JPH0623305A - 液体噴霧装置 - Google Patents
液体噴霧装置Info
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- JPH0623305A JPH0623305A JP13237492A JP13237492A JPH0623305A JP H0623305 A JPH0623305 A JP H0623305A JP 13237492 A JP13237492 A JP 13237492A JP 13237492 A JP13237492 A JP 13237492A JP H0623305 A JPH0623305 A JP H0623305A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 初期運転時は勿論のこと、運転再開時にも呼
び水動作を支障なく行なえる液体噴霧装置を提供するこ
と。 【構成】 2流体噴霧式の液体噴霧装置の給液パイプの
ポンプ出口側から第1タンクに及んで戻しパイプを配設
し、該戻しパイプに開閉弁11を介装すると共に、呼び
水スイッチ14のオン操作に基づいて所定時間だけポン
プ3を作動させ開閉弁11を開放させる呼び水手段と、
呼び水動作後の運転スイッチ13のオン操作に基づいて
ヒ−タ4fへの通電を開始するヒ−タ通電手段と、温度
センサ4gで検知される気化器温度が設定気化温度まで
上昇した際にポンプ3を作動させる噴霧開始手段とを設
けている。
び水動作を支障なく行なえる液体噴霧装置を提供するこ
と。 【構成】 2流体噴霧式の液体噴霧装置の給液パイプの
ポンプ出口側から第1タンクに及んで戻しパイプを配設
し、該戻しパイプに開閉弁11を介装すると共に、呼び
水スイッチ14のオン操作に基づいて所定時間だけポン
プ3を作動させ開閉弁11を開放させる呼び水手段と、
呼び水動作後の運転スイッチ13のオン操作に基づいて
ヒ−タ4fへの通電を開始するヒ−タ通電手段と、温度
センサ4gで検知される気化器温度が設定気化温度まで
上昇した際にポンプ3を作動させる噴霧開始手段とを設
けている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、一液体の蒸気を利用し
て他の液体を霧化し噴霧するようにした2流体噴霧式の
液体噴霧装置に関するものである。
て他の液体を霧化し噴霧するようにした2流体噴霧式の
液体噴霧装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6にはこの種従来の液体噴霧装置を示
してある。同図において、21は蒸気用液体F1を収容
する第1タンク、22は第1タンク21内に一端を挿入
された給液パイプ、23は給液パイプ22に介装された
電磁式ポンプ、24は給液パイプ22の他端をその入口
に接続された気化器、25は気化器24の出口に取付け
られた第1ノズルである。
してある。同図において、21は蒸気用液体F1を収容
する第1タンク、22は第1タンク21内に一端を挿入
された給液パイプ、23は給液パイプ22に介装された
電磁式ポンプ、24は給液パイプ22の他端をその入口
に接続された気化器、25は気化器24の出口に取付け
られた第1ノズルである。
【0003】また、26は噴霧用液体F2を収容する第
2タンク、27は第2タンク26内に一端を挿入された
吸液パイプ、28は吸液パイプ27の他端に取付けられ
た第2ノズル、29は両ノズル25,28を所定の位置
関係で保持するノズル保持具である。
2タンク、27は第2タンク26内に一端を挿入された
吸液パイプ、28は吸液パイプ27の他端に取付けられ
た第2ノズル、29は両ノズル25,28を所定の位置
関係で保持するノズル保持具である。
【0004】両ノズル25,28は夫々金属製の小径パ
イプ材から成り、第2ノズル28は第1ノズル25の前
方に該第1ノズル25の中心線と直交する向きで配置さ
れている。
イプ材から成り、第2ノズル28は第1ノズル25の前
方に該第1ノズル25の中心線と直交する向きで配置さ
れている。
【0005】気化器24は図7にも示すように、入口2
