JPH06231055A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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Publication number
JPH06231055A
JPH06231055A JP5034301A JP3430193A JPH06231055A JP H06231055 A JPH06231055 A JP H06231055A JP 5034301 A JP5034301 A JP 5034301A JP 3430193 A JP3430193 A JP 3430193A JP H06231055 A JPH06231055 A JP H06231055A
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JP
Japan
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signal
control unit
connector
information processing
power supply
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Application number
JP5034301A
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English (en)
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Yasunori Sugano
泰則 菅野
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 自装置40の信号路の末端には、コネクタ8
が設けられ、このコネクタ8の信号路に隣接して信号制
御部104が設けられている。挿抜検出手段21は、相
手側装置9を接続するための接続ケーブル14をコネク
タ8から引き抜く場合、信号線の切り離しより前のタイ
ミングで、コネクタ8の切り離しを検知する。挿抜検出
手段21が切り離しを検知すると、切り離し検出信号2
4をアクティブにする。電源制御部22は、切り離し検
出信号24がアクティブになると、信号制御部104へ
の電源供給を停止する。 【効果】 自装置から相手側装置を切り離す場合に、信
号制御部以外の部分を電源オン状態のまま行うことがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置に関し、
特にその保守方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、マイクロコンピュータ等の情報
処理装置においては、種々の入出力装置がコネクタを介
して取り外し可能に接続されている。そして、このよう
な情報処理装置では、保守を行う場合、コネクタから入
出力装置を取り外して行っている。
【0003】図10は、従来の情報処理装置を示すブロ
ック図である。図の装置は、通信制御装置を内蔵した情
報処理装置の一例であり、この情報処理装置1は、中央
処理装置(CPU)2、主記憶装置(MEM)3、通信
制御装置4、電源装置5、操作パネル6、システムバス
7、コネクタ8からなる。中央処理装置2は、各種のプ
ログラムを実行し、情報処理装置1の制御を司るプロセ
ッサであり、システムバス7を介して、通信制御装置4
等の制御を行うものである。主記憶装置3は、プログラ
ムおよびデータを格納するためのメモリである。
【0004】通信制御装置4は、本情報処理装置1を回
線に接続するための通信プロトコルを制御するものであ
り、システムバスインタフェース部101、通信制御部
102、ドライバ・レシーバ部インタフェース103、
信号制御部(以下、ドライバ・レシーバ部という)10
4から構成されている。システムバスインタフェース部
101は、通信制御装置4をシステムバス7に接続する
ためのもので、通信制御部102は、通信プロトコルを
制御するためのものである。また、ドライバ・レシーバ
部インタフェース103は、ドライバ・レシーバ部10
4とのインタフェースであり、ドライバ・レシーバ部1
04は、後述するモデム9とのインタフェース信号の電
気的レベルを合わせるための信号制御部である。
