JPH06232927A - ディジタル信号復調装置 - Google Patents

ディジタル信号復調装置

Info

Publication number
JPH06232927A
JPH06232927A JP5015470A JP1547093A JPH06232927A JP H06232927 A JPH06232927 A JP H06232927A JP 5015470 A JP5015470 A JP 5015470A JP 1547093 A JP1547093 A JP 1547093A JP H06232927 A JPH06232927 A JP H06232927A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
signal
oscillator
circuit
intermediate frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5015470A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3396047B2 (ja
Inventor
Akio Yamamoto
昭夫 山本
Masaki Noda
正樹 野田
Toshio Nagashima
敏夫 長嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP01547093A priority Critical patent/JP3396047B2/ja
Publication of JPH06232927A publication Critical patent/JPH06232927A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3396047B2 publication Critical patent/JP3396047B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 デジタル変調信号を安定に受信し、復調す
る。 【構成】 入力端子1からの受信RF信号はミクサ回路
2で局部発振器3からの信号によって周波数変換され、
IFフィルタ7を通ってIF信号となる。このIF信号
は同期検波回路9,10で発振器11からの搬送波によ
って同期検波される。これらの出力信号は、ディジタル
化復調回路17で復調されるとともに、周波数誤差検出
回路13に供給され、ミクサ回路2からのIF信号の周
波数とIFフィルタ7の中心周波数との周波数差がAF
C制御信号として得られる。このAFC制御信号に応じ
て局部発振器3の発振周波数が制御され、ミクサ回路2
からのIF信号の周波数がIFフィルタ7の中心周波数
に等しく設定される。また、発振器11の発振周波数
は、分周器16,位相比較器15及び基準発振器14か
らなるPLL回路により、IFフィルタ7の中心周波数
に等しく設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、MSK(Minimum Ph
ase Shift Keying)変調やQPSK(Quadrature P
hase Shift Keying)変調等のディジタル変調された
信号を受信するヘテロダイン受信機等に用いて好適なデ
ィジタル信号復調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】受信したMSK信号を復調するための同
期検波方式を用いた従来のディジタル信号復調装置で
は、基準信号である搬送波の再生方法が重要であり、例
えば特開昭55−73164号公報の記載の技術では、
搬送波再生回路として変形コスタスル−プを用いて搬送
位相誤差信号を抽出し、これによって電圧制御発振器を
制御して搬送波を得るようになっている。この技術によ
ると、搬送波の周波数変動が大きい場合には最良の状態
で復調できず、復調装置の性能が劣化するという問題が
あが、搬送波の周波数変動の大きい伝送システムにおい
ては、搬送波再生回路内の電圧制御発振器(VCO)等
の設計を変動の大きさに対応して行なうことにより、搬
送波を良好に再生でき、従って、変調波を復調すること
ができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
では、即ち、ヘテロダイン受信機のように、局部発振器
のドリフトにともなう中間周波数のドリフトに対して、
固定の中間周波数通過用バンドパスフィルタによる側帯
波の過不足や搬送波のπ/2(90度)移相器の位相ず
れについて配慮されておらず、再生信号の誤り率が劣化
するという問題があった。
【0004】本発明の目的は、かかる問題を解消し、M
SK変調等でデジタル変調された信号を安定に復調可能
としたディジタル信号復調装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、選局すべき所望チャンネルの受信信号等
の入力変調信号を所定の中間周波信号に変換する周波数
変換部と、該中間周波信号を抽出する中間周波フィルタ
と、該中間周波信号を異なる位相の搬送波で同期検波す
る第1,第2の同期検波器と、該第1,第2の同期検波
器の出力信号を復調するディジタル化復調回路と、該搬
送波を発生する同期検波用発振器とを備えたディジタル
信号復調装置において、該同期検波用発振器の発振周波
数と該中間周波フィルタの中心周波数とのずれを検出
し、そのずれ情報を生成する周波数誤差検出手段を設
け、該ずれ情報によって該周波数変換部から出力される
該中間周波信号の周波数を該中間周波フィルタの中心周
波数に一致させる。
【0006】また、本発明は、同期検波用発振器が分周
器や位相比較器とともにPLL回路を構成し、この位相
比較器の基準入力として、周波数変換部に使用する高安
定な基準発振器の基準信号を併用する
【0007】
【作用】入力変調信号に周波数変動があっても、これが
周波数変換部によって変換された中間周波信号の周波数
は中間周波バンドパスフィルタの中心周波数に安定して
一致するようになるため、固定通過帯域の中間周波バン
ドパスフィルタによる側帯波の過不足がなくなるし、ま
た、搬送波の90度移相器の位相ずれのない状態で復調
が可能となる。従って、復調回路は最良の状態で復調動
作を行ない、復調データの誤り率の劣化を防止できる。
【0008】また、同期検波用発振器は非常に安定した
周波数の基準発振器からの基準信号を用いたPLL回路
で制御されるため、非常に周波数が安定した搬送波を発
生することができるし、また、この基準発振器は周波数
変換器を構成する局部発振器と選局回路からなるPLL
回路の基準発振器でもあり、デュアルPLLに共用する
ものであるから、回路構成の簡略化及び基準周波数を複
数設けることによるビ−ト妨害の発生を抑えることがで
きる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を、ヘテロダイン受信
機に適用したものとして、図面を用いて説明する。図1
は本発明によるディジタル信号復調装置の一実施例を示
すブロック図であって、1は入力端子、2はミクサ回
路、3は局部発振器、4は選局回路、5はマイクロコン
ピュータ(以下、マイコンという)、6は入力端子、7
はIF(中間周波)フィルタ、8は分配器、9,10は
