JPH06228365A - ハロゲン化イミドを含む難燃剤 - Google Patents
ハロゲン化イミドを含む難燃剤Info
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- JPH06228365A JPH06228365A JP5280149A JP28014993A JPH06228365A JP H06228365 A JPH06228365 A JP H06228365A JP 5280149 A JP5280149 A JP 5280149A JP 28014993 A JP28014993 A JP 28014993A JP H06228365 A JPH06228365 A JP H06228365A
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- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D209/00—Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
- C07D209/02—Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom condensed with one carbocyclic ring
- C07D209/44—Iso-indoles; Hydrogenated iso-indoles
- C07D209/48—Iso-indoles; Hydrogenated iso-indoles with oxygen atoms in positions 1 and 3, e.g. phthalimide
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- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
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- C07D209/56—Ring systems containing three or more rings
- C07D209/58—[b]- or [c]-condensed
- C07D209/72—4,7-Endo-alkylene-iso-indoles
- C07D209/76—4,7-Endo-alkylene-iso-indoles with oxygen atoms in positions 1 and 3
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/16—Nitrogen-containing compounds
- C08K5/34—Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring
- C08K5/3412—Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring having one nitrogen atom in the ring
- C08K5/3415—Five-membered rings
- C08K5/3417—Five-membered rings condensed with carbocyclic rings
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ハロゲン化イミドを含む難燃剤を用いた防炎
加工方法。 【構成】 ヒドラジンとハロゲン化ジカルボン酸無水物
との縮合反応を水性媒質中で、温度40〜225 ℃で、無水
物/ヒドラジンのモル比が2未満となる条件下で行って
得られたハロゲン化イミドを含む生成物をプラスチック
に添加する。 【効果】 有機溶剤は必ずしも必要ではない。水性媒体
中で操作すれば排液問題や環境問題を引き起こすことが
ない。予備精製なしに 250℃以上の高温で使用される高
分子物質の防炎加工にも使える。
加工方法。 【構成】 ヒドラジンとハロゲン化ジカルボン酸無水物
との縮合反応を水性媒質中で、温度40〜225 ℃で、無水
物/ヒドラジンのモル比が2未満となる条件下で行って
得られたハロゲン化イミドを含む生成物をプラスチック
に添加する。 【効果】 有機溶剤は必ずしも必要ではない。水性媒体
中で操作すれば排液問題や環境問題を引き起こすことが
ない。予備精製なしに 250℃以上の高温で使用される高
分子物質の防炎加工にも使える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハロゲン化イミドを含
む生成物、特に、テトラブロモフタル酸等のハロゲン化
ジカルボン酸から誘導されるポリハロゲン化イミドを含
む生成物をプラスチックに添加してプラスチックを難燃
化する防炎加工方法に関するものである。
む生成物、特に、テトラブロモフタル酸等のハロゲン化
ジカルボン酸から誘導されるポリハロゲン化イミドを含
む生成物をプラスチックに添加してプラスチックを難燃
化する防炎加工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリハロゲン化イミド、特にテトラブロ
モフタルイミドおよびビス(テトラブロモフタルイミ
ド)は種々の材料、特にプラスチック材料に対する難燃
化剤として周知の化合物である。例えばスパッツ(S. M.
SPATZ) 達による論文“N−置換テトラブロモフタルイ
ミド難燃性添加剤(Some N-substituted tetrabromopht
al-imidefire-retardant additives)"、インダストリア
ル アンド エンジニアリング ケミストリー プロダクト
リサーチ アンド デベロップメント (Industrialand
Engineering Chemistry Product Research and Develop
ment)、8, (4)、1969 P397 〜398 および米国特許第 3,
873,567号、フランス国特許第 2,369,261号および日本
国特許出願第74−045062号および第75−064377号を参
照。
モフタルイミドおよびビス(テトラブロモフタルイミ
ド)は種々の材料、特にプラスチック材料に対する難燃
化剤として周知の化合物である。例えばスパッツ(S. M.