4a及び出口24bとこれらと連通する気化室24cを
備えた金属製の気化器本体24dと、気化室24c内に
配置された金属焼結物等の気化素子24eと、気化器本
体24dの底面に付設されたパネル状ヒ−タ24fと、
気化器本体24dに取付けられたサ−ミスタ製の温度セ
ンサ24gとから構成され、入口24aには給液パイプ
22が、また出口24bには第1ノズル25が夫々嵌着
されている。
4a及び出口24bとこれらと連通する気化室24cを
備えた金属製の気化器本体24dと、気化室24c内に
配置された金属焼結物等の気化素子24eと、気化器本
体24dの底面に付設されたパネル状ヒ−タ24fと、
気化器本体24dに取付けられたサ−ミスタ製の温度セ
ンサ24gとから構成され、入口24aには給液パイプ
22が、また出口24bには第1ノズル25が夫々嵌着
されている。
【0006】上述の液体噴霧装置では、図示省略の運転
スイッチのオン操作に基づいてヒ−タ24fへの通電を
開始し、温度センサ24gで検知される気化器温度が蒸
気用液体F1を瞬時気化可能な設定気化温度(蒸気用液
体F1として水を使用する場合には180℃前後)まで
上昇したところでポンプ23の作動を開始させると、第
1タンク21内の蒸気用液体F1が気化器24の気化室
24cに送り込まれて気化され、その蒸気が第1ノズル
25から吹出される。
スイッチのオン操作に基づいてヒ−タ24fへの通電を
開始し、温度センサ24gで検知される気化器温度が蒸
気用液体F1を瞬時気化可能な設定気化温度(蒸気用液
体F1として水を使用する場合には180℃前後)まで
上昇したところでポンプ23の作動を開始させると、第
1タンク21内の蒸気用液体F1が気化器24の気化室
24cに送り込まれて気化され、その蒸気が第1ノズル
25から吹出される。
【0007】この吹出し蒸気によって第2ノズル28の
先端部分にベンチュリ作用に基づく負圧が発生し、該負
圧によって第2タンク26内の噴霧用液体F2が第2ノ
ズル28の先端に吸上げられ、該液体F2が吹出し蒸気
と衝突して霧化され蒸気と共に噴霧される。
先端部分にベンチュリ作用に基づく負圧が発生し、該負
圧によって第2タンク26内の噴霧用液体F2が第2ノ
ズル28の先端に吸上げられ、該液体F2が吹出し蒸気
と衝突して霧化され蒸気と共に噴霧される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、液体噴霧装
置に用いられる液体圧送用のポンプ23は、内部に空気
が入り込んだ状態で作動させると、空打ち現象を生じて
故障や破損を生じる恐れがある。このため、製品組立て
後の初期運転時には、必ずポンプ23のみを作動させて
内部の空気を追い出して蒸気用液体F1を充填させる、
所謂呼び水動作が必要となる。
置に用いられる液体圧送用のポンプ23は、内部に空気
が入り込んだ状態で作動させると、空打ち現象を生じて
故障や破損を生じる恐れがある。このため、製品組立て
後の初期運転時には、必ずポンプ23のみを作動させて
内部の空気を追い出して蒸気用液体F1を充填させる、
所謂呼び水動作が必要となる。
【0009】また、実際には初期運転後でも、停止時間
が長期に亘りポンプ23内の蒸気用液体F1が自然蒸発
したり、或いは何等かの原因でポンプ23に空気が入り
込んでしまう場合があるため、運転再開時には上記同様
の呼び水動作を行なったほうが安全性の面から好ましい
と言える。
が長期に亘りポンプ23内の蒸気用液体F1が自然蒸発
したり、或いは何等かの原因でポンプ23に空気が入り
込んでしまう場合があるため、運転再開時には上記同様
の呼び水動作を行なったほうが安全性の面から好ましい
と言える。
【0010】しかし、上記従来の液体噴霧装置では、ポ
ンプ23と気化器24との間に迂回路がないため、運転
再開時に呼び水動作を行なうと蒸気用液体F1が気化器
24内に送り込まれて第1ノズル25から液漏れを生じ
てしまう難点があり、さらに呼び水動作時はポンプ23
の出口側を開放して給水しなければならない関係からノ
ズル25や気化器24に負荷がかかる難点がある。
ンプ23と気化器24との間に迂回路がないため、運転