同期検波回路、11は同期検波用発振器、12はπ/2
移相器、13は周波数誤差検出回路、14は基準発振
器、15は位相比較器、16は分周器、17はディジタ
ル化復調回路、18,19はA/D(アナログ/ディジ
タル)コンバータ、20,21はFIRフィルタ、22
は複素乗算器、23,24はROM(リードオンリメモ
リ)、25,26は出力端子、27は位相検出器、28
はROM、29はクロック再生回路である。
【0010】同図において、入力端子1から入力される
受信無線周波(RF)信号はミクサ回路2でチャンネル
選局用の局部発振器3の出力信号と混合され、IF(中
間周波)信号に変換される。また、マイコン5からは入
力端子6から入力されるチャンネル選局信号に応じた選
局デ−タが出力され、局部発振器3の出力信号を分周す
る選局回路4内の分周器の分周比を変化させる。この選
局回路4では、この分周器の出力信号と基準発振器14
からの非常に安定した周波数の基準信号とが位相比較さ
れ、これらの周波数が一致するようにその位相誤差信号
によって局部発振器3の発振周波数を制御する。これに
より、局部発振器3から選局データに応じた周波数の出
力信号が得られ、これがミクサ回路2に供給される。
【0011】このミクサ回路2の出力信号がバンドパス
フィルタであるIFフィルタ7に供給されることによ
り、入力端子6から入力されるチャンネル選局信号によ
って指定されるチャンネル以外の受信信号や不要な帯域
外雑音、妨害等が除去され、このチャンネル選局信号に
よって指定されるチャンネルのIF信号が選局される。
また、IFフィルタ7では、伝送路の特性を最適とする
ように波形等化も行なわれる。
【0012】IFフィルタ7から出力されるIF信号は
分配器8で2分配され、同期検波回路9,10に供給さ
れる。同期検波回路9では、電圧制御型発振器(VC
O)である同期検波用発振器11から出力される搬送波
がπ/2移相器12で移相されて供給され、これによっ
て分配器8からのIF信号が同期検波される。また、同
期検波回路10でも、同期検波用発振器11からの搬送
波によって分配器8からのIF信号が同期検波される。
同期検波回路9,10の出力信号はディジタル化復調回
路17に供給されるとともに、周波数誤差検出回路13
に供給される。
【0013】同期検波用発振器11と分周器16と位相
比較器15とは基準発振器14からの基準信号を入力す
るPLL回路を形成しており、同期検波用発振器11の
発振周波数がIFフィルタ7の中心周波数(基準IF周
波数)と一致するように、このPLL回路が動作する。
このように、PLL回路を用いることにより、基準発振
器14から出力される基準信号から同期検波回路9,1
0の搬送波が形成される。
【0014】ディジタル化復調回路17では、同期検波
回路9,10の出力信号が夫々A/Dコンバータ18,
19でディジタル化され、波形整形用のFIRフィルタ
20,21を介して複素乗算器22に供給される。この
複素乗算器22と位相検出器27とROM28はディジ
タルPLL検波回路を構成しており、複素乗算器22の
2つの出力信号からROM23,24によって復調デー
タが得られ、出力端子25,26から出力される。ま
た、複素乗算器22の2つの出力信号からクロック再生
回路29によってクロックが再生され、このクロックを
サンプリングパルスとして、A/Dコンバータ18,1
9は同期検波回路9,10の出力信号をディジタル化す
る。かかるディジタル化復調回路17の動作は、例え
ば、電子通信学会技術報告SAT−48「衛星通信用デ
ィジタル復調LSIの開発」で詳細に説明されており、
ここでは、その動作のこれ以上の詳細な説明を省略す
る。
【0015】ところで、例えば、入力端子1より入力さ
れるRF信号に周波数ずれが生ずると、ミクサ回路2か
ら出力されるIF信号の周波数がIFフィルタ7の基準
IF周波数からずれてしまい、復調特性が劣化する。そ
こで、この実施例では、これを防止するために、AFC
(自動周波数制御)機能が設けられている。
【0016】即ち、同期検波回路9,10の出力信号は
周波数誤差検出回路13に供給されて、ディジタル化復
調回路17のクロック再生回路29から出力されるクロ
ック信号でもって処理され、IFフィルタ7から出力さ
れるIF信号の周波数と同期検波用発振器11の出力信
号の周波数との差が検出させる。この周波数差信号がA
FC制御信号として選局用のマイコン5に供給される。
周波数誤差検出回路13の周波数誤差検出動作は、例え
ば上記の特開昭55−73164号公報等に詳しく述べ
られているように、コスタスル−プ等を用いて行なわれ
る。この周波数誤差検出動作は、周波数誤差を帰還する
AFCル−プであるため、後段のディジタル化復調回路
17が同期状態になくてもAFCル−プがかかる。
【0017】かかるAFC機能でもって、同期検波回路
9,10の出力信号から周波数ずれが検出され、選局デ
−タを出力するマイコン5にこのずれ情報が帰還されて
局部発振器3の発振周波数が制御される。これにより、
IFフィルタ7の基準IF周波数に周波数が一致した安
定なIF信号を容易に得ることができ、良好なデジタル
信号復調動作を得ることができる。
【0018】この実施例は、周波数誤差検出にクロック
信号を用いる例えばMSK等のディジタル変調方式の復
調に効果がある。
【0019】以上のように、この実施例では、周波数誤
差を帰還する上記のAFCル−プによってミクサ回路2
から出力されるIF信号の周波数がIFフィルタ7の基
準IF周波数に一致するようになるので、固定通過帯域
のIFフィルタ7による側帯波の過不足がなくなるし、
また、同期検波用発振器11の発振周波数がIFフィル
タ7の基準IF周波数に正確に一致するようになるの
で、同期検波回路9,10での同期検波が正しく行なわ
れ、従って、ディジタル化復調回路17での復調動作が
最良の状態で行なわれて復調データの誤り率の劣化を防
止できる。
【0020】また、この実施例では、選局部(チューナ
部)を制御するAPCループは、同期検波回路9,10
の出力信号から周波数誤差を検出し、その周波数誤差信
号を選局部(チューナ部)に帰還する構成をなしている
ため、後段のディジタル化復調回路17が同期状態にな
くても選局部(チューナ部)に制御がかかることにな
り、受信RF信号に大きな周波数ずれが生じた場合で
も、安定なAFC特性が得られる。
【0021】さらに、この実施例では、同期検波回路
9,10の搬送波発生手段として固有の基準発振器を用
いるのではなく、選局用の基準発振器14を同期検波用
発振器11の制御用基準発振器としても用いるようにし
ているので、回路構成の簡略化や基準発振器を複数用い
ることによる相互妨害の発生を抑えることができる。
【0022】図2は図1における周波数誤差検出回路1
3の一具体例を示すブロックであって、13a,13b
は乗算器、13cはLPF(ローパスフィルタ)であ
り、図1に対応する部分には同一符号をつけている。
【0023】この具体例は変形コスタスル−プをなすも
のである。図2において、同期検波回路9,10の出力
信号を乗算器13aで乗算し、その出力信号を乗算器1
3bでディジタル化復調回路17のクロック再生回路2
9(図1)からのクロックと乗算し、この乗算器13b
の出力信号をLPF13cを通すことによってAFC制
御信号を得ている。
【0024】図3は本発明によるディジタル信号復調装
