JPH06231897A - 静電気の除去方法およびその装置 - Google Patents

静電気の除去方法およびその装置

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JPH06231897A
JPH06231897A JP1874993A JP1874993A JPH06231897A JP H06231897 A JPH06231897 A JP H06231897A JP 1874993 A JP1874993 A JP 1874993A JP 1874993 A JP1874993 A JP 1874993A JP H06231897 A JPH06231897 A JP H06231897A
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static electricity
gas
electrode
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Yoshiaki Mori
義明 森
Takuya Miyagawa
拓也 宮川
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Abstract

(57)【要約】 【構成】本発明は、大気圧近傍において、少なくとも不
活性ガスを含むガスを流し、グロー放電発生用電極に高
周波電圧を印加してグロー放電を発生させ、そのグロー
放電により生成される電子あるいはイオンを含むガス流
を被処理物表面に照射することで被処理物表面の静電気
を除去する。 【効果】アーク放電、コロナ放電を用いた静電気除去方
法に比べ、短時間でかつ完全に除電が可能となり、その
ため被処理物表面へのゴミの付着がすくなくなるばかり
か被処理物の酸化を防げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプラスチック、ガラス等
の絶縁物表面にチャージアップした静電気の除電方法、
および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチック、ガラス等の絶縁物表面に
チャージアップした静電気の除去方法はアークあるいは
コロナ放電を利用した方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし前述の従来技術
では、生成される電子、イオンの量が少ないため前記チ
ャージアップを即座に除電することができない。そのた
め以下の問題を有する。まず、当然の事として時間がか
かる。時間がかかることにより、その間に静電気により
ゴミを付着する。さらには、静電気が除去されるまでに
被処理物表面に形成された素子にダメージを与えてしま
う等である。また、ガスに空気を用いることから被処理
物の酸化も懸念される。
【0004】そこで本発明はこれらの課題を解決するも
ので、その目的とするところは不活性ガス雰囲気中でグ
ロー放電を生じさせ電子、イオンを大量に生成し、これ
らガス雰囲気に被処理物をさらすことで、被処理物表面
の静電気を即座に除去、あるいは静電気の発生を防ぐこ
とを可能ならしめ、時間的ロスをなくし、ゴミの発生、
素子ダメージのない、さらには被処理物の酸化のない静
電気の除去方法、および装置を提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の静電気の除去方
法は、大気圧、あるいはその近傍圧力下において、少な
くとも不活性ガスを含む雰囲気中にてグロー放電を生じ
させ、前記グロー放電により生成された電子あるいはイ
オンを被処理物表面に照射して、前記被処理物上のチャ
ージをニュートライズすることを特徴とする。
【0006】また、前記被処理物に対して、その近傍に
グロー放電発生用電極を配置し、前記グロー放電発生用
電極に高周波電圧を印加して、前記被処理物と前記グロ
ー放電発生用電極との空間でグロー放電せしめることを
特徴とする。
【0007】さらに、グロー放電発生用電極と対電極の
間に高周波電圧を印加してグロー放電せしめ、そのグロ
ー放電空間で生成される電子あるいはイオンを含むガス
流を、グロー放電にさらされない被処理物にガス吹き出
