JPH06228209A - 塩化ビニル系重合体の製造方法 - Google Patents
塩化ビニル系重合体の製造方法Info
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- JPH06228209A JPH06228209A JP3476993A JP3476993A JPH06228209A JP H06228209 A JPH06228209 A JP H06228209A JP 3476993 A JP3476993 A JP 3476993A JP 3476993 A JP3476993 A JP 3476993A JP H06228209 A JPH06228209 A JP H06228209A
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- vinyl chloride
- aqueous emulsion
- temperature
- emulsifier
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B28—WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
- B28D—WORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
- B28D1/00—Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor
- B28D1/02—Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing
- B28D1/025—Use, recovery or regeneration of abrasive mediums
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】高い生産効率で、熱安定性に優れる塩化ビニル
系重合体を製造する方法の提供。 【構成】塩化ビニル系単量体を水性媒体中で懸濁重合す
るに際し、重合開始前または重合途中に、下記工程
〔A〕〜〔C〕からなる製造方法によって得られるハイ
ドロタルサイト水性乳化液を添加することを特徴とする
塩化ビニル系重合体の製造方法。 〔A〕;水不溶性の有機化合物によって表面処理がされ
たハイドロタルサイト粉末および乳化剤を粉体混合器で
混合する工程。 〔B〕;工程〔A〕で得られた粉末混合物を水中に投入
して得られる分散液を、その液温を上記乳化剤の融点以
上の温度に保持しながら、攪拌して水性乳化液を得る工
程。 〔C〕;工程〔B〕に引続き攪拌を継続しながら、得ら
れた水性乳化液の液温を乳化剤の融点より5℃以上低い
温度にまで冷却させる工程。
系重合体を製造する方法の提供。 【構成】塩化ビニル系単量体を水性媒体中で懸濁重合す
るに際し、重合開始前または重合途中に、下記工程
〔A〕〜〔C〕からなる製造方法によって得られるハイ
ドロタルサイト水性乳化液を添加することを特徴とする
塩化ビニル系重合体の製造方法。 〔A〕;水不溶性の有機化合物によって表面処理がされ
たハイドロタルサイト粉末および乳化剤を粉体混合器で
混合する工程。 〔B〕;工程〔A〕で得られた粉末混合物を水中に投入
して得られる分散液を、その液温を上記乳化剤の融点以
上の温度に保持しながら、攪拌して水性乳化液を得る工
程。 〔C〕;工程〔B〕に引続き攪拌を継続しながら、得ら
れた水性乳化液の液温を乳化剤の融点より5℃以上低い
温度にまで冷却させる工程。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塩化ビニル系重合体の
水性懸濁重合に関するものであり、本発明によって得ら
れる塩化ビニル系重合体は、熱安定性に優れ、各種成形
品用に好適である。
水性懸濁重合に関するものであり、本発明によって得ら
れる塩化ビニル系重合体は、熱安定性に優れ、各種成形
品用に好適である。
【0002】
【従来の技術】水性懸濁重合法によって得られるポリ塩
化ビニル等の塩化ビニル系重合体についての熱安定性の
向上は、該重合体における重要な技術的課題であり、従
来より、その点に関する検討は、重合方法の改良または
重合体への熱安定剤の配合等の面から多数なされてい
る。その一例として、ハイドロタルサイトの微粉末を水
性媒体中に分散させた状態で、塩化ビニルを懸濁重合す
るという技術手段があり、かかる手段を採用した懸濁重
合法によれば、ハイドロタルサイトを添加しない懸濁重