置の他の実施例を示すブロック図であって、図1に対応
する部分には同一符号をつけて重複する説明を省略す
る。
【0025】図1に示した実施例では、周波数誤差検出
回路13がディジタル化復調回路17からのクロックを
も用いて周波数誤差検出を行なうものであったが、この
実施例は、図3に示すように、周波数誤差検出回路13
がディジタル化復調回路17からのクロックを用いない
ものであって、例えば例えばQPSK等のディジタル変
調方式の復調に有効である。この点以外の構成は、図1
に示した実施例と同様である。
【0026】この実施例においても、図1に示した実施
例と同様、同期検波回路9,10の出力信号の周波数ず
れを検出し、そのずれ情報をマイコン4に帰還して局部
発振器3の発振周波数を制御するものであり、IFフィ
ルタ7の基準IF周波数に周波数が一致した安定なIF
信号を容易に得ることができ、良好なデジタル信号復調
動作を得ることができる。
【0027】また、図1に示した実施例と同様、この実
施例での周波数誤差検出動作も、周波数誤差を選局部に
帰還するAFCル−プであるため、後段のディジタル化
復調回路17が同期状態になくてもこれにAFCル−プ
がかかり、周波数ずれが大きい場合でも、安定なAFC
特性が得られるし、選局用の基準発振器14を同期検波
用発振器11の制御用基準発振器にも用いるので、回路
の簡略化及び基準発振器を複数用いることによる相互妨
害の発生を抑えることができる。
【0028】図4は図3での周波数誤差検出回路13の
一具体例を示すブロックであって、13d,13eは増
幅器、13f,13gは乗算器、13hは減算器、13
iはLPFであり、図3に対応する部分には同一符号を
つけている。
【0029】この具体例もコスタスル−プである。同期
検波回路10の出力信号が、増幅器13dで増幅された
後、乗算器13fで同期検波回路9の出力信号と乗算さ
れ、また、同期検波回路9の出力信号が、増幅器13e
で増幅された後、乗算器13gで同期検波回路10の出
力信号と乗算され、これら乗算器13f,13gの出力
信号が減算回路13hで減算され、この減算器13hの
出力信号がLPF13iを通されることにより、AFC
制御信号を得ている。この具体例は、例えば、QPSK
等の変調方式に対して有効である。
【0030】図5は本発明によるディジタル信号復調装
置のさらに他の実施例を示すブロック図であって、30
は周波数誤差検出回路であり、図3に対応する部分には
同一符号をつけて重複する説明を省略する。
【0031】この実施例は、図5に示すように、A/D
コンバータ18,19のディジタル出力信号を周波数誤
差検出回路30に供給してミクサ回路2からのIF信号
と同期検波用発振器11の出力信号との周波数差を検出
し、その周波数差信号をAFC制御信号として選局用の
マイコン5に帰還するものである。その他の構成は図3
に示した実施例と同様である。また、周波数誤差検出回
路30の一具体例としては、図4に示した具体例の各部
がディジタル処理する回路とする。
【0032】この実施例によると、図1,図3に示した
実施例と同様の効果が得られるが、さらに、周波数誤差
検出回路30がディジタル動作を行なうため、IC化し
やすく、また、動作の安定化にも効果がある。
【0033】図6は本発明によるディジタル信号復調装
置のさらに他の実施例を示すブロック図であって、31
は周波数誤差検出回路であり、図3に対応する部分には
同一符号をつけて重複する説明を省略する。
【0034】この実施例は、図6に示すように、複素乗
算器22の2つの出力信号を周波数誤差検出回路31に
供給してIFフィルタ7からのIF信号と同期検波用発
振器11の出力信号との周波数差を検出し、その周波数
差信号をAFC制御信号として選局用のマイコン5に帰
還するものである。その他の構成は、図3に示した実施
例と同様である。また、周波数誤差検出回路31の一具
体例としては、図4に示した具体例の各部がディジタル
処理する回路とする。
【0035】この実施例によると、複素乗算器22の出
力信号もディジタル信号であることから、図5に示した
実施例と同様の効果が得られる。
【0036】図7は本発明によるディジタル信号復調装
置のさらに他の実施例の要部を示すブロック図であっ
て、図1に対応する部分には同一符号をつけて重複する
説明を省略する。
【0037】この実施例は、周波数誤差検出回路13か
らのAFC制御信号を、図1に示した実施例のようにマ
イコン5に供給するのではなく、同期検波用発振器11
に供給するものである。
【0038】この実施例によると、同期検波回路9,1
0の出力信号から周波数ずれを検出し、そのずれ情報で
同期検波用発振器11の発振周波数が制御されるから、
この同期検波用発振器11から出力される搬送波の周波
数が分配器8から供給されるIF信号の周波数に一致
し、このため、同期検波回路9,10で正しい同期検波
が行なわれてディジタル化復調回路17が良好なデジタ
ル信号復調動作を行なうことになる。
【0039】図8は本発明によるディジタル信号復調装
置のさらに他の実施例を示すブロック図であって、3
2,33はLPF、34はデータ処理回路、35は出力
端子、36は同期再生回路、37は位相誤差検出回路、
38はクロック再生回路、39は同期検出回路であり、
図1に対応する部分には同一符号をつけて重複する説明
を省略する。
【0040】この実施例は、復調回路としてMSKやQ
PSK等のディジタル復調回路を備えたヘテロダイン受
信機に適用したものである。
【0041】図8において、同期検波回路9,10の出
力信号は、夫々LPF32,33で不要成分が除去され
てI,Qのベースバンド信号となり、データ処理回路3
4で処理されて出力端子35から出力される。また、こ
れらベースバンド信号は同期再生回路36に供給され
る。同期再生回路36は位相誤差検出回路37とクロッ
ク再生回路38と同期検出回路39とからなっている。
位相誤差検出回路37は同期検波回路9,10に供給さ
れるIF信号と同期検波用発振回路11で発生される搬
送波との間の位相誤差を検出し、位相誤差信号を発生す
る。従って、このIF信号の周波数が変動すると、位相
誤差検出回路37は位相誤差信号を発生する。また、ク
ロック再生回路38はデータ処理回路34でのデータ処
理用クロックを再生し、同期検出回路39は同期検波回
路9,10が同期したか否かを検出する。
【0042】位相誤差検出回路37で検出されたこの位
相差が位相誤差信号として同期検波用発振器11とマイ
コン5とに供給される。同期検波用発振器11はこの位
相誤差信号によってIF信号の周波数に追従するように
発振周波数が制御される。また、マイコン5は、この位
相誤差信号に応じて選局回路4の分周器を制御すること
により、局部発振回路3の発振周波数を制御する。これ
により、IFフィルタ7に入力されるIF信号の周波数
をIFフィルタ7の基準IF周波数に一致させる。
【0043】なお、位相誤差検出回路37の位相誤差検
出動作は、例えば前記特開昭55−73164号公報等
に詳しく述べられているため、ここでは、その動作の説
明を省略する。
【0044】ここで、この実施例の動作を説明すると、
いま、同期検波用発振器11の発振周波数がIFフィル
タ7の基準IF周波数に等しくf0であって、かつミク
サ回路2からのIF信号の周波数がIFフィルタ7の基