し口より吹き付けることを特徴とする。
【0008】また、前記被処理物をグロー放電にさらし
て行う場合のグロー放電発生用電極、あるいはグロー放
電にさらさずガス流を吹き付ける場合のガス吹き出し口
をスポット、ライン、面状とすることを特徴とする。
【0009】そして、前記被処理物をグロー放電にさら
して行う場合のグロー放電発生用電極、あるいはグロー
放電にさらさずガス流を吹き付ける場合のガス吹き出し
口を多数個設けることを特徴とする。
【0010】また、前記被処理物と前記グロー放電発生
用電極あるいは前記ガス吹き出し口を相対的に移動させ
ることを特徴とする。
【0011】加えて、前記グロー放電発生用電極を冷却
あるいは加熱してなることを特徴とする。
【0012】本発明の静電気の除去装置は、大気圧、あ
るいはその近傍圧力下において、グロー放電発生用電極
と、前記グロー放電発生用電極に高周波電圧を印加する
手段と、少なくとも不活性ガスを含むガスを前記グロー
放電発生用電極近傍に導入する手段とを具備することを
特徴とする。
【0013】また、前記被処理物の近傍にグロー放電発
生用電極を配置し、前記被処理物と前記グロー放電発生
用電極との空間距離を、前記被処理物と他の構造物との
空間距離よりも狭くしたことを特徴とする。
【0014】さらに、前記グロー放電発生用電極と対電
極とを具備し、両者の間に高周波電圧を印加する手段、
前記両者の空間に少なくとも不活性ガスを含むガスを通
過させる手段、前記グロー放電により生成される電子あ
るいはイオンを含むガス流を、前記グロー放電にさらさ
れない被処理物にガス吹き出し口より吹き付ける手段を
設けることを特徴とする。
【0015】また、前記被処理物をグロー放電にさらし
て行う場合のグロー放電発生用電極、あるいはグロー放
電にさらさずガス流を吹き付ける場合のガス吹き出し口
をスポット、ライン、面状とすることを特徴とする。
【0016】そあいて、前記被処理物をグロー放電にさ
らして行う場合のグロー放電発生用電極、あるいは前記
グロー放電にさらさずガス流を吹き付ける場合のガス吹
き出し口を、多数個設けてなることを特徴とする。
【0017】また、前記被処理物と前記グロー放電発生
用電極あるいは前記ガス吹き出し口を相対的に移動させ
得る手段を具備することを特徴とする。
【0018】加えて、前記グロー放電発生用電極に加熱
あるいは冷却する手段を具備することを特徴とする。
【0019】
【作用】本発明の上記の構成によれば、大気圧近傍にお
いて、少なくとも不活性ガスを含むガスを流し、グロー
放電発生用電極に高周波電圧を印加してグロー放電を発
生させ、そのグロー放電により生成される大量の電子あ
るいはイオンを含むガス流を、被処理物表面に吹き付け
ることで、または被処理物表面をグロー放電にさらすこ
とで、被処理物表面にチャージアップされた静電気を素
早く除去できる。従って、静電気によるゴミの付着を低
減できる。さらには、静電気を発生させる原因となる工
程、その状況下において本発明の方法により静電気の発
生そのものを防ぐ事も可能である。
【0020】本装置を可動タイプのガン構造とすること
で、移動しずらい大きな被処理物も本装置を動かすこと
で静電気の除去が可能となる。
【0021】さらには、平板なウエハー(ガラス、半導
体、セラミック)、あるいはフィルムが被処理物である
場合は、ライン状の本装置を用いて、ウエハーを動か
す、あるいは面状の本装置にて静電気を除去できる。
【0022】加えて、除電用ガスに不活性ガスを用いる
ことで被処理物の酸化を防げる。
【0023】
【実施例】以下、本発明について図面に基づいて詳細に
説明する。
【0024】実施例1 図1は本発明の実施例1を示す模式図である。
【0025】雰囲気は空気である。ア−スに接地された
金属カバー2内に絶縁物6で電気的に浮かしたグロー放
電発生用電極3を取り付ける。前記金属カバー2内に、
ガス供給装置5よりまず不活性ガスであるヘリウムガス
を流し、グロー放電発生用電極3と被処理物1近傍の雰
囲気を前記ヘリウムガスで置換する。次に前記グロー放
電発生用電極3に高周波電源4より高周波電圧を印加す
ると、前記グロー放電発生用電極3の先端部と被処理物
1との間で放電し、薄いブルーのグロー放電部9を形成
する。前記被処理物1の表面の静電気は前記グロー放電
