JPH0622895Y2 - 操作スイッチの回り止め構造 - Google Patents

操作スイッチの回り止め構造

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JPH0622895Y2
JPH0622895Y2 JP1988033308U JP3330888U JPH0622895Y2 JP H0622895 Y2 JPH0622895 Y2 JP H0622895Y2 JP 1988033308 U JP1988033308 U JP 1988033308U JP 3330888 U JP3330888 U JP 3330888U JP H0622895 Y2 JPH0622895 Y2 JP H0622895Y2
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JP
Japan
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panel
cylindrical body
rotation
nut
operation switch
Prior art date
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Application number
JP1988033308U
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JPH01137020U (ja
Inventor
三男 西尾
剛久 竹内
真 宮下
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はパネルの回り止め係止部を有する円形取付孔
に埋込み取付けされ背面側から間隔枠を介してナットで
緊締される操作スイッチの回り止め構造に関する。
〔従来の技術〕
この種の操作スイッチの回り止め構造としては、たとえ
ば第6図および第7図にその縦断面図および要部斜視図
を示すものが知られている。図において、この操作スイ
ッチは照光式押しボタン形で、パネル20の円形の取付孔
20aに埋込み取付けされ、取付孔20aの外周に設けられた
凹所20bを用いて回り止めするようになっている。操作
スイッチ本体の主要部は、押しボタン操作部1が軸方向
に摺動自在に案内され外周囲に2条(1条のみしか図示
されていない)の縦溝2aで切断された雄ねじ部2bを有す
る筒体2と、パネル20の取付孔20aに正面側から埋込ま
れ筒体2を同軸上に支持するとともに、外周に取付孔20
aに係止される鍔3aおよび凹所20bに係合可能な突部3bが
設けられたローゼット3と、筒体2の雄ねじ部2bに遊嵌
され上側の端面がパネル20の背面側に当接する間隔枠4
と、筒体2の雄ねじ部2bに螺合され緊締により間隔枠4
を介してローゼット3を固定するナット5と、筒体2の
背面端に着脱自在に取付けられたスイッチ組体6とで構
成されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
このような従来の回り止め構造においては、操作スイッ
チの仕様や顧客の要望などによって最も品数の多いロー
ゼットすべてにこの場合の突部3bに相当する突部を設け
なければならないこと、ローゼット3と筒体2との間に
回り止めがないことから、振動,衝撃等でナット5が緩
み、これが筒体2とローゼット3との間におよぶと、回
動操作を必要とするセレクタスイッチ等では操作不能と
なること等の問題点があった。
この考案の目的は前述した従来の問題点を除去し、スイ
ッチの種類の違いに関係することなく共通で、かつ緊締
用のナットの緩みを防止することができ、しかもナット
に多少の緩みが生じても筒体が回動することのない操作
スイッチの回り止め構造を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は前述の目的を達成するために、操作部が軸方
向に摺動または回動自在に案内され外周囲に少なくとも
1条以上の縦溝で切断された雄ねじ部を有しスイッチ組
体と係合可能な筒体と、該筒体を支持し回り止め係止部
を有するパネルの円形取付孔に正面側から嵌込み可能に
して係止フランジが設けられたローゼットと、前記筒体
の雄ねじ部に遊嵌され縦溝に係合する突起および前記回
り止め係止部と係合可能な突部を有し、かつ前記パネル
の背面と当接する複数の突起部を上面外周に設けた間隔
枠と、前記筒体の雄ねじ部に螺合され前記パネルの背面
との間に前記間隔枠を挟み込み、緊締により間隔枠の突
起部をパネルの背面に押圧して前記ローゼットを前記パ
ネルに固定するナットとを備えたことである。
〔作用〕
この考案による回り止め構造においては、スイッチの種
類に関係することなく共通な間隔枠に、パネルの回り止
め係止部に係合する突部と筒体の縦溝に係合する突起お
よびパネルの背面に当接する複数の突起部を設けたこと
により、種類の多いローゼットの成形型は簡単化され、
また、ナットの緊締により複数の突起部がパネルの背面
に当接し、間隔枠が撓むため、ナットの緩みを緩み止め
専用のワッシャ等を用いることなく間隔枠により防止す
ることが可能であり、仮にナットに若干のゆるみが生じ
ても筒体の回動は阻止されるので回動操作の場合の操作
不能は排除される。
〔実施例〕 第1図ないし第5図はこの考案による操作スイッチの回
り止め構造の一実施例を示す図で、第1図は縦断面図、
