JPH0622833U - スチーム式加湿器 - Google Patents

スチーム式加湿器

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JPH0622833U
JPH0622833U JP6534392U JP6534392U JPH0622833U JP H0622833 U JPH0622833 U JP H0622833U JP 6534392 U JP6534392 U JP 6534392U JP 6534392 U JP6534392 U JP 6534392U JP H0622833 U JPH0622833 U JP H0622833U
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JP
Japan
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water
supply
groove
reservoir
steam
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和雄 上原
泰弘 茂木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スチーム式加湿器において、水供給路を供給
水溜り部と蒸発皿の上縁部とを連通する溝部で構成し、
前記供給水溜り部内の溝部入口側に隔壁を垂設すること
により、蒸発皿及び溝部上の付着物の除去作業の簡易化
を図り水漏れ等を防止すると共にコストダウンを図る。 【構成】 水供給路を供給水溜り部6の側面上方側と蒸
発皿3の上縁部とを連通する溝部4で構成すると共に前
記供給水溜り部6内の溝部4入口側に隔壁5を垂設して
いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はスチーム式加湿器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のスチーム式加湿器としては、例えば図3及び図4に示すように、蒸発皿 3の取付部11 と供給水溜り部6とを併設した本体1の前記取付部11 に外周に セラミックヒーター16が設けられた蒸発皿3を取り付け、前記供給水溜り部6 の底部を蒸発皿3の底部にパイプ11により連結し、前記蒸発皿3の上部に蒸気 フード17の受け部2を設け、前記供給水溜り部6内に水位センサ7を備えてい る。前記水位センサ7は、その内部にリードスイッチ10を備え、該リードスイ ッチ10の外周にマグネット付フロート9を上下動自在に備えている。そして、 前記蒸気フード受け部2上にフードカバー18と一体に取り付けられた蒸気フー ド17を嵌合させてフードカバー18を着脱自在に取り付け、前記供給水溜り部 6上方部に水タンク8を載置するようになっている。前記水タンク8の開閉蓋に は前記水位センサ7の上端に当接する開閉弁19が設けられている。図3及び図 4中、12は電源スイッチ、13は湿度調整スイッチ、14はタイマースイッチ 、15は水切れ表示ランプである。 そして、水タンク8を載置すると開閉弁19が開き、水は図4に示すように蒸 発皿3及び供給水溜り部6内にパイプ11を介して標準水位が保たれる。この際 にリードスイッチ10の接点がフロート9のマグネットでON状態になり、水は 蒸発皿3のヒーター16によって加熱、沸騰、気化され、水蒸気により室内の湿 度が向上させられる。また、水タンク8内の水がなくなって水位が下がり図4に 示す水切れ水位になるとリードスイッチ10の接点がOFFとなりヒーターの電 源が切れるものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来のスチーム式加湿器では、水を蒸発皿3で加熱、沸騰 、気化させると蒸発皿3,パイプ11内に水中成分のカルシウム,マグネシウム 等が付着し、この付着物が蓄積、堆積することとなる。このため、かかる付着物 を除去する必要があるが、その除去作業に際しては、フードカバー18を取り外 して蒸発皿3上を掃除することができるが、パイプ11内に付着した付着物につ いての掃除は不可能であり、長時間連続使用した場合に付着物が増大し、パイプ 詰まり等の問題が発生しその接続部が破損し、水漏れ等をおこす危険性があった 。 又、パイプ11を接続するためにおこる水漏れ対策としてシリコン樹脂剤の塗 布,パイプリングでの固定が必要であり、コスト高となる問題点があった。 本考案は、この従来の問題点を解消するスチーム式加湿器を提供しようとする ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、水タンクと蒸発皿とを併設し、前記水タンクの下方部に供給水溜り 部を設け、該供給水溜り部と蒸発皿とを水供給路で連結し、蒸発皿の上部に蒸気 フードを備えたスチーム式加湿器において、前記水供給路を供給水溜り部の側面 上方側と蒸発皿の上縁部とを連通する溝部で構成すると共に前記供給水溜り部内 の溝部入口側に隔壁を垂設したことを特徴とするスチーム式加湿器である。
【0005】
【作用】
