JPS6029996Y2 - スチ−ムアイロン - Google Patents
スチ−ムアイロンInfo
- Publication number
- JPS6029996Y2 JPS6029996Y2 JP10386782U JP10386782U JPS6029996Y2 JP S6029996 Y2 JPS6029996 Y2 JP S6029996Y2 JP 10386782 U JP10386782 U JP 10386782U JP 10386782 U JP10386782 U JP 10386782U JP S6029996 Y2 JPS6029996 Y2 JP S6029996Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- tank
- cylindrical wall
- base
- water inlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Irons (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はスチームアイロンに関し、特に使用時において
簡単な構成でタンク内の水が外側に流出するのを防止し
たものである。
簡単な構成でタンク内の水が外側に流出するのを防止し
たものである。
通常スチームアイロンはベースの上方に設置固定された
タンク内の水を所定量毎にベースの上面に設けた気化室
に落下せしめて気化しベースの下面より噴出せしめるも
のである。
タンク内の水を所定量毎にベースの上面に設けた気化室
に落下せしめて気化しベースの下面より噴出せしめるも
のである。
ところが、使用時においてアイロン本体は急激に前後左
右に揺れるためにタンク内の水が注水口より流出し衣類
等を濡らしたり水の使用量が不必要に増やす欠点があっ
た。
右に揺れるためにタンク内の水が注水口より流出し衣類
等を濡らしたり水の使用量が不必要に増やす欠点があっ
た。
これは、使用に伴ないアイロン本体を特に前後方向に揺
らすためにタンク内の水が前後方向に大きく揺れて波打
ち現象を生じ注水口付近まで達した水が注水口より直接
外側に流出することにより生ずる。
らすためにタンク内の水が前後方向に大きく揺れて波打
ち現象を生じ注水口付近まで達した水が注水口より直接
外側に流出することにより生ずる。
因みに所謂滴下式と称される様なベースの上面にタンク
を直接密着して固定したものにあっては、前述の様な使
用時に注水口より熱湯が流出し火傷を生ずる危険があっ
た。
を直接密着して固定したものにあっては、前述の様な使
用時に注水口より熱湯が流出し火傷を生ずる危険があっ
た。
このため、注水口側に近接してタンク内壁の上方より垂
設した比較的幅広の波止板を設けたが、該波止板はタン
ク内の幅と同寸法に設定する必要があり大型となりタン
クの内容積を小さくする欠点があった。
設した比較的幅広の波止板を設けたが、該波止板はタン
ク内の幅と同寸法に設定する必要があり大型となりタン
クの内容積を小さくする欠点があった。
本考案は上記の点考慮したもので以下図面に基づいて説
明する。
明する。
第１図は側面図を示す。１は電気ヒーター（図示せず）
を埋設したベース、２は該ベースの上面に載置固定した
アイロンカバー、３は該カバーの上面に固定した耐熱合
成樹脂よりなる断熱カバー ４は該断熱カバーの上部後
方に固定した把手体、５は前記ベース１の上方に設置す
る着脱自在のタンクで、実施例では前記断熱カバー３上
に載置され、載置時には底壁に設けた連結部６を前記断
熱カバー３及びアイロンカバー２を介してベース１の上
面に設けた気化室（図示せず）に嵌合する。
を埋設したベース、２は該ベースの上面に載置固定した
アイロンカバー、３は該カバーの上面に固定した耐熱合
成樹脂よりなる断熱カバー ４は該断熱カバーの上部後
方に固定した把手体、５は前記ベース１の上方に設置す
る着脱自在のタンクで、実施例では前記断熱カバー３上
に載置され、載置時には底壁に設けた連結部６を前記断
熱カバー３及びアイロンカバー２を介してベース１の上
面に設けた気化室（図示せず）に嵌合する。
前記タンクを第２図及び第３図を共に説明する。
７は略透明な合成樹脂よりなる台形状のタンクケース、
８は該タンクケースの上面に固定した化粧カバー、９は
タンクケース７の前側に傾斜して固定した前壁板で、比
較的上方に円形の注水口１０を設けると共にその両側に
上下方向に延びる一対の突条壁１１，１１を形威し、該
突条壁の一方に係止突起１２を一体成形している。
８は該タンクケースの上面に固定した化粧カバー、９は
タンクケース７の前側に傾斜して固定した前壁板で、比
較的上方に円形の注水口１０を設けると共にその両側に
上下方向に延びる一対の突条壁１１，１１を形威し、該
突条壁の一方に係止突起１２を一体成形している。
１３は一側を前記突条壁の他方に沿って嵌合して横方向
に開閉自在とし他側を前記係止突起１２に係合する断面
半円形の注水蓋で、上方の前壁に小孔１４を穿設してお
り、該小孔が位置する後壁には前記注水蓋と一体に後側
に傾斜して延びる筒状壁１５を形成している。
に開閉自在とし他側を前記係止突起１２に係合する断面
半円形の注水蓋で、上方の前壁に小孔１４を穿設してお
り、該小孔が位置する後壁には前記注水蓋と一体に後側
に傾斜して延びる筒状壁１５を形成している。
換言すれば筒状壁１５内にはその比較的上方に位置して
小孔１４を穿設している。
小孔１４を穿設している。
１６は前記注水口１０の孔壁に設けられたタンクケース
７と注水蓋１３とで挾持固定し内周縁を襞状にしたシリ
コンゴム等の耐熱性パツキン、１７は前記筒状壁内に嵌
合固定した合戒樹脂製或いはゴム等の弾性材よりなる流
出防止板で、下方を切欠して流通孔１８を設けている。
７と注水蓋１３とで挾持固定し内周縁を襞状にしたシリ
コンゴム等の耐熱性パツキン、１７は前記筒状壁内に嵌
合固定した合戒樹脂製或いはゴム等の弾性材よりなる流
出防止板で、下方を切欠して流通孔１８を設けている。
次に動作について述べる。