合法に比較して、熱安定性に随分優れる塩化ビニル系重
合体を得ることができる。
化ビニル等の塩化ビニル系重合体についての熱安定性の
向上は、該重合体における重要な技術的課題であり、従
来より、その点に関する検討は、重合方法の改良または
重合体への熱安定剤の配合等の面から多数なされてい
る。その一例として、ハイドロタルサイトの微粉末を水
性媒体中に分散させた状態で、塩化ビニルを懸濁重合す
るという技術手段があり、かかる手段を採用した懸濁重
合法によれば、ハイドロタルサイトを添加しない懸濁重
合法に比較して、熱安定性に随分優れる塩化ビニル系重
合体を得ることができる。
【0003】ハイドロタルサイトとは、化学式Mg6A
l2(OH)16CO3・4H2Oで表される天然鉱物を指
す名称であるが、最近では、上記天然鉱物と基本的に近
似な構造を有する下記一般式で表される無機化合物の総
称としても、一般的に使用されている。 Mg1-XAlX(OH)2(CO3)X/2 ・mH2O (式中xは0〜0.33の数であり、またmは0〜2の数
である)本発明においても、上記一般式で表されるハイ
ドロタルサイト類を総称する意味で、ハイドロタルサイ
トという用語を使用する。
l2(OH)16CO3・4H2Oで表される天然鉱物を指
す名称であるが、最近では、上記天然鉱物と基本的に近
似な構造を有する下記一般式で表される無機化合物の総
称としても、一般的に使用されている。 Mg1-XAlX(OH)2(CO3)X/2 ・mH2O (式中xは0〜0.33の数であり、またmは0〜2の数
である)本発明においても、上記一般式で表されるハイ
ドロタルサイト類を総称する意味で、ハイドロタルサイ
トという用語を使用する。
【0004】従来、塩化ビニルの懸濁重合系には、疎水
性の有機化合物で表面処理がされたハイドロタルサイト
が添加されていたが、その添加方法は、該ハイドロタル
サイトの均一な水性分散液を得ることが困難だったため
に、専らその粉末を固体のままで手作業により重合容器
に添加する方法であった。しかしながら、粉末を固体の
ままで重合容器に添加する方法では、添加工程を自動化
することが難しく、塩化ビニル系重合体の生産効率の向
上のために、該工程の自動化を可能にするハイドロタル
サイト粉末の安定な水性分散液が求められていた。
性の有機化合物で表面処理がされたハイドロタルサイト
が添加されていたが、その添加方法は、該ハイドロタル
サイトの均一な水性分散液を得ることが困難だったため
に、専らその粉末を固体のままで手作業により重合容器
に添加する方法であった。しかしながら、粉末を固体の
ままで重合容器に添加する方法では、添加工程を自動化
することが難しく、塩化ビニル系重合体の生産効率の向
上のために、該工程の自動化を可能にするハイドロタル
サイト粉末の安定な水性分散液が求められていた。
【0005】親水性のハイドロタルサイトの水性スラリ
ーを水性媒体中に添加して、得られるハイドロタルサイ
ト分散水性媒体中で、重合を行うという使用方法も提案
されているが(特開昭61−207号公報)、かかる方
法においては、水性媒体中でハイドロタルサイトの一部
が凝集化するという問題があった。
ーを水性媒体中に添加して、得られるハイドロタルサイ
ト分散水性媒体中で、重合を行うという使用方法も提案
されているが(特開昭61−207号公報)、かかる方
法においては、水性媒体中でハイドロタルサイトの一部
が凝集化するという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ハイドロタ
ルサイトの重合媒体への添加を自動化することができ、
熱安定性に優れる塩化ビニル系重合体が高い生産効率で
得られる塩化ビニル系重合体の製造方法の提供を目的と
した。
ルサイトの重合媒体への添加を自動化することができ、
熱安定性に優れる塩化ビニル系重合体が高い生産効率で
得られる塩化ビニル系重合体の製造方法の提供を目的と
した。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意検討した結果、本発明を完成する
に至った。すなわち、本発明は、塩化ビニル単量体また
は該単量体およびそれと共重合性の単量体からなる単量
体混合物を水性媒体中で懸濁重合するに際し、重合開始
前または重合途中に、下記工程〔A〕〜〔C〕からなる
製造方法によって得られるハイドロタルサイト水性乳化
液を添加することを特徴とする塩化ビニル系重合体の製
造方法である。
を解決するために鋭意検討した結果、本発明を完成する
に至った。すなわち、本発明は、塩化ビニル単量体また