【0005】電源装置5は、情報処理装置1の各部に電
源を供給するための装置であり、操作パネル6は、オペ
レータが電源オン信号やオフ信号を指示するためのパネ
ルである。また、コネクタ8は、通信制御装置4のドラ
イバ・レシーバ部104に接続され、モデム9との信号
接続を行うためのRS−232C等からなる接続部であ
る。
【0006】モデム9は、情報処理装置1からのデジタ
ル信号を変調して通信用の音声信号に変調したり、これ
とは逆に音声信号を受信して復調し、デジタル信号に変
換する等の動作を行う変復調装置で、ドライバ・レシー
バ部10、制御部11、電源装置12、コネクタ13か
らなる。ドライバ・レシーバ部10は、通信制御装置4
のドライバ・レシーバ部104と同様に、制御部11と
通信制御装置4との電気的レベルを合わせるためのもの
である。また、制御部11は、通信回線とのインタフェ
ース制御を行う装置であり、電源装置12は、ドライバ
・レシーバ部10および制御部11に電源供給を行う装
置である。更に、コネクタ13は、情報処理装置1のコ
ネクタ8と、接続ケーブル14を介してモデム9を接続
するための接続部である。
【0007】また、通信制御装置4のドライバ・レシー
バ部104およびモデム9のドライバ・レシーバ部10
は、それぞれインタフェース信号の電気的レベルの整合
を図るために、専用ICが直接、信号の送信および受信
を行うよう構成されている。
【0008】次に、このように構成された情報処理装置
1の動作を説明する。先ず、オペレータが操作パネル6
より電源オンを指示すると、操作パネル6からの電源オ
ン信号PONによって、電源装置5は、CPU2、主記憶
装置3、通信制御装置4に対して給電を行う。尚、図
中、15は、その給電路を示す。通信制御装置4では、
システムバスインタフェース部101、通信制御部10
2、ドライバ・レシーバ部インタフェース103、ドラ
イバ・レシーバ部104への給電が行われ、情報処理装
置1が、例えば通信回線を介しての送信動作を行う場
合、その送信信号が、通信制御装置4からコネクタ8を
介して接続ケーブル14に流れ、これがコネクタ13を
介してモデム9に入力される。
【0009】また、モデム9は、情報処理装置1の電源
とは別の図示しない電源オン指示によって電源装置12
からドライバ・レシーバ部10および制御部11に給電
される。これによって、モデム9は、情報処理装置1か
らのデジタル信号を制御部11で通信用の音声信号に変
調し、これを通信回線に送出する。
【0010】ところで、このような装置構成では、モデ
ム9の障害等の理由で、モデム9と情報処理装置1とを
物理的に切り離す場合があり、これを次に説明する。先
ず、通信制御装置4のドライバ・レシーバ部104およ
びモデム9のドライバ・レシーバ部10は、上述したよ
うに、専用ICが直接、送受信制御を行っているため、
その専用ICの破壊防止上、モデム9と通信制御装置4
とを信号接続している接続ケーブル14を取り外す場
合、モデム9と通信制御装置4の両方の電源を切らなけ
ればならない。
【0011】即ち、通信制御装置4の電源をオフせずに
接続ケーブル14を取り外した場合、コネクタ8の0V
(SG:シグナル・グランド)端子が、信号線の端子よ
りも早く抜けることが考えられる。このような場合は、
通信制御装置4とモデム9の両装置の0V(SG)の電
位差により、通信制御装置4内のドライバ・レシーバ部
104に過電圧が加わり、専用ICが破壊されるという
事態が発生する。従って、従来では、このような事態の
発生を防止するため、モデム9と情報処理装置1と双方
の電源を切ってから、接続ケーブル14をコネクタ8、
13から取り外すという手順をとっていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の情報処理装置1では、電源装置5からの電源供給は
通信制御装置4だけではなく、中央処理装置2や主記憶
装置3へも同時に供給していたため、モデム9と通信制
御装置4とを切り離す場合は、情報処理装置1そのもの
の電源をオフにしなければならず、その結果、特に、情
報処理装置1がマルチタスク動作を行っていた場合等で
は、通信動作以外の処理も停止しなければならないとい
う重大な問題があった。
【0013】また、情報処理装置1の電源がオン状態
で、接続ケーブル14を誤ってコネクタ8より引き抜い
てしまった場合では、上述したように、ドライバ・レシ
