体および液体デブリを印
刷機の種々のシリンダおよびローラからクリーニングす
る改良されたクリーニングシステムに関するものであ
り、特に、ウォッシュアップ作業のとき、クリーニング
組立体の要素を汚れないよう保護する装置を有し、固体
および液体デブリ(debris)を印刷機のブランケットシ
リンダ、インプレッションシリンダ、プレートシリンダ
またはインキローラ列からクリーニングする改良された
クリーニング組立体に関するものである。
【0002】
【背景】印刷作業で困難で時間のかかる作業の一つは、
種々の印刷機ローラおよびブランケットシリンダ、イン
プレッションシリンダ、プレートシリンダなどのシリン
ダ、特に、インキローラ(総称して“インキローラ列”
という)からインキおよびその他のデブリを周期的にク
リーニングすることである。これらのクリーニング作業
は、通常、“ウォッシング”または“ウォッシュアッ
プ”作業と呼ばれている。このようなウォッシュアップ
作業では、紙の塵埃、デブリおよびその他の汚染物質を
インキローラ列から取り除き、印刷製品の品質を向上さ
せることが要求される。さらに、印刷機の作業者によっ
てインキの色の交換がなされるとき、インキローラ列の
ウォッシュアップ作業が要求される。
【0003】インキローラのウォッシングは単調な作業
であり、印刷機の作業者の重要な(場合によっては危険
な)手作業の介入が要求される。印刷機の作業者は普
通、クリーニング溶剤を直接印刷シリンダおよびインキ
ローラ列に“噴出”させるか、またはその他の方法で適
用する。溶剤はインキおよびその他のデブリをシリンダ
およびインキローラから弛緩させ、その後、それが印刷
機からこすり落とされるか、またはその他の方法で取り
除かれる。こすり落とし作業は困難で、時間のかかる作
業であり、従来はシリンダおよびローラの表面を手作業
で拭い、溶剤、インキおよびその他の固体デブリをとい
またはパンに収集するか、または布切れまたはその他の
吸収体で吸い取ることができるようにせねばならなかっ
た。
【0004】印刷機を手作業でクリーニングすることに
代えて、シリンダまたはインキローラに係合し、インキ
またはその他のデブリをこすり取ることができるよう設
計された装置によってウォッシュアップ作業をなすこと
もできる。このような装置は、例えばエアまたはその他
のガスが満たされ、シリンダまたはローラの表面に軽く
接触し、デブリを取り除く膨張ブラッダ(bladder )を
有する。拭い取るブレードを使用した装置によってデブ
リをシリンダおよびインキローラからこすり取ることも
できる。しかしながら、ウォッシュアップ作業後、ブレ
ードが十分洗浄されないことがある。この結果、次のウ
ォッシングのとき、ブレードチップの幾何学的形状が変
化し、印刷機ローラをクリーニングするブレードの有効
性が低下し、ブレードの平均寿命が短縮される。
【0005】図1および図2はインキローラのための印
刷機ウォッシャシステムの従来例の斜視図である。この
ような従来のシステムの一例は、コネチカット州 スタ
ンフォードのボールドウィン グラフィック プロダク
ツで製造されているモデル430“自動印刷機インキロ
ーラウォッシャ”である。図1および図2に示されてい
るように、従来の代表的印刷機ウォッシャシステム10
は、印刷機14上に回動可能に取り付けられたブレード
組立体24を有し、これはインキローラ列16をクリー
ニングするブレードユニット12を有する。ブレード組
立体24はソレノイド54で制御されるピストン操作手
段52を介してローラ列16に係合するよう回動され
る。システム10は例えばインキローラ列16の頂端ま
たはその付近に取り付けられた一つまたはそれ以上のス
プレーバー20を有する。スプレーバー20はクリーニ
ング溶剤または流体をインキローラ列16に供給する。
過度の溶剤かスプレーバー20の下方に取り付けられた
スプレーバードリップパン22に収集され、収集システ
ム(図示せず)に帰還する。溶剤はインキローラ列16
を形成する個々のローラに流れる。ローラ間の押し付け
作用により、インキおよびデブリがそこから取り除か
れ、インキローラ列16の下部に流れる。
【0006】図示されているように、システム10はイ
ンキローラ列16の下部で印刷機フレームに回動可能に
取り付けられたブレード組立体24を有する。ブレード
組立体24はウォッシング作業のとき、インキ、デブリ
またはその他の汚染物をインキローラ列16から取り除
き、このようなデブリをドリップパンまたは収容とい1
8内に堆積させる。ブレード組立体24の操作のとき、
ブレードユニット12がインキローラ列16のローラ1
5に係合し、解放されたインキおよび溶剤をインキロー
ラ列16から取り除く。インキおよび溶剤がその後、印
刷機ウォッシャとい18内に吸収され、最終的に処理さ
れる。しかしながら、ブレードユニットおよびといがイ
ンキおよび溶剤によって汚れないよう保護されておら
ず、前述したように、それがブレードの摩耗などの有害
作用を受け、次のウォッシュアップ作業のとき、作業者
の手作業が要求される。
【0007】代表的印刷機ウォッシャシステムは、印刷
機ウォッシャシステム10の作用を制御する制御装置4
0を有する(図3に示されている)。制御装置40は印
刷機の作業者が複数の個別の印刷機ウォッシャシステム
10を同時に制御することを可能にする。制御装置40
は普通、ウォッシャシステム10を制御するための周知
の市販されているソフトウエア、電子要素および内部回
路を含む。図3に示されているように、システム制御装
置40はシステム10の重大な特性を制御する複数のキ
ーパッドインプットを有する制御パネル42に接続され
る。例えば、キーパッドにより印刷機の作業者は印刷機
ウォッシャシステム10の作用を指令するスプレーウオ
ッシュ時間、印刷機クリーニング時間およびその他の変
数を含むシステムのパラメータおよび情報を入れること
ができる。
【0008】個々のウォッシャシステム10へのインプ
ット接続部45が流体、エアボックス46に接続され、
複数の印刷機ウォッシャシステム10に供給するよう設
計された中央源からのクリーニング溶剤および加圧され
たエアの供給源を制御する。図3および図4に示されて
いるように、個々の流体、エアボックス46は各ウォッ
シャシステム10への溶剤流体および加圧されたエアを