再開時に呼び水動作を行なうと蒸気用液体F1が気化器
24内に送り込まれて第1ノズル25から液漏れを生じ
てしまう難点があり、さらに呼び水動作時はポンプ23
の出口側を開放して給水しなければならない関係からノ
ズル25や気化器24に負荷がかかる難点がある。
【0011】また、呼び水動作によって気化器24内が
蒸気用液体F1で満たされてしまうため、気化器24の
熱負荷が増して昇温に時間がかかり噴霧開始が著しく遅
れると共に、昇温に伴って第1ノズル25から熱湯の水
滴や蒸気が噴出し危険である難点がある。
蒸気用液体F1で満たされてしまうため、気化器24の
熱負荷が増して昇温に時間がかかり噴霧開始が著しく遅
れると共に、昇温に伴って第1ノズル25から熱湯の水
滴や蒸気が噴出し危険である難点がある。
【0012】本考案は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、初期運転時は勿論のこ
と、運転再開時にも呼び水動作を支障なく行なえる液体
噴霧装置を提供することにある。
で、その目的とするところは、初期運転時は勿論のこ
と、運転再開時にも呼び水動作を支障なく行なえる液体
噴霧装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1では、蒸気用液体を収容した第1タンク
と、第1タンク内に一端を挿入された給液パイプと、給
液パイプに介装されたポンプと、出・入口及び気化室を
有する気化器本体と該気化器本体を加熱するヒ−タを備
え入口に給液パイプの他端を接続された気化器と、気化
器温度を検知する温度センサと、気化器の出口に設けら
れた第1ノズルと、噴霧用液体を収容する第2タンク
と、第2タンク内に一端を挿入された吸液パイプと、吸
液パイプの他端に設けられ第1ノズルの前方に該第1ノ
ズルと直交する向きで配置された第2ノズルとを具備し
た液体噴霧装置において、給液パイプのポンプ出口側か
ら第1タンクに及んで戻しパイプを配設し、該戻しパイ
プに開閉弁を介装すると共に、呼び水スイッチのオン操
作に基づいて所定時間だけポンプを作動させ開閉弁を開
放させる呼び水手段と、呼び水動作後の運転スイッチの
オン操作に基づいてヒ−タへの通電を開始するヒ−タ通
電手段と、温度センサで検知される気化器温度が設定気
化温度まで上昇した際にポンプを作動させる噴霧開始手
段とを設けている。
め、請求項1では、蒸気用液体を収容した第1タンク
と、第1タンク内に一端を挿入された給液パイプと、給
液パイプに介装されたポンプと、出・入口及び気化室を
有する気化器本体と該気化器本体を加熱するヒ−タを備
え入口に給液パイプの他端を接続された気化器と、気化
器温度を検知する温度センサと、気化器の出口に設けら
れた第1ノズルと、噴霧用液体を収容する第2タンク
と、第2タンク内に一端を挿入された吸液パイプと、吸
液パイプの他端に設けられ第1ノズルの前方に該第1ノ
ズルと直交する向きで配置された第2ノズルとを具備し
た液体噴霧装置において、給液パイプのポンプ出口側か
ら第1タンクに及んで戻しパイプを配設し、該戻しパイ
プに開閉弁を介装すると共に、呼び水スイッチのオン操
作に基づいて所定時間だけポンプを作動させ開閉弁を開
放させる呼び水手段と、呼び水動作後の運転スイッチの
オン操作に基づいてヒ−タへの通電を開始するヒ−タ通
電手段と、温度センサで検知される気化器温度が設定気
化温度まで上昇した際にポンプを作動させる噴霧開始手
段とを設けている。
【0014】請求項2では、蒸気用液体を収容した第1
タンクと、第1タンク内に一端を挿入された給液パイプ
と、給液パイプに介装されたポンプと、出・入口及び気
化室を有する気化器本体と該気化器本体を加熱するヒ−
タを備え入口に給液パイプの他端を接続された気化器
と、気化器温度を検知する温度センサと、気化器の出口
に設けられた第1ノズルと、噴霧用液体を収容する第2
タンクと、第2タンク内に一端を挿入された吸液パイプ
と、吸液パイプの他端に設けられ第1ノズルの前方に該
第1ノズルと直交する向きで配置された第2ノズルとを
具備した液体噴霧装置において、給液パイプのポンプ出