ーバ部104やモデム9のICが破壊してしまう恐れが
あった。
【0014】更に、情報処理装置1が複数の通信制御装
置を内蔵したものでは、切り離しを行いたい通信回線以
外の回線も同時に通信不能となってしまうという問題点
を有していた。図11に、そのような情報処理装置の例
を示す。図の情報処理装置1aは、複数の通信制御装置
4−1〜4−nを備えており、それぞれが接続ケーブル
14−1〜14−nを介してモデム9−1〜9−nに接
続されている。また、他の各構成は、図10に示した情
報処理装置1と同様である。このような情報処理装置1
aにおいて、例えば、モデム9−1に障害が発生し、通
信制御装置4−1とモデム9−1とを切り離す場合、他
の通信制御装置4−2〜4−nの電源もオフになってし
まうことから、これらを用いて行っていた通信回線の処
理も同時に停止しなければならなかった。
【0015】また、情報処理装置内の通信制御装置のみ
を電源オフすることが可能な情報処理装置もあり、これ
についての問題点を次に説明する。図12は、このよう
な情報処理装置における通信制御装置を示すブロック図
である。図に示す通信制御装置4aは、電源装置5から
の給電路15によって電源が供給される通信制御装置電
源制御部17と、この通信制御装置電源制御部17への
制御信号19を送出するスイッチ部18とがあり、通信
制御装置電源制御部17は、この制御信号19によっ
て、システムバスインタフェース部101、通信制御部
102、ドライバ・レシーバ部インタフェース103、
ドライバ・レシーバ部104への電源供給を給電路20
を介して行っている。即ち、制御信号19がアクティブ
になると、通信制御装置電源制御部17は、各モジュー
ルに給電を行い、制御信号19がインアクティブになる
と、その給電を停止するよう構成されている。
【0016】また、通信制御部102は、通信プロトコ
ルを制御するためのマイクロプロセッサ105と、この
マイクロプロセッサ105が実行するためのプログラム
およびデータを格納するローカルメモリ106が内蔵さ
れている。尚、システムバスインタフェース部101、
ドライバ・レシーバ部インタフェース103、ドライバ
・レシーバ部104の構成は図10と同様である。この
ような通信制御装置4aは、オペレータが通信制御装置
4aの電源をオフにしたい場合は、スイッチ18をオフ
とする。これにより、制御信号19がインアクティブと
なり、通信制御装置電源制御部17は、各モジュールへ
の給電を停止する。
【0017】従って、このような通信制御装置4aを備
えた情報処理装置では、接続ケーブル14を切り離す場
合も、上述した問題は生じないが、ローカルメモリ10
6への電源供給がオフとなってしまうため、マイクロプ
ロセッサ105が実行するプログラムも消去されてしま
い、再立上げ時にはプログラムの再ローディングが必要
となる問題があった。更に、通信制御装置4aで、複数
の通信回線をサポートしている場合には、切り離しを行
おうとする通信回線以外の回線も同時に通信不能となる
といった問題点を有していた。
【0018】本発明は、上記従来の問題点を解決するた
めになされたもので、相手側装置をコネクタから切り離
す場合に、他の装置の電源までオフする必要がなく、保
守性の向上を図ることのできる情報処理装置を提供する
ことを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明における第1発明
の情報処理装置は、自装置内の信号路の末端に設けら
れ、当該自装置と相手側装置との信号線を接続するコネ
クタと、前記自装置内の信号路において、前記コネクタ
に隣接して設けられ、前記自装置内の信号路と、前記相
手側装置への信号路との信号の整合を行うための信号制
御部と、前記コネクタにおける相手側装置との信号線の
切り離しより前のタイミングで当該コネクタの切り離し
を検知する挿抜検出手段と、前記信号制御部への電源供
給を行うと共に、前記挿抜検出手段で、前記コネクタの
切り離しが検知された場合は、当該信号制御部への電源
供給を停止する電源制御部とを備えたことを特徴とする
ものである。
【0020】第2発明の情報処理装置は、自装置内の信
号路の末端に設けられ、当該自装置と相手側装置との信
号線を接続するコネクタと、前記自装置内の信号路にお
いて、前記コネクタに隣接して設けられ、前記自装置内
の信号路と、前記相手側装置への信号路との信号の整合