調整する一つまたはそれ以上の溶剤バルブ48およびエ
アバルブ50を有する。溶剤バルブ48は個々のスプレ
ーバー20に接続され、エアバルブ50はブレード組立
体24の作用を制御するピストン操作手段52(図2に
示されている)に接続されている。これらのバルブ4
8、50がソレノイド54によって個別に制御され、そ
の作用はシステム制御装置40によって制御される。し
たがって、印刷機の作業者は制御パネル42への情報イ
ンプットによって適宜のソレノイド54を操作し、バル
ブ48、50の開閉を制御することができる。この情報
が入ると、信号がシステム制御装置40に送られ、個々
のエア、流体ボックス46のソレノイド54が制御さ
れ、スプレーバー20からの溶剤の放出および操作手段
50へのエアの放出の量および時間が調整され、ローラ
15に対するブレード組立体24の作用が制御される。
【0009】このウォッシュアップ作業では、最終的に
インキローラ列16から取り除かれた流体および固体廃
棄物を収集し、処理する必要がある。このシステムの欠
点は、トレイまたはパンに収集された液体および固体デ
ブリに起因する。これらのシステムでは、パンによって
インキローラウォッシングユニットの永久的取付部が形
成されていることがあり、それを印刷機から取り外し、
収集された液体および固体デブリを処理することができ
るようにするのは容易ではない。他の欠点は、システム
の要素がインキ、溶剤またはデブリによって汚れないよ
う保護されていないということである。ウォッシング作
業が完了すると、次の印刷作業に先立ち収集パン、ブラ
ッダまたはブレードおよびウォッシュ組立体のその他の
要素を手作業でクリーニングする必要がある。このよう
な作業は単調であり、時間がかかり、困難性を伴い、作
業者が汚れた要素をクリーニングするための長い休止時
間が要求される。この結果、作業者がウォッシュアップ
を怠り、要素に過度の摩耗が生じ、その平均寿命が短縮
されることがある。
【0010】これらの問題を解決するためのものがPC
T出願JP90/00191号“印刷機に使用されるイ
ンキローラ列をクリーニングする方法および装置”に記
載されている。その図8を参照すると、オイル凝固剤で
化学処理された特別のクリーニング布帛がドクタブレー
ドに使用され、軟化されたインキがインキローラから布
帛にこすり落とされ、吸収される。この装置では、クリ
ーニング布帛を加熱し、オイル凝固剤を溶解させ、それ
をインキに混合させる特別のヒータ装置が要求される。
その後、布帛を空冷し、インキがクリーニング布帛内で
ゼラチン状をなすようにし、これを処理することができ
る。この装置では、インキ収集パンの下方に配置される
ヒータ装置を含む特別の機械が要求され、これを現存の
印刷機に取り付けるのは容易ではない。また、この従来
の装置は、ウォッシュアップ作業のとき、システムの汚
れを防止または軽減するためのものではなく、廃棄イン
キおよび溶剤をシステムから収集するためのものであ
る。ウォッシュアップ作業後、作業者はシステムの要素
をクリーニングせねばならない。
【0011】したがって、印刷機に使用される種々のシ
リンダおよびローラおよびインキングシステムローラの
ためのウォッシュアップ装置が必要であり、ブレード組
立体を改良し、ウォッシング作業の自動化が容易であ
り、それを現存の印刷機に取り付けることが容易であ
り、ブレードがクリーニングされた状態に保たれ、その
寿命がのび、摩耗が減少し、ブレードがその幾何学的形
状を維持し、ウォッシュアップ作業のとき、インキロー
ラが効果的にこすり取られ、収集された固体および液体
廃棄物の処理が簡単であり、ウォッシング作業間におい
てウォッシング要素をクリーニングする時間および労力
が除去されるようにすることが必要である。
【0012】したがって、この発明の目的は、印刷機の
種々の印刷機ローラおよびインキローラ列をクリーニン
グするウォッシュアップ要素のための改良されたブレー
ド組立体および被覆システムを有する自動印刷機ウォッ
シャシステムを提供することにある。
【0013】この発明の他の目的は、ウォッシング作業
間のシステム要素のクリーニングに要求される時間およ
び労力を軽減することができる印刷機のシリンダおよび
インキローラ列をクリーニングする改良されたブレード
組立体および被覆システムを有する自動印刷機ウォッシ
ャシステムを提供することにある。
【0014】この発明の他の目的は、印刷作業後、種々
の印刷機ローラおよびインキローラ列から収集された使
用された溶剤、インキおよび固体デブリの取り除き、お
よび処理が容易である印刷機のシリンダおよびインキロ
ーラ列をクリーニングする改良されたブレード組立体を
有する自動印刷機ウォッシャシステムを提供することに
ある。
【0015】この発明の他の目的は、付加的要素を伴わ
ず、現存の印刷機ユニットに取り付けることが容易であ
る印刷機のシリンダおよびインキローラ列をクリーニン
グする改良されたブレード組立体を有する自動印刷機ウ
ォッシャシステムを提供することにある。
【0016】この発明の他の目的は、ウォッシング作業
のとき、個々の要素がインキ、溶剤またはデブリで汚れ
ないよう保護することができる印刷機のシリンダおよび
インキローラ列をクリーニングする改良されたブレード
組立体を有する自動印刷機ウォッシャシステムを提供す
ることにある。
【0017】
【発明の概要】これらの目的は、印刷機ローラウォッシ
ュアップ作業に使用されるこの発明の被覆システムを有
する改良されたブレード組立体によって達成される。
【0018】この装置をオフセット印刷機のブランケッ
トシリンダ、インプレッションシリンダおよびプレート
シリンダを含む周知の印刷機の種々のシリンダのクリー
ニングに使用することができる。便宜上、この発明を印
刷機のインキングシリンダに適用したものを説明する
が、この発明を前述した他のシリンダに適用することも
できる。
【0019】改良されたブレード組立体を前述した種々
の周知のウォッシングシステムに使用することができ
る。溶剤が手作業で適用されるのではなく、これらのウ
ォッシングシステムがインキローラ列の頂部に配置され
た一つまたはそれ以上のスプレーバーを有し、クリーニ
ング溶剤を列に適用し、インキおよびデブリをローラか
ら弛緩させるようにしてもよい。過度の溶剤はスプレー