第2図は斜視図、第3図は分解斜視図、第4図および第
5図はパネルへの組込み過程を示す斜視図である。図に
おいて前述した第6図の従来装置と同一部分には同一符
号を付すことで対応させ相違点について説明する。この
実施例の従来装置と相違する点は、間隔枠4にパネル20
および筒体2の回り止めを設けたことである。パネル20
の凹所20bに対する回り止めは、間隔枠4のパネル20の
背面側と当接する端面に凹所20bと係合可能な突部4aが
設けられ、筒体2に対する回り止めは、ねじ部2bが遊嵌
する貫通孔4bの周縁に縦溝2a,2a(片側のみしか図示さ
れていない)に係合する突起4c,4cとして設けられてい
る。なお間隔枠4の突部4a側の端面4隅それぞれに突起
部4dが設けられているのはナット5の緊締により複数の
突起部4dをパネル20の背面に当接させ、ナット5の緊締
による押圧力を突起部4dに集中させて間隔枠4を撓ませ
ることにより操作スイッチを緩み止めしたものである。
以上の構成においてパネル20への取付けはまず取付孔20
aにローゼット3に筒体2を介して支持された押しボタ
ン操作部1を第5図に示すように取付け、間隔枠4の突
部4aをパネル20の凹所20bに、突起4c,4cを筒体2の縦溝
2a,2aにそれぞれ位置合わせして挿入し、第4図に示す
状態にする。つぎにナット5を筒体2の雄ねじ部2bに螺
合させ緊締することで固定され、その後筒体2にスイッ
チ組体6を係合することで完了する。この取付けでスイ
ッチの種類に関係することなく共通な間隔枠4に設けら
れた突部4aおよび突起4c,4cと、パネル20の凹所20bおよ
び筒体2の縦溝2a,2aとによって、間隔枠4とパネル20
および筒体2との回り止めがなされる。したがってスイ
ッチの仕様によって変わることの多いローゼットの成形
型は簡単化され、また万一のナット5の緩みに起因する
筒体2の回動が防止されたので、スイッチ組体6の向き
も変わることがなくなり、配線作業が容易となるととも
に、回動操作を必要とするセレクタスイッチにおいても
操作不能は確実に防止される。
〔考案の効果〕
この考案によればパネルの背面と筒体のねじ部に螺合す
るナット間に挿入される間隔枠に、パネルおよび筒体と
の回り止め機能およびナットの緩み止め機能を持たせる
構成としたことにより、スイッチの仕様によって形状が
変わることの多いローゼットを変更することなく、ま
た、複数の突起部をパネルの背面に当接させて間隔枠を
撓ませることにより、緊締用のナットの緩み止め専用の
ワッシャを用いなくてもナットの緩み止めが可能であ
り、仮にナットに緩みが生ずるようなことがあっても回
動操作における操作不能を起こすことのない操作スイッ
チの回り止め構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図はこの考案による操作スイッチの回
り止め構造の一実施例を示す図で、第1図は縦断面図、
第2図は斜視図、第3図は分解斜視図、第4図および第
5図はそれぞれパネルへの組込み過程を示す斜視図、第
6図および第7図は従来の操作スイッチの回り止め構造
の一例を示す図で、第6図は縦断面図、第7図は要部斜
視図である。 1:押しボタン操作部、2:筒体、2a:縦溝、2b:雄ね
じ部、3:ローゼット、3a:鍔、4:間隔枠、4a:突
部、4c:突起、5:ナット、6:スイッチ組体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作部が軸方向に摺動または回動自在に案
    内され外周囲に少なくとも1条以上の縦溝で切断された
    雄ねじ部を有しスイッチ組体と結合可能な筒体と、該筒
    体を支持し回り止め係止部を有するパネルの円形取付孔
    に正面側から嵌込み可能にして係止フランジが設けられ
    たローゼットと、前記筒体の雄ねじ部に遊嵌され前記縦
    溝に係合する突起および前記回り止め係止部と係合可能
    な突部を有し、かつ前記パネルの背面と当接する複数の
    突起部を上面外周に設けた間隔枠と、前記筒体の雄ねじ
    部に螺合され前記パネルの背面との間に前記間隔枠を挟
    み込み、緊締により間隔枠の突起部をパネルの背面に押
    圧して前記ローゼットを前記パネルに固定するナットと
    を備えてなることを特徴とする操作スイッチの回り止め
    構造。
JP1988033308U 1988-03-14 1988-03-14 操作スイッチの回り止め構造 Expired - Lifetime JPH0622895Y2 (ja)

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JPH01137020U JPH01137020U (ja) 1989-09-19
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5222601B2 (ja) * 2008-03-26 2013-06-26 本田技研工業株式会社 スイッチ装置
JP5759318B2 (ja) * 2011-09-16 2015-08-05 富士電機機器制御株式会社 パネル取付け制御機器
JP6375700B2 (ja) * 2014-06-04 2018-08-22 富士電機機器制御株式会社 回路遮断器の外部操作ハンドル装置

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