は該単量体およびそれと共重合性の単量体からなる単量
体混合物を水性媒体中で懸濁重合するに際し、重合開始
前または重合途中に、下記工程〔A〕〜〔C〕からなる
製造方法によって得られるハイドロタルサイト水性乳化
液を添加することを特徴とする塩化ビニル系重合体の製
造方法である。
【0008】〔A〕;水不溶性の有機化合物によって表
面処理がされたハイドロタルサイト粉末および乳化剤を
粉体混合器で混合する工程。 〔B〕;工程〔A〕で得られた粉末混合物を水中に投入
して得られる分散液を、その液温を上記乳化剤の融点以
上の温度に保持しながら、攪拌して水性乳化液を得る工
程。 〔C〕;工程〔B〕に引続き攪拌を継続しながら、得ら
れた水性乳化液の液温を乳化剤の融点より5℃以上低い
温度にまで冷却させる工程。
面処理がされたハイドロタルサイト粉末および乳化剤を
粉体混合器で混合する工程。 〔B〕;工程〔A〕で得られた粉末混合物を水中に投入
して得られる分散液を、その液温を上記乳化剤の融点以
上の温度に保持しながら、攪拌して水性乳化液を得る工
程。 〔C〕;工程〔B〕に引続き攪拌を継続しながら、得ら
れた水性乳化液の液温を乳化剤の融点より5℃以上低い
温度にまで冷却させる工程。
【0009】以下、本発明について更に詳しく説明す
る。本発明において使用されるハイドロタルサイトは、
粒子の表面に水不溶性の有機化合物が処理されたハイド
ロタルサイトであり、親水性に乏しく、微粉末の状態で
は通常水に浮き、水性のスラリーを形成しない。好まし
くは、粒径が0.01〜1.0μmのハイドロタルサイトで
ある。
る。本発明において使用されるハイドロタルサイトは、
粒子の表面に水不溶性の有機化合物が処理されたハイド
ロタルサイトであり、親水性に乏しく、微粉末の状態で
は通常水に浮き、水性のスラリーを形成しない。好まし
くは、粒径が0.01〜1.0μmのハイドロタルサイトで
ある。
【0010】上記有機化合物としては、長鎖アルキル基
を有する高級脂肪酸、高級脂肪酸多価金属塩および高級
脂肪酸アミドが好ましく、具体的には、ステアリン酸、
パルミチン酸、ミリスナン酸等;ステアリン酸カルシウ
ム、ステアリン酸亜鉛、パルミチン酸カルシユム等;ス
テアリルアミド、メチレン−ビス−ステアリルアミド等
が挙げられる。
を有する高級脂肪酸、高級脂肪酸多価金属塩および高級
脂肪酸アミドが好ましく、具体的には、ステアリン酸、
パルミチン酸、ミリスナン酸等;ステアリン酸カルシウ
ム、ステアリン酸亜鉛、パルミチン酸カルシユム等;ス
テアリルアミド、メチレン−ビス−ステアリルアミド等
が挙げられる。
【0011】上記有機化合物で処理される無機質のハイ
ドロタルサイトについては、格別に限定はなく、従来技
術の項で示した化学式を有するハイドロタルサイト類の
いずれも使用できる。水不溶性の有機化合物で表面処理
されたハイドロタルサイトの代表例としては、協和化学
工業(株)製の商品名DHT−4Aがある。有機物で処
理されていないハイドロタルサイトをそのまま用いて、
以下の方法に従い水性乳化を行った場合には、攪拌を停
止すると、ハイドロタルサイトが直に沈降してしまい、
均一な乳化液は得られない。
ドロタルサイトについては、格別に限定はなく、従来技
術の項で示した化学式を有するハイドロタルサイト類の
いずれも使用できる。水不溶性の有機化合物で表面処理
されたハイドロタルサイトの代表例としては、協和化学
工業(株)製の商品名DHT−4Aがある。有機物で処
理されていないハイドロタルサイトをそのまま用いて、
以下の方法に従い水性乳化を行った場合には、攪拌を停
止すると、ハイドロタルサイトが直に沈降してしまい、
均一な乳化液は得られない。
【0012】ハイドロタルサイトを乳化させるために使
用する好ましい乳化剤は、ノニオン系界面活性剤および
アニオン系界面活性剤であり、より好ましくはノニオン
系界面活性剤である。ノニオン系界面活性剤としては、
グリセリンモノステアレート、グリセリンモノオレート
およびグリセリンモノラウレートなどのグリセリン脂肪
酸エステル、ならびにソルビタンラウレート、ソルビタ
ンオレートおよびソルビタンステアレートなどのソルビ
タン脂肪酸エステルが代表例として挙げられ、アニオン
系界面活性剤としては、ステアリン酸ソーダ、オレイン
酸ソーダ、ラウリル酸カリウムおよびラウリルアルコー
ル硫酸エステルソーダなどが挙げられる。なお、代表的
な乳化剤の融点は、以下のとおりである。グリセリンモ
ノステアレート;63〜68℃,グリセリンモノオレー
ト;52〜58℃,ソルビタンステアレート;59〜6
3℃.