の放電部9で生成される電子、イオンでニュートライズ
され、結果として、前記被処理物1表面にチャージアッ
プした静電気8は除去される。図では正イオンのチャー
ジを示しているが負イオンでも同様である。
【0026】ここでは、グロー放電を起こすためのガス
としてヘリウムガスを用いたがアルゴンガスでもよい。
また、グロー放電を起こすための条件としては金属カバ
ー2は必ずしも必要ではない。さらには、金属カバー2
は金属である必要はなく、セラミックでもよい。
【0027】実施例2 図2は本発明の実施例2を示す模式図である。
【0028】前記実施例1の金属カバー2を前記グロー
放電発生用電極3の先端近傍まで延ばしこれをグロー放
電発生のための対電極10とする。前記同様に前記金属
カバー2内に、ガス供給装置5よりまず不活性ガスであ
るヘリウムガスを流し、内部をヘリウムガスで置換し、
前記グロー放電発生用電極3に高周波電源4より高周波
電圧を印加すると、前記グロー放電発生用電極3の先端
部と対電極10との間にグロー放電が発生する。金属カ
バー2の先端部である対電極10の形状で任意に決定さ
れるガス吹き出し口11より、イオン化されなかったヘ
リウムガスと共に前記グロー放電により生成された電
子、前記ヘリウムイオンが吹き出す。前記ガス吹き出し
口11から3〜5mm離して被処理物1を設置する。前
記ガス吹き出し口11から吹き出すイオンガス流7の電
子、ヘリウムイオンにより前記被処理物1の表面のチャ
ージアップした静電気8はニュートライズされる。
【0029】実験のデータを示す。
【0030】被処理物1は20mm*60mm、厚み2
mmのガラス基板を用いた。この被処理物1を棉で擦り
前記被処理物1表面に1kvの正の静電気8を生じしめ
る。静電気の測定の方法は、木製の机の上に150mm
*150mm、厚み5mmのSUS板を置き、さらにそ
の上に被処理物1を固定して前記棉で擦り、その状態で
静電気測定機で計測した。綿で擦った直後に静電気測定
機の指示値は正の1kvを示し、1分放置後でもその値
は変化しなかった。別の被処理物1(同材質、形状)で
も同様の擦り方、測定方法で実験を行ったところ同様の
結果が得られた。次に、同様に擦り、1kvの正の静電
気8がチャージしたことを確認した直後、前記イオンガ
ス流7を前記被処理物1に1秒照射し再測定した。測定
機の指示値は0vを示し、被処理物1表面にチャージア
ップした静電気8が除去されたことを確認した。
【0031】被処理物1を絶縁フィルム、プラスチック
等に取り替えて実験した。擦る物によっては、負のチャ
ージアップを示す。そのような場合でも同様の方法、装
置で静電気8を除去することができた。
【0032】長時間にわたり洗浄を行う場合はグロー放
電発生用電極3が加熱するため、図3に示すように冷却
装置12を用いて冷却水をパイプ13、14より前記グ
ロー放電発生用電極3に循環させて冷却してもよい。あ
るいは、前記グロー放電発生用電極3に水滴等の付着が
懸念される場所での使用にあたっては、図示しないがヒ
ータを利用して前記グロー放電発生用電極3および金属
カバー2の周囲を加熱してもよい。また、ヒータを利用
することでガスの温度を高め静電気8の除去効果を向上
させることも可能である。
【0033】これらの静電気除去装置はスポット的に静
電気8の除去を行うもので、本出願者は後に説明する他
の実施例の静電気除去装置(ガン)と区別するために、
これらをS−ガンと呼ぶ。 実施例3 図4、図5に実施例3の模式図を示す。図4は正面図、
図5は側面図である。
【0034】グロー放電発生用電極3は棒状であり、こ
れを覆うように金属カバー2を取り付けてある。前記同
様に前記金属カバー2内に、ガス供給装置5よりまず不
活性ガスであるヘリウムガスを流し、内部をヘリウムガ
スで置換し、前記グロー放電発生用電極3に高周波電源
4より高周波電圧を印加すると、前記グロー放電発生用
電極3の先端部と対電極10との間でグロー放電を生じ
る。もちろん前述したようにヘリウムガスでなくアルゴ
ンガスでもよく、さらには前記グロー放電発生用電極3
は金属カバー2から被処理物1側に飛び出した構造とし
て、前記放電発生用電極3と前記被処理物1との間でグ
ロー放電させてもかまわない。前記グロー放電により生
