JPH036465Y2 - - Google Patents

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JPH036465Y2
JPH036465Y2 JP18395885U JP18395885U JPH036465Y2 JP H036465 Y2 JPH036465 Y2 JP H036465Y2 JP 18395885 U JP18395885 U JP 18395885U JP 18395885 U JP18395885 U JP 18395885U JP H036465 Y2 JPH036465 Y2 JP H036465Y2
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JP
Japan
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clip
cap
washer
crown
locking nut
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JP18395885U
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JPS6294083U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、キヤツプの天面にクリツプの取付脚
部を当接し更にクリツプの取付脚部を挟むように
天冠の鍔部を当接し天冠の突出軸部はキヤツプ内
部に貫通させて止めナツトと螺着せしめてクリツ
プの取付脚部を締め付けるようにしたクリツプの
取付構造を有する筆記具に関する。
(従来の技術) 従来の斯るクリツプの取付構造を有する筆記具
には種々あるが、例えば特公昭48−1545号、実開
昭56−76476号、実開昭56−128287号等の如くキ
ヤツプ天面と止めナツトの間には殆ど座金が介装
されることがない。しかし斯るクリツプの取付構
造に於て天冠と止めナツトの締付トルクが十分で
ないと、天冠とキヤツプとの間に隙間が生じたり
クリツプに「ガタ」を生じたりする不良が発生す
ることがある。特にキヤツプの材質が真鍮、ステ
ンレス等の硬質のものである場合は十分な締付力
を加えることができて問題はないが、プラスチツ
ク製のキヤツプの場合はキヤツプ天面に止めナツ
トが食い込んでしまうため止めナツトを締めても
締めても必要な締付力が得られないことが多い。
そこで止めナツトによるキヤツプ天面への食い込
みを防止するためにその間に座金を介装すること
が極めて有効である。尚、止めナツトと座金を複
合して一部品で製作することも勿論可能であるが
コスト的に見合わないため、やはり既存の座金を
使用する方が有利であるといえる。
(考案が解決しようとする問題点) そこでキヤツプ天面と止めナツトの間に座金を
介装する構造とした場合に上記したように従来は
座金を介装することが稀有であるため製品を組立
てる際にいつもの習慣で座金を装着し忘れる虞が
存在する。本考案は座金を装着し忘れた場合に作
業者が即刻視覚を通じて感知できるようにしたク
リツプの取付構造を有する筆記具の提供を目的と
する。
(問題点を解決するための手段) 本願はここに上記目的を達成するものとして、
キヤツプの天面にクリツプの取付脚部を当接し更
にクリツプの取付脚部を挟むように天冠の鍔部を
当接し天冠の突出軸部はキヤツプ内部に貫通させ
て止めナツトと螺着せしめてクリツプの取付脚部
を締め付けるようにしたクリツプの取付構造に於
て、キヤツプの天面と止めナツトの間に座金を介
装し且つ止めナツトの後面と天冠鍔部の前面には
座金の肉厚よりも小さい間隔で近接する対向面を
夫々設けて成るクリツプを有する筆記具を提示す
るものである。
(実施例) 図示した本考案実施例は、中心孔1bを穿設し
たプラスチツク製キヤツプ1の天面1aに凹部1
cを設け、当該凹部1cにはその深さと同寸法の
肉厚を有し取付孔2bを開設したクリツプ2の取
付脚部2aを嵌装し、次にオネジ3bを形成した
突出軸部3aと鍔部3cを有する天冠3をその突
出軸部3aがクリツプ取付脚部2aの取付孔2b
とキヤツプ天面1aの中心孔1bを通つてキヤツ
プ内部に貫通し又鍔部3cがクリツプ取付脚部2
aに当接するように組み付け、キヤツプ内部に於
てはキヤツプ天面1aに座金4を当接したのち座
金4の中心孔4aをも貫通した前記天冠3の突出
軸部3aにメネジ5bを内孔5aの内面に形成し
た止めナツト5を螺着させて止めナツト5の後面
周端部とキヤツプ天面1aとで座金4を挟みなが
ら締め付けを行ないキヤツプ天面1aと天冠鍔部