用する好ましい乳化剤は、ノニオン系界面活性剤および
アニオン系界面活性剤であり、より好ましくはノニオン
系界面活性剤である。ノニオン系界面活性剤としては、
グリセリンモノステアレート、グリセリンモノオレート
およびグリセリンモノラウレートなどのグリセリン脂肪
酸エステル、ならびにソルビタンラウレート、ソルビタ
ンオレートおよびソルビタンステアレートなどのソルビ
タン脂肪酸エステルが代表例として挙げられ、アニオン
系界面活性剤としては、ステアリン酸ソーダ、オレイン
酸ソーダ、ラウリル酸カリウムおよびラウリルアルコー
ル硫酸エステルソーダなどが挙げられる。なお、代表的
な乳化剤の融点は、以下のとおりである。グリセリンモ
ノステアレート;63〜68℃,グリセリンモノオレー
ト;52〜58℃,ソルビタンステアレート;59〜6
3℃.
【0013】ハイドロタルサイトに対する乳化剤の好ま
しい使用量は、ハイドロタルサイト100重量部当た
り、乳化剤10〜40重量部、さらに好ましくは20〜
35重量部である。乳化剤の割合が10重量部未満であ
ると、得られるハイドロタルサイト水性乳化液の分散安
定性に劣り、一方40重量部を越える量の乳化剤は過剰
である。
しい使用量は、ハイドロタルサイト100重量部当た
り、乳化剤10〜40重量部、さらに好ましくは20〜
35重量部である。乳化剤の割合が10重量部未満であ
ると、得られるハイドロタルサイト水性乳化液の分散安
定性に劣り、一方40重量部を越える量の乳化剤は過剰
である。
【0014】前記工程〔A〕におけるハイドロタルサイ
トと乳化剤の混合は、通常粉体混合器を用いて乾式で行
う。具体的には、例えば合計量で100g程度の量の混
合であれば、愛工舎製作所製の商品名KENMIX−C
HEF(以下ケンミックスミキサーという)等の粉末混
合器を使用して、20〜30℃程度の温度(以下室温と
いう)で15〜30分程度混合することにより、充分均
一な混合体が得られる。この混合によって、ハイドロタ
ルサイトの大半は、乳化剤粒子の表面上に吸着された状
態になると推測される。本発明においては、ハイドロタ
ルサイトと乳化剤の混合工程は必須であり、この工程が
省略されると、分散安定性の良好なハイドロタルサイト
水性乳化液は得られない。
トと乳化剤の混合は、通常粉体混合器を用いて乾式で行
う。具体的には、例えば合計量で100g程度の量の混
合であれば、愛工舎製作所製の商品名KENMIX−C
HEF(以下ケンミックスミキサーという)等の粉末混
合器を使用して、20〜30℃程度の温度(以下室温と
いう)で15〜30分程度混合することにより、充分均
一な混合体が得られる。この混合によって、ハイドロタ
ルサイトの大半は、乳化剤粒子の表面上に吸着された状
態になると推測される。本発明においては、ハイドロタ
ルサイトと乳化剤の混合工程は必須であり、この工程が
省略されると、分散安定性の良好なハイドロタルサイト
水性乳化液は得られない。
【0015】つぎの工程〔B〕において、上記混合によ
って得られた粉末混合物を水中に投入して、使用した乳
化剤の融点以上に液温を保持して攪拌を行うが、具体的
には、上記粉末混合物を乳化剤の融点以上の温度に加温
された水中に投入するか、または室温の水中に投入し、
次いで加熱して水温を乳化剤の融点以上の温度に上げて
も良い。そして、安定な水性乳化液が得られるまで、す
なわち攪拌を停止しても水性乳化液中に固形分の分離が
起こらない状態になるまで、液温を上記温度に維持した
まま攪拌を行う。
って得られた粉末混合物を水中に投入して、使用した乳
化剤の融点以上に液温を保持して攪拌を行うが、具体的
には、上記粉末混合物を乳化剤の融点以上の温度に加温
された水中に投入するか、または室温の水中に投入し、
次いで加熱して水温を乳化剤の融点以上の温度に上げて
も良い。そして、安定な水性乳化液が得られるまで、す
なわち攪拌を停止しても水性乳化液中に固形分の分離が
起こらない状態になるまで、液温を上記温度に維持した
まま攪拌を行う。
【0016】この工程において使用される攪拌機として
は、パドル、プロペラ、タービン、ファウドラーまたは
ブルーマージン等の攪拌翼を有する攪拌機を使用でき
る。粉末混合物とそれを投入する水の割合は、水性分散
体における固形分濃度で1〜30重量%の割合が好まし
く、さらに好ましくは2〜15重量%である。液温が、
乳化剤の融点未満の温度であると、分散安定性に優れる
ハイドロタルサイト水性乳化液は得られない。
は、パドル、プロペラ、タービン、ファウドラーまたは
ブルーマージン等の攪拌翼を有する攪拌機を使用でき