SPATZ) 達による論文“N−置換テトラブロモフタルイ
ミド難燃性添加剤(Some N-substituted tetrabromopht
al-imidefire-retardant additives)"、インダストリア
ル アンド エンジニアリング ケミストリー プロダクト
リサーチ アンド デベロップメント (Industrialand
Engineering Chemistry Product Research and Develop
ment)、8, (4)、1969 P397 〜398 および米国特許第 3,
873,567号、フランス国特許第 2,369,261号および日本
国特許出願第74−045062号および第75−064377号を参
照。
【0003】しかし、上記各文献に記載の製造方法は、
収率が低く、ポリマー材料によっては使用温度で揮発性
の物質が生じる場合が極めて多いため、金型の腐蝕の原
因となる。さらに、ハロゲン化ジカルボン酸無水物を溶
解することができ、しかも、水と共沸混合物を形成して
イミド化反応により生じる凝縮水を取り去ることができ
るという理由で、製造時には、大抵の場合、有機溶剤
(特にキシレン、トルエン、アルコール、酢酸)が用い
られるが、これら溶剤の分離および回収にコストの高い
操作を必要とし、さらには有機溶剤の蒸気を除去するの
に適した乾燥手段が必要になる。こうした問題点は、特
にヒドラジンとハロゲン化無水ジカルボン酸とから作ら
れたポリハロゲン化イミドの場合に特に多い。
収率が低く、ポリマー材料によっては使用温度で揮発性
の物質が生じる場合が極めて多いため、金型の腐蝕の原
因となる。さらに、ハロゲン化ジカルボン酸無水物を溶
解することができ、しかも、水と共沸混合物を形成して
イミド化反応により生じる凝縮水を取り去ることができ
るという理由で、製造時には、大抵の場合、有機溶剤
(特にキシレン、トルエン、アルコール、酢酸)が用い
られるが、これら溶剤の分離および回収にコストの高い
操作を必要とし、さらには有機溶剤の蒸気を除去するの
に適した乾燥手段が必要になる。こうした問題点は、特
にヒドラジンとハロゲン化無水ジカルボン酸とから作ら
れたポリハロゲン化イミドの場合に特に多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者達は、無水物
の溶解のためおよび/または凝縮水の除去のために用い
ていた上記の有機溶剤は必ずしも必要ではないというこ
と、そして、所定の条件下で水性媒体中で操作すれば排
液問題や環境問題を引き起こすことがなく、予備精製な
しに 250℃以上の高温で使用される高分子物質の防炎加
工にも完全に適した化合物を非常に高い収率で製造する
ことができ、こうして得られる生成物は任意の種類のプ
ラスチックの難燃剤として用いるのに適しているという
ことを発見した。従って、本発明の目的はプラスチック
を難燃化する改良された防炎加工方法を提供することに
ある。
の溶解のためおよび/または凝縮水の除去のために用い
ていた上記の有機溶剤は必ずしも必要ではないというこ
と、そして、所定の条件下で水性媒体中で操作すれば排
液問題や環境問題を引き起こすことがなく、予備精製な
しに 250℃以上の高温で使用される高分子物質の防炎加
工にも完全に適した化合物を非常に高い収率で製造する
ことができ、こうして得られる生成物は任意の種類のプ
ラスチックの難燃剤として用いるのに適しているという
ことを発見した。従って、本発明の目的はプラスチック
を難燃化する改良された防炎加工方法を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ヒドラジンと