口側から第1タンクに及んで戻しパイプを配設し、該戻
しパイプと給液パイプとの接続部分に3方切換え弁を介
装すると共に、呼び水スイッチのオン操作に基づいて所
定時間だけポンプを作動させ切換え弁を戻しパイプ側に
切換える呼び水手段と、呼び水動作後の運転スイッチの
オン操作に基づいてヒ−タへの通電を開始するヒ−タ通
電手段と、温度センサで検知される気化器温度が設定気
化温度まで上昇した際にポンプを作動させる噴霧開始手
段とを設けている。
タンクと、第1タンク内に一端を挿入された給液パイプ
と、給液パイプに介装されたポンプと、出・入口及び気
化室を有する気化器本体と該気化器本体を加熱するヒ−
タを備え入口に給液パイプの他端を接続された気化器
と、気化器温度を検知する温度センサと、気化器の出口
に設けられた第1ノズルと、噴霧用液体を収容する第2
タンクと、第2タンク内に一端を挿入された吸液パイプ
と、吸液パイプの他端に設けられ第1ノズルの前方に該
第1ノズルと直交する向きで配置された第2ノズルとを
具備した液体噴霧装置において、給液パイプのポンプ出
口側から第1タンクに及んで戻しパイプを配設し、該戻
しパイプと給液パイプとの接続部分に3方切換え弁を介
装すると共に、呼び水スイッチのオン操作に基づいて所
定時間だけポンプを作動させ切換え弁を戻しパイプ側に
切換える呼び水手段と、呼び水動作後の運転スイッチの
オン操作に基づいてヒ−タへの通電を開始するヒ−タ通
電手段と、温度センサで検知される気化器温度が設定気
化温度まで上昇した際にポンプを作動させる噴霧開始手
段とを設けている。
【0015】
【作用】本考案に係る液体噴霧装置では呼び水スイッチ
がオン操作されると、所定時間だけポンプが作動され、
且つ開閉弁が開放される。つまり、ポンプ内に蒸気用液
体が送り込まれて内部の空気が追い出され、余分な蒸気
用液体は気化器側に送り込まれることなく戻しパイプを
通じて第1タンク内に戻される。
がオン操作されると、所定時間だけポンプが作動され、
且つ開閉弁が開放される。つまり、ポンプ内に蒸気用液
体が送り込まれて内部の空気が追い出され、余分な蒸気
用液体は気化器側に送り込まれることなく戻しパイプを
通じて第1タンク内に戻される。
【0016】上記呼び水動作後に運転スイッチがオン操
作されると、ヒ−タへの通電が開始され気化器本体が加
熱される。このヒ−タ加熱によって気化器温度が設定気
化温度まで上昇すると、ポンプが作動を開始して噴霧が
開始される。
作されると、ヒ−タへの通電が開始され気化器本体が加
熱される。このヒ−タ加熱によって気化器温度が設定気
化温度まで上昇すると、ポンプが作動を開始して噴霧が
開始される。
【0017】
【実施例】図1乃至図5は本考案の一実施例を示すもの
で、図1は液体噴霧装置の概略側面図、図2は制御系の
構成図、図3は噴霧制御のタイミングチャ−ト、図4及
び図5は噴霧制御のフロ−チャ−トである。
で、図1は液体噴霧装置の概略側面図、図2は制御系の
構成図、図3は噴霧制御のタイミングチャ−ト、図4及
び図5は噴霧制御のフロ−チャ−トである。
【0018】まず、図1を参照して液体噴霧装置の機械
構成について説明する。
構成について説明する。
【0019】同図において、1は水,精製水等の蒸気用
液体F1を収容する第1タンク、2は第1タンク1内に
一端を挿入された給液パイプ、3は給液パイプ2に介装
された電磁式ポンプである。
液体F1を収容する第1タンク、2は第1タンク1内に
一端を挿入された給液パイプ、3は給液パイプ2に介装
された電磁式ポンプである。
【0020】4は給液パイプ2の他端をその入口に接続
された気化器である。この気化器4は図7に示した従来
のものと同一構成を有しており、その入口には給液パイ
プ2が、また出口には第1ノズル5が夫々嵌着されてい
る。また、図中の4fはヒ−タ、4gはサ−ミスタ製の
温度センサである。
された気化器である。この気化器4は図7に示した従来
のものと同一構成を有しており、その入口には給液パイ
プ2が、また出口には第1ノズル5が夫々嵌着されてい
る。また、図中の4fはヒ−タ、4gはサ−ミスタ製の
温度センサである。
【0021】6は消臭液,消毒液等の噴霧用液体F2を