る。粉末混合物とそれを投入する水の割合は、水性分散
体における固形分濃度で1〜30重量%の割合が好まし
く、さらに好ましくは2〜15重量%である。液温が、
乳化剤の融点未満の温度であると、分散安定性に優れる
ハイドロタルサイト水性乳化液は得られない。
【0017】本発明においては、乳化剤の融点以上の温
度に加温された水中にハイドロタルサイトおよび乳化剤
が添加された液を攪拌することにより、乳化剤が容易に
微細化して、極めて微小なミセルを形成し、そのミセル
中にハイドロタルサイトの微粉末が包含されていると推
測される。
度に加温された水中にハイドロタルサイトおよび乳化剤
が添加された液を攪拌することにより、乳化剤が容易に
微細化して、極めて微小なミセルを形成し、そのミセル
中にハイドロタルサイトの微粉末が包含されていると推
測される。
【0018】工程〔C〕は、乳化剤の融点以上の温度に
加温された状態にあるハイドロタルサイト水性乳化液を
冷却する工程であるが、本発明においては、該乳化液が
使用した乳化剤の融点より5℃以上低い温度に冷却され
るまで、乳化液の攪拌を継続する必要があり、ハイドロ
タルサイト水性乳化液の液温が乳化剤の融点より10℃
以上低い温度に冷却されるまで、攪拌を継続することが
更に好ましい。それ以降、室温にまで冷却される期間に
おいては、攪拌は不可欠ではないが、攪拌を継続するこ
とが好ましい。ハイドロタルサイト水性乳化液の液温
が、乳化剤の融点より5℃以上低下していない時点で攪
拌を停止すると、室温にまで冷却された時、極めて高粘
度の液体となり、このようにして一旦高粘度な液体とな
ると、再び攪拌を行っても、低粘度な水性乳化液には戻
らない。
加温された状態にあるハイドロタルサイト水性乳化液を
冷却する工程であるが、本発明においては、該乳化液が
使用した乳化剤の融点より5℃以上低い温度に冷却され
るまで、乳化液の攪拌を継続する必要があり、ハイドロ
タルサイト水性乳化液の液温が乳化剤の融点より10℃
以上低い温度に冷却されるまで、攪拌を継続することが
更に好ましい。それ以降、室温にまで冷却される期間に
おいては、攪拌は不可欠ではないが、攪拌を継続するこ
とが好ましい。ハイドロタルサイト水性乳化液の液温
が、乳化剤の融点より5℃以上低下していない時点で攪
拌を停止すると、室温にまで冷却された時、極めて高粘
度の液体となり、このようにして一旦高粘度な液体とな
ると、再び攪拌を行っても、低粘度な水性乳化液には戻
らない。
【0019】上記方法によって得られるハイドロタルサ
イト水性乳化液には、フェノール系酸化防止剤またはア
ミン系酸化防止剤を添加しても良く、その場合には、か
かる酸化防止剤をハイドロタルサイトおよび乳化剤と共
に、乾式で粉末混合し、以下は前記と同様に操作すれば
良い。より好ましいフェノール系酸化防止剤の具体例と
しては、トリエチレングリコール−ビス〔3−(3−t
−ブチル−5−メチル−4−ヒドロキシフェニル)プロ
ピオネート〕、ペンタエリスリトール−テトラキス〔3
−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート〕およびオクタデシル−3−(3,
5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピ
オネート等が挙げられる。
イト水性乳化液には、フェノール系酸化防止剤またはア
ミン系酸化防止剤を添加しても良く、その場合には、か
かる酸化防止剤をハイドロタルサイトおよび乳化剤と共
に、乾式で粉末混合し、以下は前記と同様に操作すれば
良い。より好ましいフェノール系酸化防止剤の具体例と
しては、トリエチレングリコール−ビス〔3−(3−t
−ブチル−5−メチル−4−ヒドロキシフェニル)プロ
ピオネート〕、ペンタエリスリトール−テトラキス〔3
−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート〕およびオクタデシル−3−(3,
5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピ
オネート等が挙げられる。
【0020】本発明においては、塩化ビニル系単量体の
水性懸濁重合の開始前または途中に、上記ハイドロタル
サイト水性乳化液を重合媒体中に添加する。添加方法と
しては、ポンプ等による自動的な添加方法が好ましい。
ハイドロタルサイトの好ましい添加量は、塩化ビニル系
単量体100重量部当たり、ハイドロタルサイト0.01
〜0.003重量部である。
水性懸濁重合の開始前または途中に、上記ハイドロタル