バーの下流に配置されたドリップトレイに収集される。
このシステムは、印刷機に取り付けられたブレード組立
体を有する。改良されたブレード組立体がインキローラ
に係合および離脱するよう配置され、弛緩されたイン
キ、過度の溶剤およびその他のデブリをインキローラ列
からこすり取る。
【0020】ブレード組立体全体が回動可能に取り付け
られ、システム制御装置からの指令に基づき、それがイ
ンキングローラに押し付けられ、係合する。ブレード組
立体はデブリを容器またはといにこすり落とし、収集す
る弾性ブレード部材を有する。
【0021】特に、被覆システムによってブレードユニ
ットを保護し、ブレードの摩耗を大きく軽減し、その寿
命をのばすことができ、同時にウォッシング作業のと
き、ブレード部材が汚れることを防止することができ
る。被覆システムは種々の方法で提供することができ
る。好ましい実施例では、被覆システムはロール供給源
から得られる連続被覆材の新しい部分を送る手段として
構成される。被覆材は液体を通さず、化学物質に対する
抵抗をもち、低い摩擦係数(μ)をもち、過度のこすり
取り作用および発熱を伴わず、ブレードをローラにスラ
イド係合させることができる。特に、例えばウォッシュ
アップ作業において、十分な量の溶剤が使用されていな
いとき、このような状態が生じ、保護被覆材によりブレ
ードユニットがローラに作用しても過度の摩擦または金
属音は生じない。
【0022】巻取ロールを収容といの領域内に取り付
け、被覆材の使用された部分を後退させることができ
る。ブレード組立体がインキングローラに押し付けら
れ、係合するか、またはブレード組立体がそれから後退
するとき、それによって操作される機構によって供給お
よび巻取ローラが連結されることが好ましい。ブレード
組立体の回動操作により、新しい被覆材が供給ロールか
ら自動的に前進し、使用された被覆材が巻取ロールに後
退し、被覆材を前進または後退させるための付加的モー
タまたはその他の装置は要求されず、印刷機の作業者の
手作業の必要性は軽減される。
【0023】他の実施例において、被覆システムを例え
ばブレードを被覆する“スリップオン”方式、またはブ
レード部材の形状に形成された取り外し可能の被覆材と
して構成することができる。
【0024】収容といはブレード組立体の永久的取付部
または溶剤およびインキを収容する経済的な取り外し可
能のユニットとして形成してもよい。好ましい実施例に
おいて、といに吸収性のある詰物を収容し、といを汚れ
ないよう保護し、インキ列から収集されたインキおよび
溶剤を吸収するようにしてもよい。
【0025】ブレードの被覆材がブレードユニットをわ
ずかに越えてのび、収容といの内部の一部を被覆するよ
うにし、ウォッシングのとき、といを汚れないよう保護
してもよい。他の実施例において、といをブレード組立
体に設けてもよく、使い捨て式バッグ状インサートをフ
レームに取り付け、ブレード組立体に支持してもよい。
【0026】以下、この発明の実施例を説明する。
【0027】
【実施例の説明】図面を参照すると、同一の符号が同一
の要素に付され、この発明の自動印刷機ウォッシャシス
テムが示されている。前述したように、この装置を印刷
機のインキローラ列のクリーニングに使用したものを説
明するが、この装置を印刷機のその他のローラ、または
プレートシリンダ、インプレッションシリンダまたはブ
ランケットシリンダなどのシリンダのクリーニングに使
用してもよい。
【0028】図5に示されているように、改良されたブ
レード組立体60が印刷機のフレーム62に取り付けら
れた固定スタッド式回動軸100のまわりに回動可能に
取り付けられており、それはインキングローラ列70の
最も下方のインキローラ72に係合するブレードユニッ
ト64を有する。ブレード組立体60は二つの作用位置
間を回動する。第1作用位置では、ブレードユニット6
4がインキングローラ72から離れるよう付勢され、ブ
レードユニット64とインキングローラ72は接触しな
い。第2作用位置では、ブレードユニット64がインキ
ングローラ72の表面に接触した状態に保たれ、デブリ
がインキングローラ72からクリーニングされ、取り除
かれる。
【0029】ブレード組立体60を前述した第1および
第2位置間に回動させるのは、印刷機のフレーム62に
取り付けられたアクチュエータ65であり、これがブレ
ード組立体60に係合し、ブレード組立体を回動軸10
0のまわりに回転させる。圧縮エアを印刷機の設置環境
下で容易に利用することができ、ニューマチックアクチ
ュエータを使用することが好ましい。しかしながら、ニ
ューマチックアクチュエータを使用することはこの発明
に重要ではなく、適宜の電気的または液圧アクチュエー
タをこの発明に使用してもよい。
【0030】図示されているように、ブレード組立体は
アクチュエータ65が故障したとき補助手動装置として
使用されるか、またはブレード組立体60を作用位置に
回動させる手段として使用される手動操作手段を有す
る。ここでは、操作ノブ150がフレーム62に回転可
能にねじ合わされている。ノブ150はブレード組立体
60に取り付けられたブラケット154と係合する固定
シャフト152を有する。スプリング156の両端がブ
ラケット154およびフレーム62に取り付けられてい
る。作業のとき、印刷機の作業者はノブ150を回転さ
せ、固定シャフト152をブラケット154に押し付
け、ブレード組立体60を回動軸100のまわりに時計
方向に回動させ、ブレードユニット64をインキングロ
ーラ72に係合させることができる。操作のとき、スプ
リング156が圧縮され、ノブ150およびシャフト1
52を逆方向に回転させ、これによってブレード組立体
60を離脱させるとき、スプリングはブレード組立体6
0を回動軸100のまわりに反時計方向に付勢する付勢
力を提供する。
【0031】ブレードユニット64は長さ方向ブレード
66および半剛性軟質部材68を含み、軟質部材68は
ゴム、プラスチックなどで形成されていることが好まし
く、それが最も下方のインキングローラ72に係合し、
溶剤およびインキをこすり取る。軟質部材68はインキ
ングローラ72の表面を損傷させない程度の柔らかさで
あり、インキ、溶剤およびデブリをローラ72からこす
り取ることができる剛性を提供する弾性をもつことが好
ましい。