収容する第2タンク、7は第2タンク6内に一端を挿入
された吸液パイプ、8は吸液パイプ7の他端に取付けら
れた第2ノズルである。第2ノズル5及び上記第1ノズ
ル5,8は夫々金属製の小径パイプ材から成り、第2ノ
ズル8はノズル保持9を介して第1ノズル5の前方に該
第1ノズル5の中心線と直交する向きで配置されてい
る。
収容する第2タンク、7は第2タンク6内に一端を挿入
された吸液パイプ、8は吸液パイプ7の他端に取付けら
れた第2ノズルである。第2ノズル5及び上記第1ノズ
ル5,8は夫々金属製の小径パイプ材から成り、第2ノ
ズル8はノズル保持9を介して第1ノズル5の前方に該
第1ノズル5の中心線と直交する向きで配置されてい
る。
【0022】10は給液パイプ2のポンプ出口側から第
1タンク1に及んで配設された戻しパイプ、11は戻し
パイプ10に介装された常閉の電磁式開閉弁である。
1タンク1に及んで配設された戻しパイプ、11は戻し
パイプ10に介装された常閉の電磁式開閉弁である。
【0023】次に、図2を参照して液体噴霧装置の制御
構成について説明する。
構成について説明する。
【0024】同図において、12はマイクロコンピュ−
タ構成の制御回路、13は噴霧の開始及び停止を操作す
る運転スイッチ、14は呼び水動作を操作する呼び水ス
イッチ、15は商用交流電源、16はソリッドステ−ト
リレ−(以下SSRと言う)、17は電磁式の第1リレ
−、18は電磁式の第2リレ−である。また、図中の3
はポンプ、4fはヒ−タ、4fは温度センサ、11は開
閉弁である。
タ構成の制御回路、13は噴霧の開始及び停止を操作す
る運転スイッチ、14は呼び水動作を操作する呼び水ス
イッチ、15は商用交流電源、16はソリッドステ−ト
リレ−(以下SSRと言う)、17は電磁式の第1リレ
−、18は電磁式の第2リレ−である。また、図中の3
はポンプ、4fはヒ−タ、4fは温度センサ、11は開
閉弁である。
【0025】SSR16にはヒ−タ4fが直列に接続さ
れ、また第1リレ−17にはポンプ3が直列に接続さ
れ、更に第2リレ−18には開閉弁11が直列に接続さ
れている。
れ、また第1リレ−17にはポンプ3が直列に接続さ
れ、更に第2リレ−18には開閉弁11が直列に接続さ
れている。
【0026】制御回路12には運転スイッチ13と呼び
水スイッチ14と温度センサ4gとSSR16と第1,
第2リレ−17,18が夫々接続されており、SSR1
6と第1,第2リレ−17,18は、運転スイッチ13
及び呼び水スイッチ14の操作信号及び温度センサ4h
の検知信号に基づき後述する制御プログラムに従って適
宜開閉される。
水スイッチ14と温度センサ4gとSSR16と第1,
第2リレ−17,18が夫々接続されており、SSR1
6と第1,第2リレ−17,18は、運転スイッチ13
及び呼び水スイッチ14の操作信号及び温度センサ4h
の検知信号に基づき後述する制御プログラムに従って適
宜開閉される。
【0027】次に、図3乃至図5を参照して液体噴霧装
置の噴霧動作について説明する。
置の噴霧動作について説明する。
【0028】電源投入後は呼び水スイッチ14のオン操
作を待つ(図4のS1)。呼び水スイッチ14がオン操
作されると、タイマがスタ−トして第1,第2リレ−1
7,18が閉じられ、ポンプ3の作動が開始し開閉弁1
1が開放する(図4のS2乃至S4)。
作を待つ(図4のS1)。呼び水スイッチ14がオン操
作されると、タイマがスタ−トして第1,第2リレ−1
7,18が閉じられ、ポンプ3の作動が開始し開閉弁1
1が開放する(図4のS2乃至S4)。
【0029】これにより、ポンプ3内に蒸気用液体F1
が送り込まれて内部の空気が追い出され、余分な蒸気用
液体F1は気化器4側に送り込まれることなく戻しパイ
プ10を通じて第1タンク1内に戻される。
が送り込まれて内部の空気が追い出され、余分な蒸気用
液体F1は気化器4側に送り込まれることなく戻しパイ
プ10を通じて第1タンク1内に戻される。
【0030】上記のオン操作から所定時間t1(図3の
左側参照)、例えば10秒が経過すると、第1,第2リ
レ−17,18が開かれ、ポンプ3の作動が停止し開閉