ハロゲン化ジカルボン酸無水物との縮合反応を水性媒質
中で、温度40〜225 ℃で、無水物/ヒドラジンのモル比
が2未満となる条件下で行って得られたハロゲン化イミ
ドを含む生成物をプラスチックに添加することを特徴と
するプラスチックの防炎加工方法を提供する。
ハロゲン化ジカルボン酸無水物との縮合反応を水性媒質
中で、温度40〜225 ℃で、無水物/ヒドラジンのモル比
が2未満となる条件下で行って得られたハロゲン化イミ
ドを含む生成物をプラスチックに添加することを特徴と
するプラスチックの防炎加工方法を提供する。
【0006】
【作用】本発明で使用可能なハロゲン化無水物としては
特に下記のものを挙げることができる: (1) 芳香族(ベンゼン、ナフタレン、アントラセン)ジ
カルボン酸無水物、特に下記〔化3〕で表わされる芳香
族ジカルボン酸無水物:
特に下記のものを挙げることができる: (1) 芳香族(ベンゼン、ナフタレン、アントラセン)ジ
カルボン酸無水物、特に下記〔化3〕で表わされる芳香
族ジカルボン酸無水物:
【0007】
【化3】 (ここで、Xは臭素原子または塩素原子を示し、mは2
〜4の整数であり、nおよびpは0〜2の整数である) (2) 下記〔化4〕に対応する脂環式ジカルボン酸無水
物:
〜4の整数であり、nおよびpは0〜2の整数である) (2) 下記〔化4〕に対応する脂環式ジカルボン酸無水
物:
【0008】
【化4】 (ここで、Xは上記と同じ意味を表す)例えば、1,
4,5,6,7,7−ヘキサブロモ−2,2,1−ビシ
クロ−5−ヘプテン−2,3−ジカルボン酸およびその
塩素化同族体(クロレンド酸)等。
4,5,6,7,7−ヘキサブロモ−2,2,1−ビシ
クロ−5−ヘプテン−2,3−ジカルボン酸およびその
塩素化同族体(クロレンド酸)等。
【0009】具体的にはブロモフタル酸無水物、例えば
3,4−(3,6−または4,5−)ジブロモフタル酸
無水物、3,4,6−トリブロモフタル酸無水物、特に
テトラブロモフタル酸無水物等を用いるのが好ましい。
3,4−(3,6−または4,5−)ジブロモフタル酸
無水物、3,4,6−トリブロモフタル酸無水物、特に
テトラブロモフタル酸無水物等を用いるのが好ましい。
【0010】本発明方法では、単一の無水物または2種
以上の無水物の混合物を用いることができる。市販の無
水物は少量の無機酸を含んでいることが多いが、これも
従来のような精製を行うことなくそのまま使用すること
ができる。実際には、無水物の水溶液または水性分散液
が酸性または強酸性(pH7以下)である場合に特に優れ
た結果が得られることが確認されている。
以上の無水物の混合物を用いることができる。市販の無
水物は少量の無機酸を含んでいることが多いが、これも
従来のような精製を行うことなくそのまま使用すること
ができる。実際には、無水物の水溶液または水性分散液
が酸性または強酸性(pH7以下)である場合に特に優れ
た結果が得られることが確認されている。
【0011】本発明方法の反応媒体を構成する水の量は
広範囲に変えることができ、その唯一の条件は反応物を
確実に分散でき且つ撹拌が良く行えるという点だけであ
る。この条件は、反応媒体中の固形分が約5〜75重量
%、さらに好ましくは20〜40重量%となるような量の水
を用いることにより満足される。
広範囲に変えることができ、その唯一の条件は反応物を
確実に分散でき且つ撹拌が良く行えるという点だけであ
る。この条件は、反応媒体中の固形分が約5〜75重量
%、さらに好ましくは20〜40重量%となるような量の水
を用いることにより満足される。
【0012】反応は40〜100 ℃の温度で大気圧下で行う
ことができる。加圧下で操作する場合は、 100〜225 ℃