サイト水性乳化液を重合媒体中に添加する。添加方法と
しては、ポンプ等による自動的な添加方法が好ましい。
ハイドロタルサイトの好ましい添加量は、塩化ビニル系
単量体100重量部当たり、ハイドロタルサイト0.01
〜0.003重量部である。
【0021】本発明における塩化ビニル系単量体は、塩
化ビニル単量体または該単量体およびそれと共重合性の
単量体からなる単量体混合物であり、塩化ビニル単量体
と共重合性の単量体としては、エチレン、プロピレン、
ブテン、アクリル酸およびアクリル酸アルキルエステ
ル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニルならびにマレイン
酸等が挙げられる。
化ビニル単量体または該単量体およびそれと共重合性の
単量体からなる単量体混合物であり、塩化ビニル単量体
と共重合性の単量体としては、エチレン、プロピレン、
ブテン、アクリル酸およびアクリル酸アルキルエステ
ル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニルならびにマレイン
酸等が挙げられる。
【0022】重合開始剤としては、ジイソプロピルパー
オキシジカーボネート、ジオクチルパーオキシジカーボ
ネート、ジ−2−エチルヘキシルパーオキシジカーボネ
ート、ジラウリルパーオキシジカーボネート、ジターシ
ャリーブチルパーオキシジカーボネート,ジ(2−エト
キシエチル)パーオキシジカーボネート、ターシャリー
ブチルパーオキシネオデカネートおよびα−クミルパー
オキシネオデカネート等が挙げられる。
オキシジカーボネート、ジオクチルパーオキシジカーボ
ネート、ジ−2−エチルヘキシルパーオキシジカーボネ
ート、ジラウリルパーオキシジカーボネート、ジターシ
ャリーブチルパーオキシジカーボネート,ジ(2−エト
キシエチル)パーオキシジカーボネート、ターシャリー
ブチルパーオキシネオデカネートおよびα−クミルパー
オキシネオデカネート等が挙げられる。
【0023】また、分散安定剤としては、ポリビニルア
ルコール、メチルセルロースおよびエチルセルロース等
のセルローズ誘導体ならびにゼラチン等が挙げられる。
重合開始剤および分散安定剤の使用量、重合温度等は、
一般的な塩化ビニル単量体の懸濁重合法の場合と同様で
よい。
ルコール、メチルセルロースおよびエチルセルロース等
のセルローズ誘導体ならびにゼラチン等が挙げられる。
重合開始剤および分散安定剤の使用量、重合温度等は、
一般的な塩化ビニル単量体の懸濁重合法の場合と同様で
よい。
【0024】以下、実施例および比較例を挙げて、本発
明を更に具体的に説明する。
明を更に具体的に説明する。
【実施例1】 (ハイドロタルサイト水性乳化液の製造)ケンミックス
ミキサーに、表面をステアリン酸カルシウムで処理した
ハイドロタルサイト70gおよびステアリン酸ソルビタ
ンエステル25gを入れ、30分間混合した。得られた
混合物を、1000ml容のビーカーに入った70℃の
温水500ml中に投入して、液温を70℃に維持しな
がら、30分間攪拌して、安定な水性乳化液を得、さら
に該乳化液が室温に冷却するまでの間、攪拌を継続し
た。
ミキサーに、表面をステアリン酸カルシウムで処理した
ハイドロタルサイト70gおよびステアリン酸ソルビタ
ンエステル25gを入れ、30分間混合した。得られた
混合物を、1000ml容のビーカーに入った70℃の
温水500ml中に投入して、液温を70℃に維持しな
がら、30分間攪拌して、安定な水性乳化液を得、さら
に該乳化液が室温に冷却するまでの間、攪拌を継続し
た。
【0025】(懸濁重合による塩化ビニル重合体の製
造)内容積400Lの重合器に、脱イオン水200L、
ポリビニルアルコール60g、上記ハイドロタルサイト
乳化液50mlおよびジ−2−エチルヘキシルパーオキ
シジカーボネート90gを仕込んだ。重合器内を200
mmHgの圧力になるまで脱気した後、塩化ビニル単量体
100Kgを仕込み、攪拌しながら57℃まで昇温し、こ
の温度に保持して 時間重合を行った。重合器内圧力が
6Kg/cm2になった時、未反応単量体を回収し、次いで
重合体のスラリーを抜き出した。上記重合中、重合安定
性は極めて良好であった。
造)内容積400Lの重合器に、脱イオン水200L、
ポリビニルアルコール60g、上記ハイドロタルサイト
乳化液50mlおよびジ−2−エチルヘキシルパーオキ
シジカーボネート90gを仕込んだ。重合器内を200
mmHgの圧力になるまで脱気した後、塩化ビニル単量体