【0032】ブレード組立体60はブレードユニット6
4の下方に配置された収集トレイまたはとい80を有
し、それはインキングローラ72の軸に平行に長さ方向
にのびる。図示されているように、収集トレイ80はイ
ンキングローラ72からこすり取られる溶剤およびイン
キをトレイ80の内部に入れ、収集するための開口端8
1を有する。トレイ80をブレード組立体60の一部を
形成するL字状サポート82に取り付けてもよい。トレ
イ80は矩形状横断面であることが好ましいが、それに
制限されない。印刷機の設計および使用者にとって便宜
のその他の形状を使用し、前述した作用が得られるよう
にしてもよい。
【0033】トレイ80はスチール、プラスチック、ゴ
ム、ビニルなどの成型材料で形成してもよく、どのよう
な経済的材料で成型してもよい(例えば、アルミニウム
または錫などの金属で成型してもよい)。しかしなが
ら、トレイ80が使い捨てのものであり、再使用されな
いとき、それを厚紙などの紙材料で形成してもよい(そ
の内部がワックスまたはプラスチックなどの防水物質で
コーティングされていることが好ましい)。
【0034】トレイ80はブレード組立体60の永久的
部分を形成する非使い捨てユニットとして構成してもよ
い。後述するように、トレイ80に吸収性のある材料9
3を収容し、トレイの内部を汚れないよう保護し、イン
キ列70からこすり取られ溶解されたインキ、溶剤を収
集するようにしてもよい。したがって、ウォッシュアッ
プ作業のとき、トレイ80が汚れることを防止すること
ができる。
【0035】これに代えて、トレイ80をブレード組立
体60から通常の方法で取り外し、通常のクリーニング
および再使用が可能であるようにすることもできる。こ
の場合、ウォッシング作業後、トレイ80が収集された
インキおよび溶剤で満たされると、作業者は汚れたトレ
イ80をサポート82から簡単に解放し、それを迅速に
クリーニングするか、またはそれを新しいものと取り換
えることができる。溶剤、インキの排出およびクリーニ
ングのとき、汚れたトレイ80を離れた位置に配置し、
それを再使用することができるようにしてもよい。
【0036】トレイ80は溶剤、インキが満たされたも
のを処理するに適した取り外し可能のユニットとして形
成してもよい。この場合、汚れたトレイ80をそのまま
廃棄し、インキ、溶剤を迅速に好適に処理することがで
きる。永久的トレイの場合、ブレード組立体60の一部
として回動するL字状サポート82が使い捨てトレイ8
0を支持する。使い捨てトレイ80は実質上サポート8
2の大きさに適合する。サポート82はトレイ80を周
知の方法で解放可能に支持し、取り付けるための周知の
複数のクリップまたはその他の装置を有するものであっ
てもよい。
【0037】種々のシステム要素が汚れないようにする
ため、この発明は、ウォッシュアップ作業のとき、ブレ
ードユニット64およびとい80を汚れないよう保護す
る被覆システム170を有する。
【0038】被覆システム170に使用される材料は、
幾つかの基本的特性をもつ。材料はその作用温度の範囲
(代表的には、10〜150℃)に耐える熱抵抗のもの
であるべきである。
【0039】被覆材が比較的低い摩擦係数(μ)をも
ち、ブレード68がローラ72の表面をなめらかに効果
的に走行するようにすべきである。作用のとき、ローラ
の被覆材(例えば、スチール、ゴムまたは布帛)および
溶剤の量(潤滑剤として作用する溶剤)によって摩擦係
数が変化する。被覆材が0.10〜0.40の範囲の動
摩擦係数(μ)をもち、システムに実際に現れる溶剤の
量に関係なくブレードを種々のローラの表面に滑らかに
係合させることができるようにすべきである。
【0040】したがって、低い係数の利点は多数にのぼ
り、それはウォッシュアップサイクルのとき、十分では
ない溶剤によって生じる過度の発熱および摩耗を防止
し、それはブレード68の平均寿命をのばし、そして、
それは溶剤が不足し、ブレード68とローラ72間の摩
擦の大きさが増したとき、ブレード68が印刷機ローラ
の下方に逸れ、引き下げられることを防止する。
【0041】他の特徴は、被覆材が比較的薄いというこ
とである(すなわち、0.48〜10milsの範囲内)。
ブレードのチップ68aの幾何学的形状を保ち、ブレー
ド68によってローラ72を効果的にクリーニングする
上に薄い材料は必要である。
【0042】被覆材の他の機械的特性は、研磨抵抗、化
学的抵抗(ウォッシュアップ作業で生じる種々の溶剤お
よび化学物質に耐える)、高い温度での良好な寸法安定
性、および良好な専断強さを含む。3Mコーポレイショ
ンで製造されたPTFEフィルム、“カプトン”フィル
ムまたはVHMWポリエチレン、ジェームス リバーコ
ーポレイションで製造された“フリーザラップ”、“デ
リフレッシュペーパ”および“スノーファイバ‐コール
ドロックポリマ”などの種々のワックスタイプ紙および
テフロンを含む被覆材のための種々の材料がテストされ
た。しかしながら、およそ0.50〜2milsの厚さのマ
イラ(Mylar )(デュポン コーポレイションで製造)
が前述した特性を得る上に最も好ましく、1.0milsの
厚さのものによって最も好ましい結果が得られることが
わかった。乾式作用のとき(すなわち、溶剤のないと
き)、マイラはスチールで被覆されたローラに対する
0.28の動摩擦係数(μ)およびゴムで被覆されたロ
ーラに対する0.28の動摩擦係数(μ)を示し、その
範囲は適当であると信じられる。
【0043】被覆システム170を種々の方法で構成す
ることができ、すべての実施例にブレード組立体60の
永久的部分を形成するトレイ80または使い捨てのトレ
イ80を使用してもよい。
【0044】図6は図5のブレード組立体60の断面図
であり、ブレード組立体60の操作のとき、被覆システ
ム170を自動的に操作するための好ましい実施例を示
す。
【0045】被覆材の供給ロール90がとい80の外面
に取り付けられた固定供給シャフト102のまわりに挿
入されている。供給ロール90は供給シャフト102の
まわりを自在に回転し、被覆材104を後述する方法で
供給することができる。供給ロール90を周知の方法で
供給シャフト102から解放し、使用された供給ロール
90を交換することができるようにしてもよい。
【0046】トレイ80の外面に取り付けられているの