の温度に上げる。好ましくは 100〜225 ℃で操作を行
う。これに対応する圧力は約1〜25バールである。
ことができる。加圧下で操作する場合は、 100〜225 ℃
の温度に上げる。好ましくは 100〜225 ℃で操作を行
う。これに対応する圧力は約1〜25バールである。
【0013】水和物またはヒドラジニウム塩(例えば、
硫酸塩、ヒドロハライド、酢酸塩)の形態のヒドラジン
をそのまままたは希釈水溶液にして用いることができ
る。好ましくは、ヒドラジン水和物を市販の水溶液の形
態で用いる。本発明方法は、予め加熱され且つ撹拌下に
あるハロゲン化無水物の溶液または分散液中にヒドラジ
ンを徐々に導入することにより行うことが望ましい。反
応時間は広い範囲で選択できるが、一般に1〜20時間で
ある。反応生成物を冷却した後に、得られた固体懸濁質
を濾過し、必要に応じて中性になるまで水で洗い、従来
の乾燥方法で乾燥する。
硫酸塩、ヒドロハライド、酢酸塩)の形態のヒドラジン
をそのまままたは希釈水溶液にして用いることができ
る。好ましくは、ヒドラジン水和物を市販の水溶液の形
態で用いる。本発明方法は、予め加熱され且つ撹拌下に
あるハロゲン化無水物の溶液または分散液中にヒドラジ
ンを徐々に導入することにより行うことが望ましい。反
応時間は広い範囲で選択できるが、一般に1〜20時間で
ある。反応生成物を冷却した後に、得られた固体懸濁質
を濾過し、必要に応じて中性になるまで水で洗い、従来
の乾燥方法で乾燥する。
【0014】無水物/ヒドラジンのモル比は種々の値に
することができる。このモル比を約2とし且つ温度を14
0 ℃以上にした場合に得られる生成物は一般に下記〔化
5〕で表されるビス(イミド)である:
することができる。このモル比を約2とし且つ温度を14
0 ℃以上にした場合に得られる生成物は一般に下記〔化
5〕で表されるビス(イミド)である:
【0015】
【化5】 (ここで、Aは用いたハロゲン化無水物の残基を表す) 140℃より低い温度で得られる生成物は〔化5〕のビス
(イミド)の他に、出発原料のハロゲン化無水物と下記
〔化6〕に対応するN−アミノイミドのほぼ等モル混合
物を最大80重量%含んだものとなる(なお、この混合物
の比率は種々変わる):
(イミド)の他に、出発原料のハロゲン化無水物と下記
〔化6〕に対応するN−アミノイミドのほぼ等モル混合
物を最大80重量%含んだものとなる(なお、この混合物
の比率は種々変わる):
【0016】
【化6】 (ここで、Aは上記と同じものを表す) このN−アミノイミドは塩(硫酸塩、ヒドロハライド、
酢酸塩)の形態でもよい。反応温度が 140℃に近づく
か、それ以上に高くなるにつれて、生成物中のビス(イ
ミド)〔化5〕の含有量も増加する。
酢酸塩)の形態でもよい。反応温度が 140℃に近づく
か、それ以上に高くなるにつれて、生成物中のビス(イ
ミド)〔化5〕の含有量も増加する。
【0017】上記モル比を1以下または1の近くにした
場合には、主として一般構造式〔化6〕のN−アミノイ
ミドが得られる。所望の生成物がN−アミノイミドであ
る場合には、ヒドラジンを化学量論的量から50モル過剰
量までの間の量、好ましくは無水物/ヒドラジンのモル
比をほぼ1にして用いるのが好ましい。
場合には、主として一般構造式〔化6〕のN−アミノイ
ミドが得られる。所望の生成物がN−アミノイミドであ
る場合には、ヒドラジンを化学量論的量から50モル過剰
量までの間の量、好ましくは無水物/ヒドラジンのモル
比をほぼ1にして用いるのが好ましい。
【0018】この無水物/ヒドラジンのモル比を1〜2
の間で用いた場合に得られる上記混合物中のビス(イミ
ド)の割合は、上記モル比が2に近づくか、温度が上昇
するに従って、増加する。