を行うための信号制御部と、前記信号制御部の信号路を
含む当該自装置から前記相手側装置への信号路の異常の
有無を監視する監視手段と、前記信号制御部への電源供
給を行うと共に、前記監視手段で、異常が検知された場
合は、当該信号制御部への電源供給を停止する電源制御
部とを備えたことを特徴とするものである。
【0021】
【作用】第1発明の情報処理装置においては、自装置か
ら相手側装置を切り離す場合、相手側装置の接続ケーブ
ルを自装置のコネクタから引く抜く。この時、挿抜検出
手段は、このコネクタの切り離しを検知し、切り離し検
出信号をアクティブにする。電源制御部は、切り離し検
出信号がアクティブになったことにより、信号制御部に
対しての電源供給、または信号制御部とドライバ・レシ
ーバ部インタフェースとに対しての電源供給をオフとす
る。これにより、信号制御部からの信号発生、あるいは
ドライバ・レシーバ部インタフェースからの信号発生は
停止し、これら信号制御部あるいはドライバ・レシーバ
部インタフェース内のIC等の破壊なしに相手側装置の
切り離しが可能となる。
【0022】また、第2発明の情報処理装置において
は、自装置から相手側装置までの信号路に通信障害等が
発生した場合、監視手段は、異常検知信号をアクティブ
にする。電源制御部は、異常検知信号がアクティブにな
ったことにより、信号制御部に対しての電源供給、また
は信号制御部とドライバ・レシーバ部インタフェースと
に対しての電源供給をオフとする。これにより、信号制
御部からの信号発生、あるいはドライバ・レシーバ部イ
ンタフェースからの信号発生は停止し、これら信号制御
部あるいはドライバ・レシーバ部インタフェース内のI
C等の破壊なしに相手側装置の切り離しが可能となる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。 《第1実施例》図1は本発明の情報処理装置の第1実施
例を示すブロック図である。図示例では、自装置として
情報処理装置の通信制御装置40、相手側装置としてモ
デム9の場合を示している。
【0024】図において、21は、コネクタ8における
接続ケーブル14の切り離しを検知する挿抜検出手段で
あり、これについては後で詳述する。また、22は電源
制御部で、この電源制御部22は、信号制御部104へ
の電源供給を、その給電路23より行うと共に、挿抜検
出手段21からの切り離し検出信号24によって、信号
制御部104への電源供給を停止する機能を有してい
る。尚、他の構成は、従来装置と同様であるため、対応
する部分に同一符号を付してその説明を省略する。
【0025】図2は、挿抜検出手段21の構成図であ
る。先ず、通信制御装置40のコネクタ8には、接続ケ
ーブル14をコネクタ8と固定するための固定ネジ25
a,25bの突没を検出する検出部26a,26bが設
けられている。尚、図中、27は、情報処理装置のパネ
ルである。この検出部26a,26bは、それぞれ発光
ダイオード等からなる発光素子D1,D3と、入力光量
によりその抵抗値が変化する受光素子D2,D4から構
成されており、固定ネジ25a,25bの先端部がこれ
らの光路に突没することによって、コネクタ8の固定状
態を検出するよう構成されている。即ち、固定ネジ25
a,25bは、接続ケーブル14とコネクタ8とを固定
している状態では、受光素子D1,D3の光が受光素子
D2,D4に入力されない位置にあり、コネクタ8から
接続ケーブル14を引き抜く場合は、受光素子D1,D
3の光が受光素子D2,D4に入力される位置まで移動
する構造となっている。
【0026】図3は、検出部26a,26bの回路構成
を示す図である。検出部26a(26b)は、その発光
素子側が、抵抗R1(R2)と発光素子D1(D2)と
が直列接続されて構成され、また、受光素子側は、抵抗
R3(R5)、受光素子D2(D4)、抵抗R4(R
6)が直列接続され、かつ、受光素子D2(D4)と抵
抗R4(R6)との接続点からバッファ[BUF]1
(2)を介してそれぞれ検出信号が送出されるよう構成
されている。そして、これらの検出信号は、アンドゲー
ト[AND]に入力され、その出力が切り離し検出信号
24として電源制御部22に送出されるものである。
【0027】また、本実施例では、受光素子D2,D4
が、その特性として受光量が大きいと抵抗値が小さくな
る素子を用いている。更に、抵抗R1,R2の抵抗値
は、発光素子D1,D3が発光する電圧となるような抵