弁11が閉塞する(図4のS5乃至S7)。
左側参照)、例えば10秒が経過すると、第1,第2リ
レ−17,18が開かれ、ポンプ3の作動が停止し開閉
弁11が閉塞する(図4のS5乃至S7)。
【0031】上記の呼び水動作後は運転スイッチ13の
オン操作を待つ(図4のS8)。運転スイッチ13がオ
ン操作されると、SSRが閉じられてヒ−タ4fへの通
電が開始し、気化器本体4dが加熱される(図5のS
9)。
オン操作を待つ(図4のS8)。運転スイッチ13がオ
ン操作されると、SSRが閉じられてヒ−タ4fへの通
電が開始し、気化器本体4dが加熱される(図5のS
9)。
【0032】上記の加熱によって温度センサ4hで検知
される気化器温度Tが蒸気用液体F1を瞬時気化可能な
設定気化温度、例えば180℃まで上昇すると、第1リ
レ−17が閉じらてポンプ3の作動が開始する(図5の
S10,S11)。
される気化器温度Tが蒸気用液体F1を瞬時気化可能な
設定気化温度、例えば180℃まで上昇すると、第1リ
レ−17が閉じらてポンプ3の作動が開始する(図5の
S10,S11)。
【0033】ポンプ作動後は従来と同様の作用で噴霧動
作が行なわれ、該定常噴霧時の気化器温度はヒ−タ4f
の通電制御によって設定気化温度に維持される(図5の
S12)。
作が行なわれ、該定常噴霧時の気化器温度はヒ−タ4f
の通電制御によって設定気化温度に維持される(図5の
S12)。
【0034】噴霧途中で運転スイッチ13がオフ操作さ
れると、第1リレ−17とSSR16が閉じられ、ヒ−
タ4fへの通電が停止しポンプ3の作動が停止する(図
5のS13乃至S15)。これと同時にタイマがスタ−
トし、第2リレ−18が閉じられて開閉弁11が開放す
る(図5のS16,S17)。
れると、第1リレ−17とSSR16が閉じられ、ヒ−
タ4fへの通電が停止しポンプ3の作動が停止する(図
5のS13乃至S15)。これと同時にタイマがスタ−
トし、第2リレ−18が閉じられて開閉弁11が開放す
る(図5のS16,S17)。
【0035】これにより、気化器4の入口とポンプ出口
側の給液パイプ2に滞留する蒸気用液体F1が、気化器
4の内圧によって戻しパイプ10を通じて第1タンク1
内に戻される。
側の給液パイプ2に滞留する蒸気用液体F1が、気化器
4の内圧によって戻しパイプ10を通じて第1タンク1
内に戻される。
【0036】上記のオフ操作から所定時間t2(図3の
右側参照)、例えば15秒が経過すると、第2リレ−1
7が開かれて開閉弁11が閉塞し(図5のS18,S1
9)、噴霧が停止される。
右側参照)、例えば15秒が経過すると、第2リレ−1
7が開かれて開閉弁11が閉塞し(図5のS18,S1
9)、噴霧が停止される。
【0037】このように上述の液体噴霧装置では、呼び
水スイッチ14のオン操作に基づきポンプ3を作動させ
ている間、つまり呼び水動作時は、開閉弁11を開放し
てポンプ3の出口からの余分な蒸気用液体F1を戻しパ
イプ10を通じて第1タンク1内に戻せるようにしたの
で、呼び水動作時に蒸気用液体F1が気化器4側に送り
込まれて第1ノズル5から液漏れを生じることがない。
また、気化器24の熱負荷増加を防止して噴霧開始の立
上りへの影響を排除できると共に、昇温に伴う第1ノズ
ル5からも蒸気漏れも未然に防止できる。
水スイッチ14のオン操作に基づきポンプ3を作動させ
ている間、つまり呼び水動作時は、開閉弁11を開放し
てポンプ3の出口からの余分な蒸気用液体F1を戻しパ
イプ10を通じて第1タンク1内に戻せるようにしたの
で、呼び水動作時に蒸気用液体F1が気化器4側に送り
込まれて第1ノズル5から液漏れを生じることがない。
また、気化器24の熱負荷増加を防止して噴霧開始の立
上りへの影響を排除できると共に、昇温に伴う第1ノズ
ル5からも蒸気漏れも未然に防止できる。
【0038】また、呼び水動作後でなけれな運転スイッ
チ13のオン操作を受け付けないようにしてあるので、
初期運転時は勿論、運転再開時にも呼び水動作を強制的
に行なわせてポンプ3の故障や破損に対する安全性を高
めることができる。
チ13のオン操作を受け付けないようにしてあるので、
