JPH06228246A - ゴム変性耐衝撃性スチレン系樹脂組成物及びその製造 方法 - Google Patents
ゴム変性耐衝撃性スチレン系樹脂組成物及びその製造 方法Info
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- JPH06228246A JPH06228246A JP4070193A JP4070193A JPH06228246A JP H06228246 A JPH06228246 A JP H06228246A JP 4070193 A JP4070193 A JP 4070193A JP 4070193 A JP4070193 A JP 4070193A JP H06228246 A JPH06228246 A JP H06228246A
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Abstract
ぐれた耐衝撃性スチレン樹脂組成物を提供する。 【構成】 ポリスチレン換算の重量平均分子量が50,
000〜700,000の範囲である重合体中にカルボ
キシル基を0.015〜2.0重量%含有するカルボキ
シル基含有共役ジエン系ゴムを2〜25重量%強靱化剤
として含有する耐衝撃性スチレンー樹脂組成物、及びそ
の製造方法。
Description
が共に優れた耐衝撃性スチレン系樹脂組成物およびその
製造方法に関するものである。
どに優れ、かつ良好な成形性を有していることから各種
用途に広く使用されている。しかしながら、このポリス
チレンは耐衝撃性に劣るという大きな欠点があり、この
欠点を改良するために各種の未加硫ゴムが強靱化剤とし
て用いられている。中でも、未加硫ゴムの存在下にスチ
レン系単量体をラジカル重合させ、ゴム状重合体にスチ
レン系ポリマーがグラフト重合した耐衝撃性スチレン系
樹脂組成物が工業的に広く製造されている。
は、ポリブタジエンゴムとスチレン−ブタジエン共重合
体ゴムがあり、特にポリブタジエンゴムは優れた耐衝撃
性を付与するために広く使用されている。
家庭電気機器のハウジングおよびその他の部品、車軸部
品、事務機器の部品,日用雑貨品及び玩具などに広がる
に伴い、より優れた各種特性が要求されるようになり、
中でも優れた耐衝撃性と優れた光沢を有する耐衝撃性ス
チレン系樹脂が強く要望されている。
の含量を増加させることにより可能となるが、ゴム状重
合体を増加させたスチレン系樹脂は、耐衝撃性が向上す
る反面、光沢が低下する。一方、光沢の向上は、ゴム状
重合体の含有量を低下させるか、或いは樹脂中に分散す
るゴム状重合体の粒子を微細化させることにより可能と
なるが、反面耐衝撃性が著しく低下する。
と光沢とは相反する特性であるため、優れた耐衝撃性と
優れた光沢との相反する特性のバランスを満足のゆく程
度まで改良することは困難であったが、本発明は、上述
したような課題を解決するもので耐衝撃性と光沢との物
性バランスの優れた、耐衝撃性スチレン系樹脂組成物を
得ることを目的とするものである。
性と光沢との物性バランスに優れた耐衝撃性スチレン系
樹脂を得るについて詳細に検討した結果、従来強靱化剤
として検討がなされていなかった特定の変性共役ジエン
系ゴムを用いることにより、上述の目的が達成されるこ
とが明らかとなり本発明を完成するに至った。
クロマトグラフで測定されるポリスチレン換算の重量平
均分子量が50,000〜700,000の範囲である
重合体中に、カルボキシル基を0.015〜2.0重量
%含有するカルボキシル基含有共役ジエン系ゴム2〜2
5重量%を強靱化剤として含有する耐衝撃性スチレン系
樹脂組成物、およびゲルパーミエーションクロマトグラ
フで測定されるポリスチレン換算の重量平均分子量が5
0,000〜700,000の範囲である重合体中に、
カルボキシル基を0.015〜2.0重量%含有するカ
ルボキシル基含有共役ジエン系ゴム2〜25重量%とス
チレン系単量体またはスチレン系単量体と共重合可能な
単量体との混合物98〜75重量%を塊状重合法または
塊状懸濁重合法もしくは溶液重合法でラジカル重合させ
ることを特徴とする耐衝撃性スチレン系樹脂組成物の製
造方法を提供するものである。
の変性共役ジエン系ゴムを強靱化剤として用いることに
より、初めて耐衝撃性と光沢との物性バランスの優れた
樹脂が得られることを見い出した点に特徴を有するもの
である。
で用いられる変性共役ジエン系ゴムは、重合体中に0.