アイロン本体の使用時において、タンク５内の水は所定
量毎にベース１の上面に設けた気化室に落下して気化さ
れベース１の下面に設けたスチーム噴出孔（図示せず）
より噴出する。
量毎にベース１の上面に設けた気化室に落下して気化さ
れベース１の下面に設けたスチーム噴出孔（図示せず）
より噴出する。
ところが、アイロン本体の前後方向の移動に伴ないタン
ク内の水Ｗが揺れ動くが小孔１４は水面より最も離れた
位置に設けているため小孔まで達せず流出することが少
なくなる。
ク内の水Ｗが揺れ動くが小孔１４は水面より最も離れた
位置に設けているため小孔まで達せず流出することが少
なくなる。
そして、アイロン本体を大きく動した場合にタンク内の
水Ｗが筒状壁１５側に達した時には流出防止板１７に当
ってはねかえり小孔１４より流出することがない。
水Ｗが筒状壁１５側に達した時には流出防止板１７に当
ってはねかえり小孔１４より流出することがない。
而して、タンク内の水がなくなり、給水する場合は注水
蓋１３を開放して筒状壁１５を外し注水口１０より注水
する。
蓋１３を開放して筒状壁１５を外し注水口１０より注水
する。
以上の様に本考案は、ベースの上方に設けたタンク内の
水を前記ベース上に滴下せしめ気化してスチームを発生
するものにおいて、前記タンクは前面に設けた注水口と
該注水口に係脱する筒状壁及び該筒状壁内の比較的上方
に位置して穿設した小孔とを備え、前記筒状壁内には下
方に流通孔を設けた流出防止板を設けたものであるから
、小孔はタンク内より筒状壁及び流出防止板を介して最
も離れた位置に設けているため、タンク内の水が揺れ動
いても小孔より流出することが少なくなる。
水を前記ベース上に滴下せしめ気化してスチームを発生
するものにおいて、前記タンクは前面に設けた注水口と
該注水口に係脱する筒状壁及び該筒状壁内の比較的上方
に位置して穿設した小孔とを備え、前記筒状壁内には下
方に流通孔を設けた流出防止板を設けたものであるから
、小孔はタンク内より筒状壁及び流出防止板を介して最
も離れた位置に設けているため、タンク内の水が揺れ動
いても小孔より流出することが少なくなる。
特に筒状壁内には下方に流通孔を設けた流出防止板を設
けたため、タンク内が大きく波立ったとしても前記流出
防止板により塞ぎ止められた小孔側への侵入が防止され
る。
けたため、タンク内が大きく波立ったとしても前記流出
防止板により塞ぎ止められた小孔側への侵入が防止され
る。
又、流出防止板の流通孔は小孔を介してタンク内へ吸気
するに必要なことは勿論のこと筒状壁内の下方に設けた
ため、筒状壁内に侵入した水或いは筒状壁内で結露した
水タンク内に戻すことができる。
するに必要なことは勿論のこと筒状壁内の下方に設けた
ため、筒状壁内に侵入した水或いは筒状壁内で結露した
水タンク内に戻すことができる。
従って、注水蓋を開放したときに筒状壁内に残った水が
床面を濡らすことがなくなる。
床面を濡らすことがなくなる。
第１図は本考案のスチームアイロンの側面図、第２図は
要部断面図、第３図はタンクの外観斜視図、第４図は注
水蓋の部分裏面図である。 １・・・・・・ベース、５・・・・・・タンク、１０・
・・・・・注水口、１３・・・・・・注水蓋、１４・・
・・・・小孔、１５・・・・・・筒状壁、１７・・・・
・・流出防止板、１８・・・・・・流通孔。
要部断面図、第３図はタンクの外観斜視図、第４図は注
水蓋の部分裏面図である。 １・・・・・・ベース、５・・・・・・タンク、１０・
・・・・・注水口、１３・・・・・・注水蓋、１４・・
・・・・小孔、１５・・・・・・筒状壁、１７・・・・
・・流出防止板、１８・・・・・・流通孔。
Claims (1)
- ベースの上方に設けたタンク内の水を前記ベース上に滴
下せしめ気化してスチームを発生するものにおいて、前
記タンクは前面に設けた注水口と該注水口に係脱する筒
状壁及び該筒状壁内の比較的上方に位置して穿設した小
孔とを備え、前記筒状壁内には下方に流通孔を設けた流
出防止板を設けたことを特徴とするスチームアイロン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10386782U JPS6029996Y2 (ja) | 1982-07-08 | 1982-07-08 | スチ−ムアイロン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10386782U JPS6029996Y2 (ja) | 1982-07-08 | 1982-07-08 | スチ−ムアイロン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS597798U JPS597798U (ja) | 1984-01-19 |
| JPS6029996Y2 true JPS6029996Y2 (ja) | 1985-09-09 |
Family
ID=30244139
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10386782U Expired JPS6029996Y2 (ja) | 1982-07-08 | 1982-07-08 | スチ−ムアイロン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6029996Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5821375B2 (ja) * | 2011-08-03 | 2015-11-24 | 東芝ホームテクノ株式会社 | アイロン |
-
1982
- 1982-07-08 JP JP10386782U patent/JPS6029996Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS597798U (ja) | 1984-01-19 |
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