初期運転時は勿論、運転再開時にも呼び水動作を強制的
に行なわせてポンプ3の故障や破損に対する安全性を高
めることができる。
【0039】更に、噴霧停止後に所定時間開閉弁11を
開くことで、気化器4の入口と気化器近傍の給液パイプ
2内に滞留した蒸気用液体F1を、気化器4の内圧を利
用して戻しパイプ10を通じて第1タンク1内に戻すこ
とができるので、滞留液が余熱によって気化されて無駄
に消費されることがなく、また噴霧停止後における第1
ノズル5からの蒸気漏れや液漏れを未然に防止すること
ができる。
開くことで、気化器4の入口と気化器近傍の給液パイプ
2内に滞留した蒸気用液体F1を、気化器4の内圧を利
用して戻しパイプ10を通じて第1タンク1内に戻すこ
とができるので、滞留液が余熱によって気化されて無駄
に消費されることがなく、また噴霧停止後における第1
ノズル5からの蒸気漏れや液漏れを未然に防止すること
ができる。
【0040】尚、上述の実施例では戻しパイプの途中に
開閉弁を設けたものを示したが、戻しパイプと給液パイ
プとの接続部分に3方切換え弁を介装し、呼び水動作時
に切換え弁を戻しパイプ側に切換えることによりポンプ
出口からの余分な蒸気用液体を戻しパイプを通じて第1
タンク内に戻せるようにしてもよい。
開閉弁を設けたものを示したが、戻しパイプと給液パイ
プとの接続部分に3方切換え弁を介装し、呼び水動作時
に切換え弁を戻しパイプ側に切換えることによりポンプ
出口からの余分な蒸気用液体を戻しパイプを通じて第1
タンク内に戻せるようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1または2
に係る液体噴霧装置によれば、呼び水スイッチのオン操
作に基づきポンプを作動させている間、つまり呼び水動
作時はポンプ出口からの余分な蒸気用液体を戻しパイプ
を通じて第1タンク内に戻せるようにしたので、呼び水
動作時に蒸気用液体が気化器側に送り込まれて第1ノズ
ルから液漏れを生じることがない。また、気化器の熱負
荷増加を防止して噴霧開始の立上りへの影響を排除でき
ると共に、昇温に伴う第1ノズルからも蒸気漏れも未然
に防止できる。
に係る液体噴霧装置によれば、呼び水スイッチのオン操
作に基づきポンプを作動させている間、つまり呼び水動
作時はポンプ出口からの余分な蒸気用液体を戻しパイプ
を通じて第1タンク内に戻せるようにしたので、呼び水
動作時に蒸気用液体が気化器側に送り込まれて第1ノズ
ルから液漏れを生じることがない。また、気化器の熱負
荷増加を防止して噴霧開始の立上りへの影響を排除でき
ると共に、昇温に伴う第1ノズルからも蒸気漏れも未然
に防止できる。
【0042】また、呼び水動作後でなけれな運転スイッ
チのオン操作を受け付けないようにしてあるので、初期
運転時は勿論、運転再開時にも呼び水動作を強制的に行
なわせてポンプの故障や破損に対する安全性を高めるこ
とができる。
チのオン操作を受け付けないようにしてあるので、初期
運転時は勿論、運転再開時にも呼び水動作を強制的に行
なわせてポンプの故障や破損に対する安全性を高めるこ
とができる。
【図1】本考案の一実施例を示す液体噴霧装置の概略側
面図
面図
【図2】制御系の構成図
【図3】噴霧制御のタイミングチャ−ト
【図4】噴霧制御のフロ−チャ−ト
【図5】噴霧制御のフロ−チャ−ト
【図6】従来例を示す液体噴霧装置の概略側面図
【図7】図6に示した気化器の断面図
1…第1タンク、F1…蒸気用液体、2…給液パイプ、
3…ポンプ、4…気化器、4f…ヒ−タ、4g…温度セ
ンサ、5…第1ノズル、6…第2タンク、F2…噴霧用
液体、7…吸液パイプ、8…第2ノズル、10…戻しパ
イプ、11…開閉弁、12…制御回路、13…運転スイ
ッチ、14…呼び水スイッチ。
3…ポンプ、4…気化器、4f…ヒ−タ、4g…温度セ
ンサ、5…第1ノズル、6…第2タンク、F2…噴霧用
液体、7…吸液パイプ、8…第2ノズル、10…戻しパ
イプ、11…開閉弁、12…制御回路、13…運転スイ
ッチ、14…呼び水スイッチ。
Claims (2)
- 【請求項1】 蒸気用液体を収容した第1タンクと、第