抗値とする。そして、抵抗R3,R4の抵抗値は、発光
素子D1からの光を受光素子D2が受光せず、その抵抗
値が大きい場合に、バッファ1が「L」レベルを検出
し、一方、受光してその抵抗値が小さくなると、バッフ
ァ2が「H」レベルを検出するような値とする。また、
抵抗R5,R6に関しても同様である。また、アンドゲ
ートは、バッファ1およびバッファ2の出力が両方とも
「H」レベルの場合に、切り離し検出信号24をアクテ
ィブ(H)にするものである。
【0028】図4は、コネクタ8から接続ケーブル14
を取り外した場合の各信号線の状態を示すタイミングチ
ャートである。以下、この図4および上述した図1〜図
3を参照して、コネクタ8から接続ケーブル14を引き
抜く場合の動作について説明する。
【0029】コネクタ8から接続ケーブル14を引き抜
く場合、モデム9の電源をオフにした後、接続ケーブル
14をコネクタ8に固定している固定ネジ25a,25
bを外す。先ず、固定ネジ25a側を外すとした場合、
その固定ネジ25aが緩められ、先端部が発光素子D1
と受光素子D2間の光路を遮断しなくなると、受光素子
D2の抵抗値が小さくなる。すると、信号(バッファ
1への入力信号)の電位が上がり、バッファ1の出力が
「H」レベルとなる。次に、固定ネジ25b側を緩める
と、固定ネジ25aの場合と同様の動作で、信号(バ
ッファ2への入力信号)の電位が上がり、バッファ2の
出力が「H」レベルとなる。これにより、切り離し検出
信号24はアクティブ(H)となる。
【0030】切り離し検出信号24が「H」になると、
電源制御部22は信号制御部104への給電を停止し、
その結果、信号制御部104からの信号送出は停止す
る。従って、接続ケーブル14がコネクタ8から完全に
切り離される時、即ち、信号線のSG端子が切り離され
る時点では、信号制御部104からの信号送出は停止し
ているため、信号制御部104内のICおよびモデム9
内のICの破壊なしに接続ケーブル14の取り外しが可
能となる。
【0031】また、この場合、通信制御部102には、
そのまま通信制御装置電源制御部17より継続して給電
されているため、実行しているプログラム等も保持され
る。尚、上記の構成において、コネクタ8からの接続ケ
ーブル14の取付は、上述した取り外しと逆の手順にて
行うが、その動作については、取り外し時の動作が逆に
行われるだけであるため、ここでの説明は省略する。
【0032】以上のように、従来では1回線の障害等に
よりモデム9を情報処理装置から取り外す場合は、情報
処理装置全体の電源をオフとする必要があったが、上記
第1実施例では、該当回線の接続ケーブル14を取り外
すという動作だけで、自動的に信号制御部104のみ電
源がオフとなるため、装置全体の電源をオフとする必要
がなく、保守性が向上する。
【0033】次に、第2実施例として、信号制御部10
4が物理的に切り離し可能な装置において、信号制御部
104に障害が発生し、信号制御部104を通信制御装
置41から切り離す場合について説明する。 《第2実施例》図5に、第2実施例を示す図の装置は、
通信制御装置41と信号制御部104とが物理的に切り
離し可能となっている。そして、電源制御部22は、信
号制御部104に給電すると共に、ドライバ・レシーバ
部インタフェース103に給電するように構成されてい
る。
【0034】図6に、ドライバ・レシーバ部インタフェ
ース103の構成を示す。即ち、通信制御部102から
の信号を信号制御部104に出力するドライバ素子28
と、信号制御部104からの信号を受信し、通信制御部
102に出力するレシーバ素子29とから構成されてお
り、これらドライバ素子28およびレシーバ素子29へ
の電源は電源制御部22から給電路23を介して給電さ
れるよう構成されている。
【0035】次に第2実施例の動作を説明する。図7
に、第2実施例における信号制御部104の切り離し時
のタイミングチャートを示す。通信制御装置41より信
号制御部104を取り外す場合、先ず、モデム9の電源
をオフにし、その後、接続ケーブル14をコネクタ8に
固定している固定ネジ25a,25bを外す。
【0036】これにより、上記第1実施例と同様に、固
定ネジ25aが緩められ、先端部が発光素子D1と受光
素子D2間の光路を遮断しなくなると、受光素子D2の
抵抗値が小さくなる。すると、信号(バッファ1への