準IF周波数と一致しているときの位相誤差検出回路3
7から出力される位相誤差信号の電圧が中心電圧V0
する。即ち、この位相誤差信号が中心電圧V0にあると
き、同期検波用発振器11の発振周波数がIFフィルタ
7の基準IF周波数に等しい周波数f0に設定される。
【0045】そこで、いま、入力端子1から入力される
RF信号の周波数が dfだけ変動し、その結果、ミクサ
回路2から出力されるIF信号の周波数がIFフィルタ
7の基準IF周波数よりも周波数 dfだけずれたとする
と、位相誤差検出回路37から出力される位相誤差信号
の電圧は、中心電圧V0から dVだけずれる。この位相
誤差信号の電圧の中心電圧V0からのずれ dVにより、
同期検波用発振器11の発振周波数を dfだけ変化させ
てIF信号の周波数に追従させようとするPLLル−プ
がかかり、これと同時に、ずれ dVによってマイコン5
が局部発振回路3の発振周波数を入力端子1から入力さ
れるRF信号の周波数ずれ dfに追従させようとするA
FCル−プがかかる。このAFCル−プによって局部発
振回路3が制御され、ミクサ回路2からのIF信号の基
準IF周波数f0からの周波数ずれが小さくなってい
く。同期検波用発振器11の発振周波数がIF信号の周
波数に追従していくと、これらの位相差が小さくなって
いって位相誤差信号は中心電圧V0に近づいていき、同
期検波用発振器11の発振周波数は基準IF周波数f0
に戻っていくが、このとき、基準IF周波数f0に周波
数が近づきつつあるIF信号と同期検波用発振器11か
らの搬送波との間に周波数差があると、位相誤差検出回
路37から中心電圧V0からずれた位相誤差信号が出力
され、再び同期検波用発振器11の発振周波数がIF信
号の周波数に追従するように制御され、ミクサ回路2か
らのIF信号の基準IF周波数f0からの周波数ずれが
さらに小さくなっていく。
【0046】以下、かかる動作が繰り返され、遂には、
ミクサ回路2からのIF信号の周波数が基準IF周波数
0に等しく、 同期検波用発振回路11の発振周波数も
基準IF周波数f0に等しくなって、位相誤差信号が中
心電圧V0の状態に安定する。
【0047】従って、この実施例によれば、位相誤差検
出回路37からの位相誤差信号でもって同期検波用発振
器11をPLL制御し、局部発振回路3をAFC制御す
ることにより、安定した同期状態になるまでの時間を短
縮できるし、また、ミクサ回路2から出力されるIF信
号の周波数をIFフィルタ7の基準IF周波数に合わせ
ることができ、良好な復調動作を行なうことができる。
【0048】図9は本発明によるディジタル信号復調装
置のさらに他の実施例を示すブロック図であって、40
は分周器、41は位相比較器、42はスイッチ回路であ
り、図1,図8に対応する部分には同一符号をつけて重
複する説明を省略する。
【0049】この実施例は、復調回路としてMSKやQ
PSK等のディジタル復調回路を備えたヘテロダイン受
信機に関するものである。
【0050】図9において、同期検波用発振回路11
は、図8に示した実施例と同様に、位相誤差検出回路3
7からの位相誤差信号のずれ量に応じて、搬送波周波数
がIF信号の周波数に追従するように制御されるが、こ
の同期検波用発振回路11の出力信号は、また、分周器
40で分周されて位相比較器41で基準発振器14から
の安定した基準信号と位相比較される。この位相比較器
41から出力される位相誤差信号は、同期検波用発振器
11の発振周波数、従って、IF信号の周波数とIFフ
ィルタ7の基準IF周波数との間の位相誤差を表わして
おり、AFC制御信号としてスイッチ回路42に供給さ
れる。
【0051】同期再生回路36における同期検出回路3
9は、位相誤差検出回路37からの位相誤差信号のずれ
量から、同期検波回路9、10が同期検波可能な同期状
態にあるか否かを検出し、その検出結果を示す同期検出
信号を出力する。スイッチ回路42はこの同期検出信号
によってON,OFF制御される。即ち、同期検波回路
9、10が同期状態にないときには、スイッチ回路42
はOFFしてAFC制御信号を遮断するが、同期検波回
路9、10が同期状態にあるときには、同期検出回路3
9からの同期検出信号によってスイッチ回路42がON
し、AFC制御信号がスイッチ回路42を介してマイコ
ン5に供給されてAFCループが形成される。
【0052】かかるAFCループが形成されることによ
り、ミクサ回路2からのIF信号の周波数がIFフィル
タ7の基準IF周波数に一致するように、位相比較器4
1からの位相誤差信号でもって局部発振回路3の発振周
波数が制御される。
【0053】以上のように、この実施例では、同期検波
用発振回路11が位相誤差検出回路37からの位相誤差
信号のずれ量に応じて制御されることにより、同期検波
用発振回路11の発振周波数がIFフィルタ7に入力さ
れるIF信号の周波数に一致するようになるし、しか
も、位相比較器41によってIF信号と同期状態の同期
検波用発振器11の発振周波数の基準IF周波数からの
ずれが検出され、選局デ−タを出力するマイコン5にそ
のずれ情報を帰還して、局部発振回路3の発振周波数を
制御するので、ミクサ回路2から基準IF周波数に一致
した安定なIF信号を容易に得ることができ、良好なデ
ジタル信号復調動作を得ることができる。また、選局用
の基準発振器14を同期検波用発振器11の制御用基準
発振器にも用いるので、回路構成の簡略化及び基準発振
回路を複数用いることによる相互妨害の発生を抑えるこ
とができる。
【0054】図10は本発明によるディジタル信号復調
装置のさらに他の実施例を示すブロック図であって、4
3は切換回路、44は低周波スイ−プ回路であり、図9
に対応する部分には同一符号をつけて重複する説明を省
略する。
【0055】この実施例は、図9に示した実施例におい
て、さらに、入力RF信号の同期周波数範囲を広げるこ
とができるようにしたものである。このために、図10
において、低周波スイープ回路44を設け、同期検波回
路9,10が同期状態にないときには、切替回路43が
低周波スイープ回路44側に閉じ、低周波スイープ回路
44からマイコン55にスイ−プ信号を送って局部発振
回路3の発振周波数をスイ−プさせ、同期検波回路9、
10と同期検波用発振器11とを同期させる。かかるス
イープによって同期検波回路9,10が同期状態となる
と、同期検出回路39から同期検出信号が出力され、こ
れにより、切替回路43が位相比較器41側に閉じて、
位相比較器41からのAFC制御信号がマイコン55に
印加されて図9に示した実施例と同様の動作が行なわれ
る。
【0056】以上のように、この実施例では、チャンネ
ル選局用の局部発振回路3の発振周波数をスイ−プする
ので、入力RF信号の同期周波数範囲を広げることがで
き、入力RF信号の周波数が大きく変動しても、良好な
復調動作をおこなうことができる。
【0057】図11は本発明によるディジタル信号復調
装置のさらに他の実施例を示すブロック図であって、4
5はFM検波回路であり、図10に対応する部分には同
一符号をつけて重複する説明を省略する。
【0058】この実施例は、図11に示すように、同期
検波用発振器11の発振周波数のIFフィルタ7の基準
IF周波数からのずれ検出手段として、FM検波回路4
5を用いたものである。このFM検波回路45において
は、同期検波用発振回路11の発振周波数がFM検波さ