は一対のギヤ105、110および中央ギヤ115であ
る。中央ギヤ115はトレイ80に取り付けられた軸1
16のまわりに回転可能に取り付けられ、両方のギヤ1
05、110に噛み合わされている。中央ギヤ115は
時計方向および反時計方向に回転自在である。
【0047】ギヤ105はワンウェイクラッチベアリン
グ114に取り付けられ、これはフレーム62に取り付
けられた回動軸100のまわりに配置されている。ギヤ
110は巻取シャフト120に取り付けられている。シ
ャフト120はその両端がトレイ80の側面に回転可能
に取り付けられており、トレイ80の内部を通り、長さ
方向にのびる。巻取シャフト120は周知の方法で解放
することができるよう構成され、必要に応じてまたは指
令に基づき作業者はそれを取り外すことができる。図示
されているように、巻取シャフト120の一端がトレイ
80の一方の側面に支持されたクラッチベアリング11
2を貫通している。
【0048】作業のとき、アクチュエータ65(または
前述したように、ノブ150を介して手作業によって)
が操作され、ブレード組立体が回動軸100のまわりを
時計方向に回転する。操作のとき、ワンウェイクラッチ
ベアリング114が回動軸100のまわりにロックさ
れ、ブレード組立体60が適所に操作されると、ギヤ1
05が回動軸100のまわりにロックされ、回転しな
い。ブレード組立体60の操作のとき、本質的にギヤ1
05は“ロックド”ギヤになる。これは中央ギヤ115
を時計方向に回転させ、ギヤ110(およびその巻取シ
ャフト120)を反時計方向に駆動し、使用された被覆
材を巻き取り、新しい被覆材104を供給ロール90か
ら前進させる。各ギヤ105、110、115の歯の数
およびギヤ比を適宜選定し、適当長さの新しい被覆材を
供給ロール90から後退させ、ウォッシング作業のと
き、新しい被覆材によってクリーニングブレード68の
係合チップ68aが完全に被覆されるようにすることが
好ましい。要求される被覆材の最小長さはおよそ1/4
インチ(1/4″)である。したがって、この装置を、
ウォッシング作業のとき、要求される長さの被覆材10
4だけが消費され、各被覆材供給ロール90の寿命およ
び有効性が大きくのびるよう構成することができる。
【0049】ウォッシュアップ作業が完了すると、アク
チュエータ65が消勢される。操作のとき、圧縮されて
いたスプリング156がブレード組立体60を回動軸1
00のまわりに反時計方向に付勢する。被覆材104の
使用された部分がロール供給源90に後退し、戻らない
ようにするため、ブレード組立体60の消勢のとき、ク
ラッチベアリング112がシャフト120のまわりにロ
ックされ、巻取シャフト120(したがって、ギヤ11
0)が時計方向に回転することは防止される。したがっ
て、ギヤ110が“固定ギヤ”になり、中央ギヤ115
が軸116のまわりに時計方向に回転する。ブレード組
立体60が消勢されると、ワンウェイクラッチ114が
解放され、ギヤ105は時計方向に回転し、中央ギヤ1
15に噛み合うことができる。したがって、使用された
被覆材104は巻取シャフト120からロール供給源9
0に後退することはできない。
【0050】図7および図8は被覆システムを自動的に
操作する他の方法を示す。ここでは、ギヤ105がフレ
ーム62に取り付けられたスタッド100の先端に回転
しないよう固定されている。後述するように、スタッド
100はトレイ80の側壁に形成された弓状スロット2
05内を進行する。トレイ80の外面にスライド接触す
るよう配置された平坦係合面200aを有するガイド部
材200がフレーム62に取り付けられている。図示さ
れているように、ガイド部材200がスタッド100を
包囲し、スタッド100の中心が弓状スロット205の
中心円弧205aに沿って進行する。
【0051】図6に示されているように、ギヤ105が
ギヤ110に噛み合わされた中央ギヤ115に噛み合わ
されている。図示されているように、中央ギヤ115は
フレーム62に取り付けられた回動軸116に取り付け
られている。回動軸116はフレーム62およびトレイ
80に支持された一対のベアリング116a内で回転自
在である。
【0052】ワンウェイベアリングクラッチ110aが
ギヤ110内に支持されている。巻取シャフト120は
ワンウェイベアリングクラチ110aを貫通し、その両
端はトレイ80の一端に支持されたベアリング120a
に回転可能に支持されている。
【0053】作業において、ブレード組立体60が前述
したように係合する。その後、ブレード組立体が回動軸
116のまわりを回動し、スタッド110はスロット2
05の長さ方向に進行自在である。回転しないよう固定
されたギヤ105がギヤ115を駆動する(これは回転
自在である)。ギヤ115がギヤ110を駆動し、巻取
ロール120が前述した方法で回転する。ワンウェイク
ラッチ110aはそれが操作位相でシャフト120にロ
ックされ、ギヤ110に生じる回転力をシャフト120
に伝達するよう構成されている。
【0054】ブレード組立体が消勢されると、クラッチ
110aのロックが解除され、ギヤ110はシャフト1
20のまわりを自在に回転することができる。ギヤ11
0からシャフト120に動力は伝達されないため、シャ
フト120はそのベアリング120a内で回転しない。
したがって、被覆材はシャフト120から巻取ロール9
0に引き戻されない。
【0055】図9は被覆システムを自動的に操作する他
の方法を示す。ここでは、スタッド100がフレーム6
2に固定されており、それはトレイ80の側壁内に支持
されたベアリング100aを貫通する。第2ベアリング
100bがスタッド100の他端に配置されている。ベ
アリング100bはギヤ105内に支持されている。
【0056】トレイ80に固定されたピン300はギヤ
105の大きさに対応する歯300aを有する。歯30
0aはギヤ105の歯と噛み合う。
【0057】巻取シャフト120はトレイ80の各側壁
に支持された一対のベアリング120aを介してトレイ
80の一端に回転可能に配置されている。シャフト12
0はワンウェイクラッチ110aを貫通する。図示され
ているように、ワンウェイクラッチ110a自体がギヤ
110内に支持されている。
【0058】作用において、ブレード組立体60はスタ
ッド100のまわりを回動操作される(ベアリング10