入力信号)の電位が上がり、バッファ1の出力が「H」
レベルとなる。次に、固定ネジ25bを緩めると、固定
ネジ25aの場合と同様の動作で、信号(バッファ2
への入力信号)の電位が上がり、バッファ2の出力が
「H」レベルとなる。これにより、切り離し検出信号2
4はアクティブ(H)となる。切り離し検出信号24が
「H」になると、電源制御部22は、信号制御部104
とドライバ・レシーバ部インタフェース103への給電
を停止する。従って、ドライバ・レシーバ部インタフェ
ース103および信号制御部104からの信号送出は停
止する。
【0037】そして、ドライバ・レシーバ部インタフェ
ース103および信号制御部104への電源がオフにな
れば、これらドライバ・レシーバ部インタフェース10
3および信号制御部104内のICと、モデム9内のI
Cの破壊なしに、接続ケーブル14の取り外しおよび信
号制御部104の取り外しが可能となる。
【0038】尚、上記第1、第2実施例では、挿抜検出
手段21を光検出器を用いて構成したが、メカニカルス
イッチ等を用いて構成してもよい。
【0039】《第3実施例》図8に、第3実施例を示
す。図の装置は、上記第2実施例と同様に、通信制御装
置41と信号制御部104とが物理的に切り離し可能と
なっている。また、信号制御部104からモデム9まで
の信号路の異常の有無を監視する監視手段30を備え、
電源制御部22は挿抜検出手段21からの切り離し検出
信号24と、監視手段30からの異常検知信号31とに
よって、信号制御部104およびドライバ・レシーバ部
インタフェース103への給電を停止するよう構成され
ている。即ち、挿抜検出手段21からの切り離し検出信
号24と、監視手段30からの異常検知信号31は、O
Rゲート32に入力され、その出力33が電源制御部2
2に入力されるよう構成されている。また、監視手段3
0は、ローカルメモリ106内に格納された監視制御プ
ログラムをマイクロプロセッサ105が実行することで
構成されている。また、他の構成は上記第2実施例と同
様であるため、対応する部分に同一符号を付してその説
明は省略する。
【0040】次に、第3実施例の動作を説明する。図9
は、通信障害が発生した場合の各信号線の状態を示すタ
イミングチャートである。以下、これら図8および図9
を参照して、通信障害発生時の動作を説明する。通信制
御部102の監視手段30は、常にマイクロプロセッサ
105が制御している通信回線の状況を監視しており、
障害を検出すると、異常検知信号31をアクティブ(H
レベル)とする。今、信号制御部104内のIC破壊の
発生やコネクタ8の異常といった原因で、通信障害が発
生したとする。これにより、監視手段30は、異常検知
信号31をアクティブにする。異常検知信号31がアク
ティブになることにより、ORゲート32の出力33も
アクティブとなり、電源制御部22は、信号制御部10
4およびドライバ・レシーバ部インタフェース103へ
の電源供給を停止する。
【0041】従って、信号制御部104およびドライバ
・レシーバ部インタフェース103への電源がオフとな
れば、ドライバ・レシーバ部インタフェース103内の
ICやモデム9のIC等の破壊なしに接続ケーブル14
や信号制御部104の取り外しが可能となり、また、通
信制御部102の処理内容を保持したままで、障害発生
回線の解析等、障害復旧処理を行うことができる。ま
た、障害発生時は、自動的に障害箇所が電気的に切り離
されるため、そのまま接続状態で放置することによる他
の部分への障害波及等も防止することができる。
【0042】尚、上記各実施例では、自装置として通信
制御装置40,41、相手側装置としてモデム9の場合
を説明したが、これらの構成に限定されるものではな
く、コネクタ8を介して自装置と相手側装置とを接続す
る情報処理装置であれば、通信制御だけでなく、種々の
処理を行うものであってもよい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、第1発明の情報処
理装置によれば、コネクタから相手側装置を切り離す場
合、挿抜検出手段によって、信号線の切り離しより前の
タイミングでコネクタの切り離しを検知し、信号線の切
り離しより前に信号制御部の電源供給をオフするように
したので、相手側装置を自装置から切り離す場合に、信
号制御部以外の部分の電源をオフする必要がなく、切り
離した後の再取付時においても装置全体を立ち上げる必
