JPH06229173A - 家具等の扉 - Google Patents

家具等の扉

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Publication number
JPH06229173A
JPH06229173A JP5034388A JP3438893A JPH06229173A JP H06229173 A JPH06229173 A JP H06229173A JP 5034388 A JP5034388 A JP 5034388A JP 3438893 A JP3438893 A JP 3438893A JP H06229173 A JPH06229173 A JP H06229173A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
side wall
closing
recess
wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP5034388A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Ishii
健二 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyoraku Co Ltd
Original Assignee
Kyoraku Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kyoraku Co Ltd filed Critical Kyoraku Co Ltd
Priority to JP5034388A priority Critical patent/JPH06229173A/ja
Publication of JPH06229173A publication Critical patent/JPH06229173A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造上の寸法誤差および経年変化により生じ
る寸法誤差にかかわらず円滑に開閉でき、しかも、ブロ
ー成形性が良好であって外観性に優れた扉を提供する。 【構成】 扉7は、熱可塑性合成樹脂をブロー成形して
得られる。扉7の裏側に凹部9を形成する。扉7の周側
壁11を平坦面とする。凹部9を形成する側壁12を裏
側方向に低位となる傾斜面とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗面台キャビネット、
流し台などの厨房キャビネット、収納キャビネットなど
の扉であって、熱可塑性合成樹脂をブロー成形して得ら
れる中空二重壁構造の家具等の扉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】洗面台、流し台などの下部に収納キャビ
ネットを設けて、その前面に開閉扉を備えたものは従来
から種々知られており、その扉として熱可塑性合成樹脂
をブロー成形して得られる中空二重壁構造のものは、実
公平4−8812号公報に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】洗面台や流し台は、上
面に洗面ボールやシンクタンクが備えられており、その
洗面ボールやシンクタンクは、使い易いように前側を円
弧状にしたものが一般的である。そして、洗面台キャビ
ネットや流し台キャビネットは、その本体の前側が洗面
ボールやシンクタンクの形状に沿った弯曲状や、前方に
張り出すように曲面状に形成されている。また、洗面台
キャビネットや流し台キャビネットは、その使用態様か
ら、高さ、幅および奥行に制約があるので、収納スペー
スをできるだけ大きくとるには、扉の形状をキャビネッ
ト本体の弯曲形状や曲面形状に合わせた形状にして、そ
の裏側に凹部を設けることが望ましい。
【0004】本発明は、上記のように、洗面台キャビネ
ットや流し台キャビネットなどにおいて、収納スペース
の増大を図るため、扉の裏側に凹部を設けたものにあっ
ても、また、製造上の寸法誤差および経年変化により生
じる寸法誤差にかかわらず円滑に開閉でき、しかも、ブ
ロー成形性が良好であって外観性に優れた扉を提供する
ことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る家具等の扉は、熱可塑性合成樹脂をブ
ロー成形して得られる中空二重壁構造の扉であって、扉
の裏側に収納スペースを増大させる凹部を形成し、扉の
周側壁を平坦面とするとともに上記凹部を形成する側壁
を裏側方向に低位となる傾斜面としたものである。
【0006】また、本発明に係る家具等の扉は、熱可塑
性合成樹脂をブロー成形して得られる中空二重壁構造の
扉であって、扉の開閉側の一部を表側に凹設して裏側に