0aはトレイ80をスタッド100のまわりに回動させ
ることができる)。ベアリング100bのまわりを自在
に回転するギヤ105が固定ピン300の歯300aに
よって駆動される。ブレード組立体の操作位相のとき、
ワンウェイクラッチ110aが巻取シャフト120にロ
ックされる。したがって、ギヤ105がギヤ110を駆
動し、動力が巻取シャフト120に伝達され、使用され
た被覆材料が巻き取られる。
【0059】ブレード組立体60が消勢されると、ワン
ウェイクラッチ110aが巻取シャフト120から離脱
され、ギヤ110は巻取シャフト120のまわりを自在
に回転する。したがって、ピン300がギヤ105に係
合し、ギヤ110を回転させ、動力は巻取シャフト12
0に伝達されず、被覆材の使用された部分は供給ロール
90に引き戻されない。
【0060】図示されているように、トレイ80の外側
のスタッド100の一端は矩形状をなす。この矩形状端
をフレーム62に形成されたノッチ310に解放可能に
係合させることができる。このような構成は、スタッド
100の回転に対する固定作用を提供し、ブレード組立
体60を印刷機から解放するための適宜の手段を提供す
る。
【0061】図示されている実施例において、種々の要
素(ベアリング、クラッチなど)をギヤ105、11
0、115がトレイ80の内部またはトレイ80の外側
に配置されるよう構成することができるのは明らかであ
る。
【0062】被覆システム170を操作するための種々
の他の構成を使用することができるのはもちろんであ
る。中央ギヤ115のある種々の他の構成、またはそれ
のない種々の他の構成も可能である。ブレード組立体6
0の回動のとき、被覆システムを自動的に操作する種々
のレバーまたはリンク構成を使用することもできる。さ
らに、操作システムを適宜構成し、ブレード組立体およ
び印刷機ローラの作用のときではなく、ブレード組立体
60が印刷機ローラ72から離れるとき、被覆材が供給
ロール90に前進するようにしてもよいのは明らかであ
る。
【0063】図16に示されているように、すべての実
施例において、トレイ80にその大きさに形成された吸
収性のある詰物93を収容し、ローラ列70から収集さ
れた溶剤、インキおよびデブリを保持することができ
る。被覆システム170に関連する要素の配置を考慮
し、詰物93の形状、大きさまたはその他のディメンジ
ョンを適宜選定し、それが被覆システムの作用に干渉し
ないようにすることができるのはもちろんである。詰物
93を後述する種々の被覆システムと組み合わせ、永久
的または使い捨てのトレイ80に使用することができ
る。詰物93は高い吸収性をもち、印刷機の全日運転お
よび繰り返されるウォッシュアップ作業に耐えることが
でき、詰物をトレイ80から絶えず取り外す必要はな
く、トレイ80の内部を汚れないよう保護することがで
きるようにすべきである。このような適当な詰物は、例
えばペンシルバニア州 チプトンのニュー ピッグ コ
ーポレイションで製造されている登録商標“PIG”吸
収性詰物などの吸収体で形成されていることが好まし
い。
【0064】被覆システムの種々の他の実施例が図10
〜図16に示されている。図10において、被覆システ
ム74は印刷作業の前、ブレード部材68上をスリップ
する長さ方向バッグ71を有する。スリッポン式バッグ
71をブレード部材68およびブレードユニット64の
大きさに形成することができる。スリッポン式バッグ7
1がマイラで形成されていることが好ましく、これを種
々のプラスチック、ゴム材などで形成し、ウォッシング
のとき、ブレード部材68およびブレードユニット64
の両方が被覆されるようにすることができる。ウォッシ
ュアップ作業後、印刷機の作業者は汚れたバッグ71を
ブレード部材68から簡単にスリップさせ、それを迅速
に処理するだけでよい。ブレード部材68のためのマイ
ラ被覆材により、ブレード部材68の摩耗およびインキ
ローラ72に接触する乾式ブレード部材68による有害
作用(および金属音)を大幅に軽減することができる。
【0065】他の実施例において、被覆システム74を
バッグ状インサート73として形成し(図11参照)、
これをトレイ80の内部に直接配置してもよい(前述し
たように、これは永久的トレイまたは使い捨て式トレイ
であってもよい)。バッグ状インサート73を実質上ト
レイ80の大きさに形成することができ、その一端に延
長リップ部75が設けられ、これがブレード部材68の
上方にのび、それを被覆する。
【0066】バッグインサート73はその一端に配置さ
れた長さ方向にのびる対向チャンネル77を有する。チ
ャンネル77にリップ部75の実質上同一の補完的雄、
雌チャンネル79に対応する雄または雌部材を形成して
もよい。印刷機が連結されるとき、二つのチャンネル7
7、79が抱き合わされ、インキおよび溶剤が満たされ
たとき、バッグインサート73をシールすることができ
る。この構成はインキおよび溶剤を簡単に処理するため
の適当なパッケージを提供する。
【0067】複数の係合開口部(図示せず)を対向する
チャンネル77、79の上方に形成し、トレイ80の内
部に配置された突起、クリップまたはその他の装置(図
示せず)に係合させることができる。係合開口部および
突起またはクリップによってバッグインサート73をト
レイ80に係合させる手段が提供される。
【0068】バッグインサート73を使用し、剛性収集
トレイ80をブレード組立体60から除去してもよい。
図12に示されているように、ブレードユニット64は
フレーム82に直接取り付けられている。バッグは印刷
機に回動可能に係合するフレーム82内に支持されてい
る。フレーム82上に配置された係合開口部またはクリ
ップ(図示せず)により、バッグを開口した状態に保
ち、フレーム82内に支持することができる。フレーム
82はバッグインサート73を横方向に支持し、バッグ
インサート73はマイラなどの十分な強度の材料で形成
されており、収集されたインキ、溶剤に生じる重量およ
び力に耐えることができる。
【0069】図13はこの発明の被覆システム74の他
の実施例を示す。ここでは、被覆システム74はブレー
ド部材68の大きさに成型された被覆材75を有する。
被覆材75はブレードユニット68のまわりに適合する
よう湾曲した湾曲ループ部75aを有し、ブレード部材