1タンク内に一端を挿入された給液パイプと、給液パイ
プに介装されたポンプと、出・入口及び気化室を有する
気化器本体と該気化器本体を加熱するヒ−タを備え入口
に給液パイプの他端を接続された気化器と、気化器温度
を検知する温度センサと、気化器の出口に設けられた第
1ノズルと、噴霧用液体を収容する第2タンクと、第2
タンク内に一端を挿入された吸液パイプと、吸液パイプ
の他端に設けられ第1ノズルの前方に該第1ノズルと直
交する向きで配置された第2ノズルとを具備した液体噴
霧装置において、 給液パイプのポンプ出口側から第1タンクに及んで戻し
パイプを配設し、該戻しパイプに開閉弁を介装すると共
に、 呼び水スイッチのオン操作に基づいて所定時間だけポン
プを作動させ開閉弁を開放させる呼び水手段と、 呼び水動作後の運転スイッチのオン操作に基づいてヒ−
タへの通電を開始するヒ−タ通電手段と、 温度センサで検知される気化器温度が設定気化温度まで
上昇した際にポンプを作動させる噴霧開始手段とを設け
た、 ことを特徴とする液体噴霧装置。 - 【請求項2】 蒸気用液体を収容した第1タンクと、第
1タンク内に一端を挿入された給液パイプと、給液パイ
プに介装されたポンプと、出・入口及び気化室を有する
気化器本体と該気化器本体を加熱するヒ−タを備え入口
に給液パイプの他端を接続された気化器と、気化器温度
を検知する温度センサと、気化器の出口に設けられた第
1ノズルと、噴霧用液体を収容する第2タンクと、第2
タンク内に一端を挿入された吸液パイプと、吸液パイプ
の他端に設けられ第1ノズルの前方に該第1ノズルと直
交する向きで配置された第2ノズルとを具備した液体噴
霧装置において、 給液パイプのポンプ出口側から第1タンクに及んで戻し
パイプを配設し、該戻しパイプと給液パイプとの接続部
分に3方切換え弁を介装すると共に、 呼び水スイッチのオン操作に基づいて所定時間だけポン
プを作動させ切換え弁を戻しパイプ側に切換える呼び水
手段と、 呼び水動作後の運転スイッチのオン操作に基づいてヒ−
タへの通電を開始するヒ−タ通電手段と、 温度センサで検知される気化器温度が設定気化温度まで
上昇した際にポンプを作動させる噴霧開始手段と設け
た、 ことを特徴とする液体噴霧装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13237492A JPH0824857B2 (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 液体噴霧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13237492A JPH0824857B2 (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 液体噴霧装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0623305A true JPH0623305A (ja) | 1994-02-01 |
JPH0824857B2 JPH0824857B2 (ja) | 1996-03-13 |
Family
ID=15079882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13237492A Expired - Lifetime JPH0824857B2 (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 液体噴霧装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0824857B2 (ja) |
-
1992
- 1992-05-25 JP JP13237492A patent/JPH0824857B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0824857B2 (ja) | 1996-03-13 |
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