収納スペースを増大させる凹部を形成し、扉の周側壁を
平坦面とするとともに上記凹部を形成する側壁を裏側方
向に低位となる傾斜面としたものである。
【0007】さらに、本発明に係る家具等の扉は、熱可
塑性合成樹脂をブロー成形して得られる中空二重壁構造
の扉であって、扉の開閉側から軸支側にわたる一部を表
側に屈曲して裏側に収納スペースを増大させる凹部を形
成し、扉の周側壁を平坦面とするとともに上記凹部の扉
の軸支側には扉の周側壁と一連に内方段差部を介して周
側壁と略平行面の側壁を形成したものである。
【0008】
【作用】本発明に係る家具等の扉によれば、扉の裏側に
は収納スペースを増大させる凹部が形成されているが、
扉の周側壁が平坦面であり、凹部を形成する側壁が裏側
方向に低位となる傾斜面であるから、扉をキャビネット
本体にはめ込み状に閉じるキャビネットであっても、扉
を閉じる際には、傾斜している側壁部分が先にキャビネ
ット本体側に入り、次いで平坦面の周側壁部分がはめ込
み状となる。このため、扉の開閉が円滑であり、しか
も、キャビネット本体に扉を隙間なく閉じることができ
る。また、側壁が裏側方向に低位となる傾斜面をなして
いて、収納スペースを大きくとるうえで、凹部を深く形
成しても開閉が妨げられないので、中空二重壁の中空部
の間隔を大くきとって形状の維持性を高くしても、十分
な収納スペースを確保することができる。
【0009】また、扉の開閉側の一部を表側に凹設して
裏側に収納スペースを増大させる凹部を形成して、扉の
周側壁を平坦面とするとともに上記凹部を形成する側壁
を裏側方向に低位となる傾斜面としたものでは、扉を閉
じる際に、扉の開閉側の側壁部分が先にキャビネット本
体側に入り、次いで扉の周壁部分がはめ込み状に閉じる
ので、扉の開閉が円滑であり、しかも、キャビネット本
体に扉を隙間なく閉じることができる。
【0010】さらに、扉の開閉側から軸支側にわたる一
部を表側に屈曲して裏側に収納スペースを増大させる凹
部を形成し、扉の周側壁を平坦面とするとともに上記凹
部の扉の軸支側には扉の周側壁と一連に内方段差部を介
して周側壁と略平行面の側壁を形成したものでは、扉の
軸支側に扉の周壁より低い側壁を形成してその部分を軸
支できるので、扉の開閉に側壁部分が妨げとならず、扉
の開閉が円滑である。
【0011】
【実施例】本発明の実施例を図面に基き説明する。図面
には、本発明に係る家具等の扉を備えるものとして、洗
面台が例示されている。図1において、1は洗面台、2
はそのキャビネット本体であって、キャビネット本体2
の上面には、洗面ボール3がはめ込まれている。4は天
板部、5は給水蛇口、6は排水口である。キャビネット
本体2の前面には、左右に開閉自在の扉7が備えられて
いる。8は手掛部である。
【0012】キャビネット本体2は、洗面ボール3の形
状に応じて前面側中央に膨出する弯曲状に形成されてお
り、左右の扉7は、キャビネット本体2の上記形状に合
うように開閉側が曲面状に形成されている。
【0013】図2には、右側の扉7の構成が詳細に示さ
れている。図2に示すように、扉7は、熱可塑性合成樹
脂をブロー成形して得られる中空二重壁構造のものであ
り、扉7の開閉側から略半分は、キャビネット本体2の
形状に合わせて、前記のように表側に凹設して裏側に収
納スペースを増大させる凹部9が表面側に弯曲した形状
に形成されている。扉の軸支側から略半分の裏側は、浅
い凹部10をなしている。扉7の周側壁11はその全周
が平坦面であり、上記凹部9を形成する側壁12の図示
上面部分は裏側方向に低位となる傾斜面をなしている。
上記側壁12はその全面を裏側方向に低位となる傾斜面
としてもよい。扉の軸支側には軸孔13が設けられてい
る。なお、左側の扉は、右側の扉7と対称となるだけで
同構成であるから説明を省略する。ブロー成形時のピン
チオフ部14は、扉7の周側壁11および側壁12の裏
側端部に位置させてある。ピンチオフ部14をこの部位
に位置させることにうより、側壁12の端面に生じるバ
リの除去が容易であり、また、側壁12の外観がバリの
除去痕により損なわれない。
【0014】扉7を構成する熱可塑性合成樹脂は、ポリ
プロピレン樹脂、ABS樹脂、変性ポリフェニレンオキ
サイド樹脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボネート樹脂な
ど、ブロー成形可能な熱可塑性合成樹脂全般である。ま
た、扉7の用途としては、洗面台、流し台、サイドデス
ク、キャビネット、ロッカー、測定機、自動販売機、複
写機、プリンタ、コンピュータなどのハウジングのう
ち、開閉可能な扉として使用されるものである。
【0015】図3に示すように、キャビネット本体2の
前側に扉7がはめ込み状に閉じるようになっており、天
板部4には扉7のはめ込み部15が、底面部16には扉
7のはめ込み段部17が形成されている。上記はめ込み