の大部分を被覆する平坦主要部75bを提供する。被覆
材75はマイラで形成されていることが好ましいが、そ
れに限定されず、これをプラスチック、ビニルなどの材
料、厚紙などの紙製品(ワックスまたはプラスチックな
どの湿気抵抗材で被覆してもよい)、またはその他の適
宜の材料で形成してもよい。ウォッシングが完了する
と、印刷機の作業者によって被覆材75が取り外され、
処理され(リサイクル材料で形成されている場合、クリ
ーニングされる)、新しいユニットと交換される。
【0070】図14は図6〜図9に示されているものを
簡略化した実施例を示す。同様に、被覆材を収容トレイ
80の下方に配置された被覆材90のロール供給源から
供給してもよい。図14に示されているように、ロール
はトレイ80の下方に回転可能に係合する。使い捨て式
トレイ80を具体化した実施例において、ロール供給源
をL字状サポート82の下方に係合させることができ
る。
【0071】前述したように、ウォッシング作業のと
き、被覆材91がトレイ80の下方のブレード部材68
の上方のロール供給源90から引き出され、ブレード部
材68を被覆する。クリーニングのとき、ブレードユニ
ット64の操作により、被覆材91がローラ72の表面
(図示せず)とブレードユニット64間に堅固に捕獲さ
れる。
【0072】好ましい実施例では、被覆材91がブレー
ド部材68およびそのブレードユニット64の上方に引
き出され、それを被覆する。被覆材91がトレイ80の
内部に沿ってのび、汚染物およびデブリに対する保護を
提供するようにしてもよい。巻取ロールではなく、保持
クリップ95がトレイ80のエッジの上方に固定され、
被覆材91をそれに係合させ、固定することができる。
これに代えて、図15に示されているように、固定ロッ
ド94をトレイ80の長さ方向に配置してもよい。被覆
材91は内部に引き込まれ、トレイ80の後壁とロッド
94間に通される。この被覆材91をトレイ80内に保
持する方法をトレイ80のすべての実施例に使用しても
よいのはもちろんである。被覆材91がトレイ80の内
部にのびる場合、トレイ80の内部に引き込まれたと
き、詰物93を被覆材91の上面に配置し、トレイ80
を汚染から保護するようにしてもよい。
【0073】前述したすべての実施例において、溶剤お
よびインキなどの液体に対する吸収性のある外面および
湿気を通さないブレード部材68に接触する内面を有す
る多面構造の被覆材を使用することが可能である。この
場合、ウォッシングのとき、被覆材の外面がインキおよ
び溶剤を吸収し、コーティングされた内面が要素を汚れ
ないよう保護する。外面は高い吸収特性を示し、内面は
高い強度をもち、湿気を通さず、被覆材を保護する。両
方の面は低い摩擦係数のもので、要素の不必要な摩耗ま
たはシステムの損傷を防止する。例えば、被覆材は3M
コーポレイションまたはマイラで製造されているPTF
Eフィルム、“カプトン”フィルムまたはVHMWポリ
エチレンで形成された強度および湿気抵抗のあるプラス
チックが裏打ちされた紙ロールを含む。紙はジェームス
リバー コーポレイションで製造されているワックス
タイプの紙、またはフリーザラップ、デリペーパ、また
はスノーファイバコールド‐ロックポリマであってもよ
く、これらはすべて高い吸収性を提供し、摩擦を軽減さ
せる。
【0074】前述した各実施例において、印刷機システ
ムはウォッシャシステムの作用を調整する制御装置を有
するものであってもよい。特に、制御装置は複数の印刷
機ウォッシャシステムを制御するよう構成されていても
よい。制御装置に種々の機能をもつオペレータパネルが
設けられ、印刷機の作業者は溶剤流体の供給量および時
間(スプレー時間)、ブレード組立体をインキローラ列
に係合させる時間(クリーニング時間)などのシステム
パラメータを入れることができる。
【0075】各印刷機ウォッシャシステムにエア、流体
制御ボックスを設け、システム制御装置によってそれを
個別に制御し、中央供給源から種々のウォッシング要素
への圧縮エアおよびクリーニング溶剤の供給を制御する
ようにしてもよい。各制御ボックスは溶剤およびエアの
流れを調整する個別のソレノイド操作バルブを有する。
ソレノイド(システム制御装置に接続されている)の操
作によってシステム要素への溶剤、エアの分配が制御さ
れる。適宜の情報を制御パネルに入れ、印刷機の作業者
は制御ボックスの各ソレノイドの作用を制御し、適宜の
ウォッシャユニットへの供給溶剤およびエアを調整する
ことができる。
【0076】したがって、この発明は、印刷機のローラ
をクリーニングする改良された装置を提供する。各ウォ
ッシング作業の後、被覆材供給システムおよび吸収性の
詰物によってクリーニング材料を取り除く必要が除去さ
れ、これと同時に、システム要素が清浄の状態に保た
れ、その寿命が引き延ばされる。ブレード組立体の回動
動作により、被覆材が必要に応じて自動的に前進し、作
業者がそれに介入する必要はない。被覆システムが適正
量の被覆材をウォッシュアップ毎に間欠的に前進させる
だけであるため、被覆材供給源の寿命および有効性が大
幅に増大する。この発明をブランケットシリンダまたは
インプレッションローラなどの他の非インキローラに使
用しても同様の便宜性および利点が得られる。低い摩擦
係数の薄い被覆材(マイラなど)により、この装置は印
刷機にある種々の印刷機ローラをクリーニングすること
ができ、ブレードの幾何学的形状に順応し、ローラを効
果的にクリーニングすることができる。このシステムを
幅広い範囲の現存の印刷機に容易に取り付けることがで
き、ヒータシステムなどの装置は必要ではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】固定タイプのといユニットを使用した従来の印
刷機ウォッシュシステムの斜視図である。
【図2】固定タイプのといユニットを使用した従来の印
刷機ウォッシュシステムの断面図である。
【図3】この発明の実施例のシステム制御装置、制御パ
ネル、制御ボックス間の接続状態を示す説明図である。
【図4】溶剤およびエアバルブを有する流体、エアボッ
クスの説明図である。
【図5】この発明の実施例のブレード組立体の断面図で
ある。
【図6】この発明の被覆システムの好ましい実施例を示
す図5のブレード組立体の拡大断面図である。