015〜2.0重量%のカルボキシル基を含有し、ゲル
パーミエーションクロマトグラフで測定されるポリスチ
レン換算の重量平均分子量が50,000〜700,0
00の範囲のものであり、重合体中にカルボキシル基を
有する共役ジエン系ゴムは、従来公知の方法により得る
ことができる。
として用い、炭化水素溶媒中で少なくとも1種の共役ジ
エン系単量体を重合させて得られた活性リチウム末端を
有する重合体をルイス塩基の存在下で二酸化炭素と反応
させ、その後、カルボキシリチウム塩を酸等により処理
することで重合体末端にカルボキシル基含有共役ジエン
系ゴムを得ることができる。
無水マレイン酸、無水フマル酸のような酸無水物との反
応させることにより末端カルボキシル基含有共役ジエン
系ゴムを同様に得ることができが、カルボキシル基の導
入方法として、好ましいのは、活性リチウム末端を有す
る重合体と二酸化炭素の反応によるものである。
ム化合物または、多官能性有機リチウム化合物があり、
あるいは多官能性有機リチウム化合物とモノ有機リチウ
ム化合物の混合物であってもよい。
n−プロピルリチウム、iso−プロピルリチウム、n
−ブチルリチウム、sec−ブチルリチウム、tert
−ブチルリチウム、ベンジルリチウム等があるが、好ま
しくは、n−ブチルリチウム、sec−ブチルリチウム
等が用いられる。
えばジリチオメタン、1,4−ジリチオブタン、1,6
−ジリチオヘキサン、1,4−ジリチオシクロヘキセ
ン、1,4−ジリチオ−2−エチルシクロヘキサン、
1,3−ジリチオ−4−フェニルブタン、1,2−ジリ
チオ−1,2−ジフェニルエタン、1,10−ジリチオ
デカン、1,20−ジリチオエイコサン、1,1−ジリ
チオジフェニレン、1,4−ジリチオベンゼン、1,5
−ジリチオナフタレン、ジリチオポリブタジエン、ジリ
チオイソプレン、ジリチオジイソプレン、ジリチオポリ
イソプレン、2,2′,2″−トリリチオ−p−ターフ
ェニル、1,3,5−トリリチオベンゼン、1,3,5
−トリリチオ−2,4,6−トリエチルベンゼン等があ
る。
化合物を反応させることにより、実質的に多官能性有機
リチウム化合物を含有する有機リチウム化合物であって
もよい。これらの例のうち、特に代表的な触媒は、少な
くとも1種のモノ有機リチウム化合物とポリビニル芳香
族化合物との反応生成物であり、例えば、モノ有機リチ
ウム化合物とポリビニル芳香族化合物との反応生成物
(特開昭48−103690号公報)、モノ有機リチウ
ム化合物と共役ジエン又はモノビニル芳香族化合物を反
応させた後、ポリビニル芳香族化合物を反応させた反応
生成物、或はモノ有機リチウム化合物、共役ジエン又は
モノビニル芳香族化合物、及びポリビニル芳香族化合物
の三者を同時に反応させた反応生成物(西独特許2,0
03,384号)等が用いられる。
ニル芳香族化合物との反応生成物にポリビニル芳香族化
合物を反応させ、次いで、更にモノビニル芳香族化合物
を反応して得られた触媒(特公昭50−37078号公
報)も有効である。
ジビニルベンゼン、1,2,4−トリビニルベンゼン、
1,3−ジビニルナフタレン、1,3,5−トリビニル
ナフタレン、2,4−ジビニルビフェニル、3,5,4
−トリビニルビフェニル等であり、特にジビニルベンゼ
ンが好ましいが、ジビニルベンゼンには、o−,m−,
p−の異性体があり、これら異性体の混合物である商業
的に得られるジビニルベンゼンで事実上満足される。
又、モノビニル芳香族化合物とは、スチレン、ビニルト
ルエン、ビニルエチルベンゼン、ビニルキシレン、ビニ
ルナフタレン等であるが特にスチレンが一般的である。
は、ブタン、ペンタン、ヘキサン等の脂肪族炭化水素、
シクロペンタン、シクロヘキサン等の脂肪族炭化水素、
ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素が用
いられる。
1,3−ブタジエン、イソプレン、2,3−ジメチル−
1,3−ブタジエン、1,3−ペンタジエン、3−メチ
ル−1,3−ペンタジエン、1,3−ヘプタジエン、
1,3−ヘキサジエン等の共役ジエン、或いは、これら
共役ジエンと共重合可能な単量体、例えばスチレン、α
−メチルスチレン、p−メチルスチレン、ジビニルベン
ゼン、メチルアクリレート、メチルメタクリレート、ア
クリロニトリル等であり、一種または二種以上用いられ
る。好ましい共役ジエン系単量体としては、1,3−ブ
タジエン、イソプレンである。また共役ジエンと共重合
可能な単量体の好ましい例としてスチレンが挙げられ