の間で用いた場合に得られる上記混合物中のビス(イミ
ド)の割合は、上記モル比が2に近づくか、温度が上昇
するに従って、増加する。
【0019】本発明方法で得られる生成物は、純粋なビ
ス(イミド)の場合でも、ビス(イミド)+N−アミノ
イミド+無水物の混合物の場合でも、あるいはN−アミ
ノイミドの場合でも、これらの生成物は任意の種類のプ
ラスチックの難燃剤として用いるのに適しており、これ
らの生成物は公知の任意の方法でプラスチックに添加で
きる。その量は可燃性物質の重量に対して5〜40重量%
の範囲にすることができる。以下、本発明の実施例を示
すが、本発明が以下の実施例に限定されるものではな
い。なお、実施例中に示す部および百分率は重量部およ
び重量%である。生成物はCHN分析およびIR分析で
同定した。なお、収率は無水物に対するものである。
ス(イミド)の場合でも、ビス(イミド)+N−アミノ
イミド+無水物の混合物の場合でも、あるいはN−アミ
ノイミドの場合でも、これらの生成物は任意の種類のプ
ラスチックの難燃剤として用いるのに適しており、これ
らの生成物は公知の任意の方法でプラスチックに添加で
きる。その量は可燃性物質の重量に対して5〜40重量%
の範囲にすることができる。以下、本発明の実施例を示
すが、本発明が以下の実施例に限定されるものではな
い。なお、実施例中に示す部および百分率は重量部およ
び重量%である。生成物はCHN分析およびIR分析で
同定した。なお、収率は無水物に対するものである。
【0020】
【実施例】実施例1 (ハロゲン化イミドの合成) 撹拌器および還流装置を備えたガラス製反応器内の蒸留
水 2,000部中に市販のテトラクロロフタル酸無水物 429
部を分散する。この懸濁液を60℃に加熱した後、 100%
純粋ヒドラジン75部を20〜30分かけて徐々に添加し、反
応混合物を 100℃に加熱する。次に、 1,000部の蒸留水
を添加し、混合物をさらに10時間, 100℃に維持する。
こうして得られた懸濁液を冷却し、ブフナー漏斗で濾過
する。残留物を中性pHになるまで水洗いし、 110〜120
℃で真空乾燥すると、白色の生成物が97%以上の収率で
得られる。この生成物の元素およびIR分析の結果、
〔化7〕の構造であることが確認された。
水 2,000部中に市販のテトラクロロフタル酸無水物 429
部を分散する。この懸濁液を60℃に加熱した後、 100%
純粋ヒドラジン75部を20〜30分かけて徐々に添加し、反
応混合物を 100℃に加熱する。次に、 1,000部の蒸留水
を添加し、混合物をさらに10時間, 100℃に維持する。
こうして得られた懸濁液を冷却し、ブフナー漏斗で濾過
する。残留物を中性pHになるまで水洗いし、 110〜120
℃で真空乾燥すると、白色の生成物が97%以上の収率で
得られる。この生成物の元素およびIR分析の結果、
〔化7〕の構造であることが確認された。
【0021】
【化7】
【0022】
【0023】実施例2 (ハロゲン化イミドの合成) 実施例1と同じ操作であるが、市販のクロレンド酸無水
物 1.445部を 4,000部の水中に分散させる。この懸濁液
のpHは 2.5である。この懸濁液に 100%純粋ヒドラジン
水和物60gを徐々に添加し、98℃に加熱する。98℃の温
度下で10時間反応させた後、混合物を冷却し、生成物を
濾過で分離する。残留物を中性pHまで洗浄し、 110〜12
0 ℃で真空乾燥する。その結果、90%以上の収率で灰色
の生成物が得られ、元素およびIR分析により、この生
成物は下記〔化8〕の構造であることが確認された。
物 1.445部を 4,000部の水中に分散させる。この懸濁液
のpHは 2.5である。この懸濁液に 100%純粋ヒドラジン