3cとでクリツプ取付脚部2aを緊定し、止めナ
ツト5の後面中央部には座金4の中心孔4aに侵
入する突起5cを又天冠鍔部3cの中央部にもク
リツプ取付脚部2aの取付孔2b及びキヤツプ天
面1aの中心孔1bに侵入する突起3dを夫々設
けてその夫々の突起5c,3dの先端に前記座金
4の肉厚よりも小さい間隔で近接する対向面5
d,3eを設けて(即ち座金4の肉厚をL1とし、
対向面5d,3eの間隔をL2としたときL1>L2
となる関係がある。)成るものである。尚、図中
6は止めナツト5に係止した内キヤツプである。
(作用) 上記の実施例の図面を参照しながら本考案の作
用について説明する。第1図は座金4が完全に装
着された正常な状態の要部縦断面図であり、クリ
ツプ取付脚部2aは天冠鍔部3cと、キヤツプ天
面1a及び座金4を介した止めナツト5の後面周
端部とにより緊定されており、外観上天冠3とキ
ヤツプ1の間には隙間が生じない。
次に第2図は座金4の装着を忘れて組み付けら
れた状態の要部縦断面図であり、座金4の装着を
忘れると天冠3の突出軸部3aに対し止めナツト
5は余計に締め付けが行われ後面突起5cの対向
面5dは天冠鍔部3cの突起3dの対向面3eに
当接する。従つてこのときキヤツプ天面1aと止
めナツト5の後面周端部との間にはL1−L2なる
隙間が生ずるはずであるが、一方クリツプ2はキ
ヤツプ1に組み付けられた状態で適当な張りを生
ずるように曲げが与えられており正常な組付状態
ではこの曲げの反発力に抗するように締め付けが
行われているのでこの締付力が緩和されるとクリ
ツプは反発して曲がることになり、その結果上記
の止めナツト5の後面周端部とキヤツプ天面1a
との間に生じるはずのL1−L2なる間隔の隙間イ
は図の如く天冠鍔部3cとキヤツプ天面1aとの
間に外観上明確に生じて、組付作業者に感知可能
となる。
(考案の効果) 本考案は上記の構成及び作用を有するものであ
つて、組立作業者が座金の装着を忘れてよつて締
付力が不足して天冠とキヤツプの間に隙間が生じ
たりクリツプに「ガタ」が生じたりする虞れがあ
る不良品が看過されることを防止できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すもので、第1図は座
金が正常に装着されて組み付けられた状態の要部
縦断面図、第2図は座金の装着を忘れて組み付け
られた状態の要部縦断面図である。 1……キヤツプ、1a……天面、1b……中心
孔、1c……凹部、2……クリツプ、2a……取
付脚部、2b……取付孔、3……天冠、3a……
突出軸部、3b……オネジ、3c……鍔部、3d
……突起、3e……対向面、4……座金、4a…
…中心孔、5……止めナツト、5a……内孔、5
b……メネジ、5c……突起、5d……対向面、
6……内キヤツプ、イ……隙間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤツプの天面にクリツプの取付脚部を当接し
    更にクリツプの取付脚部を挟むように天冠の鍔部
    を当接し天冠の突出軸部はキヤツプ内部に貫通さ
    せて止めナツトと螺着せしめてクリツプの取付脚
    部を締め付けるようにしたクリツプの取付構造に
    於て、キヤツプの天面と止めナツトの間に座金を
    介装し且つ止めナツトの後面と天冠鍔部の前面に
    は座金の肉厚よりも小さい間隔で近接する対向面
    を夫々設けて成るクリツプを有する筆記具。
JP18395885U 1985-11-29 1985-11-29 Expired JPH036465Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18395885U JPH036465Y2 (ja) 1985-11-29 1985-11-29

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JP18395885U JPH036465Y2 (ja) 1985-11-29 1985-11-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6294083U JPS6294083U (ja) 1987-06-16
JPH036465Y2 true JPH036465Y2 (ja) 1991-02-19

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ID=31131175

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