る。
が、上記の様な共役ジエンとこれと共重合可能な単量体
からなる共重合体の場合、共重合可能な単量体の含量、
あるいは共重合体鎖中の共重合可能な単量体の連鎖分布
については特に限定はしない。また共重合体鎖中におけ
る共役ジエンと共重合可能な単量体の組成分布について
も、分子鎖中に均一であっても、また分子鎖中に不均一
に分布していても良く、またブロックとして存在してい
てもよい。
ーと二酸化炭素との反応は、副反応であるカップリング
反応を減少させる為にルイス塩基の存在下で実施するこ
とが望ましく、適当なルイス塩基の例としては、テトラ
ヒドロフラン等のエーテル類、或いはN,N,N′,
N′−テトラメチルエチレンジアミン等のポリアミン類
があり、好ましくはN,N,N′,N′−テトチメチル
エチレンジアミンが用いられる。
重量%は、ルイス塩基と活性リチウムのモル比により自
由に変えることが可能である。
はないが、例えば、共役ジエン系単量体の重合終了後、
該化合物を添加する方法、あるいは、共役ジエン系単量
体の重合前に該化合物を添加する方法があり、また他の
方法には、共役ジエン系単量体の重合途中に該化合物を
添加する方法がある。
単量体の重合を行なうことは、共役ジエン系ゴムのミク
ロ構造制御の面から好ましくなく、一般的には、共役ジ
エン系単量体の重合終了後、該化合物を添加する方法が
好適に用いられる。
ば、共役ジエン系単量体の重合終了後、該化合物を添加
する方法、あるいは四塩化ケイ素、四塩化スズ、メチル
トリクロロシラン、テトラメトキシシラン、テトラエト
キシシラン等のアルコキシシラン、四塩化炭素、アジピ
ン酸ジエチル等の公知の多官能性カップリング剤を添加
し、次いで該化合物を添加する方法が一般的に用いられ
る。
し、ガス状でも良いが、通常乾燥したガス状二酸化炭素
を1〜10kg/cm2 (ゲージ圧)の圧力下、有機リ
チウム化合物1モルに対し0.5〜100モルを、ポリ
マー溶液中に供給し、反応させる。
り、好ましくは70℃〜110℃の範囲であり、反応温
度が140℃を越えると反応率が低下し、カルボキシル
基の導入量が著しく減少し、50℃未満では副反応生成
物の割合に何ら変化なく、反応槽を冷却するための特別
の装置を必要とし、また粘度が増加して工業的実施に当
たって不利である。
重量%は、添加する炭酸ガスの量及び/又は多官能性カ
ップリング剤の添加量で任意に変えることが可能であ
る。
系重合体に他の共役ジエン系重合体を混合して、カルボ
キシル基の重量%を調節することも可能である。
シル基を導入することも可能であり、例えば、共役ジエ
ン系ゴムを炭化水素溶媒中でアルカリ金属化剤を用いて
アルカリ金属化した後前述した条件下で二酸化炭素を反
応させ、その後、カルボキシアルカリ金属塩を酸等によ
り処理することにより重合体の側鎖にカルボキシル基が
結合した共役ジエン系ゴムを得ることができる。
チウム、sec−ブチルリチウム、tert−ブチルリ
チウム、iso−プロピルリチウム等のアルキルリチウ
ムとポリアミン、ナトリウムアルコラートまたはカリウ
ムアルコラートとの混合物等があり、これらの中でも、
アルキルリチウム/N,N,N′,N′−テトラメチル
エチレンジアミンの混合物、アルキルリチウム/カリウ
ムまたはナトリウムの三級アルコラートが好適に用いら
れる。
ートとしては、ナトリウムまたはカリウムのtert−
ブチルアルコラート、ナトリウムまたはカリウムのte
rt−アミルアルコラート、ナトリウムまたはカリウム
のイソプロピルアルコラート、ナトリウムまたはカリウ
ムのヘキシルアルコラート等がある。
ては、ブタン、ペンタン、ヘキサン等の脂族炭化水素、
シクロペンタン、シクロヘキサン等の脂環族炭化水素、
ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素が用
いられる。
の温度で行なわれ、特に0〜100℃の範囲が好まし
く、側鎖に結合しているカルボキシル基の重量%は、使
用するアルカリ金属化剤の量および反応条件によって調
節が可能である。
ン、イソプレン、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエ
ン、1,3−ペンタジエン、3−メチル−1,3−ペン
タジエン、1,3−ヘプタジエン、1,3−ヘキサジエ
ン等の共役ジエンの重合体、或いは、これら共役ジエン
と共重合可能な単量体、例えばスチレン、α−メチルス
チレン、p−メチルスチレン、ジビニルベンゼン、メチ