100Kgを仕込み、攪拌しながら57℃まで昇温し、こ
の温度に保持して 時間重合を行った。重合器内圧力が
6Kg/cm2になった時、未反応単量体を回収し、次いで
重合体のスラリーを抜き出した。上記重合中、重合安定
性は極めて良好であった。
【0026】上記重合によって得られた塩化ビニル重合
体に、以下の割合で熱安定剤等を配合し、混合物を16
0℃のロールで5分間練り、厚さ0.5ミリのシートを成
形した。 塩化ビニル重合体 100重量部 エポキシ化大豆油 2 〃 Ca−Zn系熱安定剤 0.7 〃 (旭電化工業株式会社製 Mark 38) リン酸エステル系熱安定剤 0.5 〃 (旭電化工業株式会社製 Mark SC-102) 得られたシートを180℃のギアオーブンに入れ、シー
トが黒化するまでの時間で熱安定性を評価した。本例の
シートでは、黒化までの所要時間は90分であった。
体に、以下の割合で熱安定剤等を配合し、混合物を16
0℃のロールで5分間練り、厚さ0.5ミリのシートを成
形した。 塩化ビニル重合体 100重量部 エポキシ化大豆油 2 〃 Ca−Zn系熱安定剤 0.7 〃 (旭電化工業株式会社製 Mark 38) リン酸エステル系熱安定剤 0.5 〃 (旭電化工業株式会社製 Mark SC-102) 得られたシートを180℃のギアオーブンに入れ、シー
トが黒化するまでの時間で熱安定性を評価した。本例の
シートでは、黒化までの所要時間は90分であった。
【0027】
【比較例1】ハイドロタルサイトを重合系に添加しない
以外は、すべて実施例1と同様に操作して塩化ビニル重
合体を得た。この塩化ビニル重合体に対して、上記と同
様な方法で熱安定性を評価した結果、黒化までの所要時
間は70分であった。
以外は、すべて実施例1と同様に操作して塩化ビニル重
合体を得た。この塩化ビニル重合体に対して、上記と同
様な方法で熱安定性を評価した結果、黒化までの所要時
間は70分であった。
【0028】
【比較参考例1】内容積1000mlのビーカーに脱イ
オン水500mlを仕込み、その中に実施例1で使用し
たハイドロタルサイト70gおよびステアリン酸ソルビ
タンエステル25gを、粉体混合器で混合することな
く、それぞれ別個に加え、室温で30分間攪拌を行っ
た。攪拌を停止すると、ハイドロタルサイトが液表面に
浮いた状態となり、均一な乳化液は得られなかった。
オン水500mlを仕込み、その中に実施例1で使用し
たハイドロタルサイト70gおよびステアリン酸ソルビ
タンエステル25gを、粉体混合器で混合することな
く、それぞれ別個に加え、室温で30分間攪拌を行っ
た。攪拌を停止すると、ハイドロタルサイトが液表面に
浮いた状態となり、均一な乳化液は得られなかった。
【0029】
【比較参考例2】比較参考例1の操作を液温70℃で行
ったが、結果は比較参考例1と同様であった。
ったが、結果は比較参考例1と同様であった。
【比較参考例3】実施例1のハイドロタルサイトの水性
乳化液の製造方法において、ハイドロタルサイトとステ
アリン酸ソルビタンエステルの混合物を室温の脱イオン
水に投入して、そのまま室温で攪拌をした。その結果は
比較参考例1と同様であった。
乳化液の製造方法において、ハイドロタルサイトとステ
アリン酸ソルビタンエステルの混合物を室温の脱イオン
水に投入して、そのまま室温で攪拌をした。その結果は
比較参考例1と同様であった。
【0030】
【比較参考例4】実施例1のハイドロタルサイトの水性
乳化液の製造方法において、70℃の液温で均一な乳化
液を得た後、攪拌を停止して室温まで冷却した。得られ
た液には、ゲル状物が発生していた。
乳化液の製造方法において、70℃の液温で均一な乳化
液を得た後、攪拌を停止して室温まで冷却した。得られ
た液には、ゲル状物が発生していた。
【比較参考例5】実施例1のハイドロタルサイトの水性
乳化液の製造方法において、70℃の液温で均一な乳化
液を得た後、液温が55℃に低下するまで攪拌を継続
し、それ以降攪拌を停止して室温まで冷却した。得られ
た液は、極めて高粘度な液であった。
乳化液の製造方法において、70℃の液温で均一な乳化
液を得た後、液温が55℃に低下するまで攪拌を継続
し、それ以降攪拌を停止して室温まで冷却した。得られ
た液は、極めて高粘度な液であった。
【0031】
【比較参考例6】有機化合物による表面処理がされてい
ないハイドロタルサイトを使用して、実施例1と同様に
操作して、ハイドロタルサイト乳化液を製造した。得ら
れた乳化液は、24時間後に固液の相分離を起こした。
ないハイドロタルサイトを使用して、実施例1と同様に