水タンクを載置すると水は蒸発皿及び供給水溜り部内に供給水溜り部の側面上 方側と蒸発皿の上縁部とを連通する溝部で構成された水供給路を介して標準水位 が保たれ、蒸発皿で加熱、沸騰、気化され、水蒸気により室内の湿度が加湿され る。この際に、供給水溜り部内の溝部入口側に隔壁を垂設してあるので、蒸発皿 で加熱された熱は前記隔壁のところで熱伝導が遮断され、供給水溜り部内の水が 加熱されることはない。また、パイプがないためパイプ詰まり、破損等による水 漏れの発生もなく品質、信頼性の向上が図れる。
【0006】
【実施例】 本考案の実施例を図1及び図2に基づいて説明すると、図1はスチーム式加湿 器のフードカバー及び水タンクを取り外した状態の斜視図、図2は図1のA−A 線の断面図で、蒸発皿3の取付部11 と供給水溜り部6とを併設した本体1の前 記取付部11 に外周にセラミックヒーター16が設けられた蒸発皿3を取り付け ると共に該蒸発皿3の上部に蒸気フード17の受け部2を設け、水供給路を供給 水溜り部6の側面上方側と蒸発皿3の上縁部とを連通する溝部4で構成すると共 に前記供給水溜り部6内の溝部4入口側に隔壁5を一体成形により垂設し、前記 供給水溜り部6内に図4に示す水位センサと同様の構成の水位センサ7を備えて いる。そして、前記蒸気フード受け部2上にフードカバー18と一体に取り付け られた蒸気フード17を嵌合させてフードカバー18を着脱自在に取り付け、前 記供給水溜り部6上方部に図4に示す水タンクと同様の構成の水タンク8を載置 するようにしている。図1及び図2中、9はマグネット付フロート、10はリー ドスイッチ、12は電源スイッチ、13は湿度調整スイッチ、14はタイマース イッチ、15は水切れ表示ランプ、19は開閉弁である。
【0007】 そして、水タンク8を載置すると水は図2に示すように蒸発皿3及び供給水溜 り部6内に供給水溜り部6の側面上方側と蒸発皿3の上縁部とを連通する溝部4 で構成された水供給路を介して標準水位が保たれ、蒸発皿3のヒーター16によ って加熱、沸騰、気化され、水蒸気により室内の湿度が向上させられる。この際 に、供給水溜り部6内の溝部4入口側に隔壁5を垂設してあるので、蒸発皿3の ヒーター16によって加熱された熱は前記隔壁5のところで熱伝導が遮断され、 供給水溜り部6,水タンク8内の水が加熱されることはない。そして、水タンク 8の水がなくなって水位が下がり図2に示す水切れ水位になるとヒーターの電源 が切れ、加湿は中断することとなる。 なお、水を蒸発皿3で加熱、沸騰、気化させると蒸発皿3,溝部4上に水中成 分のカルシウム,マグネシウム等が付着し、この付着物が蓄積、堆積することと なるが、この付着物を除去するに際しては、フードカバー18を取り外し蒸発皿 3,溝部4上を掃除するだけでよい。従って、付着物の除去作業は簡単なものと なり、水漏れ等を起こすことはないものである。又、従来のように、パイプを接 続する必要はないのでコストダウンを図ることができる。
【0008】
【考案の効果】
本考案は、水供給路を供給水溜り部の側面上方側と蒸発皿の上縁部とを連通す る溝部で構成すると共に前記供給水溜り部内の溝部入口側に隔壁を垂設したから 、蒸発皿及び溝部上の付着物を除去するに際しては蒸気フードを外して蒸発皿, 溝部上を掃除するだけでよく、付着物の除去作業は簡単に行え水漏れ等を起こす ことはなく、保守が簡単なものとなる。又、コストダウンを図ることができるも のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のスチーム式加湿器のフードカバー及び
水タンクを取り外した状態の斜視図
【図2】図1のA−A線の断面図
【図3】従来のスチーム式加湿器のフードカバー及び水
タンクを取り外した状態の斜視図
【図4】図3のB−B線の断面図
【符号の説明】
1 本体 2 蒸気フード受け部 3 蒸発皿 4 溝部 5 隔壁 6 供給水溜り部 7 水位センサ 8 水タンク 9 マグネット付フロート 10 リードスイッチ 11 パイプ 12 電源スイッチ 13 湿度調整スイッチ 14 タイマースイッチ 15 水切れ表示ランプ 16 セラミックヒーター 17 蒸気フード 18 フードカバー 19 開閉弁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水タンクと蒸発皿とを併設し、前記水タ
    ンクの下方部に供給水溜り部を設け、該供給水溜り部と
    蒸発皿とを水供給路で連結し、蒸発皿の上部に蒸気フー
    ドを備えたスチーム式加湿器において、前記水供給路を
    供給水溜り部の側面上方側と蒸発皿の上縁部とを連通す
    る溝部で構成すると共に前記供給水溜り部内の溝部入口
    側に隔壁を垂設したことを特徴とするスチーム式加湿
    器。
JP1992065343U 1992-08-27 1992-08-27 スチーム式加湿器 Expired - Fee Related JP2596487Y2 (ja)

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JP2008008502A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Dainichi Co Ltd 給水装置
JP2016003842A (ja) * 2014-06-19 2016-01-12 ダイキン工業株式会社 加湿器

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