ルアクリレート、メチルメタクリレート、アクリロニト
リル等との共重合体であり、これ等単量体を一種または
二種以上用いて、アニオン重合によって製造された共役
ジエン系ゴムである。
ブタジエンゴム、ポリイソプレンゴム、ブタジエン−イ
ソプレン共重合体ゴム、スチレン−ブタジエン共重合体
ゴム、スチレン−イソプレン共重合体ゴム等である。
らなる共重合体の場合、共重合可能な単量体の含量、あ
るいは共重合体鎖中の共重合可能な単量体の連鎖分布に
ついては特に限定はなく、また共重合体鎖中における共
役ジエンと共重合可能な単量体の組成分布についても、
分子鎖中に均一であっても、分子鎖中に不均一に分布し
ていても良く、ブロックとして存在していてもよい。
び不飽和カルボン酸またはチオール基含有カルボン酸を
用いて変性することでカルボキシル基含有共役ジエン系
ゴムを得ることもでき、更に、上記の方法により得られ
たカルボキシル基含有共役ジエン系ゴムに他の共役ジエ
ン系ゴムを混合して用いてもよい。
ルボキシル基を有する共役ジエン系ゴムは、重合体中に
含まれているカルボキシル基が、0.015〜2.0重
量%の範囲であり、好ましくは0.025〜1.0重量
%である。
%より少ないと、本発明の耐衝撃性及び光沢の優れた耐
衝撃性スチレン系樹脂組成物を得ることが困難であり、
また2.0重量%を越えると、本発明の効果に顕著な差
はみられず、製造コストの面からみても好ましくない。
含量は、赤外分光光度計や滴定等による方法により容易
に決定することができる。
ミクロ構造によって、得られる耐衝撃性スチレン系樹脂
組成物の耐衝撃性に若干の影響を与え、例えば、共役ジ
エン系ゴムとしてポリブタジエンを用いる場合には、
1,2−ビニル含量は、10〜80%、シス−1,4含
量は、10〜85%の範囲にあるのが好ましいが、特
に、1,2−ビニル含量が10〜40%のものが好まし
く、更に、10〜25%のものがより好ましく、この範
囲外の1,2−ビニル含量を有するポリブタジエンを用
いると、得られる耐衝撃性スチレン系樹脂は耐衝撃性が
劣るものとなる。
いては特に制限がなく、従来公知のいかなる方法も用い
ることができ、例えば、共役ジエン系ゴムの重合時、重
合系にジメチルエーテル、ジエチルエーテル、テトラヒ
ドロフラン(THF)などのエーテル類;ジメチルアミ
ンなどのアミン類;ジメチルスルフィド、ジエチルスル
フィドなどのチオエーテル類を添加して重合を行うこと
によって達成される。
MPA)を添加する方法(特公昭43−5904号公
報)、テトラメチルエチレンジアミン(TMEDA)を
添加する方法(特公昭42−17199号公報)及びジ
エチレングリコールジメチルエーテルを添加する方法な
どがある。また、1,2−ビニル結合については分子鎖
中に均一になるように重合してもよく、あるいは、分子
鎖に沿って漸減的に変化するように重合してもよく(特
公昭48−875号公報)、さらにはブロック的に結合
するように重合(米国特許第3301840号明細書)
してもよい。
るように重合するには、通常重合開始温度を30〜90
℃とし、できるかぎり低温重合する方法が採用され、ま
た、1,2−ビニル結合を分子鎖に沿って漸減的に変化
するように重合するためには、重合を昇温下で実施する
方法、すなわち、通常重合開始温度を30〜80℃と
し、重合終了温度を85〜120℃とする方法が採用さ
れる。
ル基を0.015〜2.0重量%含有するカルボキシル
基含有共役ジエン系ゴムのゲルパーミエーションクロマ
トグラフィーで測定されるポリスチレン換算の重量平均
分子量(Mw)は、50,000〜700,000の範
囲であり、好ましくは100,000〜400,000
であり、また、重量平均分子量と数平均分子量(Mn)
との比Mw/Mnは1.1〜3.0の範囲が好ましい。
00より小さいと、得られるスチレン系樹脂の衝撃強度
が劣り、またMwが700,000を超えると、必要と
する小径な粒子が得られず光沢の優れた樹脂を得ること
が困難である。
物は、上述した変性共役ジエン系ゴムを2〜25重量%
含有するスチレン系樹脂組成物であり、2重量%未満の
ゴムの使用量では本発明が目的とする耐衝撃性の改良効
果が不充分であり、一方25重量%を超える使用量では
耐衝撃性は向上するものの本来のポリスチレン系樹脂の
持つ特性、例えば引張強度・剛性、更に光沢等の外観性
をそこなうものとなり好ましくない。
得る方法については、本発明の要件を満足しうるように
配慮されている限り特に制限はなく、公知の方法を用い
ることができるが、通常、本発明の共役ジエン系ゴムを