水和物60gを徐々に添加し、98℃に加熱する。98℃の温
度下で10時間反応させた後、混合物を冷却し、生成物を
濾過で分離する。残留物を中性pHまで洗浄し、 110〜12
0 ℃で真空乾燥する。その結果、90%以上の収率で灰色
の生成物が得られ、元素およびIR分析により、この生
成物は下記〔化8〕の構造であることが確認された。
【0024】
【化8】
【0025】
【0026】実施例3 (ハロゲン化イミドの合成) 撹拌器付き6lオートクレーブ中で、 4,000部の水中に
テトラブロモフタル酸無水物 1,392部を分散させる。分
散液のpHは 1.5である。上記混合物を60℃にし、 100%
純粋ヒドラジン水和物 225部を少しずつ添加する。この
懸濁液を加圧下で 125℃に加熱し、この温度を10時間維
持する。この反応時間後、混合物を冷却し、生成物を濾
過により分離する。残留物を中性pHになるまで洗浄し 1
10〜120 ℃で真空乾燥する。その結果、90%以上の収率
で黄色い生成物が得られる。元素およびIR分析によ
り、この生成物は下記〔化9〕の構造を有することが確
認された。
テトラブロモフタル酸無水物 1,392部を分散させる。分
散液のpHは 1.5である。上記混合物を60℃にし、 100%
純粋ヒドラジン水和物 225部を少しずつ添加する。この
懸濁液を加圧下で 125℃に加熱し、この温度を10時間維
持する。この反応時間後、混合物を冷却し、生成物を濾
過により分離する。残留物を中性pHになるまで洗浄し 1
10〜120 ℃で真空乾燥する。その結果、90%以上の収率
で黄色い生成物が得られる。元素およびIR分析によ
り、この生成物は下記〔化9〕の構造を有することが確
認された。
【0027】
【化9】
【0028】
【0029】実施例4 (ハロゲン化イミドの合成) 実施例3と同様に操作するが、 100モル%過剰のヒドラ
ジン水和物を用いた。その結果、実施例3と同じ生成物
が収率97.4%で得られた。
ジン水和物を用いた。その結果、実施例3と同じ生成物
が収率97.4%で得られた。
【0030】実施例5 (ハロゲン化イミドの合成) 撹拌器を備えた4lのオートクレーブで、水 2,600部中
に市販のテトラブロモフタル酸無水物 883部を分散させ
る。この混合物を撹拌しながら 170℃にする。これに対
応する圧力は 7.6〜8バールである。撹拌下の上記懸濁
液中に、蒸留水 200部で 100%希釈した純粋ヒドラジン
水和物53部をポンプを用いて徐々に導入する(TBPA
/HHモル比:1.8)。反応媒体をさらに6時間 170℃に
維持した後、冷却、濾過し、生成物を洗浄する。 100〜
110 ℃で真空乾燥すると下記のものを含む白色の生成物
が95%の収率で得られた。 N,N’−ビス(テトラブロモフタルイミド) 83% N−アミノトテトラブロモフタルイミド 14% テトラブロモフタル酸無水物 3%
に市販のテトラブロモフタル酸無水物 883部を分散させ
る。この混合物を撹拌しながら 170℃にする。これに対
応する圧力は 7.6〜8バールである。撹拌下の上記懸濁
液中に、蒸留水 200部で 100%希釈した純粋ヒドラジン
水和物53部をポンプを用いて徐々に導入する(TBPA
/HHモル比:1.8)。反応媒体をさらに6時間 170℃に
維持した後、冷却、濾過し、生成物を洗浄する。 100〜
110 ℃で真空乾燥すると下記のものを含む白色の生成物
が95%の収率で得られた。 N,N’−ビス(テトラブロモフタルイミド) 83% N−アミノトテトラブロモフタルイミド 14% テトラブロモフタル酸無水物 3%
【0031】実施例6(難燃剤としての使用) 上記各生成物の本発明のプラスチック用難燃剤としての