【図7】この発明の被覆システムの他の実施例を示す断
面図である。
【図8】図7の被覆システムの説明図である。
【図9】この発明の被覆システムの他の実施例を示す断
面図である。
【図10】この発明の被覆システムの他の実施例を示す
説明図である。
【図11】この発明の被覆システムの他の実施例を示す
説明図である。
【図12】この発明の被覆システムの他の実施例を示す
説明図である。
【図13】この発明の被覆システムの他の実施例を示す
説明図である。
【図14】この発明の被覆システムの他の実施例を示す
説明図である。
【図15】この発明の被覆システムの他の実施例を示す
説明図である。
【図16】インキ収集とい内の吸収体を示すこの発明の
ブレード組立体の実施例の説明図である。
【符号の説明】
60 ブレード組立体 64 ブレードユニット 72 インキローラ 80 トレイ 90 供給ロール 170 被覆システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チャールズ アール、ガスパーリーニ アメリカ合衆国、ニューヨーク州 10573、 ポート チェスター、クィンタード ドラ イブ 55 (72)発明者 ウォルター エイチ、カーノ アメリカ合衆国、コネチカット州 06610、 ブリッジポート、アシラム ストリート 65

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体および液体デブリを印刷機に使用さ
    れる印刷機ローラからクリーニングする印刷機ローラウ
    ォッシングに使用するブレード組立体であって、 (a) 前記印刷機に取り付けられ、前記ブレード組立
    体を支持する取付組立体と、 (b) 前記取付組立体と係合し、前記ブレード組立体
    を印刷機ローラと係合するよう選択的に位置決めする操
    作手段とを備え、 (c) 前記ブレード組立体は前記印刷機ローラから取
    り除かれた前記液体および固体デブリを収集する手段を
    有し、さらに、 (d) 前記ブレード組立体に取り付けられ、前記液体
    および固体デブリを印刷機ローラからこすり取るブレー
    ドユニットと、 (e) 前記ブレードユニットを被覆する被覆材を供給
    する被覆システムを備えたことを特徴とするブレード組
    立体。
  2. 【請求項2】 前記収集する手段は前記取付組立体上に
    解放可能に支持されたトレイからなることを特徴とする
    請求項1に記載のブレード組立体。
  3. 【請求項3】 前記トレイは成型プラスチックトレイか
    らなることを特徴とする請求項2に記載のブレード組立
    体。
  4. 【請求項4】 前記収集する手段は前記取付組立体に永
    久的に取り付けられたトレイからなることを特徴とする
    請求項1に記載のブレード組立体。
  5. 【請求項5】 前記永久的トレイは前記永久的トレイ内
    に解放可能に支持され、前記液体および固体デブリを吸
    収する使い捨て吸収体を有することを特徴とする請求項
    4に記載のブレード組立体。
  6. 【請求項6】 前記被覆システムは、 前記収集する手段に近接して回転可能に取り付けられた
    被覆材のロール供給源からなり、前記被覆材が前記ロー
    ル供給源から巻き戻され、前記ブレードユニットを被覆
    するよう配置されるようにしたことを特徴とする請求項
    1に記載のブレード組立体。
  7. 【請求項7】 前記被覆システムは前記収集する手段の
    内部に配置されたバッグ状インサートからなり、前記イ
    ンサートは前記ブレードユニットを被覆する延長リップ
    部を有することを特徴とする請求項1に記載のブレード
    組立体。
  8. 【請求項8】 前記被覆システムは前記ブレードユニッ
    トの大きさに形成された取り外し可能のシールドからな
    ることを特徴とする請求項1に記載のブレード組立体。
  9. 【請求項9】 一つまたはそれ以上の印刷機ローラを有
    する印刷機において、固体および液体デブリを印刷機ロ
    ーラからクリーニングするブレード組立体であって、 (a) 前記印刷機に回動可能に取り付けられ、前記ブ
    レード組立体を支持する取付組立体と、 (b) 前記取付組立体と係合し、前記ブレード組立体
    を一つの前記印刷機ローラと係合するよう選択的に位置
    決めする操作手段とを備え、 (c) 前記ブレード組立体は前記印刷機ローラから取
    り除かれた前記液体および固体デブリを収集する手段を
    有し、さらに、 (d) 前記ブレード組立体に取り付けられ、前記液体
    および固体デブリを前記印刷機ローラからこすり取るブ
    レードユニットと、 (e) 被覆材を供給し、前記ブレード組立体を被覆す
    る被覆システムと、 (f) 前記収集する手段内に解放可能に配置され、前
    記液体および固体デブリを吸収する吸収体を備えたこと
    を特徴とするブレード組立体。
  10. 【請求項10】 前記被覆システムは、 (a) 前記取付組立体に近接して回転可能に取り付け
    られ、新しい被覆材を前記ブレード組立体に供給する前
    記被覆材のロール供給源と、 (b) 前記収集する手段に近接して回転可能に取り付
    けられ、使用された被覆材を引っ張る巻取ロールとを備
    え、 (c) 前記ロール供給源は前記新しい被覆材を前記ロ
    ール供給源から前進させる手段に伝動連結されており、 (d) 前記巻取ロールは使用された被覆材を前記巻取
    ロールに後退させる手段に伝動連結されていることを特
    徴とする請求項9に記載のブレード組立体。
  11. 【請求項11】 前記新しい被覆材を前進させる手段と
    使用された被覆材を後退させる手段が互いに伝動連結さ
    れていることを特徴とする請求項10に記載のブレード
    組立体。
  12. 【請求項12】 前記後退させる手段はギヤからなり、
    前記前進させる手段は後退させるギヤに噛み合わされた
    ギヤからなることを特徴とする請求項11に記載のブレ
    ード組立体。
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