2〜25重量%とスチレン系単量体またはスチレン系単
量体と共重合可能な単量体との混合物98〜75重量%
を塊状重合法、塊状−懸濁重合法または溶液重合法によ
りラジカル重合させて耐衝撃性スチレン系樹脂を製造す
る。
物を得る好ましい方法の一つである塊状重合は、一般的
には、まず本発明の変性共役ジエン系ゴムをスチレンに
溶解し、必要に応じてトルエン、エチルベン等の希釈
剤、流動パラフィン、ミネラルオイル、有機ポリシロキ
サン等の内部潤滑剤、酸化防止剤、メルカプタン類やα
−メチルスチレン二量体等を加え、無触媒の場合は、通
常95〜200℃の温度において加熱重合し、またラジ
カル開始剤を触媒として用いる触媒重合においては、通
常より低温、例えば60〜180℃の温度でスチレンの
重合操作が継続される。
−ビス(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン、1,
1−ビス(t−ブチルパーオキシ)3,3,5−トリメ
チルシクロヘキサン等のパーオキシケタール類;ジ−t
−ブチルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−
ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、ジクミルパーオ
キサイド等のジアルキルパーオキサイド類;ベンゾイル
パーオキサイド、m−トルオイルパーオキサイド、ラウ
ロイルパーオキサイド等のジアシルパーオキサイド類;
ジミリスチルパーオキシジカーボネート、ジイソプロピ
ルパーオキシジカーボネート等のパーオキシジカーボネ
ート類;t−ブチルパーオキシイソプロピルカーボネー
ト、t−ブチルパーオキシアセテート、ジ−t−ブチル
ジパーオキシイソフタレート、t−ブチルパーオキシベ
ンゾエート等のパーオキシエステル類;シクロヘキサノ
ンパーオキサイド、メチルエチルケトンパーオキサイド
等のケトンパーオキサイド類;p−メンタハイドロパー
オキサイド、t−ブチルハイドロパーオキサイド、クメ
ンハイドロパーオキサイド等のハイドロパーオキサイド
類;アゾビスイソブチロニトリル、アゾビスシクロヘキ
サンカーボニトリル等のアゾ化合物類などが用いられ
る。
せで用いれ、さらに必要に応じて、連鎖移動剤、例えば
メルカプタン類、α−メチルスチレンリニアダイマー、
テルピノーレン等をを用いることができる。
応じ、内部潤滑剤である有機ポリシロキサン、例えば、
ポリジメチルシロキサンを重合体100重量部に対して
0.005〜10重量部添加してもよい。
レンを含有する場合は、このスチレンを公知の方法、た
とえば、減圧除去あるいは揮発分除去の目的で設計され
た押出装置で除去する方法などによって除去することが
望ましい。
とができるが、スチレンの重合体への転化率、すなわち
重合率が60%以上進んだあとは、攪拌は停止するか又
は緩和することが望ましく、過度の攪拌は得られる重合
体の強度を低下させることがあり、また必要ならば少量
のトルエン、エチルベンゼンなどの希釈剤の存在下で重
合し、重合終了後に未反応スチレンとともにこれら希釈
剤を加熱除去してもよい。
スチレン系樹脂組成物の製造に有用であり、この方法に
おいては、まず前半の重合を塊状重合で行い、後半の反
応を懸濁重合で行う。すなわち、本発明の変性共役ジエ
ン系ゴムのスチレン溶液を前記の塊状重合の場合と同様
に、無触媒下での加熱重合または触媒添加重合を行っ
て、通常スチレンの50%以下特に好ましくは10〜4
0%までを部分的に塊状重合法で重合させ、次いでこの
部分的に重合した混合物を懸濁安定剤、またはこれと界
面活性剤との組み合せの存在下に、水性媒体中にかきま
ぜながら分散させ、反応の後半を懸濁重合法によって完
結させる。
応じてペレットまたは粉末にして使用に供する。
た従来公知の方法によっても、有用な耐衝撃性ポリスチ
レン系樹脂組成物が得られる。
もに耐衝撃性スチレン系樹脂組成物を形成するスチレン
の一部を、スチレン以外のスチレンとラジカル重合可能
な単量体と置換してもよく、このような単量体は、スチ
レンを含む全単量体中の50重量%以下の範囲で用いら
れ、スチレン以外の共重合可能な単量体としては例え
ば、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、ビニルエチ
ルベンゼン、ビニルキシレン、ビニルナフタレンなどの
モノビニル芳香族炭化水素、ブタジエン、イソプレンな
どの共役ジエン類、アクリロニトリル、メタクリル酸メ
