JPH0613101Y2 - がたつき防止機構 - Google Patents

がたつき防止機構

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JPH0613101Y2
JPH0613101Y2 JP2038188U JP2038188U JPH0613101Y2 JP H0613101 Y2 JPH0613101 Y2 JP H0613101Y2 JP 2038188 U JP2038188 U JP 2038188U JP 2038188 U JP2038188 U JP 2038188U JP H0613101 Y2 JPH0613101 Y2 JP H0613101Y2
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JP
Japan
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screw
cap
main
thread
main screw
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JP2038188U
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字規 嶋田
功 朝日
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は,合成樹脂製の壜体口筒に形成され,キャップ
との螺合組付きのがたつきを防止するがたつき防止機構
に関するものである。
〔従来の技術〕
壜体とそれに螺合組付きするキャップとのがたつきを防
止する手段として,キャップ内周面に主螺子の他に,そ
の主螺子上方に一定間隔をもって小ねじを形成し,その
主螺子と小ねじとで壜体口筒外周面に形成された螺条を
上下両方向から挟持するようにしてがたつきを防止した
技術が開発されている(例えば,本出願人によって先に
出願された実願昭61-203749号)。
第5図は,実願昭61-203749号の技術思想を用いて製作
されたがたつき防止機構であり,第3図および第4図の
想像線を含めた部分はその要部拡大正面図および要部拡
大平面図である。この機構においては,キャップの主螺
子が螺合する螺条1の直上に,キャップ小ねじが嵌入す
る螺溝2を設けた構成としている。すなわち,キャップ
を組付けると主螺子は螺条1と螺合すると共に,小ねじ
が螺溝2に嵌入し,主螺子が螺条1の下側に,そして小
ねじが螺条1の上側に当接することによって,キャップ
と壜体口筒4とのがたつきを防止するものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし,この従来技術における問題は,小ねじが嵌入す
るはずの螺溝2に,主螺子が嵌入してしまい易くキャッ
プと口筒4との組付きがうまく達成出来なくなることが
あることである。壜体とキャップとが合成樹脂等の弾性
を有するものであると,主螺子が弾性変形することによ
って螺溝2に嵌入することが出来,又,それと同時に小
ねじも弾性変形して螺溝2直上の土手部5上面に乗り上
げることが出来るからである。キャップと口筒4とがこ
うした組付きを達成するということは,主螺子,小ね
じ,螺条1等を損傷するだけでなく,キャップと口筒4
とが位置合わせ機構6によって一定位置で組付く構成の
ものにあっては,その位置合わせが達成出来ず,よって
致命的な欠点となる。
本考案は,こうした問題に鑑み創案されたもので,主螺
子が螺溝2に嵌入することがなく,よって主螺子,小ね
じ,螺条1等を損傷させず,さらに位置合わせ機能を有
するものにあっては,位置合わせを常に正確に達成させ
る機能を有するがたつき防止機構を提供することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
そのため,内周面に主螺子と,該主螺子と一定間隔をも
って形成された小ねじとを有するキャップが、螺合組付
きする壜体口筒4に,前記キャップ主螺子が螺合組付き
する螺条1と,前記小ねじが嵌入組付きする螺溝2とを
形成した。
そして,前記螺溝2の上端開口縁3を前記主螺子が嵌入
出来ない幅に設定した。
〔作用〕
螺合組付けするために,キャップを壜体口筒4にかぶ
せ,キャップを螺合方向に回動させながら下方に押圧力
を加えると,主螺子と螺条1が螺合し始めると共に,小
ねじが螺溝2に嵌入する。この状態からさらにキャップ
の回動を続けることによってキャップと口筒4との螺合
組付きが完了する。
本考案においては,螺溝2の上端開口縁3の幅をキャッ
プの主螺子が侵入出来ない幅としたので、キャップを口
筒4にかぶせて回動を始めた状態において,例え,主螺
子が螺溝2の上端開口縁3に当接することがあっても、
螺溝2への嵌入が阻止される。従って,従来のように主
螺子が螺溝2へ嵌入することがない。
又,主螺子と螺条1が螺合した状態において,小ねじは
主螺子より小さいため,容易に螺溝2へ嵌入することが
出来る。
〔実施例〕
第1図から第4図に,一実施例を示す。これは合成樹脂
製の壜体で,口筒4下端部に位置合わせ機構6を有する
ものである。
螺溝2は,壜体口筒4の前後両面に二つ形成され,その
直上に,螺条1と一定間隔をもって形成された螺溝2が
形成されている。そして,この螺溝2の上端開口縁3
は,螺溝方向に沿ってほぼ直角に形成されており,これ
により,螺溝2の幅は従来通りとしつつ,螺溝2上端開
口縁3の幅を大きく縮小することが出来ている。第3図
と第4図は,本考案(実線)と従来技術(想像線)とを
比較したものである。この図から,本考案によると螺溝
2の上端開口縁3の幅lは,従来の開口縁3の幅mより
大幅に縮小されていることがわかる。
〔考案の効果〕
このように,本考案は,螺溝2の上端開口縁3の幅を,
キャップの主螺子が侵入出来ない大きさに設定したの
で,主螺子がその螺溝2へ侵入することがなく,螺条1
と確実に螺合組付きする。これによって,主螺子,螺条
1,小ねじ等の損傷を防ぐことが出来ると共に,位置合
わせ機能を有するキャップと口筒4との組付きにあって
は,常に,正確な位置での組付きを達成することが出来
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図,第2図はその
平面図,第3図はその要部(実線)と従来技術(想像
線)とを比較した拡大正面図,第4図は同じく本考案の
要部(実線)と従来技術(想像線)とを比較した拡大平
面図,第5図は従来技術を示す正面図である。 符号の説明 1:螺条,2:螺溝,3:上端開口縁,4:口筒,5:
土手部,6:位置合わせ機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内周面に主螺子と,該主螺子と一定間隔を
    もって形成された小ねじとを有するキャップが螺合組付
    きする壜体口筒(4)に形成され,前記キャップ主螺子が
    螺合組付きする螺条(1)と,前記小ねじが嵌入組付きす
    る螺溝(2)とから構成され,前記螺溝(2)の上端開口縁
    (3)が前記主螺子が嵌入出来ない幅に設定されて成るが
    たつき防止機構。
JP2038188U 1988-02-18 1988-02-18 がたつき防止機構 Expired - Lifetime JPH0613101Y2 (ja)

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JP2038188U JPH0613101Y2 (ja) 1988-02-18 1988-02-18 がたつき防止機構

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JP2038188U JPH0613101Y2 (ja) 1988-02-18 1988-02-18 がたつき防止機構

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Publication Number Publication Date
JPH01132544U JPH01132544U (ja) 1989-09-08
JPH0613101Y2 true JPH0613101Y2 (ja) 1994-04-06

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