効果を以下のような手順でテストした。遊星歯車形すな
わち“筒”形の混合機を用いて、粉末または粒状の樹脂
と、テスト用難燃剤および必要な添加剤(三酸化アンチ
モン、パラフィン)とを下記の〔表1〕に示した比率で
混合した。各混合物を均質化後、脱気孔を備えた(二
軸、単軸または“バス(Buss)型" )押出機を用いて押出
した。押出温度は各ポリマーの融点と関連した樹脂メー
カーが指定した温度とした。得られたコンパウンドを、
必要に応じて粉砕し、適当な温度下で射出圧縮成形機に
より測定用試験片を作った。次に、これら試験片に対し
て、 3.2mmおよび 1.6mmで耐火性標準試験UL94 (NF
規格T 51072) および酸素指数OV%(NF規格T 510
71)を実施した。〔表1〕にはポリブチレンテレフタレ
ート(TMNO-ORGATER,本出願人が市販しているペレッ
ト)を用いて得られた結果をまとめて示してある。
効果を以下のような手順でテストした。遊星歯車形すな
わち“筒”形の混合機を用いて、粉末または粒状の樹脂
と、テスト用難燃剤および必要な添加剤(三酸化アンチ
モン、パラフィン)とを下記の〔表1〕に示した比率で
混合した。各混合物を均質化後、脱気孔を備えた(二
軸、単軸または“バス(Buss)型" )押出機を用いて押出
した。押出温度は各ポリマーの融点と関連した樹脂メー
カーが指定した温度とした。得られたコンパウンドを、
必要に応じて粉砕し、適当な温度下で射出圧縮成形機に
より測定用試験片を作った。次に、これら試験片に対し
て、 3.2mmおよび 1.6mmで耐火性標準試験UL94 (NF
規格T 51072) および酸素指数OV%(NF規格T 510
71)を実施した。〔表1〕にはポリブチレンテレフタレ
ート(TMNO-ORGATER,本出願人が市販しているペレッ
ト)を用いて得られた結果をまとめて示してある。
【0032】
【表1】
Claims (9)
- 【請求項1】 ヒドラジンとハロゲン化ジカルボン酸無
水物との縮合反応を水性媒質中で、温度40〜225 ℃で、
無水物/ヒドラジンのモル比が2未満となる条件下で行
って得られたハロゲン化イミドを含む生成物をプラスチ
ックに添加することを特徴とするプラスチックの防炎加
工方法。 - 【請求項2】 上記反応を 140℃以上の温度下で、加圧
下で行う請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 上記反応をpH7以下の無水物の水性分散
液または水溶液中で行う請求項1または2に記載の方
法。 - 【請求項4】 下記〔化1〕または〔化2〕で表される
無水物またはその混合物を用いる請求項1〜3のいずれ
か一項に記載の方法: 【化1】 【化2】 (ここで、Xは臭素または塩素原子を表し、mは2〜4
の整数であり、nおよびpは0〜2の整数を示す) - 【請求項5】 テトラブロモフタル酸無水物、テトラク
ロロフタル酸無水物、クロレンド酸無水物またはブロメ
ンド酸無水物あるいはこれら無水物の混合物を用いる請
求項4に記載の方法。 - 【請求項6】 ヒドラジンを水和物またはヒドラジニウ
ム塩の形態で用いる請求項1〜5のいずれか一項に記載
の方法。 - 【請求項7】 無水物/ヒドラジンのモル比が1以上且
つ2未満である請求項1〜6のいずれか一項に記載の方
法。 - 【請求項8】 無水物/ヒドラジンのモル比がほぼ1に
等しい請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか一項に記載の方
法で得られる防炎加工されたプラスチック。
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