チルなどが挙げられ、これらの単量体は1種あるいは2
種以上用いてもよい。
ン系樹脂組成物におけるゲル含有量(トルエン不溶分の
含有量)は10〜40重量%の範囲が好ましく、また樹
脂組成物中のゲルのトルエン中での膨潤指数は7〜13
の範囲が好ましく、さらに、樹脂部分の分子量は通常重
量平均分子量で10〜40万が好ましく、より好ましく
は15万〜30万の範囲である。
は耐熱性に影響を与えるので、通常は1重量%以下が好
ましく特に耐熱性が要求されるものでは0.5重量%以
下であることが望ましい。
は、射出成形、押出成形等の加工法で成形され、多種多
様に実用上有用な製品となしうることができ、さらに加
工に際し、必要に応じて酸化防止剤、紫外線吸収剤、難
燃剤、滑剤、離型剤、充填剤、有機ポリシロキサン等の
各種添加剤、更に他の熱可塑性樹脂、たとえば一般用ポ
リスチレン、メタクリル樹脂、ポリフェニレンエーテ
ル、ポリカーボネート、スチレン・ブタジエンブロック
共重合体樹脂、メチルメタクリレート・スチレン共重合
体樹脂、無水マレイン酸・スチレン共重合体樹脂、ポリ
アミド樹脂、ポリエステル樹脂などと混合して用いても
よい。
な実施態様を示すが、これは本発明の技術内容をより具
体的に説明するためのものであり、本発明を限定するも
のではなく、また各種測定は下記の方法によった。 〔ミクロ構造〕赤外分光光度計を用いて、ポリブタジエ
ンについてはモレロ法(La chimica EL′
industria 41,758(1958)によ
る〕、スチレン−ブタジエン共重合体についてはハンプ
トン法〔AnalyticalChemistry,2
1,923(1949)による〕にて測定した。 〔重量平均分子量〕ウォーターズ社製のゲルパーミエー
ションクロマトグラフ(以下GPCという。)を用い、
カラムはデュポン社製カラムを用い、35℃にて測定し
たGPC曲線から、ポリスチレン換算重量平均分子量と
して算出した。 〔重合体中のカルボキシル基の含有量〕重合体を大量の
水で水洗して塩化水素および触媒残渣を除去した後、水
酸化カリウムの1/20規定標準アルコール溶液を用い
て、中和滴定を行なうことで求めた。 〔アイゾット衝撃強度〕得られた組成物を圧縮成形して
厚さ3.2mmの試験片を作製し、JIS−K−711
0に従って測定した。 〔光沢〕ASTM D−638に従って射出成型したダ
ンベル試験片を用いて、ASTM D−523に従って
ゲート部とエンドゲート部の光沢度(入射角60°)を
測定し平均した。 〔ゴム粒子径〕コールターカウンター法を用いて測定
し、50%メジアン径として表現した。
す方法により、表1に示す仕込み量及び条件でカルボキ
シル基含有ポリブタジエン系ゴムを得た。
ット付きオートクレーブを洗浄乾燥し、窒素置換後、予
め精製、乾燥した1,3−ブタジエンとシクロヘキサン
を加え、次いで1,2−ビニル調製剤としてテトラヒド
ロフラン(THF)を加え、さらに有機リチウム触媒を
加えて70℃にて重合を開始した。重合温度は約100
℃まで上昇した。その後、場合によっては四塩化ケイ素
を加え、リビングポリブタジエン溶液を得た。
ルエチレンジアミン(TMEDA)をリビングポリブタ
ジエン溶液に加え、その後乾燥した二酸化炭素を5kg
/cm2 (ゲージ圧)オートクレーブ内へ導入し、この
時の温度は約80℃であった。更に、0.3gの無水塩
酸を添加して30分間反応し、次いで、ゴム溶液を18
リットル金属容器に抜き出し、10リットルの水を加え
60分間攪拌し、その後水を抜き出し、この操作を3回
繰り返し、過剰の塩酸を除去した。
して2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノ
ール(BHT)をポリマー100重量部あたり0.5重
量部加え、溶媒を加熱除去して、カルボキシル基含有ポ
リブタジエンゴムを得たが、その際の仕込量及び条件は
表1に示すとおりであった。
機リチウム触媒について、触媒Aは、n−ブチルリチウ
ムの5重量%n−ヘキサン溶液であり、触媒Bは1,2
−ジリチオ−1,2−ジフェニルエタンとn−ブチルリ
チウムの混合物であり、それぞれの化合物中のリチウム
原子を基本として、リチウム原子の比が1:4である有
機リチウム触媒であり、5重量%トルエン溶液として用
いた。
リチウム原子が得られるn−ブチルリチウム量に換算し
た値、触媒Aの使用量は、5重量%n−ヘキサン溶液中
のn−ブチルリチウム量) 次に表1に示した各種ポリブタジエンゴムを用いて、以