操作して、ハイドロタルサイト乳化液を製造した。得ら
れた乳化液は、24時間後に固液の相分離を起こした。
【0032】
【発明の効果】本発明におけるハイドロタルサイト水性
乳化液は分散安定性に優れるために、該乳化液を用いる
本発明によれば、例えば塩化ビニル系単量体の重合設備
にポンプ等の簡易な装置を併設することにより、ハイド
ロタルサイトの重合系への添加が自動化され、高い生産
効率で熱安定性に優れる塩化ビニル系重合体を製造する
ことができる。
乳化液は分散安定性に優れるために、該乳化液を用いる
本発明によれば、例えば塩化ビニル系単量体の重合設備
にポンプ等の簡易な装置を併設することにより、ハイド
ロタルサイトの重合系への添加が自動化され、高い生産
効率で熱安定性に優れる塩化ビニル系重合体を製造する
ことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古田 円 愛知県名古屋市港区船見町1番地の1 東 亞合成化学工業株式会社名古屋総合研究所 内 (72)発明者 浅田 直則 愛知県名古屋市港区船見町1番地の1 東 亞合成化学工業株式会社名古屋総合研究所 内
Claims (1)
- 【請求項1】塩化ビニル単量体または該単量体およびそ
れと共重合性の単量体からなる単量体混合物を水性媒体
中で懸濁重合するに際し、重合開始前または重合途中
に、下記工程〔A〕〜〔C〕からなる製造方法によって
得られるハイドロタルサイト水性乳化液を添加すること
を特徴とする塩化ビニル系重合体の製造方法。 〔A〕;水不溶性の有機化合物によって表面処理がされ
たハイドロタルサイト粉末および乳化剤を粉体混合器で
混合する工程。 〔B〕;工程〔A〕で得られた粉末混合物を水中に投入
して得られる分散液を、その液温を上記乳化剤の融点以
上の温度に保持しながら、攪拌して水性乳化液を得る工
程。 〔C〕;工程〔B〕に引続き攪拌を継続しながら、得ら
れた水性乳化液の液温を乳化剤の融点より5℃以上低い
温度にまで冷却させる工程。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03476993A JP3213825B2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 塩化ビニル系重合体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03476993A JP3213825B2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 塩化ビニル系重合体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06228209A true JPH06228209A (ja) | 1994-08-16 |
JP3213825B2 JP3213825B2 (ja) | 2001-10-02 |
Family
ID=12423519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03476993A Expired - Fee Related JP3213825B2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 塩化ビニル系重合体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3213825B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007530727A (ja) * | 2004-11-03 | 2007-11-01 | エルジー・ケム・リミテッド | 塩化ビニル樹脂組成物及びその製造方法 |
-
1993
- 1993-01-29 JP JP03476993A patent/JP3213825B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007530727A (ja) * | 2004-11-03 | 2007-11-01 | エルジー・ケム・リミテッド | 塩化ビニル樹脂組成物及びその製造方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3213825B2 (ja) | 2001-10-02 |
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