れ、基準IF周波数に対応した検波電圧(基準電圧)と
電圧比較されて、その誤差電圧がAFC制御信号として
切換回路43に供給される。これ以外の部分は図10に
示した実施例と同様である。
【0059】以上のように、この実施例では、より簡単
な構成でもって、図10に示した実施例と同様の効果が
得られる。
【0060】図12は本発明によるディジタル信号復調
装置のさらに他の実施例を示すブロック図であって、4
a,4bは分周器、4cは位相比較器、46は分周器で
あり、図1,図8に対応する部分には同一符号をつけて
重複する説明を省略する。
【0061】図12において、同期検波用発振器11は
分周器16,位相比較器15とともにPLL回路を構成
している。かかるPLL回路において、分周器16の出
力信号と基準発振器14からの基準信号が分周器46で
分周された信号との位相差が位相比較器15から得ら
れ、この位相差に応じて同期検波用発振器11の発振周
波数が制御されることにより、同期検波用発振器11か
らの搬送波の周波数がIFフィルタ7の基準IF周波数
に一致するようにされる。
【0062】選局回路4は分周器4a,4bと位相比較
器4cとからなっている。局部発振器3の出力信号は分
周器4aによって分周され、また、基準発振器14から
の基準信号は分周器4bによって分周され、これら分周
器4a,4bの出力信号が位相比較器4cで位相比較さ
れる。この位相比較器4cから出力される位相誤差信号
によって局部発振器3の発振周波数が制御される。ここ
で、分周器4aは分周比が制御可能なものであり、この
分周比が、マイコン5により、入力端子6からのチャン
ネル選局信号に応じた選局データによって変化され、ま
た、同期再生回路36での位相誤差検出回路37からの
位相誤差信号に応じて分周比が制御される。これによ
り、一旦選局チャンネルが設定されると、位相誤差検出
回路37からの位相誤差信号に応じて局部発振器3の発
振周波数が自動調整され、この位相誤差信号はIF信号
とIFフィルタ7の基準IF周波数に等しい発振周波数
の同期検出用発振器11からの搬送波との位相差を表わ
しているから、ミクサ回路2から出力されるIF信号の
周波数がIFフィルタ7の基準IF周波数に一致するよ
うになる。
【0063】以上のように、この実施例では、先の実施
例と同様、位相誤差検出回路37からの位相誤差信号で
チャンネル選局用の局部発振回路3の発振周波数を制御
するので、基準IF周波数に一致した安定なIF信号を
容易に得ることができ、良好なデジタル信号復調動作を
得ることができるし、選局用の基準発振器14を同期検
波用発振器11の制御用基準発振器にも用いるので、回
路構成の簡略化及び基準発振回路を複数用いることによ
る相互妨害の発生を抑えることができる。
【0064】図13は本発明によるディジタル信号復調
装置のさらに他の実施例を示すブロック図であって、1
6’は分周器であり、図12に対応する部分には同一符
号をつけて重複する説明を省略する。
【0065】この実施例では、図13に示すように、同
期検波用発振器11が、これと分周器16’と位相比較
器15とでPLL回路を構成しており、基準発振器14
からの基準信号でもって制御されるが、この分周器1
6’を可変分周器としている。入力端子1からのRF信
号に周波数変動があると、位相誤差検出回路37からの
位相誤差信号からマイコン5で生成される位相誤差デー
タに応じて分周器16’の分周比が制御される。これに
より、同期検波用発振器11に位相同期ル−プがかけら
れてその発振周波数を制御され、同期検波用発振器11
の発振周波数が迅速にミクサ回路2からのIF信号に引
き込まれる。また、位相誤差検出回路37からの位相誤
差信号に応じて局部発振器3の発振周波数が制御され、
ミクサ回路2からのIF信号の周波数がIFフィルタ7
の基準IF周波数に近づいていく。
【0066】かかる同期検波用発振器11の発振周波数
のミクサ回路2からのIF信号の周波数への引込みによ
り、位相誤差検出回路37からの位相誤差信号が中心電
圧になっていき、これによって分周器16’の分周比が
変化して同期検波用発振器11の発振周波数がIFフィ
ルタ7の基準IF周波数になっていくが、このとき、I
F信号に周波数ずれが残っていて同期検波用発振器11
の発振周波数とIF信号の周波数との間に差があると、
再び位相誤差検出回路37からの位相誤差信号によって
分周器16’の分周比が変化され、同期検波用発振器1
1の発振周波数がミクサ回路2からのIF信号に引き込
まれるとともに、ミクサ回路2からのIF信号の周波数
がIFフィルタ7の基準IF周波数にさらに近づいてい
く。
【0067】かかる動作が繰り返され、遂には、期検波
用発振器11の発振周波数がIFフィルタ7の基準IF
周波数に一致し、ミクサ回路2からのIF信号の周波数
が基準IF周波数に一致した状態で安定する。
【0068】以上のように、この実施例では、先の実施
例と同様、良好なデジタル信号復調動作を得ることがで
き、回路構成の簡略化及び基準発振回路を複数用いるこ
とによる相互妨害の発生を抑えることができるととも
に、さらには、位相誤差検出回路37からの位相誤差信
号でもってチャンネル選局用の局部発振回路3と同期検
波用発振器11との発振周波数を制御するため、同期引
込み時間を短縮することができる。
【0069】図14は本発明によるディジタル信号復調
装置のさらに他の実施例を示すブロック図であって、4
b’は分周器であり、図12に対応する部分には同一符
号をつけて重複する説明を省略する。
【0070】この実施例は、図14に示すように、選局
回路4における基準発振器14からの基準信号を分周す
る分周器4b’も可変分周器である。マイコン5は位相
誤差検出回路37からの位相誤差信号による位相誤差デ
ータを含む選局データを生成し、かかる選局データに応
じて分周器4a,4b’の分周比が制御される。分周器
4b’によって基準発振器14の基準発振信号の周波数
を可変とすることにより、分周器4b’を固定とする場
合に比べ、位相比較器4cからの位相誤差を短時間で小
さくすることができ、同期引き込み時間を短縮すること
ができる。
【0071】以上のように、この実施例では、先の各実
施例と同様に、位相誤差検出回路37からの位相誤差信
号で局部発振回路3の発振周波数を制御することによ
り、IFフィルタ7の基準IF周波数に一致した安定な
IF信号を容易に得ることができ、良好なデジタル信号
復調動作を得ることができるし、選局用の基準発振器1
4を同期検波用発振器11の制御用基準発振器に用いる
ので、回路構成の簡略化及び基準発振回路を複数用いる
ことによる相互妨害の発生を抑えることができるととも
に、上記位相誤差信号で局部発振回路3の内の選局回路
4の2つの分周器4a,4b’の分周比を制御するた
め、ミクサ回路2からのIF信号の周波数をIFフィル
タ7の基準IF周波数に同期引込むために要する時間を
短縮することができる。
【0072】図15は本発明によるディジタル信号復調
装置のさらに他の実施例を示すブロック図であって、4
7はミクサ回路、48はVCO(電圧制御型発振器)、
49はBPF、50は低周波発振回路、51はスイッチ
回路であり、前出図面に対応する部分には同一符号をつ
けて重複する説明を省略する。
【0073】この実施例は、復調回路としてMSKやQ
PSK等のディジタル復調回路を備えたヘテロダイン受