成された電子、ヘリウムイオンはイオン化しなかったヘ
リウムガスと共にガス吹き出し口11から吹き出す。前
記ガス吹き出し口11から3〜5mm離して被処理物1
を設置する。前記ガス吹き出し口11から吹き出す前記
電子、ヘリウムイオンにより前記被処理物1の表面のチ
ャージアップした静電気8はニュートライズされる。前
述したように金属カバー2は必ずしも必要ではない。ま
た、イオンガス流7の方向を規制するための手段として
はセラミックでもよい。
【0035】このようなライン状の静電気除去装置を本
出願者はL−ガンと呼ぶ。
【0036】前記S−ガン、L−ガンと前記被処理物1
とは相対的に移動することで、前記被処理物1の除電ポ
イント数、面積を増やすことが可能である。例えば、被
処理物1が平板状のウエハーの場合などは、L−ガンを
固定して、前記被処理物1を水平方向に動かして静電気
8を除去すればよい。
【0037】また、前記被処理物1をグロー放電にさら
して行う場合のグロー放電発生用電極3、あるいはグロ
ー放電にさらさずガス流を吹き付ける場合のガス吹き出
し口11を面状とすることで、前記S−ガン、L−ガン
と前記被処理物1を固定したままの静電気除去も可能で
ある。さらには、グロー放電発生用電極3を球面、非球
面形状としてもよい。
【0038】ガンをロボットの腕に取り付けて静電気除
去を行うことも可能である。
【0039】また、ドラムに巻かれた絶縁フィルムを前
記ドラムよりひきはがす時に生じる静電気8の場合は、
前記ドラムと絶縁フィルムとの接点部にイオンガス流7
を吹きかけることで静電気8そのものの発生を予防でき
る。
【0040】また、被処理物1表面上に導通性の薄膜が
形成されている場合でも、使用するガスが不活性である
ことから、その薄膜の表面の酸化を防ぎつつすばやい除
電が可能となる。これも、空気を使用しているコロナ放
電による静電気除去方法に比べ利点となる。
【0041】実施例4 図6に実施例4の模式図を示す。
【0042】L−ガンの変形タイプである。
【0043】グロー放電発生用電極3が金属カバー2に
包まれた構成である。この場合は、金属カバー2に多数
個のガス吹き出し口11が開けられている。グロー放電
を生じる場所は(a)については中央のみ、(b)につ
いては前記ガス吹き出し口11の近傍全てである。この
ように、グロー放電の場所、グロー放電を生じる場所の
数、ガス吹き出し口11等はガンの設計しだいで任意に
変えることができる。また、これらは面状のガンについ
ても言える。このような構成にすることで、多数個の被
処理物1の表面に発生した静電気8を同時に除去するこ
とが可能となる。
【0044】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、大気
圧近傍において、少なくとも不活性ガスを含むガスを流
し、グロー放電発生用電極に高周波電圧を印加してグロ
ー放電を発生させ、そのグロー放電により生成される大
量の電子あるいはイオンを含むガス流を、被処理物表面
に吹き付けることで、または被処理物表面をグロー放電
にさらすことで、被処理物表面の静電気を即座に除去、
あるいは静電気の発生を防ぐことができるという効果を
有する。さらには前記効果により時間的ロスをなくし、
ゴミの発生、素子ダメージのない静電気除去ができると
いう効果を有する。加えて、被処理物の酸化のない除電
ができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す模式図。
【図2】本発明の実施例2を示す模式図。
【図3】本発明の実施例2の変形タイプを示す模式図。
【図4】本発明の実施例3を示す模式図(正面図)。
【図5】本発明の実施例3を示す模式図(側面図)。
【図6】本発明の実施例4を示す模式図。
【符号の説明】
1 被処理物 2 金属カバー 3 グロー放電発生用電極 4 高周波電源 5 ガス供給装置 6 絶縁物 7 イオンガス流 8 チャージアップした静電気 9 グロー放電部 10 対電極 11 ガス吹き出し口

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大気圧、あるいはその近傍圧力下におい
    て、少なくとも不活性ガスを含む雰囲気中にてグロー放