下に述べる塊状重合により耐衝撃性ポリスチレンを得
た。
よび表3に示す様な種類、割合で溶媒、単量体等を加
え、次いで表1に示す共役ジエン系ゴム資料No.のポ
リブタジエンゴムおよび安定剤としてn−オクタデシル
−3−(4′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−tert
−ブチルフェノール)プロピオネート 重量部を添加
し、攪拌して溶解した。
イドをモノマー1モルに対して1×10-4モル添加し1
10℃で3時間、140℃で5時間、180℃で2時間
重合を行なった。更に230℃で30分間加熱後、未反
応生成物を減圧除去した後、得られた重合体を粉砕し、
場合によってミネラルオイル及び25℃で500センチ
ストークスの粘度を有するポリジメチルシロキサンを加
え、押出機にてペレット状にした。
らかなように本発明のカルボキシル基含有共役ジエン系
ゴムを用いた耐衝撃性ポリスチレンは、光沢、耐衝撃性
に優れた樹脂組成物であるのに対して、本発明以外の耐
衝撃性ポリスチレンでは、光沢、衝撃強度の優れた樹脂
は得られず、いずれかの物性が劣っていた。
す仕込み量、条件でカルボキシル基含有ポリブタジエン
ゴムを製造しし、その際、重合の具体的な方法は、実施
例1と同様の要領にて実施した。
C,D,Eは、表5の条件で調製した反応生成物であ
り、ポリブタジエンの重合溶媒であるシクロヘキサンに
可溶であった。触媒の調製に用いたジビニルベンゼン
は、異性体混合物57重量%を含有し、残部がエチルビ
ニルベンゼン及びジエチルベンゼンから成る市販のジビ
ニルベンゼンを用いた。
した反応生成触媒、触媒量はいずれもn−ブチルリチウ
ム換算量で示した)
て、実施例1と同じ方法で塊状重合し、得られた耐衝撃
性ポリスチレンを実施例1と同じ方法にて評価しその方
法および結果を表6および表7に示す。
シル基含有共役ジエン系ゴムを用いた耐衝撃性ポリスチ
レンは、光沢、衝撃強度の優れた樹脂であることがわか
る。
8)表8に示す仕込量、条件で実施例1と同様の要領に
て重合して各種ポリブタジエンリビングポリマーを得
た。
6に示すような種類、量でメタレーション化剤を添加
し、50℃で1時間メタレーション化反応を行なった。
その後、乾燥した二酸化炭素を5kg/cm2 (ゲージ
圧)、オートクレーブ内へ導入した。この時の温度は1
0℃であった。
分間反応させ、次いで、ゴム溶液を18リットル金属容
器に抜き出し、10リットルの水を加え、60分間攪拌
し、水を抜き出した。この操作を3回繰り返し過剰の塩
化水素を除去した。
して2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノ
ール(BHT)をポリマー100重量部あたり0.5重
量部加え、溶媒を加熱除去して、表6のカルボキシル基
含有ポリブタジエンゴムを得た。
成触媒、触媒量はn−ブチルリチウム換算量で示した。
触媒Aの使用量は、5重量%n−ヘキサン溶液中のn−
ブチルリチウム量。1)はN,N,N’,N’−テトラ
メチルエチレンジアミン。2)はカリウム tert−アミ
レ−ト。) これらのゴムを用いて、実施例1と同様の要領にて塊状
重合し、表9および表10に示す耐衝撃性ポリスチレン
を得た。
ポリスチレンは、光沢、耐衝撃性に優れる樹脂であるこ
とがわかる。
は、従来の耐衝撃性スチレン系樹脂と比較して、耐衝撃
性と光沢との物性のバランスに優れ、TV、VTR等の
電子機器、エアコン、冷蔵庫等の家庭電気製品、OA事
務機器等の一般機器、文具、玩具、レジャースポーツ用
品、家庭用品、建材・住宅部品、食品容器など広範囲に
多種多様な用途に使用し得る、という工業的に極めて優
れた効果を奏する。
Claims (2)
- 【請求項1】 ゲルパーミエーションクロマトグラフで
測定されるポリスチレン換算の重量平均分子量が50,
000〜700,000の範囲である重合体中に、カル
ボキシル基を0.015〜2.0重量%含有するカルボ
キシル基含有共役ジエン系ゴムを2〜25重量%含有し
てなる耐衝撃性スチレン系樹脂組成物。 - 【請求項2】 ゲルパーミエーションクロマトグラフで
測定されるポリスチレン換算の重量平均分子量が50,
000〜700,000の範囲である重合体中に、カル
ボキシル基を0.015〜2.0重量%含有するカルボ
キシル基含有共役ジエン系ゴムを2〜25重量%とスチ
レン系単量体またはスチレン系単量体と共重合可能な単
量体との混合物98〜75重量%を塊状重合法または塊