要もない等、情報処理装置の保守性を向上させることが
できる。また、信号制御部に電源が供給されている状態
で、誤ってコネクタを切り離してしまった場合でも、信
号制御部や相手側装置のデバイスの破壊が防止できる
等、信頼性を向上させることができる。
【0044】また、第2発明の情報処理装置によれば、
自装置から相手側装置への信号路の異常の有無を監視す
る監視手段を備え、この監視手段によって信号路の異常
が検知された場合は、信号制御部への電源供給をオフに
するようにしたので、信号路の障害発生時は、その障害
発生箇所が電気的に切り離され、保守性が向上すると共
に、障害が他の部分に及ぶことが防止され、装置として
の信頼性向上も図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置の第1実施例を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明の情報処理装置における挿抜検出手段の
構成図である。
【図3】本発明の情報処理装置における挿抜検出手段の
検出部の回路構成図である。
【図4】本発明の情報処理装置の第1実施例の動作を示
すタイミングチャートである。
【図5】本発明の情報処理装置の第2実施例を示すブロ
ック図である。
【図6】本発明の情報処理装置の第2実施例におけるド
ライバ・レシーバ部インタフェースの構成図である。
【図7】本発明の情報処理装置の第2実施例の動作を示
すタイミングチャートである。
【図8】本発明の情報処理装置の第3実施例を示すブロ
ック図である。
【図9】本発明の情報処理装置の第3実施例の動作を示
すタイミングチャートである。
【図10】従来の情報処理装置の構成を示すブロック図
である。
【図11】複数の通信制御装置を備えた従来の情報処理
装置のブロック図である。
【図12】従来の情報処理装置における通信制御装置の
電源オフが可能な装置のブロック図である。
【符号の説明】
8 コネクタ 9 モデム(相手側装置) 21 挿抜検出手段 22 電源制御部 24 切り離し検出信号 30 監視手段 31 異常検知信号 40,41 通信制御装置(自装置) 104 信号制御部(ドライバ・レシーバ部)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自装置内の信号路の末端に設けられ、当
    該自装置と相手側装置との信号線を接続するコネクタ
    と、 前記自装置内の信号路において、前記コネクタに隣接し
    て設けられ、前記自装置内の信号路と、前記相手側装置
    への信号路との信号の整合を行うための信号制御部と、 前記コネクタにおける相手側装置との信号線の切り離し
    より前のタイミングで当該コネクタの切り離しを検知す
    る挿抜検出手段と、 前記信号制御部への電源供給を行うと共に、前記挿抜検
    出手段で、前記コネクタの切り離しが検知された場合
    は、当該信号制御部への電源供給を停止する電源制御部
    とを備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 自装置内の信号路の末端に設けられ、当
    該自装置と相手側装置との信号線を接続するコネクタ
    と、 前記自装置内の信号路において、前記コネクタに隣接し
    て設けられ、前記自装置内の信号路と、前記相手側装置
    への信号路との信号の整合を行うための信号制御部と、 前記信号制御部の信号路を含む当該自装置から前記相手
    側装置への信号路の異常の有無を監視する監視手段と、 前記信号制御部への電源供給を行うと共に、前記監視手
    段で、異常が検知された場合は、当該信号制御部への電
    源供給を停止する電源制御部とを備えたことを特徴とす
    る情報処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007039988A1 (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Pioneer Corporation 電子機器
JP2008217680A (ja) * 2007-03-07 2008-09-18 Sony Corp 電子機器及びデータ破壊防止処理方法

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