信機に適用したものである。
【0074】図15において、入力端子1から入力され
たRF信号は、ミクサ回路2において、チャンネル選局
用の局部発振回路3の出力信号によって周波数変換さ
れ、IFフィルタ7に供給されて所望チャンネルの第1
のIF信号が抽出される。この第1のIF信号はミクサ
回路47に供給され、VCO48の出力信号によって周
波数変換され、BPF49に供給されて不要な帯域外雑
音や妨害等が除去され、さらに、伝送路の特性を最適と
するように波形等化された上記所望チャンネルの第2の
IF信号が得られ、この第2のIF信号が分配器8で2
分配されて同期検波回路9,10に供給される。
【0075】そして、図12に示した実施例と同様に、
同期検波用発振器11からの搬送波により、夫々π/2
だけ異なる位相で同期検波される。これら同期検波回路
9,10の検波出力はLPF32,33で不要な高周波
成分が除去されてI,Qのベースバンド信号となり、夫
々データ処理回路34で処理されて復調データが出力端
子35に得られる。また、同期検波回路9,10の検波
出力が同期再生回路36に供給され、位相誤差検出回路
37によって同期検波用発振器11からの搬送波と同期
検波回路9,10に入力される第2のIF信号との位相
差を表わす位相誤差信号が生成され、クロック再生回路
38によってクロックが再生され、同期検出回路39に
よって同期検波回路9,10が同期したか否かが検出さ
れる。
【0076】また、図14に示した実施例と同様に、局
部発振器3は選局回路4とともに基準発振器14から基
準信号が供給されるPLL回路を構成しており、マイコ
ン5により、入力端子6から入力されるチャンネル選局
信号に応じて選局回路4の分周器4aの分周比が制御さ
れることにより、局部発振器3の発振周波数が選局しよ
うとするチャンネルに応じたものとなる。
【0077】さらに、図1に示した実施例と同様に、同
期検波用発振器11は分周器16及び位相比較器15と
ともに基準発振器14から基準信号が供給されるPLL
回路を構成しており、この同期検波用発振器11からの
搬送波の周波数がBPF49の中心周波数に一致するよ
うに制御されている。
【0078】かかる構成において、この実施例では、さ
らに、位相誤差検出回路37で生成される位相誤差信号
によってVCO48を制御するようにし、VCO48の
発振周波数を制御する一種のPLLル−プを構成してい
る。このPLLル−プはAFC動作も兼ねており、例え
ば、入力端子1から入力されるRF信号が周波数ずれを
起した場合、ミクサ回路2から出力されるIF信号の周
波数がIFフィルタ7の基準IF周波数からずれ、ミク
サ回路47から出力されるIF信号の周波数がBPF4
9の中心周波数からずれるが、上記のようにVCO48
の発振周波数が制御されるため、ミクサ回路47から出
力されるIF信号の周波数のBPF49の中心周波数か
らのずれがなくなり、良好な復調動作を得ることができ
る。
【0079】なお、同期再生回路36の同期検出回路3
9が、同期検波回路9,10が同期状態にないことを検
出したときには、切換回路43により、低周波スイープ
回路44の出力信号によってVCO48の発振位相が順
次変化し、ミクサ回路47から出力される第2のIF信
号の周波数がスイープし、この期間同期検出回路39が
動作して同期検波回路9,10が同期状態となるVCO
48の発振位相を選定する。
【0080】以上のように、この実施例では、ミクサ回
路47を駆動するVCO48に位相誤差検出回路37か
らの位相誤差信号を供給するので、基準IF周波数に一
致した安定なIF信号を容易に得ることができ、良好な
デジタル信号復調動作を得ることができる。また、選局
用の基準発振器14を同期検波用発振器11の制御用基
準発振器にも用いるので、回路の簡略化及び基準発振回
路を複数用いることによる相互妨害の発生を抑えること
ができる。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入力される変調信号に周波数変動があっても、この変調
信号から中間周波フィルタの中心周波数に一致した周波
数の安定した中間周波信号を得ることができ、該中間周
波フィルタによる側帯波の過不足がないし、また、かか
るIF信号を同期検波するための搬送波の周波数を該中
間周波フィルタの中心周波数に等しく設定できるので、
搬送波の90度移相器の位相ずれのない状態で同期検波
でき、従って、最良の状態で復調動作が行なわれて再生
信号の誤り率の劣化を防止できる。
【0082】また、上記搬送波を発生するための手段と
して、PLL制御される発振器を用い、かかるPLL制
御のための基準発振器として、チャンネル選局用の局部
発振回路をPLL制御する高安定な基準周波数を共用す
るので、回路構成の簡略化及び基準発振器を複数設ける
ことによるビ−ト妨害の発生を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディジタル信号復調装置の一実施
例を示すブロック図である。
【図2】図1における周波数誤差検出回路の一具体例を
示すブロック図である。
【図3】本発明によるディジタル信号復調装置の他の実
施例を示すブロック図である。
【図4】図3における周波数誤差検出回路の一具体例を
示すブロック図である。
【図5】本発明によるディジタル信号復調装置のさらに
他の実施例を示すブロック図である。
【図6】本発明によるディジタル信号復調装置のさらに
他の実施例を示すブロック図である。
【図7】本発明によるディジタル信号復調装置のさらに
他の実施例を示すブロック図である。
【図8】本発明によるディジタル信号復調装置のさらに
他の実施例を示すブロック図である。
【図9】本発明によるディジタル信号復調装置のさらに
他の実施例を示すブロック図である。
【図10】本発明によるディジタル信号復調装置のさら
に他の実施例を示すブロック図である。
【図11】本発明によるディジタル信号復調装置のさら
に他の実施例を示すブロック図である。
【図12】本発明によるディジタル信号復調装置のさら
に他の実施例を示すブロック図である。
【図13】本発明によるディジタル信号復調装置のさら
に他の実施例を示すブロック図である。
【図14】本発明によるディジタル信号復調装置のさら
に他の実施例を示すブロック図である。
【図15】本発明によるディジタル信号復調装置のさら
に他の実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 受信信号の入力端子 2 ミクサ回路 3 局部発振回路 4 選局回路 4a,4b,4b’ 分周器 4c 位相比較回路 5 マイコン 6 選局信号の入力端子 7 中間周波フィルタ 8 分配器 9,10 同期検波回路 11 同期検波用発振器 12 π/2移相回路 13 周波数誤差検出回路 14 基準発振回路 15 位相位相比較回路 16,16’ 分周器 17 ディジタル化復調回路 18,19 A/Dコンバータ 22 複素乗算器 29 クロック再生回路 30,31 周波数誤差検出回路 34 データ処理回路 36 同期再生回路 37 位相誤差検出回路 38 クロック再生回路 39 同期検出回路 40 分周器 41 位相比較回路 42 スイッチ回路 43 切替回路 44 低周波スイープ回路 45 FM検波回路 46 分周器 47 ミクサ回路 48 電圧制御発振器