    電を生じさせ、前記グロー放電により生成された電子あ
    るいはイオンを被処理物表面に照射して、前記被処理物
    上のチャージをニュートライズすることを特徴とする静
    電気の除去方法。
  2. 【請求項2】前記被処理物に対して、その近傍にグロー
    放電発生用電極を配置し、前記グロー放電発生用電極に
    高周波電圧を印加して、前記被処理物と前記グロー放電
    発生用電極との空間でグロー放電せしめることを特徴と
    する請求項1記載の静電気の除去方法。
  3. 【請求項3】グロー放電発生用電極と対電極の間に高周
    波電圧を印加してグロー放電せしめ、そのグロー放電空
    間で生成される電子あるいはイオンを含むガス流を、グ
    ロー放電にさらされない被処理物にガス吹き出し口より
    吹き付けることを特徴とする請求項1記載の静電気の除
    去方法。
  4. 【請求項4】前記被処理物をグロー放電にさらして行う
    場合のグロー放電発生用電極、あるいはグロー放電にさ
    らさずガス流を吹き付ける場合のガス吹き出し口をスポ
    ット、ライン、面状とすることを特徴とする請求項2、
    請求項3記載の静電気の除去方法。
  5. 【請求項5】前記被処理物をグロー放電にさらして行う
    場合のグロー放電発生用電極、あるいはグロー放電にさ
    らさずガス流を吹き付ける場合のガス吹き出し口を多数
    個設けることを特徴とする請求項2、請求項3記載の静
    電気の除去方法。
  6. 【請求項6】前記被処理物と前記グロー放電発生用電極
    あるいは前記ガス吹き出し口を相対的に移動させること
    を特徴とする請求項2、請求項3記載の静電気の除去方
    法。
  7. 【請求項7】前記グロー放電発生用電極を冷却あるいは
    加熱してなることを特徴とする請求項2、請求項3記載
    の静電気の除去方法。
  8. 【請求項8】大気圧、あるいはその近傍圧力下におい
    て、グロー放電発生用電極と、前記グロー放電発生用電
    極に高周波電圧を印加する手段と、少なくとも不活性ガ
    スを含むガスを前記グロー放電発生用電極近傍に導入す
    る手段とを具備することを特徴とする静電気の除去装
    置。
  9. 【請求項9】前記被処理物の近傍にグロー放電発生用電
    極を配置し、前記被処理物と前記グロー放電発生用電極
    との空間距離を、前記被処理物と他の構造物との空間距
    離よりも狭くしたことを特徴とする請求項8記載の静電
    気の除去装置。
  10. 【請求項10】前記グロー放電発生用電極と対電極とを
    具備し、両者の間に高周波電圧を印加する手段、前記両
    者の空間に少なくとも不活性ガスを含むガスを通過させ
    る手段、前記グロー放電により生成される電子あるいは
    イオンを含むガス流を、前記グロー放電にさらされない
    被処理物にガス吹き出し口より吹き付ける手段を設ける
    ことを特徴とする請求項8記載の静電気の除去装置。
  11. 【請求項11】前記被処理物をグロー放電にさらして行
    う場合のグロー放電発生用電極、あるいはグロー放電に
    さらさずガス流を吹き付ける場合のガス吹き出し口をス
    ポット、ライン、面状とすることを特徴とする請求項
    9、請求項10記載の静電気の除去装置。
  12. 【請求項12】前記被処理物をグロー放電にさらして行
    う場合のグロー放電発生用電極、あるいは前記グロー放
    電にさらさずガス流を吹き付ける場合のガス吹き出し口
    を、多数個設けてなることを特徴とする請求項9、請求
    項10記載の静電気の除去装置。
  13. 【請求項13】前記被処理物と前記グロー放電発生用電
    極あるいは前記ガス吹き出し口を相対的に移動させ得る
    手段を具備することを特徴とする請求項9、請求項10
    記載の静電気の除去装置。
  14. 【請求項14】前記グロー放電発生用電極に加熱あるい
    は冷却する手段を具備することを特徴とする請求項9、
    請求項10記載の静電気の除去装置。
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