部15は、扉7の周側壁11が略密に嵌合するように平
坦面をなしており、はめ込み段部17も同様である。
【0016】図4には他の実施例に係る洗面台1が示さ
れている。この実施例では、キャビネット本体2の前側
が前側に張り出した形状をなしている。この実施例の扉
7は、図5に詳細を示すように、扉7の開閉側から軸支
側にわたる略上半分を表側に屈曲して裏側に収納スペー
スを増大させる凹部9を形成したものであり、扉7の周
側壁11は平坦面とするとともに、上記凹部9の扉7の
軸支側に、扉7の周側壁11と一連に内方段差部18を
介して側壁12を形成してなるものである。側壁12は
周側壁11と略平行な面をなしている。扉7の軸支側に
は、側壁12の上面および扉7の下端部にそれぞれ軸孔
13が設けられている。ブロー成形時のピンチオフ部1
4は、周側壁11および側壁12の裏側端部に位置して
いる。なお、その他の構成は、図1ないし図3に示した
実施例のものと同じであり、同構成部分には同符号を付
して説明を省略する。
【0017】図4および図5に示した実施例のものにお
いては、扉7の軸支側に扉7の周側壁11より低い側壁
12を形成してその部分に軸孔13を設けて軸支できる
ので、扉7の開閉において側壁12の部分がキャビネッ
ト本体1にはめ込まれるように閉じる際の妨げとなら
ず、扉7の開閉が円滑にできる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、洗面台キャビネットや
流し台キャビネットなどにおいて、収納スペースの増大
を図るため、扉の裏側に凹部を設けたものにあっても、
また、製造上の寸法誤差および経年変化により生じる寸
法誤差にかかわらず円滑に開閉でき、しかも、ブロー成
形性が良好であって外観性に優れた扉を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る洗面台の全体斜視図で
ある。
【図2】図1に示す洗面台に備えた扉の全体斜視図であ
る。
【図3】図1に示す洗面台の一部の拡大断面図である。
【図4】本発明の他の実施例に係る洗面台の全体斜視図
である。
【図5】図4に示す洗面台に備えた扉の全体斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 洗面台 2 キャビネット本体 3 洗面ボール 4 天板部 5 給水蛇口 6 排水口 7 扉 8 手掛部 9 収納スペースを増大させる凹部 10 浅い凹部 11 周側壁 12 側壁 13,13 軸孔 14 ピンチオフ部 15 はめ込み部 16 底面部 17 はめ込み段部 18 内方段差部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性合成樹脂をブロー成形して得ら
    れる中空二重壁構造の扉であって、扉の裏側に収納スペ
    ースを増大させる凹部を形成し、扉の周側壁を平坦面と
    するとともに上記凹部を形成する側壁を裏側方向に低位
    となる傾斜面としたことを特徴とする家具等の扉。
  2. 【請求項2】 熱可塑性合成樹脂をブロー成形して得ら
    れる中空二重壁構造の扉であって、扉の開閉側の一部を
    表側に凹設して裏側に収納スペースを増大させる凹部を
    形成し、扉の周側壁を平坦面とするとともに上記凹部を
    形成する側壁を裏側方向に低位となる傾斜面としたこと
    を特徴とする家具等の扉。
  3. 【請求項3】 熱可塑性合成樹脂をブロー成形して得ら
    れる中空二重壁構造の扉であって、扉の開閉側から軸支
    側にわたる一部を表側に屈曲して裏側に収納スペースを
    増大させる凹部を形成し、扉の周側壁を平坦面とすると
    ともに上記凹部の扉の軸支側には扉の周側壁と一連に内
    方段差部を介して周側壁と略平行面の側壁を形成したこ
    とを特徴とする家具等の扉。
JP5034388A 1993-01-29 1993-01-29 家具等の扉 Pending JPH06229173A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006248014A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 化粧部材

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006248014A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 化粧部材
JP4670407B2 (ja) * 2005-03-10 2011-04-13 パナソニック電工株式会社 化粧部材

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