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準発振器の出力信号を基準として入力
    変調信号を所定の中間周波信号に変換する周波数変換部
    と、該中間周波信号を抽出する中間周波フィルタと、該
    中間周波信号を異なる位相の搬送波で同期検波する第
    1,第2の同期検波器と、該第1,第2の同期検波器の
    出力信号を復調するディジタル化復調回路と、該搬送波
    を発生する同期検波用発振器とを備えたディジタル信号
    復調装置において、 該同期検波用発振器の発振周波数と該中間周波フィルタ
    の中心周波数とのずれを検出し、そのずれ情報を生成す
    る周波数誤差検出手段を設け、 該ずれ情報に応じて該周波数変換部を制御することによ
    り、該周波数変換部から出力される該中間周波信号の周
    波数を該中間周波フィルタの中心周波数に一致させるこ
    とができるように構成したことを特徴とするディジタル
    信号復調装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記周波数誤差検出手段は、前記第1,第2の同期検波
    回路の出力信号の周波数差から、前記同期検波用発振器
    の発振周波数と前記中間周波フィルタの中心周波数との
    ずれを検出することを特徴とするディジタル信号復調装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記ディジタル化復調回路は、前記第1,第2の同期検
    波回路の出力信号を夫々ディジタル化する第1,第2の
    A/Dコンバ−タと、該第1,第2のA/Dコンバ−タ
    の出力信号を夫々波形整形する第1,第2のFIRフィ
    ルタと、該第1,第2のFIRフィルタの出力信号が供
    給され複素乗算器と位相検出器とROMからなるディジ
    タルPLL回路と、該複素乗算器の出力信号から該第
    1,第2のA/Dコンバ−タのためのクロックを生成す
    るクロック再生回路とから構成され、 前記周波数誤差検出手段は、前記第1,第2の同期検波
    回路の出力信号と該クロック再生回路から出力される該
    クロックとにより、前記同期検波用発振器の発振周波数
    と前記中間周波フィルタの中心周波数とのずれを検出す
    ることを特徴とするディジタル信号復調装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 前記ディジタル化復調回路は、前記第1,第2の同期検
    波回路の出力信号をディジタル化する第1,第2のA/
    Dコンバ−タと、該第1,第2のA/Dコンバ−タの出
    力信号を夫々波形整形する第1,第2のFIRフィルタ
    と、該第1,第2のFIRフィルタの出力信号が供給さ
    れ複素乗算器と位相検出器とROMからなるディジタル
    PLL回路と、該複素乗算器の出力信号から該第1,第
    2のA/Dコンバ−タのためのクロックを生成するクロ
    ック再生回路とから構成され、 前記周波数誤差検出手段は、該第1,第2のA/Dコン
    バ−タの出力信号の周波数差から、前記同期検波用発振
    器の発振周波数と前記中間周波フィルタの中心周波数と
    のずれを検出することを構成したことを特徴とするディ
    ジタル信号復調装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 前記ディジタル化復調回路は、前記第1,第2の同期検
    波回路の出力信号を夫々ディジタル化する第1,第2の
    A/Dコンバ−タと、該第1,第2のA/Dコンバ−タ
    の出力信号を夫々波形整形する第1,第2のFIRフィ
    ルタと、該第1,第2のFIRフィルタの出力信号が供
    給され複素乗算器と位相検出器とROMからなるディジ
    タルPLL回路と、該複素乗算器の出力信号から該第
    1,第2のA/Dコンバ−タのためのクロックを生成す
    るクロック再生回路とから構成され、 前記周波数誤差検出手段は、該複素乗算器の2つの出力
    信号の周波数差から、前記同期検波用発振器の発振周波
    数と前記中間周波フィルタの中心周波数とのずれを検出
    することを構成したことを特徴とするディジタル信号復
    調装置。
  6. 【請求項6】 請求項1,2,3,4または5におい
    て、 前記同期検波用発振器は、前記同期検波用発振器の出力
    信号を分周する分周器と、該分周器の出力信号と前記基
    準発振器の出力信号とを位相比較しその位相差に応じて
    前記同期検波用発振器を制御する位相比較器とでPLL
    回路を構成し、 前記搬送波の周波数を前記中間周波フィルタの中心周波
    数に一致させることを特徴とするディジタル信号復調装
    置。
  7. 【請求項7】 基準発振器の出力信号を基準として入力
    変調信号を所定の中間周波信号に変換する周波数変換部
    と、該中間周波信号を抽出する中間周波フィルタと、該
    中間周波信号を異なる位相の搬送波で同期検波する第
    1,第2の同期検波器と、該第1,第2の同期検波器の
    出力信号を復調するディジタル化復調回路と、該搬送波
    を発生する同期検波用発振器とを備えたディジタル信号
    復調装置において、 該同期検波用発振器の発振周波数と該中間周波フィルタ
    の中心周波数とのずれを検出し、そのずれ情報を生成す
    る周波数誤差検出手段を設け、 該ずれ情報に応じて該同期検波用発振器を制御すること
    により、該同期検波用発振器の搬送波周波数を、該周波
    数変換部から出力される選局すべき該中間周波信号の周
    波数と該中間周波フィルタの中心周波数との間のずれを
    吸収するように設定したことを特徴とするディジタル信
    号復調装置。
  8. 【請求項8】 基準発振器の出力信号を基準として入力
    変調信号を所定の中間周波信号に変換する周波数変換部
    と、該中間周波信号を抽出する中間周波フィルタと、該
    中間周波信号を異なる位相の搬送波で同期検波する第
    1,第2の同期検波器と、該第1,第2の同期検波器の
    出力信号を処理して復調データを出力する処理回路と、
    該搬送波を発生する同期検波用発振器とを備えたディジ
    タル信号復調装置において、 該第1,第2の同期検波器の出力信号の位相差に応じた
    位相誤差信号を生成する位相誤差検出手段を設け、 該位相誤差信号に応じて、該同期検波用発振器を制御す
    るとともに、該周波数変換部を制御することにより、該
    周波数変換部から出力される該中間周波信号の周波数を
    該中間周波フィルタの中心周波数に一致させることがで
    きるように構成したことを特徴とするディジタル信号復
    調装置。
  9. 【請求項9】 基準発振器の出力信号を基準として入力
    変調信号を所定の中間周波信号に変換する周波数変換部
    と、該中間周波信号を抽出する中間周波フィルタと、該
    中間周波信号を異なる位相の搬送波で同期検波する第
    1,第2の同期検波器と、該第1,第2の同期検波器の
    出力信号を処理して復調データを出力する処理回路と、
    該搬送波を発生する同期検波用発振器とを備えたディジ
    タル信号復調装置において、 該第1,第2の同期検波器の出力信号の位相差に応じた
    位相誤差信号を生成する第1の位相誤差検出手段と、 該同期検波用発振器の出力信号と該基準発振器の出力信
    号とから該同期検波用発振器の出力信号の周波数の該中
    間周波フィルタの中心周波数からの周波数ずれを検出す
    る第2の位相誤差検出手段と、 該第1の位相誤差検出手段からの該位相誤差信号によっ
    て該同期検波用発振器を制御し、かつ該第2の位相誤差
    検出手段で検出される該周波数ずれに応じて該周波数変
    換部を制御することにより、該周波数変換部から出力さ
    れる該中間周波信号の周波数を該中間周波フィルタの中
    心周波数に一致させることができるように構成したこと
    を特徴とするディジタル信号復調装置。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 前記第1,第2の同期検波器の同期,非同期状態を判定
    する同期検出手段と、 該同期検出手段の判定結果に応じて動作し、前記第1,
    第2の同期検波器が非同期状態にあるとき、前記第2の
    位相誤差検出手段で検出される周波数ずれに応じた前記
    周波数変換部の制御を禁止する選択手段とを設けたこと
    を特徴とするディジタル信号復調装置。
  11. 【請求項11】 請求項9において、 スイープ用の低周波信号を発生する手段を設け、 前記選択手段は、前記第1,第2の同期検波器が非同期
    状態にあるとき、該スイープ用の低周波信号を前記周波
    数変換部に供給させ、前記入力変調信号に対する前記所
    定の中間周波信号の周波数をスイープして前記中間周波
    フィルタの中心周波数に一致させることができるように
    構成したことを特徴とするディジタル信号復調装置。
  12. 【請求項12】 請求項10,11において、 前記第2の位相誤差検出手段は周波数検波回路であるこ
    とを特徴とするディジタル信号復調回路。
  13. 【請求項13】 基準発振器の出力信号を基準として入
    力変調信号を所定の中間周波信号に変換する周波数変換
    部と、該中間周波信号を抽出する中間周波フィルタと、
    該中間周波信号を異なる位相の搬送波で同期検波する第
    1,第2の同期検波器と、該第1,第2の同期検波器の
    出力信号を処理して復調データを出力する処理回路と、
    該搬送波を発生する同期検波用発振器とを備えたディジ
    タル信号復調装置において、 該第1,第2の同期検波器の出力信号の位相差に応じた
    位相誤差信号を生成する位相誤差検出手段と、 該基準発振器の出力信号を入力信号とし、該同期検波用
    発振器を制御してその発振周波数を該中間周波フィルタ
    の中心周波数に一致させるPLL回路とを設け、該位相
    誤差検出手段からの位相誤差信号に応じて該周波数変換
    部を制御することにより、該周波数変換部から出力され
    る該中間周波信号の周波数を該中間周波フィルタの中心
    周波数に一致させることができるように構成したことを
    特徴とするディジタル信号復調装置。
  14. 【請求項14】 請求項13において、 前記PLL回路は、前記同期検波用発振器の出力信号を
    分周し分周比を可変とするする分周器と、該分周器の出
    力信号と前記基準発振器の出力信号とを位相比較しその
    位相誤差信号によって前記同期検波用発振器を制御する
    位相比較回路とからなり、 前記該位相誤差検出手段からの位相誤差信号に応じて該
    分周器の分周比を変化させることを特徴とするディジタ
    ル信号復調装置。
  15. 【請求項15】 請求項13において、 前記周波数変換部は、選局回路と局部発振器とで構成さ
    れるPLLからなり、 該選局回路は、該局部発振器の出力信号を分周する可変
    分周比の第1の分周器と、前記基準発振器の出力信号を
    分周する可変分周比の第2の分周器と、該第1,第2の
    分周器の出力信号を位相比較しこれらの位相差に応じて
    該局部発振器を制御する位相比較器から構成され、 前記位相誤差検出手段からの位相誤差信号に応じて該第
    1,第2の分周器の分周比を変化させることを特徴とす
    るディジタル信号復調装置。
  16. 【請求項16】 基準発振器の出力信号を基準として入
    力変調信号を所定の第1の中間周波信号に変換する第1
    の周波数変換部と、該該第1の中間周波信号を抽出する
    中間周波フィルタと、電圧制御型発振器と、該電圧制御
    型発振器の出力信号によって該第1の中間周波信号を第
    2の中間周波信号に変換する第2の周波数変換部と、該
    第2の中間周波信号を異なる位相の搬送波で同期検波す
    る第1,第2の同期検波器と、該第1,第2の同期検波
    器の出力信号を処理して復調データを出力する処理回路
    と、該搬送波を発生する同期検波用発振器とを備えたデ
    ィジタル信号復調装置において、 該第1,第2の同期検波器の出力信号の位相差に応じた
    位相誤差信号を生成し、該電圧制御型発振器を制御する
    位相誤差検出手段と、 前記第1,第2の同期検波器の同期,非同期状態を判定
    する同期検出手段と、 該同期検出手段の判定結果に応じて動作し、前記第1,
    第2の同期検波器が非同期状態にあるとき、前記位相誤
    差検出手段で検出される位相誤差信号に応じた該電圧制
    御型発振器の制御を禁止する選択手段と、 該基準発振器の出力信号を入力信号とし、該同期検波用
    発振器を制御してその発振周波数を該中間周波フィルタ
    の中心周波数に一致させるPLL回路とを設けたことを
    特徴とするディジタル信号復調装置。
  17. 【請求項17】 請求項16において、 スイープ用の低周波信号を発生する手段を設け、 前記選択手段は、前記第1,第2の同期検波器が非同期
    状態にあるとき、該スイープ用の低周波信号を前記電圧
    制御型発振器に供給させ、前記第2の中間周波信号の周
    波数をスイープして前記第1の中間周波信号の周波数が
    中間周波フィルタの中心周波数と等しい状態と等価にす
    ることができるように構成したことを特徴とするディジ
    タル信号復調装置。
JP01547093A 1993-02-02 1993-02-02 受信装置 Expired - Lifetime JP3396047B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01547093A JP3396047B2 (ja) 1993-02-02 1993-02-02 受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01547093A JP3396047B2 (ja) 1993-02-02 1993-02-02 受信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06232927A true JPH06232927A (ja) 1994-08-19
JP3396047B2 JP3396047B2 (ja) 2003-04-14