状懸濁重合法もしくは溶液重合法でラジカル重合させる
ことを特徴とする耐衝撃性スチレン系樹脂組成物の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04070193A JP3414429B2 (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | ゴム変性耐衝撃性スチレン系樹脂組成物及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04070193A JP3414429B2 (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | ゴム変性耐衝撃性スチレン系樹脂組成物及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06228246A true JPH06228246A (ja) | 1994-08-16 |
JP3414429B2 JP3414429B2 (ja) | 2003-06-09 |
Family
ID=12587883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04070193A Expired - Lifetime JP3414429B2 (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | ゴム変性耐衝撃性スチレン系樹脂組成物及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3414429B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10218953A (ja) * | 1996-12-03 | 1998-08-18 | Nippon Elastomer Kk | ゴム状重合体及びその製造方法、及び新規なアニオン重合開始剤及び樹脂組成物 |
US6489378B1 (en) * | 1999-03-15 | 2002-12-03 | Fina Technology, Inc. | Method for the preparation of core-shell morphologies from polybutadiene-polystyrene graft copolymers |
JP2010514902A (ja) * | 2006-12-29 | 2010-05-06 | 株式会社ブリヂストン | カルボキシラートで停止した重合体、及びその耐衝撃性改質プラスチック分野への使用 |
JP2019085457A (ja) * | 2017-11-02 | 2019-06-06 | Jsr株式会社 | 重合体、組成物、その成形品及びめっき成形品 |
-
1993
- 1993-02-05 JP JP04070193A patent/JP3414429B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10218953A (ja) * | 1996-12-03 | 1998-08-18 | Nippon Elastomer Kk | ゴム状重合体及びその製造方法、及び新規なアニオン重合開始剤及び樹脂組成物 |
US6489378B1 (en) * | 1999-03-15 | 2002-12-03 | Fina Technology, Inc. | Method for the preparation of core-shell morphologies from polybutadiene-polystyrene graft copolymers |
JP2010514902A (ja) * | 2006-12-29 | 2010-05-06 | 株式会社ブリヂストン | カルボキシラートで停止した重合体、及びその耐衝撃性改質プラスチック分野への使用 |
JP2019085457A (ja) * | 2017-11-02 | 2019-06-06 | Jsr株式会社 | 重合体、組成物、その成形品及びめっき成形品 |
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JP3414429B2 (ja) | 2003-06-09 |
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