Family

ID=11889691

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01547093A Expired - Lifetime JP3396047B2 (ja) 1993-02-02 1993-02-02 受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3396047B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008048292A (ja) * 2006-08-18 2008-02-28 Kenwood Corp 無線受信機及び局部発振器の調整方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008048292A (ja) * 2006-08-18 2008-02-28 Kenwood Corp 無線受信機及び局部発振器の調整方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3396047B2 (ja) 2003-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR900000464B1 (ko) 복조 회로
JP2971033B2 (ja) テレビジョン信号受信機におけるディジタル搬送波復旧装置及び方法
JP3396047B2 (ja) 受信装置
US6389082B1 (en) Receiver
JPH0221194B2 (ja)
JPH07143199A (ja) ディジタル信号復調装置
JP3052614B2 (ja) Pll選局装置
JPS6089155A (ja) 位相同期方式
JP2890992B2 (ja) 衛星放送受信機
JP3265585B2 (ja) Afc回路
JPH05207078A (ja) Msk復調回路
JP3511354B2 (ja) Pllフィードフォワード回路
JP2650557B2 (ja) 同期型スペクトル拡散変調波の復調装置
JP3274203B2 (ja) Msk復調器のクロック再生回路
JPH06120992A (ja) デジタル変調波の復調回路
JPH06291787A (ja) ディジタル信号復調装置
JPH06177921A (ja) ディジタル信号復調回路
JPH04345328A (ja) 回線切替え制御回路
JPH07273821A (ja) 復調装置
JPH05207079A (ja) Msk復調回路
JPH0681066B2 (ja) 受信装置
JPS609204A (ja) テレビジヨン信号の検波回路
JPH02100510A (ja) 自動周波数制御装置
JPH04339408A (ja) Cs音声放送受信機
JPH07240728A (ja) デジタルアナログ共用受信装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080207

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090207

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090207

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100207

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100207

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110207

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120207

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120207

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130207

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term